JP2003052728A - 外反母趾防止用靴下 - Google Patents

外反母趾防止用靴下

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JP2003052728A JP2001248795A JP2001248795A JP2003052728A JP 2003052728 A JP2003052728 A JP 2003052728A JP 2001248795 A JP2001248795 A JP 2001248795A JP 2001248795 A JP2001248795 A JP 2001248795A JP 2003052728 A JP2003052728 A JP 2003052728A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2重編成の外反母趾防止用靴下に5本指を挿入
するときと、一旦挿入した5本指を脱ぐときも、極めて
スムーズに行うことができるようにした。外反母趾防止
材を内側靴下の開口部に挿入後、3工程方式を採用した
ことによって確実に固着し、製造工程の簡略化を図っ
た。 【解決手段】内側靴下を構成するつま先部の母趾挿入部
と他の4本の指を入れる4本指挿入部との間に形成の開
口部に外反母趾防止材を挿入して固定し、内側靴下の上
方生地中、前記母趾挿入部と4本指挿入部より若干踵部
寄りの上方生地の表面部の所定個所と、前記外側靴下を
構成する上方生地の裏面部の所定個所とを接着せしめ、
両靴下を2重に被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外反母趾防止用靴
下の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の2重構成の外反母趾防止用靴下
は、5本指を母趾挿入部と他の4本の指を挿入する4本
指挿入部に夫々挿入するとき、スムーズに前記5本指が
挿入しづらかった。
【0003】さらに5本指が挿入された状態から、5本
指を脱ぐとき、爪先を指でつまんでいても、スムーズに
5本指が脱げなかった。
【0004】また従来の外反母趾防止用靴下は、外反母
趾を防止する手段として、足の母指と第2指との間に、
母趾防止材を挿入するため、わざわざ袋部を形成する作
業工程を必要としていた。
【0005】さらに従来の外反母趾防止材としては、薄
い合成樹脂製V形状のものを、足の母指と第2指とが常
時開き状態となっているように、靴下を構成する甲皮側
生地部又は底側生地部と、その周辺部の生地部に当て、
接着せしめ、外反母趾防止機能を発揮させていた。
【0006】上記のような構造をした従来型の外反母趾
防止用靴下は、履用中に足の母指や第2指が動き廻るこ
とによって生ずる指の力によって、中間に介在している
外反母趾防止材が、上方向に押し出されたり、あるいは
下方向に押し出されして、折角の外反母趾防止機能が十
分に発揮できなかった。さらに従来型の外反母趾防止用
靴下は、靴下内部に接着の防止材が、V形状のため、ク
リーニングすると、曲がりにくく、一旦曲がったりする
と、修復することが不可能にして、しかも外反母趾の防
止機能を著しく損傷する欠陥があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、2重編成の
外反母趾防止用靴下に5本指を挿入するときと、一旦挿
入した5本指を脱ぐときも、極めてスムーズに行うこと
ができるようにした。
【0008】さらに本発明は、外反母趾防止材を内側靴
下の開口部に挿入後、3工程方式を採用したことによっ
て確実に固着し、製造工程の簡略化を図った。
【0009】また本発明は、空間部とその左右両側方靴
下の母趾挿入部との全体の幅員が、従来の内側靴下の幅
員よりも、指が1本余計に挿入可能な幅員にしたので、
5本指が左右両サイドより圧迫されるのを解消せしめ
た。
【0010】さらに本発明は、内側靴下の下方生地に形
成の縫目をプレスして圧潰し、平坦状となしたことにし
て、歩行を安楽にした。
【0011】また本発明は、股割れ状態となっている靴
下の母指挿入部と他の4指が挿入する挿入部との間に形
成された空間部の間に挿入する外反母趾防止材が、足の
母指や第2指らの動作にも十分耐えて、外反母趾防止の
機能を長期にわたり、常時発揮できる状態を確保したも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外側靴下と内側靴下を有する2重編成の外反母趾防止用
靴下において、前記内側靴下を構成するつま先部の母趾
挿入部と他の4本の指を入れる4本指挿入部との間に形
成の開口部に外反母趾防止材を挿入して固定し、内側靴
下の上方生地中、前記母趾挿入部と4本指挿入部より若
干踵部寄り上方生地の表面部の所定個所と、前記外側靴
下を構成する上方生地の裏面部の所定個所とを接着せし
