JP2003053582A - 溶接強度の判定方法、筐体構造、画像形成装置の筐体構造、画像形成装置の筐体における溶接強度判定方法 - Google Patents
溶接強度の判定方法、筐体構造、画像形成装置の筐体構造、画像形成装置の筐体における溶接強度判定方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の金属部材を溶接により接合するに際し、
接合した被接合部材の溶接強度の判定を容易に行なえる
ようにする。 【解決手段】複数の金属部材1,2を溶接により接合す
るに際し、接合した被接合部材の溶接強度の判定を裏ビ
ード2Aの状態に基づいて行なう。
接合した被接合部材の溶接強度の判定を容易に行なえる
ようにする。 【解決手段】複数の金属部材1,2を溶接により接合す
るに際し、接合した被接合部材の溶接強度の判定を裏ビ
ード2Aの状態に基づいて行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属部材の溶接技術
に関し、特に、溶接した金属板の溶接強度の補償技術に
関する。
に関し、特に、溶接した金属板の溶接強度の補償技術に
関する。
【0002】更に本発明は画像形成装置の筐体構造の強
度補償の判定技術に関する。
度補償の判定技術に関する。
【0003】
【従来の技術】母材を重ね合わせて溶接する技術に関し
ては、特開平9−47873号公報に開示されているよ
うなものが知られている。
ては、特開平9−47873号公報に開示されているよ
うなものが知られている。
【0004】複写機や、レーザービームプリンターなど
の画像形成装置の筐体構造の溶接接合に関しては、特開
平11−135956号公報、特開平11−34606
5号公報等に開示されているような技術が知られてい
る。
の画像形成装置の筐体構造の溶接接合に関しては、特開
平11−135956号公報、特開平11−34606
5号公報等に開示されているような技術が知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像形成装置などの事
務機器や、産業機械などの工業製品の機器の筐体構造で
は、構造が複雑形状になったり、正方形、長方形でな
い、異形形状となる場合がある。
務機器や、産業機械などの工業製品の機器の筐体構造で
は、構造が複雑形状になったり、正方形、長方形でな
い、異形形状となる場合がある。
【0006】そのような筐体構造では複数の金属板を溶
接接合して構造体を構成し、その構造体の機械強度補償
を行なう場合がある。
接接合して構造体を構成し、その構造体の機械強度補償
を行なう場合がある。
【0007】金属板の溶接接合部分の強度補償は、接合
する金属板の厚さ、溶接手段、接合する筐体構造の要求
される設計強度等の諸条件を勘案して溶接条件を設定
し、設定した溶接条件に基づいて溶接した筐体を強度試
験を経て、最適条件を割り出して実施するのであるが、
金属板の寸法のばらつき、溶接手段の条件変化などの諸
因子により、溶接接合された筐体の強度が十分に補償さ
れない場合が生じる。
する金属板の厚さ、溶接手段、接合する筐体構造の要求
される設計強度等の諸条件を勘案して溶接条件を設定
し、設定した溶接条件に基づいて溶接した筐体を強度試
験を経て、最適条件を割り出して実施するのであるが、
金属板の寸法のばらつき、溶接手段の条件変化などの諸
因子により、溶接接合された筐体の強度が十分に補償さ
れない場合が生じる。
【0008】筐体構造の製造現場において、溶接する金
属部材の種類、部材の厚さの変化による溶接条件の変更
など、種々の製造状況の変化に対応して溶接条件を変更
し、その都度、溶接接合した筐体の強度補償のためのテ
ストを実施する必要に迫られるが、溶接条件の頻繁な変
更状況においての強度補償確認は生産性への影響が非常
に大きいものである。
属部材の種類、部材の厚さの変化による溶接条件の変更
など、種々の製造状況の変化に対応して溶接条件を変更
し、その都度、溶接接合した筐体の強度補償のためのテ
ストを実施する必要に迫られるが、溶接条件の頻繁な変
更状況においての強度補償確認は生産性への影響が非常
に大きいものである。
【0009】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、複数の金属部材を溶接
により接合するに際し、接合した被接合部材の溶接強度
の判定を容易に行なえるようにすることである。
されたものであり、その目的は、複数の金属部材を溶接
により接合するに際し、接合した被接合部材の溶接強度
の判定を容易に行なえるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる溶接強度の判定
方法は、複数の金属部材を溶接により接合するに際し、
接合した被接合部材の溶接強度の判定を裏ビードの状態
に基づいて行なうことを特徴としている。
目的を達成するために、本発明に係わる溶接強度の判定
方法は、複数の金属部材を溶接により接合するに際し、
接合した被接合部材の溶接強度の判定を裏ビードの状態
に基づいて行なうことを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わる画像形成装置の筐
