JP2001120762A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001120762A
JP2001120762A JP30323699A JP30323699A JP2001120762A JP 2001120762 A JP2001120762 A JP 2001120762A JP 30323699 A JP30323699 A JP 30323699A JP 30323699 A JP30323699 A JP 30323699A JP 2001120762 A JP2001120762 A JP 2001120762A
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恵一 島田
Atsushi Inamura
淳 稲村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一個の図柄変動装置に対して変動の契機を複
数提供するとともに、図柄変動装置の図柄の個々の図柄
又は一部の図柄を独立に変動させることによって、より
複雑かつ興趣に富む遊技性を提供する。 【解決手段】 複数の図柄を変動表示する図柄変動装置
70と、上記図柄変動装置70における図柄の変動表示を制
御する変動制御手段16と、前記複数の図柄の各々に対応
する複数の始動口40とを有する弾球遊技機10であって、
前記変動制御手段16は、一の始動口40への入賞により、
図柄変動装置70において当該始動口40に対応する図柄の
みを変動表示させるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動口への入賞に
伴い図柄を変動表示させる図柄変動装置を有する弾球遊
技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の図柄が変動する図柄変動装
置を備え、その表示する図柄の組合せによって遊技者に
利益状態が与えられるような遊技を実施する弾球遊技機
が提供されている。この種の弾球遊技機では、始動口へ
の入賞により図柄が変動し、その変動の結果、たとえば
ゾロ目のような特定の組合せが図柄変動装置に表示され
た場合に、大入賞口が一定時間開放し、入賞が容易にな
るようなものがある。
【0003】また、変動の結果、所定の図柄が表示され
た場合に、特定の入賞口が開放し、その特定の入賞口へ
の入賞で大入賞口が一定時間開放するようなものもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の弾
球遊技機においては、利益状態発生の有無を左右する図
柄の変動は、始動口への入賞を契機とすることとなって
いるが、かかる始動口は一の図柄変動装置に対して一個
のみ設けられるものであった。また、図柄変動装置が複
数の図柄を変動させ表示する場合であっても、これらす
べての図柄の変動は一の始動口への入賞を契機に行われ
るものであって、個々の図柄が別個に変動するものでは
なかった。
【0005】そこで本発明においては、一個の図柄変動
装置に対して変動の契機を複数提供するとともに、図柄
変動装置の図柄の個々の図柄又は一部の図柄を独立に変
動させることによって、より複雑かつ興趣に富む遊技性
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(請求項1)上記の課題
に鑑み、本発明のうち請求項1記載の発明に係る弾球遊
技機10は、複数の図柄を変動表示する図柄変動装置70
と、上記図柄変動装置70における図柄の変動表示を制御
する変動制御手段16と、前記複数の図柄の各々に対応す
る複数の始動口40とを有し、前記変動制御手段16は、一
の始動口40への入賞により、図柄変動装置70において当
該始動口40に対応する図柄のみを変動表示させるように
形成されていることを特徴とする。
【0007】「図柄変動装置」とは、複数の図柄を変動
表示させる装置をいう。また、「変動表示」とは、複数
種類の図柄のうち一の図柄から他の図柄へと表示を変化
させ、そのうちの一の図柄で停止させて表示することを
