JP2003293444A - マンホールポンプ施設 - Google Patents

マンホールポンプ施設

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JP2003293444A JP2002092707A JP2002092707A JP2003293444A JP 2003293444 A JP2003293444 A JP 2003293444A JP 2002092707 A JP2002092707 A JP 2002092707A JP 2002092707 A JP2002092707 A JP 2002092707A JP 2003293444 A JP2003293444 A JP 2003293444A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単にマンホール内部を二分割することによっ
て、作業環境を悪臭や有毒ガスから完全に遮断し、補修
作業などを安全かつ快適に行なうことができるととも
に、十分な足場をマンホール内に確保して、安全かつ自
在に補修作業などを行なうことができるマンホールポン
プ施設を提供する。 【解決手段】頂部に開閉可能な進入開口11を有する有
底筒体からなるマンホール12と、マンホール12の内
部空間を下部汚水貯留空間13と上部作業空間14に仕
切り、かつ上面に作業床面15を形成する気密隔壁16
と、外部から汚水18を下部汚水貯留空間13内に流入
させる汚水流入配管17と、下部汚水貯留空間13内の
汚水18を外部に排出するための汚水排出ポンプ19と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理に用いら
れるマンホールポンプ施設に関する。
【0002】
【従来の技術】下水道は、生活環境の改善や水質の保全
を図る上から、不可欠な生活基盤の一部となっており、
その普及は、都市部から農山漁村部へと移行している。
このような地域は、自然環境や社会環境が都市部と異な
り、下水道施設もその地域にあった小規模な施設を必要
としている。現在マンホールポンプ施設もそのような小
規模施設として普及しつつある。
【0003】図7に、従来におけるマンホールポンプ施
設90の1具体例を示す。図示するように、地中に有底
筒状のマンホール91が埋設されており、その頂部に設
けた進入開口88には蓋体(マンホール蓋)89が取り
付けられる。マンホール91の底部92上には汚水排出
ポンプ93が配設されている。また、マンホールの側壁
にはマンホール91内に汚水94を流入させるための汚
水流入配管95が開口している。また、汚水排出ポンプ
93の流出口にはマンホール91の外部と連絡する汚水
吐出管96が接続されている。
【0004】さらに、マンホール91の側壁内面にはガ
イドロッド97が同内面と平行にかつ垂直方向に伸延し
た状態で配設されている。そして、汚水排出ポンプ93
に基端を取り付けたガイド部材98の先端がガイドロッ
ド97に上下方向に摺動自在に取り付けられている。ま
た、マンホール91の側壁内面には上下方向に一定の間
隔を空けて複数のステップ99が取り付けられている。
なお、図中におけるその他の構成要素について説明する
と、100〜103は汚水吐出管96や汚水排出ポンプ
93に取り付けられた各種弁を示しており、100は仕
切弁、101は逆止弁、102は通気弁、103は簡易
エア抜き弁を示す。また、104は汚水排出ポンプ93
を吊り上げるために用いられる吊りチェーンを示す。
【0005】次に上記した構成を有するマンホールポン
プ施設90の作動について説明すると、汚水流入配管9
5を通してマンホール91内に流入した汚水94は中継
施設としてのマンホール91内の下部に貯留される。そ
の後、汚水排出ポンプ93を駆動することによって、貯
留された汚水を、汚水吐出管96を通してマンホールポ
ンプ施設90の下流側に排出することができる。また、
汚水排出ポンプ93が故障した場合は、作業者が進入開
口88を通してマンホール91内に入り、吊りチェーン
104を図示しないクレーンから降ろしてきた吊り具
(図示しない)に係合し、クレーンを作動させることに
よって汚水排出ポンプ93をマンホール91の外部に取
り出し補修を行なう。なお、図7において、105は吊
りチェーン104を係止するためのフックである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のマンホールポンプ施設90は、未だ、以下の解決す
