JP2002167850A - ポンプ設備 - Google Patents

ポンプ設備

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JP2002167850A
JP2002167850A JP2000368008A JP2000368008A JP2002167850A JP 2002167850 A JP2002167850 A JP 2002167850A JP 2000368008 A JP2000368008 A JP 2000368008A JP 2000368008 A JP2000368008 A JP 2000368008A JP 2002167850 A JP2002167850 A JP 2002167850A
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JP
Japan
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discharge port
pump
storage tank
locking
detachable
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JP2000368008A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
Kazuo Iizaka
一夫 飯坂
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Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】底面積の小さな貯留槽内に着脱式排水ポンプを
装備でき、ポンプ運転時に圧洩れを生じることがなく、
且つメンテナンスの作業性にも優れたポンプ設備を提供
すること。 【構成】貯留槽1内に立設された昇降ガイド5aと係合
する係合子5bを設けた着脱式排水ポンプ8の吐出口9
から竪管10を上導し、該竪管10の上端部を貯留槽1
の排出口3と離設自在に対向する送出口11に形成し、
排出口3の周辺部に形成された係止縁4aと係脱自在に
係止する係止爪4bを送出口11の周辺部に付設し、排
出口3の口縁と送出口11の口縁とが衝合した位置にお
いて送出口11側の係止爪4bが排出口3側の係止縁4
aに係止するよう構成し、望ましくは、竪管10に逆止
弁12を付設した構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、マンホールなど流入汚水
の貯留および排出に供せられる貯留槽内へ、着脱式排水
ポンプを装脱させるためのポンプ設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、着脱式排水ポンプを貯
留槽内の常設部分へ接続させるについては図3および図
4に示すよう、基礎ボルトで槽底面に固定されたL字型
の着脱ベンドBの側端開口面をポンプ吐出口109と対
向する送出口111となし、上端開口部から上導された
吐出管110の上導終端部を貯留槽101の前壁面に開
口された排出口103へボルトで接続させ、着脱ベンド
B上に立設された昇降ガイド105aに係合子105b
を係合させて下降する着脱式排水ポンプ108の下降限
において、ポンプ吐出口109の上縁にある係止爪10
4bが送出口111の上縁104aに係止してポンプ吐
出口109と送出口111とが衝合し、着脱式排水ポン
プ108は着脱ベンドBの後方に連結された態様とな
る。
【0003】また、着脱式排水ポンプ108の引揚げ時
には係止爪104bが送出口111の上縁104aから
離脱してポンプ吐出口109と送出口111とが分離す
る。そして貯留槽101内には着脱ベンドB、吐出導管
110および昇降ガイド105aが常設部分として残存
することになるが、吐出導管110に逆止弁112が付
設されている場合には該逆止弁112も貯留槽101内
に残存すことになる。
【0004】残留汚水から発生する硫化水素等の悪臭防
止の見地から、また、施工コスト縮減の理由からも、貯
留槽の底面積は可及的に小さくすることが望ましい。し
かし着脱ベンドBの後方に着脱式排水ポンプ108が連
結される上述の構造では貯留槽101の底面積を小さく
することは困難である。
【0005】また、ポンプの機能の面についても、非着
脱式の排水ポンプではポンプ吐出口と送出口とがパッキ
ンを介してフランジ接合により、ボルト締めを施して結
合されるため、ポンプ運転時において圧洩れを生じるこ
とはない。しかし着脱式排水ポンプでは前述のように、
係止爪104bの係止のみによってポンプ吐出口109
と送出口111とが衝合するに過ぎず、且つ該衝合面よ
りも離れた上方にポンプ重心が存在するため、ポンプ運
転時の吐出圧によって該衝合面の上方部から圧洩れを生
じることになる。
【0006】一般に、この種のポンプ設備におけるメン
テナンスは、着脱式排水ポンプ108と逆止弁112に
ついて行われる。そして着脱式排水ポンプ108は昇降
ガイド105aにより槽外へ引揚げてオイル量を確認し
損耗部品の交換を行えるのに対し、逆止弁112は作業
者が、硫化水素等のガスの残存している貯留槽101内
へ降りて吐出導管110中から取外し、更に点検カバー
を開いて内部点検および異物の除去を行わねばならない
ため、極めて作業性が悪いものである。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、上述のような従来の欠
点を払拭して、底面積の小さな貯留槽内に着脱式排水ポ
ンプを装備でき、ポンプ運転時に圧洩れを生じることが
なく、且つメンテナンスの作業性にも優れたポンプ設備
を提供することにある。
【0008】
【発明の構成】本発明に係るポンプ設備では、貯留槽内
に立設された昇降ガイドと係合する係合子を設けた着脱
式排水ポンプの吐出口から竪管を上導し、該竪管の上端
部を貯留槽の壁面に開口された側開型の排出口と離設自
在に対向する側開型の送出口に形成し、排出口の周辺部
に形成された係止縁と係脱自在に係止する係止爪を送出
口の周辺部に付設し、排出口の口縁と送出口の口縁とが
衝合した位置において送出口側の係止爪が排出口側の係
止縁に係止するよう構成したことを特徴とし、更に望ま
しくは、吐出口から上導された竪管に逆止弁を付設した
構造とする。
【0009】
【実施例】以下実施例の図1および図2により説明をす
る。
【0010】1はマンホールなど流入汚水の貯留および
排出に供せられる貯留槽、2は貯留槽1の後壁面に設け
れれた汚水の流入口、3は貯留槽1の前壁面に設けられ
た汚水の排出口であって、周辺部をフランジ状とする側
開型に形成すると共に後述する係止爪4bの係止する係
止縁4aが付設されている。5aは前記排出口3の付近
から上導するようにして貯留槽1内に立設された昇降ガ
イドであり、これらは槽内常設部分である。6は排出口
3から槽外へ導延された排出管、7は排出管6に付設さ
れた仕切弁である。8は前記昇降ガイド5aと係合する
係合子5bを設けた着脱式排水ポンプであって、その吐
出口9から竪管10を上導し、該竪管10の上端部を前
記排出口3と離設自在に対向する側開型の送出口11に
形成すると共にそのフランジ状周辺部には前記係止縁4
aと係脱自在に係止する係止爪4bが付設されている。
そして排出口3の口縁と送出口11の口縁とが衝合した
位置において送出口11側の係止爪4bが排出口3側の
係止縁4aに係止するような構成とする。12は逆止弁
であり、排出管6に付設してもよいが、竪管10に付設
することが望ましい。
【0011】
【作用】昇降ガイド5aに係合子5bを係合させて下降
する着脱式排水ポンプ8の下降限において、排出口3の
口縁と送出口11の口縁とが衝合し、送出口11側の係
止爪4bが排出口3側の係止縁4aに係止して着脱式排
水ポンプ8が貯留槽1内に装備される。管路の曲がりが
急な場合や流速が大きいと、内部の流体は管中央では流
速が大きく遠心力も大きく、管壁近くの流体は流速が小
さく遠心力も小さいので、管中央の流体は曲がり外側に
動き管壁近くの流体は曲がり内側に動くことになり、従
ってポンプ駆動時には吐出圧の作用と相俟って前記衝合
面に開きを生じようとするが、本発明の構成により着脱
式排水ポンプ8の重心が前記衝合面に近く且つそれより
も遥か下方に存在するため、テコの原理により送出口1
1側の浮き上がり荷重を減殺して衝合面の密封が増大
し、圧洩れを生じさせることはない。また、着脱式排水
ポンプ8の引揚げ時には係止爪4bが係止縁4aから離
脱して送出口11と排出口3とが分離する。そして貯留
槽1内には昇降ガイド5aのみが常設部分として残存す
るに過ぎない。竪管10に逆止弁12が付設されている
場合には該逆止弁12も着脱式排水ポンプ8と共に槽外
へ引揚げられることになる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、従来のような着脱ベン
ドを介することなく、ポンプ吐出口9より上導して開口
された送出口11が汚水の排出口3と直接離接する構造
となっているため、省スペース化されて底面積の小さな
貯留槽1にも着脱式排水ポンプ8を装備させることがで
き、また、槽内常設部分となるのは昇降ガイド5aのみ
であり槽底部に荷重がかからず、且つ基礎ボルト等の打
込みを要しないため槽底部のスラブ厚さが薄くても防水
性が確保され、設備コストを著しく低減させることがで
きる。そして装着時における着脱式排水ポンプ8の重心
は、送出口11と排出口3との衝合面に近く且つそれよ
りも遥か下方に位置するため、ポンプ運転時の吐出圧に
よって圧洩れが生じるようなおそれもない。また、貯留
槽1に固定される部材を減らせたことにより槽内におけ
る異物の付着も少なくなって衛生的な槽を維持すること
ができる。更にまた、逆止弁12の付設位置を竪管10
とすることにより該逆止弁12は着脱式排水ポンプ8と
一体的に引揚げて槽外において点検や異物の除去が容易
に行われるので、人が入れないサイズの小さな槽を設備
対象とした場合でもメンテナンス性は万全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ポンプ設備の構成を略示した説明図であ
って、着脱式排水ポンプ下降時の状態を示す。
【図2】本発明ポンプ設備の構成を略示した説明図であ
って、着脱式排水ポンプ上昇時の状態を示す。
【図3】従来におけるポンプ設備の構成を略示した説明
図であって、着脱式排水ポンプ下降時の状態を示す。
【図4】従来におけるポンプ設備の構成を略示した説明
図であって、着脱式排水ポンプ上昇時の状態を示す。
【符号の説明】
1 貯留槽 3 排出口 4a 係止縁 4b 係止爪 5a 昇降ガイド 5b 係合子 8 着脱式排水ポンプ 9 吐出口 10 竪管 11 送出口 12 逆止弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留槽内に立設された昇降ガイドと係合
    する係合子を設けた着脱式排水ポンプの吐出口から竪管
    を上導し、該竪管の上端部を貯留槽の壁面に開口された
    側開型の排出口と離設自在に対向する側開型の送出口に
    形成し、排出口の周辺部に形成された係止縁と係脱自在
    に係止する係止爪を送出口の周辺部に付設し、排出口の
    口縁と送出口の口縁とが衝合した位置において送出口側
    の係止爪が排出口側の係止縁に係止するよう構成したこ
    とを特徴とするポンプ設備。
  2. 【請求項2】 吐出口から上導された竪管に逆止弁が付
    設されていることを特徴とする、請求項1記載のポンプ
    設備。
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