JP2003050558A - 広告システム - Google Patents

広告システム

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JP2003050558A
JP2003050558A JP2001239402A JP2001239402A JP2003050558A JP 2003050558 A JP2003050558 A JP 2003050558A JP 2001239402 A JP2001239402 A JP 2001239402A JP 2001239402 A JP2001239402 A JP 2001239402A JP 2003050558 A JP2003050558 A JP 2003050558A
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JP2001239402A
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English (en)
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Satoshi Kaga
諭 加賀
Junichi Sakai
純一 酒井
Koichi Asaka
宏一 淺香
Hiroyuki Uejima
博幸 上島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告データを簡単に広告車両に提供するとと
もに、広告料で有料道路使用料を支払えるようにする。 【解決手段】 広告データを記録したICカード107
を、クレジット会社192がドライバー190に配布する。ド
ライバー190が、ICカード107を車内端末119に挿入す
ると、広告データがモニタ102に表示される。車両の同
乗者や車外の人に対して広告データを使用して広告をし
た時間を、無線でクレジット会社192の料金計算端末131
に送信する。料金計算端末131で、広告時間に基づいて
広告料を算出し、ドライバーに広告料を支払う。ドライ
バーが有料道路を使用する際に、ETCを利用して広告
料から料金を支払うことができる。不足分は、ドライバ
ー190へ請求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告システムに関
し、特に、車両の表示装置に広告を表示する広告システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車内広告表示装置としては、特開
平11-259031号公報に開示された車内広告表示装置があ
る。図10に示すように、この車内広告表示装置は、記録
媒体1201と、信号処理装置1202と、車速センサー1203
と、方位センサー1204と、GPS受信器1205と、CPU
1206と、ディスプレイ1207から構成されている。このよ
うに構成された車内広告表示装置の動作を説明する。
【0003】CPU1206は、車速センサー1203と方位セ
ンサー1204とGPS受信器5の出力から、現在位置を算
出する。信号処理装置1202は、現在位置付近の地図デー
タと広告データを記録媒体1201から読み込む。CPU12
06は、ディスプレイ7上に、記録媒体1201から読み込ん
だ地図と現在位置等を表示する。さらに、現在位置を中
心とする所定の範囲内に特定の施設が存在する場合、そ
の施設に関連する広告を効果的なタイミングでディスプ
レイ1207に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車内広告表示装置では、以下のような問題があった。す
なわち、記録済みのメディアを使用するため、広告内容
が変更されず、広告内容が陳腐化する。さらに、広告料
を徴収する簡単な手段がないため、広告を依頼した企業
から広告料を徴収することが簡単ではない。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決して、新
しい広告データを簡単に広告車両に提供できるようにす
るとともに、広告時間に応じた適正な広告料金を徴収で
きるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明では、車両に搭載された車内端末と広告シ
ステム管理センタに設置された料金計算端末とを備えた
広告システムの車内端末に、情報カードから広告データ
を読み出す読出手段と、広告データを表示する広告デー
タ表示手段と、広告データが表示された広告表示時間を
計測するタイマー手段と、広告表示時間のデータを無線
で料金計算端末に送信する通信手段とを設け、料金計算
端末に、車内端末から広告表示時間のデータを受信する
受信手段と、広告表示時間のデータに基づいて広告料を
算出する広告料算出手段とを設けた。このように構成し
たことにより、広告データをICカードなどで簡単に提
供できるとともに、広告時間に応じた適正な広告料金を
算出することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図9を参照しながら詳細に説明する。
【0008】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、広告データをICカードに格納して、広告車
両のドライバーへ渡し、広告車両で広告を行ない、広告
時間に応じた広告料を計算し、広告料から有料道路使用
料を支払い、剰余金はドライバーへ支払い、不足分はド
ライバーへ請求する広告システムである。
【0009】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る広告システムの基本構成を示す機能ブロック図であ
る。図1において、車内端末119は、車両に搭載された
端末装置である。ドライバー190は、車内端末119を所有
する利用者である。有料道路事業者191は、有料道路を
運営する業者である。クレジット会社192は、ドライバ
ーに信用を供与するとともに、広告システム管理センタ
の機能を有するサービス機関である。銀行193は、決済
サービスを提供する金融機関である。銀行口座194は、
クレジット会社からの支払や請求の受け皿として、ドラ
イバーにより銀行193に開設された口座である。
【0010】車内端末119は、以下のものから構成され
ている。CPU101は、端末を制御する手段である。モ
ニタ102は、文字や画像を表示する手段である。ROM1
03は、CPU101の制御手順を示したプログラムを記録
したメモリである。RAM104は、CPU101の演算結果
を記憶するデータ記憶素子である。タイマー105は、時
間を計測する手段である。通信部106は、決められた通
信プロトコルに従いながら端末外部と無線通信する手段
である。ICカード107は、クレジットカード番号デー
タや、広告データや、ドライバーの年齢が記録された記
録媒体である。情報カードとしては、ICカード以外に
も磁気カードや光カードを利用できる。
【0011】ETC部108は、有料道路で使われるET
C機能を持った装置である。インタフェース部109は、
ICカード107を挿入して読書きする手段である。信号
処理部110は、ICカード107から広告データを抽出して
画像データに変換する手段である。距離計111は、車の
移動距離を計測する手段である。GPS112は、車の緯
度と経度を計測する位置計測装置(Global Positioning
System)である。CPU101からGPS112までは、C
PU101が監視するシステムバスに接続されているの
で、CPU101からGPS112までの各ブロックは、お互
いにデータを共用することができる。また、CPU101
からGPS112は、一つの筐体で一体化された車内端末1
19を構成している。
【0012】クレジット会社192は、料金計算端末131
と、広告料支払部132と、不足請求部133と、ICカード
提供部134と、有料道路支払部135とを備えている。料金
計算端末131は、以下のものから構成されている。CP
U121は、クレジット会社内に設置された、広告料を計
算する料金計算端末131を制御する手段である。ROM1
22は、CPU121の制御手順を示したプログラムを記録
したメモリである。RAM123は、CPU121の演算結果
を記憶するデータ記憶素子である。タイマー124は、時
間を計測する手段である。内部通信部125は、クレジッ
ト会社192内部の各部署と通信する手段である。外部通
信部126は、端末外部と通信する手段である。広告デー
タベース127は、年齢データ別に広告データを分類して
あるデータベースである。CPU121から広告データベ
ース127は、CPU121が監視するシステムバスに接続さ
れているので、CPU121から広告データベース127の各
ブロックは、お互いにデータを共用することができる。
また、CPU121から広告データベース127で、料金計算
端末131を構成している。
【0013】広告料支払部132は、カード番号データを
もとに、銀行口座194に広告料を支払う手段である。不
足請求部133は、カード番号データをもとに、銀行口座1
94に不足分を請求する手段である。ICカード提供部13
4は、ドライバー190にICカード107を提供し、広告料
を、電子マネーデータで支払うか、現金で支払うかを、