め、両靴下を2重に被覆せしめることを特徴とする外反
母趾防止用靴下である。
【0013】請求項2記載の発明は、外側靴下と内側靴
下を有する2重編成の外反母趾防止用靴下において、前
記内側靴下を構成するつま先部の下方生地に形成されて
いる横長状のふくらんだ縫目を、前記内側靴下を転覆せ
した状態でプレス手段を介して下方生地と同様に平坦状
にプレスし、母趾挿入部と他の4本の指を入れる4本指
挿入部との間に形成の開口部に外反母趾防止材を挿入
し、前記母趾挿入部と4本指挿入部を形成する前記下方
生地の外側面部に、伸縮性を有するテトロン又はナイロ
ン製シート生地の裏面に薄い接着用ウレタンシートをラ
ミネート加工を施して形成の固定シートを当て、上方よ
り所定温度をもって加圧し前記外反母趾防止材をも同時
に固着し、前記内側靴下を再度転覆し、前記母趾挿入部
と4本指挿入部を構成する前記上方生地の外側面部に、
伸縮性を有するテトロン又はナイロン製シート生地の裏
面に薄い接着用ウレタンシートをラミネート加工を施し
て形成の固定シートを当て、上方より所定温度をもって
加圧し、前記外反母趾防止材をも同時に固着し、さらに
前記固定シートの上面に、前記シートより若干大きい伸
縮性を有するウレタン系の不織布又はテトロンもしくは
ナイロン製シート生地の裏面に薄い接着用ウレタンシー
トをラミネート加工を施して形成の固定シート材を当
て、所定温度で加圧し、前記固定シート材を接着して前
記外反母趾防止材と前記上方生地に被着せしめると共
に、内側靴下の上方生地中、前記母趾挿入部と4本指挿
入部より若干踵部寄りの上方生地の表面部の所定個所
と、前記外側靴下を構成する上方生地の裏面部の所定個
所とを接着せしめ、両靴下を2重に被覆せしめることを
特徴とする外反母趾防止用靴下である。
【0014】請求項3記載の発明は、前記内側靴下の母
趾挿入部と4本指挿入部との幅員を、5本の指プラス1
本分の指を加えた6本指が挿入可能な従来タイプよりも
若干広い幅員をもって形成せしめることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の外反母趾防止用靴下である。
【0015】請求項4記載の発明は、前記固定シート材
に、無数の小孔を形成せしめたことを特徴とする請求項
1又は請求項2又は請求項3記載の外反母趾防止用靴下
である。
【0016】請求項5記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、溶融性を有しない袋入り粒状体であることを特徴
とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4
記載の外反母趾防止用靴下である。
【0017】請求項6記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、布材又はゴム材又は毛布の単体もしくは混合体で
あることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項
3又は請求項4又は請求項5記載の外反母趾防止用靴下
である。
【0018】請求項7記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、遠赤外線を放射する袋入り粒状体のものであるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は
請求項4又は請求項5又は請求項6記載の外反母趾防止
用靴下である。
【0019】請求項8記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、スポンジ材料又はシリコン材料又はウレタン材料
の単体もしくは混合体であることを特徴とする請求項1
又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又
は請求項6又は請求項7記載の外反母趾防止用靴下であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1〜8記載の発明に関する
実施の形態は共通しているので、以下のとおり一括して
説明する。
【0021】aは2重編製の外反母趾用靴下Aを構成す
る外側靴下である。bは前記靴下aと接続する内側靴下
である。
【0022】1は内側靴下bのつま先部2の下方生地3
に形成されている外側方にして、しかも横長状のふくら
んだ縫目である。この縫目1は、縫ったときはふくらん
でおり、靴下の履用中には以外に強く当たり、異和感を
感ずる部分である。
【0023】本発明は、前記縫目1をプレス手段で下方
生地3と同じ平坦状になるようにプレスしてやる。この
プレス手段は、プレス体を直接前記縫目1に当てて圧漬
してもよいが、前記縫目1を下方に位置する熱せられて
いる金型に密着した状態にして、上方からプレスをやっ
