JP2003049106A - インクジェット印刷用異方性着色剤 - Google Patents

インクジェット印刷用異方性着色剤

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JP2003049106A JP2002128254A JP2002128254A JP2003049106A JP 2003049106 A JP2003049106 A JP 2003049106A JP 2002128254 A JP2002128254 A JP 2002128254A JP 2002128254 A JP2002128254 A JP 2002128254A JP 2003049106 A JP2003049106 A JP 2003049106A
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 彩度、光沢、光沢均一性、耐スミア(こすり
汚れ)性、印字品質、乾燥時間などの向上、及び改善さ
れた耐水性をもたらすことのできる着色剤の提供。 【解決手段】 インクジェットインク組成物は、異方性
着色剤を含有する。異方性着色剤は極めて安定であり、
サーマルインクジェット印刷、圧電式インクジェット印
刷、及び連続式インクジェット印刷などの、インクジェ
ット印刷に有用である。異方性着色剤は、例えば着色剤
粒子表面上に2以上の局所領域を有し、これらの局所領
域の1つは付着された親水性部分を有し、局所領域の他
方は付着された疎水性部分を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、異方性着色剤、及
び異方性着色剤を含有するインクジェットインク組成物
に関する。これらの異方性着色剤は極めて安定であり、
媒体に適用された場合に、彩度、光沢、光沢均一性、耐
スミア(こすり汚れ)性、印字品質、乾燥時間などの向
上、及び改善された耐水性をもたらすよう設計すること
ができる。さらに、これらの新しい着色剤を使って調合
されたインクは、サーマルインクジェット印刷、圧電式
インクジェット印刷、及び連続式インクジェット印刷な
どの、インクジェット印刷に有用である。 【0002】 【従来の技術】商用に使用されるほとんどの着色剤は、
個々の染料もしくは分散顔料の何れかである。後者の場
合、顔料粒子は通常、ポリマーで分散され(非共有結合
性相互作用を通じて)、或いは可溶化部分で共有結合的
に変性される(「自己分散型」顔料を形成する)。何れ
の場合も、個々の粒子について得られる空間的均質性
(又は不均質性)は考慮事項ではない。 【0003】このことは必然的に、印刷基体上での着色
剤の整列や構造化を、後で行えないことを意味する。こ
れは重要な点である。なぜならこれは、顔料のある種の
性能特性、特に彩度と光沢(及び光沢均一性)に対して
厳しい制約を課するからである。産業界において、顔料
は染料に比べ、非特殊媒体上での彩度と光沢が劣ってい
ることがよく知られている。このように性能が不十分で
あることの原因の一部は、顔料自体の非晶質性、及びそ
の結果として生ずる基体上の顔料全体の非晶質性に直接
求めることができる。 【0004】インクジェットプリンタは、コンピュータ
について普通に用いられる他方式のプリンタと比べる
と、低コストであり、高品質であり、また比較的ノイズ
が無いといった選択肢をもたらす。このプリンタは、プ
レナムから入るインクのための出口を備えたチャンバ
に、抵抗素子を用いている。プレナムは、インク貯蔵用
のリザーバに接続されている。複数のこうした抵抗素子
がプリントヘッドに、プリミティブと呼ばれる特定のパ
ターンでもって配置される。各抵抗素子は、ノズルプレ
ートにあるノズルと組み合わされており、それらのノズ
ルを通してインクが印刷媒体に向けて放出される。プリ
ントヘッドとリザーバからなるアセンブリの全体が、イ
ンクジェットペン又はインクカートリッジを構成する。 【0005】動作時には、各抵抗素子は導電性トレース
を介してマイクロプロセッサに接続され、電流搬送信号
が、1以上の選択された素子を加熱する。この加熱によ
ってチャンバではインク中に気泡が生成され、インクは
ノズルを通して印刷媒体に向けて放出される。このよう
にして、プリミティブにある複数のかかる抵抗素子を特
定の順序で噴射させることにより、媒体上に英数字が形
成され、領域の塗り潰しが行われ、またその他の印刷機
