JP2003053997A - インクジェット記録装置、およびインクタンク - Google Patents

インクジェット記録装置、およびインクタンク

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JP2003053997A JP2001251484A JP2001251484A JP2003053997A JP 2003053997 A JP2003053997 A JP 2003053997A JP 2001251484 A JP2001251484 A JP 2001251484A JP 2001251484 A JP2001251484 A JP 2001251484A JP 2003053997 A JP2003053997 A JP 2003053997A
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Hidesuke Inamura
秀介 稲村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクタンクを薄型化、小型化した場合で
も、インクタンクの容易な着脱を可能にする。 【解決手段】 インクタンク3a〜3dは、その上端部
に形成されている突起3a’〜3d’がインクタンクカ
バー2の係止爪2aに係合することでインクタンクカバ
ー2と一体化されており、ユーザがインクタンクカバー
2を把持して矢印B方向に持ち上げることで、インクタ
ンクカバー2とともにインクタンク3a〜3dも記録装
置本体から取り外される。インクタンク3a〜3dのう
ちの取り外すべきインクタンクを矢印E、F方向から指
で押さえ込んでD方向に引き抜くことで、係止爪2aが
矢印G、H方向に撓み、係止が解除されてインクタンク
カバー2から所望のインクタンクが抜き取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメインタンクの着脱
が容易なインクジェット記録装置、およびインクタンク
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ、ファクシミリ等の印刷
機能を有するインクジェット記録装置は一般家庭への普
及にともない、特にモバイルプリンタなどの超小型プリ
ンタも市場から求められており装置の小型化、ならび
に、インクタンクの大容量化がユーザから求められてい
る。このようなインクジェット記録装置のインクジェッ
ト記録ヘッド(以下記録ヘッド)にインクを供給するイ
ンク供給系があり、さまざまな方法が提案され実用化さ
れている。
【0003】そのひとつに、記録ヘッドを搭載するキャ
リッジ上にインクタンクを搭載し記録ヘッドにインクを
供給する、いわゆるオンキャリッジタンク方式がある
が、この方式の場合、インクタンク容量を大きくする
と、装置本体が大型化してしまう場合があった。
【0004】また、オンキャリッジタンク方式の他のイ
ンク供給方式としては、キャリッジ上には主たるインク
タンクを搭載せず、チューブ等の配管により接続される
主インクタンクをキャリッジ上以外の場所に配するオフ
キャリッジ方式が挙げられる。この方式は前述のオンキ
ャリッジ方式と比較して、インクタンク容量を大きくと
った場合でもキャリッジの大きさ、重量を小さくとるこ
とができ、装置本体の小型化に適しているといえる。
【0005】図8に、オフキャリッジ方式を用いたイン
クジェット記録装置本体の一従来例の概略断面図を、ま
た、図9に図8の矢印Cの方向からみた記録装置本体の
側断面図をそれぞれ示す。
【0006】筐体ベース101aのカバーとなる筐体ベ
ース101bには、インクタンク103a〜103dの
交換時に開閉するインクタンクカバー102が設けられ
ている。
【0007】インクタンク103a〜103dは、それ
ぞれイエローインク(Y)、マゼンタインク(M)、シ
アンインク(C)、およびブラックインク(Bk)の各
色のインクをインク袋等からなるインク収容部108に
収容する同一サイズの各色別体型であり、上端部にはイ
ンクタンク着脱用の手掛かりの突起103a’〜103
d’が形成されており、下面にはインクタンク103a
〜103dの流路コネクタとしてのゴム104が設けら
れている。
【0008】また、記録装置本体側には、インク流路の
