JP2003050865A - 判断支援方法、情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、判断支援システム、情報記録媒体、及び利用場 - Google Patents

判断支援方法、情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、判断支援システム、情報記録媒体、及び利用場

Info

Publication number
JP2003050865A
JP2003050865A JP2001240265A JP2001240265A JP2003050865A JP 2003050865 A JP2003050865 A JP 2003050865A JP 2001240265 A JP2001240265 A JP 2001240265A JP 2001240265 A JP2001240265 A JP 2001240265A JP 2003050865 A JP2003050865 A JP 2003050865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
individual
nutrient
nutrients
amount
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001240265A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shimizu
敦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2001240265A priority Critical patent/JP2003050865A/ja
Publication of JP2003050865A publication Critical patent/JP2003050865A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己の状態に応じた適正な栄養素を取得する
食事を選択し得る判断支援方法を提供する。 【解決手段】 個人の身体的状態と精神的状態を健康状
態として取得し、これを置き換えて栄養素適正量を得
、個人が摂取しようとする食事を栄養素量毎に置き換
えた栄養素量と、栄養素適正量とを比較し、その比
較結果を過不足として出力手段に出力し、個人に判断
材料を提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、判断支援方法、
情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、記憶媒体、
判断支援システム及び利用場に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、人の健康を維持する三大要素と
して、食事、睡眠、運動がある。これらについて、図1
により少し説明する。図1において、三大要素はそれぞ
れの生物学的意義を右側の矢印の先に示す。例えば、食
事に対する生物学的意義は「栄養素の補給」と「体力の
維持・増強」である。ただし、これらの生物学的意義
は、ほとんど生理的満足を満たすものであり、人にはこ
れ以外に精神的満足が存在する。つまり、これらの3つ
の要素は人が生きて行くためには不可欠であるが、人は
これらの要素に生理的満足のみを期待しているわけでは
なく、意識的には(人が意識する範囲では)精神的満足
を求めている。
【0003】よって、精神的満足を満たすべく行動すれ
ば、これら三大要素の過不足を生じるおそれがある。こ
の過不足を防ぐには、正しい知識が必要であり、また各
要素の適正量は個人毎に異なることに注意しなければな
らない。つまり、個人特性に裏付けされた(個人特性か
ら生成される)知識によって、自制する仕組みが必要と
なる。
【0004】次に、人の行動判断モデルを図2に用いて
説明する。図2には、人の行動の実行、不実行に伴うモ
デルを示している。「人の内的判断」とは、いわば「思
考・意識」に相当する部分で五感によって感じ取った
「外部情報」や「(外部情報により刺激される)内的欲
求」の影響を受けて行動するか否かを意識的に、もしく
は無意識的に判断している。
【0005】「内的欲求」には大別して「生理的欲求」
と「精神的欲求」があり、相互作用している。「行動判
断」には「内的欲求」以外にも一般に“好み”と呼ばれ
る「個人的嗜好要素」や、一般に“気分”と呼ばれる
「精神状態要素」及び一般に“体調”と呼ばれる「身体
状態要素」などが影響を与えている。
【0006】「行動判断」において行動「実行」と判断
された場合には、身体の各部位に意識的に、もしくは無
意識的に指示が出されることにより、行動が実行され
る。「行動判断」の結果を「経験・体験」とて、また
「外部情報」の一部であり、「五感」を通じて取得した
「知識」を蓄積することで形成されるものを一般に「学
習」と言い、機能的に表現するなら「学習機能」と呼ば
れる。
【0007】図1で説明する「個人特性」から生成され
た「知識」によって「精神的欲求」を自制させる仕組み
を補足すると「身体各部位」から生成される「知識」を
「人の内的判断」内部の「学習機能」に「知識の蓄積」
として蓄え、「行動判断」時に参照する。
【0008】さて、従来から成される方法は、図2で説
明する「身体各部位」から生成される「知識」を「人の
内的判断」内部の「学習機能」に「知識の蓄積」として
蓄え、「行動判断」時に参照させる方法に相当する。
【0009】ここで「個人」とは、人として個別の「身
体状態」及び「精神状態」を持ち、固有の存在と認識さ
れる対象のことを言う。以後の説明においても同様であ
る。
【0010】「個人」が自ら判断した結果、図3に示す
ように、健康を維持するための三大要素である食事、睡
眠、運動を自らに与え、その(与えた)結果を「健康状
態」として取得する()。取得の手段の具体例として
は、「健康診断」や「(食生活、運動、睡眠に関する)
生活リズムアンケート」及び「問診」がある。取得され
た「健康状態」は個人情報としてデータベースに記憶さ
れ()、その結果を(過去のデータがあるなら、デー
タとともに)個人に示される。結果を示す手段の具体例
としては、「(診断結果やアドバイスが記載された)健
康診断個人結果書」がある()。
【0011】この「健康状態」の取得結果を示された
「個人」は自らの「学習機能(いわゆる記憶)の中に
「知識」として蓄積し、自らに食事、睡眠、運動を与え
る際に参照する(参照する題材にすること)。
【0012】この〜の繰り返しにより、客観的情報
をフィードバックしていると言えるが、所詮「個人」の
自助努力を促すものに過ぎず、(「個人」が自らに与え
る際の)判断材料と成り得るかが問題であった。つま
り、図1に示す健康維持のための適正量に対する「物差
し」が一見明確なようで、実のところ明確でないことに
原因がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方法で
は、図4に示すように、「個人」に示した「健康状態取
得結果」を一旦「学習機能」に記憶して、(「適正量判
断」が)「個人」自らで行われるため、「内的欲求」の
影響を受けやすく「適正量」の判断が難しい。つまり
「判断基準」であるべき「健康状態取得結果」が「個
人」が置かれる都度の状況において(影響因子の影響を
受けたまま判断しなければならないので)「どこからど
こまでが適正で、どのくらいの過不足が不適正か」の目
安にならないことによる。図では「健康維持のための適
正量」に置き換えて、参照することを「個人」自らによ
る「適正量判断」としている。
【0014】また、従来は、複合型の健康診断におい
て、その結果は数値だけでなく、コメントなどを交え
て、利用者により自分の健康への配慮を促す内容であ
る。ところが、健康を維持するために最も重要であると
考えられる「食事」について、例えば「黄緑野菜をもっ
ととりましょう」程度のアドバイスであり、実際に食堂
などで「食事」の品目に自由度(選択肢)がある場合、
これは取ると良いのか、悪いのか、の参考に成り得ない
という問題点があった。
【0015】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、自己の状態に応じた適正な栄養素を取得
する食事を選択し得る方法及びシステムを提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、図2で示す
「行動判断」時に「身体各部位」から生成される「知
識」を「行動判断」時に取得させる方法に相当する。
「個人」は取得した「知識」である「健康のための適正
量」を「行動判断」の参照とする。したがって、本発明
のねらいは「個人」より取得した「健康状態取得結果」
を「健康維持のための適正量」に変換し、参照させるこ
とである(図5参照)。
【0017】図2では、「個人特性」から生成された
「知識」は「身体各部位」から生成されることになって
いる。「個人」の「身体的状態」に矛盾はなく、「精神
的状態」に矛盾があるように一見感じられるが、その
「精神的状態」も「身体各部位」である「口」から発せ
