JP2003053077A - 刺繍ミシンネットワークシステム - Google Patents

刺繍ミシンネットワークシステム

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JP2003053077A
JP2003053077A JP2001241908A JP2001241908A JP2003053077A JP 2003053077 A JP2003053077 A JP 2003053077A JP 2001241908 A JP2001241908 A JP 2001241908A JP 2001241908 A JP2001241908 A JP 2001241908A JP 2003053077 A JP2003053077 A JP 2003053077A
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embroidery
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Atsuya Hayakawa
敦也 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の刺繍ミシンの刺繍縫製に関連する設
定操作を簡単化することができる刺繍ミシンネットワー
クシステムを提供する。 【解決手段】 複数台の刺繍ミシン1〜4のうちの2台
以上の刺繍ミシンを選択設定する為のミシン選択手段
と、前記ミシン選択手段で選択された2台以上の刺繍ミ
シンに対して、刺繍縫製に関連する複数種類の設定を共
通に実行可能にする設定共通化手段とを設け、複数台の
刺繍ミシン1〜4の刺繍縫製に関連する設定操作を簡単
化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、刺繍ミシンネッ
トワークシステムに関し、特に、選択した複数台の刺繍
ミシンに対し、刺繍縫製に関する設定を共通に実行可能
にして複数台の刺繍ミシンの同一化を図った技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 最近、縫製工場等においては、複数台
の刺繍ミシンのミシン制御部を1台のパーソナルコンピ
ュータに通信手段を介して電気的に接続し、パーソナル
コンピュータから個々のミシン制御部に種々の制御指令
を供給して縫製を実行させるような刺繍ミシンネットワ
ークシステムが採用されつつある。前記複数台の刺繍ミ
シンは、同一種類のものとは限らず異なる種類の刺繍ミ
シン(例えば、4頭式の刺繍ミシンと6頭式の刺繍ミシ
ン)でもよい。
【0003】各刺繍ミシンについて、1台単位で独立し
て刺繍縫製を行うことも可能であるし、複数台の刺繍ミ
シンに、同一の縫製データの設定を夫々行うと共に、刺
繍ミシンに関する設定、刺繍ミシンの動作に関する設定
等を夫々行って同一の縫製データを刺繍縫製することも
可能である。例えば、4頭式の刺繍ミシンと6頭式の刺
繍ミシンについて前記各設定を夫々行うことにより、1
0頭式の刺繍ミシンと略同等の性能を有する刺繍ミシン
を構成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前記従来の刺繍ミシ
ンネットワークシステムでは、同じ設定作業を刺繍ミシ
ンの台数分繰り返し実行しなければならないし、刺繍縫
製に関連する設定の種類自体が複数あるから、設定作業
の作業負荷が大きくなる。しかも設定時間が長くかか
り、刺繍ミシンの稼働率が低くなる。一旦設定した内容
の設定変更を行う場合にも、前記と同様の問題が発生す
る。本発明の目的は、複数台の刺繍ミシンの刺繍縫製に
関連する設定操作を簡単化することができる刺繍ミシン
ネットワークシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1の刺繍ミシン
ネットワークシステムは、複数台の刺繍ミシンと、これ
ら刺繍ミシンの複数のミシン制御部に通信手段を介して
電気的に接続された制御装置とを有する刺繍ミシンネッ
トワークシステムにおいて、前記制御装置は、前記複数
台の刺繍ミシンのうちの2台以上の刺繍ミシンを選択設
定する為のミシン選択手段と、前記ミシン選択手段で選
択された2台以上の刺繍ミシンに対して、刺繍縫製に関
連する複数種類の設定を共通に実行可能にする設定共通
化手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】複数台の刺繍ミシンのうちの2台以上の刺
