JP2003052963A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2003052963A
JP2003052963A JP2001240868A JP2001240868A JP2003052963A JP 2003052963 A JP2003052963 A JP 2003052963A JP 2001240868 A JP2001240868 A JP 2001240868A JP 2001240868 A JP2001240868 A JP 2001240868A JP 2003052963 A JP2003052963 A JP 2003052963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄表示装置と、Vゾーンを有する特別電動
役物とを備えた構成において、長時間遊技をしても遊技
者を飽きさせないパチンコ機を提供する。 【解決手段】 特別図柄表示装置4で変動表示中の図柄
が第1図柄パターンで停止することにより大入賞口10
aを開放する大入賞口装置10を設ける。Vゾーン11
cを有する特別電動役物11は、変動表示中の図柄が第
2図柄パターンで停止したとき、可動片11bを開放さ
せて上部入賞口11aを拡大する。Vゾーン11cへ
は、上部入賞口11aからの入賞球が適宜の難易度にて
通過可能で、特別電動役物11は、該Vゾーン11cへ
の入賞球の通過により、可動片11bを再開放させる。
第2図柄パターンは、複数種に分けられ、そのパターン
種毎に可動片の開放回数を異ならせる。遊技展開の分岐
点を増やし、遊技内容を豊富にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄表示装置と、
Vゾーン(特定入賞領域)を有する特別電動役物とを備
えたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機としては、特
許第2602663号公報に記載のものがある。このパ
チンコ機は、入賞球が特別電動役物の特定入賞領域(V
ゾーン)を通過すると、図柄表示装置の図柄が変動を開
始し、その後、停止した図柄(停止図柄)によって、遊
技者にとって有利な第1の状態と、そうではでない第2
の状態とを以下のように組み合わせた遊技内容となって
いる。
【0003】すなわち上記停止図柄が、特別表示態様、
例えば奇数数字であるときには、初めに第1の状態とな
り、次に、所定の条件下(特定入賞領域の通過球記憶値
「1」)で、規制条件が成立するまで第1の状態を維持
した後に第2の状態となり、その後に再度第1の状態に
なる。また、上記停止図柄が、通常表示態様、例えば偶
数数字であるときには、初めに第1の状態となり、次
に、所定の条件下で直ちに第2の状態となり、その後
に、再度第1の状態になるというような遊技内容となっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
は、停止図柄が、特別表示態様であるか通常表示態様で
あるかによる違いは、初めに第1の状態となった後、所
定の条件下における第2の状態への移行が、規制条件が
成立するまで第1の状態を維持した後になされるのか、
直ちになされるのかだけであった。すなわち従来技術
は、図柄表示装置の停止図柄で決定される遊技内容(展
開)が単純であり、このため、長時間遊技すると飽きが
くるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたもので、図柄表示装置と、Vゾーンを
有する特別電動役物とを備えた構成において、長時間遊
技をしても飽きのこないパチンコ機を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、図柄始動入賞口へ遊技球
が入賞することにより複数の表示図柄が変動を開始して
所定時間後に停止する図柄表示装置と、この図柄表示装
置で変動表示中の図柄が第1図柄パターンで停止するこ
とにより大入賞口を開放する大入賞口装置と、入賞口、
前記図柄表示装置で変動表示中の図柄が第2図柄パター
