JP2003048585A - 二輪車用衝撃吸収体 - Google Patents

二輪車用衝撃吸収体

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JP2003048585A JP2001239973A JP2001239973A JP2003048585A JP 2003048585 A JP2003048585 A JP 2003048585A JP 2001239973 A JP2001239973 A JP 2001239973A JP 2001239973 A JP2001239973 A JP 2001239973A JP 2003048585 A JP2003048585 A JP 2003048585A
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突時の大きなエネルギを効率良く吸収し
て、且つ二輪車への取付けを容易にする二輪車用衝撃吸
収体を提供する。 【解決手段】 複数の板状リブ2aを基端21から先端
22に向かって肉厚tを徐々に薄くし、且つ互いに交差
させて形成した合成樹脂製の格子状体2が、前記板状リ
ブ2aの基端21から先端22に向かう方向を二輪車9
の車両前後方向に合わせるようにして段積みされ、その
二輪車の前部91に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車の前面衝突
に対して乗員を効果的に保護する二輪車用衝撃吸収体に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車では衝突時における乗員保護を目
的として、衝撃吸収体が用いられている。例えば側面衝
突時において、乗員頭部を保護するためにピラーガーニ
ッシュの内側や、乗員の腰,胸を保護するためにドアト
リムの内側等に衝撃吸収体が設置されている。そして、
その衝撃吸収体には比較的低コストで造れる樹脂リブが
多用されてきた(特開平8−164810号,特許第2
978083号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、二輪車に関
してはこれまで衝突時のエネルギ吸収についてあまり検
討されてこなかった。また、二輪車用の衝撃吸収体では
自動車のものに比べ、はるかに大きなエネルギを吸収す
る必要があった。例えば、自動車の場合は質量4.54k
gのダミーヘッドが速度15mile/h(=6.71m/s)で
衝突するエネルギを基準にしており、吸収すべき運動エ
ネルギEk=1/2mvが102.1[J]であるのに
対し、二輪車の場合は車両質量を100kg、走行速度5
0km/h(=13.89m/s)とすると、その吸収すべき運
動エネルギEkが9646[J]になり、ケタ違いに大き
なエネルギ吸収を行わねばならなかった。自動車用の樹
脂リブを用いるにしても、リブ高さは高々60mm程度
であり、この吸収ストロークで二輪車の場合に適用する
となると相当の面積を要し、事実上不可能であった。こ
の衝撃吸収体は二輪車の前方につけられることから、前
影面積を大きくすることはできなかった。一方、樹脂リ
ブを高くする方法を採用するにしても、製造上、抜きテ
ーパをつける関係からリブの肉厚がどんどん厚くなっ
て、発生荷重が大きくなってしまう不具合を招来させ
た。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、衝
突時の大きなエネルギを効率良く吸収して、且つ二輪車
への取付けを容易にする二輪車用衝撃吸収体を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の発明の要旨は、複数の板状リブを基端
から先端に向かって肉厚を徐々に薄くし、且つ互いに交
差させて形成した合成樹脂製の格子状体が、前記板状リ
ブの基端から先端に向かう方向を二輪車の車両前後方向
に合わせるようにして段積みされ、その二輪車の前部に
取付けられることを特徴とする二輪車用衝撃吸収体にあ
る。請求項2に記載の発明は、複数の板状リブを基端か
ら先端に向かって肉厚を徐々に薄くし、且つ互いに交差
させて形成した格子状体と、前記格子状体の各格子空間
を遮蔽する平板状の基板と、を具備して両者が一体成形
された合成樹脂製の緩衝部材が、前記板状リブの基端か
ら先端に向かう方向を二輪車の車両前後方向に合わせる
ようにして段積みされ、その二輪車の前部に取付けられ
ることを特徴とする二輪車用衝撃吸収体にある。請求項
3の発明たる二輪車用衝撃吸収体は、請求項1又は2