体構造は、画像形成装置の筐体構造であって、前記筐体
は複数の金属板を溶接接合した構造とし、前記溶接接合
した筐体構造において、溶接接合部分の裏ビードの長さ
を所定長さ以上にすることにより該筐体構造の強度の補
償を行なうようにしたことを特徴としている。
体構造は、画像形成装置の筐体構造であって、前記筐体
は複数の金属板を溶接接合した構造とし、前記溶接接合
した筐体構造において、溶接接合部分の裏ビードの長さ
を所定長さ以上にすることにより該筐体構造の強度の補
償を行なうようにしたことを特徴としている。
【0012】また、本発明に係わる画像形成装置の筐体
構造は、原稿ユニット及び光学ユニットを載置するフレ
ーム部材と、 該フレーム部材に固定されるところの、
複数の側板部材、底板部材、前板部材とを備え、前記フ
レーム部材と、複数の側板部材、底板部材、前板部材と
は、部分的に重ね合わされてレーザー溶接により接合さ
れ、立体的に構成されていることを特徴としている。
構造は、原稿ユニット及び光学ユニットを載置するフレ
ーム部材と、 該フレーム部材に固定されるところの、
複数の側板部材、底板部材、前板部材とを備え、前記フ
レーム部材と、複数の側板部材、底板部材、前板部材と
は、部分的に重ね合わされてレーザー溶接により接合さ
れ、立体的に構成されていることを特徴としている。
【0013】また、本発明に係わる画像形成装置におけ
る溶接強度判定方法は、原稿ユニット及び光学ユニット
を載置するフレーム部材と、該フレーム部材に固定され
るところの、複数の側板部材、底板部材、前板部材とを
備え、前記フレーム部材と、複数の側板部材、底板部
材、前板部材とが、部分的に重ね合わされてレーザー溶
接により接合されている画像形成装置の筐体における溶
接強度判定方法であって、前記レーザー溶接により接合
されている部分の裏面に表出する溶接痕跡の大きさに基
づいて溶接強度を判定することを特徴としている。
る溶接強度判定方法は、原稿ユニット及び光学ユニット
を載置するフレーム部材と、該フレーム部材に固定され
るところの、複数の側板部材、底板部材、前板部材とを
備え、前記フレーム部材と、複数の側板部材、底板部
材、前板部材とが、部分的に重ね合わされてレーザー溶
接により接合されている画像形成装置の筐体における溶
接強度判定方法であって、前記レーザー溶接により接合
されている部分の裏面に表出する溶接痕跡の大きさに基
づいて溶接強度を判定することを特徴としている。
【0014】また、本発明に係わる筐体構造は、複数の
金属部材の立体的組み合わせ結合により筐体を構成する
筐体構造であって、基板部材と、該基板部材に結合する
複数の板部材とを備え、前記基板部材と前記複数の板部
材とは部分的に重ね合わされてレーザー溶接により接合
されており、前記レーザー溶接により接合された部分の
表ビードの長さと裏ビードの長さとの比率が所定値以上
に設定されていることを特徴としている。
金属部材の立体的組み合わせ結合により筐体を構成する
筐体構造であって、基板部材と、該基板部材に結合する
複数の板部材とを備え、前記基板部材と前記複数の板部
材とは部分的に重ね合わされてレーザー溶接により接合
されており、前記レーザー溶接により接合された部分の
表ビードの長さと裏ビードの長さとの比率が所定値以上
に設定されていることを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わる筐体構造におい
て、前記筐体は画像形成装置に使用される筐体であっ
て、前記基板部材は前記画像形成装置の原稿台ユニッ
ト、光学ユニットを載置するフレーム部材であるととも
に、前記複数の板部材は前記フレーム部材に接合される
部材であり、前記フレーム部材と前記複数の板部材の厚
さ寸法と、前記フレーム部材と前記複数の板部材の重ね
合わせ部分の隙間寸法を所定範囲に設定したことを特徴
としている。
て、前記筐体は画像形成装置に使用される筐体であっ
て、前記基板部材は前記画像形成装置の原稿台ユニッ
ト、光学ユニットを載置するフレーム部材であるととも
に、前記複数の板部材は前記フレーム部材に接合される
部材であり、前記フレーム部材と前記複数の板部材の厚
さ寸法と、前記フレーム部材と前記複数の板部材の重ね
合わせ部分の隙間寸法を所定範囲に設定したことを特徴
としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、レーザー光源により複数の金属板
を溶接接合する場合の溶接状況の説明図である。
を溶接接合する場合の溶接状況の説明図である。
【0018】図1において、符号1,2は溶接接合する
金属板であり、本例では表面に亜鉛メッキした鋼板であ
る。
金属板であり、本例では表面に亜鉛メッキした鋼板であ
る。
【0019】符号4は不図示のレーザー光源からのレー
ザー光線、6はレーザー光線の拡散防止用遮蔽部材であ
り、この遮蔽部材6の内側にはシールドガス8を噴射さ
せている。
ザー光線、6はレーザー光線の拡散防止用遮蔽部材であ
り、この遮蔽部材6の内側にはシールドガス8を噴射さ
せている。
【0020】図2は、溶接接合する金属板1,2の溶接
操作説明図である。亜鉛メッキ鋼板1,2の厚さは1.