ンで停止することにより開放して前記入賞口を拡大させ
る可動片、及び前記入賞口からの入賞球が適宜の難易度
にて通過可能で、該入賞球の通過により前記可動片を再
度開放させて前記入賞口を拡大させるVゾーンを有する
特別電動役物とを備え、前記第2図柄パターンを複数種
有し、そのパターン種毎に前記可動片の開放量が異なる
ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、複数種の第2図柄パターンのうち、い
ずれかのパターンは更に複数種に分けられ、そのパター
ン種に応じてVゾーン通過の難易度が変わるように、特
別電動役物にVゾーン振分け構造部を備えることを特徴
とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、図柄始動入賞口
へ遊技球が入賞することにより複数の表示図柄が変動を
開始して所定時間後に停止する図柄表示装置と、この図
柄表示装置で変動表示中の図柄が第1図柄パターンで停
止することにより大入賞口を開放する大入賞口装置と、
入賞口、前記図柄表示装置で変動表示中の図柄が第2図
柄パターンで停止することにより開放して前記入賞口を
拡大させる可動片、及び前記入賞口からの入賞球が適宜
の難易度にて通過可能で、該入賞球の通過により前記可
動片を再度開放させて前記入賞口を拡大させるVゾーン
を有する特別電動役物と、前記変動表示中の図柄が第1
図柄パターン又は第2図柄パターンのいずれで停止する
かの予告表示をする停止図柄パターン予告表示手段とを
具備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は本発明によるパチンコ機の一
実施形態の要部(遊技盤)を示す正面図である。図示す
るように、遊技盤1には、ハンドル(図示せず)の操作
によって、その表面に打ち出された遊技球を誘導する略
円弧状の外レール2a及び内レール2bが設けられ、こ
の2つのレール2a,2bによって囲まれた部分に遊技
領域3を形成している。この遊技領域3には、特別図柄
表示装置4、各種入賞口・入賞口装置、風車5、ランプ
風車6、ランプ7、多数の遊技釘(図示せず)、アウト
口8等が配設されている。
【0010】ここで、上記特別図柄表示装置4は、遊技
領域3のほぼ中央部に位置し、横方向に複数個、ここで
は左、中、右の3個の図柄表示部4a,4b,4cを備
え、それら図柄表示部4a〜4cに表示される図柄
(左、中、右の表示図柄)が変動を開始すると、所定時
間後に停止するように構成されている。表示図柄は、こ
こでは左、中、右の3つ共に0〜9までの数字であり、
変動時にはこの数字0〜9が繰返し表示される。表示図
柄の変動は、後述特別図柄始動入賞口への遊技球の入賞
により開始される。
【0011】上記入賞口・入賞口装置には、特別図柄始
動入賞口9、大入賞口装置10及び特別電動役物11が
あるが、このうち特別図柄始動入賞口9は、特別図柄表
示装置4を挟んだ左右側に一対配設されている。
【0012】また大入賞口装置10は、遊技領域3の最
下部に配置されたアウト口8の真上に、横長の大入賞口
10aを備えて配置され、上記特別図柄表示装置4で変
動表示中の図柄が第1図柄パターンで停止することによ
り、大入賞口10aを開放するように構成されている。
第1図柄パターンは、ここでは左、中、右の図柄表示部
4a〜4cの表示図柄(以下、左図柄、中図柄、右図柄
と略記する。)が共に同一数字で揃ったパターンとす
る。
【0013】更に特別電動役物11は、遊技領域3の左
右方向中央において上下方向に延出し、その上下方向ほ
ぼ中央部で特別図柄表示装置4を取り囲むように配置さ
れている。この特別電動役物11は、基本的には上部入
賞口11a、一対の可動片11b,11b及びVゾーン
11cを備えて構成される。図示例では、上部入賞口1
1aに通じる天入賞口11dを最上部に備え、そこから
下方のVゾーン11cに向けて、上部入賞口11aの入
賞球(図示せず)の検出スイッチ(上部入賞口入賞検出
スイッチ)11e、流下通路11f、Vゾーン振分け構
造部11gの振分け回転体11hが、各々左右に一対設
けられている。