てもよい。前記のとおり縫目1の圧漬手法は限定しな
い。
【0024】上記プレス工程後、母趾挿入部4と他の4
本の指を入れる4本指挿入部5との間に形成の開口部6
に外反母趾防止材7を挿入する。
【0025】この防止材7の構造については後述する。
【0026】8は前記下方生地3の外側面部、9は内側
面部である。
【0027】前記のように外反母趾防止材7を挿入し前
記母趾挿入部4と4本指挿入部5を形成する前記下方生
地3の外側面部8に、伸縮性を有するテトロン又はナイ
ロン製シート生地10aの裏面に薄い接着用ウレタンシ
ート10bをラミネート加工を施して形成の固定シート
材10を当て、上方より所定温度をもって加圧し、前記
固定シート10が当る前記外反母趾防止材7の表面部を
も同時に固着する。
【0028】そして前記内側靴下bを再度転覆し、前記
母趾挿入製部4と4本指挿入部5を形成する前記上方生
地11の外側面部12に伸縮性を有するテトロン又はナ
イロン製シート生地13aの裏面に薄い接着用ウレタン
シート13bをラミネート加工を施して形成の固定シー
ト材13を当てる。
【0029】そして上方より所定温度(約180℃)を
もって加圧し、前記シート13が当る前記外反母趾防止
材7をも同時に固着する。
【0030】上記のように加圧すると、前記の各シート
10、13は、各生地3、11に確実に接着すると共
に、伸縮する。
【0031】さらに前記固定シート13より若干大きい
伸縮性を有するウレタン系の不織布又は伸縮性を有する
テトロン又はナイロン製シート生地14の裏面15に薄
い接着用のウレタンシート16をラミネート加工を施し
て形成の固定シート材17を当てる。
【0032】そして所定温度(約180℃)で加圧する
と、上記生地11の外側面部12と、前記固定シート1
3と前記防止材7の上面は勿論、それ以外の食み出し部
分の外側面部12に、前記固定シート材17が接着して
前記外反母趾防止材7を被着する。
【0033】次の工程として、前記のような状態となっ
ている内側靴下bの上方生地11中、前記母趾挿入部4
と4本指挿入部5より若干下方に位置する上方生地11
の所定個所の外側面部12と、前記外側靴下aの所定個
所即ち上方生地の裏面部とを接着せしめる。
【0034】最後に両靴下a、bを2重に被着せしめ
る。
【0035】以上の構成が本発明の外反母趾防止用靴下
である。
【0036】さらに本発明は、前記内側靴下bの母趾挿
入部4と4本指挿入部5との幅員を、5本の指プラス1
本分の指を加えた6本指が挿入可能な従来タイプよりも
若干広い幅員をもって形成する。これによって開口部6
に前記防止材7が挿入し完成品となった靴下Aを履用し
ても、5本指が、左右両サイドから常時押されつづけた
りしないので、履心地が良好である。
【0037】また本発明は、前記固定シート材17に、
無数の小孔を形成せしめてもよい。前記小孔によって通
気性が増し、むれたりしない。
【0038】さらに本発明は、前記外反母趾防止材7
が、溶融性を有しない袋入り粒状体にて形成してもよ
い。
【0039】また前記外反母趾防止材7が、布材又はゴ
ム材又は毛布の単体もしくは混合して形成してもよい。
【0040】さらに前記外反母趾防止材7が、遠赤外線
を放射する袋入り粒状体をもって構成してもよい。
【0041】また本発明は、の単体もしくは混合体前記
外反母趾防止材7が、スポンジ材料又はシリコン材料又
はウレタン材料の単体もしくは混合体であってもよい。
【0042】さらに前記内、外両側靴下a、bの接着部
分18について説明すると以下のとおりである。前記接
着部分18は、前述したとおり靴下a、bの左側面(内
側方)から右側面(外側方)に延設する帯状にて形成す
る。そして前記接着部分18は、原則として内、外両側
靴下a、bの上方部分1個所のみとする。
【0043】また前記接着部分18は、接着性と溶融性
を有するウレタン系のシート材10等を一部もしくは細
長く一体に使用するか、あるいは一部もしくは細長く一
体に縫着にしてもよい。
【0044】上記の接着部分18を形成することによっ
て、5本指が前記挿入部4、5にスムーズに挿入できる
し、他方前記各指を各挿入部4、5から抜くときも、極
めて容易に抜ける。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、外側靴下と内側
靴下を有する2重編成の外反母趾防止用靴下において、
前記内側靴下を構成するつま先部の母趾挿入部と他の4
本の指を入れる4本指挿入部との間に形成の開口部に外
反母趾防止材を挿入して固定し、内側靴下の上方生地
中、前記母趾挿入部と4本指挿入部より若干踵部寄りの
上方生地の表面部の所定個所と、前記外側靴下を構成す
る上方生地の裏面部の所定個所とを接着せしめ、両靴下
を2重に被覆せしめる外反母趾防止用靴下なので、5本
指は前記挿入部にスムーズに挿入し、他方5本指を抜く