られる「言葉」や「手」によって描かれる「文字」によ
って伝達されるなどと考えれば矛盾はない。
【0018】図6は、この発明の第1の解決手段である
システムを示す機能ブロック図である。この発明の判断
支援方法は「個人」の「身体的状態」及び「精神的状
態」を「健康状態」として取得した栄養素適正量(、
)と、「個人」が取得する(自らに与える)「食事」
を栄養素毎に置き換えた「栄養素量」とを比較し
()、その比較結果を出力手段に出力する()こと
により、「個人」に「判断材料」を表示する()もの
である。
【0019】この発明を装置(システム)で表現すれば
「個人」の「身体的状態」及び「精神状態」を「健康状
態」として「個人情報データベース」に記憶し()、
記憶した「健康状態」を「栄養素適正量」に置き換えて
「個人状態データベース」に記憶し()、一方、この
「栄養素適正量」と「個人」が摂取する(自らに与え
る)「食事」を「栄養素」毎に置き換えた「栄養素量」
とを比較し、その比較結果を出力手段に出力する判断支
援装置(システム)である。
【0020】このシステムによれば、「食堂」等でメニ
ューを選択する際に、自己の情報に基づいた判断基準を
提供できる。その「食事」を取るべきか、取らざるべき
かが「目に見える指標」で、利用者は利用時に提示され
るので、確実な判断材料となる。また、判断を自らがし
ているという自主性を犠牲にしない。自己の情報に基づ
くのは、栄養素の過不足量が個人によって異なるからで
あり、個人毎に提案する手法では、管理の強化をしがち
である。本発明では、システムが提供するものは、利用
者個人に基づく判断材料の提供であり、自分で選ぶとい
う自主性、更には食事の楽しみを犠牲にしない。また、
食事に関して制約の多い病院などにも応用が可能。何か
と不平不満の多い病院給食などへ応用すれば、決められ
た固定メニューからある程度選択できるメニューとなり
得る。この場合、利用者(患者)は目安やチェックが利
用端末を見ながらできる。
【0021】この発明の第2の解決手段であるシステム
は、図6に示す機能〜に加えて、更に健康情報デー
タベースを抽出する機能、推奨健康情報を出力する機
能10、奨める(推奨する)機能11を備えている(図
25参照)。なお、機能10〜15については、機能
〜と同様丸入りの数字であるが、便宜上、丸を取った
表記としている(以下、同じ)このシステムでは、個人
の身体的状態及び精神的状態を健康状態として取得した
栄養素適正量(、)と、個人が摂取しようとする食
事を栄養素毎に置き換えた栄養素量()とを比較し、
その比較結果を栄養素毎の過不足として出力する()
とともに、比較結果に応じ、不足する栄養素量を補う食
事、又は過剰に摂取する栄養素量を消費する行動のデー
タを健康状態DBから抽出し()、その情報を推奨健
康情報として出力する(10、11)。
【0022】このシステムによれば、栄養素の過不足に
対して提案が可能となる。足らない栄養素を提案した
り、過剰に摂取した場合に、消費行動の提案が可能であ
り、「食堂」の付加価値をより高めることができる。
【0023】この発明の第3の解決手段であるシステム
は、図6に示す機能〜に加えて、更に、栄養素量を
記憶する機能12、栄養素量と健康状態とを比較する機
能13、比較結果を提示する機能14、比較結果に応
じ、補正する機能15を備えている(図25参照)。
【0024】このシステムでは、個人の身体的状態及び
精神的状態を健康状態として取得した栄養素適正量
(、)と、個人が摂取しようとする食事を栄養素毎
に置き換えた栄養素量()とを比較し()、その比
較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力する
()ことにより、個人に判断材料を提示し()、個
人の判断を支援するとともに、個人が摂取した栄養素量
をデータベースに記憶し(機能12)、個人の新たな健
康状態が取得されると、前回と今回の健康状態の変化
と、その間に摂取した栄養素量の累計をデータベースか
ら取得し、健康状態の変化に応じて栄養素量の摂取の過
不足を判断し(機能13、14)、個人の栄養素適正量
を補正する(機能15)。
【0025】このシステムによれば、食事の利用履歴を
健康診断データに反映することで、効果がより把握しや
すくなる。健康診断時に取得される情報だけでなく、利
用者が実際に採取した食事の結果についての分析が可能
となり、利用者にとって健康診断がより身近になるとと
もに、健康診断の付加価値を高めることかできる。
【0026】この発明の請求項1に係る判断支援方法
は、個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態として
取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようとする食事
を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、その比較
結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力すること
により、個人に判断材料を提示し、個人の判断を支援す
る。
【0027】また、この発明の請求項2に係る判断支援
方法は、個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態と
して取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようとする
食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、その
比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力する
ことにより、個人に判断材料を提示し、個人の判断を支
援するとともに、個人が摂取した栄養素量をデータベー
スに記憶し、個人の新たな健康状態が取得されると、前
回と今回の健康状態の変化と、その間に摂取した栄養素
量の累計をデータベースから取得し、健康状態の変化に
応じて栄養素量の摂取の過不足を判断し、個人の栄養素
適正量を補正する。
【0028】また、この発明の請求項3に係る情報提供
方法は、個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態と
して取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようとする
食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、その
比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力する
とともに、不足する栄養素量を補う食事、若しくは過剰
に摂取する栄養素量を消費する行動を出力手段に出力す
る。
【0029】また、この発明の請求項4に係る情報提供
方法は、個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態と
して取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようとする
食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、その
比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力する
とともに、個人が摂取した栄養素量をデータベースに記
憶し、個人の新たな健康状態が取得されると、前回と今
回の健康状態の変化と、その間に摂取した栄養素量の累
計をデータベースから取得し、健康状態の変化と栄養素
量の摂取履歴との相関とともに、個人に情報を提供す
る。
【0030】また、この発明の請求項5に係る判断支援
サーバは、個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態
として個人情報データベースに記憶し、記憶した健康状
態を栄養素適正量に置き換えて個人情報データベースに
記憶し、個人が摂取しようとしている食事を栄養素毎に
置き換えた栄養素量との比較結果を出力する利用端末に
個人毎の情報として栄養素適正量を出力するようにして
いる。
【0031】また、請求項6に係る判断支援サーバは、
個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態として個人
情報データベースに記憶し、記憶した健康状態を栄養素
適正量に置き換えて個人情報データベースに記憶し、個
人が摂取しようとしている食事を栄養素毎に置き換えた
栄養素量との比較結果を出力する利用端末に個人毎の情
報として栄養素適正量を出力し、個人が摂取した栄養素
量をデータベースに記憶し、新たな健康状態の摂取に応
じて前回の健康状態をデータベースより読み込み、健康
状態を比較するとともに、その間に摂取した栄養素量の
累計をデータベースから取得し、健康状態の変化と栄養
素量の摂取履歴の相関とともに、個人向けに情報を出力
するようにしている。
【0032】また、請求項7に係る判断支援サーバは、
個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態として個人