繍ミシンを、ミシン選択手段で選択しておき、選択され
た2台以上の刺繍ミシンに対して、刺繍縫製に関連する
複数種類の設定を共通に実行するように共通化する。そ
の後、前記選択された2台以上の刺繍ミシンに対して複
数種類の設定を1度行うだけでよいから、前記従来のシ
ステムのように同じ設定作業を選択した刺繍ミシンの台
数分繰り返し行う必要がなくなる。
【0007】請求項2の刺繍ミシンネットワークシステ
ムは、請求項1の発明において、前記複数種類の設定
は、刺繍ミシンに関する設定と、刺繍ミシンの動作に関
する設定と、縫製データの設定を含むことを特徴とする
ものである。それ故、前記複数種類の設定のうち少なく
とも1つの設定を共通に実行することができる。
【0008】請求項3の刺繍ミシンネットワークシステ
ムは、請求項1の発明において、前記設定共通化手段
は、複数種類の設定を全部指定する全部モードと、複数
種類の設定を個別に指定する個別モードとに択一的に切
換え可能に構成されたことを特徴とするものである。設
定共通化手段を全部モードに切り換えたとき、複数種類
の設定を全部指定し、個別モードに切り換えたとき、複
数種類の設定を個別に指定する。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。本実施形態は、図1に示
すように、4台の刺繍ミシン1〜4と、これら刺繍ミシ
ンの複数のミシン制御部MS1〜MS4に通信手段とし
ての専用の接続線L1〜L4を介して接続されたパーソ
ナルコンピュータ5(制御装置に相当し、以下パソコン
と呼ぶ)とを有する刺繍ミシンネットワークシステムに
本発明を適用した場合のものである。図1に示すよう
に、4台の刺繍ミシンのうち2台の第1,2刺繍ミシン
1,2は夫々6頭式であり、図示外の可動枠に装着され
た6つの刺繍枠に夫々保持した加工布に、同時に同一の
刺繍模様を形成可能である。残り2台の第3,4刺繍ミ
シン3,4は夫々4頭式であり、可動枠に装着された4
つの刺繍枠に夫々保持した加工布に、同時に同一の刺繍
模様を形成可能になっている。
【0010】次に、刺繍ミシンネットワークシステムの
制御系について、図2のブロック図に基づいて説明す
る。パソコン5のパソコン本体は、CPU6とROM7
とRAM8とこれらを接続するバス9とを含むマイクロ
コンピュータと、入出力インターフェース10と、FD
D11を駆動制御するフレキシブルディスクコントロー
ラ12(FDC)と、ハードディスクドライブ13(H
DD)を駆動制御するハードディスクコントローラ14
(HDC)等を有する。
【0011】入出力インターフェース10には、ディス
プレイ15を駆動する為の表示駆動回路16、マウス1
6、キーボード18、FDC12、HDC14、第1〜
4刺繍ミシン1〜4が接続されている。ROM7には、
電源オン時にパソコンを立ち上げる為の起動プログラム
が格納されている。HDD13に装着されるハードディ
スクには、MS−DOS、ウインドウシステム等の各種
OS(オペレーティング・システム)に加えて、4台の
第1〜4刺繍ミシン1〜4に対してデータの送受信の為
の通信用制御プログラム、同システムで実行可能なワー
プロソフトや画像作成ソフト等の各種アプリケーション
プログラム等が格納されるとともに、2台以上の刺繍ミ
シンに対して、刺繍縫製に関連する複数種類の設定を共
通に実行可能にする設定共通化の為の制御プログラム
等、各種制御プログラムが格納されている。フレキシブ
ルディスク等には、各刺繍ミシンで縫製する為の縫製デ
ータが記憶されている。
【0012】次に、設定共通化対象の刺繍ミシンの選択
方法について説明する。図3に示すように、オペレータ
がメニュー画面で「ツール」35にポインタを合わせマ
ウス16でクリックし、以下、環境設定36、同一ミシ
ン設定のコマンドを順次選択していくと、図4のような
設定画面がディスプレイ15上に表示される。初期状態
において、4台の第1〜4刺繍ミシン1〜4は夫々独立
のものと設定され、各刺繍ミシンに対応するチェックボ
ックス19〜22にはチェックマークがない空欄が表示
されている。OKキー23やキャンセルボタン24も表
示されている。
【0013】この設定画面上で、設定共通化対象の刺繍
ミシンに対応するチェックボックスにポインタを合わせ
マウス16でクリックして順次チェックマークを付加し
ていき、OKキー23をクリックすることで設定共通化
対象の刺繍ミシンを選択する。OKキー23をクリック
する前にキャンセルキー24をクリックすると、初期状