いう。この図柄変動装置70には、CRT画面、液晶画
面、ドットマトリクスその他図柄を画像で表示するもの
や、回動するリールの表面に複数の図柄が記されている
ものを使用することができる。
【0008】「変動制御手段」とは、上記図柄変動装置
70における図柄の変動表示を制御する手段であって、通
常は、弾球遊技機10の制御を司るCPUが実行する制御
プログラムの一部として構成される。この変動制御手段
16は、上記図柄変動装置70の複数の図柄の変動表示を、
それぞれ別個独立に制御可能となっている。「始動口」
とは、弾球遊技機10の盤面に設けられている入賞口であ
って、そこへの入賞によって上記図柄変動装置70の作動
が開始されるものをいう。また、この始動口40は、上記
図柄変動装置70の各図柄に対応することとなっている。
すなわち、始動口40の数は、図柄変動装置70が表示する
図柄の数と等しくなっている。なお、ここでいう「始動
口」とは、遊技球が単に通過する「通過ゲート」をも含
むものであり、この場合の「入賞」には通過ゲートの
「通過」をも含むものである。
【0009】本請求項記載の発明に係る弾球遊技機10で
は、遊技は以下のように行われる。なお、例として、図
柄変動装置70は2桁の図柄を表示するものとする。そし
て、図柄の各桁に対応する始動口40が2個、盤面に設け
られているものとする。遊技者が弾球した遊技球が盤面
を落下し、始動口40のうちの一に入賞すると、変動制御
手段16は、当該始動口40に対応する桁の図柄を、図柄変
動装置70において変動表示させる。そして、他の桁の図
柄は、当該桁に対応する始動口40への入球がない限り変
動することはない。
【0010】そして、各桁が各々特定の図柄(たとえ
ば、「7」)を表示することで、その桁に対応する特定
の入賞口が開口するように、各桁ごとに利益状態を設定
することができる。この場合は、一の始動口40への入賞
が、各利益状態の発生の条件となる。また、各桁が全て
特定の図柄(たとえば、「7」)を表示した場合にの
み、特定の入賞口が開口するような利益状態を設定する
ことができる。この場合は、全ての始動口40へ入賞する
ことが利益状態発生の条件となる。
【0011】すなわち、本発明によって、表示する図柄
とそれに対して割り当てられる利益状態の設定の自由度
を増すことが可能となり、変化に富む遊技性を提供する
ことが可能となる。 (請求項2)また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の特徴に加え、前記図柄変動装
置70の表示する各図柄の組合せが所定の組合せである場
合に、遊技者に対して利益状態が提供されることを特徴
とする。
【0012】すなわち、図柄変動装置70の各々の図柄
は、それぞれ別個の始動口40への入賞により変動表示さ
れるものであるが、これらの図柄の組合せが所定の組合
せである場合に、遊技者に利益状態が提供されるもので
ある。ここで、利益状態とは、遊技の進行上、遊技者に
対して有利な状態をいう。この利益状態としては、たと
えば、図柄変動装置70が2桁の図柄を表示する場合、こ
れらの図柄の組合せが「77」であったときに大入賞口
が開口して、そこへの入賞が容易となるようなことが挙
げられる。
【0013】また、大入賞口開口の条件として、所定の
入賞口への入賞が必要とされるような弾球遊技機におい
ては、当該入賞口の開口をもってこの利益状態とするこ
ともできる。すなわち、利益状態とは、遊技者にとって
直接的な利益ばかりでなく、間接的な利益も含まれる。 (請求項3)更に、本発明のうち請求項3記載の発明に
係る弾球遊技機10は、複数の図柄を変動表示する図柄変
動装置70と、上記図柄変動装置70における図柄の変動表
示を制御する変動制御手段16と、前記複数の図柄を複数
組に分割したうちの各組に対応する複数の始動口40とを
有し、前記変動制御手段16は、一の始動口40への入賞に
より、図柄変動装置70において当該始動口40に対応する
組の図柄のみを変動表示させるように形成されているこ
とを特徴とする。
【0014】「図柄変動装置」とは、複数の図柄を変動
表示させる装置をいう。また、「変動表示」とは、複数