能が実現される。 【0006】サーマルインクジェット印刷に使用される
インクジェットインクは通常、着色剤とビヒクルを含
み、ビヒクルは多くの場合、水と、比較的表面張力の低
い他の液体とを含んでいる。 【0007】上述したように、着色剤には2つの一般的
分類、染料を基礎としたものと顔料を基礎としたものが
ある。染料には、水溶性という利点がある。しかしなが
ら、染料に関する幾つかの問題として、不十分な耐水
性、不十分な耐スミア性、カラー相互間でのブリード制
御の不十分さ、及び不十分な耐光性といったことがあ
る。顔料は一般に水不溶性であり、従ってそれを水に溶
かすためには分散剤又はその他の手段を必要とする。非
共有結合的に分散される顔料について制御すべきファク
タは、分散剤の性質、及び分散剤に対する顔料の質量比
である。自己分散型の顔料については、制御されるべき
ファクタは、共有結合された可溶化基の性質、及び顔料
表面上におけるそれらの密度である。着色剤の基準系
(着色剤のこれらのファクタについての座標系)から見
ると、これらのファクタは本来的に、空間的にランダム
である。従って分散によって得られる顔料は、種々の分
散プロセスを統計的に集めたものの何れかということに
なる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】関連技術においても、
こうした着色剤を用いたインクジェットインク調合物の
多くの例が見られるが、媒体に適用された時に、彩度、
光沢、光沢均一性、耐スミア性、印字品質、乾燥時間な
どの向上、及び改善された耐水性をもたらす、安定な水
溶性着色剤を含有するインク組成物に対するニーズが存
在している。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、着色剤
を含有するインクジェットインク組成物が提供される。
この着色剤は水溶性であると共に、着色剤粒子表面上
に、個々に特定的に付着された置換基を含む。この付着
は、粒子上で均質に、又は不均質に配列して行うことが
できる。しかしながら、これまでに用いられてきた通常
の顔料におけるように、ランダムに行われるものではな
い。 【0010】本発明において、着色剤は、得られる個別
の粒子が分散剤、ポリマー、又はその他の付随する添加
剤に関して異方性となるような仕方で合成され、分散さ
れ、又は変性される。換言すれば、顕微鏡的又は分子レ
ベルにおいて、着色剤粒子の1以上の「側面」又は「表
面」は、他の側面又は表面と化学的/物理的に意図的に
別個のものとされる。これを言い換えると、本発明にお
ける分散プロセスは、顔料に対して異方性、別個の形
態、及び/又はキラリティを付与することを意味する。
これは、得られる印刷基体に対し、二次元及び三次元構
造を付与する目的で実行される。 【0011】異方性着色剤を生成し、それにより基体上
で得られる着色剤粒子の配向に影響を与えることによ
り、印刷基体の表面エネルギーを相当程度変化させるこ
とが可能になる。このことは、改善された耐水性、耐ス
ミア性、彩度、及び光沢というように、性質に対する改
善をもたらす。 【0012】基体、環境、又はその両方と優先的に相互
作用するように、着色剤粒子上の特定の部位又は表面を
設計することができる。界面活性剤様の分子を着色剤の
片側に付着して、それを基体に「係留」させることがで
き、また同時に、疎水性又は非湿潤部分(フルオロポリ
マー、シロキサン等)が、着色剤粒子表面に存在するよ
うに設計することができる。 【0013】本発明の着色剤が異方性を有するようにし
て分散させ得る方法は幾つかある。これらの方法は、分
子設計及び合成の技術分野で公知のものであり、例とし
ては下記のようなものがある。 ・分散剤上に立体塊(バルク)を存在させ、この付着部
位の周囲の領域が、もはや以後の反応に利用できないよ
うにする。これは、部分的なカプセル化と考えてもよ
い。 ・二相又は不均一反応の利用。この場合、顔料表面の一
部だけが反応物に向けて露出される。 ・大きな粒子の全表面を変性し、その後破壊することに
より、未反応表面を露出させる。 【0014】これらの異方性着色剤を含んでいるインク
は、スミアを低減させるのに極めて有効であると共に、
高い耐水性、光沢、光沢均一性、及び改善された印字品
質を有する。このインクは、インクジェットプリンタに
おける印字品質と性能の改善をもたらすのを補助するた
めに、さらなる成分を含んでいてもよい。 【0015】さらに、ここで開示するインクを利用し、