態に戻る。例えば、第1刺繍ミシン1と第3刺繍ミシン
3のチェックボックス19,21にチェックマークを夫
々付加し、OKキー23をクリックすると、これら第1
刺繍ミシン1と第3刺繍ミシン3が設定共通化対象とな
る。尚、この同一ミシン設定画面上で、斜線で囲まれた
同一項目の枠内は操作不可能になっている。
【0014】次に、複数種類の設定項目、設定手順につ
いて説明する。複数種類の設定は、刺繍ミシンに関する
設定と、刺繍ミシンの動作に関する設定と、縫製データ
の設定を含む。 1)刺繍ミシンに関する設定について・・・図5〜図8
参照。 刺繍ミシンに関する設定としては、例えば、速度レンジ
の設定、休止頭部の設定、刺繍枠の設定など多数の設定
項目がある。図6に示すように、速度レンジはNo.1〜
6の速度レンジ25に分かれていて、夫々の速度レンジ
25に最低速度Smin.と最高速度Smax.が割り付けら
れ、刺繍模様の送りピッチに応じて最適の速度レンジ2
5が選択されるようになっている。各速度レンジ25の
最高速度Smax.を設定変更する際、図6、図8に示すよ
うに、オペレータはメニュー画面で「設定」26にポイ
ンタを合わせマウス16でクリックし、速度レンジ27
を選択して図6の設定画面をディスプレイ15上に表示
させた後、希望する速度レンジ25の最高速度Smax.を
入力し、OKキー28を押すことで設定可能になってい
る。尚、キャンセルキー29も設けられている。
【0015】休止頭部の設定を行う際には、図7、図8
に示すように、メニュー画面で「設定」26にポインタ
を合わせマウス16でクリックし、休止頭部30を選択
して図7の設定画面をディスプレイ15上に表示させ
る。初期設定で全頭休止しない状態に設定され、従って
6頭式の刺繍ミシンでは、頭部の番号(1〜6)に対応
するチェックボックス31にチェックマークが全て付加
されている状態の設定画面が表示される。休止したい頭
部の番号(1〜6)に対応するチェックボックス31に
ポインタを合わせマウスでクリックするとそのチェック
マークが外れ、その後OKキー32を押すことで設定可
能になっている。尚、図5の設定画面から詳細キー33
にポインタを合わせクリックすることで図6または図7
の設定画面をディスプレイ15上に表示させ、以下前記
と同様に設定することができる。
【0016】2)刺繍ミシンの動作に関する設定につい
て 刺繍ミシンの動作に関する設定としては、例えば、糸切
れ等に伴って希望する針数位置まで刺繍枠を戻したり
(ステップバック)、進めたり(ステップフォワード)
するステップフォワード/バック動作の設定、糸切れ時
刺繍ミシンを停止させる設定、エラー発生時刺繍ミシン
を停止させる設定などの設定項目がある。 3)縫製データの設定について FDD11にフレキシブルディスクをセットし、複数の
縫製データのうちから所望の縫製データを読み出してR
AM8のワークメモリに記憶設定する。
【0017】前記3種類の設定(刺繍ミシンに関する設
定、刺繍ミシンの動作に関する設定、縫製データの設
定)を全部指定する全部モードについて説明する。全部
モードでは、設定共通化した2台以上の刺繍ミシンの各
々に対して、3種類の設定全てが同一とみなされる。従
って、設定共通化対象の刺繍ミシンの台数が多くなって
も、設定作業を前記台数分繰り返し実行する必要がない
から、設定作業の作業負荷が小さくなる。
【0018】この全部モードに切換える際には、メニュ
ー画面で「ツール」35にポインタを合わせマウス16
でクリックし、以下、環境設定36、同一項目設定のコ
マンドを順次選択していくと、図5のような設定画面が
ディスプレイ15上に表示される。初期状態において、
同一項目内の全チェックボックス37〜41にはチェッ
クマークがない空欄に設定され、ここで全てキーのチェ
ックボックス37にポインタを合わせマウス16でクリ
ックしてチェックマークを付加しOKキー23を押すこ
とで全部モードに切換わる。
【0019】前記3種類の設定を個別に指定する個別モ
ードについて説明すると、図5に示すように、前記設定
画面において、個別キーのチェックボックス38にポイ
ンタを合わせマウス16でクリックしてチェックマーク
を付加すると、刺繍ミシンに関する設定、刺繍ミシンの
動作に関する設定、縫製データの3種類の設定を個別に
設定することができる。3種類の設定のうちの何れかに
対応するチェックボックス39〜41にチェックマーク
を付加したとき、その付加された項目のみ同一とみなさ
れる。尚、この同一項目設定画面上で、斜線で囲まれた