種類の図柄のうち一の図柄から他の図柄へと表示を変化
させ、そのうちの一の図柄で停止させて表示することを
いう。更に、この図柄変動装置70においては、複数の図
柄が、当該図柄の個数より少ない数の組に編成されてい
る。この組に含まれる図柄は単数であっても複数であっ
てもよい。たとえば、図柄変動装置70が表示する図柄の
数が4個である場合に、2個の図柄から成る組が2個と
いうように編成される。そして、図柄の変動はこの1組
を単位として行われる。
【0015】この図柄変動装置70には、CRT画面、液
晶画面、ドットマトリクスその他図柄を画像で表示する
ものや、回動するリールの表面に複数の図柄が記されて
いるものを使用することができる。「変動制御手段」と
は、上記図柄変動装置70における図柄の変動表示を制御
する手段であって、通常は、弾球遊技機10の制御を司る
CPUが実行する制御プログラムの一部として構成され
る。この変動制御手段16は、上記図柄変動装置70の複数
の図柄の組ごとの変動表示を、それぞれ別個独立に制御
可能となっている。
【0016】「始動口」とは、弾球遊技機10の盤面に設
けられている入賞口であって、そこへの入賞によって上
記図柄変動装置70の作動が開始されるものをいう。ま
た、この始動口40は、上記図柄変動装置70の各図柄に対
応することとなっている。すなわち、始動口40の数は、
図柄変動装置70が表示する図柄の組の数と等しくなって
いる。なお、ここでいう「始動口」とは、遊技球が単に
通過する「通過ゲート」をも含むものであり、この場合
の「入賞」には通過ゲートの「通過」をも含むものであ
る。
【0017】本請求項記載の発明に係る弾球遊技機10で
は、遊技は以下のように行われる。なお、例として、図
柄変動装置70は4桁の図柄を表示し、そのうちの上位2
桁と下位2桁とがそれぞれ組となっているものとする。
そして、図柄の各組に対応する始動口40が2個、盤面に
設けられているものとする。遊技者が弾球した遊技球が
盤面を落下し、始動口40のうちの一に入賞すると、変動
制御手段16は、当該始動口40に対応する組の図柄を、図
柄変動装置70において変動表示させる。そして、他の組
の図柄は、当該組に対応する始動口40への入球がない限
り変動することはない。
【0018】そして、各組が各々特定の図柄(たとえ
ば、「77」)を表示することで、その組に対応する特
定の入賞口が開口するように、各組ごとに利益状態を設
定することができる。この場合は、一の始動口40への入
賞が、各利益状態の発生の条件となる。また、各組が全
て特定の図柄(たとえば、「77」)を表示した場合に
のみ、特定の入賞口が開口するような利益状態を設定す
ることができる。この場合は、全ての始動口40へ入賞す
ることが利益状態発生の条件となる。
【0019】すなわち、本発明によって、表示する図柄
とそれに対して割り当てられる利益状態の設定の自由度
を増すことが可能となり、変化に富む遊技性を提供する
ことが可能となる。 (請求項4)また、本発明のうち請求項4記載の発明
は、請求項3記載の発明の特徴に加え、前記図柄変動装
置70の表示する各図柄の組の組合せが所定の組合せであ
る場合に、遊技者に対して利益状態が提供されることを
特徴とする。
【0020】すなわち、図柄変動装置70の各々の図柄の
組は、それぞれ別個の始動口40への入賞により変動表示
されるものであるが、これらの図柄の組の組合せが所定
の組合せである場合に、遊技者に利益状態が提供される
ものである。ここで、利益状態とは、遊技の進行上、遊
技者に対して有利な状態をいう。この利益状態として
は、たとえば、図柄変動装置70が4桁の図柄を表示し、
かつ、左2桁及び右2桁がそれぞれ組となっている場
合、これらの図柄の組の組合せが「7777」であった
ときに大入賞口が開口して、そこへの入賞が容易となる
ようなことが挙げられる。
【0021】また、大入賞口開口の条件として、所定の
入賞口への入賞が必要とされるような弾球遊技機におい
ては、当該入賞口の開口をもってこの利益状態とするこ
ともできる。すなわち、利益状態とは、遊技者にとって
