JP2003049960A - 三方弁 - Google Patents
三方弁Info
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Abstract
成し、ガイドリブ5eを突設した弁体5と、前記押圧部
5dに後端部を押圧されパージ部3に設けられたチャー
ジ孔3aを開閉するチャージポート弁5とを夫々設け、
簡素な構造で、空気の真空引、あるいは冷媒の放出を行
える三方弁を構成する。
Description
より詳細には、構造の複雑なバルブコアに代替して構造
の簡素なチャージポート弁をサービスポートに設け、コ
ストを低減した構造に関する。
は、例えば図5で示すように、内外配管接続部31と、
同内外配管接続部31に直角な方向に設けられたろう付
部32と、同ろう付部32と対向して設けられ弁体35
を上下摺動自在に支持した弁棒部34と、前記内外配管
接続部31に対向して設けられバルブコア36を装着し
たパージ部33とから構成されている。流体となる冷媒
は前記内外配管接続部31から前記ろう付部32へ、あ
るいはこの逆に流れるようになっており、前記弁棒部3
4に係合されたキャップ37を外し、六角レンチ等を用
いて前記弁体35を前記ろう付部32に設けられた弁座
に押圧することにより前記内外配管接続部31と前記ろ
う付部32との間は遮断されるようになっている。前記
パージ部33にはキャップ38が係合されており、同キ
ャップ38を外し、前記パージ部33に真空ポンプを接
続する一方、前記バルブコア36の先端部に突出したコ
アピンを押圧することにより、配管内に滞留していた空
気は前記バルブコア36を通り前記真空ポンプに吸引さ
れ、所謂エアパージされるようになっており、また配管
内の冷媒を吸引する際も、前記バルブコア36を介して
行われる。
流入口36bを、先端に流出口36aを設けた前記バル
ブコア36は円筒状に形成されたバレル36cの後端に
プランジャキャップ36eを、先端にスプリング36f
により付勢された前記コアピン36dを設け構造が複雑
であるとともに、夫々の部品の加工精度も高度な加工精
度が要求され、三方弁のコストを押し上げる要因となっ
ていた。
鑑み、バルブコアの代替として構造が簡素なチャージポ
ート弁を用い、コストを低減した三方弁を提供すること
を目的とする。
するため、内外配管接続部と、同内外配管接続部に対向
して設けられ、チャージポート弁を摺動自在に収容した
パージ部と、これら内外配管接続部とパージ部とに直交
して設けられ、弁座を備えたろう付部と、同ろう付部に
対向して設けられた弁棒部と、挿入孔を穿設した支持板
と、同支持板の下面に突設された雄ネジ部とからなり、
前記弁棒部に回動自在に支承されたシャフトと、前記弁
棒部から前記ろう付部に渡り進退自在に設けられるとと
もに、廻り止め機構を備え、上端に設けた雌ネジ部に前
記シャフトの雄ネジ部を螺合させる一方、前記チャージ
ポート弁の後端部を収容する収容溝及び前記チャージポ
ート弁を前記パージ部に向け押圧する押圧部を設けた弁
体とからなり、前記挿入孔にレンチを挿入して前記シャ
フトを回動させ、前記弁体を前記弁座に押圧し、前記内
外配管接続部と前記ろう付部との間を遮蔽し、配管内に
残留する空気あるいは冷媒を前記パージ部から外部に放
出する一方、前記弁体の前記押圧部により前記チャージ
ポート弁を押圧することにより、前記パージ部を閉鎖す
る構成となっている。
弁棒部の内壁に形成されたガイド溝にガイドされる円盤
状に形成された構成となっている。
前記ろう付部との内壁に形成されたガイド溝と、前記弁
体の外周面に突設され、前記ガイド溝に案内されるガイ
ドリブとからなる構成となっている。
る嵌合溝を形成した構成となっている。
と、同円柱状から放射状に延出された複数のフィン部
と、前記円柱状部の一側に突設され前記チャージ孔を開
閉する弁部とからなり、前記フィン部の間に空気あるい
は冷媒が通過する隙間が形成された構成となっている。
部が前記パージ部に穿設されたチャージ孔に挿入され前
記パージ部を閉鎖する構成となっている。
付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。図1は
本発明による三方弁の断面図であり、図2は同三方弁に
設けられた弁体を示す外観斜視図であり、また図3は、
チャージポート弁を示す正面図及び側面図である。図4