同一ミシン設定のチェックボックス19〜22は操作不
可能になっている。
【0020】次に、設定共通化対象の刺繍ミシンを選択
設定する制御のルーチンについて図9のフローチャート
に基づいて説明する。尚、Si(i=1,2,3・・)
は各ステップを示す。この制御がスタートすると初期設
定処理が行われ、4台の第1〜4刺繍ミシンは夫々独立
のものとしてフラグFj(j=1,2,3,4)が
「0」に設定される(S1 )。
【0021】次に、メニュー画面で「ツール」35を選
択し、以下、環境設定36、同一ミシン設定のコマンド
を順次選択していく(S2 )と、図4に示す同一ミシン
設定画面がディスプレイ15上に表示される(S3 )。
この設定画面で、設定共通化対象の刺繍ミシンに対応す
るチェックボックス19〜22にポインタを合わせマウ
ス16でクリックして順次チェックマークを付加してい
くと(S4;Yes)、何れの刺繍ミシン1〜4にチェック
マークを付加されたかが求められる(S5 、S6 )。
【0022】次に、チェックマークを付加された刺繍ミ
シンに対応するフラグFjが「0」のとき(S7;Ye
s)、「1」に設定される(S9 )。S7でNo のとき
S10に移行する。その後、OKキー23を操作するこ
とで(S10 ;Yes)設定共通化対象の刺繍ミシンを選択
し終了する。OKキー23操作前にキャンセルキー24
を操作すると(S11 ;Yes)、初期設定の状態に戻り
(S12)終了する。S11でキャンセルキー24の操作
がなければS4に戻る。
【0023】次に、刺繍縫製に関する設定制御のルーチ
ンについて図10、図11のフローチャートに基づいて
説明する。図3に示すように、メニュー画面で「ツー
ル」35を選択し、以下、環境設定36、同一項目設定
のコマンドを順次選択していく(S20)と、図5に示す
設定画面がディスプレイ15上に表示される。全部モー
ドのときはこの設定画面で、全てキーのチェックボック
ス37にポインタを合わせマウス16でクリックしてチ
ェックマークを付加し(S21 ;Yes)、フラグFsが
「0」のとき(S22 ;Yes)フラグFsが「1」に設定
された(S23)後、ミシン設定フラグFms、ミシン動
作設定フラグFmd、縫製データ選択設定フラグFsd
が夫々「1」に設定され(S24)、その後S21に戻
る。尚、S22でフラグFsが「0」でないとき(S22
;No )、フラグFsが「0」に設定された(S25)
後、ミシン設定フラグFms、ミシン動作設定フラグF
md、縫製データ選択設定フラグFsdが夫々「0」に
設定され(S26)、その後S21に戻る。
【0024】図5の設定画面で個別キーのチェックボッ
クス38にポインタを合わせマウス16でクリックして
チェックマークを付加すると(S27 ;Yes)、フラグF
kが「0」か否かの判定が行われて「0」のとき(S28
;Yes)「1」に設定され(S29)S21に戻る。フラ
グFkが「0」でないとき(S28 ;No )「0」に設定
され(S30)S21に戻る。
【0025】ミシン設定値のチェックボックス39にポ
インタを合わせマウス16でクリックしてチェックマー
クを付加し(S31 ;Yes)、フラグFkが「1」のとき
(S32 ;Yes)、フラグFmsが「0」か否かの判定が
行われる(S33)。フラグFmsが「0」のとき(S33
;Yes)「1」に(S34)、「0」でないとき(S33;
No )「0」に夫々設定され(S35)、その後S21に
戻る。刺繍ミシンの動作に関する設定つまりミシン動作
のチェックボックス40にチェックマークを付加し(S
36 ;Yes)、フラグFkが「1」のとき(S37 ;Ye
s)、フラグFmdが「0」か否かの判定が行われる
(S38)。
【0026】フラグFmdが「0」のとき(S38 ;Ye
s)「1」に(S39)、「0」でないとき(S38 ;No
)「0」に夫々設定され(S40)、その後S21に戻
る。次に、縫製データのチェックボックス41にチェッ
クマークを付加せず(S41 ;No)、OKキー23をク
リックすれば(S46 ;Yes)、今回設定したフラグデー
タが書換えられて(S47)終了する。この場合、縫製デ
ータの設定のみ個別に設定することができる。OKキー
23をクリックする前にキャンセルキー24をクリック
すれば(S48 ;Yes)、今回設定したフラグデータが全
てクリアされ(S49)た後終了する。
【0027】縫製データのチェックボックス41にチェ
ックマークを付加したときには(S41 ;Yes)、フラグ