料金計算端末に指示する手段である。有料道路支払部13
5は、有料道路事業者191に使用料を支払う処理をする手
段である。電子マネーデータは、企業が提携しているサ
ービスを金額に応じて受けるシステムで使用できるデー
タである。料金計算端末131と、広告料支払部132と、不
足請求部133と、ICカード提供部134と、有料道路支払
部135は、クレジット会社192内に設置され、互いにLA
N接続されている。ICカード107内には、10個の広告
データが内蔵されている。
【0014】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る広告システムの車内端末の制御手順を示す動作フロー
図である。図3は、広告システムの料金計算端末の制御
手順を示す動作フロー図である。
【0015】上記のように構成された本発明の第1の実
施の形態における広告システムの動作を説明する。最初
に、図1を参照して、広告システムの機能を説明する。
ドライバー190は、この広告システムを利用したい場合
には、銀行193に口座開設を申し込む。また、クレジッ
ト会社192へ、ICカード107の発行を申し込む。クレジ
ット会社192は、ICカード提供部134より、ドライバー
190にICカード107を発行する。料金計算端末131へカ
ード番号データを通知するとともに、広告料支払いを電
子マネーと現金のいずれで行なうか、を示した支払条件
情報を通知する。
【0016】ドライバー190は、車両を運転する際に、
車内端末119のインタフェース部109にICカード107を
挿入する。電源投入後、CPU101は、ICカード107に
内蔵されているデータを、インタフェース部109を経由
して取得する。ROM103に格納されているプログラム
に従って動作し、演算結果を格納する記憶素子としてR
AM104を使用しながら、車内端末119を制御してデータ
を解析する。解析の結果に基づいて、広告データを信号
処理部110へ渡し、カード番号データと年齢データを、
通信部106とETC部108へ渡す。
【0017】車内端末119の信号処理部110は、広告デー
タを画像データに変換し、その画像データをモニタ102
へ渡す。モニタ102は、信号処理部110より渡された画像
データを画面に表示する。CPU101は、タイマー105で
時間を計測し、距離計111で距離を計測する。CPU101
は、所定時間の移動距離を求め、GPS112より緯度経
度データを取得する。それらのデータを通信部106へ渡
し、通信部106から無線でクレジット会社192へ送信す
る。
【0018】クレジット会社192に設置された料金計算
端末131のCPU121は、ROM122に格納されているプ
ログラムに従って動作し、演算結果を格納する記憶素子
としてRAM123を使用しながら、料金計算端末を制御
する。CPU121は、内部通信部125がデータを受信した
かどうか調べる。受信したデータがカード番号データの
場合、RAM123にその番号を登録する。
【0019】CPU121は、外部通信部126がデータを受
信したかどうか調べる。外部通信部126がデータを受信
した場合、CPU121は、外部通信部126より、表示時間
データと、移動距離データと、緯度経度データと、カー
ド番号データと、年齢データを取得する。外部通信部12
6により受信したデータが年齢データである場合、CP
U121は、広告データベース127より、年齢データに相当
する広告データを検索し、検索後の広告データを外部通
信部126に渡し、車内端末119へ送信する。
【0020】外部通信部126により受信したデータがカ
ード番号データであり、かつ、RAM123に登録された
ものであると判断した場合、CPU121は、表示時間デ
ータと、移動距離データと、緯度経度データをもとに、
広告料を算出し、カード番号データと広告料を関連付け
てRAM123に保持する。CPU121は、タイマー124の
値が期日に達したことを検知した場合、RAM123に格
納されているカード番号データと広告料のデータを引き
出し、内部通信部125に渡す。内部通信部125は、広告料
支払部132へ、カード番号データと広告料のデータを送
信する。広告料支払部は、それらデータをもとに、銀行
口座194へ広告料の支払処理を行なう。
【0021】広告車両のドライバー190が車を運転して
有料道路の料金所を通過すると、ETC部108は、イン
タフェース部109を経由して、ICカード107の情報を取
得する。ETC部108は、道路利用情報とクレジットカ
ード会社名やカード番号データの情報を、有料道路事業
者191へ無線通信により送信する。有料道路事業者191
は、クレジット会社192に有料道路使用料を請求する。
クレジット会社192は、有料道路事業者191に使用料を支
払う。クレジット会社192は、有料道路事業者191に支払
った使用料と、クレジットカード番号データと、計算開
始命令を、料金計算端末131へ送信する。
【0022】CPU121は、計算開始命令を内部通信部1
25より受け取り、RAM123からカード番号データを検
索し、広告料データを引き出し、有料道路使用料との差
額を計算する。有料道路使用料より広告料が多く、支払
条件情報が電子マネーの場合には、カード番号データと
計算結果を外部通信部126へ渡す。外部通信部126は、C
PU121から受けたデータとカード番号データを参照す
ることで、ICカード107が挿入されている車内端末119
へ送信する。
【0023】CPU101は、通信部106がデータを受信し
たかどうかを調べる。受信したデータが電子マネーデー
タの場合には、電子マネーデータを通信部106より抽出
し、インタフェース部109経由して、ICカード107に電
子マネーデータを保持する。受信したデータが広告デー
タの場合には、広告データを通信部106より抽出し、R
AM104に広告データを保存し、信号処理部110に広告デ
ータを表示する。
【0024】有料道路使用料より広告料が多く、支払条
件が現金の場合には、広告料支払部132へ計算結果とカ
ード番号データを送信することを、内部通信部125に命
令する。内部通信部125は、CPU121から受けたデータ
を、広告料支払部132へ送信する。広告料支払部132は、
料金計算端末131から受けたデータをもとに、銀行口座1
94へ広告料を支払う。
【0025】有料道路使用料より広告料が少ない場合
は、不足請求部133へ計算結果とカード番号データを送
信することを、内部通信部125に命令する。内部通信部1
25は、CPU121から受けた計算結果を不足請求部133へ
送信する。不足請求部133は、料金計算端末131から受け
たデータをもとに、銀行口座194へ不足分に相当する金
額を請求する。
【0026】第2に、図2を参照しながら、第1の実施
の形態の広告システムにおける車内端末119の詳細な制
御手順を説明する。ステップS201で、CPU101は、ド
ライバー190によりICカード107が挿入されたかどうか
を判定する。ICカード107が挿入されていない場合、
再度ステップS201を実行する。ICカード107が挿入さ
れたら、ステップS202で、ICカード107内の広告デー
タを抽出し、そのデータを信号処理部110へ渡す。
【0027】ステップS203で、カード番号データを抽
出し、そのデータを通信部106とETC部108へ渡す。ス
テップS215で、年齢データを抽出し、そのデータを通
信部106へ渡す。ステップS204で、タイマー105に時間
計測の開始命令を発行する。ステップS205で、距離計1
11に車の移動距離の計測開始命令を発行する。
【0028】ステップS206で、タイマー105により規定
時間に達したかどうかを検査する。規定時間に達してい
ない場合は、再度ステップS206を実行する。規定時間
に達した場合は、ステップS207で、時間データを通信
部106へ渡す。ステップS208で、距離データを通信部に
渡す。ステップS209で、場所データを通信部へ渡す。
ステップS210で、外部との通信開始を通信部106に命令
する。
【0029】ステップS211で、通信部106でデータを受
信したかどうかを検査する。データを受信していない場
合は、再度ステップS211を実行する。データを受信し
た場合は、ステップS217で、受信データが広告データ
であるかどうか検査する。広告データでない場合は、ス
テップS212を実行する。広告データである場合は、ス
テップS218で、広告データを抽出する。ステップS219
で、そのデータをRAM104に保持する。ステップS220
で、広告データを信号処理部110へ渡す。
【0030】ステップS212で、電子マネーデータを通
信部より抽出する。ステップS213で、インタフェース
部109経由で、ICカード107に電子マネーデータを保持
する。ステップS214で、ICカードが抜き取られてい
ないかどうかを検査する。ICカードが抜き取られてい
る場合には、ステップS201を再度実行する。ICカー
ドが抜き取られていない場合には、ステップS216で、
次の広告データを抽出し、ステップS206を実行する。
【0031】第3に、第1の実施の形態の広告システム
における料金計算端末の詳細な制御手順を説明する。ス
テップS301で、CPU121は、タイマー124に時間計測
開始を命令する。ステップS302で、登録番号をクリア
する。
【0032】ステップS303で、内部通信部125において