べき課題を有していた。即ち、従来のマンホールポンプ
施設90においては、汚水排出ポンプ93を補修するに
際して、作業者がマンホール91内に進入して、吊りチ
ェーン104を吊り具105に係合したり、汚水排出ポ
ンプ93をガイドロッド97から切り離す等の作業を行
なわねばならない。しかし、マンホール91内は汚水9
4により悪臭が充満しており、かつ有毒ガスが発生して
いる可能性があり、作業者は、劣悪かつ危険な環境下で
の補修作業を強いられることになる。
【0007】また、作業者は、このような補修作業を、
十分な足場を確保できない状態、即ち、ステップ99の
みを用いて行なわねばならず、その面でも補修作業の安
全性を確保することが困難であった。本発明は、このよ
うな課題を解決するためになされたものであり、作業環
境を悪臭や有毒ガスから完全に遮断して、補修作業など
を安全かつ快適に行なうことができるとともに、十分な
足場をマンホール内に確保して、安全かつ自在に補修作
業などを行なうことができるマンホールポンプ施設を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るマンホールポンプ施設は、頂部に開閉可
能な進入開口を有する有底筒体からなるマンホールと、
マンホールの内部空間を下部汚水貯留空間と上部作業空
間に仕切り、かつ上面に作業床面を形成する気密隔壁
と、外部から汚水を下部汚水貯留空間内に流入させる汚
水流入配管と、下部汚水貯留空間内の汚水を外部に排出
するための汚水排出ポンプとを具備することを特徴とす
る。
【0009】上記したように、上部作業空間は汚水が流
入する下部汚水貯留空間から完全に気密状態で遮断され
ている。従って、下部汚水貯留空間において発生する悪
臭や有毒ガスが上部作業空間内に流入することがなく、
作業者は汚水排出ポンプの補修作業などを安全、容易か
つ快適に行なうことができる。しかも、気密隔壁は、そ
の上面に十分な広さの作業床面を形成することができる
ので、作業者は、十分な足場を確保しながら、汚水排出
ポンプの補修作業等を行なうことができ、この面からも
補修作業の安全性を十分に確保できる。さらに、単にマ
ンホール内部を気密隔壁によって二分割するのみでマン
ホールポンプ施設を構築できるので、安価に安全かつ快
適な作業環境を有するマンホールポンプ施設を構築でき
る。
【0010】また、本発明は、汚水排出ポンプを気密隔
壁上に設置し、汚水排出ポンプの吸引口に、下端開口部
を下部汚水貯留空間内の汚水内に浸漬する汚水吸上管の
上端開口部を連通連結したことにも特徴を有する。この
ように、汚水排出ポンプを気密隔壁上に設置したことに
より、作業者は、上部作業空間内で直接汚水排出ポンプ
を観察しながら、汚水排出ポンプを補修することができ
る。また、汚水排出ポンプが汚水中に浸漬されていない
ので、汚水排出ポンプの汚水による腐食を防止でき、汚
水排出ポンプの耐久性を長年にわたって確保することが
できる。
【0011】本発明は、気密隔壁の一部を下方に凹設し
て下部汚水貯留空間内の汚水中に浸漬可能な有底筒状の
凹部隔壁を形成し、凹部隔壁の底板上に汚水排出ポンプ
を設置したことにも特徴を有する。このように、凹部隔
壁の底板上に汚水排出ポンプを設置したことにより、下
部汚水貯留空間内の汚水の水位が、凹部隔壁の周側面と
マンホールの内周面との間に形成される余裕空間内を上
昇し、同水位が汚水排出ポンプのポンプ部より上方に位
置すると、連通管現象によって汚水排出ポンプのポンプ
部内にも汚水が自動的に流入することになる。従って、
汚水排出ポンプとして、構造が複雑で繊維質のゴミで閉
塞する可能性がある自吸式ポンプを使用する必要がな
く、自吸式でないが繊維質のゴミに対応できる無閉塞ポ
ンプを使用することができるので、より信頼性のあるマ
ンホールポンプ施設を構築することができる。
【0012】本発明は、気密隔壁の一部を上方に凸設し
て凸設部の内側に下部汚水貯留空間内の汚水が流入する
余裕空間を形成し、余裕空間内の汚水の水位を汚水排出
ポンプのポンプ部より上方まで上昇可能としたことにも
特徴を有する。このように、凸設部の内側に下部汚水貯
留空間内の汚水が流入する余裕空間を形成し、余裕空間
内の汚水の水位を汚水排出ポンプのポンプ部より上方ま
で上昇可能としたことにより、下部汚水貯留空間内の汚
水の水位が余裕空間内を上昇し、同水位が汚水排出ポン
プのポンプ部より上方に位置すると、連通管現象によっ
