JP2003051279A - 回転陽極型x線管 - Google Patents

回転陽極型x線管

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JP2003051279A
JP2003051279A JP2001238902A JP2001238902A JP2003051279A JP 2003051279 A JP2003051279 A JP 2003051279A JP 2001238902 A JP2001238902 A JP 2001238902A JP 2001238902 A JP2001238902 A JP 2001238902A JP 2003051279 A JP2003051279 A JP 2003051279A
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anode
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pressure type
rotary
rotating
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Mitsuhisa Iwase
光央 岩瀬
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転陽極部分に発生するモーメントによる回
転陽極部分の傾きを抑え、あるいは、温度変化による軸
受間隙の大きさの変化を抑えた回転陽極型X線管を提供
すること。 【解決手段】 X線を放出する陽極ターゲット11と、
この陽極ターゲット11と一体で回転する回転陽極部分
を陽極ターゲット11とともに構成する筒状回転体14
と、この筒状回転体14との間にラジアル方向およびス
ラスト方向の動圧式すべり軸受が設けられた固定体15
とを具備した回転陽極型X線管において、スラスト方向
の動圧式すべり軸受20、21が設けられた領域の管軸
方向における位置が、回転陽極部分の重心Gの管軸方向
における位置とラジアル方向の動圧式すべり軸受18、
19が設けられた領域の管軸方向における位置との間に
あることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陽極ターゲットな
どを含む回転陽極部分の傾きを少なくした回転陽極型X
線管に関する。
【0002】
【従来の技術】回転陽極型X線管はX線を放出する電子
管で、医療用診断装置などに数多く使用されている。
【0003】ここで、従来の回転陽極型X線管につい
て、その陽極構造体の部分を抜き出した図3を参照して
説明する。符号31は陽極ターゲットで、陽極ターゲッ
ト31は真空容器(図示せず)内に配置されている。陽
極ターゲット31は回転支柱32を介して回転機構33
に連結され、回転機構33によって管軸mを中心に回転
可能に支持されている。回転機構33は、回転支柱32
が連結している筒状回転体34およびこの筒状回転体3
4に嵌合した固定シャフト35などから構成されてい
る。
【0004】筒状回転体34は、たとえば回転支柱32
が直接連結した中間回転体34aおよび中間回転体34
aの外側に接合された外側回転体34b、中間回転体3
4aの内側に接合された有底円筒状の内側回転体34c
の3層構造で構成され、内側回転体34cの図示下方の
開口はスラストリング36で封止されている。
【0005】固定シャフト35は内側回転体34cの内
部空間に嵌合され、スラストリング36を貫通し、さら
にその先まで伸びている。スラストリング36を貫通し
た固定シャフト35の端部35aは真空容器の一部に固
定される。この端部35aの固定で、陽極構造体は真空
容器内の所定位置に固定される。
【0006】また、上記の内側回転体34cと固定シャ
フト35との間に動圧式すべり軸受が形成されている。
【0007】たとえば、固定シャフト35の管軸m方向
に離れた2つの領域にらせん溝37a、37bが対に形
成されている。このらせん溝37a、37bの部分およ
びらせん溝37a、37bが形成された軸受間隙などに
液体金属潤滑剤が供給され、ラジアル方向の動圧式すべ
り軸受38、39が形成されている。
【0008】また、固定シャフト35の両端面たとえば
内側回転体34cの内側底面と対向する一方の端面、お
よび、スラストリング36と対向する他方の端面に、そ
れぞれらせん溝が形成されている。このらせん溝の部分
およびらせん溝が形成された軸受間隙などに液体金属潤
滑剤が供給され、スラスト方向の動圧式すべり軸受4
0、41が形成されている。
【0009】上記の陽極ターゲット31および回転支柱
32、筒状回転体34、スラストリング36などの各部
分は機械的に連結して一体化され、動作時、一緒に回転
する回転陽極部分を構成している。この回転陽極部分
は、ラジアル方向およびスラスト方向の動圧式すべり軸
受38〜41を介して固定シャフト35により保持され
ている。回転陽極部分は、陽極ターゲット31の重量が
