JP2003052620A - 携帯内視鏡 - Google Patents

携帯内視鏡

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JP2003052620A
JP2003052620A JP2001249898A JP2001249898A JP2003052620A JP 2003052620 A JP2003052620 A JP 2003052620A JP 2001249898 A JP2001249898 A JP 2001249898A JP 2001249898 A JP2001249898 A JP 2001249898A JP 2003052620 A JP2003052620 A JP 2003052620A
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/12Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
    • A61B1/127Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements with means for preventing fogging

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯内視鏡の携帯性および操作性を向上させ
る。 【解決手段】 送水タンク81は全体として球状を呈す
る。送水チューブ87に可撓性を有する材料、例えばシ
リコンゴムを用いる。送水チューブ87を、直線状に延
びた状態においてその其端部が送水タンク81の内周面
の近傍に位置するよう設ける。送水チューブ87の其端
部に重り105を取付ける。重り105は、対薬品性の
金属部材、例えばステンレスから成る部材である。重り
105は、球状の外形を有する本体と、本体と連続する
円筒状の挿入部とを有する。挿入部をその外径が送水チ
ューブ87の内径と略同一か、やや大径となるよう成型
し、本体はその外径は送水チューブ87の外径よりも大
径となるよう成型する。挿入部の端部を挿入部の他の部
分に比べやや大径に成型する。本体から挿入部まで貫通
する貫通穴を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送気送液機能を有
する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡のスコープは光源装置に接
続されて使用される。スコープが光源装置に接続される
と、スコープ内を挿通するよう設けられたライトガイド
が光源装置内のハロゲンランプ等の光源に光学的に接続
される。光源の射出光はライトガイドによりスコープ先
端まで導かれ、スコープ先端より前方に照明光として照
射される。照明光は観察部位により反射され、スコープ
先端に設けられた対物レンズを介してイメージガイドに
入射する。反射光はイメージガイドにより操作部の接眼
部まで導かれ、接眼部の接眼光学系を介して観察部位の
観察が可能となる。
【0003】また、内視鏡は送気送水機能を備えてい
る。操作部に設けられた送気送水ボタンを適宜操作する
ことにより、スコープの先端部から空気や洗浄水が噴出
させられ、上述の対物レンズを保護する観察窓の表面に
付着した曇りの除去、体内への送気、観察窓の表面の洗
浄等が行なわれる。先端部に送り込まれる洗浄水は、内
視鏡とは別体の送水タンクに貯留されている。送水タン
クは、チューブを介して、挿入部の送気送水チャンネル
を挿通する送気送水チューブに接続される。空気や洗浄
水の送り込みは光源装置内に設けられたポンプを介して
行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、内視鏡を
使用するにあたっては、光源装置や送水タンクといった
周辺装置が必要とされる。したがって、内視鏡と共にこ
れらの周辺装置の運搬およびセッテイングを行わなけれ
ばならず、携帯性の面で問題があった。
【0005】また、内視鏡はスコープの挿入部を患者の
体内に挿入して操作する医療器具であるため良好な操作
性が求められる。ところが、上述のように、内視鏡は光
源装置、送水タンクにそれぞれケーブルを介して接続さ
れなければならず、光源装置は、内蔵された光源および
ポンプに駆動電流を供給するため電源ケーブルを介して
商用電源に接続されなければならない。すなわち、複数
のケーブルが交錯することになり、内視鏡を操作するに
あたって煩わしいという問題がある。さらに、光源装置
は据付型の周辺装置であり、スコープの操作に応じて自