(A)は後述するパージ部を開放した状態を示す断面図
であり、図4(B)は後述する内外配管接続部とろう付
部とを開放した状態を示す断面図である。本発明による
三方弁は、図1で示すように、外周面にネジ部1aを螺
刻した内外配管接続部1と、同内外配管接続部1に対向
して設けられ、チャージポート弁8を摺動自在に収容し
た収容部3aと、同収容部3aに連なるチャージ孔3b
とからなるパージ部3と、これら内外配管接続部1とパ
ージ部3とに直交して設けられ、弁座2aを形成したろ
う付部2と、同ろう付部2と対向して設けられ、シャフ
ト6を回動自在に支承した弁棒部4と、前記ろう付部2
と前記弁棒部4との間で進退自在に支持された弁体5と
から構成されている。
うに、前記弁棒部4及び前記ろう付部2の内径より若干
小径とした円柱状に形成され、上下にOリング7を嵌合
する嵌合溝5bを設けている。同嵌合溝5bの間には上
下方向に突設されたガイドリブ5eと、前記チャージポ
ート弁8の後端部を収容する収容溝5cと、同収容溝5
cの下端に連なる斜面に形成され前記チャージポート弁
8の後端部を押圧する押圧部5dとが形成され、前記ガ
イドリブ5eが、前記弁棒部4と前記ろう付部2との内
壁に形成されたガイド溝2bによりガイドされることに
より、前記弁体5は自転しないようになっている。ま
た、前記弁体5の上面中央部には雌ネジ部5fが螺刻さ
れ、下端部には円錐状に形成され前記弁座2aに押圧さ
れる弁部5aが設けられている。
は、上端に円盤状の支持板6aを形成し、同支持板6a
を前記弁棒部4の内壁に設けられたガイド溝4bに案内
されることにより回動自在に支承されている。また、上
端に六角レンチが挿入される六角孔6cを設けるととも
に、下部の外周面に形成した雄ネジ部6bを前記弁体5
の雌ネジ部5fに螺合させており、前記六角孔6cに六
角レンチを挿入し前記シャフト6を回動させることによ
り、前記弁体5は上下に進退するようになっている。
尚、前記シャフト6の操作後、前記バルブポート4には
キャップ4cが係合されるようになっている。
チャージポート弁8を摺動自在に収容した収容部3a
と、同収容部3aに連なり外部に空気あるいは冷媒を放
出するチャージ孔3bとが設けられている。前記チャー
ジポート弁8は、図3(A)及び図3(B)で示すよう
に、円柱状部8aと、同円柱状部から8aから放射状に
延出された複数のフィン部8bと、前記円柱状部8aの
一側から突設された円錐状の弁部8dとからなり、前記
フィン8bの外接面を前記収容部3aの内壁に当接させ
ており、これらフィン8b間に、空気あるいは冷媒が通
り抜ける隙間8cが形成されている。また、円錐状に形
成された前記弁部8dが前記チャージ孔3bに挿入され
ると、同パージ部3b閉鎖されるようになっている。
する。図4(A)で示すように、前記シャフト6を六角
レンチにて回動させ、前記弁体5を最下端まで押し下げ
て前記弁部5aを前記弁座2aに押圧すると前記内外配
管接続部1と前記ろう付部2との間は遮断されるように
なっている。この状態で前記パージ部3に真空ポンプを
接続し、前記内外配管接続部1に接続された配管内に残
留する空気を吸引することにより、残留した空気が前記
弁体5の周囲を廻り込みながら、前記チャージポート弁
8の前記フィン部8b間に形成された前記隙間8cを通
り、前記チャージ孔3aから吸引されるようになってい
る。同様に配管内に残留している冷媒も、前記チャージ
孔3aから外部に吸引されるようになっている。
せ、図4(B)で示すように、前記弁体5を上方に押し
上げると、前記弁部5aが前記弁座2aから離れ、前記
内外配管接続部1と前記ろう付部2との間が開放され、
前記弁体5の前記押圧部5dが前記チャージポート弁8
を押圧し、前記チャージ孔3aに前記弁部8dが挿入さ
れると、前記パージ部3は閉鎖されるようになってい
る。この状態で前記内外配管接続部1から前記ろう付部
2へ、あるいはこの逆に冷媒が通過するようになってい
る。
押圧部を側面に形成した弁体と、前記押圧部に押圧され
チャージ孔を開閉するチャージポート弁とを設けること
により、簡素な構造で、配管内に残留した空気の真空
引、あるいは冷媒の放出を行える、コストの低減した三
方弁とすることができる。
観斜視図である。
ト弁を示す正面図及び側面図である。
とろう付部との間を遮断した状態を示す断面図である。