情報データベースに記憶し、記憶した健康状態を栄養素
適正量に置き換えて個人情報データベースに記憶し、個
人が摂取しようとしている食事を栄養素毎に置き換えた
栄養素量との比較結果を出力する利用端末に個人毎の情
報として栄養素適正量を出力し、個人が摂取した栄養素
量をデータベースに記憶し、新たな健康状態の摂取に応
じて前回の健康状態をデータベースより読み込み、健康
状態を比較するとともに、その間に摂取した栄養素量の
累計をデータベースから取得し、健康状態の変化に応じ
て栄養素量の摂取の過不足を判断し、個人の栄養素適正
量を補正するようにしている。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図7は、この発明の一実施
形態であり、前記図6に示す機能構成の一実現手段を示
すシステム構成図である。利用者1は、診断者2による
診断によって判断支援システムが必要とする「個人情
報」及び「診断結果」を取得する。診断者2とは、シス
テムが必要とする情報を利用者1から取得できる(取得
機能を有する)者であれば誰でもよく、具体的には医
師、健康相談員などである。また利用者1自身が診断端
末3の指示に基づいてシステムが必要とする情報を自ら
取得し、入力できるのであれば、診断者2は不要であ
る。この場合、診断端末3は診断者2に対して、システ
ムが必要とする「必要情報要求」を必要診断項目情報D
B(データベース)4、診断端末3が持つマンマシン出
力部を介して出力し、診断者2に「診断結果入力」の実
行を指示する。診断者2を通じて取得した取得情報は、
診断情報DB5に利用者1毎に記憶される。また、シス
テムが必要とする入力を診断端末3を用いて利用者1自
身が入力できるのなら、利用者1自らが入力しても良
い。
【0034】判断支援システムサーバ6は、診断端末3
と、情報接続手段7を介して接続されており、診断端末
3が利用者1より取得した情報を間接的に取得すること
ができる。情報接続手段7は、一般にはネットワークが
用いられる。ただし、診断端末3の機能及びDBは判断
支援システムサーバ6に持たせても良い。
【0035】判断支援システムサーバ6では、診断端末
3より取得した利用者1の利用者に関する「個人情報」
及び「診断結果(健康状態)」を利用者情報DB8に記
憶し、「健康状態」を「栄養素適正量」に置き換える機
能により置き換えた「利用者」毎の「栄養素適正量」を
栄養素適正量元情報DB9aに記憶する。栄養素適正量
情報DB9aに記憶された「利用者」毎の「栄養素適正
量」は、ネットワーク7を介して、もしくは記憶媒体1
0を用いて利用者端末11へ伝達される。利用者端末1
1では、取得した「栄養素適正量」と食事を栄養素毎に
置き換えた「栄養素量」とを比較する機能によって得ら
れた比較結果をマンマシン出力部を介して、利用者1に
出力する(ことで判断材料を利用者に提示する)。
【0036】図8は、上記診断端末3のハード構成を示
すブロック図である。「診断端末」は、システムが必要
とする情報を取得するための端末であり、「利用者」個
人から取得する「個人情報」及び「診断結果」を「端末
操作者」を介してシステムに入力する端末である。
【0037】MM(マンマンシ)入出力部21は診断端
末3が「端末操作者」と種々のやりとりをするための入
出力機能を持つ部位である。「端末操作者」は、図7に
おける「診断者」もしくは「利用者」のことであり、シ
ステムの必要とする情報を取得でき、端末操作が可能で
ある者であれば良い。
【0038】入力装置としては、例えばキーボード、テ
ンキー、マウス、バーコードリーダなどが該当し「操作
者」の入力がシステムに対して伝達できるものなら、そ
の種類は問わない。また出力装置としては、ディスプレ
イ、プリンタなどが該当し、操作者に対してシステムか
ら情報を伝達できるものなら、その種類は問わない。演
算部22は各機能を(プログラムを実行することによっ
て)駆動、処理するための演算機能を持つ部位である。
一般にCPU(中央演算装置)で構成される。
【0039】メモリ部23は、演算部22がプログラム
を実行する実行エリアの部位である。通信部24は、ネ
ットワーク7を介した外部との通信を制御する機能を持
つ部位である。DB管理部25は、様々なデータ構造と
データ実体を管理する機能を持つ部位である。処理プロ
グラム26は、「診断端末」の利用目的を達成するため
に必要なプログラムのことであり、OS(オペレーショ
ンシステム)もここに含まれる。必要診断項目情報DB
27は、「診断者」もしくは「利用者」に提示するシス
テムが必要とする項目に関する情報を記憶するデータベ
ースのことである。診断情報DB28は、利用者個人か
ら取得する「個人情報」及び「診断結果」を記憶するデ
ータベースのことである。その他のプログラム・データ
29は、上記以外の例えば操作者が使用するワープロや
表計算などのアプリケーションソフトや、それに付随す
るデータが該当する。
【0040】図9は、上記判断支援システムサーバ6の
ハード構成を示すブロック図である。判断支援システム
サーバ6は、システムの処理を実行するためのサーバで
あり、診断端末3からの情報を入力値として処理を実行
し、その処理結果を「利用者端末」へ出力するサーバで
ある。「サーバ操作者」は、サーバの管理(内部データ
の管理を含む)などの必要性により、サーバを操作する
者のことである。「利用者情報DB37は判断支援シス
テムサーバ6が診断端末3より取得した「個人情報」及
び「診断結果」を記憶するデータベースのことである。
栄養素適正量元情報DB38は、利用者情報DB37に
記憶された情報に基づいて置き換え処理をした処理結果
である「栄養素適正量」を記憶するデータベースのこと
であり、記憶媒体10に読み書きされる元情報が記憶さ
れる。
【0041】記憶媒体読み書き部」40は、記録媒体1
0から情報を読み込んだり(記憶媒体10へ)書き込ん
だりする機能を持つ部位である。記録媒体10は、(利
用者端末11へ受け渡すために)「利用者」個人に対す
る「栄養素適正量」を抽出して書き込む媒体のことであ
り、具体的には、例えばFD(フロッピー(登録商標)
ディスク)、CD−R(コンパクトディスクレコー
ダ)、DVD(デジタルビデオディスク)、磁気カー
ド、ICカード、ID(identificatio
n)タグなどである。
【0042】なお、図8と同様の部位の説明は省略す
る。
【0043】図10は、上記利用者端末11のハード構
成を示すブロック図である。利用者端末11は、システ
ムの判断支援機能を「利用者」に伝達する端末であり、
判断支援システムサーバ6から取得した「利用者」毎の
「栄養素適正量」と「食事」を「栄養素」毎に置き換え
た「栄養素量」を(「食事」より取得して)比較する機
能を有し、比較結果をマンマシン出力部へ出力する端末
である。栄養素適正量情報DB57は判断支援システム
サーバ6からネットワーク7を介して、若しくは記憶媒
体10を用いて取得した「利用者」個人に関する「栄養
素適正量」を記憶するデータベースのことである。
【0044】数値化媒体読み込み部60は、「食事」に
予め付与される栄養素量数値化媒体61を読み込む機能
を持つ部位である。
【0045】栄養素量数値化媒体61は、「食事」に予
め付与され、「食事」を構成する栄養素毎に、その量が
記憶されている媒体であり、具体的には例えば「食事」
を入れる「器」(皿、コップ、容器など)に(データキ
ャリアとも呼ばれる)読み書き可能なIDタグを取り付
けておいて、その「器」に入れる食事に合わせてデータ
を書き込んでおくことで実現される。近年、食堂の近代
化に伴い、「器」に金額が記憶される技術の流用でもあ
り、金額とともにカロリ(熱量のことで、栄養学上は栄
養価を燃焼熱で表す単位として用いられる)や「栄養
素」(タンパク質、脂肪、炭水化物の3要素の他に、無
機質(ミネラル)、ビタミンなどを言う)毎に、その
「(栄養素)量」が記憶されている。この場合における
数値化媒体読み込み部60は、IDタグ読み取りユニッ
ト(モジュール、装置であっても良く、読み取り機能を
有すれば、その形態は問わない)が相当する。
【0046】なお、図8、9と同様の部位の説明は省略
する。
【0047】図11は、図7に示す診断端末3と判断支
援システムサーバ6間の機能構成を示すブロック図であ
る。図12は、判断支援システムサーバ6と、利用者端
末11間の機能構成を示すブロック図である。
【0048】図11に示す診断端末3の処理動作を図1
3に示すフロー図を参照して説明する。先ず、ステップ
ST1において、判断支援に必要な情報取得依頼有りか
否かを判定する。情報取得依頼有りの場合は、ステップ
ST2へ移行する。一方、情報取得依頼無しの場合は、
ステップST9へ移行する。ステップST9において
は、他の処理を実行した後、ステップST1へ戻る。
【0049】ステップST2においては、必要項目を記
憶するフォーマットを「必要診断項目DB」27より読
み込む。次に、ステップST3へ移行する。ステップS
T3においては、読み込んだフォーマットをマンマシン
出力部21に出力する。そして、ステップST4へ移行
する。ステップST4においては、マンマシン入力部2