コネクタとしての針105を固定して供給チューブへの
不図示のインク流路を形成する流路ベース106が設け
られており、この流路ベース106上にはインクタンク
103a〜103dの位置決めガイド106aが設けら
れている。なお、一点鎖線で示す部位は不図示の記録ヘ
ッド、供給チューブ、キャリッジ、送紙ローラ等の記録
装置の印字部107を示している。
【0009】インクタンク103a〜103dの交換の
際には、インクタンクカバー102を図8中の矢印B方
向に移動させて取り外し、インクタンク103a〜10
3dを同じくB方向に抜き取り、新しいインクタンクを
ガイド106aに沿って挿入することでタンク交換作業
を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置本
体の小型化のために、図9に示した突起103a’〜1
03d’は十分な突起長さA’を設けることができない
ことが多く、そのためインクタンクの着脱がしにくい、
または、着脱の際に無理な力がインクタンクに加わって
しまうことで、供給針を曲げてしまい、故障の原因にな
るなどの問題を生じる場合があった。そこで、これを解
決するために、各インクタンクを操作するための着脱レ
バー等をインクタンク付近設ける等の方法も考案され、
実施されているが、部品点数の増加による装置の複雑
化、装置サイズの増加、さらにはコストの上昇等の問題
等を生じる場合があった。
【0011】そこで、本発明は、装置本体を小型化する
ためにインクタンクを薄型化、小型化した場合でも、容
易にインクタンクを着脱することが可能なインクジェッ
ト記録装置、およびインクタンクを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出
して画像を形成するインクジェット記録ヘッドを搭載す
るキャリッジと、前記キャリッジ外に付設される少なく
とも1つのインクタンクに収納されたインクを前記イン
クジェット記録ヘッドに供給する供給手段と、前記各イ
ンクタンク内のインクを外部に供給するための第1の流
路コネクタに対して、前記各インクタンクの着脱の際に
挿抜される、前記供給手段の少なくとも1つの第2の流
路コネクタと、前記各第2の流路コネクタが固定されて
いる記録装置本体の筐体ベースと、前記筐体ベースに着
脱可能に装着された筐体カバーとを備えたインクジェッ
ト記録装置において、前記筐体カバーが、前記各インク
タンクに設けられている突起部と係合する少なくとも1
つの係止手段を有し、前記各係止手段と前記各突起部と
が係合することで、前記筐体カバーと前記各インクタン
クとが一体的に接合され、前記筐体ベースに対する前記
筐体カバーの着脱に伴い、前記各第1の流路コネクタと
前記各第2の流路コネクタとの挿抜がなされることを特
徴とする。
【0013】上記の通り本発明のインクジェット記録装
置は、インクタンクの突起部と筐体カバーの係止部とが
係合して一体化されることで筐体カバーをインクタンク
交換時の把持部とすることができる。また、上記一体化
により、インクタンクの交換時におけるインクタンクの
着脱の際に、第1の流路コネクタおよび第2の流路コネ
クタには筐体カバーの着脱方向に力がかかるようになっ
ている。
【0014】また、本発明のインクジェット記録装置
は、各係止手段が、筐体カバーの部材と異なる部材であ
るものであってもよい。
【0015】本発明のインクタンクは、本発明のインク
ジェット記録装置に付設されるインクタンクであって、
係止手段に係合可能な突起部が設けられていることを特
徴とする。
【0016】上記の通りの本発明のインクタンクは、イ
ンクタンクの突起部と筐体カバーの係止部とが係合して
一体化されることで筐体カバーをインクタンク交換時の
把持部とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。なお、各実施形態では、メインタン
クに付設されるインク流路のコネクタとしてゴムを、記
録装置本体側のインク流路コネクタとしてインクを供給
する針として説明するが、ゴムと針の組み合わせは逆で
あってもよい。 (第1の実施形態)図1に、本実施形態の、インクジェ
ット記録装置の記録部の構成を示す模式図を、また、図
2および図3には、本実施形態のインクジェット記録装
置のインクタンク装着部の側断面図をそれぞれ示す。な