2mm、溶接接合部分の長さは10mmである。
操作説明図である。亜鉛メッキ鋼板1,2の厚さは1.
2mm、溶接接合部分の長さは10mmである。
【0021】この溶接接合した筐体構造体10は、複写
機、レーザー・ビーム・プリンターなどの画像形成装置
の筐体として使用するものであり、本願出願人の社内設
計規格において、引っ張り方向Pの機械強度として14
0kgf以上の強度を補償することが設計上規定されて
いる。
機、レーザー・ビーム・プリンターなどの画像形成装置
の筐体として使用するものであり、本願出願人の社内設
計規格において、引っ張り方向Pの機械強度として14
0kgf以上の強度を補償することが設計上規定されて
いる。
【0022】(第1の実施例)溶接のレーザー光源とし
て炭酸ガス(CO2)レーザーを用い、以下の条件で溶
接を行なった。
て炭酸ガス(CO2)レーザーを用い、以下の条件で溶
接を行なった。
【0023】
溶接する材料: 亜鉛メッキ皮膜した鋼板部材
鋼板厚さ: 1.2mm
溶接姿勢: 水平姿勢
重ね部分の隙間寸法: 0mm
シールドガス: アルゴンガス(Ar)
シールドガス流量: 25リットル/min
レーザー出力: 2.0KW
溶接速度: 1.5m/min
溶接の向き: 直交方向(引っ張り方向に対して)
溶接部分の長さ: 10mm
上記溶接条件でレーザー光を照射する場合について、第
1の鋼板1の表側の溶接部分の長さ(表ビード)1Aの
10mmに対して、第2の鋼板2の裏側に表出する溶接
痕跡としての裏ビード2Aの長さを測ったところ9〜1
0mmであった。
1の鋼板1の表側の溶接部分の長さ(表ビード)1Aの
10mmに対して、第2の鋼板2の裏側に表出する溶接
痕跡としての裏ビード2Aの長さを測ったところ9〜1
0mmであった。
【0024】この溶接接合された筐体10について引っ
張り強度テストを行なったところ、350〜400kg
fであった。
張り強度テストを行なったところ、350〜400kg
fであった。
【0025】この引っ張り強度テストの数値は前記規格
値を満足するものである。
値を満足するものである。
【0026】(第1の実施例の比較例)第1の実施例と
同様に、溶接のレーザー光源として炭酸ガス(CO2)
レーザーを用い、以下の条件で溶接を行なった。
同様に、溶接のレーザー光源として炭酸ガス(CO2)
レーザーを用い、以下の条件で溶接を行なった。
【0027】
溶接する材料: 亜鉛メッキ皮膜鋼板
鋼板の厚さ: 1.2mm
溶接姿勢: 水平
重ね部分の隙間寸法: 0mm
シールドガス: アルゴンガス
シールドガス流量: 25リットル/min
レーザー出力: 1.0KW
溶接速度: 1.5m/min
溶接の向き: 直交方向(引っ張り方向に対して)
溶接部分の長さ: 10mm
上記条件により重ね合わせ接合された第2の鋼板の裏側
のビードの長さは0mmであった。
のビードの長さは0mmであった。
【0028】そして、この比較例で製造した筐体の引っ
張り強度は10kgf前後であった。
張り強度は10kgf前後であった。
【0029】この数値は前記設計の規格条件に外れるも
のである。
のである。
【0030】(第2の実施例)溶接のレーザー光源とし
てYAGレーザーを用い、以下の条件で溶接を行なっ
た。
てYAGレーザーを用い、以下の条件で溶接を行なっ
た。
【0031】
溶接する材料: 亜鉛メッキ皮膜した鋼板
鋼板厚さ: 1.2mm
溶接姿勢: 垂直
重ね部分の隙間寸法: 0.2mm
シールドガス: 窒素ガス(N2)
シールドガス流量: 10リットル/min
レーザー出力: 1.5KW
溶接速度: 1m/min
溶接の向き: 平行方向
溶接部分の長さ: 10mm
上記第2の実施例の溶接条件で接合された筐体構造につ
いて、第2の鋼板2の裏側に表出した裏ビードの長さを
測定したところ9mmであり、引っ張り強度テストを行
なったところ350〜400kgfであった。
いて、第2の鋼板2の裏側に表出した裏ビードの長さを
測定したところ9mmであり、引っ張り強度テストを行
なったところ350〜400kgfであった。
【0032】(第2の実施例の比較例)第2の実施例と
同様に、溶接のレーザー光源としてYAGレーザーを用
い、以下の条件で溶接を行なった。
同様に、溶接のレーザー光源としてYAGレーザーを用
い、以下の条件で溶接を行なった。
【0033】
溶接する材料: 亜鉛メッキ皮膜した鋼板
鋼板厚さ: 1.2mm
溶接姿勢 垂直
重ね部分の隙間寸法: 0.2mm
シールドガス 窒素ガス
シールドガス流量 2.5リットル/min
レーザー出力 0.7KW
溶接速度 1m/min
溶接の向き: 平行方向
溶接部分の長さ: 10mm
この比較例における第2の鋼板2の裏側のビードの長さ
を測定したところ0mmであり、引っ張り強度テストの
結果は10kgf前後であった。
を測定したところ0mmであり、引っ張り強度テストの
結果は10kgf前後であった。
【0034】(第3の実施例)第三の実施例として、重
ね合わせ溶接する鋼板の厚さを変更して裏ビードと機械
強度との関係を確認した。
ね合わせ溶接する鋼板の厚さを変更して裏ビードと機械
強度との関係を確認した。
【0035】溶接のレーザー光源として炭酸ガス(CO
2)レーザーを用い、以下の条件で溶接を行なった。
2)レーザーを用い、以下の条件で溶接を行なった。
【0036】
溶接する材料: 亜鉛メッキ皮膜した鋼板
鋼板厚さ: 2.0mm
溶接姿勢: 水平姿勢
重ね部分の隙間寸法: 0mm