て汚水排出ポンプのポンプ部内にも汚水が自動的に流入
することになる。従って、汚水排出ポンプとして、構造
が複雑で繊維質のゴミで閉塞する可能性がある自吸式ポ
ンプを使用する必要がなく、自吸式でないが繊維質のゴ
ミに対応できる無閉塞ポンプを使用することができるの
で、より信頼性のあるマンホールポンプ施設を構築する
ことができる。
【0013】本発明は、下部汚水貯留空間内の汚水中に
汚水排出ポンプを配設したことにも特徴を有する。この
ように、下部汚水貯留空間内の汚水中に汚水排出ポンプ
を配設したことにより、汚水排出ポンプとして、構造が
複雑で繊維質のゴミで閉塞する可能性がある自吸式ポン
プを使用する必要がなく、自吸式でないが繊維質のゴミ
に対応できる無閉塞ポンプを使用することができるの
で、より信頼性のあるマンホールポンプ施設を構築する
ことができる。
【0014】本発明は、気密隔壁の汚水排出ポンプの直
上方をなす部分にポンプ取出開口部を設け、ポンプ取出
開口部に気密蓋を着脱自在に取り付けたことにも特徴を
有する。このように、気密蓋を、着脱自在に取り付けた
ポンプ取出開口部を通して汚水排出ポンプを取り出すよ
うにしたので、気密蓋を取り外して容易に汚水排出ポン
プを下部汚水貯留空間から取り出すことができるととも
に、通常時は、ポンプ取出開口部は気密蓋によって気密
状態に閉じられているので、悪臭や有毒ガスが上部作業
空間内に流出することがなく、上部作業空間を快適かつ
安全な環境に維持することができる。
【0015】本発明は、気密蓋に汚水排出ポンプを一体
的に連結したことにも特徴を有する。このように、気密
蓋に汚水排出ポンプを一体的に連結したので、汚水排出
ポンプの取出しを、気密蓋の取り外しと同時に行なうこ
とができ、汚水排出ポンプの補修作業をより容易かつ円
滑に行なうことができる。
【0016】本発明は、汚水排出ポンプをポンプ部とポ
ンプ部を駆動するモータ部とから構成し、ポンプ部を下
部汚水貯留空間内の汚水中に配設すると共に、モータ部
を気密隔壁上に設置したことにも特徴を有する。このよ
うに、汚水排出ポンプをポンプ部とモータ部に二分割
し、ポンプ部を汚水中に配設するとともに、モータ部を
気密隔壁上に設置したので、モータ部のみが故障した場
合、汚水排出ポンプ全体を取り外すことなく、汚水排出
ポンプの補修を行なうことができる。また、モータ部の
点検を定期的に快適かつ安全な環境下で行なうことがで
きる。
【0017】また、上記目的を達成するための本発明に
係るマンホールポンプ施設は、頂部に開閉可能な進入開
口を有する有底筒体からなるマンホールと、マンホール
の内部空間を竪壁部分で仕切り、マンホールの底面上
に、汚水貯留空間と、上部が進入開口と連絡する作業空
間とを形成する気密隔壁と、外部から汚水を汚水貯留空
間内に流入させる汚水流入配管と、底面上に設置され、
汚水貯留空間内の汚水を外部に排出するための汚水排出
ポンプとを具備することを特徴とする。このように、マ
ンホールの底面上に汚水排出ポンプを設置することがで
きるので、汚水排出ポンプとして、構造が複雑で繊維質
のゴミで閉塞する可能性がある自吸式ポンプを使用する
必要がなく、自吸式でないが繊維質のゴミに対応できる
無閉塞ポンプを使用することができるので、より信頼性
のあるマンホールポンプ施設を構築することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図に示す実施例を参照
して、本発明に係るマンホールポンプ施設について詳細
に説明する。 (第1実施の形態)まず、本実施の形態に係るマンホー
ルポンプ施設10の構成について、図1を参照して説明
する。
【0019】図示するように、本発明に係るマンホール
ポンプ施設10は、実質的に、地中に埋設され、頂部に
開閉可能な進入開口11を有する有底筒体からなるマン
ホール12と、マンホール12の内部空間を下部汚水貯
留空間13と上部作業空間14に仕切り、かつ上面に作
業床面15を形成する気密隔壁16と、外部から汚水1
8を下部汚水貯留空間13内に流入させる汚水流入配管
17と、下部汚水貯留空間13内の汚水18を外部に排
出するための汚水排出ポンプ19とを具備する。
【0020】次に、上記した基本的構成を有するマンホ
ールポンプ施設10の各構成要素について詳細に説明す
る。図示するように、マンホール12は、好ましくは中
空筒状のコンクリート二次製品からなり、その頂部に設
けた進入開口11は、地上面20と面一状態になってい
