JP2003048838A - 喉ケア剤 - Google Patents

喉ケア剤

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JP2003048838A
JP2003048838A JP2001236760A JP2001236760A JP2003048838A JP 2003048838 A JP2003048838 A JP 2003048838A JP 2001236760 A JP2001236760 A JP 2001236760A JP 2001236760 A JP2001236760 A JP 2001236760A JP 2003048838 A JP2003048838 A JP 2003048838A
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acid
saliva
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polysaccharide
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Tsutomu Isobe
勤 磯部
Shigeto Kayane
滋人 茅根
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 次の成分(A)及び(B): (A)多糖類、(B)唾液分泌促進剤を含有する喉ケア
剤。 【効果】 本発明の喉ケア剤は、咽頭粘膜への細菌の感
染を防止、喉を爽快に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、咽頭粘膜への細菌
の感染を防止し、喉を爽快に保つ喉ケア剤に関する。
【0002】
【従来の技術】口腔内のケア剤として、食物繊維配合食
品に関して多糖類系天然糊料を用いた口腔囲壁に密着す
る飴(特開平3−164139号公報)や、難消化性デ
キストリンとペクチンを用いて血糖値上昇を抑制する液
状食品(特開2000−189109号公報)等が提案
されている。また口腔乾燥症患者の唾液の分泌をキシリ
トールを含有する可食組成物で促進し、口腔内の症状を
緩和するもの(特開平3−83920号公報)やシソ科
植物等由来の口腔用消臭剤とアオギリ科植物等を併用し
て口臭を抑制するもの(特開平11−180839号公
報)等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
は、多糖類を用いて口腔内囲壁への密着性向上、難消化
性デキストリンを用いてインスリンの過剰な分泌を抑制
し血糖値上昇を抑制することを目的にするものや口腔内
乾燥の治療又は口臭抑制効果の増強、持続時間の延長等
を目的としたもので、風邪症状群等の原因である、喉に
付着した病原菌に対して防禦や症状改善等を目的とした
ものではない。本発明の目的は、風邪ウイルス感染及び
二次性細菌感染等から喉を防禦する、即ち、咽頭粘膜へ
の細菌の感染を防止し、また、症状改善効果を有する喉
ケア剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、風邪ウイル
スの増殖サイクルが口腔粘膜ではなく気道の粘膜上皮の
みであって(細胞工学、第19巻第1号、33〜38
頁)、更にその際インフルエンザ菌、緑膿菌、黄色ブド
ウ球菌等の病原菌が産生するプロテアーゼが風邪ウイル
スの増殖活性化を補強する(Modern Physician 第18
巻第11号、1339〜1342頁)ことに着目し、喉
への病原菌の付着抑制、除去を検討したところ、多糖類
と唾液分泌促進剤を併用すると、これら病原菌の喉への
付着抑制、除去作用を示し、不快感を除くことを見出し
た。
【0005】本発明は、次の成分(A)及び(B): (A)多糖類、(B)唾液分泌促進剤を含有する喉ケア
剤を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で使用する成分(A)の多
糖類としては、大豆食物繊維、グアガム、タラガム、ト
ラガントガム、アラビアガム、キサンタンガム、カラヤ
ガム、ジェランガム、コーン食物繊維、アルギン酸、サ
クランボガム、メスキッドガム、ローカストビーンガ
ム、寒天、リン酸多糖が挙げられ、大豆食物繊維、グア
ガム、タラガム、ローカストビーンガム、リン酸多糖が
好ましい。リン酸多糖としてはリン酸マンナンが特に好
ましい。大豆食物繊維には、大豆オリゴ糖も含まれる。