【0014】上記一対の可動片11b,11bは、特別
図柄表示装置4で変動表示中の図柄が第2図柄パターン
で停止することにより、所定回数開放(左側の可動片1
1bは左側方に、右側の可動片11bは右側方に回動)
して上部入賞口11aを拡大させるように構成されてい
る。図は、一対の可動片11b,11bが開放している
状態を示す。
【0015】上記第2図柄パターンは複数種あり、その
パターン種毎に可動片11b,11bの開放回数が異な
る。第2図柄パターンは、ここでは左図柄が「3」又は
「7」で、中、右図柄は何ら制約されない「3、*、
*」又は「7、*、*」のパターン(第2図柄パターン
A)と、左、中図柄が「3、3」又は「7、7」で、右
図柄は何ら制約されない「3、3、*」又は「7、7、
*」のパターン(第2図柄パターンB)の2種類ある。
ここで、記号「*」は0〜9までの数字のいずれであっ
てもよいことを表す(以下同様)。一対の可動片11
b,11bは、第2図柄パターンAでは1回、第2図柄
パターンBでは2回開放(開閉)する。また、開放回数
ではなく開放時間が異なるようにしてもよい。
【0016】Vゾーン11cは、流下通路11f,11
fからの入賞球(図示せず)が適宜の難易度にて通過可
能で、その入賞球の通過により一対の可動片11b,1
1bを再度、開放(上部入賞口11aを拡大)させるよ
うに構成されている。入賞球のVゾーン通過による可動
片11b,11bの開放回数は任意に設定可能である。
ここでは、上記入賞球のVゾーン通過の直前に可動片1
1b,11bを開放させることとなった表示図柄の停止
パターンにおける開放回数と同回数である。
【0017】図示例では、特別電動役物11にVゾーン
振分け構造部11gを備えている。また、2種類ある上
記第2図柄パターンA,Bのうちのいずれかのパター
ン、ここでは第2図柄パターンBは、更に複数種、ここ
ではパターンB1,B2の2種類に分けられている。そ
して、その分けられた第2図柄パターンB1,B2に応
じてVゾーン11cへの通過の難易度が変わるように、
上記Vゾーン振分け構造部11gが構成されている。具
体的には、左、中図柄が「7、7」で、右図柄は何ら制
約されない「7、7、*」のパターンが第2図柄パター
ンB1とされ、同様に「3、3、*」のパターンが第2
図柄パターンB2とされている。そして、「7、7、
*」の第2図柄パターンB1で表示図柄が停止した場合
には、Vゾーン11cへの通過の可能性が高く、「3、
3、*」の第2図柄パターンB2で表示図柄が停止した
場合には、Vゾーン11cへの通過の可能性が低くなる
ように構成されている。
【0018】上記Vゾーン振分け構造部11gは、図2
に取り出し、拡大して示すように、例えば外周に各々3
つの切欠き11i,11j,11kが等間隔に穿設され
た一対の回転体11h,11hを備えて構成される。こ
の場合、各回転体11hの切欠き11i〜11kは、上
記流下通路11f,11fからの入賞球を収容した状態
で回転体11h,11hが回転可能な大きさに形成され
ている。また、各回転体11h,11hの3つの切欠き
11i〜11kのうちの1つ(切欠き11i)には球係
止部11lが突出形成され、流下通路11f,11fか
らの入賞球を収容したまま一時的に保持し、Vゾーン1
1c上で落下させ得るように構成されている。そして遊
技時、基本的には、左側の回転体11hは反時計方向
に、右側の回転体11hは時計方向に回転する。ただ
し、変動表示中の図柄が「7、7、*」の第2図柄パタ
ーンB1で停止した場合には、少なくともいずれか1つ
の回転体11h、ここでは左側の回転体11hが、その
球係止部11lの付いた切欠き11iが真上を向いた状
態で停止し、一定時間後、回転状態に復帰するように構
成されている。
【0019】後述賞球払出し装置は、遊技領域3に打ち
込まれた遊技球が、特別図柄始動入賞口9,9、大入賞
口10a、特別電動役物11の上部入賞口11aに入賞
したとき、所定数の賞球を払い出す。
【0020】次に、このようなパチンコ機の制御につい
て、図3に基づき説明する。図3は図1に示すパチンコ
機の回路例の要部を示すブロック図で、21はパチンコ