る。また、進入開口11には、開閉蓋(マンホール蓋〉
21が着脱自在に取り付けられている。
【0021】気密隔壁16は、図示しない補強リブを下
面に取り付けた平板からなり、その周縁部を所望の接合
手段(溶接、ボルトなど)によってマンホール12の内
周面に接合されている。マンホール12内の気密隔壁1
6の高さ方向取り付け位置は下部汚水貯留空間13内に
貯留される汚水18の量および上部作業空間14内で作
業を行なう作業者の作業の自由度等を考慮して設定でき
る。また、気密隔壁16は、汚水18から発生する有毒
ガスまたは汚水18の付着による腐食を防止するため、
好ましくはステンレス鋼鈑などの耐食性を有する板材か
ら形成する。
【0022】汚水流入配管17は、図示の実施の形態で
は、上部作業空間14内にいったん進入させ、その後、
気密隔壁16を貫通して下部汚水貯留空間13の上部に
開口させている。しかし、汚水流入配管17は、上部作
業空間14を介することなく直接下部汚水貯留空間13
の上部に開口させることもできる。
【0023】本実施の形態では、汚水排出ポンプ19
は、気密隔壁16の上面に形成した作業床面15の一周
縁部上に設置されており、自吸式ポンプより構成されて
いる。汚水排出ポンプ19の吸引開口部22は、気密隔
壁16の中央部に設けた吸上管挿通開口部23を通して
下部汚水貯留空間13内の汚水18中を下方に向けて伸
延する汚水吸上管24の上端開口部25がフレキシブル
接続管26を介して接続されている。また、汚水吸上管
24の下端開口部27は、マンホール12の底部近傍で
開口している。一方、汚水排出ポンプ19の排出開口部
28はマンホールポンプ施設10の下流側配管を構成す
る汚水排出管29の上流側とエア抜き弁30、逆止弁3
2、仕切弁33を介して連通連結されている。
【0024】さらに、本実施の形態では、上部作業空間
14内においてマンホール12の内周面であって、進入
開口11の直下方をなす部分に、上下方向に所定の間隔
を空けて複数のステップ31が取り付けられている。
【0025】次に、上記した構成を有するマンホールポ
ンプ施設10における汚水排出ポンプ19の補修作業及
び点検作業について説明する。例えば、汚水排出ポンプ
19のモータ部に故障が生じた場合、作業者は開閉蓋2
1を取り外し、進入開口11より、ステップ31を用い
て上部作業空間14内に入り、汚水排出ポンプ19のモ
ータ部を補修する。具体的には、故障が簡単なものであ
れば、その場で補修を行ない、修理工場等での補修が必
要であれば、汚水排出ポンプ19をいったん取り外し、
外部に取り出し、補修後、再度上部作業空間14内に持
ち込み取り付けることになる。この場合、本実施の形態
では、汚水排出ポンプ19は、気密隔壁16によって下
部汚水貯留空間13から完全に遮断された上部作業空間
14内に設置されているので、作業者は悪臭や有毒ガス
に悩まされることなく、快適かつ安全な環境下で、上記
した補修作業を行なうことができる。作業者は、同様
に、快適かつ安全な環境下で、点検作業も行なうことが
できる。
【0026】また、気密隔壁16は、その上面に十分な
広さの作業床面15を有するので、作業者は十分な足場
を確保することができ、安定した姿勢でしかも自在に補
修を行なうことができ、作業の安全性を確保できるとと
もに作業を効率良く行なうことができる。特に、気密隔
壁16を水平平板から形成した場合は、作業者はさらに
安定した姿勢で作業を行なうことができる。また、気密
隔壁16は、その上面に十分な広さの作業床面15を有
するので、汚水排出ポンプ19、汚水排出管29、エア
抜き弁30、逆止弁32、仕切弁33等のレイアウトを
自在に行なうことができ、この面からも補修作業を行な
いやすい環境をマンホール12内に形成することができ
る。
【0027】また、本実施の形態では、汚水排出ポンプ
19、汚水排出管29、エア抜き弁30、逆止弁32、
仕切弁33が、気密隔壁16によって下部汚水貯留空間
13と完全に遮断されている上部作業空間14内に配置
されているので、汚水18や汚水18から発生するガス
の付着による汚水排出ポンプ19等の腐食を可及的に防
止することができる。
【0028】さらに、本実施の形態では、既設のマンホ
ールポンプ施設内の設備を取り外し、その後、気密隔壁
16をマンホール12内に取り付け、気密隔壁16上に
汚水排出ポンプ19を取り付けることによって、本実施
の形態に係るマンホールポンプ施設10を構築すること