ときも、スムーズにできる利点を有している。
【0046】さらに本発明は、挿入した5本指を抜くと
き、内側靴下だけが5本指と同時に付着しながらまくれ
たりしない。従って次に5本指を挿入するときも、スム
ーズに挿入できる利点を有している。
【0047】請求項2記載の発明は、外側靴下と内側靴
下を有する2重編成の外反母趾防止用靴下において、前
記内側靴下を構成するつま先部の下方生地に形成されて
いる横長状のふくらんだ縫目を、前記内側靴下を転覆せ
した状態でプレス手段を介して下方生地と同様に平坦状
にプレスし、母趾挿入部と他の4本の指を入れる4本指
挿入部との間に形成の開口部に外反母趾防止材を挿入
し、前記母趾挿入部と4本指挿入部を形成する前記下方
生地の外側面部に、伸縮性を有するテトロン又はナイロ
ン製シート生地の裏面に薄い接着用ウレタンシートをラ
ミネート加工を施して形成の固定シートを当て、上方よ
り所定温度をもって加圧し前記外反母趾防止材をも同時
に固着し、前記内側靴下を再度転覆し、前記母趾挿入部
と4本指挿入部を構成する前記上方生地の外側面部に、
伸縮性を有するテトロン又はナイロン製シート生地の裏
面に薄い接着用ウレタンシートをラミネート加工を施し
て形成の固定シートを当て、上方より所定温度をもって
加圧し、前記外反母趾防止材をも同時に固着し、さらに
前記固定シートの上面に、前記シートより若干大きい伸
縮性を有するウレタン系の不織布又はテトロンもしくは
ナイロン製シート生地の裏面に薄い接着用ウレタンシー
トをラミネート加工を施して形成の固定シート材を当
て、所定温度で加圧し、前記固定シート材を接着して前
記外反母趾防止材と前記上方生地に被着せしめると共
に、内側靴下の上方生地中、前記母趾挿入部と4本指挿
入部より若干踵部寄りの上方生地の表面部の所定個所
と、前記外側靴下を構成する上方生地の裏面部の所定個
所とを接着せしめ、両靴下を2重に被覆せしめる外反母
趾防止用靴下なので、外反母趾防止材を極めて簡単な手
段で確実に且強固に固着すると共に、製造工程の簡略化
を図った。
【0048】さらに本発明は、内側靴下の下方生地の縫
目をプレスして圧潰したので、歩行を極めて安楽にし
た。
【0049】請求項3記載の発明は、前記内側靴下の母
趾挿入部と4本指挿入部との幅員を、5本の指プラス1
本分の指を加えた6本指が挿入可能な従来タイプよりも
若干広い幅員をもって形成せしめる外反母趾防止用靴下
なので、5本指が左右両サイドより圧迫されるのを解消
せしめた。
【0050】請求項4記載の発明は、前記固定シート材
に、無数の小孔を形成せしめた外反母趾防止用靴下なの
で、通気性が良好でむれたりしない。
【0051】請求項5記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、溶融性を有しない袋入り粒状体である外反母趾防
止用靴下なので、防止材が靴下のクリーニングによって
外反母趾機能が著しく減じたりしない。
【0052】請求項6記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、布材又はゴム材又は毛布の単体もしくは混合体で
ある外反母趾防止用靴下なので、外反母趾機能が減少し
たりしない。
【0053】請求項7記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、遠赤外線を放射する袋入り粒状体のものである外
反母趾防止用靴下なので、母趾及び第2趾を始め、その
周辺の足指の血行を促進させる利点がある。
【0054】請求項8記載の発明は、前記外反母趾防止
材が、スポンジ材料又はシリコン材料又はウレタン材料
の単体もしくは混合体である外反母趾防止用靴下なの
で、防止材が当る母趾及び第2趾の内側面を傷つけたり
しない利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外反母趾防止用靴下の展開した状態の
平面図である。
【図2】重合した靴下の一部切欠拡大平面図である。
【図3】製造工程を示す内側靴下中、右側靴下を転覆せ
しめた一部切欠平面図である。
【図4】図3の靴下を転覆せしめた一部切欠平面図であ
る。
【図5】図4の靴下に第2工程を示す一部切欠内側右側
靴下の一部切欠平面図である。
【図6】図5の工程の完了と、さらに内外両靴下を接着
せしめる接着シートを貼着した内側右側靴下の一部切欠
平面図である。
【図7】図6に示す工程後第3工程の別設シートを貼着
せしめ、内外両靴下を被覆せしめる直前の状態を示す一
部切欠平面図である。
【図8】要部を構成する各部材を分解せしめた一部切欠
拡大縦断面図である。
【符号の説明】