由に動かせるものではなく、一方、電源ケーブルは医療
現場の所定位置に設けられた商用電源のコンセントに接
続される。したがって、内視鏡の操作は実際に使用され
る医療現場の場所的な制約を受けざるを得ない。このよ
うに、従来の内視鏡は操作性の面でも満足のいくもので
はなかった。
【0006】本発明は以上の問題を解決するものであ
り、操作性および携帯性の面で優れた内視鏡を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯内視鏡
は、スコープの挿入部の先端部に気体および液体を送り
込むためのポンプと、ポンプおよび先端部に配設される
照明手段に駆動電流を供給する電力供給手段と、液体が
貯留された送液タンクとを有し、スコープの操作部に設
けられる送気送液ユニットと、液体を先端部に導くべく
挿入部内を挿通するよう設けられ、其端部が送液タンク
内に配設される、可撓性を有する送液チューブと、送液
チューブの其端部に設けられる重り部材とを備えること
を特徴とする。
【0008】好ましくは、送液タンクの液体が貯留され
る部分は球状を呈し、送液チューブは、直線状に延びた
状態において其端部が送液タンクの内周面の近傍に位置
するよう設けられる。
【0009】操作部の傾斜角度の変化に応じて其端部が
送液タンクの内周面に沿って変位するよう、選択的に、
送液タンク内において送液チューブの其端部に至る途中
の所定位置を固定する固定部材を有していてもよい。
【0010】固定部材は、例えば剛性材料からなる円筒
部材であり、送液チューブは、送液タンクへの挿入部分
近傍から上述の所定位置までをこの円筒部材により被覆
されてもよい。
【0011】好ましくは、送液チューブの上述の所定位
置は送液タンクの中心の近傍に位置する。
【0012】このように、本発明によれば、送気送液ユ
ニットがスコープの操作部に取付けられるためスコープ
の携帯性が向上する。さらに、送液タンク内の液体をス
コープの先端部へ送液するため其端部側が送液タンク内
に配設される送液チューブは可撓性を有し、その其端部
には重り部材が取付けられている。したがって、スコー
プの操作部の傾斜角度が変化しても、送液チューブの其
端部は常時、送液タンクに貯留された液体の中に位置す
るため、手技の途中でスコープの先端部への液体の送液
が止まることがない。すなわち、スコープ先端部への液
体の送液を安定して行うことができ、スコープの操作性
が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る第1実施形態
が適用される携帯内視鏡の外観図であり、一部の部材は
切り欠いて示される。ファイバースコープ10は、患者
の体内に挿入される可撓性導管である挿入部11と、各
種操作ボタンが設けられた操作部12と、操作部と一体
的に設けられる接眼部13とを備える。
【0014】図2は挿入部11の先端を拡大して示す断
面図である。挿入部11の先端の開口部には適当な剛性
材料、例えば耐腐食性金属から形成される先端部20が
固着されている。先端部20には、挿入部11を挿通す
るイメージガイド30の先端を収容するための貫通孔3
1が形成されている。イメージガイド30は内視鏡像を
観察するためのライトファイバー・バンドルであり、そ
の先端には対物レンズ32が配設される。貫通孔31の
開口部には、対物レンズ32を保護すると共に貫通孔3
1内部への異物の侵入を防止するための観察窓33が固
定されている。
【0015】さらに、先端部20には断面に沿って貫通
孔41、42が形成されている。貫通孔41、42の開
口端近傍にはそれぞれLED43、44が配設される。
貫通孔41、42においてLED43、44の出射光の
光路上には配光光学系45、46が設けられる。配線W
11、W12、W21、W22はLED43、44に駆
動電流を供給するための配線である。
【0016】図3は、先端部20の正面図であり、各部
の相対的位置関係が模式的に示される。尚、図2の断面
は図3における線I−I矢視線断面に相当する。送気ノ
ズル51および送水(送液)ノズル52は、挿入部11
内に形成された送気チャンネル、送水(送液)チャンネ
ル(図示せず)を挿通しており、それぞれ空気(気
体)、洗浄水(液体)が噴出され、観察窓33の曇りの
除去や、洗浄が行なわれる。鉗子チャンネル53からは
処置具、例えば生検鉗子のカップ部が露出され、患部の
組織片の切り取り等が行なわれる。尚、空気および洗浄
水の先端部20への送り込みについては後述する。
【0017】再び図1を参照すると、挿入部11と操作
部12を連結する連結部14には、上述の鉗子チャンネ