ができる。この場合、既設のマンホールポンプ施設の有
効利用を図ることができるという効果も奏することがで
きる。
【0029】(第2実施の形態)本実施の形態に係るマ
ンホールポンプ施設40は、図2に示すように、気密隔
壁16の少なくとも一部を下方に凹設して下部汚水貯留
空間13内の汚水18中に浸漬可能な有底筒状の凹部隔
壁41を形成し、作業床面15を上面に形成する凹部隔
壁41の底板42上に汚水排出ポンプ19を設置したこ
とにも特徴を有する。なお、以下の各実施の形態におい
て、第1の実施の形態に係るマンホールポンプ施設40
と同様な構成及び機能を有する部材は、同一の符号で示
す。
【0030】このように、本実施の形態では、凹部隔壁
41の底板42上に汚水排出ポンプ19を設置したこと
により、下部汚水貯留空間13内の汚水18の水位47
が、凹部隔壁41の外周面43とマンホール12の周壁
44の内周面との間に形成される余裕空間45内を上昇
し、同水位47が汚水排出ポンプ19のポンプ部46よ
り上方に位置すると、連通管現象によって汚水排出ポン
プ19のポンプ部46内にも汚水18が自動的に流入す
ることになる。従って、汚水排出ポンプ19として、構
造が複雑で繊維質のゴミで閉塞する可能性がある自吸式
ポンプを使用する必要がなく、自吸式でないが繊維質の
ゴミに対応できる無閉塞ポンプを使用することができる
ので、より信頼性のあるマンホールポンプ施設を構築す
ることができる。また、この際、水位センサで、汚水排
出ポンプ19のポンプ部46内に汚水18が自動的に流
入したことを検出し、検出信号に基づいて汚水排出ポン
プ19を駆動して汚水を自動的に排出することができ
る。
【0031】なお、気密隔壁16の凹設形態は、図2に
示す形態に何ら限定されるものではなく、例えば、気密
隔壁16を段丘状とした形態、気密隔壁16の中央部を
隆起すると共に中央部の周りの環状周縁部を凹設した形
態や、気密隔壁16を水平方向に交互に凹凸とした形態
や、気密隔壁16を階段状とした形態とすることができ
る。
【0032】また、本実施の形態では、図3に示すよう
に、気密隔壁16の中央部に開口部48を設け、その周
囲に設けた環状台座49上にポンプ取付板50をボルト
等で固定し、ポンプ取付板50上に仕切り弁51をボル
ト等で固定し、さらにポンプ取付板50の下面中央部に
汚水吸上管24の上端開口部52を一体的に連通連結す
ると共に、仕切り弁51の上面に汚水排出ポンプ19
を、その吸引開口部53が汚水吸上管24の上端開口部
52と整合する状態でボルト等を用いて固定載置してい
る。
【0033】このような構成とすることによって、汚水
排出ポンプ19をマンホールポンプ施設40から取り出
して補修する必要がある場合であっても、仕切り弁51
を閉弁した後、仕切り弁51から汚水排出ポンプ19を
容易かつ迅速に取り外して、補修を行なうことができ
る。なお、仕切り弁51から汚水排出ポンプ19を取り
外しても、仕切り弁51が閉弁状態なので、悪臭や有毒
ガス等の上部作業空間14への流入を確実に防止するこ
とができる。なお、本実施の形態では、図2に示すよう
に、凹部隔壁41の底板42の隅部には結露捕集用溝5
4が設けられており、結露捕集用溝54内には逆止弁5
5を具備する結露水排出配管56を介して結露水を下部
汚水貯留空間13内に流出する結露水排出用ポンプ57
が配設されている。また、58はベント管である。
【0034】さらに、図2に示すように気密隔壁16の
一部を凹設する代わりに、気密隔壁16の一部を上方に
凸設して凸設部を形成し、該凸設部の内側に下部汚水貯
留空間13内の汚水18が流入する余裕空間を形成し、
余裕空間内の汚水18の水位を汚水排出ポンプ19のポ
ンプ部〈ポンプケーシング〉より上方まで上昇可能とし
たことにも特徴を有する。この場合、汚水流入配管17
を拡径して、その内部に余裕空間を形成するようにして
もよい。
【0035】このように、凸設部の内側に下部汚水貯留
空間13内の汚水18が流入する余裕空間を形成し、余
裕空間内の汚水18の水位を汚水排出ポンプ19のポン
プ部より上方まで上昇可能としたことにより、下部汚水
貯留空間13内の汚水18の水位が余裕空間内を上昇
し、同水位が汚水排出ポンプ19のポンプ部より上方に
位置すると、連通管現象によって汚水排出ポンプ19の
ポンプ部内にも汚水18が自動的に流入することにな
る。従って、汚水排出ポンプ19として、構造が複雑で
繊維質のゴミで閉塞する可能性がある自吸式ポンプを使