Fkが「1」のとき(S42 ;Yes)フラグFsdが
「0」か否かの判定が行われる(S43)。フラグFsd
が「0」のとき(S43 ;Yes)「1」に(S44)、
「0」でないとき(S43 ;No )「0」に夫々設定され
(S45)S21に戻る。尚、S31でチェックマークを
付加しないとき(S31 ;No )S36に移行し、S36
でチェックマークを付加しないとき(S36 ;No )S4
1に移行する。S32,S37,S42,S48でNo
のときS21に戻る。
【0028】次に、データ送信制御のルーチンについて
図12のフローチャートに基づいて概略説明する。図1
2に示すように、フラグFms,Fmd,Fsdが夫々
「1」のとき(S60 ;Yes、S62 ;Yes、S64 ;Yes)
共通化された刺繍ミシンへミシン設定のデータ、ミシン
動作のデータ、縫製データを夫々送信し(S61、S63、
S65)終了する。図9のフローチャート、図4、CPU
6とROM7とRAM8を含むマイクロコンピュータが
ミシン選択手段に相当する。図10〜図12のフローチ
ャート、図5、前記マイクロコンピュータ等が設定共通
化手段に相当する。
【0029】以上説明した刺繍ミシンネットワークシス
テムによれば、選択された設定共通化対象の2台以上の
刺繍ミシンに対して複数種類の設定を少なくとも1度行
うだけでよいから、前記従来のシステムのように同じ設
定作業を、選択した刺繍ミシンの台数分繰り返し行う必
要がなくなり、刺繍縫製に関連する設定操作を簡略化す
ることができる。しかも設定時間を短縮することがで
き、複数台の刺繍ミシンの稼働率を高くすることができ
る。
【0030】前記複数種類の設定は、刺繍ミシンに関す
る設定と、刺繍ミシンの動作に関する設定と、縫製デー
タの設定を含むことから、これら複数種類の設定のうち
少なくとも1つの設定を複数台の刺繍ミシンに共通に実
行することができる。また、全部モードに切り換えたと
き、複数種類の設定を全部指定し、個別モードに切り換
えたとき、複数種類の設定を個別に指定することができ
るから、必要に応じてモード切り換えを行うことができ
る。全部モードに切り換えた場合には、設定操作を一層
簡単化することができるし、個別モードでは、複数種類
の設定のうち個別に指定する設定を除いてフラグデータ
を書き換えることができるので、この場合の設定操作を
簡略化することができる。
【0031】次に、本実施形態を部分的に変更した変更
形態について説明する。 1)個別モードのとき、刺繍ミシンに関する設定と、刺
繍ミシンの動作に関する設定の何れか1つを個別を設定
することも可能であり、刺繍ミシンに関する設定と、刺
繍ミシンの動作に関する設定と、縫製データの設定のう
ちの任意の2つを個別に設定することも可能である。 2)同一のメニュー画面を選択したうえで、同一設定画
面上において、設定共通化対象の刺繍ミシンの選択と、
刺繍ミシンに関する設定、刺繍ミシンの動作に関する設
定、縫製データの設定とを連続して行うようにすること
も可能である。 3)同一項目設定の初期状態において、全てキーのチェ
ックボックス37に予めチェックマークが付加されてい
てもよい。 4)刺繍ミシンに関する設定として、前記設定項目の
他、縫製エリアの設定や糸切り方法等の設定項目も含む
ことができる。その他、本願発明の趣旨を逸脱しない範
囲において前記実施形態に種々の変更を付加した形態で
実施可能である。
【0032】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、ミシン選択
手段で選択された2台以上の刺繍ミシンに対して複数種
類の設定を1度行うだけでよいから、前記従来のシステ
ムのように同じ設定作業を選択した刺繍ミシンの台数分
繰り返し行う必要がなくなり、複数台の刺繍ミシンの刺
繍縫製に関連する設定操作を簡単化することができる。
しかも設定時間を短縮することができ、刺繍ミシンの稼
働率を高くすることができる。
【0033】請求項2の発明によれば、複数種類の設定
は、刺繍ミシンに関する設定と、刺繍ミシンの動作に関
する設定と、縫製データの設定を含むことから、これら
複数種類の設定のうち少なくとも1つの設定を複数台の
刺繍ミシンに共通に実行することができる。その他請求
項1と同様の効果を奏する。請求項3の発明によれば、
設定共通化手段を全部モードに切り換えたとき、複数種
類の設定を全部指定し、個別モードに切り換えたとき、
複数種類の設定を個別に指定することができるから、必
要に応じてモード切り換えを行うことができる。全部モ
