JP2003053465A - ばね製造機のツール取付装置 - Google Patents

ばね製造機のツール取付装置

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JP2003053465A
JP2003053465A JP2001240060A JP2001240060A JP2003053465A JP 2003053465 A JP2003053465 A JP 2003053465A JP 2001240060 A JP2001240060 A JP 2001240060A JP 2001240060 A JP2001240060 A JP 2001240060A JP 2003053465 A JP2003053465 A JP 2003053465A
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JP
Japan
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wire rod
tool mounting
tool
sliding member
processing space
Prior art date
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Application number
JP2001240060A
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English (en)
Inventor
Katsuhide Tsuritani
勝秀 釣谷
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Shinko Kikai Kogyo KK
Original Assignee
Shinko Kikai Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのばね製造機に取り付けられるツール取
付スライドの数を従来に比較して増やす。 【解決手段】 摺動部材13に少なくとも2つのツール
取付スライド14が設けられているので、摺動部材13
を摺動させることによりツール取付スライド14に取り
付けられたツール15を選択的にばね加工に利用するこ
とが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はばね製造機のツール
取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のばね製造機として以下の如きもの
は知られている。即ち、垂直な前壁を有する機枠と、こ
の機枠の前壁前方に形成された線材加工空間と、この線
材加工空間に向かって送り出される線材を案内する線材
通路を有すると共に前壁に設けられたファイナル線材ガ
イドと、このファイナル線材ガイドの、線材加工空間と
逆側において前壁に回転自在に設けられた、線材を挟圧
しつつ送り出す少なくとも一対の線材送りローラーと、
前記前壁に線材加工空間に対して進退自在に設けられた
所要個のツール取付スライドとを有するものは知られて
いる(特公昭64−4858号公報等参照)。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来のばね製造機には以下の如
き欠点があった。ツール取付スライドは、それら同士及
び線材送りローラー等と衝突・干渉しないようにして、
線材加工空間を中心として前壁に放射状に設けられるも
のであるため、取り付けられるツール取付スライドの数
に制限があり、5つ程度のツール取付スライドしか前壁
に設けること出来ず、その結果、ばね加工に使用出来る
ツールの数(即ち、ツール取付スライドの数)が制限さ
れ、加工されるばねの形状が限定されという欠点があっ
た。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。 請求項1の発明は、ファイナル線材ガイドから線材加
工空間に線材を送り出し、その線材加工空間に送り出さ
れた又は送り出されている線材に、線材加工空間に突出
する又は突出した状態のツールによって所定の加工を施
してばねを製造するばね製造機のツール取付装置であっ
て、線材加工空間の外側方に位置するようにしてばね製
造機の機枠に摺動自在に設けられた摺動部材と、この摺
動部材に、線材加工空間に対して進退自在となるように
して設けられた少なくとも2つのツール取付スライドと
を有するものである。 請求項2の発明は、前記摺動部材が所定のツール取付
スライドを作動位置に位置させた際、当該作動位置のツ
ール取付スライドを作動するツール取付スライドに共通
の1つのスライド作動装置が設けられている請求項1記
載のものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、摺動部材に少なくとも2つ
のツール取付スライドが設けられているので、摺動部材
を摺動移動させることによりツール取付スライドに取り
付けられたツールを選択的にばね加工に利用することが
出来、その結果、ばね製造機のばね加工性能を向上させ
ることが出来る。また、ファイナル線材ガイドに対す
る、ツール取付スライドに取り付けられたツールの位置
調節(摺動部材の摺動方向の位置調節)を、摺動部材の
摺動移動によって行なうことが出来るので、便利であ
る。 請求項2の発明によれば、摺動部材に設けられた少な
くとも2つのツール取付スライドに対してスライド作動
装置が1つであるので、ツール取付スライドごとにスラ
イド作動装置を設ける場合に比較してコストの低減を図
ることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1紙面表側
を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同
図右側をいう。
【0007】ばね製造機1は、垂直な前壁3を有する機
枠2と、この機枠2の前壁3の前方に形成された線材加
工空間5と、この線材加工空間5に向かって送り出され
る線材が通過する線材通路(中心線を左右方向に向けて
いる)を有すると共に前壁3に突設された取付台7に着
脱自在に設けられたファイナル線材ガイド8と、このフ
