JP2003048344A - 画像形成装置とその印字制御方法 - Google Patents

画像形成装置とその印字制御方法

Info

Publication number
JP2003048344A
JP2003048344A JP2001237924A JP2001237924A JP2003048344A JP 2003048344 A JP2003048344 A JP 2003048344A JP 2001237924 A JP2001237924 A JP 2001237924A JP 2001237924 A JP2001237924 A JP 2001237924A JP 2003048344 A JP2003048344 A JP 2003048344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
print
print medium
ink
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001237924A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4057799B2 (ja
Inventor
Satoru Murakami
哲 村上
Kenichi Morimoto
賢一 森元
Hiroshi Takatani
宏 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001237924A priority Critical patent/JP4057799B2/ja
Publication of JP2003048344A publication Critical patent/JP2003048344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057799B2 publication Critical patent/JP4057799B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1枚の原稿に複数のカラー画像情報を有するカ
ラー印字処理や、混在印字処理においても原稿画像の解
像度と一致した印字処理が可能な画像形成装置とその印
字制御方法を提供する。 【解決手段】電子写真印字手段2、インクジェット印字
手段3、収納手段30、排出手段26及び搬送手段4を
制御すると共に、少なくともインクジェット方式の印字
処理が行われる場合、原稿画像の解像度に合わせた印字
処理を行うために、前記インクジェット印字手段3のイ
ンク吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段4によ
る被印字媒体の搬送速度を制御する制御手段5を、設け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式とイ
ンクジェット方式を並設してカラー印字、モノクロ印字
を行う画像形成装置とその印字制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像を得るための画像形成
装置としては、主に電子写真方式とインクジェット方式
があった。しかし、これら2つの方法には一長一短があ
る。即ち、電子写真方式は高速印字が可能であるという
長所がある反面、トナーと熱定着機構を用いるため、色
の再現性ではトナーの透明性に依存し、定着温度によっ
て色相が変化するという短所がある。他方、インクジェ
ット方式では、インクの色再現性に優れるという長所が
ある反面、インクの乾燥に長時間必要であり、印字の高
速化が図れないという短所がある。しかしながら、その
両者の長所のみを引き出して有効に使用する手法はなか
った。
【0003】ところで、一般的に印字される画像情報
は、カラー表現するフルカラーの印字比率は低く、書類
等に印鑑、イラスト、グラフ等を挿入する“部分カラ
ー”が現在主流である。このような市場性と上記両方式
の長所を生かすために、電子写真方式の画像形成装置と
インクジェット方式の画像形成装置を1つの装置に併設
し、白黒印字には電子写真方式を用い、カラー印字には
インクジェット方式を用いる手法が提案されている。
【0004】この手法を用いたものとして、例えば特開
平8−95463号公報に開示された画像形成装置があ
る。この画像形成装置では、電子写真方式の印字の後に
インクジェット方式の印字を行う印字手法を採ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されている画像形成装置では、1枚の原稿中に
複数の解像度を有するカラー印字処理や、モノクロ印字
とカラー印字が混在した混在印字処理の各々の解像度に
ついての開示がない。
【0006】一般的に、電子写真においては解像度を上
げるように操作すると、用紙搬送速度は下がるため、解
像度と用紙搬送速度は反比例の関係にある。従って、あ
る基準となる解像度によって用紙搬送速度が決定してし
まうため、混在画像のようにモノクロ画像とカラー画像
が存在し、その各々が異なる解像度を有する場合、用紙
に印字された画像の解像度が元の原稿の解像度と一致せ
ず、ユーザの要望に応えられないという問題があった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、1枚の原稿に複数のカラー画像情報を有するカラー
印字処理や、混在印字処理においても原稿画像の解像度
と一致した印字処理が可能な画像形成装置とその印字制
御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0009】(1)電子写真方式の印字処理を行う電子
写真印字手段と、被印字媒体の搬送方向に垂直なライン
方向に複数のインクノズルが並設され、複数のインクノ
ズルの各々が独立してインク吐出制御可能なインクジェ
ット方式の印字処理を行うインクジェット印字手段と、
被印字媒体を収納する収納手段と、印字処理された被印
字媒体を排出する排出手段と、前記被印字媒体を、前記
電子写真印字手段及び/又は前記インクジェット印字手
段の少なくとも一方を介して前記収納手段から前記排出
手段まで搬送する搬送手段と、を有する画像形成装置に
おいて、前記電子写真印字手段、前記インクジェット印
字手段、前記収納手段、前記排出手段及び前記搬送手段
を制御すると共に、少なくともインクジェット方式の印
字処理が行われる場合、原稿画像の解像度に合わせた印
字処理を行うために、前記インクジェット印字手段のイ
ンク吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による
被印字媒体の搬送速度を制御する制御手段を、設けたこ
とを特徴とする。
【0010】この構成においては、少なくともインクジ
ェット方式の印字処理が行われる場合、ライン方向に複
数のインクノズルが並設されたインクジェット印字手段
のインク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段による
被印字媒体の搬送速度を制御手段で制御しているので、
特にカラー原稿画像の解像度に合わせた印字処理を行う
ことができる。
【0011】(2)前記制御手段は、モノクロ原稿画像
とカラー原稿画像の両方が存在する混在原稿画像を混在
印字処理する場合、カラー原稿画像の配置及び解像度並
びにモノクロ印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づ
いて、前記インクジェット印字手段のインク吐出サイク
ル又は印字時の前記搬送手段による被印字媒体の搬送速
度を制御することを特徴とする。
【0012】この構成においては、カラー原稿画像の配
置及び解像度並びにモノクロ印字処理時の被印字媒体の
搬送速度に基づいて、インクジェット印字手段のインク
吐出サイクル又は印字時の搬送手段による被印字媒体の
搬送速度を制御して印字処理しているので、混在原稿画
像であっても原稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理す
ることができる。
【0013】(3)前記制御手段は、単一のカラー原稿
画像を印字処理する場合、非印字処理時の被印字媒体の
搬送速度に基づいて、前記インクジェット印字手段のイ
ンク吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による
被印字媒体の搬送速度を制御することを特徴とする。
【0014】この構成においては、単一のカラー原稿画
像を非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づいて、
インクジェット印字手段のインク吐出サイクル又は印字
処理時の搬送手段による被印字媒体の搬送速度を制御し
て印字処理しているので、原稿画像と同じ解像度で用紙
に印字処理することができる。
【0015】(4)前記制御手段は、印字処理時の被印
字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速
度と同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記インク
ジェット印字手段のインク吐出サイクルを制御すること
を特徴とする。
【0016】この構成においては、単一のカラー原稿画
像を印字処理する場合で且つ印字処理時の被印字媒体の
搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と同じ
場合では、原稿画像の解像度に合わせてインクジェット
印字手段のインク吐出サイクルだけを制御しているの
で、簡単な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒
体に印字処理することができる。
【0017】(5)前記制御手段は、印字処理時の被印
字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速
度と異なる場合、前記インクジェット印字手段のインク
吐出サイクルを基準値とし、前記印字処理時の被印字媒
体の搬送速度を原稿画像の解像度に合わせて制御するこ
とを特徴とする。
【0018】この構成においては、単一のカラー原稿画
像を印字処理する場合で且つ印字処理時の被印字媒体の
搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と異な
る場合では、インクジェット印字手段のインク吐出サイ
クルを基準値とし、原稿画像の解像度に合わせて印字処
理時の被印字媒体の搬送速度だけを制御しているので、
簡単な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に
印字処理することができる。
【0019】(6)前記制御手段は、複数のカラー原稿
画像を印字処理する場合、それらのカラー原稿画像の配
置及び解像度並びに非印字処理時の被印字媒体の搬送速
度に基づいて、前記インクジェット印字手段のインク吐
出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による被印字
媒体の搬送速度を制御することを特徴とする。
【0020】この構成においては、カラー原稿画像の配
置及び解像度並びに非印字処理時の被印字媒体の搬送速
度に基づいて、インクジェット印字手段のインク吐出サ
イクル又は印字処理時の搬送手段による被印字媒体の搬
送速度を制御して印字処理しているので、原稿画像と同
じ解像度で被印字媒体に印字処理することができる。 (7)前記制御手段は、前記複数のカラー原稿画像の解
像度が全て同じ場合、非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度に基づいて、前記インクジェット印字手段のインク
吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による被印
字媒体の搬送速度を制御することを特徴とする。
【0021】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が同一の場合では、非印字処理時の被印字媒
体の搬送速度に基づいて、インクジェット印字手段のイ
ンク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段による被印
字媒体の搬送速度を制御して印字処理しているので、原
稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理することができ
る。
【0022】(8)前記制御手段は、印字処理時の被印
字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速
度と同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記インク
ジェット印字手段のインク吐出サイクルを制御すること
を特徴とする。
【0023】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が同一で且つ印字処理時の被印字媒体の搬送
速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と同じ場合
では、原稿画像の解像度に合うようにインクジェット印
字手段のインク吐出サイクルだけを制御しているので、
簡単な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に
印字処理することができる。
【0024】(9)前記制御手段は、印字処理時の被印
字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速
度と異なる場合、前記インクジェット印字手段のインク
吐出サイクルを基準値とし、該印字処理時の被印字媒体
の搬送速度を原稿画像の解像度に合わせて制御すること
を特徴とする。
【0025】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が同一で且つ印字処理時の被印字媒体の搬送
速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と異なる場
合では、インクジェット印字手段のインク吐出サイクル
を基準値とし、原稿画像の解像度に合わせて印字処理時
の被印字媒体の搬送速度だけを制御しているので、簡単
な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字
処理することができる。
【0026】(10)前記制御手段は、前記複数のカラ
ー原稿画像の解像度が異なる場合、これらのカラー原稿
画像の配置及び非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に
基づいて、前記インクジェット印字手段のインク吐出サ
イクル又は印字処理時の前記搬送手段による被印字媒体
の搬送速度を制御することを特徴とする。
【0027】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なる場合では、複数のカラー原稿画像の
配置及び非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づい
て、インクジェット印字手段のインク吐出サイクル又は
印字処理時の搬送手段による被印字媒体の搬送速度を制
御して印字処理しているので、原稿画像と同じ解像度で
被印字媒体に印字処理することができる。
【0028】(11)前記制御手段は、前記複数のカラ
ー原稿画像が被印字媒体の搬送方向に並設されている場
合、非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づいて、
前記インクジェット印字手段のインク吐出サイクル又は
印字処理時の前記搬送手段による被印字媒体の搬送速度
を制御することを特徴とする。
【0029】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり且つカラー原稿画像が被印字媒体の
搬送方向に並設されている場合は、インクジェット印字
手段のインク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段に
よる被印字媒体の搬送速度を制御して印字処理している
ので、原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字処理す
ることができる。
【0030】(12)前記制御手段は、印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記イン
クジェット印字手段のインク吐出サイクルを制御するこ
とを特徴とする。
【0031】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像が被印字媒体の搬
送方向に並設されており、更に印字処理時の被印字媒体
の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と同
じ場合は、原稿画像の解像度に合うようにインクジェッ
ト印字手段のインク吐出サイクルだけを制御しているの
で、簡単な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒
体に印字処理することができる。
【0032】(13)前記制御手段は、印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と異なる場合、前記インクジェット印字手段のイン
ク吐出サイクルを基準値とし、印字処理時の被印字媒体
の搬送速度を原稿画像の解像度に合わせて制御すること
を特徴とする。
【0033】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像が被印字媒体の搬
送方向に並設されており、更に印字処理時の被印字媒体
の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と異
なる場合は、インクジェット印字手段のインク吐出サイ
クルを基準値とし、原稿画像の解像度に合わせて印字処
理時の被印字媒体の搬送速度だけを制御しているので、
簡単な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に
印字処理することができる。
【0034】(14)前記制御手段は、前記複数のカラ
ー原稿画像が前記インクジェット印字手段のライン方向
に並設されている場合、非印字処理時の被印字媒体の搬
送速度に基づいて、前記インクジェット印字手段のイン
ク吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による被