データを受信したかどうかを検査する。データを受信し
ていない場合には、ステップS319を実行する。データ
を受信した場合は、ステップS304で、内部通信部125よ
りカード番号データを抽出し、RAM123にカード番号
データとして保持されているかどうか検査する。保持し
ているカード番号データと一致している場合には、ステ
ップS307を実行する。一致していない場合には、ステ
ップS305で、RAM123にカード番号データと支払条件
情報を保持する。ステップS306で、登録番号をひとつ
加算し、その登録番号をRAMに保持する。
【0033】ステップS307で、内部通信部125より計算
開始命令が抽出されたかどうかを検査する。計算開始命
令が抽出されない場合、ステップS319を実行する。計
算開始命令が抽出される場合は、ステップS308で、広
告料から有料道路使用料を引く。ステップS309で、カ
ード番号データと計算結果を内部通信部へ渡す。
【0034】ステップS310で、計算結果がプラスかど
うか検査する。計算結果が負の場合は、ステップS316
を実行する。計算結果が正の場合は、ステップS311
で、支払情報により電子マネーデータの支払を希望して
いるかどうかを検査する。電子マネーによる支払を希望
している場合は、ステップS314を実行する。電子マネ
ーによる支払を希望していない場合は、ステップS312
で、広告料支払部132へデータを送信することを、内部
通信部125に命令する。ステップS313で、内部通信部12
5に送信開始を命令し、ステップS318を実行する。
【0035】ステップS314で、カード番号データと計
算結果を外部通信部126に渡す。ステップS315で、外部
通信部126へデータ送信開始命令を発行し、ステップS3
18で、RAM123のカード番号データと広告料のデータ
を更新し、ステップS319を実行する。
【0036】ステップS316で、不足請求部133へデータ
を送信することを、内部通信部125に命令する。ステッ
プS317で、内部通信部125に送信開始を命令し、ステッ
プS319で、外部通信部126においてデータを受信したか
どうかを検査する。データを受信していない場合は、ス
テップS324を実行する。データを受信した場合は、ス
テップS320で、カード番号データと、表示時間と、移
動距離と、緯度経度を抽出する。
【0037】ステップS321で、RAM123に保持された
カード番号データと一致するかどうか検査する。一致し
ない場合は、ステップS324を実行する。一致する場合
は、ステップS322で、あらかじめ決められた広告料計
算式に従って、表示時間をもとに広告料を計算する。ス
テップS323で、RAM123へカード番号データと広告料
を書き込み、更新する。
【0038】ステップS324で、タイマー124で規定時間
に達したかどうかを検査する。規定時間に達していない
場合には、ステップS303を実行する。規定時間に達し
ている場合には、ステップS325で、CPU内部のカウ
ンタをゼロにクリアする。
【0039】ステップS326で、RAM123よりカード番
号データと広告料データを取得する。ステップS327
で、支払情報から、電子マネーデータによる支払いを希
望しているかどうかを検査する。電子マネーデータによ
る支払いを希望している場合は、ステップS330を実行
する。電子マネーデータによる支払いを希望していない
場合は、ステップS328で、広告料支払部132へデータを
送信することを、内部通信部125に命令する。ステップ
S329で、内部通信部125に送信開始を命令し、ステップ
S332を実行する。
【0040】ステップS330で、カード番号データと計
算結果を外部通信部126に渡す。ステップS331で、外部
通信部126へデータ送信開始命令を発行する。ステップ
S332で、カウンタの値が最大になっているかどうか検
査する。登録番号の最大値とカウンタの値が一致してい
ない場合は、ステップS326を実行する。登録番号の最
大値とカウンタの値が一致している場合は、ステップS
333で、カウンタの値をひとつ加算し、ステップS303を
実行する。
【0041】本実施の形態における広告システムの車内
端末119や料金計算端末131の機能は、磁気ディスク、光
磁気ディスク、ICカード、PD、DVD−ROM、D
VD−RAM、ROM、RAM等の記録媒体に記録した
プログラムを、コンピュータで読み取って実行すること
により実現できる。
【0042】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、広告システムを、広告データをICカードに格納
してドライバーへ渡し、広告時間に応じた広告料を計算
し、広告料から有料道路使用料を支払い、剰余金はドラ
イバーへ支払い、不足金はドライバーへ請求する構成と
したので、最新の広告データをドライバーに簡単に提供
できるとともに、適正な広告料を計算でき、ETCシス
テムの決済もできる。
【0043】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、広告データをICカードに格納して広告車両
のドライバーへ渡し、広告車両で広告を行ない、広告時
間に応じた広告料を計算し、広告料から有料道路使用料
を支払い、剰余金に応じてドライバーに景品を出し、不
足分はドライバーへ請求する広告システムである。
【0044】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
る広告システムの基本構成を示す機能ブロック図ある。
図4において、車内端末119、ドライバー190、有料道路
事業者191、クレジット会社192、銀行193、銀行口座19
4、料金計算端末131、広告料支払部132、不足請求部13
3、ICカード提供部134、有料道路支払部135は、第1
の実施の形態と同じである。
【0045】景品所195は、クレジット会社192から指示
を受けた景品を、ドライバー190へ配達する機関であ
る。CPU141は、広告料支払部132を制御する手段であ
る。ROM142は、CPU141の制御手順を示したプログ
ラムを記録したメモリである。RAM143は、CPU141
の演算結果を記憶するデータ記憶素子である。内部通信
部144は、クレジット会社192内部の各部署と通信する手
段である。外部通信部A145は、銀行口座194に現金支払
を処理する手段である。外部通信部B146は、景品所195
に景品を指示し、かつ、ドライバー190へ配達を指示す
る手段である。外部通信部C147は、ドライバー190より
希望する景品の情報を得する手段である。CPU141〜
外部通信部C147は、CPU141が監視するシステムバス
に接続されているので、各ブロックはお互いにデータを
共用することができる。また、CPU141〜外部通信部
C147で、広告料支払部132を構成している。
【0046】図5は、本発明の第2の実施の形態におけ
る広告システムの広告料支払部132の制御手順を示す流
れ図である。
【0047】上記のように構成された本発明の第2の実
施の形態における広告システムの動作を説明する。本実
施の形態では、景品をドライバーに提供する処理の流れ
と、広告料支払部132内の処理の流れを説明する。その
他の処理は第1の実施の形態と同じであるので、説明を
省略する。
【0048】最初に、図4を参照しながら、第2の実施
の形態における広告システムの機能を説明する。クレジ
ット会社192に設置された広告料支払部132で、料金計算
端末131より広告料支払の命令を受信した場合は、CP
U141は、支払金額とカード番号データを取得し、外部
通信部Cへ、カード番号データに対応するドライバーへ
の支払方法を問い合わせる。
【0049】外部通信部Cは、支払方法が銀行口座への
現金支払か景品かいずれであるかという情報と、景品希
望であれば景品リストを、ドライバー190へ通信により
問い合わせる。ドライバー190からの支払方法情報を外
部通信部Cで受信した場合は、支払方法情報を取得す
る。現金支払を希望するという情報の場合は、銀行口座
194への現金振り込みを、外部通信部A145に命令する。
外部通信部Aは、銀行193への現金振込処理を行なう。
景品を希望するという情報の場合は、希望する景品をド
ライバー190へ送付することを、外部通信部Bに命令す
る。外部通信部Bは、景品所195へ景品配達を指示す
る。
【0050】第2に、図5を参照しながら、広告料支払
部132の詳細な制御手順を説明する。ステップS501で、
CPU141は、内部通信部144でデータを受信しているか
どうかを検査する。データを受信していない場合は、ス
テップS501を実行する。受信した場合は、ステップS5
02で、料金計算端末131よりの広告料支払命令があるか
どうかを検査する。広告料支払命令が発生していない場
合は、ステップS501を実行する。広告料支払命令が発
生している場合は、ステップS503で、支払金額とカー
ド番号データを内部通信部144より取得する。
【0051】ステップS504で、カード番号データを外
部通信部C145へ渡す。ステップS505で、外部通信部C
にドライバー190へ問い合わせることを命令する。ステ
ップS506で、外部通信部C145でデータを受信している
かどうかを検査する。データを受信していない場合は、
ステップS506を実行する。データを受信している場合
