JP2003049554A - 多段式立体駐輪装置 - Google Patents
多段式立体駐輪装置Info
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- JP2003049554A JP2003049554A JP2001236946A JP2001236946A JP2003049554A JP 2003049554 A JP2003049554 A JP 2003049554A JP 2001236946 A JP2001236946 A JP 2001236946A JP 2001236946 A JP2001236946 A JP 2001236946A JP 2003049554 A JP2003049554 A JP 2003049554A
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Abstract
立体駐輪装置の奥行を短く、又、高さを低くできるとと
もに、地下埋没部を形成する必要をなくして、施工費用
を低額にできる多段式立体駐輪装置を提供する。 【解決手段】 多段式立体駐輪装置1は、複数の車両載
置台8を多段等間隔で配設してなる巻掛伝動部材5A,
5Bを奥行方向に回動させ、少なくとも下端部におい
て、巻掛伝動部材5A,5Bを傾斜方向に移動させる前
又は後に水平方向に移動させるようにしてある。巻掛伝
動部材5A,5B3に支持ピン6A,6Bを介して支持
アーム7の上端部を支持し、支持アーム7の下端部に車
両載置台8を固定してある。
Description
スでも多数の自転車を効率よく収納できるようにした多
段式立体駐輪装置に関する。
前等の路上は無秩序に放置された自転車で溢れ、人、自
動車等の通行の障害となり、危険をも招いているととも
に、美的環境をも損なっている。又、放置された自転車
の盗難も急増している。そこで、駅前周辺等に駐輪スペ
ースを設けたり、地下に多段収納空間を設けたりして、
多数の自転車を収納できるようにし、自転車の路上放置
を防止する方策がとられている。
集しているため、広い駐輪スペースを確保するのは困難
であり、地下に多段収納空間を設けるにしても、やは
り、広い収納空間を確保することは困難であり、又、特
殊な掘削装置、工法を適用する必要もあり、施工費用が
高額にならざるを得なかった。このため、駅前周辺等に
おいて収納できる自転車の台数は圧倒的に不足している
というのが現状である。
転車を効率良く収納でき、しかも、施工費用も低額とす
ることができる多段式立体駐輪装置が提案されている。
この多段式立体駐輪装置101,201は、図4及び図
5に示すように、上下方向に多段等間隔となるように、
エンドレスチェーン102,202に複数の車両載置台
103,203を吊設させ、エンドレスチェーン10
2,202を奥行方向に回動させて、複数の車両載置台
103,203を巡回させたものである。
体駐輪装置101では、上端部及び下端部においてエン
ドレスチェーン102を水平方向に移動させる構成とし
て、最下段において自転車Pを入出庫させることができ
るようにしてある。よって、最下段において隣接する車
両載置台103,103同士が接触しないよう、車両載
置台103の配設間隔を十分長くとらざるを得ず、それ
に伴なって、多段式立体駐輪装置101の奥行が長くな
り、高さも高くならざるを得なかった。
は、上端部及び下端部においてエンドレスチェーン20
2を円周方向に移動させる構成として、下端部が配設さ
れる地下埋没部204では車両載置台203を回動さ
せ、第2段において自転車Pを入出庫させることができ
るようにしてある。よって、車両載置台203を回動さ
せるための地下埋没部204を掘削、形成しなければな
らず、施工費用は高額とならざるを得なかった。
されたものであって、その目的とするところは、車両載
置台の配設間隔をかなりの程度短くできて、立体駐輪装
置の奥行、高さを低く抑えることができるとともに、地
下を掘削して地下埋没部を形成する必要をなくして、施
工費用を低額に抑えることができる多段式立体駐輪装置
を提供することにある。
く、本発明は、複数の車両載置台を多段等間隔で配設し
てなる巻掛伝動部材を奥行方向に回動させるようにした
多段式立体駐輪装置であって、少なくとも下端部におい
て、前記巻掛伝動部材を傾斜方向に移動させる前又は後
に水平方向に移動させるようにしたことを特徴とする。
配設したものとすれば、前記車両載置台をより安定状態
で移動させることができるので好ましい。
して支持アームの上端部を支持し、この支持アームの下
端部に前記車両載置台を固定するのが好ましい。
置の好適な実施形態について、図面を参照して説明す
る。
至図3に示すように、所定間隔で対向立設させた2体の
縦長矩形状のフレーム2,2に支持軸3を介して複数の
スプロケット4,4,・・・を配設し、これらスプロケ
ット4,4,・・・にエンドレスチェーン5を掛け渡
し、図示しない駆動装置によってエンドレスチェーン5
を奥行方向に回動させるようにしてある。尚、スプロケ
ット4にエンドレスチェーン5を掛け渡す構成に代え
て、プーリーにロープ、ベルト等の各種巻掛伝動部材を
掛け渡した構成としてもよい。
部及び下端部において、上記多段式立体駐輪装置101
のように、エンドレスチェーン102を水平方向に移動
させるだけであったり、上記多段式立体駐輪装置201
のように、エンドレスチェーン202を円周方向に回動
させるだけではなく、図1乃至図3に示すように、エン
ドレスチェーン5を傾斜方向に移動させる前又は後に水
平方向に移動させるようにしてある。エンドレスチェー
ン5は、上端部及び下端部において、傾斜方向に移動さ
せる前又は後に水平方向に移動させる構成とするのが好
ましいが、上端部においては、円周方向に回動させる構
成としてもよい。
2に対して2本5A,5B並行状に配設してあり、その
エンドレスチェーン5A,5Bに支持ピン6A,6Bを