直接的な利益ばかりでなく、間接的な利益も含まれる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。 (第一の実施の形態)図1から図8までは、本発明の第
一の実施の形態に係る弾球遊技機を示したもので、図1
は機能ブロック図を、図2から図8までは盤面を正面図
でそれぞれ示したものである。
【0023】(盤面構成)最初に、図2を参照しつつ、
盤面の構成について説明する。盤面20中央部分には、上
部がカバー31で覆われた役物30が位置している。役物30
とカバー31との間には、開閉可能な一対の羽根32が設け
られている。役物30内部の上方部分には、中央にはずれ
穴43が位置し、その左側には始動口40のうちの第一始動
口41が、またその右側には始動口40のうちの第二始動口
42がそれぞれ位置している。
【0024】第一始動口41の下方には回転可能な第一回
転体51が位置している。また、第二始動口42の下方には
回転可能な第二回転体52が位置している。第一回転体51
及び第二回転体52にはそれぞれ、外周をU字状に切り欠
いた形状を有する、遊技球を貯留可能な貯留口53、53が
設けられている。更に、この貯留口53、53のほぼ反対側
に、円弧部分を切り欠いた弦部分の形状とした斜面54、
54が設けられている。すなわち、図2に示すように、貯
留口53、53が上向きになっている状態では、斜面54、54
は、外側下方に位置することとなっている。
【0025】第一回転体51及び第二回転体52の下方に
は、左右に移動するVゾーン60が設けられている。更
に、役物30の下端部分には、2桁の数値から成る図柄を
表示する図柄変動装置70が設けられている。この図柄の
うち、上位の桁を左図柄71と、下位の桁を右図柄72とそ
れぞれ称する。左図柄71及び右図柄72にはそれぞれ、0
から9までの10通りの数字から成る図柄のうちの一が
表示される。また、左図柄71及び右図柄72が同一の図柄
となった場合に、大当たりとなることとなっている。な
お、前記始動口40のいずれにも入賞がない場合でも、図
柄変動装置70には、前回の変動で得られた図柄の組合せ
(図2においては、「62」)が表示されている。
【0026】そして、役物30の下方に、特別入賞口80、
80、80が3個設けられている。また、図示しない弾球装
置により発射された遊技球を盤面20に誘導するレール2
1、及び、いずれの入賞口へも入賞できなかった遊技球
を排出する排出口22も設けられている。なお、上記以外
にも盤面20には釘、風車あるいは他の入賞口なども設け
られているが、これらについては図面から省略し、説明
は割愛する。
【0027】(機能ブロック)次に、図1を参照しつ
つ、各構成要素間の関係について説明する。弾球遊技機
10には、CPU15が設けられている。このCPU15は、
図示しないROMに記録された制御プログラムに従っ
て、弾球遊技機10における遊技の制御を司る。
【0028】CPU15は、制御プログラムの所定部分を
実行することで、変動制御手段16として機能する。変動
制御手段16は、前記の第一始動口41への入賞を検知し、
これによって図柄変動装置70のうちの左図柄71の変動表
示を制御する。また、変動制御手段16は、前記の第二始
動口42への入賞を検知し、これによって図柄変動装置70
のうちの右図柄72の変動表示を制御する。
【0029】CPU15はまた、特別入賞口80、80、80、
はずれ穴43及びVゾーン60への入賞を検出し、これらに
従って制御プログラムを実行する。更にCPU15は、制
御プログラムを実行することで、羽根32、第一回転体51
及び第二回転体52を後述のように作動させる。 (遊技の進行)次に、図2から図8までを参照しつつ、
本実施の形態における遊技の進行について説明する。
【0030】特別入賞口80、80、80への入賞がない状態
では、図2に示すように、羽根32は閉じた状態でカバー
31両端に接しており、遊技球は役物30内へ入球できな
い。特別入賞口80、80、80のいずれかへ入賞があると、
図3に示すように、羽根32が開いた状態となり、遊技球
は役物30内へ入球可能となる。役物30内へ入球した遊技
球がはずれ穴43に入球した場合には、賞球の払い出しの