A 外反母趾防止用靴下 a 外側靴下 b 内側靴下 1 縫目 2 つま先部 3 下方生地 4 母趾挿入部 5 指挿入部 6 開口部 7 外反母趾防止材 8 外側面部 9 内側面部 10 固定シート材 10a シート生地 11 上方生地 12 外側面部 13 固定シート材 14 シート生地 15 裏面 16 シート 17 固定シート材 18 接着部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側靴下と内側靴下を有する2重編成の外
    反母趾防止用靴下において、 前記内側靴下を構成するつま先部の母趾挿入部と他の4
    本の指を入れる4本指挿入部との間に形成の開口部に外
    反母趾防止材を挿入して固定し、内側靴下の上方生地
    中、前記母趾挿入部と4本指挿入部より若干踵部寄りの
    上方生地の表面部の所定個所と、前記外側靴下を構成す
    る上方生地の裏面部の所定個所とを接着せしめ、両靴下
    を2重に被覆せしめることを特徴とする外反母趾防止用
    靴下。
  2. 【請求項2】外側靴下と内側靴下を有する2重編成の外
    反母趾防止用靴下において、 前記内側靴下を構成するつま先部の下方生地に形成され
    ている横長状のふくらんだ縫目を、前記内側靴下を転覆
    せした状態でプレス手段を介して下方生地と同様に平坦
    状にプレスし、母趾挿入部と他の4本の指を入れる4本
    指挿入部との間に形成の開口部に外反母趾防止材を挿入
    し、前記母趾挿入部と4本指挿入部を形成する前記下方
    生地の外側面部に、伸縮性を有するテトロン又はナイロ
    ン製シート生地の裏面に薄い接着用ウレタンシートをラ
    ミネート加工を施して形成の固定シートを当て、上方よ
    り所定温度をもって加圧し前記外反母趾防止材をも同時
    に固着し、前記内側靴下を再度転覆し、前記母趾挿入部
    と4本指挿入部を構成する前記上方生地の外側面部に、
    伸縮性を有するテトロン又はナイロン製シート生地の裏
    面に薄い接着用ウレタンシートをラミネート加工を施し
    て形成の固定シートを当て、上方より所定温度をもって
    加圧し、前記外反母趾防止材をも同時に固着し、さらに
    前記固定シートの上面に、前記シートより若干大きい伸
    縮性を有するウレタン系の不織布又はテトロンもしくは
    ナイロン製シート生地の裏面に薄い接着用ウレタンシー
    トをラミネート加工を施して形成の固定シート材を当
    て、所定温度で加圧し、前記固定シート材を接着して前
    記外反母趾防止材と前記上方生地に被着せしめると共
    に、内側靴下の上方生地中、前記母趾挿入部と4本指挿
    入部より若干踵部寄りの上方生地の表面部の所定個所
    と、前記外側靴下を構成する上方生地の裏面部の所定個
    所とを接着せしめ、両靴下を2重に被覆せしめることを
    特徴とする外反母趾防止用靴下。
  3. 【請求項3】前記内側靴下の母趾挿入部と4本指挿入部
    との幅員を、5本の指プラス1本分の指を加えた6本指
    が挿入可能な従来タイプよりも若干広い幅員をもって形
    成せしめることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の外反母趾防止用靴下。
  4. 【請求項4】前記固定シート材に、無数の小孔を形成せ
    しめたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求
    項3記載の外反母趾防止用靴下。
  5. 【請求項5】前記外反母趾防止材が、溶融性を有しない
    袋入り粒状体であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2又は請求項3又は請求項4記載の外反母趾防止用靴
    下。
  6. 【請求項6】前記外反母趾防止材が、布材又はゴム材又
    は毛布の単体もしくは混合体であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求
    項5記載の外反母趾防止用靴下。
  7. 【請求項7】前記外反母趾防止材が、遠赤外線を放射す
    る袋入り粒状体のものであることを特徴とする請求項1
    又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又
    は請求項6記載の外反母趾防止用靴下。
  8. 【請求項8】前記外反母趾防止材が、スポンジ材料又は
    シリコン材料又はウレタン材料の単体もしくは混合体で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項
    3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7
    記載の外反母趾防止用靴下。
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