1より出力したフォーマットに基づく入力有りか否かを
判定する。入力有りの場合は、ステップST5へ移行す
る。一方、入力無しの場合は、ステップST10へ移行
する。ステップST10においては、他の処理を実行し
た後、ステップST4へ移行する。
【0050】ステップST5においては、取得した情報
を診断情報DB28へ記憶する。次に、ステップST6
へ移行する。ステップST6においては、判断支援シス
テムサーバ6より情報送信の要求有りか否かを判定す
る。情報送信の要求有りの場合は、ステップST7へ移
行する。一方、情報送信の要求無しの場合は、ステップ
ST11へ移行する。ステップST11においては、他
の処理を実行し、ステップST6へ戻る。
【0051】ステップST7においては、要求に応じて
「利用者」毎の情報を診断情報DB28より読み込む。
続いて、ステップST8へ移行する。ステップST8に
おいては、読み込んだ情報を判断支援システムサーバ6
に送信する。そして、処理を終了する。
【0052】次に、図11、図12に示す判断支援シス
テムサーバ6の処理動作を、図14に示すフロー図を参
照して説明する。先ず、ステップST21において、診
断端末3より「利用者」毎の情報の送信有りか否かを判
定する。情報送信有りの場合は、ステップST22へ移
行する。一方、情報の送信無しの場合は、ステップST
30へ移行する。ステップST30においては、他の処
理を実行した後、ステップST21へ戻る。
【0053】ステップST22においては、受信した情
報を利用者情報DB37に記憶する。続いて、ステップ
ST23へ移行する。ステップST23においては、
「利用者」毎の「栄養素適正量」へ置き換え要求有りか
否かを判定する。置き換え要求有りの場合は、ステップ
ST24へ移行する。一方、置き換え要求無しの場合
は、ステップST31へ移行する。ステップST31に
おいては、他の処理を実行した後、ステップST23へ
戻る。
【0054】ステップST24においては、要求に応じ
て所望の「利用者」毎の情報を利用者情報DB37より
読み込む。次に、ステップST25へ移行する。ステッ
プST25においては、読み込んだ情報を「利用者」毎
に「栄養素適正量」に置き換える。続いて、ステップS
T26へ移行する。ステップST26においては、置き
換えられた情報を栄養素適正量元情報DB38に記憶す
る。そして、ステップST27へ移行する。ステップS
T27においては、利用者端末11へ「利用者」毎の
「栄養素適正量」の送信要求有りか否か判定する。送信
要求有りの場合は、ステップST28へ移行する。一
方、送信要求無しの場合は、ステップST32へ移行す
る。ステップST32においては、他の処理を実行した
後、ステップST27へ移行する。
【0055】ステップST28においては、要求に応じ
て「利用者」毎に情報を栄養素適正量元情報DB38よ
り読み込む。次に、ステップST29へ移行する。ステ
ップST29においては、読み込んだ情報を要求で指定
された利用者端末11に送信して、処理を終了する。
【0056】次に、図11、図12に示す判断支援シス
テムサーバ6において、利用者端末11への情報を記憶
媒体10を用いて、伝達する場合の処理動作を図15に
示すフロー図を参照して説明する。先ず、ステップST
41において、診断端末3より「利用者」毎の情報の送
信有りか否か判定する。情報の送信有りの場合は、ステ
ップST42へ移行する。一方、情報の送信無しの場合
は、ステップST51へ移行する。ステップST51に
おいては、他の処理を実行した後、ステップST41へ
戻る。
【0057】ステップST42においては、受信した情
報を利用者情報DB37に記憶する。次に、ステップS
T43へ移行する。ステップST43においては、「利
用者」毎の「栄養素適正量」への置き換え要求有りか否
かを判定する。置き換え要求有りの場合は、ステップS
T44へ移行する。一方、置き換え要求無しの場合は、
ステップST51へ移行する。ステップST51におい
ては、他の処理を実行した後、ステップST43へ戻
る。
【0058】ステップST44においては、要求に応じ
て所望の「利用者」毎の情報を利用者情報DB37より
読み込む。次に、ステップST45へ移行する。ステッ
プST45においては、読み込んだ情報を「利用者」毎
に「栄養素適正量」に置き換える。続いて、ステップS
T46へ移行する。
【0059】ステップST46においては、置き換えた
情報を栄養素適正量元情報DB38に記憶する。そし
て、ステップST47へ移行する。
【0060】ステップST47においては、「記憶媒
体」に「利用者」毎の「栄養素適正量」の書き込み要求
有りか否かを判定する。書き込み要求有りの場合は、ス
テップST48へ移行する。一方、書き込み要求が無い
場合はステップST52へ移行する。ステップST52
においては、他の処理を実行した後、ステップST47
へ戻る。
【0061】ステップST48においては、要求に応じ
て「利用者」毎に情報を栄養素適正量元情報DB38よ
り読み込む。次に、ステップST49へ移行する。ステ
ップST49においては、読み込んだ情報を記憶媒体1
0に書き込む。そして、処理を終了する。
【0062】次に、図12に示す利用者端末11におい
て、判断支援システムサーバ6からの情報をネットワー
ク7によって受信した場合の処理動作を図16に示すフ
ロー図を参照して説明する。先ず、ステップST61に
おいて、判断支援システムサーバ6より「利用者」毎の
「栄養素適正量」の受信有りか否かを判定する。「栄養
素適正量」の受信有りの場合は、ステップST62へ移
行する。一方、受信無しの場合は、ステップST68へ
移行する。ステップST68においては、他の処理を実
行した後、ステップST61へ戻る。
【0063】ステップST62においては、受信した情
報を栄養素適正量情報DB57に記憶する。そして、ス
テップST63へ移行する。ステップST63において
は、数値化媒体61より「栄養素量」の書き込み有りか
否かを判定する。「栄養素量」の読み込み有りの場合
は、ステップST64へ移行する。一方、読み取り無し
の場合は、ステップST69へ移行する。ステップST
69においては、他の処理を実行した後、ステップST
63へ戻る。
【0064】ステップST64においては、「利用者」
を認証する。そして、ステップST65へ移行する。ス
テップST65においては、認証された「利用者」に対
応する「栄養素適正量」を栄養素適正量DB57より読
み込む。続いて、ステップST66へ移行する。ステッ
プST66においては、読み込んだ「栄養素適正量」と
「栄養素量」を比較する。次に、ステップST67へ移
行する。ステップST67においては、比較した結果を
マンマシン出力部51に出力する。そして、処理を終了
する。
【0065】次に、図12に示す利用者端末11におい
て、利用者端末11への情報を記憶媒体10を用いて伝
達された場合の処理動作を図17に示すフロー図を参照
して説明する。先ず、ステップST71において、記憶
媒体読み込み部59より「利用者」毎の「栄養素適正
量」の入力有りか否かを判定する。「栄養素適正量」の
入力有りの場合は、ステップST72に移行する。一
方、入力無しの場合は、ステップST78へ移行する。
ステップST78においては、他の処理を実行した後、
ステップST71へ戻る。
【0066】ステップST72においては、入力された
情報を栄養素適正量情報DB57に記憶する。
【0067】次に、ステップST73へ移行する。ステ
ップST73においては、数値化媒体61より「栄養素
量」の読み込み有りか否かを判定する。「栄養素量」の
読み込み有りの場合は、ステップST74に移行する。
一方、読み込み無しの場合は、ステップST79へ移行
する。ステップST79においては、他の処理を実行し
た後、ステップST73へ戻る。
【0068】ステップST74においては、「利用者」
を認証する。続いて、ステップST75へ移行する。ス
テップST75においては、認証された「利用者」に対
応する「栄養素適正量」を栄養素適正量情報DB57よ
り読み込む。次に、ステップST76へ移行する。ステ
ップST76においては、読み込んだ「栄養素適正量」
と「栄養素量」を比較する。続いて、ステップST77
へ移行する。ステップST77においては、比較した結
果をマンマシン出力部51に出力する。そして、処理を
終了する。
【0069】更に、具体的な実施形態として、図18に
示すように、利用者端末11がお盆、トレー11aであ
り、記憶媒体10がICカード10aであり、「数値化
読み取り媒体」を「IDタグ」である場合を説明する。
この例では「利用者認証媒体」を「ICカード」が兼ね
ている。図18において、お盆、トレー11aは表示部
71と、ICカードセット部」72と、食事保持器部7
3とを備えている。ICカードセット部72の下部にI
C読み取り器が、食事保持部73の下部には、皿等に付
せられた識別用IDタグを読み取るIDタグ読み取り器
を備えている。IC読み取り器、IDタグ読み取り器等
は、非接触でて防水機能を有することが望ましい。
【0070】お盆、トレー11aである「利用者端末」
に入力される個人データは、健康診断(検査・測定結
果)で項目、例えば検査……血液、レントゲン、検尿な