みが行われる。
【0031】また、遊技球が始動口40のうち第一始動口
41へ入賞すると、遊技球はその下方に位置する第一回転
体51へ落下し、その貯留口53へ入球する。そして、この
入賞に伴って、変動制御手段16(図1参照)により図柄
変動装置70の左図柄71が変動を開始し、いずれかの図柄
を表示する。このとき、図4に示すように、変動の結果
表示された左図柄71が、変動しなかった右図柄72と異な
る図柄である場合には、これらの図柄の組合せ(すなわ
ち、「52」)は、大当たり図柄には該当しない。この
場合、第一回転体51は左回りに回転し、その貯留口53に
保持していた遊技球を役物30内の左下方へと落下させ
る。ここで、Vゾーン60は前述のとおり左右へ移動して
いるが、中央付近に位置している確率が高いため、この
場合は、Vゾーン60へ入賞する可能性が低い。
【0032】これに対して、図5に示すように、変動の
結果表示された左図柄71が、変動しなかった右図柄72と
同一の図柄である場合には、これらの図柄の組合せ(す
なわち、「22」)は、大当たり図柄に該当する。この
場合、第一回転体51は右回りに回転し、その貯留口53に
保持していた遊技球を役物30内の中央下方へと落下させ
る。ここで、Vゾーン60は前述のとおり中央付近に位置
している確率が高いため、この場合は、Vゾーン60へ入
賞する可能性が高くなる。
【0033】そして、Vゾーン60への入賞があると、図
6に示すように、第一回転体51及び第二回転体52は、一
定時間の間、貯留口53、53を下向きにして静止する。す
なわち、斜面54、54が内向きに傾斜した状態で静止する
こととなる。これによって、第一始動口41及び第二始動
口42へ入賞した遊技球は、貯留口53、53に貯留されるこ
となく、役物30内の中央下方へと落下していくこととな
る。したがって、Vゾーン60への入賞の可能性が更に高
まり、遊技者により多くの利益がもたらされることとな
る。
【0034】一方、前記図3に示す状態から、遊技球が
始動口40のうち第二始動口42へ入賞すると、遊技球はそ
の下方に位置する第二回転体52へ落下し、その貯留口53
へ入球する。そして、この入賞に伴って、変動制御手段
16(図1参照)により図柄変動装置70の右図柄72が変動
を開始し、いずれかの図柄を表示する。このとき、図7
に示すように、変動の結果表示された右図柄72が、変動
しなかった左図柄71と異なる図柄である場合には、これ
らの図柄の組合せ(すなわち、「68」)は、大当たり
図柄には該当しない。この場合、第二回転体52は右回り
に回転し、その貯留口53に保持していた遊技球を役物30
内の右下方へと落下させる。ここで、Vゾーン60は前述
のとおり中央付近に位置している確率が高いため、この
場合は、Vゾーン60へ入賞する可能性が低い。
【0035】これに対して、図8に示すように、変動の
結果表示された右図柄72が、変動しなかった左図柄71と
同一の図柄である場合には、これらの図柄の組合せ(す
なわち、「66」)は、大当たり図柄に該当する。この
場合、第二回転体52は左回りに回転し、その貯留口53に
保持していた遊技球を役物30内の中央下方へと落下させ
る。ここで、Vゾーン60は前述のとおり中央付近に位置
している確率が高いため、この場合は、Vゾーン60へ入
賞する可能性が高くなる。
【0036】なお、この場合にも、Vゾーン60への入賞
があると、図6に示すような状態と同様に、第一回転体
51及び第二回転体52は、一定時間の間、その斜面54、54
を内向きに傾斜させてて静止することとなる。(第二の
実施の形態)図9から図16までは、本発明の第二の実
施の形態に係る弾球遊技機を示したもので、図9は機能
ブロック図を、図10から図16までは盤面を正面図で
それぞれ示したものである。
【0037】(盤面構成)最初に、図10を参照しつ
つ、盤面の構成について説明する。盤面20中央部分に
は、上部が開放した役物30が位置している。役物30中央
やや上方寄りには、回転可能な第一回転体51が位置して
いる。また、その下方には、回転可能な第二回転体52が
位置している。また、第一回転体51及び第二回転体52に