ル53と連続している鉗子口60が設けられる。生検用
鉗子やブラシ等の処置具はこの鉗子口60から挿入さ
れ、鉗子チャンネル53内を挿通させられて挿入部11
の先端へ導かれる。
【0018】操作部12には、送気送水ボタン71およ
び吸引ボタン72が設けられる。送気送水ボタン71の
上部の穴(図示せず)をふさぐと、先端部20の送気ノ
ズル51(図3参照)から空気が噴出し、対物レンズ3
2を保護する観察窓33の表面の曇りの除去や体内への
送気が行なわれる。送気送水ボタン71を押し込むと、
先端部20の送水ノズル52(図3参照)から洗浄水が
噴出し、観察窓33の表面の洗浄等が行なわれる。ま
た、鉗子口60に鉗子栓(図示せず)を装着した状態で
吸引ボタン72を押し込むと、吸引ニップル73を介し
て接続される吸引器(図示せず)により、先端部20に
おいて鉗子チャンネル53の開口部から吸引が行なわ
れ、観察窓33の表面に付着した水滴や粘液等の除去
や、体内空気の排除が行なわれる。
【0019】吸引ニップル73の近傍には送気送水ユニ
ット15が設けられている。送気送水ユニット15は、
ユニット本体80と上述の洗浄水が貯留された送水タン
ク81とを備える。ユニット本体80は、操作部12の
送気送水ボタン71および吸引ボタン72の反対側にお
いて、操作部12の長手方向と交差する方向に延設され
ており、操作部12に固定される。図1において、本体
80は一部切り欠いて示されており、内部の回路構成が
模式的に示される。
【0020】ユニット本体80内には送気ポンプ82と
バッテリ83が配設される。送気ポンプ82は、本体8
0の側面に形成される吸気口84、送気送水ボタン71
の上部の穴、送気ノズル51、および送水タンク81に
それぞれ管路により連結されている。送気ポンプ82は
ダイヤフラムポンプであり、吸気口84から取り込んだ
外部の空気を、送気送水ボタン71、送気ノズル51、
送水タンク81へ送り込むよう構成される。バッテリ8
3は、送気ポンプ82および先端部20に設けられるL
ED43、44へ駆動電流を供給する電池である。
【0021】本体80の側面にはLED43、44の点
灯および消灯を行うLEDボタン85、送気ポンプ82
の起動および停止を行うポンプボタン86が設けられて
いる。スイッチSW1はLEDボタン85の操作に連動
してON/OFFが制御される。スイッチSW1がOF
Fの状態でLEDボタン85が押されると、スイッチS
W1がONし、LED43、44への駆動電流の供給が
開始される。その結果、LED43、44が点灯し、先
端部20から前方へ配光光学系44、45を介して照明
光が照射される。この状態で再度LEDボタン85を押
すと、スイッチSW1はOFFし、LED43、44へ
の駆動電流の供給は停止され、LED43、44は消灯
する。
【0022】スイッチSW2はポンプボタン86の操作
に連動してON/OFFが制御される。スイッチSW2
がOFFの状態でポンプボタン86が押されると、スイ
ッチSW2がONし、送気ポンプ82への駆動電流の供
給が開始され、送気ポンプ82が作動する。その結果、
吸気口84からの外部の空気の取り込み、送気送水ボタ
ン71、送気ノズル51、送水タンク82への空気の送
り込みが開始される。この状態で再度ポンプボタン86
を押すと、送気ポンプ82への駆動電流の供給は停止さ
れる。
【0023】ファイバースコープ10を使用するとき、
送気ポンプ82は常時、作動させられる。送気ポンプ8
2が作動している状態で送気送水ボタン71の上部の穴
がふさがれると、吸気口84から取り込まれる空気は送
気ノズル51へ送り込まれ、上述のように送気ノズル5
1から空気が噴出する。また、送気送水ボタン71が押
し込まれると、送気管路が遮断されて吸気口84から取
り込まれる空気は送気ポンプ82から送水タンク81へ
のみ送り込まれ、送水タンク81の気圧が上昇する。そ
の結果、送水タンク81内の洗浄水が送水ノズル52に
接続された送水チューブ87を介して送り出され、送水
ノズル52から洗浄水が噴出される。
【0024】図4は送水タンク81の取り付け部分の近
傍を拡大して示す一部断面図である。ユニット本体80
の操作部12に固定されている側と反対の側面には開口
部80Aが形成されている。蓋部材90は開口部80A
を遮蔽するようユニット本体80内に配設され、ビス9
1によりユニット本体80に固定される。蓋部材90の
中央には円形の開口部90Aが形成されており、その内
周面には全周にわたって段部が形成されている。チュー
ブ保持部材92はこの段部に嵌合する形状を有してお
り、開口部90Aに螺合して取付けられている。チュー