ど、測定……伸長、体重、体脂肪率など、問診……専門
家(医師など)による診断、アンケート(食生活、運
動、ストレスなど)の項目例……生活リズム、職場環
境、家庭環境など、飲酒、喫煙などに基づく情報であ
る。
【0071】これらの個人データは、栄養素適正量へ置
き換え処理の後、ICカード10aに記憶されている。
このICカード10aをICカードセット部72に置く
ことにより、IC読み取り器で個人データが読み取られ
る。表示部71はディスプレイ、ランプなどであり、例
えば図19に示すように、栄養素量を項目毎に表示して
いる。ここでは、黒丸がランプの点灯を示している。こ
の表示部71も防水機能があることが望ましい。
【0072】食器74には、上記したように、栄養数値
化媒体である識別用IDタグが付せられており、このI
Dタグには栄養素項目毎にデータが入っている。食器7
4のIDタグは、IDタグ読み取り器によってデータが
読み取られる。
【0073】更に、具体的な実施形態の「利用者端末」
であって、図18とは異なる場合の実施形態を図20に
示す。この実施形態では、記録媒体がICカード10a
で、「数値化読み取り媒体」が「IDタグ」である。I
Cカード10aに記憶された情報を「利用者端末」に読
み取るのに、ICカードセット部72にICカード10
aをセットし、ICカードセット部72の下部に設けら
れた「IC読み取り器」で読み取っても良いし、専用の
カードリーダ72aを用いても良い。また、記憶媒体1
0aを用いずに、ネットワークを経由して、「利用者」
の「栄養素適正量」を取得しても良い。また、「利用者
認証媒体」をICカード10aが兼ねても良い。ここで
(図20)示すように、表示エリアの比較的大きい表示
部71を用いれば、「利用者」に有益な付属情報をメッ
セージ(文字情報)や画像(画像情報)の形で提供でき
る。図21に、図20の表示部の表示例を示す。
【0074】図22は、上記各実施形態システムの診断
端末3が取得する「診断結果」の具体例を示す図であ
る。システム内は、単なるデータ群に過ぎないが、人に
理解できるように出力するとすれば、このようになる。
【0075】上記実施形態で使用した「IDタグ」の具
体例として、図23に示すものを使用することができ
る。これは、本出願人が既に出願済みの特開平10−1
07707号の図1であるが、書込/読出し制御ユニッ
ト1が、本発明の実施形態の利用者端末11に、リード
/ライトヘッド3が本発明の実施形態の数値化媒体読み
込み部に、データキャリア2が本発明の実施形態の「I
Dタグ」に相当する。
【0076】また、上記実施形態で使用したICカード
10aの具体例として、図24に示すものを使用するこ
とができる。これも本出願人が既に出願済みのもの(特
開2000−123138)の図3に示すものであり、
その図3に示すもの自体が非接触ICカードを示すが、
ここで示す不揮発性メモリ15に本願発明の栄養素適正
量情報、場合によっては「利用者情報」を記憶しても良
い。
【0077】図25は、図6に示した第1の実施形態
(身体的状態及び精神的状態を取得する機能、健康
状態を記憶する機能、健康状態を栄養素適正量に置き
換える機能、栄養素適正量を記憶する機能、食事を
栄養素量に置き換える機能、栄養素適正量と栄養素量
を比較する機能、比較結果を出力する機能、出力結
果を判定材料として提示する機能を有する)に、更に
健康情報データベースを抽出する機能、推奨健康情報を
出力する機能10、奨める(推奨する)機能11を付加
した第2の実施形態の機能構成と、栄養素量を記憶する
機能12、栄養素量と健康状態とを比較する機能13、
比較結果を提示する機能14、比較結果に応じ、補正す
る機能15を付加した第3の実施形態と合わせて示すブ
ロック図である。すなわち、第2の実施形態は、機能
〜と、機能、10、11とを用いて、不足する栄養
素を補う食品を推奨、もしくは過剰に摂取した栄養素を
消費する行動を推奨する場合であり、第3の実施形態
は、機能〜と、機能12、13、14、15を用い
て、食品を利用し続けた結果がどう健康状態に反映され
たのかのフィードバックと、その提示及び利用者の栄養
素適正量への反映をする場合である。
【0078】図26は、第2の実施形態システムの利用
者端末11のハード構成を示すブロック図である。図2
6において、推奨食品、推奨行動DB88は、図25の
「健康情報DB」に、「推奨食品情報」と「推奨行動情
報」は、図25の推奨健康情報に相当する。
【0079】推奨食品推奨行動情報DB88は、不足し
がちな「栄養素量」を補う「食品」の情報及び過剰な
「栄養素量」を摂取してしまいそうなときに参照する情
報を記憶するデータベースであり、不足しがちな「栄養
素量」を補う「食品」の情報の具体例としては、例えば
ビタミンCが不足する場合は、新鮮な野菜、果実、緑茶
などが多く含まれている「食品」を抽出し、過剰な「栄
養素量」を摂取しそうな場合の行動の具体例としては、
例えば10分間の(カロリを消費する行動である)散歩
や(消化を助ける)コーヒーを(利用者」の行動とし
て)奨めるなどがある。図27は、不足しがちな栄養素
量を補う食品の情報をアドバイスする具体例である。
【0080】「食堂」で用いる場合は、「食品」の場合
は、本日のメニュー(提供可能な「食品」から最も効果
的に(多く含まれる、体内に取得しやすい、食べやすい
などの観点で)補える食品を抽出すると良く、「行動」
の場合には「食堂」周辺で実行可能な行動を推奨すると
良い。この推奨食品推奨行動情報DB88は利用者端末
において、(例えばネットワーク経由で)利用可能であ
れば(ネットワークに接続される)判断支援システムサ
ーバにあっても良い。この「利用者端末」の機能ブロッ
クを図28に示す。
【0081】この「利用者端末」の処理動作を図29に
示すフロー図を参照して説明する。先ず、ステップST
81において、読み込んだ「栄養素適正量」と「栄養素
量」との比較処理がなされたか否か判定する。比較処理
がなされた場合は、ステップST82に移行する。一
方、比較処理がなされていない場合は、ステップST9
1へ移行する。ステップST91においては、他の処理
を実行する。その後、ステップST81へ戻る。
【0082】ステップST82においては、比較結果を
読み込む。次に、ステップST83へ移行する。ステッ
プST83においては、予め定める基準より少ない「栄
養素量」有りか否か判定する。予め定める基準より少な
い「栄養素量」があれば、ステップST84へ移行す
る。一方、基準より少ない「栄養素量」がなければ、ス
テップST87移行する。ステップST84において
は、該当する「栄養素量」について、推奨食品推奨行動
情報DB88を検索する。そして、ステップST65へ
移行する。
【0083】ステップST85においては、予め定める
基準に適合する「食品」有りか否かを判定する。基準に
適合する「食品」有りの場合は、ステップST86に移
行する。一方、基準に適合する「食品」が無ければ、処
理を終了する。ステップST86においては、適合した
「食品」を「推奨食品」としてマンマシン出力部81に
出力する。そして、処理を終了する。
【0084】ステップST87においては、予め定める
基準より多い「栄養素量」有りか否か判定する。定める
基準より多い「栄養素量」があれば、ステップST88
へ移行する。一方、基準より多い「栄養素量」がなけれ
ば、処理を終了する。ステップST88においては、該
当する「栄養素量」について、推奨食品推奨行動情報D
B88を検索する。そして、ステップST89へ移行す
る。ステップST89においては、予め定める基準に適
合する「行動」有りか否かを判定する。基準に適合する
「行動」有りの場合は、ステップST90に移行する。
一方、基準に適合する「行動」が無ければ、処理を終了
する。ステップST90においては、適合した「行動」
を「推奨行動」としてマンマシン出力部81に出力す
る。そして、処理を終了する。
【0085】図29のフロー図において、適合する「食
品」の有り無しを判定する「予め定める基準」には、図
30に示す「効果的に」の基準である「多く含まれる
か、体内に取得しやすいか、食べやすいか」などの他に
「本日のメニューにて提供できるか」を含む基準として
も良い。また、適合する「行動」の有り無しを判定する
「予め定める基準」には「効率良く消費するか」の基準
の他に「(近辺で)行動可能か」を含む基準としても良
い。なお、「効果的、効率良く」の基準を「利用者」に
選択させても良い。
【0086】図30に、図26のMM入出力部81の出
力(表示)例を示す。図30の(a)では、「不足する
栄養素(図例ではビタミンC)」と「推奨する食品(図
例ではかぼちゃの煮付け)」が表示される一般形の他
に、「値段(図例では150円)」、「置場(図例では
棚番B3)」、「コメント」が表示されている。図30
の(b)は、「効果的」の基準を「利用者」に選択させ
る例で、図例では「多く含まれる食品」が選択されてい
る。複数項目や優先順位付けも可能で、複数項目の場合
は、条件を同じ重みで計算、優先順位がある場合は、条
件に重み付けをして計算する。図30の(c)では、
「過剰に摂取した栄養素(図例では脂肪分)」と「推奨
する行動(図例では散歩)」が表示される一般形の他