はそれぞれ、外周をU字状に切り欠いた形状を有する、
遊技球を貯留可能な貯留口53、53が設けられている。
【0038】そして、第一回転体51の直上及び第二回転
体52の直上にはそれぞれゲート状の始動口40である、第
一始動口41及び第二始動口42が設けられている。役物30
内部の下端には、右から順に第一Vゾーン61、第二Vゾ
ーン62及びはずれゾーン63が設けられている。そして、
役物30内部に設けられた仕切りにより、役物30内に入球
した遊技球は、以下の挙動を示すこととなる。すなわ
ち、役物30上端から進入した遊技球は、第一始動口41へ
入賞するか、又は直接はずれゾーン63へ落下することと
なる。また、第一始動口41へ入賞した遊技球は、第一V
ゾーン61へ落下するか、又は第二始動口42へ入賞するこ
ととなる。更に、第二始動口42へ入賞した遊技球は、第
一Vゾーン61又ははずれゾーン63に落下することとな
る。
【0039】更に、盤面20の上端付近には、4桁の数値
から成る図柄を表示する図柄変動装置70が設けられてい
る。各桁にはそれぞれ、0から9までの10通りの数字
からなる図柄の一が表示される。この図柄のうち、上位
2桁を左図柄組73と、下位2桁を右図柄組74とそれぞれ
称する。また、左図柄組73及び右図柄組74が同一の図柄
の組合せとなった場合に、大当たりとなることとなって
いる。なお、前記第一始動口41の入賞がない場合には、
前記第二始動口42へも入賞がないこととなるが、この場
合でも、図柄変動装置70には、前回の変動で得られた図
柄の組の組合せ(図10においては、「6518」)が
表示されている。
【0040】そして、役物30の右方に、上から順に、い
ずれも開閉可能な第一入賞口81、第二入賞口82、第三入
賞口83及び大入賞口90が設けられている。また、図示し
ない弾球装置により発射された遊技球を盤面20に誘導す
るレール21、及び、いずれの入賞口へも入賞できなかっ
た遊技球を排出する排出口22も設けられている。
【0041】なお、上記以外にも盤面20には釘、風車あ
るいは他の入賞口なども設けられているが、これらにつ
いては図面から省略し、説明は割愛する。 (機能ブロック)次に、図9を参照しつつ、各構成要素
間の関係について説明する。弾球遊技機10には、CPU
15が設けられている。このCPU15は、図示しないRO
Mに記録された制御プログラムに従って、弾球遊技機10
における遊技の制御を司る。
【0042】CPU15は、制御プログラムの所定部分を
実行することで、変動制御手段16として機能する。変動
制御手段16は、前記の始動口40のうちの第一始動口41へ
の入賞を検知し、これによって図柄変動装置70のうちの
左図柄組73の変動表示を制御する。また、変動制御手段
16は、前記の始動口40のうちの第二始動口42への入賞を
検知し、これによって図柄変動装置70のうちの右図柄組
74の変動表示を制御する。
【0043】CPU15はまた、第一Vゾーン61、第二V
ゾーン62及びはずれゾーン63並びに第一入賞口81、第二
入賞口82及び第三入賞口83への入賞を検出し、これらに
従って制御プログラムを実行する。更にCPU15は、制
御プログラムを実行することで、第一回転体51及び第二
回転体52並びに第一入賞口81、第二入賞口82、第三入賞
口83及び大入賞口90を後述のように作動させる。
【0044】(遊技の進行)次に、図10から図16ま
でを参照しつつ、本実施の形態における遊技の進行につ
いて説明する。役物30内へ入球がない状態では、図10
に示すように、第一回転体51及び第二回転体52は、いず
れも貯留口53、53を上向きにして静止している。また、
盤面20右方に位置している第一入賞口81、第二入賞口8
2、第三入賞口83及び大入賞口90はいずれも閉鎖してい
る。
【0045】役物30内へ遊技球が入球すると、遊技球は
はずれゾーン63へ落下するか、又は第一始動口41へ入賞
する。はずれゾーン63へ落下した場合には、賞球の払い
出しのみが行われる。また、第一始動口41へ入賞する
と、遊技球はその下方に位置する第一回転体51へ落下
し、その貯留口53へ入球する。そして、この入賞に伴っ