印字媒体の搬送速度を制御することを特徴とする。
【0035】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり且つカラー原稿画像がインクジェッ
ト印字手段のライン方向に並設されている場合は、イン
クジェット印字手段のインク吐出サイクル又は印字処理
時の搬送手段による被印字媒体の搬送速度を制御して印
字処理しているので、原稿画像と同じ解像度で被印字媒
体に印字処理することができる。
【0036】(15)前記制御手段は、印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記イン
クジェット印字手段のインク吐出サイクルをライン方向
で異ならせて制御することを特徴とする。
【0037】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像がインクジェット
印字手段のライン方向に並設され、更に印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と同じ場合は、原稿画像の解像度に合わせてインク
ジェット印字手段のインク吐出サイクルだけをライン方
向で異ならせて制御しているので、原稿画像と同じ解像
度で被印字媒体に印字処理することができる。
【0038】(16)前記制御手段は、印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と異なる場合、印字処理時の被印字媒体の搬送速度
を基準値とし、原稿画像の解像度に合わせて前記インク
ジェット印字手段のインク吐出サイクルをライン方向で
異ならせて制御することを特徴とする。
【0039】この構成においては、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像がインクジェット
印字手段のライン方向に並設され、更に印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と異なる場合は、印字処理時の被印字媒体の搬送速
度を基準値とし、原稿画像の解像度に合わせてインクジ
ェット印字手段のインク吐出サイクルだけをライン方向
で異ならせて制御しているので、原稿画像と同じ解像度
で被印字媒体に印字処理することができる。
【0040】(17)電子写真方式の印字処理を行う電
子写真印字手段と、被印字媒体の搬送方向に垂直なライ
ン方向に複数のインクノズルが並設され、複数のインク
ノズルの各々が独立してインク吐出制御可能なインクジ
ェット方式の印字処理を行うインクジェット印字手段
と、被印字媒体を収納する収納手段と、印字処理された
被印字媒体を排出する排出手段と、前記被印字媒体を、
前記電子写真印字手段及び/又は前記インクジェット印
字手段の少なくとも一方を介して前記収納手段から前記
排出手段まで搬送する搬送手段と、前記電子写真印字手
段、前記インクジェット印字手段、前記収納手段、前記
排出手段及び前記搬送手段を制御する制御手段と、を有
する画像形成装置において、少なくともインクジェット
方式の印字処理が行われる場合、前記インクジェット印
字手段のインク吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送
手段による被印字媒体の搬送速度を、前記制御手段によ
って制御することにより、原稿画像の解像度に合わせた
印字処理を行うことを特徴とする。
【0041】この構成においては、少なくともインクジ
ェット方式の印字処理が行われる場合、ライン方向に複
数のインクノズルが並設されたインクジェット印字手段
のインク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段による
被印字媒体の搬送速度を制御手段で制御しているので、
特にカラー原稿画像の解像度に合わせた印字処理を行う
ことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る画像形成
装置の構成は図l及び図2に示される。図lは、画像形
成装置としての小型デジタル複写機(以下、複合機とい
う)の全体構成図で、図示のように、複合機は正面から
見て略コ字形状をなし、スキャナ部l、印字部(インク
ジェット印字手段)2、転写部(電子写真印字手段)
3、シート搬送部(搬送手段)4及び制御部(制御手
段)5からなる。以下、これらの図を参照しつつ、各部
について説明する。
【0043】(スキャナ部)スキャナ部1の上面には透
明な原稿台6が設けられ、その原稿台6上に画像が読取
られる原稿をセットする。原稿台6の下方にはスキャナ
光学系7が設けられており、スキャナ光学系7は、原稿
に光を照射する露光ランプ8と、相互に所定の速度関係
で副走査方向に沿って移動すると共に、原稿で反射した
露光ランプ8の光を後述する結像レンズ12へ導く第1
走査ユニット9及び第2走査ユニット10と、第2走査
ユニット10から導かれた光を光電変換素子(CCD)
11に結像させる結像レンズ12と、結像レンズ12に
より結像された原稿画像を電気的信号に変換した上で出
力する光電変換素子(CCD)11とからなる。
【0044】第1走査ユニット9には第1反射鏡13が
設けられ、第2走査ユニット10には第2反射鏡14及
び第3反射鏡15が互いの法線が直角を成すように設け
られ、原稿を反射した光は第1反射鏡13、第2反射鏡
14、第3反射鏡15の順に入射及び反射を行うように
配置されている。
【0045】上記スキャナ部lは、原稿を原稿台6上に
載置して読取る静止原稿読取モードを有する装置につい
て説明しているが、それに限らず、図示しない自動原稿
搬送装置(ADF)を設けて原稿を搬送させながら読取
る走行原稿読取モードを有する装置であってもよい。
【0046】(印字・転写部)印字・転写部は、電子写
真印字手段としての電子写真方式の転写部3に、インク
ジェット印字手段としてのインクジェット方式の印字部
2を加えた構成である。印字・転写部は、スキャナ部l
で読取られた画像の記録出力はもとより、図示しないパ
ーソナルコンピュータなどの画像処理装置が接続される
と、この外部接続機器からの画像データを記録出力する
こともできる。
【0047】まず、電子写真方式を用いた転写部3につ
いて説明する。転写部3は、装置本体の略中央右側に、
ドラム状の感光体16が軸中心に回転可能に設けられて
おり、感光体16の周囲には、感光体表面を均一に帯電
させる帯電部17と、均一に帯電された感光体上に原稿
画像を走査して静電潜像を書き込むレ一ザスキャニング
ユニット(LSU)18と、LSUl8により書き込ま
れた静電潜像を現像剤により顕像化する現像部19と、
感光体16上に記憶再現された画像を被印字媒体として
の用紙上に転写する転写チャージャ20と、感光体16
上に残留した現像剤を除去して感光体16上に新たな画
像を記録することを可能にするクリーニング装置(図示
せず)と、感光体表面の電荷を除去する除電ランプユニ
ット(図示せず)などが順次配置されている。
【0048】また、転写チャージャ20に対して搬送路
下流側には、後述するシート搬送部としての定着ローラ
21が設けられており、用紙に転写された画像を高温・
高圧で押圧することによって用紙に定着させる。
【0049】次に、インクジェット方式の印字部2につ
いて説明する。印字部2は、転写部3に対して搬送路下
流側に設けられ、インクを貯留するインクタンク(図示
省略)と、インクタンクと連結して用紙にインクを吐出
するインクヘッド22と、インクタンクとインクヘッド
22を保持するインクキャリッジ23と、インクキャリ
ッジ23に挿通してインクキャリッジ23を所定位置に
保持すると共に、インクキャリッジ23と共にインクタ
ンクとインクヘッド22を主走査方向(図2の紙面垂直
方向)に移動するように案内するインクキャリッジ保持
シャフト24と、から構成される。
【0050】更に、インクキャリッジ23に対して搬送
路上流側近傍には、インクジェット搬送ローラ25が設
けられ、印字される用紙の搬送タイミングを制御部5に
より制御されつつ回転して用紙をインクヘッド22の印
字領域へ搬送する。インクヘッド22は、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)のインクを吐出
するために3個設けられており、インクキャリッジ23
がlラインの走査が終了した時点で、インクヘッド22
が有する複数のインクノズルの寸法分に相当する用紙の
寸法長さの搬送が行われる。
【0051】このようにインクジェット方式の印字部2
において、上記処理が連続して行われることによって、
用紙上にインクによる画像情報が印字される。印字され
た用紙は排紙ローラ(排出手段)26を経て排紙トレイ
27に排出されて印刷物としてユーザに提供される。な
お、インクジェット搬送ローラ25、インクヘッド22
に対して搬送路下流側に設けられた搬送ローラ28、及
び排紙ローラ26は各々駆動ローラと従動ローラとから
なり、従動ローラはスターローラ29であり、印字部2
で印字された面に接触してもインク謬みが少ない。
【0052】上記のように、本実施形態の印字・転写部
は、電子写真方式の転写部3とインクジェット方式の印
字部2を併設し、転写部3と印字部2を搬送路で連結し
ている。
【0053】(シート搬送部)シート搬送部4は、印字
・転写部において用紙に原稿画像が印字又は/及び転写
され、最後に排紙トしイ27に排出されるように、用紙
を搬送する構成からなっている。具体的には、図lに示