大きいため、その重心Gは、たとえば陽極ターゲット3
1に近い回転支柱32の部分に位置している。
【0010】ところで、回転陽極型X線管は、医療用診
断装置のCT装置などに組み込まれて使用される。この
とき、回転陽極型X線管は診断対象の被写体の周囲を回
転する。そして、回転運動に伴い、回転陽極部分の重心
Gの位置に、たとえば矢印で示す向きにモーメントMが
発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転陽極型X線
管の場合、回転陽極部分に発生するモーメントMは、通
常、ラジアル方向およびスラスト方向の動圧式すべり軸
受38〜41で支えられる。
【0012】たとえば、回転陽極部分に発生するモーメ
ントMをスラスト方向の動圧式すべり軸受40、41で
受ける力は、(回転陽極部分の荷重)×(重心からスラ
スト軸受面までの距離)…(1)となり、回転陽極部分
の重心Gからの距離に比例する。
【0013】ところで、陽極ターゲット11から遠い側
に位置するスラスト方向の動圧式すべり軸受41は重心
Gからの距離が長くなっている。そのため、回転陽極部
分が発生するモーメントMを受ける場合、大きな力が必
要とされる。したがって、回転陽極部分のモーメントM
が大きくなると、そのモーメントMを十分に支えること
ができなくなる。
【0014】たとえば、管軸mに対してたとえば垂直方
向に働く荷重が小さい場合は、ラジアル方向の動圧式す
べり軸受38、39だけでも、回転陽極部分のモーメン
トMを支えることができる。しかし、陽極ターゲット3
1の大容量化などで回転陽極部分の重量が増加し、ある
いは、CT装置のスキャン速度の向上などで荷重が増加
すると、ラジアル方向の動圧式すべり軸受38、39に
対する負荷が増大する。その結果、ラジアル方向の動圧
式すべり軸受38、39だけでは支持が困難になり、回
転陽極部分の管軸mに対する傾きが大きくなる。
【0015】また、従来の回転陽極型X線管は、スラス
ト方向の動圧式すべり軸受40、41が、内側回転体3
4cに嵌合された固定シャフト35の両端面に設けら
れ、2つの動圧式すべり軸受40、41間の距離が大き
くなっている。そのため、内側回転体34cと固定シャ
フト35との間に熱膨張率の差があると、温度の変化
で、陽極ターゲット31側に位置するスラスト方向の動
圧式すべり軸受40の軸受間隙の大きさと、陽極ターゲ
ットから遠い側に位置する動圧式すべり軸受41の軸受
間隙の大きさとが相違し、軸受間隙を一定に保つことが
困難になる。
【0016】本発明は、上記した欠点を解決し、回転陽
極部分に発生するモーメントによる回転陽極部分の傾き
を抑え、あるいは、温度変化で生じる軸受間隙の大きさ
の相違を抑えた回転陽極型X線管を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線を放出す
る陽極ターゲットと、この陽極ターゲットと一体で回転
する回転陽極部分を前記陽極ターゲットとともに構成す
る回転体と、この回転体との間にラジアル方向およびス
ラスト方向の動圧式すべり軸受が設けられた固定体とを
具備した回転陽極型X線管において、前記スラスト方向
の動圧式すべり軸受が設けられた領域の管軸方向におけ
る位置が、前記回転陽極部分の重心の管軸方向における
位置と前記ラジアル方向の動圧式すべり軸受が設けられ
た領域の管軸方向における位置との間にあることを特徴
としている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、その
陽極構造体の部分を抜き出した図1を参照して説明す
る。符号11は陽極ターゲットで、陽極ターゲット11
は真空容器(図示せず)内に配置されている。陽極ター
ゲット11は回転支柱12を介して回転機構13に連結
され、回転機構13によって管軸mを中心に回転可能に
支持されている。回転機構13は、回転支柱12が連結
された筒状回転体14およびこの筒状回転体14に嵌合
した固定シャフト15などから構成されている。
【0019】筒状回転体14は、たとえば回転支柱12
が直接連結した中間回転体14aおよび中間回転体14
aの外側に接合された外側回転体14b、中間回転体1
4aの内側に接合された有底円筒状の内側回転体14c
の3層構造で構成され、内側回転体14cの図示下端の
開口はスラストリング16で封止されている。内側回転
体14cは、陽極ターゲット11側の端部に位置する内
径が大きい径大部Aおよびこの径大部Aよりも内径が小
さい径小部Bなどで構成されている。
【0020】固定シャフト15は、内側回転体14cの
内部空間の形状に合わせて外径が大きい径大部aおよび
この径大部aよりも外径が小さい径小部bなどで構成さ
れ、その径大部aおよび径小部bが、それぞれ内側回転
体14cの径大部Aおよび径小部Bの各部分の内側に嵌
合している。固定シャフト15の図示下方の端部15a
はスラストリング16を貫通し、さらにその先まで伸び
ている。固定シャフト15の端部15aは真空容器の一
部に固定され、端部15aの固定で、陽極構造体は真空