シールドガス: アルゴンガス(Ar)
シールドガス流量: 25リットル/min
レーザー出力: 2.0KW
溶接速度: 1.5m/min
溶接の向き: 直交方向(引っ張り方向に対して)
溶接部分の長さ: 10mm
この溶接条件で接合された筐体の、第2の鋼板の裏側に
表出したビード部分の長さを図ったところ5mmであ
り、引っ張り強度テストしたところ200kgfであっ
た。
表出したビード部分の長さを図ったところ5mmであ
り、引っ張り強度テストしたところ200kgfであっ
た。
【0037】(第3の実施例の比較例)溶接のレーザー
光源として炭酸ガス(CO2)レーザーを用い、以下の
条件で溶接を行なった。
光源として炭酸ガス(CO2)レーザーを用い、以下の
条件で溶接を行なった。
【0038】
溶接する材料: 亜鉛メッキ皮膜した鋼板部材
鋼板厚さ: 2.0mm
溶接姿勢: 水平姿勢
重ね部分の隙間寸法: 0mm
シールドガス: アルゴンガス(Ar)
シールドガス流量: 25リットル/min
レーザー出力: 1.0KW
溶接速度: 1.5m/min
溶接の向き: 直交方向(引っ張り方向に対して)
溶接部分の長さ: 10mm
上記条件において、第2鋼板2の裏側に表出したビード
の長さは0mmであり、引っ張りテストを行なったとこ
ろ10kgfであった。
の長さは0mmであり、引っ張りテストを行なったとこ
ろ10kgfであった。
【0039】(第4の実施例)図3は本発明を画像形成
装置の複写機の筐体構造に適用した例を示し、四角面体
の筐体構造部分の一面部分の構造体を示す。
装置の複写機の筐体構造に適用した例を示し、四角面体
の筐体構造部分の一面部分の構造体を示す。
【0040】この構造体は、第1の板部材Aと第2の板
部材Bとを第3の板部材Cで溶接接合した構造体であ
る。
部材Bとを第3の板部材Cで溶接接合した構造体であ
る。
【0041】第1板部材Aと第3板部材Cとは、図4の
拡大図に示すように、第1板部材Aの一部分Aと第3板
部材の左端部分とを重ね合わせ、その部分を図示したよ
うに第3板部材の長手方向の溶接部分x1と、x2で溶
接する。
拡大図に示すように、第1板部材Aの一部分Aと第3板
部材の左端部分とを重ね合わせ、その部分を図示したよ
うに第3板部材の長手方向の溶接部分x1と、x2で溶
接する。
【0042】第2板部材Bと第3板部材Cもその重ね合
わせ部分で、図5に示すように、x3,x4でX軸方向
へ溶接接合する。
わせ部分で、図5に示すように、x3,x4でX軸方向
へ溶接接合する。
【0043】そして、各溶接部分x1,x2、x3,x
4における裏側ビードの長さを、前述した実施例のよう
に所定の長さ以上とすることで溶接強度の補償を図るこ
とができた。
4における裏側ビードの長さを、前述した実施例のよう
に所定の長さ以上とすることで溶接強度の補償を図るこ
とができた。
【0044】以上説明したように、上記の実施形態によ
れば、重ね合わせ溶接する複数の金属板の機械的強度を
裏ビードの長さを図ることで確認して、頻繁な溶接条件
の変更に対応することができる。
れば、重ね合わせ溶接する複数の金属板の機械的強度を
裏ビードの長さを図ることで確認して、頻繁な溶接条件
の変更に対応することができる。
【0045】次に、図6は本発明を画像形成装置(複写
機)の筐体構造に適用した例を示す分解斜視図であり、
図7は筐体が組み立てられた状態を示す斜視図である。
機)の筐体構造に適用した例を示す分解斜視図であり、
図7は筐体が組み立てられた状態を示す斜視図である。
【0046】図6において、符号101はフレーム部材
であり、このフレーム部材は金属鋼板101Aを組み合
わせてプレス成形して箱型形状に形成され、原稿台ユニ
ットや、原稿を照明してスキャニング走査する光学ユニ
ットを載置するものである。フレーム部材101の材質
は亜鉛メッキ鋼板で、厚さ寸法は1.2mmである。
であり、このフレーム部材は金属鋼板101Aを組み合
わせてプレス成形して箱型形状に形成され、原稿台ユニ
ットや、原稿を照明してスキャニング走査する光学ユニ
ットを載置するものである。フレーム部材101の材質
は亜鉛メッキ鋼板で、厚さ寸法は1.2mmである。
【0047】符号102は、複写機の底板部材で、所要
の凹部102aをプレス加工した金属製の板である。底
板部材102の材質は亜鉛メッキ鋼板であり、厚さ寸法
は1.2mmである。
の凹部102aをプレス加工した金属製の板である。底
板部材102の材質は亜鉛メッキ鋼板であり、厚さ寸法
は1.2mmである。
【0048】104は複写機の後側板部材で、亜鉛メッ
キ鋼板で作られ、所要の複数箇所の開口部104aと複
数の折り曲げ部104bがプレス加工により形成されて
いる。後側板部材104の厚さ寸法は1.2mmであ
る。
キ鋼板で作られ、所要の複数箇所の開口部104aと複
数の折り曲げ部104bがプレス加工により形成されて
いる。後側板部材104の厚さ寸法は1.2mmであ
る。
【0049】106はフレーム部材101に取り付けら
れる前板部のうちの右板部材、108は前板部のうちの
左板部材であり、折り曲げ部106a,106b,10
8aがプレス加工により形成されている。右板部材及び
左板部材は、共に亜鉛メッキ鋼板で作られ、厚さ寸法は
1.2mmである。
れる前板部のうちの右板部材、108は前板部のうちの
左板部材であり、折り曲げ部106a,106b,10
8aがプレス加工により形成されている。右板部材及び
左板部材は、共に亜鉛メッキ鋼板で作られ、厚さ寸法は