お、図1では、簡単のため、筐体ベースを省略するとと
もにインクタンクを簡略化して示しており、また、図2
はインクタンクがインクジェット記録装置に装着されて
いる状態を、図3はインクタンクが取り外されている状
態をそれぞれ示している。
【0018】本実施形態のインクジェット記録装置10
はオフキャリッジ方式であるため、インクタンク3a〜
3dは、ガイドシャフト14に摺動自在に支持されてい
るキャリッジ11に搭載されているのではなく、インク
タンクカバー2によりカバーされた状態で、記録装置の
本体側の筐体ベース1a上に装着されている。
【0019】キャリッジ11に搭載されているヘッドカ
ートリッジ(不図示)は、記録信号に基づいてインクを
吐出する記録ヘッド部(不図示)と、この記録ヘッド部
に供給するインクを収容するサブインクタンク(不図
示)とが一体となって構成されたものであり、インクタ
ンク3a〜3dの可塑性を有するインク袋等からなるイ
ンク収容部8にそれぞれ収容されているイエローインク
(Y)、マゼンタインク(M)、シアンインク(C)、
およびブラックインク(Bk)の各色のインクに対応し
て設けられている。インクタンク3a〜3dは、それぞ
れ、供給チューブ15を介してキャリッジ11に搭載さ
れているサブインクタンクと連通している。すなわち、
インクタンク3a〜3dの第1の流路コネクタであるゴ
ム4に、流路ベース6に設けられた第2の流路コネクタ
である供給針5が刺さることでインク流路の物理的導通
がなされ、供給針5と連通する供給チューブ15を介し
てキャリッジ11に搭載されているサブインクタンクと
連通している。
【0020】記録ヘッド部は、インクを吐出するための
複数のノズル(不図示)を有する。本実施形態では、記
録ヘッド部は、インクジェット記録方式の中でも、ノズ
ルからインクを吐出するのに利用されるエネルギーとし
て熱エネルギーを発生する素子を備え、その素子により
発生した熱エネルギーによってインクの状態変化を生起
させることで、ノズルの開口端である吐出口からインク
を吐出する方式のものを用いている。この方式を用いる
ことによって、記録する文字や画像等の高密度化および
高精細化を達成している。特に本実施形態では、熱エネ
ルギーを発生する素子としてノズル内に発熱抵抗素子
(電気熱変換体)を有し、この発熱抵抗素子によりノズ
ル内のインクを加熱して膜沸騰させ、このときに生じる
気泡による圧力を利用して吐出口からインクを吐出して
いる。
【0021】本発明においてインクを吐出させる方式は
これに限られるものではなく、ピエゾ素子のような電気
機械変換体素子を用いてインクに機械的な振動エネルギ
ーを与え、この振動による圧力を利用してインクを吐出
する方式を採用することもできる。
【0022】キャリッジ11は、2つのプーリに掛け回
されたタイミングベルト13の一部に固定されており、
2つのプーリのうちの一つを回転駆動させるキャリッジ
モータによりタイミングベルト13を回転させること
で、ガイド軸3に沿って矢印A1方向(主走査方向)に
往復移動される構成となっている。
【0023】記録用シートSは、紙やフィルムなど、イ
ンクジェット記録に用いられる種々のものが適用可能で
あり、キャリッジ11の移動方向と交差する方向(本実
施形態では直交する方向)である矢印B1方向(副走査
方向)に搬送される。
【0024】インクタンク3a〜3dの上端部には、イ
ンクタンクカバー2の上面2eから延びて形成されてい
る係止爪2aに係合する突起3a’〜3d’が形成され
ており、下面にはインクタンク3a〜3dの第1の流路
コネクタとしてのゴム4が設けられている。また、イン
クタンク3a〜3dの側面には、後述するガイドリブ6
aに対応する溝2bが形成されている。
【0025】インクタンクカバー2には、上述した係止
爪2a、および筐体ベース1aのベース側爪1bと係合
するカバー側爪2dが形成されている。
【0026】筐体ベース1a内には、第2のインク流路
のコネクタとしての供給針5を固定して供給チューブ1
5への不図示のインク流路を形成する流路ベース6が配
置されている。この流路ベース6上にはインクタンク3
a〜3dの溝2bを案内することでインクタンク3a〜
3dの装着を補助するとともに、位置決めをするガイド
リブ6aが設けられている。また、筐体ベース1aの開
口縁にはインクタンクカバー2の係止爪2aと係合する