は、ステップS507で、ドライバー190の支払方法情報を
取得する。
【0052】ステップS508で、現金支払と景品のどち
らの支払を希望しているかを検査する。景品を希望して
いる場合は、ステップS511を実行する。現金支払を希
望している場合は、ステップS509で、カード番号デー
タを外部通信部Aへ渡し、外部通信部Aに現金支払命令
を発行し、ステップS501を実行する。ステップS511
で、カード番号データを外部通信部Bへ渡す。ステップ
S512で、外部通信部Bに景品名を渡す。ステップS513
で、外部通信部Bに景品支払いを命令し、ステップS50
1を実行する。
【0053】本実施の形態における広告システムの広告
料支払部132の機能は、磁気ディスク、光磁気ディス
ク、ICカード、PD、DVD−ROM、DVD−RA
M、ROM、RAM等の記録媒体に記録されたプログラ
ムを、コンピュータで読み取って実行することにより実
現ができる。
【0054】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、広告システムを、広告データをICカードに格納
してドライバーへ渡し、広告時間に応じた広告料を計算
し、広告料から有料道路使用料を支払い、剰余金に応じ
てドライバーに景品を出し、不足分はドライバーへ請求
する構成としたので、広告料と商品やサービスを直接交
換でき、低コストで広告を行なうことができる。
【0055】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、広告データをICカードに格納して、広告車
両のドライバーへ渡し、車内LANで結合された車内端
末を搭載した広告車両で、状況に応じて車内と車外に広
告し、広告時間に応じた広告料を計算し、広告料から有
料道路使用料を支払い、剰余分をドライバーに払い、不
足金はドライバーへ請求する広告システムである。
【0056】図6は、本発明の第3の実施の形態におけ
る広告システムの車内端末の基本構成を示す機能ブロッ
ク図である。図6において、ドライバー190、有料道路
事業者191、クレジット会社192は、第1の実施の形態と
同じである。CPU161は、端末を制御する手段であ
る。RAM162は、CPU161の演算結果を記憶するデー
タ記憶素子である。ROM163は、CPU161の制御プロ
グラムを記録したメモリである。信号処理部164は、イ
ンタフェース部171よりICカード107の広告データを車
内LAN経由で抽出し、画像データに変換する手段であ
る。通信部165は、集中コントロール150の外にあるLA
Nと通信する手段である。車内モニタ166は、乗車して
いる人に対して向けられた表示装置である。車外モニタ
167は、車外の人に対して向けられた表示装置である。
GPS168は、車の緯度と経度を計測する手段である。
ETC部169は、有料道路で使われるETC機能を持っ
た装置である。ICカード107は、クレジットカード番
号データと広告データが記録されたカードである。イン
タフェース部171は、挿入されたICカード107からデー
タを読み取る手段である。通信部172は、端末外部と通
信する手段である。タイマー173は、時間を計測する手
段である。距離計174は、車の移動距離を計測する手段
である。
【0057】CPU161〜通信部165は、CPU161が監
視するシステムバスに接続されているので、各ブロック
はお互いにデータを共用することができる。CPU161
〜通信部165は、一つの筐体で一体化され、集中コント
ロール150を形成している。集中コントロール150、車内
モニタ166〜ETC部169、インタフェース部171〜距離
計174は、車内ネットワーク175に接続され、車内端末11
9Aを形成している。車内端末119Aの外部への作用は、第
1の実施の形態における車内端末119と同じである。
【0058】以上のように構成された本発明の第3の実
施の形態における広告システムの車内端末の動作を説明
する。最初に、車内端末の機能を説明する。ドライバー
190は、ICカード107を車内端末119Aのインタフェース
部109に挿入する。CPU161は、ROM163に格納され
ているプログラムに従って動作し、演算結果を格納する
記憶素子としてRAM162を使用しながら、集中コント
ロール150を制御する。電源投入後、ICカード107に内
蔵されているデータの取得を、通信部165に命令する。
通信部165は、車内ネットワークで決められた通信プロ
トコルに従いながら、インタフェース部171よりデータ
を受信する。取得したデータの解析結果として得られた
広告データを、信号処理部164へ渡す。カード番号デー
タを通信部165に渡し、通信部165に、ETC部169へ送
信することを命令する。
【0059】信号処理部164により、車内モニタ166と車
外モニタ167に表示できる形式の画像データに変換され
る。その後、CPU151は、通信部165に画像データを渡
す。車外向けの広告データの時には、通信部172に、車
外モニタ167へ送信することを命令する。車内向けの広
告データの時には、通信部172に、車内モニタ166へ送信
することを命令する。通信部165は、車内ネットワーク
で決められた通信プロトコルに従いながら、車内モニタ
166や車外モニタ167へ画像データを送信する。車内モニ
タ166と車外モニタ167は、受信した画像データを画面に
表示する。
【0060】CPU161は、通信部165に、タイマー173
へ時間計測命令を送信することを命令する。通信部165
は、車内ネットワークで決められた通信プロトコルに従
いながら、タイマー173へ時間計測命令を送信する。時
間計測命令を受信したタイマー173は、一定時間間隔で
通信部155へ時間データを送信する。
【0061】CPU161は、通信部165に、距離計174へ
距離計測命令を送信することを命令する。通信部165
は、車内ネットワークで決められた通信プロトコルに従
いながら、距離計174へ距離計測命令を送信する。
【0062】CPU161は、規定時間にタイマー173の値
が達したことを通信部165より知った場合、距離計111よ
り移動距離データとGPS112より緯度と経度データを
取得することを、通信部165に命令する。通信部165は、
距離計111とGPS112より車内ネットワークを経由し
て、移動距離データとGPS112より緯度と経度データ
を取得し、CPU161へ渡す。
【0063】CPU161は、取得した移動距離データ、
緯度と経度データ、データ送信命令を通信部172に送信
することを、通信部165へ命令する。通信部165は、移動
距離データ、緯度と経度データ、データ送信命令を通信
部172に送信し、通信部172は、無線でデータをクレジッ
ト会社192へ送信する。
【0064】ドライバー190が車を運転して有料道路を
通過すると、ETC部169は、車内ネットワークを経由
して、インタフェース部171を経由して、ICカード107
の情報を取得し、有料道路事業者191へ、道路利用情報
とクレジットカード会社名やカード番号データの情報
を、無線通信により提供する。
【0065】第2に、図7を参照しながら、車内端末11
9Aの詳細な制御手順を説明する。ステップS701で、C
PU161は、ドライバー190によりICカード107が挿入
されたかどうかを判定する。ICカード107が挿入され
ていない場合には、再度ステップS701を実行する。I
Cカード107が挿入されている場合には、ステップS702
で、ICカード107内の広告データを取得することを、
通信部165に命令する。ステップS703で、取得したデー
タより抽出されたカード番号データと広告データの内、
広告データを信号処理部164へ渡す。
【0066】ステップS704で、画像データへの変換が
終了したかどうかを検査する。変換が終了しない場合
は、ステップS704を実行する。変換が終了した場合
は、ステップS705で、車外用の広告であるかどうか検
査する。車内用の広告である場合は、ステップS707を
実行する。車外用の広告である場合は、ステップS706
で、画像データを車外モニタ167へ送信することを、通
信部165に命令し、ステップS708を実行する。
【0067】ステップS707で、画像データを車内モニ
タ166へ送信することを、通信部165に命令する。ステッ
プS708で、カード番号データを通信部172とETC部16
9へ渡すことを、通信部165に命令する。ステップS709
で、タイマー105に時間計測の開始命令を渡すことを、
通信部165に命令する。ステップS710で、距離計174に
車の移動距離の計測開始命令を渡すことを、通信部165
に命令する。
【0068】ステップS711で、タイマー173より規定時
間に達したとの連絡がきているかどうかを、通信部165
に問い合わせる。規定時間に達していない場合は、再度
ステップS711を実行する。規定時間に達した場合は、
ステップS712で、時間データを通信部172へ渡すこと
を、通信部165に命令する。ステップS713で、距離デー
タを通信部172に渡すことを、通信部165に命令する。ス
テップS714で、場所データを通信部172へ渡すことを、
通信部165に命令する。ステップS715で、通信部172へ
外部との通信開始命令を渡すことを、通信部165に命令
する。
【0069】ステップS716で、通信部172でデータを受