ードに切り換えた場合には、設定操作を一層簡単化する
ことができるし、個別モードでは、複数種類の設定のう
ち個別に指定する設定を除いて設定データを書き換える
ことができるので、この場合の設定操作を簡略化するこ
とができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の縫製システムの構成図であ
る。
【図2】パーソナルコンピュータの制御系の概略ブロッ
ク図である。
【図3】設定共通化対象の刺繍ミシンを選択するメニュ
ー画面の説明図である。
【図4】設定共通化対象の刺繍ミシンを設定する画面の
説明図である。
【図5】刺繍縫製に関連する設定項目の画面の説明図で
ある。
【図6】速度レンジの設定を行う画面の説明図である。
【図7】休止頭部の設定を行う画面の説明図である。
【図8】刺繍枠を選択するメニュー画面の説明図であ
る。
【図9】設定共通化対象の刺繍ミシンを選択設定する制
御のルーチンのフローチャートである。
【図10】刺繍縫製に関する設定制御のルーチンのフロ
ーチャートである。
【図11】刺繍縫製に関する設定制御のルーチンのフロ
ーチャートである。
【図12】データ送信制御のルーチンのフローチャート
である。
【符号の説明】
1〜4 刺繍ミシン 5 パソコン MS1〜MS4 ミシン制御部 L1〜L4 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B150 AA15 AA18 AA19 CB04 CE23 CE25 GF02 GF03 GG04 LA25 LA31 LA73 LA85 LA86 LB02 MA02 MA07 MA12 NA28 NA30 NA59 NA64 NA72 NA73 NB09 NB18 NB20 PA01 QA06 QA07 QA08 3C100 AA22 AA65 BB13 CC02 EE16 4L044 AA01 AA10 AA20 AB07 AC05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の刺繍ミシンと、これら刺繍ミシ
    ンの複数のミシン制御部に通信手段を介して電気的に接
    続された制御装置とを有する刺繍ミシンネットワークシ
    ステムにおいて、 前記制御装置は、 前記複数台の刺繍ミシンのうちの2台以上の刺繍ミシン
    を選択設定する為のミシン選択手段と、 前記ミシン選択手段で選択された2台以上の刺繍ミシン
    に対して、刺繍縫製に関連する複数種類の設定を共通に
    実行可能にする設定共通化手段と、 を備えたことを特徴とする刺繍ミシンネットワークシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記複数種類の設定は、刺繍ミシンに関
    する設定と、刺繍ミシンの動作に関する設定と、縫製デ
    ータの設定を含むことを特徴とする請求項1に記載の刺
    繍ミシンネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記設定共通化手段は、複数種類の設定
    を全部指定する全部モードと、複数種類の設定を個別に
    指定する個別モードとに択一的に切換え可能に構成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の刺繍ミシンネット
    ワークシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8180475B2 (en) 2007-07-18 2012-05-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Embroidery data processor, embroidery sewing system, computer readable medium and multi-needle embroidery sewing machine
CH712878A1 (de) * 2016-09-06 2018-03-15 Bernina Int Ag Verfahren und Vorrichtung zum Steuern und/oder Regeln einer Nähmaschine, Nähmaschine und Computerprogrammprodukt.

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