1.2mmである。
【0050】110は、後側板部材104と右板部材1
06を接続するステー部材であり、112は、後側板部
材104と左板部材108を接続するステー部材であ
る。
06を接続するステー部材であり、112は、後側板部
材104と左板部材108を接続するステー部材であ
る。
【0051】114は、右板部材106と左板部材10
8を保持する搬送ステー部材である。
8を保持する搬送ステー部材である。
【0052】各ステー部材は、亜鉛メッキ鋼板から作ら
れており、厚さ寸法は1.2mmである。
れており、厚さ寸法は1.2mmである。
【0053】上記のフレーム部材101と、前板部(右
板部材106、左板部材108、搬送ステー部材11
4)等によって立体的な筐体構造体が構成されている。
板部材106、左板部材108、搬送ステー部材11
4)等によって立体的な筐体構造体が構成されている。
【0054】図6及び図7の部品構成において、各部材
はレーザー溶接により接合される。例えば、フレーム部
材101と右板部材106とは、フレーム部材101の
折り曲げ側面部101aと右板部材106の折り曲げ部
106aが重ね合わされて符号P1で示される複数箇所
で溶接されることにより接合される。更に、右板部材1
06は、P2で示される個所でステー部材110と溶接
接合される。更に右板部材106は、下部の折り曲げ部
106bが底板部材2の符号2Aで示される個所に溶接
されることにより、底板部材2に接合される。
はレーザー溶接により接合される。例えば、フレーム部
材101と右板部材106とは、フレーム部材101の
折り曲げ側面部101aと右板部材106の折り曲げ部
106aが重ね合わされて符号P1で示される複数箇所
で溶接されることにより接合される。更に、右板部材1
06は、P2で示される個所でステー部材110と溶接
接合される。更に右板部材106は、下部の折り曲げ部
106bが底板部材2の符号2Aで示される個所に溶接
されることにより、底板部材2に接合される。
【0055】他の構成部材も同様にして溶接接合され
る。
る。
【0056】フレーム部材101と右板部材106との
溶接場所P1のレーザー溶接は、レーザー溶接手段から
のレーザー光を右板部材106側から照射し、右板部材
106の表面に表ビードが表出し、フレーム部材101
の裏側に裏ビードが表出するようにして行なわれる。レ
ーザーの種類はYAGレーザーであり、出力は1.5〜
2.0kwである。
溶接場所P1のレーザー溶接は、レーザー溶接手段から
のレーザー光を右板部材106側から照射し、右板部材
106の表面に表ビードが表出し、フレーム部材101
の裏側に裏ビードが表出するようにして行なわれる。レ
ーザーの種類はYAGレーザーであり、出力は1.5〜
2.0kwである。
【0057】フレーム部材101と右板部材106との
溶接接合場所の隙間は隙間ゲージによって測定したとこ
ろ、0〜0.15mmであった。右板部材106上のレ
ーザー走査距離は10mm、フレーム部材101の裏側
に表出した裏ビードとしての溶接痕跡長さは8〜10m
mであった。
溶接接合場所の隙間は隙間ゲージによって測定したとこ
ろ、0〜0.15mmであった。右板部材106上のレ
ーザー走査距離は10mm、フレーム部材101の裏側
に表出した裏ビードとしての溶接痕跡長さは8〜10m
mであった。
【0058】本例においては、各溶接個所のレーザー走
査距離を10mmに設定し、レーザー出力も1.5〜2
kwに設定して溶接作業を行なうことにより、裏側の溶
接痕跡長さである裏ビードの長さ寸法を8〜10mmに
確保することができた。
査距離を10mmに設定し、レーザー出力も1.5〜2
kwに設定して溶接作業を行なうことにより、裏側の溶
接痕跡長さである裏ビードの長さ寸法を8〜10mmに
確保することができた。
【0059】上記の条件及び方法により、フレーム部材
を中心にして各部材を立体構造化した筐体を得ることが
できる。この筐体を中心にして複写機を構成する。
を中心にして各部材を立体構造化した筐体を得ることが
できる。この筐体を中心にして複写機を構成する。
【0060】この筐体には、感光ドラムユニット、現像
ユニット、転写ユニット、給排紙ユニット、原稿台ユニ
ット、電気回路ユニット、コントロールパネルなどの複
写機を構成する各ユニットが組み込まれ、更に、前板部
と後板部に外装部材(不図示)が取り付けられて複写機
が組み立てられる。
ユニット、転写ユニット、給排紙ユニット、原稿台ユニ
ット、電気回路ユニット、コントロールパネルなどの複
写機を構成する各ユニットが組み込まれ、更に、前板部
と後板部に外装部材(不図示)が取り付けられて複写機
が組み立てられる。
【0061】図8は、上記の筐体構造体に組み込まれる
複写機の主要構成ユニットを示す図である。
複写機の主要構成ユニットを示す図である。
【0062】図8において、符号120は現像ユニッ
ト、122は定着ユニット、124は給排紙ユニット、
126は光学ユニットを示す。
ト、122は定着ユニット、124は給排紙ユニット、
126は光学ユニットを示す。
【0063】図9は、本実施形態に係わる画像形成装置
のレーザー溶接作業に使用する溶接用治具の構成を示す
図であり、前述した画像形成装置の筐体構造と同じ符号
は同じ部材を示している。
のレーザー溶接作業に使用する溶接用治具の構成を示す
図であり、前述した画像形成装置の筐体構造と同じ符号
は同じ部材を示している。