このインクの特性を活用する、インクジェット印刷方法
も提供される。 【0016】本明細書における全ての濃度は、別途記載
しない限り、重量パーセントである。全ての成分の純度
は、インクジェットインクとして通常の商用に供される
純度である。全ての参考文献の内容は、本明細書で参照
を行うことによって取り入れられる。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明において有用な異方性着色
剤の一例は、キャボット社やオリエント・ケミカル社の
ような着色剤販売業者から得られる変性ブラック顔料が
含まれる。多くの顔料が、本発明の実施について有用で
ある。以下の顔料は、本発明に有用な着色剤のリストの
一部である。 【0018】Paliogen(登録商標)Orang
e、Heliogen(登録商標)Blue L 69
01F、Heliogen(登録商標)Blue NB
D7010、Heliogen(登録商標)Blue
K 7090、Heliogen(登録商標)Blue
L 7101F、Paliogen(登録商標)Bl
ue L 6470、Heliogen(登録商標)G
reen K 8683、及びHeliogen(登録
商標)Green L 9140。これらは全て、BA
SF社から入手可能である。 【0019】次の顔料がキャボット社から入手可能であ
る。Monarch(登録商標)1400、Monar
ch(登録商標)1300、Monarch(登録商
標)1100、Monarch(登録商標)1000、
Monarch(登録商標)900、Monarch
(登録商標)880、Monarch(登録商標)80
0、及びMonarch(登録商標)700。 【0020】次の顔料がチバ・スペシャリティ・ケミカ
ルズ社から入手可能である。Chromophtal
(登録商標)Yellow 3G、Chromopht
al(登録商標)Yellow GR、Chromop
htal(登録商標)Yellow 8G、Igraz
in(登録商標)Yellow 5GT、Igrali
te(登録商標)Rubine 4BL、Monast
ral(登録商標)Magenta、Monastra
l(登録商標)Scarlet、Monastral
(登録商標)Violet R、Monastral
(登録商標)RedB、及びMonastral(登録
商標)Violet Maroon B。 【0021】次の顔料がコロンビアン・ケミカルズ社か
ら入手可能である。Raven 7000、Raven
5750、Raven 5250、Raven 50
00、及びRaven 3500。また次の顔料がデグ
ッサ社から入手可能である。Color Black
FW 200、Color Black FW 2、C
olor Black FW 2V、Color Bl
ack FW 1、Color Black FW 1
8、Color Black S160、Color
Black FW S170、Special Bla
ck 6、Special Black 5、Spec
ial Black 4A、Special Blac
k 4、Printex U、Printex 140
U、Printex V、及びPrintex 140
V。またTipure(登録商標)R−101がデュポ
ン社から入手可能であり、さらに次の顔料がホイバッハ
社から入手可能である。Dalamar(登録商標)Y
ellow YT−858−D及びHeucophth
al(登録商標)Blue G XBT 583D。ヘ
キスト社からは次の顔料が入手可能である。Perma
nent Yellow GR、Permanent
Yellow G、Permanent Yellow
NCG−71、Permanent Yellow
GG、Hansa Yellow RA、Hansa
Brilliant Yellow5GX−02、Ha
nsa Yellow−X、Novoperm(登録商
標)Yellow HR、Novoperm(登録商
標)Yellow FGL、Hansa Brilli
ant Yellow 10GX、Permanent
Yellow G3R−01、Hostaperm(登
録商標)YellowH4G、Hostaperm(登
録商標)Yellow H3G、Hostaperm
(登録商標)Orange GR、Hostaperm
(登録商標)Scarlet GO、及びPerman
ent Rubine F6B。モバイ社からは次の顔