また、多糖類は2種以上併用してもよく、例えば、リン
酸マンナンと大豆食物繊維、大豆食物繊維とタラガム、
リン酸マンナンとタラガム等の組み合せが好ましい。
【0007】本発明で使用する成分(B)の唾液分泌促
進成分としては、味覚刺激成分、口内粘膜刺激成分、唾
液腺活性化成分等が挙げられる。ここで、唾液分泌促進
成分とは、健常人が起床後から食物を口にしない状態で
30分以内に安静状態で測定した唾液分泌速度に対す
る、同じ安静状態で本唾液分泌促進成分を食した後、味
覚刺激物質及び口内粘膜刺激物質の場合はその直後、唾
液腺活性物質の場合は60〜180分後に測定した唾液
分泌速度の比が1.2以上、好ましくは2以上、より好
ましくは5以上のものをいう。
【0008】味覚刺激成分としては、有機酸類、旨味物
質等が挙げられる。有機酸類としては、クエン酸、イソ
クエン酸、リンゴ酸、酢酸、蓚酸、マロン酸、コハク
酸、グルタール酸、マレイン酸、フマル酸、アコニット
酸、乳酸、酒石酸、ピルビン酸、アスコルビン酸、アル
ドン酸、ウロン酸等の有機酸の他に、これらを含有する
梅酢、リンゴ酢及びレモン、オレンジ、ユズ、夏ミカン
等の柑橘類のチップ、粉末、エキス等が挙げられる。
【0009】更にこの有機酸は、炭酸塩又は重炭酸塩と
組み合せて発泡性唾液分泌促進成分とするのが好まし
い。ここで有機酸としては、クエン酸、酒石酸、リンゴ
酸、フマル酸、コハク酸等が特に好ましい。炭酸塩又は
重炭酸塩としては炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸アンモニウ
ム、セスキ炭酸ナトリウム等が挙げられ、このうち炭酸
ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムが好ま
しく、特に炭酸水素ナトリウムが好ましい。有機酸と炭
酸塩又は重炭酸塩との合計で、喉ケア剤中に1〜60重
量%、更に5〜40重量%、特に5〜30重量%含有す
るのが好ましい。また有機酸と炭酸塩又は重炭酸塩の重
量比率は、有機酸/(重)炭酸塩=3/1〜1/2、特
に2/1〜1/2が好ましい。
【0010】旨味物質としては、アミノ酸(塩)、核
酸、ジペプチド、トリペプチド、オリゴペプチド等が挙
げられ、具体的には、グルタミン酸ナトリウム、イノシ
ン酸、グアニル酸等が挙げられる。
【0011】口内粘膜刺激成分としては、イソチオシア
ネート類、アミド系辛味成分、バニリルケトン類等が挙
げられ、具体的には、アリルイソチオシアネート、カプ
サイシン、ピペリン、サンショオール、ジンゲロール等
が挙げられる。
【0012】唾液腺活性化成分としては、副交換神経興
奮剤、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウムイオン遊
離放出剤等が挙げられ、具体的にはピロカルビン、ムス
カリン、アセチルコリン、リアノジン、カフェイン等、
また植物のコラ・アクミナタ、コラ・ニティダ、ヤボラ
ンジ、シラカバ、スイカズラ、セイヨウニンジン、ドク
ダミ、ニンニク、ハイビスカス、ホップ、マタタビ、リ
ンデン、ローズヒップ等が挙げられる。
【0013】なお、これらの成分のうち成分自体が揮発
性を有するもの、例えばアリルイソチオシアネート、サ
ンショオール等の場合、嗅覚を刺激し、唾液分泌を促す
作用もある。これらの唾液分泌促進剤は、2種以上併用
してもよい。
【0014】唾液分泌促進剤としては、有機酸と炭酸水
素ナトリウムとを併用する発泡性唾液分泌促進成分が好
ましい。
【0015】多糖類と唾液分泌促進剤の含有重量比率
は、多糖類/唾液分泌促進剤=1/100〜100/
1、特に1/10〜10/1であるのが好ましい。
【0016】本発明の喉ケア剤は、喉に長く残留させた
方が、喉作用性成分の持続性及び唾液の分泌がより効果
的に促進され、シロップ、ゼリー飲料、清涼飲料等、特
に粘性のある飲料タイプとしたものが効果的に優れる。
この場合、水を基剤として使用するのが好ましい。この
場合咽下のしやすさの点で、20℃においてB型粘度計
を用いて測定した粘度が2〜3000mPa・s、好ましく
は50〜1800mPa・s、特に150〜600mPa・sであ
るのが好ましい。
【0017】本発明の喉ケア剤は、アメ形態、すなわち
ドロップ、アメ等のハードキャンディの形態としても用
いることができる。当該形態は、砂糖又はアメを主原料
とするもの、特に高温(140〜180℃)で煮つめた
ものが好ましいが、糖アルコールを主原料としてノンシ
ュガーあるいは砂糖不使用としてもよい。