【0064】図9において、符号220は治具ベース基
板、222は筐体構造の保持部材で、治具ベース基板2
20上にホルダー224A,224Bを介して設置され
ている。保持部材222上の両端位置に底板受け部材2
26A,226Bが配置され、その受け部材上に底板部
材102が載置される。
板、222は筐体構造の保持部材で、治具ベース基板2
20上にホルダー224A,224Bを介して設置され
ている。保持部材222上の両端位置に底板受け部材2
26A,226Bが配置され、その受け部材上に底板部
材102が載置される。
【0065】228A,228Bは、保持部材222上
に固定された第1及び第2のフレーム受け部材であり、
このフレーム受け部材上にフレーム部材101を載置す
る。第1及び第2のフレーム受け部材228A,228
Bには梁部材228a,228bを介して押え板部材2
30A,230Bが取り付けられる。この押え板部材2
30A,230Bは、梁部材228a,228bに対し
て扉式に開閉動作可能に構成されている。
に固定された第1及び第2のフレーム受け部材であり、
このフレーム受け部材上にフレーム部材101を載置す
る。第1及び第2のフレーム受け部材228A,228
Bには梁部材228a,228bを介して押え板部材2
30A,230Bが取り付けられる。この押え板部材2
30A,230Bは、梁部材228a,228bに対し
て扉式に開閉動作可能に構成されている。
【0066】次に、上記の治具を用いて溶接作業を実行
する操作について説明する。
する操作について説明する。
【0067】保持部材222上に底板部材102を載置
し、第1及び第2のフレーム受け部材228A,228
B上にフレーム部材1を載置する。
し、第1及び第2のフレーム受け部材228A,228
B上にフレーム部材1を載置する。
【0068】続いて、底板部材102とフレーム部材1
の間に後側板部材104を挿入し、後側板部材104
を、第1フレーム受け部材228Aに連結している押え
板部材230Aによって、底板部材102とフレーム部
材1に対して固定状態に押さえつける。
の間に後側板部材104を挿入し、後側板部材104
を、第1フレーム受け部材228Aに連結している押え
板部材230Aによって、底板部材102とフレーム部
材1に対して固定状態に押さえつける。
【0069】同じように、右板部材106と左板部材1
08とを第2フレーム受け部材228Bに連結している
押え板部材230Bにより固定状態に押さえつける。更
にステー部材110,112を組み込む。
08とを第2フレーム受け部材228Bに連結している
押え板部材230Bにより固定状態に押さえつける。更
にステー部材110,112を組み込む。
【0070】このようにして、治具により前記筐体を構
成する各部材を組み立て状態に保持し、不図示のレーザ
ー溶接機械により図6に示した各溶接個所の溶接作業を
実行する。
成する各部材を組み立て状態に保持し、不図示のレーザ
ー溶接機械により図6に示した各溶接個所の溶接作業を
実行する。
【0071】
【発明の効果】以上のように、重ね合わせ溶接する複数
の金属板の機械的強度の確認を裏ビードの長さを計るこ
とで確認して、頻繁な溶接条件の変更に対応することが
出来る。
の金属板の機械的強度の確認を裏ビードの長さを計るこ
とで確認して、頻繁な溶接条件の変更に対応することが
出来る。
【図1】本発明の一実施形態の溶接接合の説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施形態の溶接接合の説明図であ
る。
る。
【図3】一実施形態の溶接方法を画像形成装置の筐体構
造に適用した説明図である。
造に適用した説明図である。
【図4】溶接部分の説明図である。
【図5】溶接部分の説明図である。
【図6】本発明を画像形成装置(複写機)の筐体構造に
適用した例を示す分解斜視図である。
適用した例を示す分解斜視図である。
【図7】筐体が組み立てられた状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】複写機のユニット構成を示す図である。
【図9】一実施形態に係わる画像形成装置のレーザー溶
接作業に使用する溶接用治具の構成を示す図である。
接作業に使用する溶接用治具の構成を示す図である。
1 第1の鋼板
1A 第1の鋼板の溶接部分のビード部分
2 第2の鋼板
2A 第2の鋼板の裏側に表出する溶接部分のビード
(裏ビード)
(裏ビード)
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の金属部材を溶接により接合するに
際し、接合した被接合部材の溶接強度の判定を裏ビード
の状態に基づいて行なうことを特徴とした溶接強度の判
定方法。 - 【請求項2】 画像形成装置の筐体構造であって、前記
筐体は複数の金属板を溶接接合した構造とし、前記溶接
接合した筐体構造において、溶接接合部分の裏ビードの
長さを所定長さ以上にすることにより該筐体構造の強度
の補償を行なうようにしたことを特徴とした画像形成装
置の筐体構造。 - 【請求項3】 原稿ユニット及び光学ユニットを載置す
るフレーム部材と、該フレーム部材に固定されるところ
の、複数の側板部材、底板部材、前板部材とを備え、 前記フレーム部材と、複数の側板部材、底板部材、前板
部材とは、部分的に重ね合わされてレーザー溶接により
接合され、立体的に構成されていることを特徴とする画
