JP2003049791A - ポンプ設備 - Google Patents

ポンプ設備

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Publication number
JP2003049791A
JP2003049791A JP2001234581A JP2001234581A JP2003049791A JP 2003049791 A JP2003049791 A JP 2003049791A JP 2001234581 A JP2001234581 A JP 2001234581A JP 2001234581 A JP2001234581 A JP 2001234581A JP 2003049791 A JP2003049791 A JP 2003049791A
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JP
Japan
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flange surface
pump
port
discharge port
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001234581A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着脱式水中ポンプの昇降作動が円滑に行われ
てその操作性に優れ、装着時におけるポンプ部分の横振
れを防止して圧洩れを生じることのない、ポンプ設備を
提供する。 【構成】 着脱式水中ポンプ6の側開型吐出口13のフ
ランジ面と、貯留槽1内の側開型排水口3のフランジ面
との衝き合せ面に、係挿溝11a(11c)と凸子11
b(11d)からなる横振れ防止機構を設け、ポンプ装
着時には凸子11b(11d)が係挿溝11a(11
c)に係入し、ポンプ引き上げ時には凸子11b(11
d)が係挿溝11a(11c)から離脱するよう構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、例えばマンホールやゲー
トポンプ設備など、着脱式水中ポンプを用いたポンプ設
備関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来の脱着式ポンプ設備にお
いては図5に示すよう、貯留槽100内に立設された昇
降ガイド500に沿ってポンプ600が下降したとき、
吐出口130の上方部に付設された係止爪150が送出
口300のフランジ上縁部に係止して、吐出口130の
フランジ面が送出口300のフランジ面へ衝合する。つ
まり、ポンプ600は上記係止部の一点のみで支えられ
た横振れの生じ易い状態となる。
【0003】更に、この種の着脱式ポンプ設備ではポン
プの昇降作動を円滑に行わせるために、昇降ガイド50
0と係合子700との嵌合部におけるクリアランスCを
大きくすることが必要である。そしてこのクリアランス
Cの存在が、前記一点支持構造と相俟って、次のような
場合にポンプ部分の横振れを起し、図6に示すようポン
プ吐出口130の口心が送出口300の口心からずれる
ことにより、ポンプ駆動時の吐出圧が送出口300のフ
ランジ面に作用して衝合面からの圧洩れを助長させるこ
とになる。
【0004】例えば攪拌槽など強い水流の発生する槽内
ではその水流の作用により、また、浮遊物の多い槽内で
はその浮遊物の衝突によって、ポンプに外力が加わるた
め衝合面にずれを生じるが、衝突した浮遊物が絡み付く
ことで更に水流の影響を大きく受けて衝合面のずれは増
大する。また、ポンプの吐出圧が大きな場合や、ポンプ
重量が軽い場合などでは、外力の影響を特に大きく受け
ることになる。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、着脱式水中ポンプの衝
合面がポンプ設置時および装着期間中においてずれるこ
となく、しかも、昇降作動が円滑にかつ精度良く行われ
て圧洩れも助長されず、その操作性に優れているポンプ
設備を提供することにある。
【0006】
【発明の構成】本発明に係る請求項1記載のポンプ設備
においては、貯留槽内に開口された側開型の排水口フラ
ンジ面に上縁から導下状に縦設された係挿溝を有し、着
脱式水中ポンプの吐出口を前記排水口と対向する側開型
に開口させ、該吐出口のフランジ面の上方部には前記係
挿溝に係入する凸子が設けられ、貯留槽内へ縦設された
昇降ガイドに沿って前記着脱式水中ポンプを下降させる
ことにより、該ポンプの吐出口のフランジ面が前記排水
口のフランジ面に衝合すると共に、吐出口側フランジ面
の凸子が前記排水口側フランジ面の係挿溝へ係入し、引
き上げ時には着脱式水中ポンプが昇降ガイドに沿って上
昇し、吐出口側フランジ面が排水口側フランジ面から離
隔すると共に、吐出口側フランジ面の凸子が排水口フラ
ンジ面から離脱するよう構成した。
【0007】また、本発明に係る請求項2記載のポンプ
設備においては、貯留槽内に開口された側開型の排水口
と対向するよう着脱式水中ポンプの吐出口を側開型に開
口させ、該吐出口のフランジ面には下縁から上導状に縦
設された係挿溝を有し、該係挿溝と係入する凸子が排水
口のフランジ面の下方部に設けられ、貯留槽内へ縦設さ
れた昇降ガイドに沿って前記着脱式水中ポンプを下降さ
せることにより、該ポンプの吐出口のフランジ面が前記
排水口のフランジ面に衝合すると共に、吐出口側フラン
ジ面の凸子が前記排水口側フランジ面の係挿溝へ係入
し、引き上げ時には着脱式水中ポンプが昇降ガイドに沿
って上昇し、吐出口側フランジ面が排水口側フランジ面
から離隔すると共に、吐出口側フランジ面の凸子が排水
口フランジ面から離脱するよう構成した。
【0008】
【実施例】以下実施例の図1ないし図4により説明をす
る。
【0009】1は流入水の貯留および排出に供せられる
貯留槽、2は貯留槽1内へ導入された流入口、3は貯留
槽1内で側開型に開口された排水口、3pは排水口3か
ら槽外へ導延された排水管、4は排水管3pに付設され
た仕切弁、5は貯留槽1内に縦設された昇降ガイドであ
り、これらは槽内常設部分である。6は昇降ガイド5に