すように、収納手段としての給紙カセット30、手差し
トしイ31、排出手段としての排紙ローラ26、排紙口
32、排紙トレイ26、及び排紙検知スイッチ(図示せ
ず)、搬送手段50としての主搬送路33、給紙搬送路
34、手差し搬送路35、排出搬送路36、ピックアッ
プローラ37、給紙ローラ38、レジストローラ39、
定着ローラ21、搬送ローラ前検知スイッチ(図示せ
ず)、レジストローラ前検知スイッチ(図示せず)、及
び定着紙検知スイッチ(図示せず)、反転手段42とし
ての副搬送路40から構成されている。以下、シート搬
送部4の詳細について説明する。
【0054】印字・転写部の下方には給紙カセット30
が設けられ、主に定型サイズの用紙が収容される。同様
に印字・転写部の下方には手差しトレイ31が設けられ
ており、給紙カセット30に収容できない、或いは収容
したくない種類の用紙を載置して、搬送路へ向けて給紙
するときに用いる。
【0055】給紙カセット30及び手差しトレイ31に
は搬送路へ1枚ずつ用紙を搬送するための図示しないシ
ートサバキ部が設けられ、シートサバキ部を構成するロ
ーラと摩擦部材または逆転ローラによって用紙がさばか
れ、1枚ずつ搬送路下流側に給紙可能とされる。
【0056】給紙カセット30及び手差しトレイ31の
搬送路側先端には断面が略半円状であるピックアップロ
ーラ29がそれぞれ設けられており、回転することによ
り円弧状部分が用紙の表面に接触し、用紙との摩擦によ
って用紙を搬送路へ向けて給紙する。給紙カセット30
から給紙された用紙は給紙ローラ38によって給紙搬送
路34を介して主搬送路33へ搬送される。
【0057】手差しトレイ31から給紙された用紙はピ
ックアップローラ29によって手差し搬送路35を介し
て主搬送路33へ搬送される。給紙搬送路34、手差し
搬送路35及び後述する副搬送路40は、主搬送路33
の上流側に設けられたレジストローラ39の搬送路上流
側で合流するように形成されており、その合流部分近傍
には図示しないレジストローラ前検知スイッチが設けら
れている。レジストローラ前検知スイッチは、主搬送路
33に搬送される用紙が合流部を通過したかを検知す
る。
【0058】レジストローラ39は、主搬送路33に搬
送される用紙の先端が主搬送路33上に設けられた転写
チャージャ20の位置に来た時、感光体16上の画像の
先端と一致するように、レジストローラ前検知スイッチ
からの検知信号に基づき制御装置で制御されながら、適
切な用紙搬送タイミングを調整して用紙を挟持搬送す
る。
【0059】定着ローラ21に対して搬送路下流側で
は、主搬送路33と副搬送路40との分岐点(合流点)
が設けられている。また、この分岐点には、用紙Pの搬
送路を選択するための反転手段であり且つ分岐爪として
の切換え爪41が設けられ、副搬送路40と切換え爪4
1とで反転手段42を構成している。
【0060】さらに、排出搬送路36の終端に位置する
排出口32の近傍には、シートPを排出トレイ27に排
出するための排紙ローラ26が設けられている。これら
排紙ローラ26及び切換え爪41は、副搬送路40と共
に、両面印刷機構として機能するように設定されてい
る。
【0061】即ち、通常の片面印刷では、切換え爪41
を制御することによって、主搬送路33と排出搬送路3
6が連通されるようになっている。これにより定着ロー
ラ21を通過した用紙Pは、排出搬送路36に搬送され
た後、排紙ローラ26によって排出トレイ27に排出さ
れる。
【0062】一方、用紙Pが両面印刷を行う場合、用紙
Pの一方の面の印刷が終了し、用紙Pが主搬送路33か
ら排出搬送路36に搬送されたときに、切換え爪41を
制御することにより、副搬送路40と排出搬送路36と
が連通されるようになっている。
【0063】その後、排紙ローラ26は、用紙Pの後端
部が切換え爪41を通過するまで順方向(排紙方向)に
回転し、その後、用紙Pを保持したまま、逆方向に回転
する。これにより、用紙Pは、後端部から副搬送路40
に運ばれ、図示しない搬送ローラを介して再びレジスト
ローラ39まで搬送され、主搬送路33に搬送されるこ
とにより裏面が印刷されるようになっている。
【0064】なお、切換え爪41の近傍には、用紙Pが
切換え爪41を通過したことを検知するための検知スイ
ッチ(図示せず)が設けられている。
【0065】(画像形成装置の印字処理)上記構成の画
像形成装置では、画像情報としてモノクロの場合、カラ
ーの場合及びモノクロとカラーの混在の場合の3種類が
考えられる。以下、被印字媒体としての用紙に画像を形
成する手順について図4乃至図13を参照して述べる。
【0066】但し、モノクロ原稿画像のみを印字するモ
ノクロ印字処理は同一用紙中では解像度を統一させて処
理するため、印字処理の方法は従来の電子写真方式の印
字処理と同一となる。
【0067】更に、1枚の原稿中にカラー画像情報1個
のみからなるカラー印字処理の場合も、印字処理の方法
は従来のインクジェット方式の印字処理と同一となる。
従って、これらの印字処理の説明については省略し、本
発明の特徴を有する複数カラー画像印字処理及び混在印
字処理について説明する。
【0068】なお、形成される画像データは、上記スキ
ャナ部lで読取られて制御部5で記憶されたものや、パ
ーソナルコンピュータなどの外部接続機器から入力され
て制御部5に記憶されたものの何れでもよい。また、以
下に述べる実施形態では画像形成される用紙は、給紙カ
セット30に収納された用紙を用いた態様について述べ
るが、手差しトレイ31に載置された用紙を用いた態様
であってもよい。
【0069】(1)複数カラー画像印字処理 (1−A)画像の解像度が同一の場合(図4乃至図6参
照) 形成される画像がカラーである場合(S20の肯定判
定)は、印字要求(S10)があると、制御部5は記憶
した画像データをインクヘッド22に送信する(S3
2)。用紙は給紙カセット30から給紙搬送路38を経
て、レジストローラ39、転写チャージャ20、定着ロ
ーラ21を通過し(S42)、更にインクヘッド22を
一旦通過したあと、排紙ローラ26にその後端部が挟持
された状態で停止する(S46)。
【0070】用紙が定着ローラ21を通過するときに切
換え爪41は回動して主搬送路33と排出搬送路36を
連通させる(S44)。用紙が切換え爪41を通過後に
は、切換え爪41は、図2の点線の位置に回転して排出
搬送路36と副搬送路40とを連通させる。その後排紙
ローラ26は回転方向を反転させて用紙先端を搬送路下
流側にある搬送ローラ28までスイッチバックさせる
(S50)。
【0071】次に、全てのカラー画像データの解像度が
同一であるか否かを判定し(S52)、肯定判定された
場合は更に印字処理時の用紙搬送速度が非印字処理時の
搬送速度Vtと同じであるかを判定する(S54)。こ
こで肯定判定された場合は、印字処理時の用紙搬送速度
はVtであるので、用紙はインクヘッド22に対して搬
送路下流側にある搬送ローラ28によってタイミングを
合わせられつつ速度Vtで搬送され、更にインクノズル
は用紙に印字される画像が原稿画像の解像度と同じにな
るようにインク吐出サイクルを制御部5で制御されつつ
インクを吐出し、カラー印字処理を行う(S56)。
【0072】S54で否定判定された場合は、インクノ
ズルのインク吐出サイクルを例えば基準値(例えば60
0dpiの解像度の画像を印字する場合の吐出サイクル
値)とし、用紙は印字される画像が原稿画像の解像度と
同じになるようにインクヘッド22に対して搬送路下流
側にある搬送ローラ28によってタイミングを合わせら
れつつ印字搬送速度Vpで搬送されてカラー印字処理が
行われる(S58)。印字処理が終了すると、用紙は搬
送ローラ28によって排紙トレイ27に排出される(S
60)。
【0073】上記実施形態によれば、複数のカラー原稿
画像の画像データの解像度が同一の場合では、ラインヘ
ッドのカラー印字処理時における印字搬送速度又はイン
クノズルのインク吐出サイクルを調節することによっ
て、原稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理することが
できる。
【0074】(l−B)画像の解像度が異なる場合(図
4乃至図7、図13参照) S52で否定判断された場合は、カラー印字処理すべき
複数の原稿画像の解像度が異なっているので、更にそれ
らの画像が用紙搬送方向に並設されているか否かを判定
する(S62)。ここで肯定判定された場合は、例えば
図13(A)に示すようなラインヘッドのライン方向の
解像度が同一の場合である。
【0075】この場合、更にS64で、印字処理時の用
紙搬送速度が非印字処理時の搬送速度Vt と同じであ
るかを判定する。ここで肯定判定された場合は、上記S
56と同様に用紙は搬送ローラ28によってタイミング
を合わせられつつ速度Vtで搬送され、更に、インクノ
ズルは用紙に印字される画像が原稿画像の解像度と同じ
になるようにインク吐出サイクルを制御されつつインク
を吐出し、カラー印字処理を行う(S66)。
【0076】S64で否定判定された場合は、上記S5
8と同様にインクノズルのインク吐出サイクルを例えば
基準値とし、用紙は印字される画像が原稿画像の解像度
と同じになるように搬送ローラ28でタイミングを合わ
せられつつ印字搬送速度Vpで搬送されてカラー印字処
理が行われる(S68)。
【0077】S62において否定判定された場合は、例
えば図13(B)に示すようなラインヘッドのライン方
向の解像度が異なる場合である。この場合、更にS70