容器内の所定位置に固定される。
【0021】また、筒状回転体14たとえば内側回転体
14cと固定シャフト15との間に動圧式すべり軸受が
形成されている。たとえば、固定シャフト15の管軸m
方向に離れた2つの領域にらせん溝17a、17bが対
に形成されている。このらせん溝17a、17bの部分
およびらせん溝17a、17bが形成された軸受間隙な
どに液体金属潤滑剤が供給され、ラジアル方向の動圧式
すべり軸受18、19が形成されている。
【0022】また、固定シャフト15の径大部aの管軸
方向における図示上下の両面、たとえば内側回転体14
cの底部141内面と対向する端面および内側回転体1
4cの径大部Aと径小部Bの段差面と対向する端面に、
それぞれらせん溝が形成されている。このらせん溝の部
分およびらせん溝が形成された軸受隙間などに液体金属
潤滑剤が供給され、スラスト方向の動圧式すべり軸受2
0、21が形成されている。
【0023】上記の陽極ターゲット11および回転支柱
12、筒状回転体14、スラストリング16などの各部
分は機械的に連結し、動作時、陽極ターゲット11と一
体で回転する回転陽極部分を構成している。この回転陽
極部分は、ラジアル方向およびスラスト方向の動圧式す
べり軸受18〜21を介して、固定シャフト15によっ
て保持されている。回転陽極部分は、陽極ターゲット1
1の重量が大きいため、その重心Gは、たとえば陽極タ
ーゲット11に近い回転支柱12の部分に位置してい
る。
【0024】上記した構成によれば、回転陽極部分の重
心Gの管軸m方向における位置が、動圧式すべり軸受1
8〜21が設けられた領域の管軸m方向における位置よ
りも陽極ターゲット11側に位置し、かつ、管軸m方向
の荷重を受けるスラスト方向の動圧式すべり軸受20、
21の管軸m方向における位置が、管軸mに対し垂直方
向の荷重を受けるラジアル方向の動圧式すべり軸受1
8、19の管軸m方向における位置と重心Gとの間に位
置している。
【0025】この場合、2箇所に設けられるスラスト方
向の動圧式すべり軸受20、21は、回転陽極部分の重
心Gとの管軸方向における距離が短くなっている。その
ため、重心Gに発生するモーメントMを受ける力が小さ
くなり、重心Gに発生するモーメントを十分に支持でき
る。その結果、回転陽極部分の管軸mに対する傾きが抑
えられ、より高荷重の使用条件にも耐えることができ
る。
【0026】また、2箇所に設けられるスラスト方向の
動圧式すべり軸受20、21は、いずれもラジアル方向
の動圧式すべり軸受18、19よりも陽極ターゲット1
1側に位置し、互いの距離が短くなっている。そのた
め、内側回転体14cと固定シャフト15との間に熱膨
張率の相違があっても、温度変化による熱膨張の影響が
少なくなり、軸受間隙の大きさの相違が小さくなる。
【0027】次に、本発明の他の実施形態について、そ
の陽極構造体の部分を抜き出した図2を参照して説明す
る。図2では図1に対応する部分には同じ符号を付し重
複する説明を一部省略する。
【0028】陽極ターゲット11は回転シャフト22に
連結されている。回転シャフト22の一部に、フランジ
状に外径が大きくなった径大部22aが形成されてい
る。また、回転シャフト22の外周部たとえば陽極ター
ゲット11と径大部22aとの間に位置する外周部に筒
状回転体23が固定されている。筒状回転体23は高導
電性の材料で形成され、外部に配置されたステータコイ
ル(図示せず)が発生する回転磁界によって誘導電流が
流れ、回転シャフト22を回転させる回転力を発生す
る。
【0029】回転シャフト22はその径大部22aを含
めそれよりも図示下方部分が固定体24の内側空間に嵌
合されている。固定体24は回転シャフト22を嵌合す
る筒状部24aおよび真空容器に固定される円柱部24
bなどで構成され、固定体24の図示上方の開口は封止
リング25で封止されている。この封止リング25の部
分を回転シャフト22が貫通している。
【0030】固定体24の筒状部24aは、回転シャフ
ト22の径大部22aが嵌合する内径の大きい径大部2
41、および、回転シャフト22の径大部22a以外の
部分が嵌合する内径の小さい径小部242などから構成
されている。そして、回転シャフト22と固定構造体の
間、たとえば回転シャフト22と固定体24の筒状部2
4aとの間、および、回転シャフト22と封止リング2
5との間に動圧式すべり軸受が形成されている。
【0031】たとえば、回転シャフト22の管軸m方向
に離れた2つの領域にらせん溝17a、17bが対に形
成され、このらせん溝17a、17bの部分およびらせ
ん溝17a、17bが形成された軸受間隙などに液体金
属潤滑剤が供給され、ラジアル方向の動圧式すべり軸受
18、19が形成されている。
【0032】また、回転シャフト22の径大部22aの
図示上下の両面、たとえば封止リング25の内側の面と
対向する一方の端面、および、筒状部24aの径大部2
41と径小部242の段差面と対向する他方の端面に、
それぞれらせん溝が形成されている。このらせん溝の部
分およびらせん溝が形成された軸受間隙などに液体金属