料、Quindo(登録商標)Magenta、Ind
ofast(登録商標)Brilliant Scar
let、Quindo(登録商標)Red R670
0、Quindo(登録商標)Red R6713、及
びIndofast(登録商標)Violetが入手可
能である。さらにサン・ケミカル社からは、L74−1
357 Yellow、L75−1331 Yello
w、及びL75−2577 Yellowが入手可能で
ある。 【0022】例えば、本発明のインク処方に使用するた
めの異方性着色剤は、着色剤粒子に水溶性を付与する化
学変性を行ったものでよい。典型的な化学処理の下にお
いて、得られる顔料表面は、アニオン顔料に関しては、
カルボン酸塩、リン酸塩、及び/又はスルホン酸塩の官
能基のような、そしてカチオン顔料に関しては、アンモ
ニウム、4級アンモニウム、又はホスホニウムの官能基
のような、ランダムに配置された親水性置換基を含む。
本発明において、水溶性のための置換基は、顔料粒子の
表面上で離散した位置に共有結合されるが、一方、疎水
性置換基は、親水性部位に隣接するか又は対向してい
る、特に選択された部位に配置することができる。かく
して、顔料を水溶性のものとし、インクジェットインク
調合に適したものとしながら、媒体に適用した時に疎水
性側が印刷されたインクに耐水性を与えるようにして、
顔料それ自体を空間的に配置させることができる。 【0023】変性カーボンブラック顔料、及び官能基を
付着させる方法に関する議論については、米国特許第5
707432号、第5630868号、第557131
1号、及び第5554739号を参照のこと。 【0024】インクジェット可能なインク調合において
有用であるためには、本発明の着色剤粒子は好ましく
は、約0.005から約12μmの範囲の有効平均径を
有する。この種の着色剤は、着色剤が水中で溶けるよう
にする可溶化基をもたらすように、溶媒がアクセス可能
な官能基が誘導される化学反応から得られる。 【0025】本発明のインク組成物は、上記の異方性着
色剤と、ビヒクルとから構成される。インク及びそれら
の性質に関する議論については、リーチ等の「The
Printing Manual」第5版(Chapm
an and Hall,1993)を参照のこと。ま
た米国特許第2833736号、第3607813号、
第4104061号、第4770706号、及び第50
26755号も参照のこと。インクビヒクル中の成分の
例としては、界面活性剤、共溶媒、緩衝剤、殺生物剤、
コロイド、粘度調節剤、及びそれらの混合物がある。 【0026】本発明のインクは典型的には、約1から約
20重量%の水混和性有機共溶媒を含有する。より好ま
しくは、本発明のインクは、約3から15重量%の有機
共溶媒を含有する。 【0027】本発明の実施に際して適切に用いられる水
混和性有機共溶媒は、次のような化合物の何れか、又は
その2以上の混合物を含有する。2−ピロリドン、N−
メチル−ピロリド−2−オン(NMP)、1,3−ジメ
チルイミダゾリド−2−オン、及びオクチル−ピロリド
ンのような窒素含有ケトン。エタンジオ−ル(例えば
1,2−エタンジオール)、プロパンジオール(例えば
1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、
2−エチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパン
ジオール、エチルヒドロキシプロパンジオール(EHP
D))、ブタンジオール(例えば1,2−ブタンジオー
ル、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオー
ル)、ペンタンジオール(例えば1,2−ペンタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオール)、ヘキサンジオール
(例えば1,2−ヘキサンンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、2,5−ヘキサンジオール)、ヘプタンジオ
ール(例えば1,2−ヘプタンジオール、1,7−ヘプタ
ンジオール)、オクタンジオール(例えば1,2−オク
タンジオール、1,8−オクタンジオール)のようなジ
オール。C−Cアルコール(例えばプロパノール、
ブタノール、ペンタノール、及びヘキサノール)のよう
なアルコール及びその異性体(例えば1−プロパノール