信したかどうかを、通信部165に問い合わせる。データ
を受信していない場合は、再度ステップS716を実行す
る。データを受信している場合は、ステップS717で、
電子マネーデータを通信部172より抽出する命令を渡す
ことを、通信部165に命令する。ステップS718で、イン
タフェース部171経由で、ICカード107に電子マネーデ
ータを保持する命令を通信部172とインタフェース部171
に渡すことを、通信部165に命令する。
【0070】ステップS719で、ICカードが抜き取ら
れているかどうかを確認することを、通信部165に問い
合わせる。ICカードが抜き取られている場合には、ス
テップS701を再度実行する。ICカードが抜き取られ
ていない場合には、ステップS702を再度実行する。
【0071】本実施の形態における広告システムの車内
端末119Aの機能は、磁気ディスク、光磁気ディスク、I
Cカード、PD、DVD−ROM、DVD−RAM、R
OM、RAM等の記録媒体に記録されたプログラムを、
コンピュータで読み取って実行することにより実現がで
きる。
【0072】以上のように、本発明の第3の実施の形態
では、広告システムを、広告データをICカードに格納
してドライバーへ渡し、車内LANで結合された車内端
末を搭載した広告車両で、状況に応じて車内と車外に広
告し、広告時間に応じた広告料を計算し、広告料から有
料道路使用料を支払い、剰余金をドライバーに払い、不
足分はドライバーへ請求する構成としたので、広告表示
装置などのネットワークノードを車内のいたるところに
配置でき、車内の同乗者や車外の人に、効率的に広告を
見せることができる。
【0073】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、広告車両に太陽電池を搭載し、ICカードに
格納された広告データから天候や時刻に応じた広告デー
タを選択し、周囲の明るさに応じて広告表示装置の輝度
を調整し、走行速度に応じた表示速度で広告を行ない、
広告時間に応じた広告料を計算し、広告料から有料道路
使用料を支払い、剰余分をドライバーに払い、不足金は
ドライバーへ請求する広告システムである。
【0074】図8は、本発明の第4の実施の形態におけ
る広告システムの車内端末の基本構成を示す機能ブロッ
ク図である。図8において、CPU101は、端末を制御
する演算制御装置である。モニタ102は、文字や画像を
表示する装置である。ROM103は、CPU101の制御手
順を記述したプログラムを記録したメモリである。RA
M104は、CPU101の演算結果を記憶するデータ記憶素
子である。タイマー105は、時間を計測する手段であ
る。通信部106は、決められた通信プロトコルに従いな
がら端末外部と無線通信する手段である。ICカード10
7は、クレジットカード番号データと、広告データと、
ドライバーの年齢が記録された情報カードである。ET
C部108は、有料道路で使われるETC機能を持った装
置である。インタフェース部109は、ICカード107を挿
入する手段である。信号処理部110は、ICカード107か
ら広告データを抽出し、画像データに変換する手段であ
る。距離計111は、車の移動距離を計測する手段であ
る。GPS112は、車の緯度と経度を計測する手段であ
る。光センサー181は、端末周囲の明るさを検出する手
段である。湿度センサー182は、端末周囲の湿度を検出
する手段である。速度計183は、車内端末119Bが搭載さ
れている自動車の速度を検出する手段である。時計184
は、時刻データを出力する手段である。スピーカ185
は、文字データを音声に変換する手段である。切替スイ
ッチ186は、太陽電池187と蓄電池188の電源出力を切り
替えて、車内端末119B内の各ブロックへ電力を供給する
手段である。太陽電池187は、太陽の光を電気エネルギ
ーに変換する手段である。蓄電池188は、太陽電池187の
電力を貯える手段である。
【0075】CPU101〜信号処理部110と、光センサー
181〜太陽電池187は、CPU101が監視するシステムバ
スに接続されているので、各ブロックは互いにデータを
共用することができる。CPU101〜信号処理部110と、
光センサー181〜太陽電池187は、一つの筐体に一体化さ
れており、車内端末119Bを構成している。車内端末119B
の外部への作用は、第1の実施の形態での車内端末119
と同じである。ICカード内の広告データは、晴天、雨
天、AM7:00〜PM7:00、PM7:01〜AM6:59とい
うような条件で、16に分類されている。分類毎に10個の
広告データが格納されている。
【0076】蓄電池188は、CPU101〜信号処理部110
と、光センサー181〜スピーカ185の各ブロックに、電力
を供給している。太陽電池187の出力線は、蓄電池188
と、車内端末119B内部の各ブロックの電源部と接続され
ている。CPU101の制御により、太陽電池187の電源出
力を使うか、蓄電池188の電源出力を使うかの切替えを
行なう。
【0077】図9は、本発明の第4の実施の形態におけ
る広告システムの動作フロー図である。
【0078】上記のように構成された本発明の第4の実
施の形態における広告システムの車内端末119Aの動作を
説明する。最初に、図8を参照しながら、この広告シス
テムの機能を説明する。ドライバー190は、ICカード1
07を、車内端末119Aのインタフェース部109に挿入す
る。CPU101は、ROM103に格納されているプログラ
ムに従って動作し、演算結果を格納する記憶素子として
RAM104を使用しながら、車内端末119を制御する。切
替スイッチ186は、初期段階では、蓄電池188の電源出力
を選択している。CPUは、リセット後、太陽電池187
の電圧値を調べる。太陽電池187の電圧値が、車内端末1
19Bの各ブロックに電力を供給するのに十分な値である
場合、切替スイッチ186に、太陽電池187の電源出力を選
択するように命令する。
【0079】CPU101は、湿度センサー114の値が、あ
らかじめ決められた閾値より低いかどうかを調べる。C
PU101は、湿度センサー114の値が、ある閾値より高い
か低いかにより、晴天、雨天を判断する。時計184によ
り現在時刻を知る。
【0080】CPU101は、現在の天候状態と時刻に応
じて、ICカード107に内蔵されている16分類された広
告データの中から、ひとつの広告を選び出す。選び出さ
れた広告データは、信号処理部110へ渡される。CPU1
01は、ICカード107に内蔵されているカード番号デー
タと年齢データを、インタフェース部109より取得し、
通信部106とETC部108へ渡す。
【0081】信号処理部110は、広告データを、画像デ
ータと音データに変換し、画像データをモニタ102へ渡
し、音データをスピーカ117へ渡す。モニタ102は、信号
処理部110より渡された画像データを画面に表示する。
スピーカ117は、信号処理部110より渡された音データを
音声に変換し、音を発生する。
【0082】CPU101は、タイマー105へ、時間を計測
する命令を発行する。CPU101は、距離計111へ、距離
を計測する命令を発行する。CPU101は、タイマー105
の値が規定時間に達したことを知った場合、距離計111
より移動距離データを取得し、GPS112より緯度と経
度データを取得し、それらデータを通信部106へ送信
し、データ送信命令を通信部106へ発行する。通信部106
は、今まで受け取ったデータを、無線でクレジット会社
192へ送信する。
【0083】ドライバー190が車を運転し、有料道路の
料金所を通過すると、ETC部108は、インタフェース
部109を経由して、ICカード107の情報を取得する。有
料道路事業者191へ、道路利用情報とクレジットカード
会社名やカード番号データの情報を、無線により送信す
る。有料道路事業者191は、クレジット会社192に有料道
路使用料を請求し、クレジット会社192は、有料道路事
業者191に使用料を支払う。
【0084】クレジット会社192は、有料道路事業者191
に支払った使用料、クレジットカード番号データ、計算
開始命令を、料金計算端末131へ送信する。
【0085】CPU101は、通信部106が、データを受信
したかどうかを調べる。受信したデータが、電子マネー
データの場合には、電子マネーデータを通信部106より
抽出し、インタフェース部109経由してICカード107に
電子マネーデータを保持する。受信したデータが、広告
データの場合には、広告データを通信部106より抽出
し、RAM104に広告データを保存し、信号処理部110に
広告データを表示する。
【0086】CPU101は、光センサー113を調べる。光
センサー113の値が、モニタの輝度調整用の閾値より低
い場合、モニタ102に、画面の輝度を高くすることを命
令し、モニタ102は、輝度を高くする。光センサー113の
値がモニタの輝度調整用の閾値より高い場合、モニタ10
2に画面の輝度を低くすることを命令し、モニタ102は、
輝度を低くする。
【0087】CPU101は、速度センサー115の値が、あ
らかじめ決められた閾値より低いかどうかを調べる。速
度センサー115の値が閾値より高い場合、信号処理部110
にモニタ102への画像転送を一定の遅延を持たせて転送
するよう命令し、信号処理部110は、今までよりも、遅
く画像データをモニタ102へ渡すため、広告の切り替わ