機各部を制御する制御回路である。制御回路21は、主
制御回路とパチンコ機各部の制御を分担して受け持つ複
数の副制御回路とで構成されるのが一般的であるが、こ
こではそれら全体を制御回路21としてまとめて示して
いる。
【0021】この制御回路21の入力側には、上部入賞
口入賞検出スイッチ11e、始動入賞口入賞検出スイッ
チ22、大入賞口入賞検出スイッチ23、Vゾーン通過
検出スイッチ24、その他、種々の入力素子、入力回路
が接続されている。
【0022】また、制御回路21の出力側には、特別図
柄表示装置4、大入賞口開閉駆動源25、可動片開閉駆
動源26、回転体駆動源27、ランプ点消灯装置28、
賞球払出し装置29、音声発生装置(図示せず)、その
他、種々の出力素子、出力回路が接続されている。
【0023】ここで、上部入賞口入賞検出スイッチ11
eは特別電動役物11の上部入賞口11aへの遊技球の
入賞を検出するスイッチ、始動入賞口入賞検出スイッチ
22は特別図柄始動入賞口9への遊技球の入賞を検出す
るスイッチである。大入賞口入賞検出スイッチ23は大
入賞口10aへの遊技球の入賞を検出するスイッチ、V
ゾーン通過検出スイッチ24は入賞球のVゾーン11c
の通過を検出するスイッチである。
【0024】また、大入賞口開閉駆動源25は大入賞口
装置10の大入賞口10aを開閉する動力源、可動片開
閉駆動源26は特別電動役物11の一対の可動片11
b,11bを開閉する動力源、回転体駆動源27は同特
別電動役物11のVゾーン振分け構造部11gの一対の
回転体11h,11hを回転させる動力源である。ラン
プ点消灯装置28はランプ7やランプ風車6のランプ等
を点灯、消灯する装置、賞球払出し装置29は遊技球の
入賞があったときに賞球の払出しをする装置である。
【0025】次に、このようなパチンコ機の動作につい
て、図1及び図3を参照しつつ述べるが、基本的な動作
については通常のパチンコ機と特に変わるところはない
ので、ここでは本発明に係わる動作を中心に述べる
【0026】いま、電源が投入がされていて、Vゾーン
振分け構造部11gの一対の回転体11h,11hが回
転体駆動源28により緩やかに回転し、ランプ7やラン
プ風車6のランプがランプ点消灯装置29により点灯し
ているものとする。このとき、特別電動役物11の一対
の可動片11b,11bは閉じている。図1は、一対の
可動片11b,11bが各々外側に倒れた開放状態を示
しており、可動片11b,11bが各々立って向かい合
った状態が閉じた状態である。
【0027】遊技が開始されて、遊技球(図示せず)が
次々と遊技領域3に打ち込まれ、いずれかの特別図柄始
動入賞口9に遊技球が入賞すると、始動入賞口入賞検出
スイッチ22がそれを検出する。これにより、制御回路
21は特別図柄表示装置4を起動し、その表示図柄は変
動を開始する。
【0028】所定時間経過すると表示図柄が停止する
が、その停止時の図柄が左、中、右図柄共に、同一数
字、例えば「7、7、7」で揃う(第1図柄パターンで
停止する)と、大入賞口開閉駆動源26が制御回路21
により起動される。これにより、大入賞口装置10の大
入賞口10aは、例えば30秒間程度、又は遊技球が1
0個程度その大入賞口10aに入賞するまで、開放す
る。
【0029】停止時の図柄が、左図柄は「3」又は
「7」で、中、右図柄は何ら制約されない「3、*、
*」又は「7、*、*」のパターン(第2図柄パターン
A)と、左、中図柄は「3、3」又は「7、7」で、右
図柄は何ら制約されない「3、3、*」又は「7、7、
*」のパターン(第2図柄パターンB)のときには、一
対の可動片11b,11bが開放する。この場合、一対
の可動片11b,11bは、停止図柄が第2図柄パター
ンAであれば1回、第2図柄パターンBであれば2回開
放(開閉)する。一対の可動片11b,11bの開放
は、1回につき例えば1回開放の場合は1秒間開放する
と共に2回開放の場合は3秒間開放する。
【0030】可動片11b,11bが開放すると、特別
電動役物11の上部入賞口11aが広がり、上部入賞口
11aへの入賞が容易になる。すなわち、多くの遊技球