係合子7を係合させて昇降する着脱式水中ポンプ、12
は該水中ポンプ6の吸込口、13は吐出口であり、ポン
プケーシング10の一側から上導されて前記排水口3と
離接自在に対向する側開型に形成されている。14は逆
止弁である。
【0010】そしてポンプ装着後における横振れ防止策
の一態様として、排水口3のフランジ面の上縁から導下
状に係挿溝11aを縦設し、ポンプ吐出口13のフラン
ジ面の上方部には該係挿溝11aと挿脱自在に係挿され
る凸子11bを設ける。また、横振れ防止策の別の態様
として、ポンプ吐出口13のフランジ面の下縁から上導
状に係挿溝11cを縦設し、排水口3のフランジ面の下
方部には該係挿溝11cと挿脱自在に係挿される凸子1
1dを設ける。係挿溝11aおよび11cは始端部で溝
巾が広く終端部では凸子11bおよび11dとほぼ同巾
に狭められた形状とすることが望ましい。凸子11bお
よび11dは、キー状、ピン状あるいは螺装されたビス
であってもよい。
【0011】
【作用】昇降ガイド5に沿った着脱式水中ポンプ6の下
降限において、該ポンプの吐出口13のフランジ面が、
貯留槽1内の排水口3のフランジ面を衝合し、同時に、
図3のように吐出口13側フランジ面の凸子11bが、
それと対向するフ排水口3側フランジ面の係挿溝11a
へ係入し、または図4のように排水口3側フランジ面の
凸子11dが、それと対向する吐出口13側フランジ面
の係挿溝11cへ係入して、ポンプ装着後における横振
れ防止の作用をする。そして引き上げ時には、着脱式水
中ポンプ6が昇降ガイド5に沿って上昇し、吐出口13
側フランジ面が排水口3側フランジ面から離隔すると共
に、吐出口13側フランジ面の凸子11bが排水口3側
フランジ面の係挿溝11aから離脱し、または排水口3
側フランジ面の凸子11dが吐出口13側フランジ面の
係挿溝11cから離脱する。
【0012】
【発明の効果】本発明ポンプ設備によれば、フランジ衝
合面の係挿溝と凸子の係入により、衝合面にかかる側方
向の外力を支えることができ、ずれが防止される。また
係挿溝を始端部で溝巾が広く終端部で凸子とほぼ同巾に
狭めた形状として昇降ガイドの役割を持たせることで、
昇降ガイドと係合子との嵌合部にけるクリアランスを大
きくすることができ、昇降作動が円滑にかつ精度良く行
われて圧洩れも助長されず、その操作性に優れていると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ポンプ設備の要部縦断側面図であっ
て、ポンプ引き上げ時の状態を示す。
【図2】 本発明ポンプ設備のポンプ装着時における吐
出口と排水口との衝合状態を示した要部断面図である。
【図3】 本発明ポンプ設備における排水口のフランジ
面の係挿溝に吐出口のフランジ面の凸子が係入している
状態を示した説明図。
【図4】 本発明ポンプ設備における吐出口のフランジ
面の係挿溝に排水口のフランジ面の凸子が係入している
状態を示した説明図。
【図5】 従来の係止爪による接離機構を備えたポンプ
設備の要部側面図である。
【図6】 従来の係止爪による接離機構を備えたポンプ
設備のポンプ装着時における横振れ状態を示した説明
図。
【符号の説明】
1 貯留槽 3 排水口 5 昇降ガイド 6 着脱式水中ポンプ 11a 係挿溝 11b 凸子 11c 係挿溝 11d 凸子 13 吐出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留槽内に開口された側開型の排水口の
    フランジ面に上縁から導下状に縦設された係挿溝を有
    し、着脱式水中ポンプの吐出口を前記排水口と対向する
    側開型に開口させ、該吐出口のフランジ面の上方部には
    前記係挿溝に係入する凸子が設けられ、貯留槽内へ縦設
    された昇降ガイドに沿って前記着脱式水中ポンプを下降
    させることにより、該ポンプの吐出口のフランジ面が前
    記排水口のフランジ面に衝合すると共に、吐出口側フラ
    ンジ面の凸子が前記排水口側フランジ面の係挿溝へ係入
    し、引き上げ時には着脱式水中ポンプが昇降ガイドに沿
    って上昇し、吐出口側フランジ面が排水口側フランジ面
    から離隔すると共に、吐出口側フランジ面の凸子が排水
    口側フランジ面から離脱するよう構成したことを特徴と
    するポンプ設備。
  2. 【請求項2】 貯留槽内に開口された側開型の排水口
    と対向するよう着脱式水中ポンプの吐出口を側開型に開
    口させ、該吐出口のフランジ面には下縁から上導状に縦
    設された係挿溝を有し、該係挿溝と係入する凸子が排水
    口のフランジ面の下方部に設けられ、貯留槽内へ縦設さ
    れた昇降ガイドに沿って前記着脱式水中ポンプを下降さ
    せることにより、該ポンプの吐出口のフランジ面が前記
    排水口のフランジ面に衝合すると共に、吐出口側フラン
    ジ面の凸子が前記排水口側フランジ面の係挿溝へ係入
    し、引き上げ時には着脱式水中ポンプが昇降ガイドに沿
    って上昇し、吐出口側フランジ面が排水口側フランジ面
    から離隔すると共に、吐出口側フランジ面の凸子は排水
    口側フランジ面から離脱するよう構成したことをを特徴
    とするポンプ設備。
JP2001234581A 2001-08-02 2001-08-02 ポンプ設備 Pending JP2003049791A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4886426A (en) * 1988-01-25 1989-12-12 Surinak John J Submergible pump connecting ejector adapter and guide rail assembly
JPH0258194U (ja) * 1988-10-20 1990-04-26
JPH0262192U (ja) * 1988-10-31 1990-05-09

Patent Citations (3)

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