用する必要がなく、自吸式でないが繊維質のゴミに対応
できる無閉塞ポンプを使用することができるので、より
信頼性のあるマンホールポンプ施設を構築することがで
きる。
【0036】(第3実施の形態)本実施の形態に係るマ
ンホールポンプ施設60は、図4に示すように、下部汚
水貯留空間13内の汚水18中に、汚水排出ポンプ19
を配設したことに特徴を有する。このように、下部汚水
貯留空間13内の汚水18中に汚水排出ポンプ19を配
設したことにより、汚水排出ポンプ19として、構造が
複雑で繊維質のゴミで閉塞する可能性がある自吸式ポン
プを使用する必要がなく、自吸式でないが繊維質のゴミ
に対応できる無閉塞ポンプを使用することができるの
で、より信頼性のあるマンホールポンプ施設を構築する
ことができる。
【0037】また、本実施の形態では、図4に示すよう
に、汚水排出ポンプ19の直上方をなす気密隔壁16の
部分にポンプ取出開口部61を設け、ポンプ取出開口部
61に気密蓋62を着脱自在に取り付けている。このよ
うに、気密蓋62を着脱自在に取り付けたポンプ取出開
口部61を通して汚水排出ポンプ19を取り出すように
したので、気密蓋62を取り外して容易に汚水排出ポン
プ19を下部汚水貯留空間13から取り出すことができ
る。また、通常時は、ポンプ取出開口部61は気密蓋6
2によって気密状態に閉じられているので、悪臭や有毒
ガスが上部作業空間14内に流出することがなく、上部
作業空間14を快適かつ安全な環境に維持することがで
きる。さらに、気密蓋62を取り外した後に、別途用意
した気密蓋でポンプ取出開口部61を塞ぐことによっ
て、汚水排出ポンプ19の補修中でも、悪臭や有毒ガス
の上部作業空間14内への流出を防止することができ
る。
【0038】また、本実施の形態では、図4に示すよう
に、気密蓋62に汚水排出ポンプ19を一体的に連結し
たことにも特徴を有する。このように、気密蓋62に汚
水排出ポンプ19を一体的に連結したので、汚水排出ポ
ンプ19の取出しを、気密蓋62の取り外しと同時に行
なうことができ、汚水排出ポンプ19の補修作業をより
容易かつ円滑に行なうことができる。
【0039】(第4実施の形態)本実施の形態に係るマ
ンホールポンプ施設70は、図5に示すように、汚水排
出ポンプ19を、ポンプ部71と、同ポンプ部71を駆
動するモータ部72とから構成し、ポンプ部71を下部
汚水貯留空間13内の汚水18中に配設すると共に、モ
ータ部72を気密隔壁16上に設置したことに特徴を有
する。このように、汚水排出ポンプ19をポンプ部71
とモータ部72に二分割し、ポンプ部71を汚水18中
に配設するとともにモータ部72を気密隔壁16上に設
置したので、モータ部72のみが故障した場合、汚水排
出ポンプ19全体を取り外すことなく、モータ部72の
みを取り外して、汚水排出ポンプ19の補修を行なうこ
とができる。また、モータ部72の点検を、定期的に、
快適かつ安全な環境下で行なうことができる。本実施の
形態では、汚水排出ポンプ19の二分割構造は、気密隔
壁16の中央部に設けた開口部73にポンプ取付板74
を着脱自在に取り付け、ポンプ取付板74の下面に筒状
の連絡フレーム75を介してポンプ部71のポンプケー
シングを一体的に連結し、ポンプ取付板74の上面にボ
ルト等でモータ部72のケーシングを着脱自在に連結
し、さらに、ポンプ部71内のインペラをモータ部72
内のモータと、連絡フレーム75内を伸延する長尺の中
間シャフト76によって連結することによって構成して
いる。
【0040】(第5実施の形態)本実施の形態に係るマ
ンホールポンプ施設80は、図6に示すように、頂部に
開閉可能な進入開口11を有する有底筒体からなるマン
ホール12と、マンホール12の内部空間を竪壁部分で
仕切り、マンホール12の底面81上に、汚水貯留空間
13と、上部が進入開口14と連絡する作業空間14と
を形成する気密隔壁15と、外部から汚水を汚水貯留空
間13内に流入させる汚水流入配管17と、底面81上
に設置され、汚水貯留空間13内の汚水を外部に排出す
るための汚水排出ポンプ19とを具備する。
【0041】このように、マンホール12内の水平断面
積を十分に確保できる等の場合には、マンホール12の
底面81上に汚水排出ポンプ19を設置することができ
るので、汚水排出ポンプ19として、構造が複雑で繊維
質のゴミで閉塞する可能性がある自吸式ポンプを使用す
る必要がなく、自吸式でないが繊維質のゴミに対応でき
る無閉塞ポンプを使用することができ、より信頼性のあ