が可動片11b,11bにより掬われて上部入賞口11
aへ案内され、天入賞口11dから入った遊技球と同様
に、上部入賞口11aへ入賞することになる。可動片1
1b,11bの開放回数は、停止図柄が第2図柄パター
ンAのときには1回であるが、第2図柄パターンBのと
きには2回であり、より多くの遊技球の入賞が可能とな
る。
【0031】上部入賞口11aへの入賞球は、流下通路
11f,11fのうちのいずれかを通って、Vゾーン振
分け構造部11gに達する。Vゾーン振分け構造部11
gの振分け回転体11h,11hは、上記停止図柄が
「7、7、*」のパターン(第2図柄パターンB1)で
あるときには、左側の振分け回転体11hが、その球係
止部11l(図2参照)の付いた切欠き11iが真上を
向いた状態で停止し、一定時間後に回転状態に復帰する
ようになっている。したがって、Vゾーン振分け構造部
11gに達した入賞球は、高い率で左側の振分け回転体
11hの球係止部11lの付いた切欠き11i内に収容
され、その振分け回転体11hが反時計方向にほぼ2/
3回転した時点で切欠き11iから脱落し、Vゾーン1
1cを通過する。これにより、Vゾーン11cを通過す
る可能性は高くなる。
【0032】上記停止図柄が「3、3、*」のパターン
(第2図柄パターンB2)であるときには、上述したよ
うな振分け回転体11hの一時停止はなく、Vゾーン1
1cへの通過の可能性が第2図柄パターンB1であると
きに比べて低い。しかし、流下通路11f,11fから
の入賞球がVゾーン振分け構造部11gに達したとき
に、振分け回転体11h,11hが、その球係止部11
lの付いた切欠き11iが真上を向いた状態にあれば、
上述と同様の動作を経て、Vゾーン11cを通過するこ
とが可能である。
【0033】流下通路11f,11fからの入賞球がV
ゾーン11cを通過すると、一対の可動片11b,11
bを再度開放する。この場合の開放も、ここでは上記停
止図柄に応じた開放動作と同様、つまり、先の停止図柄
が第2図柄パターンAであれば1回、第2図柄パターン
Bであれば2回開放(開閉)する。1回の開放時間も同
様である。Vゾーン11cを通過した入賞球は、排球路
11mに排出される。
【0034】流下通路11f,11fからの入賞球が、
振分け回転体11h,11hの球係止部11lの付いて
いない切欠き11j,11kに収容されたときには、上
記入賞球は、その切欠き11j,11kが外側(左側の
振分け回転体11hについて左側、右側の振分け回転体
11hについて右側)に向いたときに、排球路11n,
11nに排出される。すなわち入賞球は、Vゾーン11
c上に達せず、したがって、Vゾーン11cを通過する
ことなく、排球路11n,11nに排出される。
【0035】遊技球が入賞口9,10a,11aに入賞
した際には、その入賞が始動入賞口入賞検出スイッチ2
2、大入賞口入賞検出スイッチ23、上部入賞口入賞検
出スイッチ11eにより各別に検出され、制御回路21
はその都度、賞球払出し装置30を制御して、入賞口
9,10a,11aに応じた所定個数の賞球払出しを行
う。
【0036】なお、第1図柄パターン、第2図柄パター
ンA,B(B1,B2)の具体的な数字の組合せは上述
実施形態のみに限定されない。また特別図柄について
も、上述実施形態(数字)のみに限定されず、種々の絵
柄であってもよい。更に、Vゾーン振分け構造部、可動
片の開放回数や開放秒数も上述実施形態のみに限定され
ない。
【0037】上述実施形態では、Vゾーン11cを特別
電動役物11側に設けたが、大入賞口装置10側(大入
賞口内)に設けてもよく、あるいはそれらの双方に設け
てもよい。
【0038】停止図柄パターン予告表示手段を付設し、
変動表示中の図柄が第1図柄パターン又は第2図柄パタ
ーンのどちらで停止するかを予告表示するようにしても
よい。この場合、予告表示は、特別図柄表示装置4の図
柄表示部4a〜4cの少なくともいずれか1つに、予告
すべきパターン種に応じた特定のキャラククタを表示さ
せたり、ランプ7,7を、予告すべきパターン種に応じ
て点滅動作させる等により行われる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、図柄表示