で、格子状体の中央に在る格子の開口を他部分より大き
くしたことを特徴とする。請求項4の発明たる二輪車用
衝撃吸収体は、請求項1又は2で、複数の前記板状リブ
を互いに交差させて格子状体を形成するにあたり、該格
子状体の中央域に配される板状リブの一部が間抜きされ
たことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明のごとく、格子状体が板状
リブの基端から先端に向かう方向を二輪車の車両前後方
向に合わせるようにして段積みされ、その二輪車の前部
に取付けられると、格子状体の段積み(積み上げ)によ
り二輪車の全面衝突に対して衝撃吸収ストロークを大き
くとることができ、所望の大きな衝撃を吸収できる。し
かも、段積みされていることから、その一つを構成する
格子状体の板状リブ高さは60mm程度に抑えることが
でき、抜きテーパをつけてもリブ基端の肉厚が厚くなり
すぎることがなく、発生荷重が大きくなる不具合はな
い。請求項2の発明のごとく、格子状体体と基板とが一
体成形された緩衝部材が段積みされると、段積みされた
各緩衝部材が衝撃荷重を受ける場合、基板全体で衝撃荷
重をまず受けてこれが各板状リブに伝わり、板状リブが
連続的に潰れて効果的に衝撃荷重を吸収できるようにな
る。請求項3や請求項4の発明のごとく、格子状体の中
央に在る格子の開口を他部分より大きくしたり、複数の
板状リブを互いに交差させて格子状体を形成するにあた
り、該格子状体の中央域に配される板状リブの一部が間
抜きされたりすると、これらが段積みされた衝撃吸収体
は、全体に亘って開口を同じにしたり間抜きがなかった
りした場合に比べその中心軸付近が弱くなるので、衝撃
荷重を受けた際、安定的に潰れるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の二輪車用衝撃吸収
体(以下、単に「衝撃吸収体」という。)について詳述
する。図1〜図9は、本発明に係る衝撃吸収体の一形態
で、図1は二輪車に取付けた衝撃吸収体の説明斜視図、
図2は図1の衝撃吸収体の縦断面図、図3は衝撃吸収体
の分解斜視図、図4は図3のX-X線矢視図、図5は緩
衝部材の縦断面図、図6は緩衝部材の平面図、図7は衝
撃吸収の模様を示す説明図、図8は発生荷重vs変位のグ
ラフ、図9は発生荷重vs時刻のグラフである。図1,図
2で、白抜き矢印は前面衝突の衝撃荷重の方向を示す。
【0008】衝撃吸収体は、板状リブ2aを基端21か
ら先端22に向かって肉厚を徐々に薄くし、且つ互いに
交差させて形成した合成樹脂製格子状体2を有する緩衝
部材1が、前記板状リブ2aの基端21から先端22に
向かう方向を二輪車9の車両前後方向に合わせるように
して段積みされたものである。図1の衝撃吸収体は緩衝
部材1が6段に段積みされた形である。図3の分解斜視
図はそのうちの3つの緩衝部材1だけを示す。
【0009】格子状体2は合成樹脂製で、プレート部か
らなる板状リブ2aが互いに交差し、前面衝突方向に対
して格子状になるよう配設される。格子状体2について
は衝突時に加わる強い外力により容易に座屈,変形でき
るようにし、その衝撃が吸収できる緩衝機能を発揮す
る。具体的には、格子状体2を形成する各板状リブ2a
が、その基端21における肉厚tに対し、先端22の
肉厚tを小さくテーパ状に設定し(図4)、先端22
に向かうにつれ格子状体2の肉厚tを徐々に薄くしてい
る。衝撃荷重が加わった際に、格子状体2の弱い先端部
分22から徐々に座屈変形を進行させていき、衝撃圧を
効率良く吸収する。さらに、格子状体2が段積みされる
(積み上げられる)ことによって衝撃荷重をより効果的
に吸収する。本実施形態は、格子状に形成する板状リブ
2aの縦リブ2aと横リブ2aについて同形のプレ
ート部とするが、縦リブ2aと横リブ2aの厚み等
を別個に適宜選定できる。格子状体2を形成する板状リ
ブ2aは、効果的な衝撃吸収を鑑みれば、その高さが3
0mm〜60mmで、先端22厚みtが0.5mm〜
1.0mm、基端21厚みtが1.0mm〜2.5mm
といった範囲が好適範囲になる。格子状体2そのものの
大きさは縦Aが140mm程度、横Bが200mm程度
で、高さは前述のごとく30mm〜60mmで、格子空
間23を形成する板状リブ2aのピッチは20mm〜3
0mm程度である。これが横置き数段(ここでは6段)
に段積みされて衝撃吸収体になり、図1のごとくカバー
5で覆われた状態にして二輪車9の前部に取着される。
【0010】本発明の衝撃吸収体は格子状体2を有すれ
ばよいが、格子状体2と該格子状体2の各格子空間23
を遮蔽する基板3とを具備して、これらが一体成形され