に、「行動に対するコメント」、「行動目標(図例では
○○公園の野ガモ)に対するコメント」が表示されてい
る。図30の(d)では、「利用者」に「コーヒー」を
促す他に、「広告(ラウンジの世界のコーヒーフェ
ア)」が表示されている。本図では表示画面例として示
したが、図例は紙媒体などへの印字例としても良く、専
用シートへの印字の他に(一般的な紙媒体である)レシ
ート(領収書)やチケットなどの裏面や余白を(印字ス
ペースとして)利用しても良い。
【0087】図31は、この発明の第3の実施形態の支
援システムと利用者端末の機能構成を示すブロック図で
ある。この実施形態は、図25に示す「機能〜+機
能12、13、14、15」を用いて「食品」を利用し
続けた結果が「健康状態」にどう反映されたかのフィー
ドバックと、その指示及び「利用者」の「栄養素適正
量」への反映をする場合である。
【0088】ハードブロック図は、図8、図9、図10
と同様であるので省略する。
【0089】「利用者端末」及び「判断支援システムサ
ーバ」の機能ブロックついて、図11、図12と異なる
部分を図示する。「利用者」への出力は、表示部へ直接
出力しても、媒体を仲介しても良い。また、媒体には
「健康診断結果書」を活用するとより効果的で、自分が
何かどのくらい食べて(第2実施形態の要素を入れる
と、更に推奨食品及び推奨行動をした結果)どうなった
かを示すことができる。「食品」の利用(取得)結果を
取得するには、「食堂」であれば精算処理情報と連動さ
せると便利で、カード精算などの方法を活用すれば、
「個人情報」を同時に取得できる。
【0090】この実施形態の「利用者端末」の処理動作
を図32のフロー図を参照して説明する。処理動作がス
タートすると、ステップST92において、「食品」の
利用結果の取得有りか否か判定する。利用結果の取得有
りの場合は、ステップST93へ移行する。一方、利用
結果無しの場合は、ステップST95へ移行する。ステ
ップST95においては、他の処理を行い、ステップS
T92へ戻る。
【0091】ステップST93においては、利用者の
「認証情報」を読み込む。そして、ステップST94へ
移行する。ステップST94においては、取得した「食
品」の利用結果と利用者の「認証情報」を判断支援シス
テムサーバに送信する。これにより、処理を終了する。
【0092】この実施形態の判断支援サーバの処理動作
を図33のフロー図を参照して説明する。先ず、ステッ
プST101において、利用者端末より利用者の「認証
情報」とともに「食品」の利用結果の受信有りか否かを
判定する。受信有りの場合は、ステップST102へ移
行する。一方、受信無しの場合はステップST115へ
移行する。ステップST115においては、他の処理を
実行し、その後、ステップST101へ戻る。ステップ
ST102においては、受信した情報を利用者情報DB
37に記憶する。そして、ステップST103へ移行す
る。
【0093】ステップST103においては、受信端末
より新たな「診断情報」の受信有りか否かを判定する。
受信有りの場合は、ステップST104へ移行する。一
方、受信無しの場合は、ステップST101へ戻る。ス
テップST104においては、受信した情報を利用者情
報DB37に記憶する。次に、ステップST105へ移
行する。ステップST105においては、受信した利用
者について、利用者情報DB37を検索する。続いて、
ステップST106へ移行する。
【0094】ステップST106においては、同一の利
用者について、過去の「診断情報」有りか判定する。
「診断情報」無しの場合は、処理を終了する。一方、過
去の「診断情報」有りの場合は、ステップST107へ
移行する。ステップST107においては、過去の「診
断情報」取得時より、これまでの時間に取得した「食
品」の利用結果情報を抽出する。続いて、ステップST
108へ移行する。ステップST108においては、抽
出した情報を「栄養素」毎に集計する。そして、ステッ
プST109へ移行する。
【0095】ステップST109においては、集計結果
の出力指示が予め有りか否かを判定する。出力指示があ
る場合には、ステップST110へ移行する。一方、出
力指示が無い場合は、ステップST110をスキップし
て、ステップST111へ移行する。ステップST11
0においては、集計した結果を新旧の「診断情報」とと
もに、マンマシン出力部31に出力する。ステップST
111においては、診断情報の変化量と「食品」の利用
結果の集計値に応じて「栄養素適正量」の補正値を算出
する。そして、ステップST112へ移行する。
【0096】ステップST112においては、算出対象
となる「利用者」の「栄養素適正量」を栄養素適正量元
情報DB38より抽出する。次に、ステップST113
へ移行する。ステップST113においては、算出した
補正値を抽出した「栄養素適正量」に加算する。続い
て、ステップST114へ移行する。ステップST11
4においては、加算結果を新たな「栄養素適正量」とし
て「栄養素適正量情報DB」38に記憶する。
【0097】図31で示した利用者端末は、「食堂」に
一般的に配置される「精算端末(キャッシュレジス
タ)」を利用しても良い。
【0098】図34は、精算端末の外観斜視図であり、
図35は、そのキーボードのキー配置を示す図である。
この精算端末は、操作用入力部(キーボード)101、
操作用入出金部102、操作者用出力部103、利用者
用出力部104を有し、操作用入力部101には、メニ
ュー用キー部105、テンキー部106、カードリーダ
107、セキュリティ用キー部108等を有する。図3
6は、同精算端末のハード構成を示すブロック図であ
る。しかし、精算端末、それ自体は特に新規なものでは
ない。
【0099】図37は、上記実施形態システムを設置し
た食堂等の利用場を示している。この実施形態で、提供
者は食堂の食事提供者であり、提供者はシステムに、例
えば皿のIDタグに情報を入力する。利用者は食事をす
る者であり、例えば皿をシステムの利用端末に置く。シ
ステムでは、入力されたデータに従い、処理を実行し、
結果を出力、例えば表示する。
【0100】
【発明の効果】請求項1、5、8に係る発明によれば、
利用者個人の情報に基づいて生成された健康状態情報を
栄養素毎の適正量に置き換え、食事に含まれる栄養素毎
の量と比較して、その比較結果を出力手段に出力するこ
とにより、利用者が食事を利用する都度、その食事が適
正量か否かを栄養素毎に判断できる判断材料を提供する
という構成にしたので、以下に示す効果が得られる。
(1)「食堂」等でメニューを選択する際に、自己の情
報に基づいた判断基準を提供できる。その「食事」を取
るべきか、取らざるべきかが「目に見える指標」で、利
用者は利用時に提示されるので、確実な判断材料とな
る。(2)判断を自らがしているという自主性を犠牲に
しない。自己の情報に基づくのは、栄養素の過不足量が
個人によって異なるからであり、個人毎に提案する手法
では管理の強化をしがちである。本発明では、システム
が提供するものは、利用者個人に基づく判断材料の提供
であり、自分で選ぶという自主性、更には食事の楽しみ
を犠牲にしない。(3)食事に関して制約の多い病院な
どにも応用が可能。何かと不平不満の多い病院給食など
へ応用すれば、決められた固定メニューからある程度選
択できるメニューとなり得る。この場合、利用者(患
者)は目安やチェックが利用端末を見ながらできる。
【0101】また、請求項3、9に係る発明によれば、
個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態として取得
した栄養素適正量と、個人が摂取しようとする食事を栄
養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、その比較結果
を栄養素毎の過不足として出力手段に出力するととも
に、不足する栄養素量を補う食事、若しくは過剰に摂取
する栄養素量を消費する行動を出力手段に出力するので
(4)栄養素の過不足に対して提案が可能となる。足ら
ない栄養素を提案したり、過剰に摂取した場合に、消費
行動の提案が可能であり「食堂」の付加価値をより高め
ることができる。
【0102】また、請求項2、4、6、7に係る発明に
よれば、個人の身体的状態及び精神的状態を健康状態と
して取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようとする
食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、その
比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力する
とともに、個人が摂取した栄養素量をデータベースに記
憶し、個人の新たな健康状態が取得されると、前回と今
回の健康状態の変化と、その間に摂取した栄養素量の累
計をデータベースから取得し、健康状態の変化と栄養素
量の摂取履歴との相関とともに、個人に情報を提供する
ので、(5)食事の利用履歴を健康診断データに反映す
ることで、効果がより把握しやすくなる。健康診断時に
取得される情報だけでなく、利用者が実際に摂取した食
事の結果についての分析が可能となり、利用者にとって