るマンホールポンプ施設を構築することができる。。ま
た、底面81を作業床面として用いて、汚水排出ポンプ
19の補修を容易に行なうことができる。また、図示の
実施の形態では、汚水貯留空間13を作業空間14の一
側に並設しているが、作業空間14をマンホール12の
底面81の中央部に配設し、汚水貯留空間13を作業空
間14の周りに環状に配設することもできる。
【0042】以上、本発明を幾つかの実施の形態を参照
して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態
に係る構成に限定されるものではなく、発明の技術的範
囲内において各種変容例が考えられる。例えば、気密隔
壁はマンホール内部の全面のみならず,一部のみ設ける
こともできる。また、気密隔壁は、マンホール内部への
持ち込みを考慮して、分解組立構造とすることもでき
る。
【0043】
【発明の効果】本発明の主たる効果について説明する
と、以上説明してきたように、本発明に係るマンホール
ポンプ施設は、上部作業空間を汚水が流入する下部汚水
貯留空間から完全に気密状態で遮断することができるの
で、下部汚水貯留空間において発生する悪臭や有毒ガス
が上部作業空間内に流入することがなく、作業者は汚水
排出ポンプの補修作業などを安全、容易かつ快適に行な
うことができる。しかも、気密隔壁はその上面に十分な
広さの作業床面を形成することができるので、作業者
は、十分な足場を確保しながら、汚水排出ポンプの補修
作業等を行なうことができ、この面からも補修作業の安
全性を十分に確保できる。また、単にマンホール内部を
気密隔壁によって二分割するのみでマンホールポンプ施
設を構築できるので、安価に安全かつ快適な作業環境を
有するマンホールポンプ施設を構築できる。
【0044】また、汚水排出ポンプを気密隔壁上に設置
した場合は、作業者は、上部作業空間内で直接汚水排出
ポンプを観察しながら、汚水排出ポンプを補修すること
ができる。また、汚水排出ポンプ、弁類、配管類が、汚
水中に浸漬されていない、また、汚水から発生するガス
と接触することがないので、汚水排出ポンプ等の汚水に
よる腐食を防止でき、汚水排出ポンプの耐久性を長年に
わたって確保することができる。
【0045】また、気密隔壁の一部を下方に凹設して設
けた凹部隔壁の底板上に汚水排出ポンプを設置した場
合、又は、気密隔壁の一部を上方に凸設して凸設部の内
側に下部汚水貯留空間内の汚水が流入する余裕空間を形
成し、余裕空間内の汚水の水位を汚水排出ポンプのポン
プ部より上方まで上昇可能とした場合は、余裕空間内の
水位が上昇すると、連通管現象によって汚水排出ポンプ
のポンプ部内にも汚水が自動的に流入することになるた
め、下部汚水貯留空間内の汚水の水位が余裕空間内を上
昇し、同水位が汚水排出ポンプのポンプ部より上方に位
置すると、連通管現象によって汚水排出ポンプのポンプ
部内にも汚水が自動的に流入することになる。従って、
汚水排出ポンプとして、構造が複雑で繊維質のゴミで閉
塞する可能性がある自吸式ポンプを使用する必要がな
く、自吸式でないが繊維質のゴミに対応できる無閉塞ポ
ンプを使用することができるので、より信頼性のあるマ
ンホールポンプ施設を構築することができる。
【0046】また、本発明は、下部汚水貯留空間内の汚
水中に汚水排出ポンプを配設したことにより、汚水排出
ポンプとして、構造が複雑で繊維質のゴミで閉塞する可
能性がある自吸式ポンプを使用する必要がなく、自吸式
でないが繊維質のゴミに対応できる無閉塞ポンプを使用
することができるので、より信頼性のあるマンホールポ
ンプ施設を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るマンホールポン
プ施設の構成説明図である。
【図2】本発明の第2実施の形態に係るマンホールポン
プ施設の構成説明図である。
【図3】本発明の第2実施の形態に係るマンホールポン
プ施設における汚水排出ポンプの分離構造の拡大説明図
である。
【図4】本発明の第3実施の形態に係るマンホールポン
プ施設の構成説明図である。
【図5】本発明の第4実施の形態に係るマンホールポン
プ施設の構成説明図である。
【図6】本発明の第5実施の形態に係るマンホールポン
プ施設の構成説明図である。
【図7】従来のマンホールポンプ施設の構成説明図であ
る。
【符号の説明】