りが遅くなる。
【0088】CPU101は、太陽電池187の電圧値を調べ
る。太陽電池187の電圧値が、車内端末119Bの各ブロッ
クに電力を供給するのに十分な値である場合、切替スイ
ッチ186に太陽電池187の電源出力を命令する。太陽電池
187の電圧値が、車内端末119Bの各ブロックに電力を供
給するのに十分な値でない場合、切替スイッチ186に蓄
電池188の電源出力を命令する。
【0089】第2に、図9を参照しながら、広告システ
ムにおける料金計算端末の詳細な制御手順を説明する。
ステップS801で、CPU101は、太陽電池187の電圧値
が閾値以上であるかどうかを判定する。太陽電池の電圧
値が閾値以上でない場合は、ステップS803を実行す
る。ステップS802で、切替スイッチ186に太陽電池の電
源を出力することを命令し、S804を実行する。ステッ
プS803で、切替スイッチ186に蓄電池の電源を出力する
ことを命令する。
【0090】ステップS804で、タイマー105に時間計測
を命令する。ステップS805で、湿度センサー704の値を
取得する。ステップS806で、時計より現在時刻を取得
する。ステップS807で、ICカード107が挿入されたか
どうかを判定する。ICカード107が挿入されていない
場合は、再度ステップS807を実行する。ステップS808
で、現在の天候状態と時刻に基づいて、ICカード107
内の広告データを抽出し、そのデータを信号処理部110
へ渡す。
【0091】ステップS809で、カード番号データを抽
出し、そのデータを通信部106とETC部108へ渡す。ス
テップS810で、年齢データを抽出し、そのデータを通
信部106へ渡す。ステップS811で、タイマー105に、時
間計測の開始命令を発行する。ステップS812で、距離
計111に、車の移動距離の計測開始命令を発行する。ス
テップS813で、タイマー105が規定時間に達したかどう
かを判断する。規定時間に達しない場合は、再度ステッ
プS813を実行する。ステップS814で、時間データを通
信部106へ渡す。ステップS815で、距離データを通信部
106に渡す。ステップS816で、場所データを通信部106
へ渡す。ステップS817で、通信部106へ外部との通信開
始を命令する。
【0092】ステップS818で、通信部106でデータを受
信したかどうかを判断する。データを受信していない場
合は、ステップS818を再度実行する。ステップS819
で、広告データであるかどうか判断する。広告データで
ない場合は、ステップS823を実行する。ステップS820
で、広告データを抽出する。ステップS821で、そのデ
ータをRAM104に保持する。ステップS822で、広告デ
ータを信号処理部110へ渡す。ステップS823で、電子マ
ネーデータを通信部より抽出する。ステップS824で、
インタフェース部109経由で、ICカード107に電子マネ
ーデータを保持する。
【0093】ステップS825で、ICカードが抜き取ら
れていないかどうかを判断する。ICカードが抜き取ら
れている場合には、ステップS807を実行する。ICカ
ードが抜き取られていない場合には、ステップS826
で、光センサー703の値が閾値以上であるかどうかを判
定する。光センサー703の値が閾値以上の場合は、ステ
ップS828を実行する。閾値以上でない場合は、ステッ
プS827で、モニタ102へモニタ輝度を高くすることを命
令し、ステップS829を実行する。ステップS828で、モ
ニタ102へ、モニタ輝度を低くすることを命令する。
【0094】ステップS829で、速度センサー705の速度
値が閾値以上であるかどうか判定する。速度センサー70
5の速度値が閾値以上の場合は、ステップS831を実行す
る。閾値以上でない場合は、ステップS830で、信号処
理部110へ、モニタ102への変換済み画像データを、遅延
無しで転送することを命令し、ステップS832を実行す
る。ステップS831で、信号処理部110へ、モニタ102へ
の変換済み画像データ転送を、ある一定の遅延をもって
転送することを命令する。
【0095】ステップS832で、太陽電池709の電圧値が
閾値以上であるかどうか判定する。太陽電池の電圧値が
閾値以上でない場合は、ステップS834を実行する。閾
値以上の場合は、ステップS833で、切替スイッチ186
に、太陽電池の電源を出力することを命令し、ステップ
S813を実行する。ステップS834で、切替スイッチ186
に、蓄電池の電源を出力することを命令し、ステップS
813を実行する。
【0096】本実施の形態における広告システムの車内
端末119Bの機能は、磁気ディスク、光磁気ディスク、I
Cカード、PD、DVD−ROM、DVD−RAM、R
OM、RAM等の記録媒体記録されたプログラムをコン
ピュータで読み取って実行することにより実現できる。
【0097】上記のように、本発明の第4の実施の形態
では、広告システムを、広告車両に太陽電池を搭載し、
ICカードに格納された広告データから天候や時刻に応
じた広告データを選択し、周囲の明るさに応じて広告表
示装置の輝度を調整し、走行速度に応じた表示速度で広
告を行ない、広告時間に応じた広告料を計算し、広告料
から有料道路使用料を支払い、剰余分をドライバーに払
い、不足金はドライバーへ請求する構成としたので、時
刻や天候に応じた最適な広告を、最も見やすいように表
示することができる。
【0098】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明では、車両に搭載された車内端末と広告シ
ステム管理センタに設置された料金計算端末とを備えた
広告システムの車内端末に、情報カードから広告データ
を読み出す読出手段と、広告データを表示する広告デー
タ表示手段と、広告データが表示された広告表示時間を
計測するタイマー手段と、広告表示時間のデータを無線
で料金計算端末に送信する通信手段とを設け、料金計算
端末に、車内端末から広告表示時間のデータを受信する
受信手段と、広告表示時間のデータに基づいて広告料を
算出する広告料算出手段とを設けたので、広告データを
ICカードなどで簡単に提供できるとともに、広告時間
に応じた適正な広告料金を算出することができるという
効果が得られる。
【0099】また、請求項2に係る発明では、車内端末
に、車両の移動距離を計測する距離計測手段を設け、通
信手段に、移動距離のデータを無線で料金計算端末に送
信する手段を設け、受信手段に、車内端末から移動距離
のデータを受信する手段を設け、広告料算出手段に、移
動距離にも基づいて広告料を算出する手段を設けたの
で、広告距離に応じた適正な広告料金を算出できるとい
う効果が得られる。
【0100】また、請求項3に係る発明では、車内端末
に、車両の現在位置を計測する位置計測手段を設け、通
信手段に、現在位置のデータを無線で料金計算端末に送
信する手段を設け、受信手段に、車内端末から現在位置
のデータを受信する手段を設け、広告料算出手段に、現
在位置も考慮して広告料を算出する手段を設けたので、
広告位置に応じた適正な広告料金を算出することができ
るという効果が得られる。
【0101】また、請求項4に係る発明では、情報カー
ドに、支払先情報を保持する手段を設け、読出手段に、
支払先情報を読み出す手段を設け、通信手段に、支払先
情報を無線で料金計算端末に送信する手段を設け、受信
手段に、車内端末から支払先情報を受信する手段を設
け、料金計算端末に、支払先情報に基づいて広告料の支
払処理を行なう手段を設けたので、広告料を指定の支払
先に支払うことができるという効果が得られる。
【0102】また、請求項5に係る発明では、車内端末
に、有料道路料金徴収システムに道路利用情報を送信す
る手段と、電子マネーデータを受信する手段と、電子マ
ネーデータを情報カードに格納する手段とを設け、広告
システム管理センタに、有料道路料金徴収システムから
受信した有料道路使用料請求に応じて有料道路使用料の
支払処理を行なう手段と、広告料から有料道路使用料を
差し引く手段と、広告料から有料道路使用料を差し引い
た余りの金額を電子マネーデータに変換する手段と、電
子マネーデータを送信する手段とを設けたので、広告料
から有料道路使用料を支払うことができるという効果が
得られる。
【0103】また、請求項6に係る発明では、車内端末
に、有料道路料金徴収システムに道路利用情報を送信す
る手段と、広告システム管理センタに、有料道路料金徴
収システムから受信した有料道路使用料請求に応じて有
料道路使用料の支払処理を行なう手段と、広告料から有
料道路使用料を差し引く手段と、広告料から有料道路使
用料を差し引いた余りの金額の支払処理を行なう手段
と、不足分の金額の請求処理を行なう手段とを設けたの
で、広告料から有料道路使用料を支払った余りを口座に
支払い、不足額を口座から引き落とすことができるとい
う効果が得られる。
【0104】また、請求項7に係る発明では、車内端末
に、有料道路料金徴収システムに道路利用情報を送信す
る手段と、広告システム管理センタに、有料道路料金徴
収システムから受信した有料道路使用料請求に応じて有
料道路使用料の支払処理を行なう手段と、広告料から有
料道路使用料を差し引く手段と、広告料から有料道路使
用料を差し引いた余りの金額に応じた景品の交付処理を
行なう手段と、不足分の金額の請求処理を行なう手段と
を設けたので、広告料から有料道路使用料を支払った余