健康診断がより身近になるとともに、健康診断の付加価
値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】人の健康を維持するための三大要素を説明する
概略図である。
【図2】人の行動判断モデルを説明する概略図である。
【図3】従来の「個人特性から生成された知識」の取得
に関する説明図である。
【図4】従来の問題点を説明するための概略図である。
【図5】本発明の目的を説明するための説明図である。
【図6】本発明の一実施形態である判断支援システムの
機能構成を示すブロック図である。
【図7】同実施形態判断支援システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図8】同実施形態判断支援システムの診断端末の構成
を示すブロック図である。
【図9】同実施形態判断支援システムの診断支援システ
ムサーバの構成を示すブロック図である。
【図10】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
構成を示すブロック図である。
【図11】同実施形態判断支援システムの診断端末と判
断支援システムサーバに係る機能構成を示すブロック図
である。
【図12】同実施形態判断支援システムの判断支援シス
テムサーバと利用者端末に係る機能構成を示すブロック
図である。
【図13】同実施形態判断支援システムの診断端末の処
理動作を説明するフロー図である。
【図14】同実施形態判断支援システムの判断支援シス
テムサーバの処理動作を説明するためのフロー図であ
る。
【図15】同実施形態判断支援システムの判断支援シス
テムサーバの他の処理動作を説明するためのフロー図で
ある。
【図16】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
処理動作を説明するためのフロー図である。
【図17】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
他の処理動作を説明するためのフロー図である。
【図18】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
外観を示す図である。
【図19】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
表示例を示す図である。
【図20】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
他の例を示す図である。
【図21】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
他の表示例を示す図である。
【図22】同実施形態判断支援システムの診断端末の
「診断結果」の具体例を示す図である。
【図23】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
「IDタグ」の具体例を示す回路図である。
【図24】同実施形態判断支援システムの「ICカー
ド」の具体例を示す回路図である。
【図25】本発明の他の実施形態である支援システムの
機能構成を示すブロック図である。
【図26】本実施形態支援システムを構成する「利用者
端末」の構成を示すブロック図である。
【図27】不足しがちな栄養素量を補う食品の情報をア
ドバイスする具体例を示す図である。
【図28】本実施形態支援システムの利用者端末の機能
構成を示すブロック図である。
【図29】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
処理動作を説明するためのフロー図である。
【図30】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
表示例を示す図である。
【図31】本発明の更に他の実施形態判断支援システム
の機能構成を示すブロック図である。
【図32】同実施形態判断支援システムの利用者端末の
処理動作を説明するフロー図である。
【図33】同実施形態判断支援システムの判断支援シス
テムサーバの処理動作を説明するためのフロー図であ
る。
【図34】同実施形態判断支援システムの利用者端末と
して使用される精算端末の外観を示す斜視図である。
【図35】同精算端末の操作用入力部を示す図である。
【図36】同精算端末のハード構成を示すブロック図で
ある。
【図37】上記各実施形態判断支援システムを設置した
食堂等の利用場を説明する図である。
【符号の説明】
3 診断端末 4 必要診断項目情報DB 5 診断情報DB 6 診断支援システムサーバ 7 ネットワーク 8 利用者情報DB 9a 栄養素適正量元情報DB 9b 栄養素適正量情報DB 10 記憶媒体 11 利用者端末

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人の身体的状態及び精神的状態を健康状
    態として取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようと
    する食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、
    その比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力
    することにより、個人に判断材料を提示し、個人の判断
    を支援することを特徴とする判断支援方法。
  2. 【請求項2】個人の身体的状態及び精神的状態を健康状
    態として取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようと
    する食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、
    その比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力
    することにより、個人に判断材料を提示し、個人の判断
    を支援するとともに、個人が摂取した栄養素量をデータ
    ベースに記憶し、個人の新たな健康状態が取得される
    と、前回と今回の健康状態の変化と、その間に摂取した
    栄養素量の累計をデータベースから取得し、健康状態の
    変化に応じて栄養素量の摂取の過不足を判断し、個人の
    栄養素適正量を補正することを特徴とする判断支援方
    法。
  3. 【請求項3】個人の身体的状態及び精神的状態を健康状
    態として取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようと
    する食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、
    その比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力
    するとともに、不足する栄養素量を補う食事、若しくは
    過剰に摂取する栄養素量を消費する行動を出力手段に出
    力することを特徴とする情報提供方法。
  4. 【請求項4】個人の身体的状態及び精神的状態を健康状
    態として取得した栄養素適正量と、個人が摂取しようと
    する食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量とを比較し、
    その比較結果を栄養素毎の過不足として出力手段に出力
    するとともに、個人が摂取した栄養素量をデータベース
    に記憶し、個人の新たな健康状態が取得されると、前回
    と今回の健康状態の変化と、その間に摂取した栄養素量
    の累計をデータベースから取得し、健康状態の変化と栄
    養素量の摂取履歴との相関とともに、個人に情報を提供
    することを特徴とする情報提供方法。
  5. 【請求項5】個人の身体的状態及び精神的状態を健康状
    態として個人情報データベースに記憶し、記憶した健康
    状態を栄養素適正量に置き換えて個人情報データベース
    に記憶し、 個人が摂取しようとしている食事を栄養素毎に置き換え
    た栄養素量との比較結果を出力する利用端末に個人毎の
    情報として栄養素適正量を出力することを特徴とする判
    断支援サーバ。
  6. 【請求項6】個人の身体的状態及び精神的状態を健康状
    態として個人情報データベースに記憶し、記憶した健康
    状態を栄養素適正量に置き換えて個人情報データベース
    に記憶し、個人が摂取しようとしている食事を栄養素毎
    に置き換えた栄養素量との比較結果を出力する利用端末
    に個人毎の情報として栄養素適正量を出力し、 個人が摂取した栄養素量をデータベースに記憶し、新た
    な健康状態の摂取に応じて前回の健康状態をデータベー
    スより読み込み、健康状態を比較するとともに、その間
    に摂取した栄養素量の累計をデータベースから取得し、
    健康状態の変化と栄養素量の摂取履歴の相関とともに、
    個人向けに情報を出力することを特徴とする判断支援サ
    ーバ。