と2−プロパノール)。ポリエチレングリコール(例え
ばジエチレングリコール(DEG)、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール)、プロピレングリ
コール(例えばジプロピレングリコール、トリプロピレ
ングリコール、テトラプロピレングリコール)、高分子
グリコール(例えば、PEG200、PEG300、P
EG400、PPG400)のようなポリアルキレング
リコール、及びチオジグリコールのような、インクジェ
ットインクに通常用いられるグリコールエーテル及びチ
オグリコールエーテル。その他の共溶媒には、ヒダント
イン(グリコール尿素)及びその誘導体、例えばDan
tocol DHEとしてロンザ社から市販されてい
る、水酸化エチル及びメチル基を含有するヒダントイ
ン、及びバイエル社から市販されている、約440の分
子量を有するポリアルコキシル化トリオールである、M
ultranol 4012のようなポリアルコキシル
化トリオールなどがある。 【0028】本発明の実施に当たって採用されるその他
の種類の共溶媒には、限定するものではないが、カプロ
ラクタム、ホルムアミド、アセトアミド、及び長鎖アル
コールが含まれる。 【0029】好ましくは、本発明において用いられる有
機共溶媒は、2−ピロリドンと1,6−ヘキサンジオー
ルの混合物からなる。 【0030】本発明の実施においてpH調整のために任
意に用いられる緩衝剤は、有機の生物学的緩衝剤又は無
機緩衝剤であってよく、好ましくは有機緩衝剤である。
緩衝剤の例には、米国ウィスコンシン州ミルウォーキー
のアルドリッチ・ケミカル社などから入手可能なトリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン、4−モルホリンエ
タンスルホン酸(MES)、及び4−モルホリンプロパ
ンスルホン酸(MOPS)などがある。 【0031】本発明の実施に際し任意に用いられる金属
キレート剤は、インク中に存在することがある遷移金属
カチオンを結合するために用いられる。好ましく用いら
れる金属キレート剤の例には、EDTA、ジエチレンテ
トラアミンペンタ酢酸(DTPA)、トランス−1,2
−ジアミノシクロヘキサン四酢酸(CDTA)、(エチ
レンジオキシ)ジエチレンジニトリロ四酢酸(EGT
A)、マロン酸、サリチル酸、又は遷移金属カチオンを
結合できるその他のキレート剤が含まれる。 【0032】インクジェットインクに通常用いられる次
のような殺生物剤は何れであっても、本発明の実施に際
して任意に用いることができる。例えば、米国ニュージ
ャージー州ピスカタウェイのヒュルス・アメリカ社から
入手可能なNuosept95、米国デラウェア州ウィ
ルミントンのゼネカ社から入手可能なProxelGX
L、及び商標Ucarcide 250の下に米国ニュ
ージャージー州ボンドブルックのユニオン・カーバイド
社から市販されているグルタルアルデヒドなどである。 【0033】本発明のインクはさらに、1以上の界面活
性剤又はその混合物を含むことができる。界面活性剤の
全濃度は、約0.05から6 重量%の範囲にある。界面
活性剤混合物は、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活
性剤、両性界面活性剤、及びフルオロ界面活性剤を含ん
でいてよい。米国特許第5106416号は、上に挙げ
た界面活性剤のほとんどをより詳細に開示している。 【0034】適当なノニオン界面活性剤の1例として
は、エア・プロダクツ社から市販のアセチレン系エトキ
シル化ジオールであるSURFYNOLシリーズがあ
る。適当なノニオン界面活性剤の別の例としては、ユニ
オン・カーバイド社から市販のポリエチレン又はポリプ
ロピレンオキシドエーテルであるTERGITOLシリ
ーズがある。 【0035】適当なアニオン界面活性剤の1例として
は、ダウ・ケミカル社から市販のジフェニルスルホネー
ト誘導体である、DOWFAXシリーズがある。適当な
アニオン界面活性剤の別の例としては、サイテック・イ
ンダストリー社から市販のジオクチルスルホコハク酸ナ
トリウムであるOTシリーズがある。 【0036】好ましいフルオロ界面活性剤は、ZONY
L FSA、ZONYL FS−62、及びFLUOR
AD FC−129を含む。 【0037】本発明の実施に有用な、典型的なインク調
合は、着色剤(約0.001重量%から10重量%)、