て、変動制御手段16(図9参照)により図柄変動装置70
の左図柄組73が変動を開始し、いずれかの図柄を表示す
る。第一回転体51は、図柄変動装置70の左図柄組73が何
らかの図柄を表示するまで、貯留口53を上向きにして静
止している。
【0046】このとき、図11に示すように、変動の結
果表示された左図柄組73が、変動しなかった右図柄組74
と同一の図柄の組である場合には、これらの図柄の組の
組合せ(すなわち、「1818」)は、大当たり図柄に
該当する。この場合、第一回転体51は右回りに回転し、
貯留口53に保持していた遊技球を第一Vゾーン61へと落
下させる。そして、第一Vゾーン61への入賞によって、
第一入賞口81が開放する。
【0047】この開放した第一入賞口81への入賞がある
と、図12に示すように、第三入賞口83が開放する。な
お、第一入賞口81は入賞があると閉鎖する。そしてこの
開放した第三入賞口83への入賞があると、図13に示す
ように、大入賞口90が一定時間開放する。なお、第三入
賞口83は入賞があると閉鎖する。したがって、この大入
賞口90への入賞により、遊技者により多くの利益がもた
らされることとなる。
【0048】一方、図14に示すように、第一始動口41
への入賞に伴う変動の結果表示された左図柄組73が、変
動しなかった右図柄組74と異なる図柄の組である場合に
は、これらの図柄の組の組合せ(すなわち、「291
8」)は、大当たり図柄には該当しない。この場合、第
一回転体51は左回りに回転し、貯留口53に保持していた
遊技球を第二始動口42へと入賞させる。
【0049】第二始動口42へ入賞すると、遊技球はその
下方に位置する第二回転体52へ落下し、その貯留口53へ
入球する。そして、この入賞に伴って、変動制御手段16
(図9参照)により図柄変動装置70の右図柄組74が変動
を開始し、いずれかの図柄を表示する。第二回転体52
は、図柄変動装置70の右図柄組74が何らかの図柄を表示
するまで、貯留口53を上向きにして静止している。
【0050】このとき、図15に示すように、変動の結
果表示された右図柄組74が、変動しなかった左図柄組73
と同一の図柄の組である場合には、これらの図柄の組の
組合せ(すなわち、「2929」)は、大当たり図柄に
該当する。この場合、第二回転体52は右回りに回転し、
貯留口53に保持していた遊技球を第二Vゾーン62へと落
下させる。そして、第二Vゾーン62への入賞によって、
第二入賞口82が開放する。
【0051】この開放した第二入賞口82への入賞がある
と、図12に示すのと同様に、第三入賞口83が開放す
る。なお、第二入賞口82は入賞があると閉鎖する。ま
た、第三入賞口83への入賞については、上述の通りであ
る。一方、図16に示すように、第二始動口42への入賞
に伴う変動の結果表示された右図柄組74が、変動しなか
った左図柄組73と異なる図柄の組である場合には、これ
らの図柄の組の組合せ(すなわち、「2937」)は、
大当たり図柄には該当しない。この場合、第二回転体52
は左回りに回転し、貯留口53に保持していた遊技球をは
ずれゾーン63へと落下させる。この場合は、賞球の払い
出しのみが行われる。
【0052】
【発明の効果】上記の構成から明らかなように、本発明
によって、一個の図柄変動装置に対して変動の契機を複
数提供するとともに、図柄変動装置の図柄の個々の図柄
又は一部の図柄を独立に変動させることで、より複雑か
つ興趣に富む遊技性を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る弾球遊技機の
機能ブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る遊技機の盤面
を正面図で示したもので、羽根が閉じている状態を示
す。
【図3】本発明の第一の実施の形態に係る遊技機の盤面
を正面図で示したもので、羽根が開いた状態を示す。
【図4】本発明の第一の実施の形態に係る遊技機の盤面
を正面図で示したもので、図柄変動装置に大当たり図柄
となる組合せ以外の組合せが表示された状態を示す。
【図5】本発明の第一の実施の形態に係る遊技機の盤面