りで景品を渡し、不足額を口座から引き落とすことがで
きるという効果が得られる。
【0105】また、請求項8に係る発明では、車載広告
端末を、挿入された情報カードのデータを読書きするカ
ード読書き手段と、情報カードのデータから広告データ
を抽出する手段と、広告データを表示する画像表示手段
と、広告データが表示された広告表示時間を計測するタ
イマー手段と、広告表示時間のデータを無線で送信する
通信手段と、自動料金収受システムと通信するETC手
段とを具備する構成としたので、広告データをICカー
ドなどで簡単に提供できるとともに、広告時間に応じた
適正な広告料金を算出することができ、広告料から有料
道路使用料を支払うことができるという効果が得られ
る。
【0106】また、請求項9に係る発明では、車載広告
端末を、挿入された情報カードのデータを読書きするカ
ード読書き手段と、情報カードのデータから広告データ
を抽出する手段と、広告データを表示する画像表示手段
と、広告データが表示された広告表示時間を計測するタ
イマー手段と、広告表示時間のデータを無線で送信する
通信手段と、自動料金収受システムと通信するETC手
段とを接続する車内LANを備えたので、各ノードを車
内のいたるところに配置することができるという効果が
得られる。
【0107】また、請求項10に係る発明では、画像表示
手段は、広告を表示している部分を乗車している人に対
して向けている内向け画像表示手段と、広告を表示して
いる部分を車外の人に対して向けている外向け画像表示
手段とを備えたので、車内の同乗者にも広告を見せるこ
とができるという効果が得られる。
【0108】また、請求項11に係る発明では、車載広告
端末に、無線で広告データを受信する手段と、受信した
広告データを情報カードに格納する記録手段とを備えた
構成としたので、広告データを簡単迅速に最新のデータ
に更新できるという効果が得られる。
【0109】また、請求項12に係る発明では、情報カー
ドに、ドライバーの個人データを格納する領域を設け、
カード読書き手段に、情報カードから個人データを読み
出す手段を設け、記録手段に、受信した広告データのう
ちから個人データに対応した広告データを選択して情報
カードに格納する手段を設けたので、最新の広告をドラ
イバーに応じて更新することができるという効果が得ら
れる。
【0110】また、請求項13に係る発明では、車載広告
端末に、情報カードに格納された複数の広告データのう
ちから時刻に応じた広告データを選択して画像表示手段
に送る手段を備えたので、時刻に応じた最適な広告デー
タを表示できるという効果が得られる。
【0111】また、請求項14に係る発明では、車載広告
端末に、画像表示手段の周囲の明るさを検出する光セン
サー手段と、周囲の明るさに応じて画像表示手段の画面
の輝度を調整する輝度調整手段とを備えたので、視認性
を高めることができるという効果が得られる。
【0112】また、請求項15に係る発明では、車載広告
端末に、湿度を計測する湿度センサー手段と、情報カー
ドに格納された複数の広告データのうちから湿度に応じ
た広告データを選択して画像表示手段に送る手段を備え
た構成としたので、天候に応じた最適な広告データを表
示できるという効果が得られる。
【0113】また、請求項16に係る発明では、車載広告
端末に、情報カードに格納された複数の広告データのう
ちから車両の走行速度に応じた広告データを選択して画
像表示手段に送る手段と、車両の走行速度に応じて広告
データの表示スピードを変化させる手段とを備えた構成
としたので、車両の走行速度に応じた最適な広告データ
を最適な表示速度で表示できるという効果が得られる。
【0114】また、請求項17に係る発明では、車載広告
端末に、太陽電池と、太陽電池からの電力を蓄積する蓄
電池とを備えたので、常に電源を供給することができる
という効果が得られる。
【0115】また、請求項18に係る発明では、車載広告
端末に、広告データから音声データおよび文字データの
うち少なくとも一方を抽出して音声信号に変換して音声
を発生する音声再生手段を備えたので、音声による効果
的な広告ができるという効果が得られる。
【0116】また、請求項19に係る発明では、広告デー
タ処理方法を、車両に搭載された車内端末で情報カード
から広告データを読み出し、広告データを広告データ表
示手段に表示し、広告データが表示された広告表示時間
を計測し、広告表示時間のデータを、広告システム管理
センタに設置された料金計算端末に無線で送信し、料金
計算端末で、受信した広告表示時間のデータに基づいて
広告料を算出する構成としたので、広告データをICカ
ードなどで簡単に提供できるとともに、広告時間に応じ
た適正な広告料金を算出することができるという効果が
得られる。
【0117】また、請求項20に係る発明では、広告デー
タ処理方法を、車内端末から、有料道路料金徴収システ
ムに道路利用情報を送信し、料金計算端末で、有料道路
料金徴収システムから受信した有料道路使用料請求に応
じて有料道路使用料の支払処理を行ない、広告料から有
料道路使用料を差し引き、広告料から有料道路使用料を
差し引いた余りの金額を電子マネーデータに変換し、電
子マネーデータを車内端末に送信し、車内端末で電子マ
ネーデータを受信し、電子マネーデータを情報カードに
格納する構成としたので、広告料から有料道路使用料を
支払うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における広告システ
ムの機能ブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における広告システ
ムの車内端末の制御手順を示す動作フロー図、
【図3】本発明の第1の実施の形態における広告システ
ムの料金計算端末の制御手順を示す動作フロー図、
【図4】本発明の第2の実施の形態における広告システ
ムの機能ブロック図、
【図5】本発明の第2の実施の形態における広告システ
ムの広告料支払部の制御手順を示す動作フロー図、
【図6】本発明の第3の実施の形態における広告システ
ムの機能ブロック図、
【図7】本発明の第3の実施の形態における広告システ
ムの動作フロー図、
【図8】本発明の第4の実施の形態における広告システ
ムの機能ブロック図、
【図9】本発明の第4の実施の形態における広告システ
ムの動作フロー図、
【図10】従来の車内広告表示装置の概念図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 モニタ 103 ROM 104 RAM 105 タイマー 106 通信部 107 ICカード 108 ETC部 109 インタフェース部 110 信号処理部 111 距離計 112 GPS 119,119A,119B 車内端末 121 CPU 122 ROM 123 RAM 124 タイマー 125 内部通信部 126 外部通信部 127 広告データベース 131 料金計算端末 132 広告料支払部 133 不足請求部 134 ICカード提供部 135 有料道路支払部 141 CPU 142 ROM 143 RAM 144 内部通信部 145 外部通信部A 146 外部通信部B 147 外部通信部C 161 CPU 162 RAM 163 ROM 164 信号処理部 165 通信部 166 車内モニタ 167 車外モニタ 168 GPS 169 ETC部 171 インタフェース部 172 通信部 173 タイマー 174 距離計 181 光センサー 182 湿度センサー 183 速度計 184 時計 185 スピーカ 186 切替スイッチ 187 太陽電池 188 蓄電池 190 ドライバー 191 有料道路事業者 192 クレジット会社 193 銀行 194 銀行口座 195 景品所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G07B 15/00 510 G07B 15/00 510 G09F 21/04 S G09F 21/04 25/00 Z 25/00 G06K 19/00 U (72)発明者 淺香 宏一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 上島 博幸 石川県金沢市彦三町二丁目1番45号 株式 会社松下通信金沢研究所内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC02 5B058 CA01 KA40 YA06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された車内端末と広告システ
    ム管理センタに設置された料金計算端末とを備えた広告
    システムにおいて、前記車内端末に、情報カードから広
    告データを読み出す読出手段と、前記広告データを表示
    する広告データ表示手段と、前記広告データが表示され
    た広告表示時間を計測するタイマー手段と、前記広告表
    示時間のデータを無線で前記料金計算端末に送信する通
    信手段とを設け、前記料金計算端末に、前記車内端末か
    ら前記広告表示時間のデータを受信する受信手段と、前
    記広告表示時間のデータに基づいて広告料を算出する広
    告料算出手段とを設けたことを特徴とする広告システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記車内端末に、前記車両の移動距離を