装置で変動表示中の図柄が、第1図柄パターンで停止す
れば大入賞口を開放し、第2図柄パターンで停止すれば
特別電動役物の入賞口を拡大させる。また特別電動役物
は、入賞口からの入賞球が適宜の難易度にて通過可能
で、該入賞球の通過により入賞口を再度拡大させるVゾ
ーンを有する。更に、上記第2図柄パターンは複数種に
分けられ、パターン種毎に入賞口の拡大させる量を異な
らせた。すなわち本発明では、図柄表示装置の停止図柄
に基づく遊技展開が多岐に亘って遊技内容が豊富にな
り、したがって、従来技術とは異なり、長時間遊技をし
ても遊技者を飽きさせることがない。この効果は、上記
複数種の第2図柄パターンのうち、いずれかのパターン
を更に複数種に分け、そのパターン種に応じてVゾーン
通過の難易度が変わるようにすることにより、一層顕著
になる。
【0040】また、変動表示中の図柄が第1図柄パター
ン又は第2図柄パターンのいずれで停止するかを予告表
示するように構成することによれば、予告の内容によ
り、遊技者の期待感をより高めることができる。特に初
心者にとっては、この予告表示により、遊技球の発射操
作に余裕をもたせ得るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパチンコ機の一実施形態の要部を
示す正面図である。
【図2】図1中のVゾーン振分け構造部の拡大図であ
る。
【図3】図1に示すパチンコ機の回路例を示すブロック
図である。
【符号の説明】 4 特別図柄表示装置 4a,4b,4c 図柄表示部 9 特別図柄始動入賞口 10 大入賞口装置 10a 大入賞口 11 特別電動役物 11a 上部入賞口 11b 可動片 11c Vゾーン 11g Vゾーン振分け構造部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄始動入賞口へ遊技球が入賞すること
    により複数の表示図柄が変動を開始して所定時間後に停
    止する図柄表示装置と、 この図柄表示装置で変動表示中の図柄が第1図柄パター
    ンで停止することにより大入賞口を開放する大入賞口装
    置と、 入賞口、前記図柄表示装置で変動表示中の図柄が第2図
    柄パターンで停止することにより開放して前記入賞口を
    拡大させる可動片、及び前記入賞口からの入賞球が適宜
    の難易度にて通過可能で、該入賞球の通過により前記可
    動片を再度開放させて前記入賞口を拡大させるVゾーン
    を有する特別電動役物とを備え、 前記第2図柄パターンを複数種有し、そのパターン種毎
    に前記可動片の開放量が異なることを特徴とするパチン
    コ機。
  2. 【請求項2】 複数種の第2図柄パターンのうち、いず
    れかのパターンは更に複数種に分けられ、そのパターン
    種に応じてVゾーン通過の難易度が変わるように、特別
    電動役物にVゾーン振分け構造部を備えることを特徴と
    する請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 図柄始動入賞口へ遊技球が入賞すること
    により複数の表示図柄が変動を開始して所定時間後に停
    止する図柄表示装置と、 この図柄表示装置で変動表示中の図柄が第1図柄パター
    ンで停止することにより大入賞口を開放する大入賞口装
    置と、 入賞口、前記図柄表示装置で変動表示中の図柄が第2図
    柄パターンで停止することにより開放して前記入賞口を
    拡大させる可動片、及び前記入賞口からの入賞球が適宜
    の難易度にて通過可能で、該入賞球の通過により前記可
    動片を再度開放させて前記入賞口を拡大させるVゾーン
    を有する特別電動役物と、 前記変動表示中の図柄が第1図柄パターン又は第2図柄
    パターンのいずれで停止するかの予告表示をする停止図
    柄パターン予告表示手段とを具備することを特徴とする
    パチンコ機。
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