【0018】本発明の喉ケア剤をアメ形態とする場合
は、多糖類に加えて発泡性唾液分泌促進成分を含有する
ものがよい。この際発泡性唾液分泌促進成分は、アメ形
態中に一様に分散していてもよいが、発泡性唾液分泌促
進成分含有部と非含有部とで構成され、発泡性唾液分泌
促進成分含有部が先に溶解終了するように処方されてい
てもよい。
【0019】発泡性唾液分泌促進成分含有部と非含有部
とを区分する手段としては、例えば上層と下層、上層、
中層、下層などのように積層構造としてもよい。また、
内層とその周囲を覆う外層を有する被覆型キャンディと
してもよい。更にはブロック状、柱状、球状等の部分を
一部に含む構造のアメとしてもよい。
【0020】発泡性唾液分泌促進成分含有部と非含有部
との割合は特に制限されないが、含有部:非含有部(重
量比)が0.1:1〜1:0.1、特に0.4:1〜
1:0.4であることが好ましい。この場合、発泡性唾
液分泌促進成分含有部中の発泡成分の含有量は、発泡性
の点から有機酸と炭酸塩又は重炭酸塩との合計で1〜8
0重量%、更に5〜60重量%、特に10〜40重量%
が好ましい。
【0021】本発明の喉ケア用アメの製造法は略均一構
造の場合は常法により、また積層構造の場合には発泡性
唾液分泌促進成分含有部と非含有部とをそれぞれ調製後
積層するのが好ましい。また、被覆型キャンディの場合
には、非含有部を調製後その上に発泡性唾液分泌促進成
分含有部を被覆するのが好ましい。
【0022】
【実施例】試験方法: 1.病原菌トラップ効果 黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌についてそれぞれ菌
数を108/mLのPBS菌溶液を作成する。各菌液と等量
の試験液を30分間混合する。一方、ヒトの咽頭上皮細
胞をPBS溶液(リン酸緩衝溶液)で洗浄し、細胞数が
2.5×104/mLとなるPBS溶液を作成する。次に、
試験液と混合した菌液0.02mLと細胞液0.98mLを
混合し37℃で30分間反応させる。この後、この液を
600r/minで10分間遠心分離し、PBS溶液での洗
浄を3回繰り返し、プレート上に散布、グラム染色を行
い、光学顕微鏡にて、設定倍率での顕微鏡視野内の菌数
を測定し、対照条件での菌数を100とした場合の細胞
への菌付着率を測定する。なお、対照条件は、試験液を
PBS溶液とした。
【0023】2.病原菌コーティング効果 黄色ブドウ球菌、インフルエンザ菌についてそれぞれ菌
数を108/mLのPBS菌溶液を作成する。一方、ヒトの
咽頭上皮細胞をPBS溶液で洗浄し、細胞数が2.5×
104/mLとなるようにPBS溶液で調製し、この溶液に
等量の試験液を混合、反応させた後、この混合液を60
0r/minで10分間遠心分離し、PBS溶液での洗浄を
3回繰り返し細胞液を得る。次に各菌液0.02mLと細
胞液0.98mLを混合し、37℃で30分間反応させ
る。その後、この液を600r/minで10分間遠心分離
し、PBS溶液での洗浄を3回繰り返し、プレート上に
散布、グラム染色を行い、光学顕微鏡にて、設定倍率で
の顕微鏡視野内の菌数を測定し、対照条件での菌数を1
00とした場合の細胞への菌付着率を測定する。なお、
対照条件は、試験液をPBS溶液とした。
【0024】
【実施例】参考例唾液分泌流量の測定 表1の唾液分泌促進剤0.5gを服用し、服用直後に、
口中の唾液を脱脂綿でよく拭き取り、その後5分間に分
泌する唾液の全量を吐き出させ、その重量を5で徐した
ものを唾液分泌流量とした。成人10人の算術平均値を
とり評価した。
【0025】
【表1】
【0026】実施例1 多糖類0.5重量%水溶液と成人の唾液を混合したもの
病原菌トラップ効果、病原菌コーティング効果を測定し
た結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】優れた病原菌トラップ効果及び病原菌コー
ティング効果を示した。
【0029】実施例2 アメ 次のアメを製造した。 クエン酸 12.5重量% 炭酸水素ナトリウム 12.5 大豆食物繊維 0.5 水アメ(固形分) 15 パラチニット 59 メントール 0.5 このアメ5gを服用し、アメがなくなるまでの唾液を全
て吐出させ、その重量からアメの重量を差し引いた値を
唾液分泌量とした。成人10人の算術平均で評価した。
唾液分泌量は52gであった。また病原菌トラップ効果
は0%、病原菌コーティング効果は0%であった。ここ
で病原菌トラップ効果0%とは、病原菌が付着しなかっ
たことで、効果が優れていることを示す。一方、水アメ