ベース側爪1bが形成されている。
【0027】次に、本実施形態のインクジェット記録装
置の記録動作について説明する。
【0028】シート供給部から1枚ずつ供給された記録
用シートSは、搬送ローラ(不図示)とピンチローラ
(不図示)とに挟持され、搬送ローラの回転によりヘッ
ドカートリッジとプラテン(不図示)との間に搬送され
る。記録用シートが所定の位置まで搬送されたら、記録
用シートSの搬送が停止され、キャリッジ11を移動さ
せ、これに同期して記録信号に基づいてヘッドカートリ
ッジの記録ヘッド部からインクを吐出させて、記録用シ
ートSに1行分の記録を行う。次いで、記録用シートS
を所定のピッチだけ搬送し、再びキャリッジ11を移動
させながら次の行の記録を行う。以下、このヘッドカー
トリッジの主走査と記録用シートSの所定のピッチでの
副走査とを交互に繰り返すことで、記録用シートSに所
望の文字や画像等の記録が行われる。
【0029】記録が行われた記録用シートSは、プラテ
ンを通過後、排紙ローラ(不図示)と拍車(不図示)と
に挟持されてインクジェット記録装置10から排出され
る。
【0030】次に、本実施形態のインクジェット記録装
置へのインクタンク3a〜3dの交換手順に関して説明
する。
【0031】インクタンク3a〜3dは突起3a’〜3
d’がインクタンクカバー2の係止爪2aに係合してい
ることでインクタンクカバー2と一体化されており、ユ
ーザがインクタンクカバー2を把持して図3中矢印B方
向に持ち上げることで、インクタンクカバー2とともに
インクタンク3a〜3dも記録装置本体から取り外され
る。次に、インクタンク3a〜3dのうちの取り外すべ
きインクタンクを図3中矢印E、F方向から指で押さえ
込んで図3中D方向に引き抜くことで、係止爪2aが図
3中矢印G、H方向に撓み、係止が解除されて抜き取る
ことができる。
【0032】次に、新しいインクタンク3a〜3dをイ
ンクタンクカバー2に対して矢印B方向に押し込むこと
で突起3a’〜3d’が係止爪2aを撓ませながら押し
込まれて係合し、これにより、新しいインクタンク3a
〜3dとインクタンクカバー2とが一体化される。
【0033】次に、ユーザは、インクタンクカバー2の
側面2cを把持して、筐体ベース1aに対して図3中矢
印D方向へと差し込む。インクタンクカバー2と一体化
されたインクタンク3a〜3dは、溝2bがガイドリブ
6aにより案内され、第1の流路コネクタであるゴム4
に第2の流路コネクタである供給針5が刺さり、インク
の流路が導通されて所定の位置に位置決めされる。ま
た、インクタンク3a〜3dが所定の位置に位置決めさ
れた時点で、インクタンクカバー2のカバー側爪2dと
筐体ベース1aのベース側爪1bとが係合される。
【0034】以上の手順により、インクタンク3a〜3
dの交換作業が終了する。
【0035】このように、インクタンク3a〜3dがイ
ンクタンクカバー2に係止されていることで、インクタ
ンクカバー2をインクタンク3a〜3dの交換の際の把
持部とすることができるので、インクタンク3a〜3d
自身に、ユーザが把持しやすい大きさの把持部を形成す
る必要がない。また、インクタンクカバー2を把持部と
して、インクタンク3a〜3dを記録装置本体から取り
外すことでインクタンク3a〜3dのゴム4には確実に
抜き取り方向の力が加わることとなり、供給針5には無
理な力が加わることがなく、供給針5の破損等の不具合
を防ぐことができる。 (第2の実施形態)図4および図5に、本実施形態のイ
ンクジェット記録装置のインクタンク装着部の側断面図
をそれぞれ示す。なお、図4はインクタンクがインクジ
ェット記録装置に装着されている状態を、図5はインク
タンクが取り外されている状態をそれぞれ示している。
また、本実施形態は、係止爪20がインクタンクカバー
2と別体になっている以外は、基本的に第1の実施形態
で説明した構成と同様であるため、詳細の説明は省略
し、説明に用いる符号は、第1の実施形態と同じ符号を
用いる。
【0036】本実施形態のインクジェット記録装置にお
けるインクタンクカバー2の上面2eには溝部21が形
成されており、この溝部21に、係止爪20が差し込ま
れて固定されている。係止爪20が溝部21に差し込ま
れて固定されることで、係止爪20は、第1の実施形態
と同様にインクタンク3a〜3dの突起3a’〜3d’