1以上の共溶媒、1以上の水溶性界面活性剤/両親媒性
物質、任意に1以上の高分子量コロイド(0から約3重
量%)、及び水(バランス量)が含まれる。 【0038】天然又は合成源から誘導される高分子量コ
ロイドは、0から約3重量%の間で、インク調合物に対
して任意に添加することができる。高分子量コロイドの
添加は、印字品質を改善する。本発明の実施において採
用される高分子量コロイドの例としては、アルギン酸
塩、マンヌロン酸、カラギーナン、グアーガム、キサン
タンガム、デキストラン、キチン、キトサン、カルボキ
シメチルセルロース、ニトロメチルセルロース、及びそ
れらの全ての誘導体がある。これらのコロイドは、「ブ
リード制御用高分子量コロイド」と題する米国特許第5
133803号に開示されている。本発明のインクにお
ける高分子量成分であるコロイドの好ましい濃度は、0
から約0.75重量%である。 【0039】所望に応じてインク組成物の種々の特性を
改善するために、粘度調節剤のような他の既知の添加剤
及びその他のアクリル系又は非アクリル系ポリマーを添
加してもよい。 【0040】インクは、ビヒクルの種々の成分を組み合
わせ、それらを本明細書に開示された着色剤と混合する
ことによって調合される。着色剤を使用するインク調合
物は、一般に約3から約12のpHを有する。最終的な
インク組成物の粘度は、約0.8から約8cps、好ま
しくは約0.9から約4cpsである。 【0041】本明細書においては、インクジェット印刷
の方法も開示する。本発明のインクは、在来のインクジ
ェット、バブルジェット(R)又は圧電式プリンタの何れ
にも用いることができる。好ましくは、このインクはサ
ーマルインクジェットプリンタに用いられる。本発明の
インクは典型的には、プリンタカートリッジに充填さ
れ、任意の媒体上にプリントされる。適当な印刷用媒体
の例としては、紙、布地、木材、及びプラスチックなど
がある。 【0042】 【実施例】例1 75%の親水性部分と25%の疎水性フッ素化部分を有
するカーボンブラック顔料の合成 通常の場合、これらの部分を付着させる方法を実行する
と、主として親水性である顔料表面全体にわたってフッ
素化部分がランダムに散在する結果になる。(何れもヒ
ューレット・パッカード社に譲渡された、米国特許第6
221142号及び第6214100号を参照のこ
と)。これと対照的に、同じ顔料ではあるが親水性部分
とフッ素化部分が75:25のバランスを有するもの
を、フッ素化が粒子表面上のある領域に局部化された状
態で合成できる。これは二段階の付着プロセスを伴う。
第一段階は、1以上の親水性部分(例えばポリアクリレ
ート)を顔料の表面に付着させることからなる。使用し
得る可能な反応は、アミド化、アシル化、及びビニルス
ルホンへの付加などである。この反応は、表面上の全て
の反応性部位を飽和させないようにして実行される。そ
の後、第二反応が適用されるが、そこではフルオロポリ
マーが導入され、表面上に残存している少数(1の場合
を含む)部位と反応される。この場合、フルオロポリマ
ーは大きくなければならない。顔料の可溶性と溶媒混合
物(イオン強度を含む)が正確にバランスしていれば、
疎水性部分の単一の付着が行われ、得られた顔料は溶液
から沈殿し、さらなる反応から効果的に遮蔽される。あ
るいは、より多い量の親水性部分を第一段階で付着さ
せ、第二反応に利用できる部位の数をこれに応じて減少
させる。第二反応の化学量論量を制御することで、フル
オロポリマーの単一付着が優先的に導かれる。これら二
つの方法は何れも、異方性粒子の生成をもたらす。顔料
の湿潤特性を操作することにより、基体上の顔料を所望
に応じて優先的に配向することが可能になる。この実施
例では、フッ素化部分が環境に対して露出された状態に
なる。 例2 最初とその後の付着段階が異なる化学反応、又は異なる
反応性を利用することを除き、例1と同様である。この
実施例では、第一の付段階はアミド化反応を利用し、そ
して第二段階はアシル化を利用する。これらの反応は両
方とも、同じく求核置換を伴うが、付着される基は異な
る求核性をもっている。これらの例は何れも、着色剤粒
子に付着される部分の量と型を制御する手段をもたら
す。 例3 フルオロポリマーが、ラテックス部分、ケイ素含有部
分、又は空気界面の方へ優先的に配向される何らかの他
の疎水性部分で置き換えられることを除き、先の例と同
様である。 【0043】上記の例による顔料は何れも、高い耐水性