  7. 【請求項7】個人の身体的状態及び精神的状態を健康状
    態として個人情報データベースに記憶し、記憶した健康
    状態を栄養素適正量に置き換えて個人情報データベース
    に記憶し、個人が摂取しようとしている食事を栄養素毎
    に置き換えた栄養素量との比較結果を出力する利用端末
    に個人毎の情報として栄養素適正量を出力し、 個人が摂取した栄養素量をデータベースに記憶し、新た
    な健康状態の摂取に応じて前回の健康状態をデータベー
    スより読み込み、健康状態を比較するとともに、その間
    に摂取した栄養素量の累計をデータベースから取得し、
    健康状態の変化に応じて栄養素量の摂取の過不足を判断
    し、個人の栄養素適正量を補正することを特徴とする判
    断支援サーバ。
  8. 【請求項8】請求項5記載の判断支援サーバから個人毎
    の情報として栄養素適正量を取得し、個人が摂取しよう
    とする食事を栄養素毎に置き換えた栄養素量との比較結
    果を出力することを特徴とする利用端末。
  9. 【請求項9】個人の栄養素適正量と、食事の栄養素量と
    の比較結果に基づいて、健康情報データベースより推奨
    健康情報を取得して出力することを特徴とする請求項8
    記載の利用端末。
  10. 【請求項10】前記請求項5、請求項6、又は請求項7
    のいずれか記載の判断支援サーバと、請求項8又は請求
    項9のいずれか記載の利用端末によって構成されること
    を特徴とする判断支援システム。
  11. 【請求項11】前記請求項10記載の判断支援システム
    より、個人向けに出力される情報が記憶されることを特
    徴とする情報記憶媒体。
  12. 【請求項12】前記請求項10記載の判断支援システム
    が導入されたことを特徴とする利用場。
JP2001240265A 2001-08-08 2001-08-08 判断支援方法、情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、判断支援システム、情報記録媒体、及び利用場 Pending JP2003050865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001240265A JP2003050865A (ja) 2001-08-08 2001-08-08 判断支援方法、情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、判断支援システム、情報記録媒体、及び利用場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001240265A JP2003050865A (ja) 2001-08-08 2001-08-08 判断支援方法、情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、判断支援システム、情報記録媒体、及び利用場

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003050865A true JP2003050865A (ja) 2003-02-21

Family

ID=19070906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001240265A Pending JP2003050865A (ja) 2001-08-08 2001-08-08 判断支援方法、情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、判断支援システム、情報記録媒体、及び利用場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003050865A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014188480A1 (ja) * 2013-05-20 2014-11-27 株式会社日立製作所 健康増進支援システム、管理サーバ及び端末装置
JP2016085500A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 智広 梅田 メニュー提供システム
JP2017199385A (ja) * 2017-05-26 2017-11-02 智広 梅田 メニュー提供システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014188480A1 (ja) * 2013-05-20 2014-11-27 株式会社日立製作所 健康増進支援システム、管理サーバ及び端末装置
GB2529328A (en) * 2013-05-20 2016-02-17 Hitachi Ltd Health promotion support system, management server, and terminal device
JP6047232B2 (ja) * 2013-05-20 2016-12-21 株式会社日立製作所 健康増進支援システム及び管理サーバ
JPWO2014188480A1 (ja) * 2013-05-20 2017-02-23 株式会社日立製作所 健康増進支援システム及び管理サーバ
JP2016085500A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 智広 梅田 メニュー提供システム
JP2017199385A (ja) * 2017-05-26 2017-11-02 智広 梅田 メニュー提供システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7213743B2 (en) System and methods for supermarket shopping list elections based on goals
US20090055199A1 (en) Customer Recommendation System
Chang et al. The diet-aware dining table: Observing dietary behaviors over a tabletop surface
US20080033827A1 (en) Nutrition / diet control system
JP5002180B2 (ja) 管理装置、フィットネスシステム及びプログラム
AU2018370069A1 (en) Meal service management system and operating method therefor
JP5411955B2 (ja) 管理装置、フィットネスシステム及びプログラム
US20020027164A1 (en) Portable computing apparatus particularly useful in a weight management program
US20040176666A1 (en) Health and wellbeing monitoring and advisory system
WO2012031408A1 (zh) 具健康管理功能的电子磅秤
JP2018049393A (ja) 健康管理装置、健康管理システム、及び健康管理方法
JP2007328464A (ja) 購買活動管理装置、制御方法、制御プログラムおよびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP6149233B1 (ja) 食事管理システム、食事管理方法、サーバ装置、及びプログラム
JP6990861B1 (ja) 情報提供方法
JP2022010340A (ja) 制御方法、情報端末、プログラム、記録媒体、及び情報提供方法
KR102326540B1 (ko) 음식 영상을 이용한 영양관리 및 질병관리 방법
JP2003050865A (ja) 判断支援方法、情報提供方法、判断支援サーバ、利用端末、判断支援システム、情報記録媒体、及び利用場
JP2001101157A (ja) 食生活管理装置、食生活管理システム、及び記録媒体
JP2003281244A (ja) 個人専用メニュー作成システム
JP7456615B2 (ja) 飲食管理システム、飲食管理方法および飲食管理用プログラム
JP3730938B2 (ja) 食事評価システム
JP2001318991A (ja) 情報システムを用いた栄養管理システム
JP2005165553A (ja) 生活支援システム
JP2020197888A (ja) 飲食支援システム
JP6112328B1 (ja) サプリメント探索システム。

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040206

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040213

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040326