に対して係合可能となる。
【0037】本実施形態の場合、係止爪20がインクタ
ンクカバー2とは別部材として構成されているため、例
えば成型上の都合等により、インクタンクカバー2に係
止爪2aを一体に成型できない場合等に好適となる。
【0038】以上のような構成の本実施形態のインクタ
ンク3a〜3dも、第1の実施形態と同様に、インクタ
ンク3a〜3dがインクタンクカバー2に係止されてい
ることで、インクタンクカバー2をインクタンク3a〜
3dの交換の際の把持部とすることができるので、イン
クタンク3a〜3d自身に、ユーザが把持しやすい大き
さの把持部を形成する必要がない。また、インクタンク
カバー2を把持部として、インクタンク3a〜3dを記
録装置本体から取り外すことでインクタンク3a〜3d
の第1の流路コネクタであるゴム4には確実に抜き取り
方向の力が加わることとなり、第2の流路コネクタであ
る供給針5には無理な力が加わることがなく、供給針5
の破損等の不具合を防ぐことができる。 (第3の実施形態)図6および図7に、本実施形態のイ
ンクジェット記録装置のインクタンク装着部の側断面図
をそれぞれ示す。なお、図6はインクタンクがインクジ
ェット記録装置に装着されている状態を、図6はインク
タンクが取り外されている状態をそれぞれ示している。
【0039】第1および第2の実施形態では係止爪20
がインクタンクカバー2の上面2eに形成されている例
を示したが、本実施形態は、係止爪30がインクタンク
カバー2の側面2cに形成されている。なお、この係止
爪30が形成されている位置以外は、基本的に第1の実
施形態で説明した構成と同様であるため、詳細の説明は
省略し、説明に用いる符号は、第1の実施形態と同じ符
号を用いる。
【0040】図6および図7に示すように、本実施形態
のインクタンクカバー2の係止爪30はインクタンクカ
バー2の側面2cから延びており、インクタンクカバー
2からインクタンク3a〜3dを抜き取る際に、カバー
側爪2dの一方を図7中I方向(またはJ方向)に拡げ
て撓ませることで係止爪30を回転させて突起3a’〜
3d’の係止を解除させるようになっている。すなわ
ち、本実施形態の場合、係止爪30が側面2cに形成さ
れていることで、係止の解除時の側面2cの撓ませ量が
小さくて済むため、インクタンクカバー2からのインク
タンク3a〜3dの抜き取りが容易となる。
【0041】以上のような構成の本実施形態のインクタ
ンク3a〜3dも、第1および第2の実施形態と同様
に、インクタンク3a〜3dがインクタンクカバー2に
係止されていることで、インクタンクカバー2をインク
タンク3a〜3dの交換の際の把持部とすることができ
るので、インクタンク3a〜3d自身に、ユーザが把持
しやすい大きさの把持部を形成する必要がない。また、
インクタンクカバー2を把持部として、インクタンク3
a〜3dを記録装置本体から取り外すことでインクタン
ク3a〜3dの第1の流路コネクタであるゴム4には確
実に抜き取り方向の力が加わることとなり、第2の流路
コネクタである供給針5には無理な力が加わることがな
く、供給針5の破損等の不具合を防ぐことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクタンクの突起部と筐体カバーの係止部とが係合して
一体化されることで筐体カバーをインクタンク交換時の
把持部とすることができる。このため、インクタンク自
身に把持部を設ける必要がないため、装置を小型化する
ことができる。
【0043】また、上記一体化により、インクタンクの
交換時におけるインクタンクの着脱の際に、第1の流路
コネクタおよび第2の流路コネクタには筐体カバーの着
脱方向に力がかかるようになっている。このため、第1
の流路コネクタおよび第2の流路コネクタに無理な力が
かからず、第1の流路コネクタおよび第2の流路コネク
タの破損等の不具合を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置の記録部の構
成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のインクジェット記録
装置における、インクタンクが装着された状態のインク
タンク装着部の側断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のインクジェット記録