20重量%、パラチニット79.5重量%及びメントー
ル0.5重量%を含有するアメ(比較)の場合は、唾液
分泌量5g、病原菌トラップ効果100%、病原菌コー
ティング効果は100%であった。
【0030】実施例3 アメ 次の外層/内層の重量比が7/3の2層タイプのアメを
製造した。 外層:酒石酸 12.5重量% 炭酸水素ナトリウム 12.5 水アメ(固形分) 16 パラチニット 59 内層:水アメ(固形分) 20重量% パラチニット 78.5 大豆食物繊維 1 メントール 0.5 実施例2と同様に評価した。唾液分泌量は43g、病原
菌トラップ効果は0%、病原菌コーティング効果は0%
であった。
【0031】実施例4 シロップ 次のシロップを製造した。 水アメ 95.5重量% メントール 1 大豆食物繊維 1 グアガム 1 カフェイン 0.5 ポリグリセリン脂肪酸エステル 1 シロップ0.5g服用後90分後、口中の唾液を脱脂綿
でよく拭き取り、その後5分間に分泌する唾液の全量を
吐出させ、その重量を唾液分泌量とした。成人10人の
算術平均で評価した。唾液分泌量は17gであった。ま
た病原菌トラップ効果は0%、病原菌コーティング効果
は0%であった。一方、水アメ98重量%、メントール
1重量%及びポリグリセリン脂肪酸エステル1重量%を
含有する飲料(比較)の場合は、唾液分泌量2g、病原
菌トラップ効果100%、病原菌コーティング効果10
0%であった。
【0032】実施例5 飲料 次の飲料を製造した。 水 95.5重量% メントール 1 大豆食物繊維 1 グアガム 1 カフェイン 0.5 ポリグリセリン脂肪酸エステル 1 実施例4と同様に評価した。唾液分泌量12g、病原菌
トラップ効果0%、病原菌コーティング効果0%であっ
た。
【0033】実施例6 試験方法1で作成したPBS菌溶液100mLに、次の各
種アメ5gを服用した際の唾液全量を30分間混合し、
試験方法1と同様にして病原菌トラップ効果を測定し
た。また、喉細胞数が2×108/mLとなるように調整
したPBS溶液100mLに、次の各アメ5gを服用した
際の唾液全量を30分間混合し、試験方法2と同様にし
て病原菌コーティング効果を測定した。 唾液採取法:各アメを服用する直前に口内に存在する唾
液を吐出させ、アメ5gを服用し、口中でゆっくり舐
め、アメが溶け終るまで、分泌した唾液、各アメ溶解物
をビーカーに吐出させた。 唾液分泌量(g)=全吐出量−5
【0034】
【表3】
【0035】本発明のアメは、いずれも病原菌トラップ
効果、コーティング効果が優れていた。
【0036】
【発明の効果】本発明の喉ケア剤は、咽頭粘膜への細菌
の感染を防止し、喉を爽快に保つ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 33/10 A61K 33/10 35/78 35/78 J 45/00 45/00 A61P 11/04 A61P 11/04 Fターム(参考) 4B018 LB01 LB08 LE01 LE05 MD03 MD09 MD37 MD47 ME09 MF08 4C084 AA02 AA03 AA19 BA44 CA59 MA02 MA17 MA34 MA52 NA14 ZA592 4C086 AA01 AA02 EA20 HA16 MA02 MA04 MA17 MA34 MA52 NA14 ZA59 4C088 AB61 AC02 AC14 BA07 MA04 MA17 MA34 MA52 NA14 ZA59 4C206 AA01 AA02 DA07 DA11 MA02 MA04 MA28 MA37 MA54 MA72 NA14 ZA59

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)多糖類、(B)唾液分泌促進剤を含有する喉ケア
    剤。
  2. 【請求項2】 唾液分泌促進剤が有機酸及び炭酸水素ナ
    トリウムである請求項1記載の喉ケア剤。
  3. 【請求項3】 多糖類が、大豆食物繊維、グアガム、タ
    ラガム、ローカストビーンガム又はリン酸多糖である請
    求項1又は2項記載の喉ケア剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012023279A1 (ja) * 2010-08-19 2012-02-23 株式会社ロッテ 唾液分泌促進剤
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