た合成樹脂製の緩衝部材1を用いればより好ましくな
る。格子状体2と基板3とが一体成形された緩衝部材1
が段積みされ、詳しくは、板状リブ2aの先端22が隣
に配される緩衝部材1の基板3に当接するようにして横
置き数段に積み上げられる。緩衝部材1,1,…が段積み
された衝撃吸収体に衝撃荷重が加わると、基板3全体で
衝撃荷重を受けてこれが各板状リブ2aに伝わり座屈,
変形を起こしてその衝撃荷重をうまく吸収できる。緩衝
部材1の樹脂材質には、例えばPP,PPF,ABS,P
C/ABS(ポリカーボネートとABSとのアロイ)等
の熱可塑性樹脂が採用される。
【0011】基板3は平板状体で、格子状体2に連接し
て格子空間23を遮蔽するものである。ここでの基板3
は図2,図3のごとく格子リブの基端側21で格子状体
2に連接する天板になっており、格子リブ2aがつくる
基端側21の格子開口面を基板3が覆うようにして、該
基板3と前記格子状体2が一体成形で設けられている。
平板状の基板3は、該基板3から板状リブ2aが基端2
1を根元にし先端22に向かうにつれ肉厚tを薄くして
格子状に立設してなる格子状体2との一体品としてい
る。基板3が前面衝突方向に面して、各緩衝部材1の格
子開口Sが車両後方に向く姿態で二輪車前部91に取付
けられる(図2)。衝撃吸収体が衝撃荷重を受ける際
に、まず基板3全体でその荷重を受け止め、しかる後、
格子状体2の各板状リブ2a,2a,…に荷重を分散させ
ることができる。基板3の厚みは、衝撃を全面で受けら
れるようある程度の剛性が必要となる。ここでは、厚み
2mmの基板3を用いる。剛性を確保するためフランジ
等を適宜設けて補強してもよい。本実施形態は基板3が
格子状体2の基端21面を覆うように設けられているが
(図5のイ)、基板3は格子空間23を遮蔽するもので
あればよく、例えば図5(ロ),(ハ)のごとく格子状
体2の内部を基板3が横切る形で格子空間23を遮蔽す
るよう設けることが出来る。図5(ロ)は基板3から両
サイドに板状リブ2a,2aが基端21を根元にし先端
22に向かうにつれ肉厚を薄くして格子状に立設し格子
状体2,2を形成する。基板3と該基板3の両サイドに
できる格子状体2,2との一体品である。図5(ハ)は
基板3の片側の面に基端21を付け根にして先端22に
向かうにつれ肉厚を薄くした板状リブ2aにより格子状
体2が立設するが、他側の面には基端21を付け根にし
て先端22に向かうにつれ肉厚を薄くした板状リブ2a
による側面視十文字体4が立設する。図5(ロ),
(ハ)とも、基板3の両サイドから張り出す格子状体2
或いは十文字体4に抜きテーパがつけられるため製造上
何ら問題ない。十文字体4は緩衝部材1が段積みされた
とき、段積みされる隣の格子状体2の格子空間23内に
収まって衝撃吸収体を形成する。衝撃荷重が加わった際
にこの十文字体4の機械的強度の弱い先端部分22から
座屈変形を起こしてこの部分でも衝撃吸収することがで
きる。衝撃吸収体が段積みされる高さに制限があるとき
などに該十文字体4は有効になる。
【0012】さらに、本実施形態では格子状体2の中央
に在る格子の開口Sを他部分より大きくした緩衝部材1
を採用する。本発明は緩衝部材1(格子状体2)が段積
みされた衝撃吸収体である。格子状体2の外側に位置す
る板状リブ2aは変形する際に外側へ逃げることが可能
であるが、格子状体2の中心付近になると逃げ場がな
い。格子状体2の中央が硬く、外が軟らかい状態になっ
ている。格子状体2を全面圧縮で押し潰していくと、一
段の緩衝部材1を潰す場合は問題ないが、多段に積層
(段積み)された緩衝部材1においては、中段に位置す
る中心部分が残る。先に外側のどこかの板状リブ2aが
潰れるとその方向に傾いてしまい、傾いた格子状体2は
前後の板状リブ2aによって段積み部分から外へと押出
される。外へはじかれた板状リブFは潰れることがない
ためエネルギ吸収ができない事態に陥る(図7のイ)。
勿論、段積みされた緩衝部材1,1,…がズレるのを係止
機構,接着,熱溶着等を用いて行っているが、板状リブF
がやはり外へはじき出される傾向にある。そこで、格子
状体2の中央Kを意図的に弱くすることによって(図7
のロ)、すなわち格子状体2の中央に在る格子の開口S
を他部分より大きくすることによって、安定的に潰れる
ようにする。
【0013】具体的には、格子状体2の先端側22から
見た格子の平面図を図6(ロ),(ハ)のごとくにす
る。図6は格子状体2の先端地点22の開口模様を表す
概略平面図である。板状リブ2aが等ピッチで配された
図6(イ)の格子状体2でもよいが、図6(ロ)のよう