及び耐スミア性、改善されたブリード性及び乾燥時間な
どを示す。置換基のその他の例としては、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアルコール、多糖、及び金属キレ
ート剤などが含まれる。 例4 この例においては、上記した例における表面変性の第一
段階が、粒子表面全体について行われる。しかしこの場
合、変性された顔料は次いで、破砕されるか破壊され
て、新たに内部表面が露出される。従って、その顔料の
開始粒径は、上記の例において用いられる粒径よりも大
きい。例えばキャボット社に譲渡された、米国特許第6
169129号を参照のこと。この特許は、ケイ素で処
理したカーボンブラックの合成を記載しており、そこで
はケイ素化合物が、カーボンブラック生成用原料に同時
に導入される。「この場合、カーボンブラックの凝集物
が得られ、そこにはケイ素又はケイ素含有種が、カーボ
ンブラック凝集物の、主として表面に又はその近傍に存
在する。...本発明のケイ素処理カーボンブラック凝
集物は、個別のカーボンブラック凝集物と個別のシリカ
凝集物との混合物ではないが、カーボンブラック凝集物
の表面もしくはその内部の何れかに、少なくとも1つの
ケイ素含有領域を含む。」この段階においては、ケイ素
部分の他に、他の化学物質も用いることができる。何れ
にせよ、未変性の顔料表面を露出させるために、凝集物
のさらなる破壊が必要である。これによる新しい表面
を、次いで他の置換基で適宜変性して、官能基を有する
所望の異方性粒子を生成することができる。 【0044】顔料の実際の合成中に変性が行われる、上
記したカーボンブラックの例の場合とは異なり、この概
念は、カラー顔料を含む大きめの粒子一般に対して適用
することができる。例えば、500ナノメートルのフタ
ロシアニン顔料試料の全表面を、当事者には公知である
既存の付着技術を用いて、ドデシルアミンで変性するこ
とができる。続いて破砕を行うことによって、これらの
粒子破壊されて個々の粒子の寸法が低減され(即ち、直
径200ナノメートル)、内部表面が露出されて、さら
に変性を行うことができるようになる。従って得られる
粒子は、その表面上に炭化水素の局所領域又は局在化領
域を有し、また他の別の化学種で変性された表面をも有
することになる。 【0045】その他、二相液体反応、又は乾燥顔料粒子
に対する化学蒸着を利用する他の手段も存在する。異方
性を付与するさらに別の手段としては、いわゆるコアセ
ルポリマーによる粒子の完全なカプセル化がある。(何
れもヒューレット・パッカード社に譲渡された、米国特
許第5990202号及び第6057384号を参照の
こと)。 【0046】そしてさらに別の方法では、より複雑な解
決策が、結晶化技術の分野で見出されている。そこで
は、顔料粒子は個々の分子の結晶化によって合成され
る。「ボトムアップ」式の手法で粒子を合成する分野
は、まだほんの初期の技術段階にあるが、それでも製薬
産業や、塗料産業向けの新規な顔料の生成において、幾
つかの例を見出すことができる。分子を慎重に選択し、
その結晶化条件を制御することにより、ほぼ単分散性の
粒子の単結晶を得ることが可能である。この場合、粒子
の異方性は固有のものである。ここでは、粒子をそのま
まの状態で用いることができ、また以後の選択的化学変
性のためにその異方性を利用することもできる。例えば
こうした結晶は、カルボン酸末端として終端する単一の
面を有することができる。これをn−ヘキシルアミンで
選択的にアミド化して、アミド結合を介して付着された
炭化水素の個別領域を有する粒子を生成することができ
る。この方法の帰結として、分子モデル化技術により、
結晶の特定の面を変性する手段を提供することができ
る。通常この技術は、結晶の特定の面の成長を促進し、
又は遅延させるのに用いられる。ここではその技術を、
特定の結晶面と相互作用する化学的添加物を発見するた
めに用いる。粒子に対して化学的異方性を付与すること
により、その粒子の特定の面又は領域の物理的特性を変
更することができる。 【0047】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、インクジ
ェット印刷に用いられる異方性着色剤、及びこれを用い
たインクジェット印刷用インクが提供される。すなわち
上述の異方性着色剤は、インクジェット印刷に採用され
るインクにおいてその有用性を見出すことが期待され
る。異方性着色剤は例えば親水性部分と疎水性部分を個