(B)は本発明による三方弁のパージ部を閉鎖した状態
を示す断面図である。
ブコアを示す正面図である。(B)はその断面図であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 内外配管接続部と、同内外配管接続部に
対向して設けられ、チャージポート弁を摺動自在に収容
したパージ部と、これら内外配管接続部とパージ部とに
直交して設けられ、弁座を備えたろう付部と、同ろう付
部に対向して設けられた弁棒部と、挿入孔を穿設した支
持板と、同支持板の下面に突設された雄ネジ部とからな
り、前記弁棒部に回動自在に支承されたシャフトと、前
記弁棒部から前記ろう付部に渡り進退自在に設けられる
とともに、廻り止め機構を備え、上端に設けた雌ネジ部
に前記シャフトの雄ネジ部を螺合させる一方、前記チャ
ージポート弁の後端部を収容する収容溝及び前記チャー
ジポート弁を前記パージ部に向け押圧する押圧部を設け
た弁体とからなり、 前記挿入孔にレンチを挿入して前記シャフトを回動さ
せ、前記弁体を前記弁座に押圧し、前記内外配管接続部
と前記ろう付部との間を遮蔽し、配管内に残留する空気
あるいは冷媒を前記パージ部から外部に放出する一方、
前記弁体の前記押圧部により前記チャージポート弁を押
圧することにより、前記パージ部を閉鎖してなることを
特徴とする三方弁。 - 【請求項2】 前記シャフトの前記支持板が、前記弁棒
部の内壁に形成されたガイド溝にガイドされる円盤状に
形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の三方
弁。 - 【請求項3】 前記廻り止め機構が、前記弁棒部と前記
ろう付部との内壁に形成されたガイド溝と、前記弁体の
外周面に突設され、前記ガイド溝に案内されるガイドリ
ブとからなることを特徴とする請求項1に記載の三方
弁。 - 【請求項4】 前記弁体の上下にOリングを嵌合する嵌
合溝を形成してなることを特徴とする請求項1に記載の
三方弁。 - 【請求項5】 前記チャージポート弁が、円柱状部と、
同円柱状から放射状に延出された複数のフィン部と、前
記円柱状部の一側に突設され前記チャージ孔を開閉する
弁部とからなり、前記フィン部の間に空気あるいは冷媒
が通過する隙間が形成されてなることを特徴とする請求
項1に記載の三方弁。 - 【請求項6】 前記弁部が円錐状に形成され、同弁部が
前記パージ部に穿設されたチャージ孔に挿入され前記パ
ージ部を閉鎖してなることを特徴とする請求項6に記載
の三方弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238614A JP2003049960A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 三方弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238614A JP2003049960A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 三方弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003049960A true JP2003049960A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19069497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001238614A Ceased JP2003049960A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 三方弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003049960A (ja) |
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- 2001-08-07 JP JP2001238614A patent/JP2003049960A/ja not_active Ceased
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