に格子状体2が中心に近づくにつれそのピッチを縦リブ
2aで…,n,n,nと大きくし、また横リブ2
で…,m,m,mと大きくして格子状体2の中
央に在る格子の開口Sを他部分のものS,S,…よ
り大きくするのである。或いは、図6(ハ)のように複
数の板状リブ2aを互いに交差させて格子状体2を形成
するにあたり、中央域Cに配される板状リブ2aの一部
が間抜きされた格子状体2にするのである。これにより
中央に在る格子開口Sが他部分のものより大きくな
る。
【0014】図6(イ)のような等間隔で格子開口Sが
あると、中心軸に芯K(固い部分)がある状態となり
(図7のロ)、押し潰していくと弱い方向に倒れ不安定
になる(図7のイ)。傾いて潰れた格子状体2が脱落
し、外へ板状リブFがはじき出される傾向にある。これ
に対し、中央域Cに配される板状リブ2aの一部を間抜
きしたり、格子状体2の中央に在る格子開口Sを他部分
より大きくしたりすると、前記芯が取り除かれた状態に
なり安定的に潰れる。本実施形態は図6(ハ)の格子状
体2を有し、且つ基板3を備えた緩衝部材1を採用し、
6段積み重ねられてたものとするが(図1〜図4)、こ
れの対比代表試験結果を図8に示す。図8(ロ)は本実
施形態のごとく中央域Cで縦リブ2aの1本の一部と
横リブ2aの2本の一部を間抜きした場合で、図8
(イ)は間抜きしなかった場合である。間抜きがない
と、図8(イ)のごとくある程度押し潰された段階(W
地点)で、リブ脱落により発生荷重が低下してしまう。
さらに脱落した板状リブ2aがエネルギ吸収できなかっ
た分、後半(Z地点)で発生荷重が高くなってしまう。
これに対し、本実施形態の緩衝部材1が段積みされた衝
撃吸収体は、図8(ロ)のごとく変位に対する発生荷重
が安定し、衝突事故時の衝撃をうまく吸収できる。図示
を省略するが、図6(ロ)のごとく格子状体2の中央に
在る格子開口Sを他部分より大きくした緩衝部材1が
段積みされた衝撃吸収体を用いた場合も、図8(ロ)の
グラフと同様に発生荷重が安定するのを確認している。
【0015】また、図9に本実施形態の衝撃吸収体を用
いた発生荷重〜変位関係グラフを示す。図9で実線で示
す衝撃吸収体Aが間抜きした本実施形態品で、鎖線で示
す衝撃吸収体Bは間抜きせずに等間隔で格子開口Sを形
成したものである。破線は理想曲線値を表している。衝
撃吸収体Bも従来品に比べればかなりの衝撃吸収が可能
である。しかし、上下又は左右に大きくたわみ、中央部
分の板状リブ2aのブロックが脱落し、発生荷重が一旦
下がり、エネルギを吸収しきれないまま最終接触を起こ
して高い発生荷重を出力する。これに対し、衝撃吸収体
Aは上下左右にたわむことなくまっすぐに圧縮が進み、
ほぼ理想曲線に近い形でエネルギを吸収しきっている。
【0016】ちなみに、図9で吸収エネルギEを概算す
ると次のような値になる。発生荷重をF[N],変位をS
[m]とすると、理想曲線では40×10[N]を24
0[mm]出力し続けていることから、E=F×S=40
×10[N]×0.24[m]=9600[J]となり、
前記従来技術の欄で述べた二輪車9に要求される吸収エ
ネルギEkにほぼ等しくなり、対策が講じられているの
が判る。
【0017】このように構成した衝撃吸収体は格子状体
2を有する緩衝部材1,1,…が、板状リブ2aの基端2
1から先端22に向かう方向を二輪車9の車両前後方向
に合わせるようにして段積みされ、且つ板状リブ2aは
基端21から先端22に向かって肉厚を徐々に薄くして
いるので、衝撃を効率良く吸収できる。これが二輪車9
の前部に取付けられることによって、二輪車9の前面衝
突に対していかんなく威力を発揮できる。二輪車9では
前影面積を大きくすることができないが、車両前後方向
に360mm程度確保することにより新たな拠り所を探
し、一枚ものの格子状体2では板状リブ2aが抜きテー
パをつける関係からリブ基端21の肉厚が厚くなりすぎ
る問題を、段積みによって解決を見出している。長いス
トロークを確保して格子状体2(緩衝部材1)の段積み
を採用することによって、板状リブ2aの肉厚がアップ
することもなく、エネルギを最後まで吸収できる。さら
に、格子状体2に基板3を具備する緩衝部材1を採用す
れば、段積みして衝撃荷重を受ける際に、基板3全体で
荷重を受けてから、その後、格子状体2の各板状リブ2
aに分散させ該板状リブ2aを座屈,変形させていくの
で、衝撃荷重をより効果的に吸収できる。基板3で先ず
衝撃荷重を受けるには、緩衝部材1の基板3が前面衝突
方向に対向して面するよう設置するのが好ましい。加え
て、格子状体2の中央域Cに配される板状リブ2aの一