像形成装置の筐体構造。 - 【請求項4】 原稿ユニット及び光学ユニットを載置す
るフレーム部材と、該フレーム部材に固定されるところ
の、複数の側板部材、底板部材、前板部材とを備え、前
記フレーム部材と、複数の側板部材、底板部材、前板部
材とが、部分的に重ね合わされてレーザー溶接により接
合されている画像形成装置の筐体における溶接強度判定
方法であって、 前記レーザー溶接により接合されている部分の裏面に表
出する溶接痕跡の大きさに基づいて溶接強度を判定する
ことを特徴とする画像形成装置の筐体における溶接強度
判定方法。 - 【請求項5】 複数の金属部材の立体的組み合わせ結合
により筐体を構成する筐体構造であって、 基板部材と、 該基板部材に結合する複数の板部材とを備え、 前記基板部材と前記複数の板部材とは部分的に重ね合わ
されてレーザー溶接により接合されており、前記レーザ
ー溶接により接合された部分の表ビードの長さと裏ビー
ドの長さとの比率が所定値以上に設定されていることを
特徴とする筐体構造。 - 【請求項6】 前記筐体は画像形成装置に使用される筐
体であって、前記基板部材は前記画像形成装置の原稿台
ユニット、光学ユニットを載置するフレーム部材である
とともに、前記複数の板部材は前記フレーム部材に接合
される部材であり、前記フレーム部材と前記複数の板部
材の厚さ寸法と、前記フレーム部材と前記複数の板部材
の重ね合わせ部分の隙間寸法を所定範囲に設定したこと
を特徴とする請求項5に記載の筐体構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118000A JP2003053582A (ja) | 2001-06-07 | 2002-04-19 | 溶接強度の判定方法、筐体構造、画像形成装置の筐体構造、画像形成装置の筐体における溶接強度判定方法 |
US10/159,131 US6786101B2 (en) | 2001-06-07 | 2002-06-03 | Weld strength determination method, casing structure, casing structure for image forming apparatus, and weld strength determination method in casing for image forming apparatus |
CNB021220964A CN1252545C (zh) | 2001-06-07 | 2002-06-05 | 图像成形装置的框架结构 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172601 | 2001-06-07 | ||
JP2001-172601 | 2001-06-07 | ||
JP2002118000A JP2003053582A (ja) | 2001-06-07 | 2002-04-19 | 溶接強度の判定方法、筐体構造、画像形成装置の筐体構造、画像形成装置の筐体における溶接強度判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003053582A true JP2003053582A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=26616519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002118000A Withdrawn JP2003053582A (ja) | 2001-06-07 | 2002-04-19 | 溶接強度の判定方法、筐体構造、画像形成装置の筐体構造、画像形成装置の筐体における溶接強度判定方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6786101B2 (ja) |
JP (1) | JP2003053582A (ja) |
CN (1) | CN1252545C (ja) |
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---|---|---|---|---|
WO2005087992A1 (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Toray Industries, Inc. | 炭素繊維およびその製造方法、プリプレグ、ならびに、ゴルフシャフト |
KR20150033268A (ko) * | 2013-09-24 | 2015-04-01 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지의 초음파 용접상태에 관한 비전측정 최적화방법 및 그 장치 |
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---|---|---|---|---|
SE530228C2 (sv) * | 2006-08-25 | 2008-04-01 | Gestamp Hardtech Ab | Sätt att varmforma och härda en plåtdetalj, samt en B-stolpe till ett fordon |
WO2010021094A1 (ja) * | 2008-08-19 | 2010-02-25 | パナソニック株式会社 | 複合溶接方法および複合溶接装置 |