10 マンホールポンプ施設 11 進入開口 12 マンホール 13 下部汚水貯留空間 14 上部作業空間 15 作業床面 16 気密隔壁 17 汚水流入配管 18 汚水 19 汚水排出ポンプ 20 地上面 21 開閉蓋(マンホール蓋) 22 吸引開口部 23 吸上管挿通開口部 24 汚水吸上管 25 上端開口部 26 フレキシブル接続管 27 下端開口部 28 排出開口部 29 汚水排出管 30 エア抜き弁 31 ステップ 32 逆止弁 33 仕切弁 40 マンホールポンプ施設 41 凹部隔壁 42 底板 43 外周面 44 周壁 45 余裕空間 46 ポンプ部 47 水位 48 開口部 49 環状台座 50 ポンプ取付板 51 仕切り弁 52 上端開口部 53 吸引開口部 54 結露捕集用溝 55 逆止弁 56 結露水排出配管 57 結露水排出用ポンプ 58 ベント管 60 マンホールポンプ施設 61 ポンプ取出開口部 62 気密蓋 70 マンホールポンプ施設 71 ポンプ部 72 モータ部 73 開口部部 74 ポンプ取付板 75 連絡フレーム 76 中間シャフト 80 マンホールポンプ施設 81 底面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/60 F04D 29/60 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に開閉可能な進入開口を有する有底
    筒体からなるマンホールと、 前記マンホールの内部空間を下部汚水貯留空間と上部作
    業空間に仕切り、かつ上面に作業床面を形成する気密隔
    壁と、 外部から汚水を前記下部汚水貯留空間内に流入させる汚
    水流入配管と、 前記下部汚水貯留空間内の前記汚水を外部に排出するた
    めの汚水排出ポンプとを具備することを特徴とするマン
    ホールポンプ施設。
  2. 【請求項2】 前記汚水排出ポンプを前記気密隔壁上に
    設置し、前記汚水排出ポンプの吸引口に、下端開口部を
    前記下部汚水貯留空間内の前記汚水内に浸漬する汚水吸
    上管の上端開口部を連通連結したことを特徴とする請求
    項1記載のマンホールポンプ施設。
  3. 【請求項3】 前記気密隔壁の一部を下方に凹設して前
    記下部汚水貯留空間内の前記汚水中に浸漬可能な有底筒
    状の凹部隔壁を形成し、前記凹部隔壁の底板上に前記汚
    水排出ポンプを設置したことを特徴とする請求項2記載
    のマンホールポンプ施設。
  4. 【請求項4】 前記気密隔壁の一部を上方に凸設して凸
    設部を形成し、該凸設部の内側に前記下部汚水貯留空間
    内の前記汚水が流入する余裕空間を形成し、前記余裕空
    間内の前記汚水の水位を前記汚水排出ポンプのポンプ部
    より上方まで上昇可能としたことを特徴とする請求項2
    記載のマンホールポンプ施設。
  5. 【請求項5】 前記下部汚水貯留空間内の前記汚水中に
    前記汚水排出ポンプを配設したことを特徴とする請求項
    1記載のマンホールポンプ施設。
  6. 【請求項6】 前記気密隔壁の前記汚水排出ポンプの直
    上方をなす部分に該ポンプ取出開口部を設け、該ポンプ
    取出開口部に気密蓋を着脱自在に取り付けたことを特徴
    とする請求項5記載のマンホールポンプ施設。
  7. 【請求項7】 前記気密蓋に前記汚水排出ポンプを一体
    的に連結したことを特徴とする請求項6記載のマンホー
    ルポンプ施設。
  8. 【請求項8】 前記汚水排出ポンプをポンプ部と該ポン
    プ部を駆動するモータ部とから構成し、前記ポンプ部を
    前記下部汚水貯留空間内の前記汚水中に配設すると共
    に、前記モータ部を前記気密隔壁上に設置したことを特
    徴とする請求項1記載のマンホールポンプ施設。
  9. 【請求項9】 頂部に開閉可能な進入開口を有する有底
    筒体からなるマンホールと、 前記マンホールの内部空間を竪壁部分で仕切り、前記マ
    ンホールの底面上に、汚水貯留空間と、上部が前記進入
    開口と連絡する作業空間とを形成する気密隔壁と、 外部から汚水を前記汚水貯留空間内に流入させる汚水流
    入配管と、 前記底面上に設置され、前記汚水貯留空間内の前記汚水
    を外部に排出するための汚水排出ポンプとを具備するこ
    とを特徴とするマンホールポンプ施設。
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