ブ保持部材92には係止部材93が接着されている。チ
ューブ保持部材92および係止部材93には同径の貫通
穴が形成されており、それぞれの貫通穴の中心が一致す
るよう係止部材93は配設される。係止部材93の自由
端にはフランジが一体的に形成されており、このフラン
ジに係止部材94が係合している。係止部材94にはタ
ンク蓋95が螺合し、タンク蓋95はゴムパッキン96
を介して送水タンク81に螺合している。
【0025】チューブ保持部材92および係止部材93
の貫通穴には、送気ポンプ82に接続された送気チュー
ブ100と、送気ノズル51に接続される送気チューブ
102、送水ノズル52に接続される送水チューブ87
が挿通している。送水チューブ87と送気チューブ10
2は2重管路構造となっている。タンク蓋95の底面に
は2つの穴が形成され、それぞれの穴には略円筒状の連
結部材103、104が螺合している。連結部材10
3、104の一方の端部はチューブ保持部材92および
係止部材93の貫通穴内に位置している。連結部材10
3には送気チューブ100が嵌合している。連結部材1
04には送水チューブ87と2重構造になっている送気
チューブ102が嵌合している。
【0026】送水タンク81は全体として中空の球状を
呈する。送水チューブ87は、可撓性を有する材料、例
えばシリコンゴムからなる部材である。送水チューブ8
7は直線状に延びた状態においてその其端部が送水タン
ク81の内周面の近傍に位置するよう設けられる。送水
チューブ87の其端部には重り105が取付けられてい
る。重り105は、対薬品性の金属部材、例えばステン
レスから成る部材である。
【0027】図5に示すように、重り105は、略半球
状の外形を有する本体105aと、本体105aと連続
する円筒状の挿入部105bとを有する。本体105a
は、その外径が送水チューブ87の外径よりも大径とな
るよう成型され、挿入部105bは、その外径が送水チ
ューブ87の内径と略同一か、やや大径となるよう成型
される。また、挿入部105bの端部105cは挿入部
105bの他の部分に比べやや大径に成型されている。
したがって、重り105は、送水チューブ87の内部に
ずれこんだり、送水チューブ87の其端部から離脱する
ことなく、送水チューブ87の其端部に確実に取付けら
れる。また、洗浄水が送水チューブ87に流入するよ
う、本体105aから挿入部105bを介して端部10
5cまで貫通する貫通穴が形成されている。
【0028】このように、送水チューブ87は可撓性を
有し、その先端には重り105が取付けられている。し
たがって、図6に示すように、操作部12がどのような
角度に傾斜しても、送水チューブ87の其端部は、洗浄
水の中に常時位置することとなり、手技の最中にスコー
プ10の先端部11への送水が中断することがなく、安
定した操作が可能となる。
【0029】さらに、第1実施形態では、送水タンク8
1は球状を呈している。したがって、操作部12の傾斜
角度の変化に応じて送水チューブ87の先端は送水タン
ク81の内周面に沿うように変位する。すなわち、送水
チューブ87の其端部の変位がより効果的に操作部12
の姿勢変化に追従する。尚、送水タンク81は全体的に
球体状に成型される必要はなく、例えば図7に示す送水
タンク106のように、本体は円筒状に成型され、タン
ク蓋95と反対側の底面部106aが球面状に成型され
ているタンクを用いてもよい。
【0030】図8は、本発明に係る第2実施形態が適用
されるスコープの送水タンクの取り付け部分の近傍を拡
大して示す一部断面図であり、第1実施形態と同様の部
材には同一の符号が付されている。固定筒107は、例
えばステンレス等の金属材料を略円筒状に成型した部材
であり、一方の端部はタンク蓋95に形成された穴に螺
合し、固定されている。固定筒107は長手方向におい
て、その他方の端部が、球体である送水タンク81の中
心の近傍に位置するよう、所定の長さを有している。送
水チューブ87は、この固定筒107内を挿通してい
る。換言すれば、送水チューブ87は、送水タンク81
の開口部に位置する部分から重り100が取付けられた
其端部に至る途中の所定位置までを、固定筒107によ
り被覆されている。その他の構成は第1実施形態と同様
である。
【0031】操作部12が傾けられると、図9に示すよ
うに、送水チューブ87は固定筒107により被覆され
ている部分と被覆されていない部分との境界近傍を中心
として、被覆されていない部分が振り子のように変位す
る。上述のように、固定筒107の端部は送水タンク8
1の中心の近傍に位置している。すなわち、送水チュー