で印字処理時の用紙搬送速度が非印字処理時の搬送速度
Vt と同じであるかを判定する。
【0078】ここで肯定判定された場合は、用紙はイン
クヘッドに対して搬送路下流側にある搬送ローラ28に
よってタイミングを合わせられつつ速度Vtで搬送さ
れ、更にラインヘッドは用紙に印字される画像が原稿画
像の解像度と同じになるようにライン方向に異なるイン
ク吐出サイクルを制御部で制御されつつインクを吐出
し、カラー印字処理を行う(S72)。
【0079】S70で否定判定された場合は、用紙の搬
送速度を例えば基準値(例えば600dpi の解像度
の画像を印字する場合の標準印字搬送速度Vp)とし、
更にラインヘッドは用紙に印字される画像が原稿画像の
解像度と同じになるようにライン方向に異なるインク吐
出サイクルを制御部5で制御されつつインクを吐出し、
カラー印字処理を行う(S74)。
【0080】上記実施形態によれば、複数のカラー原稿
画像の画像データの解像度が異なる場合において、カラ
ー原稿画像が用紙搬送方向に並設されている場合は、ラ
インヘッドのカラー印字処理時における印字搬送速度又
はインクノズルのインク吐出サイクルを調節することに
よって、原稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理するこ
とができる。
【0081】また、カラー原稿画像が用紙搬送方向に垂
直な方向、即ち用紙幅方向に並設されている場合は、印
字搬送速度を一定にし、インクノズルのインク吐出サイ
クルを調節することによって、原稿画像と同じ解像度で
用紙に印字処理することができる。
【0082】(2)混在印字処理 (2−A)モノクロ画像+単一カラー画像の場合(図
4、図8、図9、図10、図13参照) 形成される画像がモノクロ画像と単一のカラー画像が混
在したものである場合(S80の肯定判定)は、印字要
求があると制御部5は記憶したモノクロ画像データをL
SUl8に送り、LSUl8は画像データを感光体16
上に走査することにより画像データに対応する静電潜像
が書き込まれる(S92)。
【0083】その後転写処理ルーチンによって、静電潜
像は現像剤によって顕像化される(S102)。用紙は
給紙カセット30から給紙搬送路34を通って主搬送路
33に設けられたレジストローラ39まで搬送される。
このときの非印字処理時の搬送速度は後述する印字搬送
速度に対応する速度Vtである。
【0084】レジストローラ39に到達した用紙は、レ
ジストローラ39によって搬送タイミングを調整された
後、モノクロ画像の解像度に対応した印字搬送速度Vp
で搬送されつつ感光体16と転写チャージャ20間に搬
送されて画像データが転写される(Sl04)と共に、
定着ローラ21に高温・高圧で押圧されて転写された画
像が用紙に定着される(Sl06)。
【0085】用紙が定着ローラ21間に挟持されると、
切換え爪41は回動して主搬送路33と排出搬送路36
とを連通させる(S108)。用紙の後端(即ち、搬送
路上流側端部)が定着ローラ21を通過すると、インク
ヘッドを一旦通過して排紙ローラ26にその後端部が挟
持された状態で停止する(S110)。
【0086】このとき、制御部5は記憶したカラー画像
データをインクヘッドに送信する(S112)。更に、
切換え爪41は図2の点線の位置に回転して排出搬送路
36と副搬送路40を連通させる。その後、排紙ローラ
26は回転方向を反転させ、用紙をモノクロ印字搬送速
度に対応した非印字処理時の搬送速度Vtでスイッチバ
ックさせ、その後図示しない搬送ローラによって副搬送
路40、レジストローラ39、転写チャージャ20、定
着ローラ21を通過させる。
【0087】切換え爪41は、用紙が副搬送路40を通
過中に図2に示す実線の位置に回動して排出搬送路36
と主搬送路33を連通させる(S114)。定着ローラ
21を通過した用紙はインクヘッドを一旦通過し、排紙
ローラ26にその後端部が挟持された状態で停止する
(S116)。その後排紙ローラ26は回転力向を反転
させ、用紙の先端をインクヘッドに合わせるように用紙
をスイッチバックさせる(S118)。
【0088】この後、印字処理される原稿画像データに
はカラー画像データが1個だけであるか否かを判定する
(S120)。ここで肯定判定されると、更にS122
で印字処理時の用紙搬送速度が上記非印字処理時の搬送
速度Vtと同じであるかを判定する。
【0089】ここで肯定判定された場合は、上記S56
と同様に用紙は搬送ローラ26によってタイミングを合
わせられつつ速度Vtで搬送され、更にインクノズルは
用紙に印字される画像が原稿画像の解像度と同じになる
ようにインク吐出サイクルを制御されつつインクを吐出
し、カラー印字処理を行う(Sl24)。
【0090】Sl22で否定判定された場合は、上記S
58と同様にインクノズルのインク吐出サイクルを例え
ば基準値とし、用紙は印字される画像が原稿画像の解像
度と同じになるように搬送ローラ28でタイミングを合
わせられつつ印字搬送速度Vpで搬送されてカラー印字
処理が行われる(Sl26)。
【0091】上記実施形態によれば、モノクロ画像と単
一カラー画像の混在印字処理の場合において、ラインヘ
ッドのカラー印字処理時における印字搬送速度又はイン
クノズルのインク吐出サイクルを調節することによっ
て、原稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理することが
できる。印字処理が終了すると、用紙は搬送ローラ28
に搬送されて排紙トレイ27に排出される(S12
8)。
【0092】(2−B)モノクロ画像+複数カラー画像
(解像度同一)の場合(図4、図8乃至l3参照) Sl20において否定判断された場合、カラー原稿画像
は複数であると判定されている。その後Sl30におい
て全てのカラー画像データの解像度が同一であるか否か
を判定する。
【0093】ここで肯定判断された場合は、更に印字処
理時の用紙搬送速度が上記モノクロ印字搬送速度に対応
した非印字処理時の搬送速度Vtと同じであるかを判定
する(S132)。ここで肯定判定された場合は、印字
処理時の用紙搬送速度はVtであるので、用紙はインク
ヘッドに対して搬送路下流側にある搬送ローラ28によ
ってタイミングを合わせられつつ速度Vtで搬送され、
更にインクノズルは用紙に印字される画像が原稿画像の
解像度と同じになるようにインク吐出サイクルを制御部
5で制御されつつインクを吐出し、カラー印字処理を行
う(Sl34)。
【0094】Sl32で否定判定された場合は、インク
ノズルのインク吐出サイクルを例えば基準値(例えば6
00dpiの解像度の画像を印字する場合の吐出サイク
ル値)とし、用紙は印字される画像が原稿画像の解像度
と同じになるようにインクヘッドに対して搬送路下流側
にある搬送ローラ28によってタイミングを合わされつ
つ印字搬送速度Vpで搬送されてカラー印字処理が行わ
れる(Sl36)。
【0095】上記実施形態によれば、モノクロ画像と解
像度が同一の複数のカラー画像の場合において、ライン
ヘッドのカラー印字処理時における印字搬送速度又はイ
ンクノズルのインク吐出サイクルを調節することによっ
て、原稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理することが
できる。
【0096】(2−C)モノクロ画像+複数カラー画像
(解像度相違)の場合(図4、図8乃至図13参照) Sl20において否定判定された場合、カラー原稿画像
は複数であると判定されている。その後Sl30におい
て全てのカラー画像データの解像度が同一であるか否か
を判定する。Sl30で否定判定された場合は、カラー
印字処理すべき複数の原稿画像の解像度が異なっている
ので、更にそれらの画像が用紙搬送方向に並設されてい
るか否かを判定する(Sl38)。
【0097】ここで肯定判定された場合は、例えば図1
3(C)に示すようなラインヘッドのライン方向の解像
度が同一の場合である。この場合、更に(Sl40)で
印字処理時の用紙搬送速度が上記モノクロ印字搬送速度
に対応した非印字処理時の搬送速度股と同じであるかを
判定する。
【0098】ここで肯定判定された場合は、上記S56
と同様に用紙は搬送ローラ28によってタイミングを合
わせられつつ速度Vtで搬送され、更にインクノズルは
用紙に印字される画像が原稿画像の解像度と同じになる
ようにインク吐出サイクルを制御されつつインクを吐出
し、カラー印字処理を行う(Sl42)。
【0099】Sl40で否定判定された場合は、上記S
58と同様にインクノズルのインク吐出サイクルを例え
ば基準値とし、用紙は印字される画像が原稿画像の解像
度と同じになるように搬送ローラ28でタイミングを合
わされつつ印字搬送速度Vpで搬送されてカラー印字処
理が行われる(S144)。
【0100】Sl38において否定判定された場合は、
例えば図13(D)に示すようなラインヘッドのライン
方向の解像度が異なる場合である。この場合更に(S1
46)で印字処理時の用紙搬送速度が上記モノクロ印字
搬送速度に対応した非印字処理時の搬送速度Vt と同
じであるかを判定する。
【0101】ここで肯定判定された場合は、用紙はイン
クヘッドに対して搬送路下流側にある搬送ローラ28に
よってタイミングを合わされつつ速度Vtで搬送され、
更にラインヘッドは用紙に印字される画像が原稿画像の
解像度と同じになるようにライン方向に異なるインク吐
出サイクルを制御部5で制御されつつインクを吐出し、
カラー印字処理を行う(Sl48)。