介して支持アーム7の上端部を支持し、この支持アーム
7の下端部に車両載置台8を固定してある。エンドレス
チェーン5A,5Bにおける支持ピン6A,6Bの取付
間隔は、図1乃至図3に示すように、A+Bの距離と合
致させてあり、又、A+B=Cとしてある。
設置スペースにも十分に設置することができるよう、図
1(B)に示すように、自転車Pの略2台分の横幅より
若干広い横幅としてある。しかしながら、必ずしもこれ
に限定されるものではない。又、車両載置台8には、図
示しないが、自転車Pの車輪をワンタッチで固定するバ
ネ式固定装置を装着してあり、車両載置台8において自
転車Pが容易に転倒しないようにしてある。
用方法について、作用、効果とともに説明する。
エンドレスチェーン5A,5Bを時計廻りに回動させ、
図1に示すように、自転車Pを載置しない車両載置台8
を正面側の最下段に位置させて、停止させる。そして、
入出庫扉9を開放して、矢印方向に自転車Pを移動さ
せ、車両載置台8上に自転車Pを載置、固定する。
を時計廻りに回動させると、支持ピン6A,6Bはエン
ドレスチェーン5A,5Bとともに移動するから、正面
側の最下段に位置する車両載置台8は、先ず、水平後方
に移動し、次いで、斜め上方に移動して、背面側の第2
段に到達する。さらに、エンドレスチェーン5A,5B
を時計廻りに回動させると、車両載置台8は垂直上方に
移動して、背面側の第4段に到達する。
計廻りに回動させると、自転車Pを載置した背面側の最
上段に位置する車両載置台8は、先ず、水平前方に移動
し、次いで、斜め下方に移動して、正面側の第9段に到
達する。さらに、垂直下方に移動して、正面側の第7段
に到達する。
置1では、少なくとも下端部において、エンドレスチェ
ーン5A,5Bを水平方向にのみ移動させる構成とせ
ず、傾斜方向に移動させる前又は後に水平方向に移動さ
せる構成としたから、従来の多段式立体駐輪装置101
のように、最下段において隣接する車両載置台103,
103同士を接触させないよう、車両載置台103の配
設間隔を十分長くとる必要はない。よって、従来の多段
式立体駐輪装置101に比して、車両載置台8の配設間
隔を25〜30%程度短くすることができ、多段式立体
駐輪装置1の奥行を短く、又、高さを低く抑えることが
できる。
端部において水平方向にも移動させる構成としたから、
第2段以上だけでなく最下段又は最上段においても自転
車Pを入出庫させることができ、図2に示すように、地
下埋没部10を形成せず、最下段において自転車Pを入
出庫させるようにしてもよく、図3に示すように、地下
埋没部10を形成して、第2段において自転車Pを入出
庫させるようにしてもよく、設置スペースに対応して種
々形態を採用することができて便利である。特に、最下
段において自転車Pを入出庫させる形態とした場合に
は、地下を掘削して地下埋没部10を形成する必要はな
いから、施工費用を大幅に低減することができる。又、
地下を掘削して地下埋没部10を形成する場合にも、地
下埋没部10をそれ程深く形成する必要はないから、施
工費用をかなりの程度低減することができる。
転車Pのみならず、オートバイ、自動車等の立体駐車装
置としても利用することができる。
(A)は概略側面図,(B)は概略正面図である。
た本発明の多段式立体駐輪装置の一実施例の概略断面図
である。
た本発明の多段式立体駐輪装置の一実施例の概略断面図
である。
面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の車両載置台を多段等間隔で配設し
てなる巻掛伝動部材を奥行方向に回動させるようにした
多段式立体駐輪装置であって、少なくとも下端部におい
て、前記巻掛伝動部材を傾斜方向に移動させる前又は後
に水平方向に移動させるようにしたことを特徴とする多
段式立体駐輪装置。 - 【請求項2】 前記巻掛伝動部材は2本並行状に配設し
たものであることを特徴とする請求項1に記載の多段式
立体駐輪装置。 - 【請求項3】 前記巻掛伝動部材に支持ピンを介して支
持アームの上端部を支持し、この支持アームの下端部に
前記車両載置台を固定したことを特徴とする請求項1又
は2に記載の多段式立体駐輪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001236946A JP2003049554A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 多段式立体駐輪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001236946A JP2003049554A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 多段式立体駐輪装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003049554A true JP2003049554A (ja) | 2003-02-21 |
Family
ID=19068119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001236946A Pending JP2003049554A (ja) | 2001-08-03 | 2001-08-03 | 多段式立体駐輪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003049554A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-08-03 JP JP2001236946A patent/JP2003049554A/ja active Pending
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