ァイナル線材ガイド8の、線材加工空間5と逆側におい
て前壁3に回転自在に設けられた、線材を挟圧しつつ送
り出す少なくとも一対の線材送りローラー9と、前記前
壁3に線材加工空間5の外側方に位置するようにして設
けられた少なくとも1つのツール取付装置11(図面で
は1つだけが図示されている。)とを有している。
【0008】以下に、前記ツール取付装置11について
説明する。前壁3の前面の、ファイナル線材ガイド8及
び線材送りローラー9の下方の部分に、長手方向を左右
方向に向けた上下一対のガイドレール12が設けられ、
これらガイドレール12に沿って摺動部材13が左右摺
動自在に設けられている。前記摺動部材13は、公知の
作動装置(図示略)により左右摺動させられるようにな
されている。前記摺動部材13に、左右方向に並ぶよう
にして、少なくとも2つ、本実施の形態では3つのツー
ル取付スライド14が上下動自在に、即ち、線材加工空
間5に対して進退自在となるようにして設けられてい
る。これらツール取付スライド14の上端部にはツール
15が着脱自在に取り付けられている。
【0009】ツール取付スライド14は、ばね17によ
り線材加工空間5から離れる方向に付勢されて、摺動部
材13に設けられたストッパー18に当接するようにな
されている。
【0010】作動位置(線材加工空間5の真下)に位置
するツール取付スライド14を作動するスライド作動装
置20が設けられている。前記スライド作動装置20
は、摺動部材13の下方の前壁3に軸心を前後方向に向
けるようにして回転自在に設けられた回転軸21と、こ
の回転軸21の前端部(前壁3を貫通して前方に突出し
た前端部)に設けられた回転盤22と、この回転盤22
の外周部に軸心を前後方向に向けるようにして設けられ
たピン23と、このピン23が嵌まる長手方向を左右方
向に向けた溝26を後部に有する水平部24b及び上端
部の後部に中心線を左右方向に向けた溝25を有する垂
直部24aからなる正面形状逆T字状の連結ロッド24
とを有している。
【0011】前記各ツール取付スライド14の下部に
は、前記溝25に嵌まるローラーからなる連結ブロック
28が、軸心を前後方向に向けた軸27を介して回転自
在に設けられている。前記回転軸21はモーター(図示
略)によって回転させられるようになされている。ま
た、前記連結ロッド24の垂直部24aは、前壁3に設
けられたガイド体30に上下動自在に案内されるように
なされている。
【0012】前記のごとき構成により、回転盤22(ピ
ン23)を図示の位置で停止させた後、摺動部材13を
左右に移動させることにより、所望のツール取付スライ
ド14を作動位置(図1の状態で一番右のツール取付ス
ライド14が位置する位置)に移動させることが出来
る。その作動に伴って、連結ブロック28は連結ロッド
24の溝25に嵌まる。
【0013】回転盤22(ピン23)を回転させると、
ピン23は溝26内を左右動しつつ、水平部24b、ひ
いては垂直部24aを上下動させる。その結果、作動位
置のツール取付スライド14は線材加工空間5に対して
進退作動する。
【0014】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)ツールとは、曲げダイス、成形ツール、切断ツー
ル、切断受けツール等、ばね製造機に取り付けられる線
材加工ツール全てを含むものである。 (2)摺動部材13を摺動させるのは、ばね製造中(ば
ね製造機1の作動中)でも、ばね製造開始前(所定のば
ねを製造する前)の準備の段階においてでもよい。 (3)スライド作動装置20の構造は任意である。ま
た、各ツール取付スライド14ごとに専用のスライド作
動装置(例えば、モーターと、モーターの回転軸に設け
られたツール取付スライド14を押すカムとからなるも
の)を、ツール取付スライド14の数だけ摺動部材13
に設けるようにしてもよい。 (4)ツール取付装置11は、公知のあらゆるばね製造
機に設置出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部正面図ある。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
1 ばね製造機 2 機枠 8 ファイナル線材ガイド 9 線材送りローラー 11 ツール取付装置 13 摺動部材 14 ツール取付スライド 15 ツール 20 スライド作動装置 21 回転軸 22 回転盤 23 ピン 24 連結ロッド 24a 垂直部 24b 水平部 25 溝 26 溝 27 軸 28 連結ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイナル線材ガイドから線材加工空間
    に線材を送り出し、その線材加工空間に送り出された又
    は送り出されている線材に、線材加工空間に突出する又
    は突出した状態のツールによって所定の加工を施してば
    ねを製造するばね製造機のツール取付装置であって、線
    材加工空間の外側方に位置するようにしてばね製造機の
    機枠に摺動自在に設けられた摺動部材と、この摺動部材
    に、線材加工空間に対して進退自在となるようにして設
    けられた少なくとも2つのツール取付スライドとを有す
    るばね製造機のツール取付装置。
  2. 【請求項2】 前記摺動部材が所定のツール取付スライ
    ドを作動位置に位置させた際、当該作動位置のツール取
    付スライドを作動するツール取付スライドに共通の1つ
    のスライド作動装置が設けられている請求項1記載のば
    ね製造機のツール取付装置。
JP2001240060A 2001-08-08 2001-08-08 ばね製造機のツール取付装置 Pending JP2003053465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI666075B (zh) * 2018-05-22 2019-07-21 順耀機械有限公司 具有選擇性加工具配置之彈簧製造機的使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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