ブ87が操作部12の姿勢の変化に応じて振り子のよう
に揺動するその中心は球体状の送水タンク81の中心近
傍である。したがって、操作部12の姿勢にかかわら
ず、送水チューブ87の其端部は洗浄水の水面から最も
深い位置に常時位置させられ、洗浄水の残量が少なくな
りその水位が低下しても送水チューブ87により挿入部
11の先端へ洗浄水を送り込むことができ経済的であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、送気送
液ユニットが操作部に設けられ、かつ可撓性を有する送
液チューブの其端部には重りが設けられるため、手技の
最中にスコープの操作部がどのような角度に傾斜させら
れても、送液チューブの其端部は送液タンク内の液体中
に常時位置することとなる。したがって、スコープの先
端部への液体の送り込みが常時安定して行われ、スコー
プの携帯性および操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態が適用される携帯内
視鏡の外観図である。
【図2】スコープの挿入部先端の断面図である。
【図3】スコープの挿入部先端の正面図である。
【図4】送気送水ユニットにおける送水タンクの取り付
け部分の近傍を拡大して示す一部断面図である。
【図5】重りが取付けられた送水チューブの其端部近傍
の拡大図である。
【図6】操作部を傾けた状態における送水タンク内の状
態を拡大して示す図である。
【図7】第1実施形態の送水タンクの変形例を示す拡大
断面図である。
【図8】本発明に係る第2実施形態が適用される携帯内
視鏡の送気送水ユニットにおける送水タンクの取り付け
部分の近傍を拡大して示す一部断面図である。
【図9】第2実施形態のスコープの操作部を傾けた状態
における送水タンク内の状態を拡大して示す図である。
【符号の説明】
10 ファイバースコープ 11 挿入部 12 操作部 13 接眼部 14 連結部 15 送気送水ユニット 60 鉗子口 71 送気送水ボタン 72 吸引ボタン 73 吸引ニップル 80 ユニット本体 81、106 送水タンク 82 送気ポンプ 83 バッテリ 84 吸気口 87 送水チューブ 105 重り 107 固定筒
フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA24 DA12 DA57 4C061 AA00 BB02 CC04 DD03 FF11 FF42 FF50 HH02 HH04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スコープの挿入部の先端部に気体および
    液体を送り込むためのポンプと、前記ポンプおよび前記
    先端部に配設される照明手段に駆動電流を供給する電力
    供給手段と、前記液体が貯留された送液タンクとを有
    し、前記スコープの操作部に設けられる送気送液ユニッ
    トと、 前記液体を前記先端部に導くべく前記挿入部内を挿通す
    るよう設けられ、其端部が前記送液タンク内に配設され
    る、可撓性を有する送液チューブと、 前記送液チューブの前記其端部に設けられる重り部材と
    を備えることを特徴とする携帯内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記送液タンクの前記液体が貯留される
    部分の少なくとも一部は略球状を呈し、前記送液チュー
    ブは、直線状に延びた状態において前記其端部が前記送
    液タンクの内周面の近傍に位置するよう設けられること
    を特徴とする請求項1に記載の携帯内視鏡。
  3. 【請求項3】 前記操作部の傾斜角度の変化に応じて前
    記其端部が前記送液タンクの内周面に沿って変位するよ
    う、前記送液タンク内において前記送液チューブの前記
    其端部に至る途中の所定位置を固定する固定部材を有す
    ることを特徴とする請求項2に記載の携帯内視鏡。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は剛性材料からなる円筒部
    材であり、前記送液チューブは、前記送液タンクへの挿
    入部分近傍から前記所定位置までを前記円筒部材により
    被覆されることを特徴とする請求項3に記載の携帯内視
    鏡。
  5. 【請求項5】 前記所定部分が前記送液タンクの中心の
    近傍に位置することを特徴とする請求項3に記載の携帯
    内視鏡。
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