【0102】Sl46で否定判定された場合は、用紙の
搬送速度を例えば基準値(例えば600dpiの解像度
の画像を印字する場合の標準印字搬送速度Vp)とし、
更にラインヘッドは用紙に印字される画像が原稿画像の
解像度と同じになるようにライン方向に異なるインク吐
出サイクルを制御部5で制御されつつインクを吐出し、
カラー印字処理を行う(Sl50)。
【0103】1つの原稿セットの印字が終了すると、ほ
かに印字する原稿セットがあるか判定し(Sl60)、
肯定判定の場合は処理を終了し、否定判定の場合は再度
原稿画像の種類を判定する(S20)。
【0104】上記実施形態によれば、モノクロ画像と解
像度が異なる複数のカラー画像の場合において、カラー
原稿画像が用紙搬送力向に拡設されている場合は、ライ
ンヘッドのカラー印字処即時における印字搬送速度又は
インクノズルのインク吐出サイクルを調節することによ
って、原稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理すること
ができる。また、カラー原稿画像が用紙搬送方向に垂直
な方向、即ち用紙幅方向に並設されている場合は、印字
搬送速度を一定にし、インクノズルのインク吐出サイク
ルを調節することによって、原稿画像と同じ解像度で朋
紙に印字処理することができる。
【0105】なお、上記実施形態では図13に示した画
像パターンについて述べたがそれに限らず、種々のパタ
ーンに対応することができる。更に、上記実施形態では
用紙の片面のみ印字処理する場合について述べたが、そ
れに限らず両面印字の場合も上記実施形態と同様の印字
処理で行うことができる。
【0106】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。
【0107】請求項1によれば、少なくともインクジェ
ット方式の印字処理が行われる場合、ライン方向に複数
のインクノズルが並設されたインクジェット印字手段の
インク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段による被
印字媒体の搬送速度を制御手段で制御するので、特にカ
ラー原稿画像の解像度に合わせた印字処理を行うことが
できる。
【0108】請求埴2によれば、カラー原稿画像の配置
及び解像度並びにモノクロ印字処理時の被印字媒体の搬
送速度に基づいて、インクジェット印字手段のインク吐
出サイクル又は印字時の搬送手段による被印字媒体の搬
送速度を制御して印字処理するので、混在原稿画像であ
っても原稿画像と同じ解像度で用紙に印字処理すること
ができる。
【0109】請求項3によれば、単一のカラー原稿画像
を非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づいて、イ
ンクジェット印字手段のインク吐出サイクル又は印字処
理時の搬送手段による被印字媒体の搬送速度を制御して
印字処理するので、原稿画像と同じ解像度で用紙に印字
処理することができる。
【0110】請求項4によれば、単一のカラー原稿画像
を印字処理する場合で且つ印字処理時の被印字媒体の搬
送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と同じ場
合では、原稿画像の解像度に合わせてインクジェット印
字手段のインク吐出サイクルだけを制御するので、簡単
な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字
処理することができる。
【0111】請求項5によれば、単一のカラー原稿画像
を印字処理する場合で且つ印字処理時の被印字媒体の搬
送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と異なる
場合では、インクジェット印字手段のインク吐出サイク
ルを基準値とし、原稿画像の解像度に合わせて印字処理
時の被印字媒体の搬送速度だけを制御するので、簡単な
制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字処
理することができる。
【0112】請求項6によれば、カラー原稿画像の配置
及び解像度並びに非印字処理時の被印字媒体の搬送速度
に基づいて、インクジェット印字手段のインク吐出サイ
クル又は印字処理時の搬送手段による被印字媒体の搬送
速度を制御して印字処理するので、原稿画像と同じ解像
度で被印字媒体に印字処理することができる。
【0113】請求項7によれば、複数のカラー原稿画像
の解像度が同一の場合では、非印字処理時の被印字媒体
の搬送速度に基づいて、インクジェット印字手段のイン
ク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段による被印字
媒体の搬送速度を制御して印字処理するので、原稿画像
と同じ解像度で用紙に印字処理することができる。
【0114】請求項8によれば、複数のカラー原稿画像
の解像度が同一で且つ印字処理時の被印字媒体の搬送速
度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と同じ場合で
は、原稿画像の解像度に合うようにインクジェット印字
手段のインク吐出サイクルだけを制御するので、簡単な
制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字処
理することができる。
【0115】請求項9によれば、複数のカラー原稿画像
の解像度が同一で且つ印字処理時の被印字媒体の搬送速
度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と異なる場合
では、インクジェット印字手段のインク吐出サイクルを
基準値とし、原稿画像の解像度に合わせて印字処理時の
被印字媒体の搬送速度だけを制御するので、簡単な制御
方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字処理す
ることができる。
【0116】請求項10によれば、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なる場合では、複数のカラー原稿画像の
配置及び非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づい
て、インクジェット印字手段のインク吐出サイクル又は
印字処理時の搬送手段による被印字媒体の搬送速度を制
御して印字処理するので、原稿画像と同じ解像度で被印
字媒体に印字処理することができる。
【0117】請求項11によれば、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり且つカラー原稿画像が被印字媒体の
搬送方向に並設されている場合は、インクジェット印字
手段のインク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段に
よる被印字媒体の搬送速度を制御して印字するので、原
稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字処理することが
できる。
【0118】請求項12によれば、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像が被印字媒体の搬
送方向に並設されており、更に印字処理時の被印字媒体
の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と同
じ場合は、原稿画像の解像度に合うようにインクジェッ
ト印字手段のインク吐出サイクルだけを制御するので、
簡単な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に
印字処理することができる。
【0119】請求項13によれば、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像が被印字媒体の搬
送方向に並設されており、更に印字処理時の被印字媒体
の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と異
なる場合は、インクジェット印字手段のインク吐出サイ
クルを基準値とし、原稿画像の解像度に合わせて印字処
理時の被印字媒体の搬送速度だけを制御するので、簡単
な制御方法で原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に印字
処理することができる。
【0120】請求項14によれば、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり且つカラー原稿画像がインクジェッ
ト印字手段のライン方向に並設されている場合は、イン
クジェット印字手段のインク吐出サイクル又は印字処理
時の搬送手段による被印字媒体の搬送速度を制御して印
字処理するので、原稿画像と同じ解像度で被印字媒体に
印字処理することができる。
【0121】請求項15によれば、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像がインクジェット
印字手段のライン方向に並設され、更に印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と同じ場合は、原稿画像の解像度に合わせてインク
ジェット印字手段のインク吐出サイクルだけをライン方