々の粒子表面に有することにより、印刷された場合に媒
体上で配向され、例えば疎水性部分が環境に対して曝露
されるように配列されることにより、優れた耐水性がも
たらされる。同様にして所望の特性を局在化させて個別
の粒子に付与することにより、耐水性の改善に加えて、
彩度、光沢、光沢均一性、耐スミア(こすり汚れ)性、
印字品質、乾燥時間などの向上をもたらすことができ
る。 【0048】以下に本発明の実施態様を列記する。 1.1以上の異方性着色剤を含むインクジェット印刷用
インク。 2.前記インクの前記異方性着色剤が、共有結合した2
以上の置換基で変性された顔料を含み、前記置換基が前
記着色剤の粒子表面上に非ランダムに散在されている、
上記1のインク。 3.前記異方性着色剤が、着色剤表面上に2以上の局所
領域を有し、前記局所領域の1つは付着された親水性部
分を有し、前記局所領域の別のものは付着された疎水性
部分を有する、上記1のインク。 4.界面活性剤、共溶媒、緩衝剤、殺生物剤、コロイ
ド、粘度調節剤、及びそれらの混合物から成る群より選
択された成分をさらに含む、上記1のインク。 5.前記着色剤がインクジェット可能であり、約0.0
05から約12μmの範囲の平均径を有する、上記1の
インク。 6.前記置換基が親水性部分と疎水性部分を含む、上記
2のインク。 7.前記親水性部分がポリアクリレートから選択され、
前記疎水性部分がフルオロポリマーから選択される、上
記6のインク。 8.前記疎水性部分が、ラテックス、ケイ素含有部分、
ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、多糖、
金属キレート剤、及びそれらの混合物から成る群より選
択される、上記6のインク。 9.前記親水性部分が、カルボン酸塩、リン酸塩、スル
ホン酸塩、アンモニウム、4級アンモニウム、ホスホニ
ウム部分、及びそれらの混合物から成る群より選択され
る、上記6のインク。 10.ノンインパクトプリンタによってインク調合物が
媒体上に適用され、このインクが異方性インク着色剤を
含有する、インクジェット印刷方法。 11.前記インクの前記異方性着色剤が、共有結合され
た2以上の置換基で変性された顔料を含み、前記置換基
が前記着色剤の粒子表面上に非ランダムに散在されてい
る、上記10の方法。 12.前記異方性着色剤が、着色剤表面上に2以上の局
所領域を有し、前記局所領域の1つは付着された親水性
部分を有し、前記局所領域の別のものは付着された疎水
性部分を有する、上記10の方法。 13.前記置換基が親水性部分と疎水性部分を含む、上
記11の方法。 14.界面活性剤、共溶媒、緩衝剤、殺生物剤、コロイ
ド、粘度調節剤、及びそれらの混合物から成る群より選
択された成分をさらに含む、上記10の方法。 15.インクジェット印刷用インクの耐水性を改善する
方法であって、前記インクを媒体上に印刷するステップ
を含み、前記インクが異方性着色剤を含み、前記着色剤
が着色剤表面上に2以上の局所領域を有し、前記局所領
域の1つは付着された親水性部分を有し、前記局所領域
の別のものは付着された疎水性部分を有することからな
る方法。 16.前記親水性部分がポリアクリレートから選択さ
れ、前記疎水性部分がフルオロポリマーから選択され
る、上記15の方法。 17.前記疎水性部分が、ラテックス、ケイ素含有部
分、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、多
糖、金属キレート剤、及びそれらの混合物から成る群よ
り選択される、上記15の方法。 18.前記親水性部分が、カルボン酸塩、リン酸塩、ス
ルホン酸塩、アンモニウム、4級アンモニウム、ホスホ
ニウム部分、及びそれらの混合物から成る群より選択さ
れる、上記15の方法。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA13 FC02 2H086 BA55 4J039 BA04 BC19 BC33 BC54 BC56 BE01 BE02 BE12 BE22 BE32 CA03 EA33 EA36 EA46 GA24

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1以上の異方性着色剤を含むインクジェ
    ット印刷用インク。
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