を正面図で示したもので、図柄変動装置に大当たり図柄
となる組合せが表示された状態を示す。
【図6】本発明の第一の実施の形態に係る遊技機の盤面
を正面図で示したもので、Vゾーンへの入賞があった状
態を示す。
【図7】本発明の第一の実施の形態に係る遊技機の盤面
を正面図で示したもので、図柄変動装置に大当たり図柄
となる組合せ以外の組合せが表示された状態を示す。
【図8】本発明の第一の実施の形態に係る遊技機の盤面
を正面図で示したもので、図柄変動装置に大当たり図柄
となる組合せが表示された状態を示す。
【図9】本発明の第二の実施の形態に係る弾球遊技機の
機能ブロック図である。
【図10】本発明の第二の実施の形態に係る遊技機の盤
面を正面図で示したもので、役物への入球がない状態を
示す。
【図11】本発明の第二の実施の形態に係る遊技機の盤
面を正面図で示したもので、第一始動口への入賞の結
果、図柄変動装置に大当たり図柄となる組合せが表示さ
れた状態を示す。
【図12】本発明の第二の実施の形態に係る遊技機の盤
面を正面図で示したもので、第一入賞口又は第二入賞口
への入賞があった状態を示す。
【図13】本発明の第二の実施の形態に係る遊技機の盤
面を正面図で示したもので、第三入賞口への入賞があっ
た状態を示す。
【図14】本発明の第二の実施の形態に係る遊技機の盤
面を正面図で示したもので、第一始動口への入賞の結
果、図柄変動装置に大当たり図柄となる組合せ以外の組
合せが表示された状態を示す。
【図15】本発明の第二の実施の形態に係る遊技機の盤
面を正面図で示したもので、第二始動口への入賞の結
果、図柄変動装置に大当たり図柄となる組合せが表示さ
れた状態を示す。
【図16】本発明の第二の実施の形態に係る遊技機の盤
面を正面図で示したもので、第二始動口への入賞の結
果、図柄変動装置に大当たり図柄となる組合せ以外の組
合せが表示された状態を示す。
【符号の説明】
10 弾球遊技機 15 CPU 16 変動制御手段 20 盤面 21 レール 22 排出口 30 役物 31 カバー 32 羽根 40 始動口 41 第一始動口 42 第二始動口 43 はずれ穴 51 第一回転体 52 第二回転体 53 貯留口 54 斜面 60 Vゾーン 61 第一Vゾーン 62 第二Vゾーン 63 はずれゾーン 70 図柄変動装置 71 左図柄 72 右図柄 73 左図柄組 74 右図柄組 80 特別入賞口 81 第一入賞口 82 第二入賞口 83 第三入賞口 90 大入賞口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を変動表示する図柄変動装置
    と、 上記図柄変動装置における図柄の変動表示を制御する変
    動制御手段と、 前記複数の図柄の各々に対応する複数の始動口とを有
    し、 前記変動制御手段は、一の始動口への入賞により、図柄
    変動装置において当該始動口に対応する図柄のみを変動
    表示させるように形成されていることを特徴とする弾球
    遊技機。
  2. 【請求項2】 前記図柄変動装置の表示する各図柄の組
    合せが所定の組合せである場合に、遊技者に対して利益
    状態が提供されることを特徴とする請求項1記載の弾球
    遊技機。
  3. 【請求項3】 複数の図柄を変動表示する図柄変動装置
    と、 上記図柄変動装置における図柄の変動表示を制御する変
    動制御手段と、 前記複数の図柄を複数組に分割したうちの各組に対応す
    る複数の始動口とを有し、 前記変動制御手段は、一の始動口への入賞により、図柄
    変動装置において当該始動口に対応する組の図柄のみを
    変動表示させるように形成されていることを特徴とする
    弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記図柄変動装置の表示する各図柄の組
    の組合せが所定の組合せである場合に、遊技者に対して
    利益状態が提供されることを特徴とする請求項3記載の
    弾球遊技機。
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