向で異ならせて制御するので、原稿画像と同じ解像度で
被印字媒体に印字処理することができる。
【0122】請求項16によれば、複数のカラー原稿画
像の解像度が異なり、カラー原稿画像がインクジェット
印字手段のライン方向に並設され、更に印字処理時の被
印字媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送
速度と異なる場合は、印字処理時の被印字媒体の搬送速
度を基準値とし、原稿画像の解像度に合わせてインクジ
ェット印字手段のインク吐出サイクルだけをライン方向
で異ならせて制御するので、原稿画像と同じ解像度で被
印字媒体に印字処理することができる。
【0123】請求項17によれば、少なくともインクジ
ェット方式の印字処理が行われる場合、ライン方向に複
数のインクノズルが並設されたインクジエット印字手段
のインク吐出サイクル又は印字処理時の搬送手段による
被印字媒体の搬送速度を制御手段で制御するので、特に
カラー原稿画像の解像度に合わせた印字処理を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構
成図である。
【図2】同要部構成図である。
【図3】同インクヘッドのノズル配列状態の説明図であ
る。
【図4】同印字処理を判別するためのフローチャートで
ある。
【図5】同カラー印字処理のフローチャートの一部であ
る。
【図6】同搬送処理のフローチャートである。
【図7】同カラー印字処理のフローチャートの残部であ
る。
【図8】同混在印字処理のフローチャートの一部であ
る。
【図9】同混在印字処理のフローチャートの別の一部で
ある。
【図10】同転写処理のフローチャートである。
【図11】同混在印字処理のフローチャートの他の一部
である。
【図12】同混在印字処理のフローチャートの残部であ
る。
【図13】同画像パターンの説明図である。
【符号の説明】
2−インクジェット印字手段 3−電子写真印字手段 4−搬送手段 5−制御手段 26−排出手段 30−収納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/17 H04N 1/29 H 5C072 1/23 101 B41J 3/04 101Z 5C074 1/29 G03G 21/00 372 (72)発明者 高谷 宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C055 KK00 KK05 KK06 2C056 EA04 EA30 EB47 EB58 EC12 EC31 EC42 EC79 EC80 2H027 DB02 ED16 EE03 ZA07 2H072 CA01 JA02 3F049 DA12 EA10 LA01 LB03 5C072 AA03 BA16 BA19 NA05 XA04 XA05 5C074 BB02 BB16 CC26 DD24 FF01 FF15 GG15 HH02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式の印字処理を行う電子写真
    印字手段と、 被印字媒体の搬送方向に垂直なライン方向に複数のイン
    クノズルが並設され、複数のインクノズルの各々が独立
    してインク吐出制御可能なインクジェット方式の印字処
    理を行うインクジェット印字手段と、 被印字媒体を収納する収納手段と、 印字処理された被印字媒体を排出する排出手段と、 前記被印字媒体を、前記電子写真印字手段及び/又は前
    記インクジェット印字手段の少なくとも一方を介して前
    記収納手段から前記排出手段まで搬送する搬送手段と、
    を有する画像形成装置において、 前記電子写真印字手段、前記インクジェット印字手段、
    前記収納手段、前記排出手段及び前記搬送手段を制御す
    ると共に、少なくともインクジェット方式の印字処理が
    行われる場合、原稿画像の解像度に合わせた印字処理を
    行うために、前記インクジェット印字手段のインク吐出
    サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による被印字媒
    体の搬送速度を制御する制御手段を、設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、モノクロ原稿画像とカ
    ラー原稿画像の両方が存在する混在原稿画像を混在印字
    処理する場合、カラー原稿画像の配置及び解像度並びに
    モノクロ印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づい
    て、前記インクジェット印字手段のインク吐出サイクル
    又は印字時の前記搬送手段による被印字媒体の搬送速度
    を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、単一のカラー原稿画像
    を印字処理する場合、非印字処理時の被印字媒体の搬送
    速度に基づいて、前記インクジェット印字手段のインク
    吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による被印
    字媒体の搬送速度を制御することを特徴とする請求項2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、印字処理時の被印字媒
    体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と
    同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記インクジェ
    ット印字手段のインク吐出サイクルを制御することを特
    徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、印字処理時の被印字媒
    体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と
    異なる場合、前記インクジェット印字手段のインク吐出
    サイクルを基準値とし、前記印字処理時の被印字媒体の
    搬送速度を原稿画像の解像度に合わせて制御することを
    特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、複数のカラー原稿画像
    を印字処理する場合、それらのカラー原稿画像の配置及
    び解像度並びに非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に
    基づいて、前記インクジェット印字手段のインク吐出サ
    イクル又は印字処理時の前記搬送手段による被印字媒体
    の搬送速度を制御することを特徴とする請求項l又は2
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記複数のカラー原稿
    画像の解像度が全て同じ場合、非印字処理時の被印字媒
    体の搬送速度に基づいて、前記インクジェット印字手段
    のインク吐出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段に
    よる被印字媒体の搬送速度を制御することを特徴とする
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、印字処理時の被印字媒
    体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と
    同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記インクジェ
    ット印字手段のインク吐出サイクルを制御することを特
    徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、印字処理時の被印字媒
    体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度と
    異なる場合、前記インクジェット印字手段のインク吐出
    サイクルを基準値とし、該印字処理時の被印字媒体の搬
    送速度を原稿画像の解像度に合わせて制御することを特
    徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記複数のカラー原
    稿画像の解像度が異なる場合、それらのカラー原稿画像
    の配置及び非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づ
    いて、前記インクジェット印字手段のインク吐出サイク
    ル又は印字処理時の前記搬送手段による被印字媒体の搬
    送速度を制御することを特徴とする請求項6に記載の画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記複数のカラー原
    稿画像が被印字媒体の搬送方向に並設されている場合、
    非印字処理時の被印字媒体の搬送速度に基づいて、前記
    インクジェット印字手段のインク吐出サイクル又は印字
    処理時の前記搬送手段による被印字媒体の搬送速度を制
    御することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、印字処理時の被印字
    媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度
    と同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記インクジ
    ェット印字手段のインク吐出サイクルを制御することを
    特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、印字処理時の被印字
    媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度
    と異なる場合、前記インクジェット印字手段のインク吐
    出サイクルを基準値とし、印字処理時の被印字媒体の搬
    送速度を原稿画像の解像度に合わせて制御することを特
    徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記複数のカラー原
    稿画像が前記インクジェット印字手段のライン方向に並
    設されている場合、非印字処理時の被印字媒体の搬送速
    度に基づいて、前記インクジェット印字手段のインク吐
    出サイクル又は印字処理時の前記搬送手段による被印字
    媒体の搬送速度を制御することを特徴とする請求項10
    に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、印字処理時の被印字
    媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度
    と同じ場合、原稿画像の解像度に合わせて前記インクジ
    ェット印字手段のインク吐出サイクルをライン方向で異
    ならせて制御することを特徴とする請求項14に記載の
    画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、印字処理時の被印字
    媒体の搬送速度が非印字処理時の被印字媒体の搬送速度
    と異なる場合、印字処理時の被印字媒体の搬送速度を基
    準値とし、原稿画像の解像度に合わせて前記インクジェ
    ット印字手段のインク吐出サイクルをライン方向で異な
    らせて制御することを特徴とする請求項14に記載の画
    像形成装置。
  17. 【請求項17】 電子写真方式の印字処理を行う電子写
    真印字手段と、 被印字媒体の搬送方向に垂直なライン方向に複数のイン
    クノズルが並設され、複数のインクノズルの各々が独立
    してインク吐出制御可能なインクジェット方式の印字処
    理を行うインクジェット印字手段と、 被印字媒体を収納する収納手段と、 印字処理された被印字媒体を排出する排出手段と、 前記被印字媒体を、前記電子写真印字手段及び/又は前
    記インクジェット印字手段の少なくとも一方を介して前
    記収納手段から前記排出手段まで搬送する搬送手段と、 前記電子写真印字手段、前記インクジェット印字手段、
    前記収納手段、前記排出手段及び前記搬送手段を制御す
    る制御手段と、を有する画像形成装置において、 少なくともインクジェット方式の印字処理が行われる場
    合、前記インクジェット印字手段のインク吐出サイクル
    又は印字処理時の前記搬送手段による被印字媒体の搬送
    速度を、前記制御手段によって制御することにより、原
    稿画像の解像度に合わせた印字処理を行うことを特徴と
    する画像形成装置の印字制御方法。
JP2001237924A 2001-08-06 2001-08-06 画像形成装置とその印字制御方法 Expired - Fee Related JP4057799B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001237924A JP4057799B2 (ja) 2001-08-06 2001-08-06 画像形成装置とその印字制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001237924A JP4057799B2 (ja) 2001-08-06 2001-08-06 画像形成装置とその印字制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003048344A true JP2003048344A (ja) 2003-02-18
JP4057799B2 JP4057799B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=19068928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001237924A Expired - Fee Related JP4057799B2 (ja) 2001-08-06 2001-08-06 画像形成装置とその印字制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4057799B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076021A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Tohoku Ricoh Co Ltd 複合型画像形成装置
JP2006289693A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Seiko Epson Corp テープ処理装置、テープ処理装置の送り制御方法およびプログラム
JP2015074141A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076021A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Tohoku Ricoh Co Ltd 複合型画像形成装置
JP2006289693A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Seiko Epson Corp テープ処理装置、テープ処理装置の送り制御方法およびプログラム
JP4609164B2 (ja) * 2005-04-07 2011-01-12 セイコーエプソン株式会社 ラベル作成装置、ラベル作成装置の送り制御方法およびプログラム
JP2015074141A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4057799B2 (ja) 2008-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6496677B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2907696B2 (ja) 画像形成装置
US7570897B2 (en) Duplex image forming apparatus and method with control for ejecting different size recording sheet
JPH0789161A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
EP2019341B1 (en) Image forming apparatus
US6134399A (en) Image forming apparatus having means for judging whether or not a recording sheet ovelaps a belt seam
JP4399129B2 (ja) 画像形成装置
US6002906A (en) Image forming apparatus which controls the image forming operation on the basis of the recording sheet
JP2003195591A (ja) 画像形成装置
US5640654A (en) Color image forming apparatus having rotary developing device
JP2003048344A (ja) 画像形成装置とその印字制御方法
JP2003050528A (ja) 画像形成装置
JPH09136452A (ja) 画像形成装置
JP2915925B2 (ja) 画像形成装置の制御方法
JPS61230162A (ja) 画像処理装置
JP2999626B2 (ja) 画像形成装置
JP6786972B2 (ja) 画像形成装置
JP2003076203A (ja) 画像形成装置の定着機構
JP2001109217A5 (ja)
JPH08278726A (ja) 画像形成装置
JPH08160685A (ja) 画像形成装置
JPH0630185A (ja) 画像形成装置
JP4230138B2 (ja) 画像形成装置
JP3527353B2 (ja) 画像形成装置
JP4014780B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4057799

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees