JP2018091160A - 水中ポンプ及び悪臭防止型排水設備 - Google Patents

水中ポンプ及び悪臭防止型排水設備 Download PDF

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要 栗田
博 打田
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博 打田
美帆 磯野
Miho Isono
美帆 磯野
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剣明 カク
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Abstract

【課題】インペラ内に残った残留汚水によってピットが汚染されることを抑制しつつ、モータとインペラをポンプケーシング13から着脱できる水中ポンプを提供する。【解決手段】水中ポンプ10は、ポンプ用インペラ23を収容するポンプケーシング13と、ポンプ用インペラ23を駆動するモータ20を収容するモータケーシング22と、ポンプケーシング22の上部に配置されたケーシングフランジ14とを備える。ケーシングフランジ14の上部の開口部の面積は、ケーシングフランジ1の下部の開口部の面積より大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、水中ポンプ及び悪臭防止型排水設備に係り、特に汚水処理用の水中ポンプ及び悪臭防止型排水設備に関するものである。
ポンプには、水中ポンプと陸上ポンプ等がある。水中ポンプは、水等の液体中で運転可能なポンプである。水中ポンプには、気中運転可能なポンプがある。気中運転可能な水中ポンプは、水中ポンプのモータ部が液体中に没していなくてもポンプ運転可能なポンプである。陸上ポンプは、水等の液体中では、運転不可能なポンプである。陸上ポンプは、モータ部に液体に対する気密性がないため、モータ部が液体に浸かる場所では使用不可である。
水中ポンプには、汚水槽(汚水ピット)の内部または外部に設置される汚水処理用の水中ポンプがある。汚水ピットの外部に配置される水中ポンプは、槽外型汚水ポンプと呼ばれる。槽外型汚水ポンプには、ドライピット内に配置された槽外型汚水ポンプがある。ここでドライピットとは、汚水があふれても大丈夫なように、防水加工がされているピットである。
また、ドライピットの一種にビルピットがある。ビルピットとは、建物の地下に設置され、下水道管よりも低い位置に設置された排水槽である。建物内にて使用された汚水は自然流下にてビルピット(排水槽)内の汚水槽に流下する。そして、汚水ポンプに槽内型汚水ポンプを用い、汚水槽内の汚水を下水道管へ圧送する。
ビルピット及び汚水ポンプに関しては、いくつかの問題がある。第1に、ビルピット内は、汚水槽から汚水が溢れ出していたり、汚水による有毒ガスが発生していることがある。槽内型汚水ポンプのメンテナンスや交換のためにビルピットに降りる場合、最初に清掃業者が清掃を行い、安全が確保された後に、ポンプのメンテナンス担当がビルピットにて作業する。安全性と、清掃作業の簡単化のために、ビルピット内は、汚水による汚染を、可能な限り抑制することが望ましい。
水中ポンプは、上述のように、汚水槽内に配置される。ポンプが汚水槽内に配置されるため、通常、汚水槽内での作業を容易にするために、ポンプ用昇降装置が、汚水槽内に設置されている。昇降装置は、汚水槽内の一定の位置で、ポンプを着脱できる。昇降装置は、ポンプを汚水槽から引き上げたり、ポンプを汚水槽に戻すことが可能であり、ポンプの設置、引き上げ、及び点検を容易にする。
しかし、昇降装置は、昇降装置本体やガイド機構から構成されており、昇降装置のための設置スペースを汚水槽内に確保することや、昇降装置の経費が発生する。これが第2の問題である。
また、汚水ポンプでは、配管と、ポンプのケーシングが固定されている。汚染されているビルピット内で、配管をポンプケーシングから外し、その後、ポンプケーシングを引き上げることは容易ではない。ビルピット内での作業は、可能な限り抑制することが望ましい。これが第3の問題である。
特許4455742号 特許4577940号
本発明の一形態は、このような問題点を解消すべくなされたもので、その目的は、インペラ内に残った残留汚水によってピットが汚染されることを抑制しつつ、モータとインペラをポンプケーシングから着脱できる槽外型水中ポンプを提供することである。
また、本発明の別の一形態の目的は、昇降装置を必要としない水中ポンプを提供することである。
また、本発明のさらに別の一形態の目的は、水中ポンプから配管を外すことなく、水中ポンプを、ビルピット等から引き上げられ、点検後、容易に元の位置へ水中ポンプを戻すことができる水中ポンプを提供することである。