部を間抜きした状態にしたり、格子状体2の中央に在る
格子の開口Sを他部分より大きくしたりすると、本発明
のように緩衝部材1を段積みさせて長いストロークでエ
ネルギ吸収する場合においても最後まで安定した発生荷
重でエネルギを吸収できる。段積みの格子状体2(積層
リブブロック)を押し潰しても板状リブ2aの脱落がな
く、全てのリブが効率良く衝撃エネルギを吸収する。か
くして、自動車に比べ、ケタ違いに大きなエネルギ吸収
が要求される二輪車9の前面衝突に対して極めて有益な
ものとなる。
【0018】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。緩衝部材1,格子状体2,基板3等の形
状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択でき
る。図1ではスクータタイプの二輪車9に衝撃吸収体を
取着した例を示したが、図10のデリバリータイプの二
輪車9等に適用できるし、衝撃部材1の形状も例えば図
10のごとくピラミッド状にすることができる。衝撃部
材の段積み数も用途に合わせて変更できる。
【0019】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の二輪車用衝撃吸
収体は、二輪車に取着可能にして、二輪車に要求される
衝突時の大きなエネルギを効率良く吸収でき優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衝撃吸収体の一形態で、二輪車に
取付けた衝撃吸収体の説明斜視図である。
【図2】図1の衝撃吸収体の縦断面図である。
【図3】衝撃吸収体の分解斜視図である。
【図4】図3のX-X線矢視図である。
【図5】緩衝部材の縦断面図である。
【図6】緩衝部材の平面図である。
【図7】衝撃吸収の模様を示す説明図である。
【図8】発生荷重vs変位のグラフである。
【図9】発生荷重vs時刻のグラフである。
【図10】図1とは異なる二輪車に取付けた他形態の衝
撃吸収体の説明斜視図である。
【符号の説明】
1 緩衝部材 2 格子状体 2a 板状リブ(格子リブ) 21 基端(基端側) 22 先端(先端側) 23 格子空間 3 基板 9 二輪車 92 二輪車の前部 C 中央域 S 開口 S 中央に在る格子の開口 t,t,t 肉厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増山 圭司 愛知県安城市今池町三丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (72)発明者 神谷 健太郎 愛知県安城市今池町三丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (72)発明者 山際 登志夫 埼玉県朝霞市泉水3丁目15番1号 株式会 社本田技術研究所朝霞研究所内 Fターム(参考) 3J066 AA02 AA23 BA03 BB01 BC01 BD05 BF02 BG01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板状リブを基端から先端に向かっ
    て肉厚を徐々に薄くし、且つ互いに交差させて形成した
    合成樹脂製の格子状体を有する緩衝部材が、前記板状リ
    ブの基端から先端に向かう方向を二輪車の車両前後方向
    に合わせるようにして段積みされ、その二輪車の前部に
    取付けられることを特徴とする二輪車用衝撃吸収体。
  2. 【請求項2】 複数の板状リブを基端から先端に向かっ
    て肉厚を徐々に薄くし、且つ互いに交差させて形成した
    格子状体と、 前記格子状体の各格子空間を遮蔽する平板状の基板と、
    を具備して両者が一体成形された合成樹脂製の緩衝部材
    が、前記板状リブの基端から先端に向かう方向を二輪車
    の車両前後方向に合わせるようにして段積みされ、その
    二輪車の前部に取付けられることを特徴とする二輪車用
    衝撃吸収体。
  3. 【請求項3】 前記格子状体の中央に在る格子の開口を
    他部分より大きくした請求項1又は2に記載の二輪車用
    衝撃吸収体。
  4. 【請求項4】 複数の前記板状リブを互いに交差させて
    格子状体を形成するにあたり、該格子状体の中央域に配
    される板状リブの一部が間抜きされた請求項1または2
    に記載の二輪車用衝撃吸収体。
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