JP2003048169A - 留め接ぎ用圧締具 - Google Patents

留め接ぎ用圧締具

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JP2003048169A
JP2003048169A JP2001236751A JP2001236751A JP2003048169A JP 2003048169 A JP2003048169 A JP 2003048169A JP 2001236751 A JP2001236751 A JP 2001236751A JP 2001236751 A JP2001236751 A JP 2001236751A JP 2003048169 A JP2003048169 A JP 2003048169A
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Masaru Otsuka
大 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】留め接ぎ部で取り合う二部材を精度良く保持す
ることができ、二部材の接合面を互いに圧接させる作用
に優れた留め接ぎ用圧締具を提供する。 【解決手段】本発明の留め接ぎ用圧締具10は、直角ま
たは所定の角度で取り合う二部材P,Qを個々に挟み付
けて保持する一対のレバークランプ20と、両レバーク
ランプ20を互いに連結して締め付ける締結手段とを備
える。レバークランプ20は、一対のグリッパ41,4
2と、それらをそれぞれ回動自在にヒンジ連結する1本
のアーム30とからなる。締結手段は、両レバークラン
プ20のアーム30の延長端にそれぞれ回動自在に取り
付けられた一対のブラケット60,60と、両ブラケッ
ト60,60に挿通された1本の連結ボルト71と、こ
の連結ボルト71に螺合された止めナット72および締
め付けハンドル80とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、建築内装工事等に
おいて部材の留め接ぎ(とめつぎ)部を接着するに際
し、その接合面が十分に接着するまでの間、部材同士を
互いに固定して接合面を圧接させる圧締具に関する。 【0002】 【従来の技術】建築内装工事において特に意匠性が重視
される仕口部分、例えば手摺り壁の笠木のコーナー部、
建具枠や窓額縁のコーナー部などでは、通常、仕上材と
なる木材等が留め接ぎ状態で接合される。ここで、留め
接ぎとは、二部材が直角または所定の角度で取り合うと
きに、各部材の木口を前記角度の二分の一ずつの角度に
工作し、その木口面を互いに突き合わせて見え掛かり部
分にいずれの木口面も見せないように接合する仕口形態
である。このような留め接ぎ部は、見え隠れ部分に「ほ
ぞ」や目違いを形成して接合される場合もあるが、作業
の簡略化のために接着剤で接合される場合も多い。 【0003】留め接ぎ部を接着剤によって接合する場合
は、接合面に隙間が生じるのを防ぐため、接着剤が完全
に凝集・硬化して十分な接合強度が発揮されるまでの
間、部材の接合面同士を圧接させて動かないように保持
しておく必要がある。このような保持のために、従来
は、図5〜図6に示すような圧締具9a,9bが用いら
れている。 【0004】図5に示した圧締具9aは、例えば階段や
吹き抜けを囲むように設けられる手摺り壁において、手
摺り壁の側端面や上端面に取り付けられる笠木K,Kの
留め接ぎ部を保持する場合の使用例である。この圧締具
9aは、いわゆるバークランプの一種で、細長い棹材9
1と、この棹材91の任意の位置に固定し得る押え板9
2とを備えている。使用に際しては、棹材91の一端に
取り付けられた固定板93を手摺り壁の壁体W(合板や
プラスターボード等)に釘打ちやビス止めして固定する
とともに、押え板92を笠木Kの表面に押し当てて蝶ネ
ジ94等で棹材91に固定し、さらに送りネジ95を締
め付けることにより、押え板92を介して笠木Kを壁体
Wに圧接させる。この圧締具9aは、手摺り壁の側端面
の笠木Kおよび上端面の笠木Kに対して、それぞれ別々
に取り付けられる。 【0005】図6に示した圧締具9bは、いわゆるコー
ナークランプの一種で、基板96の縁部から起立して互
いに直交する外側押え板97,97と、これら外側押え
板97,97の内側に配置されて基板96上を移動しう
る略L字形の内側押え板98とを備えている。使用に際
しては、外側押え板97,97と内側押え板98との間
に直交する二部材P,Qの端部を挟み込み、コーナー側
に向けて内側押え板98を送りネジ99で締め付けるこ
とにより、二部材P,Qを直交状態で保持する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の圧締具9
a,9bには、以下のような不便や不都合がある。 【0007】すなわち、前記バークランプ型の圧締具9
aは、直角または所定の角度で取り合う二部材(笠木
K,K)をそれぞれ個々に固定するものであるため、取
り付け作業が面倒である。また、各圧締具9aを壁体W
等に釘やビスで固定する必要があるので、壁体W等に釘
穴やビス穴が残ってしまう。さらに、この圧締具9a
は、締付力が各部材の材軸に直交する方向に作用するの
みで、二部材の接合面を互いに圧接させようとする応力
がほとんど作用しない。したがって、二部材の接合面を
隙間なく密着させる効果に乏しい。 【0008】また、前記コーナークランプ型の圧締具9