装置における、インクタンクが取り外された状態のイン
クタンク装着部の側断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のインクジェット記録
装置における、インクタンクが装着された状態のインク
タンク装着部の側断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のインクジェット記録
装置における、インクタンクが取り外された状態のイン
クタンク装着部の側断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態のインクジェット記録
装置における、インクタンクが装着された状態のインク
タンク装着部の側断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態のインクジェット記録
装置における、インクタンクが取り外された状態のイン
クタンク装着部の側断面図である。
【図8】従来のインクジェット記録装置の一例における
インクタンク装着部を正面からみた断面図である。
【図9】図8に示した従来のインクジェット記録装置の
一例におけるインクタンク装着部を正面からみた断面図
である。
【符号の説明】
1a 筐体ベース 1b ベース側爪 2 インクタンクカバー 2a、20、30 係止爪 2b 溝 2c 側面 2d カバー側爪 2e 上面 3 ガイド軸 3a〜3d インクタンク 3a’〜3d’ 突起 4 ゴム 5 供給針 6a ガイドリブ 8 インク収容部 10 インクジェット記録装置 11 キャリッジ 13 タイミングベルト 14 ガイドシャフト 15 供給チューブ 21 溝部 S 記録用シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して画像を形成するインク
    ジェット記録ヘッドを搭載するキャリッジと、前記キャ
    リッジ外に付設される少なくとも1つのインクタンクに
    収納されたインクを前記インクジェット記録ヘッドに供
    給する供給手段と、前記各インクタンク内のインクを外
    部に供給するための第1の流路コネクタに対して、前記
    各インクタンクの着脱の際に挿抜される、前記供給手段
    の少なくとも1つの第2の流路コネクタと、前記各第2
    の流路コネクタが固定されている記録装置本体の筐体ベ
    ースと、前記筐体ベースに着脱可能に装着された筐体カ
    バーとを備えたインクジェット記録装置において、 前記筐体カバーが、前記各インクタンクに設けられてい
    る突起部と係合する少なくとも1つの係止手段を有し、
    前記各係止手段と前記各突起部とが係合することで、前
    記筐体カバーと前記各インクタンクとが一体的に接合さ
    れ、前記筐体ベースに対する前記筐体カバーの着脱に伴
    い、前記各第1の流路コネクタと前記各第2の流路コネ
    クタとの挿抜がなされることを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  2. 【請求項2】 前記各係止手段が、前記筐体カバーの部
    材と異なる部材である請求項1に記載のインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のインクジェッ
    ト記録装置に付設されるインクタンクであって、 前記係止手段に係合可能な前記突起部が設けられている
    ことを特徴とするインクタンク。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8278325B2 (en) 2003-06-06 2012-10-02 Fibrogen, Inc. Nitrogen-containing heteroaryl compounds and methods of use thereof
JP2016107402A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 セイコーエプソン株式会社 液体供給システム

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