    計測する距離計測手段を設け、前記通信手段に、前記移
    動距離のデータを無線で前記料金計算端末に送信する手
    段を設け、前記受信手段に、前記車内端末から前記移動
    距離のデータを受信する手段を設け、前記広告料算出手
    段に、前記移動距離にも基づいて広告料を算出する手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の広告システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記車内端末に、前記車両の現在位置を
    計測する位置計測手段を設け、前記通信手段に、前記現
    在位置のデータを無線で前記料金計算端末に送信する手
    段を設け、前記受信手段に、前記車内端末から前記現在
    位置のデータを受信する手段を設け、前記広告料算出手
    段に、前記現在位置にも基づいて広告料を算出する手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の広告システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記情報カードに、支払先情報を保持す
    る手段を設け、前記読出手段に、前記支払先情報を読み
    出す手段を設け、前記通信手段に、前記支払先情報を無
    線で前記料金計算端末に送信する手段を設け、前記受信
    手段に、前記車内端末から前記支払先情報を受信する手
    段を設け、前記料金計算端末に、前記支払先情報に基づ
    いて広告料の支払処理を行なう手段を設けたことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の広告システム。
  5. 【請求項5】 前記車内端末に、有料道路料金徴収シス
    テムに道路利用情報を送信する手段と、前記広告システ
    ム管理センタから電子マネーデータを受信する手段と、
    前記電子マネーデータを前記情報カードに格納する手段
    とを設け、前記広告システム管理センタに、前記有料道
    路料金徴収システムから受信した有料道路使用料請求に
    応じて有料道路使用料の支払処理を行なう手段と、前記
    広告料から前記有料道路使用料を差し引く手段と、前記
    広告料から前記有料道路使用料を差し引いた余りの金額
    を電子マネーデータに変換する手段と、前記電子マネー
    データを前記車内端末に送信する手段とを設けたことを
    特徴とする請求項4記載の広告システム。
  6. 【請求項6】 前記車内端末に、有料道路料金徴収シス
    テムに道路利用情報を送信する手段と、前記広告システ
    ム管理センタに、前記有料道路料金徴収システムから受
    信した有料道路使用料請求に応じて有料道路使用料の支
    払処理を行なう手段と、前記広告料から前記有料道路使
    用料を差し引く手段と、前記広告料から前記有料道路使
    用料を差し引いた余りの金額の支払処理を行なう手段
    と、不足分の金額の請求処理を行なう手段とを設けたこ
    とを特徴とする請求項4記載の広告システム。
  7. 【請求項7】 前記車内端末に、有料道路料金徴収シス
    テムに道路利用情報を送信する手段と、前記広告システ
    ム管理センタに、前記有料道路料金徴収システムから受
    信した有料道路使用料請求に応じて有料道路使用料の支
    払処理を行なう手段と、前記広告料から前記有料道路使
    用料を差し引く手段と、前記広告料から前記有料道路使
    用料を差し引いた余りの金額に応じた景品の交付処理を
    行なう手段と、不足分の金額の請求処理を行なう手段と
    を設けたことを特徴とする請求項4記載の広告システ
    ム。
  8. 【請求項8】 挿入された情報カードのデータを読書き
    するカード読書き手段と、前記情報カードのデータから
    広告データを抽出する手段と、前記広告データを表示す
    る画像表示手段と、前記広告データが表示された広告表
    示時間を計測するタイマー手段と、前記広告表示時間の
    データを無線で送信する通信手段と、自動料金収受シス
    テムと通信するETC手段とを具備することを特徴とす
    る車載広告端末。
  9. 【請求項9】 挿入された情報カードのデータを読書き
    するカード読書き手段と、前記情報カードのデータから
    広告データを抽出する手段と、前記広告データを表示す
    る画像表示手段と、前記広告データが表示された広告表
    示時間を計測するタイマー手段と、前記広告表示時間の
    データを無線で送信する通信手段と、自動料金収受シス
    テムと通信するETC手段とを接続する車内LANを備
    えたことを特徴とする請求項8記載の車載広告端末。
  10. 【請求項10】 前記画像表示手段は、広告を表示して
    いる部分を乗車している人に対して向けている内向け画
    像表示手段と、広告を表示している部分を車外の人に対
    して向けている外向け画像表示手段とを備えていること
    を特徴とする請求項8記載の車載広告端末。
  11. 【請求項11】 無線で広告データを受信する手段と、
    受信した広告データを前記情報カードに格納する記録手
    段とを備えたことを特徴とする請求項8記載の車載広告
    端末。
  12. 【請求項12】 前記情報カードに、ドライバーの個人
    データを格納する領域を設け、前記カード読書き手段
    に、前記情報カードから前記個人データを読み出す手段
    を設け、前記記録手段に、受信した広告データのうちか
    ら前記個人データに対応した広告データを選択して前記
    情報カードに格納する手段を設けたことを特徴とする請
    求項11記載の車載広告端末。
  13. 【請求項13】 前記情報カードに格納された複数の広
    告データのうちから時刻に応じた広告データを選択して
    前記画像表示手段に送る手段を備えたことを特徴とする
    請求項8記載の車載広告端末。
  14. 【請求項14】 前記画像表示手段の周囲の明るさを検
    出する光センサー手段と、周囲の明るさに応じて前記画
    像表示手段の画面の輝度を調整する輝度調整手段とを備
    えたことを特徴とする請求項8記載の車載広告端末。
  15. 【請求項15】 湿度を計測する湿度センサー手段と、
    前記情報カードに格納された複数の広告データのうちか
    ら湿度に応じた広告データを選択して前記画像表示手段
    に送る手段を備えたことを特徴とする請求項8記載の車
    載広告端末。
  16. 【請求項16】 前記情報カードに格納された複数の広
    告データのうちから車両の走行速度に応じた広告データ
    を選択して前記画像表示手段に送る手段と、車両の走行
    速度に応じて前記広告データの表示スピードを変化させ
    る手段とを備えたことを特徴とする請求項8記載の車載
    広告端末。
  17. 【請求項17】 太陽電池と、前記太陽電池からの電力
    を蓄積する蓄電池とを備えたことを特徴とする請求項8
    記載の車載広告端末。
  18. 【請求項18】 前記広告データから音声データおよび
    文字データのうち少なくとも一方を抽出して音声信号に
    変換して音声を発生する音声再生手段を備えたことを特
    徴とする請求項8記載の車載広告端末。
  19. 【請求項19】 車両に搭載された車内端末で情報カー
    ドから広告データを読み出し、前記広告データを広告デ
    ータ表示手段に表示し、前記広告データが表示された広
    告表示時間を計測し、前記広告表示時間のデータを、広
    告システム管理センタに設置された料金計算端末に無線
    で送信し、前記料金計算端末で、受信した前記広告表示
    時間のデータに基づいて広告料を算出することを特徴と
    する広告データ処理方法。
  20. 【請求項20】 前記車内端末から、有料道路料金徴収
    システムに道路利用情報を送信し、前記料金計算端末
    で、前記有料道路料金徴収システムから受信した有料道
    路使用料請求に応じて有料道路使用料の支払処理を行な
    い、前記広告料から前記有料道路使用料を差し引き、前
    記広告料から前記有料道路使用料を差し引いた余りの金
    額を電子マネーデータに変換し、前記電子マネーデータ
    を前記車内端末に送信し、前記車内端末で前記電子マネ
    ーデータを受信し、前記電子マネーデータを前記情報カ
    ードに格納することを特徴とする請求項19記載の広告
    データ処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項19または20記載の広告デー
    タ処理方法を実行する手順を記述したコンピュータプロ
    グラム。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のコンピュータプログ
    ラムを格納した記録媒体。
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