EP3469333B1 (en) * | 2016-06-10 | 2020-09-30 | Magna Exteriors Inc. | Fixture for testing the shear performance of microcellular-foamed thermoplastic composite welds |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4649256A (en) * | 1985-01-10 | 1987-03-10 | Nippon Steel Corporation | High-frequency electric resistance welding method using irradiation with a laser beam |
DE3786447D1 (de) * | 1986-07-15 | 1993-08-12 | Yaskawa Denki Seisakusho Kk | Verfahren der ortungsdaten in bogenschweissen. |
US4789236A (en) * | 1986-08-07 | 1988-12-06 | Lockheed Missiles & Space Company, Inc. | Stress sensor |
US4920249A (en) * | 1989-05-08 | 1990-04-24 | General Electric Company | Weld bead wetting angle detection and control |
JP2925920B2 (ja) * | 1994-03-09 | 1999-07-28 | 本田技研工業株式会社 | 金属ガスケット |
US5585921A (en) * | 1995-03-15 | 1996-12-17 | Hughes Aircraft Company | Laser-ultrasonic non-destructive, non-contacting inspection system |
JPH0947873A (ja) | 1995-08-02 | 1997-02-18 | Komatsu Ltd | 重ね合わせ溶接方法、装置及び溶接鋼板 |
US5749201A (en) * | 1996-08-19 | 1998-05-12 | Cochrane; Benjamin | Laser bonded tamper proof press-on cap and seal |
JPH11135956A (ja) | 1997-10-27 | 1999-05-21 | Canon Inc | 筐体の製造方法及び画像読取装置又は画像形成装置 |
JP3485780B2 (ja) * | 1997-12-25 | 2004-01-13 | 三菱自動車工業株式会社 | 板金部品及びその製造方法 |
JPH11346065A (ja) | 1998-06-01 | 1999-12-14 | Canon Inc | 筐体製造方法およびその製造方法により製造された筐体を備えた画像読取装置および画像形成装置 |
US6204469B1 (en) * | 1999-03-04 | 2001-03-20 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Laser welding system |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002118000A patent/JP2003053582A/ja not_active Withdrawn
- 2002-06-03 US US10/159,131 patent/US6786101B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-06-05 CN CNB021220964A patent/CN1252545C/zh not_active Expired - Fee Related
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KR20150033268A (ko) * | 2013-09-24 | 2015-04-01 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지의 초음파 용접상태에 관한 비전측정 최적화방법 및 그 장치 |
KR101678662B1 (ko) | 2013-09-24 | 2016-11-22 | 주식회사 엘지화학 | 이차전지의 초음파 용접상태에 관한 비전측정 최적화방법 및 그 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1390671A (zh) | 2003-01-15 |
US20020194931A1 (en) | 2002-12-26 |
US6786101B2 (en) | 2004-09-07 |
CN1252545C (zh) | 2006-04-19 |
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---|---|---|---|
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