潤滑剤が供給され、スラスト方向の動圧式すべり軸受2
0、21が形成されている。
【0033】上記の陽極ターゲット11および回転シャ
フト22、筒状回転体23などの各部分は機械的に連結
し、動作時、陽極ターゲット11と一体で回転する回転
陽極部分を構成している。回転陽極部分は、陽極ターゲ
ット11の重量が大きいため、その重心Gは、たとえば
陽極ターゲット11の近くに位置し、また、動圧式すべ
り軸受18〜21を介して固定構造体たとえば固定体2
4や封止リング25によって支持されている。
【0034】上記した構成の場合も、図1の実施形態の
場合と同様、回転陽極部分の重心Gが、動圧式すべり軸
受18〜21の部分よりも陽極ターゲット側に位置し、
同時に、スラスト方向の動圧式すべり軸受20、21の
管軸方向における位置が、ラジアル方向の動圧式すべり
軸受18、19と重心Gとの間に位置している。
【0035】したがって、スラスト方向の動圧式すべり
軸受20、21は、回転陽極部分の重心Gに発生するモ
ーメントMを十分に支持でき、固定体24に対する回転
陽極部分の管軸に対する傾きを抑えることができる。ま
た、固定体24と回転シャフト15との間に熱膨張率の
相違があっても、温度変化による熱膨張の影響が少なく
なり、スラスト方向の動圧式すべり軸受20、21の軸
受間隙の大きさの相違が小さく抑えられる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、回転陽極部分に発生す
るモーメントによる回転陽極部分の傾きを抑え、あるい
は、温度変化で生じる軸受間隙の大きさの相違を抑えた
回転陽極型X線管を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための断面図であ
る。
【図2】本発明の他の実施形態を説明するための断面図
である。
【図3】従来例を説明するための断面図である。
【符号の説明】
11…陽極ターゲット 12…回転支柱 13…回転機構 14…筒状回転体 15…固定体 16…スラストリング 17a、17b…らせん溝 18、19…ラジアル方向の動圧式すべり軸受 20、21…スラスト方向の動圧式すべり軸受 m…管軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を放出する陽極ターゲットと、この
    陽極ターゲットと一体で回転する回転陽極部分を前記陽
    極ターゲットとともに構成する回転体と、この回転体と
    の間にラジアル方向およびスラスト方向の動圧式すべり
    軸受が設けられた固定体とを具備した回転陽極型X線管
    において、前記スラスト方向の動圧式すべり軸受が設け
    られた領域の管軸方向における位置が、前記回転陽極部
    分の重心の管軸方向における位置と前記ラジアル方向の
    動圧式すべり軸受が設けられた領域の管軸方向における
    位置との間にあることを特徴とする回転陽極型X線管。
  2. 【請求項2】 ラジアル方向の動圧式すべり軸受が設け
    られた領域の管軸方向における位置よりも陽極ターゲッ
    トに近い位置の固定体の一部に外径が大きい径大部が形
    成され、前記径大部の管軸方向における両端面と回転体
    との間にスラスト方向の動圧式すべり軸受が設けられた
    請求項1記載の回転陽極型X線管。
  3. 【請求項3】 X線を放出する陽極ターゲットと、この
    陽極ターゲットと一体で回転する回転陽極部分を前記陽
    極ターゲットとともに構成する回転シャフトと、この回
    転シャフトとの間にラジアル方向およびスラスト方向の
    動圧式すべり軸受が設けられ、前記回転シャフトを内側
    空間に嵌合する固定構造体とを具備した回転陽極型X線
    管において、前記スラスト方向の動圧式すべり軸受が設
    けられた領域の管軸方向における位置が、前記回転陽極
    部分の重心の管軸方向における位置と前記ラジアル方向
    の動圧式すべり軸受が設けられた領域の管軸方向におけ
    る位置との間にあることを特徴とする回転陽極型X線
    管。
  4. 【請求項4】 ラジアル方向の動圧式すべり軸受が設け
    られた領域の管軸方向における位置よりも陽極ターゲッ
    トに近い位置の回転シャフトの一部に外径が大きい径大
    部が形成され、前記径大部の管軸方向における両端面と
    固定構造体との間にスラスト方向の動圧式すべり軸受が
    設けられた請求項3記載の回転陽極型X線管。
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JP2014170677A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Toshiba Electron Tubes & Devices Co Ltd 回転陽極型x線管

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