上記課題を解決するために、第1の形態では、ポンプ用インペラを収容するポンプケーシングと、前記ポンプ用インペラを駆動するモータを収容するモータケーシングと、前記ポンプケーシングの上部に配置された液体受容部とを備え、前記液体受容部の上部の開口部の面積は、前記液体受容部の下部の開口部の面積より大きい水中ポンプという構成を採っている。
本実施形態では、ポンプケーシングの上部に配置された液体受容部の上部の開口部の面積は、液体受容部の下部の開口部の面積より大きい。モータとインペラを、ポンプケーシングから取り外す際に、インペラ内に残った残留汚水は、上方に向けて広がっている液体受容部によって、容易に受容できる。結果として、ピットに汚水が漏れることが低減し、ピットが汚染されることが抑制される。
第2の形態では、前記液体受容部は、前記液体受容部の上部から下部に向かって、先細になっているという構成を採っている。第3の形態では、前記液体受容部の形状は、円錐台状であるという構成を採っている。
第4の形態では、前記水中ポンプは、前記モータケーシングの下部に配置されたモータフランジを備え、前記モータフランジの外面の形状は、前記液体受容部の内面の形状と適合した形状であるという構成を採っている。本実施形態では、モータフランジと、液体受容部との間で水中ポンプを分解できる。すなわち、モータフランジと、液体受容部との間でモータケーシングをポンプケーシングから取り外すことができる。ケーシングから配管を外すことなくモータとインペラのみを引き上げることが可能である。
水中ポンプの点検後に、モータケーシングをポンプケーシングに取り付ける際に、液体受容部の内面が、モータフランジの外面をガイドすることができる。結果として、昇降装置を必要としない水中ポンプを提供できる。また、水中ポンプの点検後、容易に元の位置へモータとインペラを戻すことができる。
第5の形態では、前記モータフランジと前記液体受容部とを互いに固定するための固定具が取り付け可能な位置に、前記位置を示すための位置表示部を前記モータフランジは有するという構成を採っている。
第6の形態では、前記液体受容部は、薄板であるという構成を採っている。
第7の形態では、前記液体受容部は、前記ポンプケーシングとは、別箇独立な部材であり、前記水中ポンプは、前記液体受容部の、前記ポンプケーシングに対する位置のずれを防止する位置限定部を備えるという構成を採っている。
第8の形態では、上記の水中ポンプを含み、前記水中ポンプは、汚水を排出可能であり、前記液体受容部は、前記汚水を受容可能であり、悪臭を防止可能である、ことを特徴とする悪臭防止型排水設備という構成を採っている。
図1は、一実施形態に係る水中ポンプ10の基本構成を示す図である。 図2は、水中ポンプ10の別の実施形態を示す図である。 図3は、一実施形態によるポンプを、建築物の地下部分に形成された、悪臭防止型排水設備に適用した一実施形態の全体構成例を示す。 図4は、一実施形態による排水設備のポンプ付近を拡大して示す側面図である。 図5は、図4のポンプを開口部の上方から見た図である。 図6は、図4におけるポンプとポンプケーシングとが分離された状態を示す側面図である。 ポンプをピット内の配管から取り外す手順を示すフローチャートである。 ポンプをピット内の配管に接続する手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同一または相当する部材には同一符号を付して重複した説明を省略する。図1は、本実施形態に係る水中ポンプ10の基本構成を示す図である。水中ポンプ10は、ポンプ用インペラ23を収容するポンプケーシング13と、ポンプ用インペラ23を駆動するモータ20を収容するモータケーシング22とを有する。水中ポンプ10は、さらに、ポンプケーシング13の上部に配置されたケーシングフランジ(液体受容部)14を有する。
ケーシングフランジ14の上部の内径L1は、ケーシングフランジ14の下部の内径L2より大きい。従って、ケーシングフランジ14の上部の開口部の面積は、ケーシングフランジ14の下部の開口部の面積より大きい。ケーシングフランジ14は、ケーシングフランジ14の上部から下部に向かって、先細になっている。一実施形態として、ケーシングフランジ14の形状は、円錐台状であるが、これに限定されず、四角錐や、上部が大きい四角、下部が小さい四角の先細など、他の形状でもよい。水中ポンプ10は、モータケーシング22の下部に配置されたモータフランジ17を備え、モータフランジ17の外面の形状は、ケーシングフランジ14の内面の形状と適合した形状である。モータフランジ17とケーシングフランジ14は、本実施例では、鋳物である。
モータフランジ17とケーシングフランジ14とを互いに固定するためのケーシングボルト(固定具)18が取り付け可能な位置に、位置を示すための位置表示部24をモータフランジ17は有する。位置表示部24は、例えば、ケーシングボルト18を取り付けるための孔の周囲を囲むように設けられた円形の表示部である。位置表示部24には、例えば蛍光塗料が円形に、モータフランジ17の上面に塗布されている。
水中ポンプ10は、地下ピット19内に設置されている汚水槽26の槽外に設けられている。ポンプケーシング13は、吐出配管15と吸込配管16に接続されている。吸込配管16の一端は汚水槽26に取り付けられている。吐出配管15は下水管に接続されてい
る。ポンプケーシング13は、吐出配管15と吸込配管16に固定されている。ケーシングフランジ14とモータフランジ17は逆截頭円錐状になっている。モータ20の下端にはインペラ23が取り付けられている。
ケーシングフランジ14とモータフランジ17を固定しているケーシングボルト18を取り外すことによって、ポンプケーシング13からモータ20とインペラ23を引き抜くことができる。その際、インペラ23に残った汚水が飛散し、地下ピット19を汚す可能性がある。ケーシングフランジ14によって飛沫が地下ピット19に飛び散ることが抑制される。ケーシングフランジ14は逆截頭円錐状になっているため、ケーシングフランジ14によって受容された汚水は、ケーシングフランジ14の内面の円錐面を伝って、ポンプケーシング13へ戻される。ケーシングボルト18の取り外し/取り付けは、地下ピット19の上方にある建物の地下部分から、例えば、長さ3mから4mの長いドライバを用いて固定することができる。
昇降装置により、地下ピット19内に設置された水中ポンプを地下ピット19から地下ピット19の外部に引き揚げて、水中ポンプを点検または交換する。昇降装置を利用することにより、水中ポンプを、地下ピット19の上方にある建物の地下部分にて、メンテナンスすることが可能となる。本実施形態では、水中ポンプ10を吊上具28で建物の地下部分に引き上げる際には、水中ポンプ10内の汚水にて地下ピット19が汚れないように、以下の作業を行う。
(1)吸込配管16に設けられているバルブ(図示しない)を閉める。バルブは、電磁弁を有し、建物の地下部分から開閉可能である。
(2)ケーシングボルト18をケーシングフランジ14から外して、吊上具28にてモータケーシング22とインペラ23を引き上げる。ポンプケーシング13は地下ピット19内に残したままである。
(3)ポンプ脱着時(ポンプケーシング13から外した時)に、ポンプケーシング13に残留した汚水を、小型ポンプ等の回収手段で、所定の場所に回収する。なお、ポンプケーシング13に残留した汚水を、小型ポンプ等で回収せずに、ポンプケーシング13内に放置したままでもよい。
これらの作業により、ポンプ着脱時にピットが汚れることなく、ポンプのメンテナンスや交換のために地下ピット19に降りる必要がなくなる。メンテナンスや点検後に、モータ20とインペラ23をポンプケーシング13へ戻す際、ケーシングフランジ14とモータフランジ17の円錐面がガイドの役割を担う。モータ20及びインペラ23と、ポンプケーシング13の中心位置が、多少ずれたまま、モータ20及びインペラ23を降下させても、最終的にお互いの円錐面同士が合わさる。結果として、モータ20及びインペラ23と、ポンプケーシング13の中心位置が合致して組み合わされる。
汚水槽26の外部に配置された水中ポンプ10において、昇降装置やガイド機構を、水中ポンプ10とは別に設けずに、水中ポンプ10の各部同士の位置合わせをすることができる。また、インペラ23に残った汚水によって地下ピット19を汚すことなく、モータ20とインペラ23をポンプケーシング13から引き抜くことができるので、容易にメンテナンスや点検を行うことができる。
次に、図2により別の実施形態について説明する。本実施形態では、液体受容部は、モータフランジ32とポンプケーシング13の間に設置されている飛散防止板30である。飛散防止板30は、ポンプケーシング13とは、別箇独立な部材である。飛散防止板30の上部の内径L1は、飛散防止板30の下部の内径L2より大きい。従って、飛散防止板30の上部の開口部の面積は、飛散防止板30の下部の開口部の面積より大きい。飛散防止板30は、飛散防止板30の上部から下部に向かって、先細になっている。飛散防止板
30の形状は、円錐台状である。飛散防止板30は、薄板であり、例えば、プラスチック板、又は金属板である。
水中ポンプ10は、飛散防止板30の、ポンプケーシング13に対する位置のずれを防止する植え込みボルト(位置限定部)34を備える。ボルト34は、ポンプケーシング13の上部36に埋め込まれて固定されている。飛散防止板30には、ボルト34に対応する位置に穴が設けられている。飛散防止板30は、ボルト34に挿入されているが、固定はされていない。植え込みボルト34を使用することにより、メンテナンス等のために、モータケーシング22とインペラ23を持ち上げても、飛散防止板30は脱落することがなく、かつ飛散防止板30の位置がずれない。
モータフランジ32には、ボルト34に対応する位置に長穴38が設けられている。メンテナンス等のために、モータケーシング22とインペラ23を取り外し、その後、これらを取り付ける時に、植え込みボルト34と長穴38により、モータケーシング22とインペラ23の位置がずれず、かつ位置合わせが容易になる。
本発明の一実施形態では、悪臭防止型排水設備は、既述の水中ポンプを含む。この水中ポンプは、汚水を排出可能である。また、液体受容部は、水中ポンプから漏れる可能性のある汚水を受容可能である。液体受容部は、汚水の散乱を防ぐことにより、悪臭が広範囲に広がることを防止できる。
図3は、一実施形態によるポンプを、建築物の地下部分に形成された、悪臭防止型排水設備に適用した一実施形態の全体構成例を示す。悪臭防止型排水設備1000は、特に建築物(例えばビル)における公共下水道管よりも低い位置に位置する地階部分Bからの汚水等を公共下水道管80に放流するのに好適に用いることができる。なお、以下の説明では、図1および図2で説明した一実施形態による水中ポンプに関する重複説明は省略する。
図示されるように悪臭防止型排水設備1000は、建築物(例えばビル)100の地階部分Bの下側に設置した排水槽であるピット19内に設けられている。ピット19には、開口部(マンホール)102が形成されており、開口部102には蓋52が取り付けられている。悪臭防止型排水設備1000は、ピット19内に設けられた汚水槽26と、この汚水槽26の外に設置された水中ポンプ10と、を備える。水中ポンプ10は吸込配管16を通じて汚水槽26の流出口50に接続される。
汚水槽26は、全体として略直方体状(箱状)であり、底面12a、側面12b、および上面12cにより画定される内部空間を有している。汚水槽26は、建物の規模および地階部分Bの水の使用量に応じて、汚水の流入量に見合った水を貯留することができ、且つ、予備の容量を備えるように形成されればよい。この汚水槽26には、上面12cに開口部54が形成されており、開口部54は蓋56で覆われている。汚水槽26には、蓋56を貫通して流入管58が内部に挿入されている。流入管58は、地階部分Bより配管され、地階部分Bにおいて発生した汚水等を汚水槽26内に流入させる。ただし、流入管58は、汚水槽26の蓋56とピット19の蓋52とを貫通するものに限定されず、汚水槽26の側面12bまたは上面12cを貫通してもよいし、ピット19の側面または上面を貫通して配管されてもよい。
また、汚水槽26の底面12aに凹部を設け汚水を案内するようにし、この凹部の側面12bの底面近傍に流出口50が設けられてもよい。この場合、水中ポンプ10の吸込配管16の下端の高さは流出口50の下端の高さ以下なるように設計されている。更には、汚水槽26の底面12aには、流出口50から遠いほど高さが大きく、流出口50に近い
ほど高さが小さくなる傾向に傾斜が設けられるものとした。これにより、汚水槽26内の汚水等を更に効果的に流出口50に案内することができ且つ水中ポンプ10の空運転を防ぎ、更には悪臭の発生を防止できる。
なお、汚水槽26は、開口部102からピット19内に搬入可能な小型の複数のパネル部材を結合して形成される小型の水槽とすることができる。または、小型の筒形水槽(バレル)とすることができる。
図4〜図6とともに、一実施形態による、水中ポンプ10の配置、およびモータケーシング22とポンプケーシング13との着脱機構について説明する。図4は、一実施形態による排水設備1000のモータケーシング22付近を拡大して示す側面図である。図5は、図4のモータケーシング22を開口部102の上方から見た図である。図6は、図4におけるモータケーシング22とポンプケーシング13とが分離された状態を示す側面図である。
図4〜図6に示されるように、モータケーシング22は、半径方向外側に延びるフランジ130を備える。かかるフランジ130を介して、モータケーシング22は、締結具であるボルト132によりポンプケーシング13に接続される。図4〜図6の実施形態においては、ボルト132は六角ボルトであるが、アイボルトなど、他のボルトを使用してもよい。図5に示されるように、ボルト132は、ピット19の開口部102から見える位置にある。換言すれば、ボルト132およびボルト132を挿入する穴は、ピット19の開口部102の上方から見た場合に、開口部102が投影される領域内に配置される。そのため、開口部102を介して、ピット19の上層階から工具を使ってボルト132にアクセス可能であり、ピット19内に立ち入らなくてもボルト132を外すおよび締めることが可能になる。なお、ボルト132および/またはボルトを挿入する穴付近に蛍光塗料などを塗り、開口部102からボルト132の位置を視認しやすくなるようにしてもよい。
一実施形態による、モータケーシング22をピット19内のポンプケーシング13から取り外す方法を図6とともに説明する。図7は、モータケーシング22をピット19内のポンプケーシング13から取り外す手順を示すフローチャートである。まず、開口部102の蓋を開けるなどして、モータケーシング22を取り外す準備をする(S100)。次に、必要な工具を利用して、ピット19の上層階から開口部102を介してボルト132を緩める(S102)。工具は、ピット19の上層階からボルト132まで届く寸法である必要がある。ボルト132を緩めたら、モータケーシング22を引き上げて開口部102からピット19の外へ取り出す(S104)。なお、モータケーシング22を引き上げるには、モータケーシング22の上端に設けられた取付部40に鎖などを接続して、クレーン等によりモータケーシング22を引き上げることができる。モータケーシング22をピット19の外へ取り出したら(S106)、モータケーシング22の洗浄や他のメンテナンスをピット19の上層階で行うことができる。
一実施形態による、モータケーシング22をピット19内のポンプケーシング13に接続する方法を説明する。図8は、モータケーシング22をピット内のポンプケーシング13に接続する手順を示すフローチャートである。まず、開口部102の蓋を開け、またモータケーシング22の取付部40に鎖を接続するなどして、モータケーシング22をポンプケーシング13に接続するための準備をする(S200)。次に、クレーンなどを利用して、モータケーシング22を開口部102からピット19内のポンプケーシング13に向かって降ろす(S202)。モータケーシング22をポンプケーシング13の適切な位置に配置したら、必要な工具を利用して、ピット19の上層階から開口部102を介してボルト132を締めてモータケーシング22をポンプケーシング13に固定する(S204)。モータケーシング22をポンプケーシング13に固定できたら、取付部40から鎖
を取り外すなどして、モータケーシング22の設置作業を終了する(S206)。
以上、本発明の実施形態の例について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明には、その均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
10…水中ポンプ
13…ポンプケーシング
14…ケーシングフランジ
15…吐出配管
16…吸込配管
17…モータフランジ
18…ケーシングボルト
19…地下ピット
20…モータ
22…モータケーシング
23…ポンプ用インペラ
24…位置表示部
26…汚水槽
28…吊上具
30…飛散防止板
32…モータフランジ
34…ボルト

Claims (8)

  1. ポンプ用インペラを収容するポンプケーシングと、
    前記ポンプ用インペラを駆動するモータを収容するモータケーシングと、
    前記ポンプケーシングの上部に配置された液体受容部とを備え、
    前記液体受容部の上部の開口部の面積は、前記液体受容部の下部の開口部の面積より大きいことを特徴とする水中ポンプ。
  2. 前記液体受容部は、前記液体受容部の上部から下部に向かって、先細になっていることを特徴とする請求項1記載の水中ポンプ。
  3. 前記液体受容部の形状は、円錐台状であることを特徴とする請求項1または2記載の水中ポンプ。
  4. 前記水中ポンプは、前記モータケーシングの下部に配置されたモータフランジを備え、前記モータフランジの外面の形状は、前記液体受容部の内面の形状と適合した形状であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
  5. 前記モータフランジと前記液体受容部とを互いに固定するための固定具が取り付け可能な位置に、前記位置を示すための位置表示部を前記モータフランジは有することを特徴とする、請求項4項記載の水中ポンプ。
  6. 前記液体受容部は、薄板であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
  7. 前記液体受容部は、前記ポンプケーシングとは、別箇独立な部材であり、
    前記水中ポンプは、前記液体受容部の、前記ポンプケーシングに対する位置のずれを防止する位置限定部を備えることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の前記水中ポンプを含み、前記水中ポンプは、汚水を排出可能であり、
    前記液体受容部は、前記汚水を受容可能であり、悪臭を防止可能である、ことを特徴とする悪臭防止型排水設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021241081A1 (ja) * 2020-05-26 2021-12-02 株式会社荏原製作所 ポンプケーシングおよびポンプ装置

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WO2021241081A1 (ja) * 2020-05-26 2021-12-02 株式会社荏原製作所 ポンプケーシングおよびポンプ装置

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