bは、直角または所定の角度で取り合う二部材P,Qに
対して同時に取り付けられるので、取り付け作業が前記
バークランプ型の圧締具9aに比べて簡単ではあるもの
の、取り付け作業時に二部材P,Qの接合面が若干ずれ
やすい。また、二部材P,Qを保持する角度が固定され
ているので、二部材P,Qが直角以外の角度(例えば1
20度)で取り合うような留め接ぎ部に対しては使用で
きない。さらに、締付力が主として二部材P,Qの接合
面に平行な方向に作用し、接合面を互いに圧接させる方
向には十分に作用しないので、この圧締具9bも接合面
を隙間なく密着させる効果に乏しい。 【0009】本発明は、前記従来のような圧締具による
不便や不都合を解消するためになされたもので、留め接
ぎ部の取り合い角度にかかわらず取り付けが簡単であ
り、二部材を精度良く保持することができて、さらに二
部材の接合面を互いに圧接させる作用に優れた留め接ぎ
用圧締具を提供することを解決課題としている。 【0010】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の留め接ぎ用圧締具は、直角または所定の角
度で取り合う二部材の留め接ぎ部を不動状態に保持する
留め接ぎ用圧締具であって、前記二部材を個々に挟み付
けて保持する一対のレバークランプと、それら両レバー
クランプを互いに連結して締め付ける締結手段とを備え
るものとして構成される。そして、前記レバークランプ
は、一対のグリッパと、それら両グリッパの長さ方向に
おける中間部近傍をそれぞれ回動自在にヒンジ連結して
一端が延長された1本のアームとからなるものとして特
徴付けられる。また、前記締結手段は、前記両レバーク
ランプのアームの延長端にそれぞれ回動自在に取り付け
られた一対のブラケットと、それら両ブラケットに挿通
された1本の連結ボルトと、この連結ボルトに螺合され
て前記一対のブラケットの一方に対し抜け止め不能に係
合する止めナットと、この連結ボルトに螺合されて前記
一対のブラケットの他方に対し抜け止め不能に係合する
締め付けハンドルとからなるものとして特徴づけられ
る。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示し
た図面を参照しつつ、本発明の構成および作用について
詳述する。 【0012】図1は、本発明の構成要素となるレバーク
ランプ2の基本的な構造および作用を示す。このレバー
クランプ2は、細長い1本のアーム3と、このアーム3
に対し回動自在に連結された2本のグリッパ4,4とか
らなる梃子状の機構である。(a)図のように、まずア
ーム3を部材R,Sの材軸に対して直交させた状態で、
2本のグリッパ4,4の間に部材R,Sを挟み込む。そ
して(b)図のように、アーム3を部材R,Sに対して
斜めに倒すと、両グリッパ4,4が部材R,Sの側面に
沿って互いに反対方向に移動しながら、アーム3との連
結点5,5を中心にしてそれぞれ回動し、互いの対向間
隔を縮小して、部材R,Sを両側面から締め付ける。ア
ーム3の一端は、2箇所の連結点5,5を結ぶ直線上に
延長されており、この延長端が梃子の力点となる。ま
た、アーム3とグリッパ4,4との連結点5,5は、互
いに梃子の支点と作用点の関係を構成する。各グリッパ
4,4は、部材R,Sの幅と同程度ないしそれ以上の長
さを有し、少なくとも相対する側面が直線的かつ平滑に
形成されて、部材R,Sの側面に均一な圧力を加えるよ
うになっている。このようなレバークランプ2は、棒状
または板状の部材R,Sを揃えて密着させるような用途
に幅広く利用することができる。 【0013】なお、例示のレバークランプ2において
は、グリッパ4,4の間に部材R,Sを挟み込んで締め
付けたときに、その状態でアーム3の角度を固定する機
構が設けられていない。そのため、締め付け状態を維持
するには手でアーム3を保持し続ける必要がある。係る
不便は、アーム3の延長端を他の部材に対して釘止め等
により固定するか、あるいはアーム3とグリッパ4,4
との連結点5,5の近傍に、バネやラチェット等を利用
したロック機構や、そのロック状態を解除する解放機構
等を付与することにより解決可能である。係るロック機
構や解放機構には、公知従来の技術を適宜に利用するこ
ともできるが、本発明においては、このようなレバーク
ランプを対にして連結することにより、ロック・解放機
構を共用する留め接ぎ用圧締具を構成している。 【0014】図2〜図3は、本発明の留め接ぎ用圧締具
10の実施の形態を示す。この留め接ぎ用圧締具10
は、前記レバークランプ2の基本的な構造および作用を
利用したレバークランプ20を対にして設け、それらを
締結手段を介して連結し、両レバークランプ20を同時
に締め付けることができるように構成されたものであ
る。 【0015】個々のレバークランプ20は、1本の細長
いアーム30と、このアーム30にヒンジ連結された内
外一対のグリッパ41,42とを備えている。例示した
アーム30は、やや平坦や矩形断面を有する中空の管材
であるが、アーム30の形状はこれに限らず、例えばフ
ラットバー、アングル材、チャンネル材、断面長円形状
の管材などであってもよい。 【0016】二部材P,Qが取り合う留め接ぎ部Tに対
して内側に位置するグリッパ41は、底部43と一対の
側部44,45とからなる溝形の断面を有し、一方の側
部44に対する垂線をアーム30の材軸に直交させるよ
うにして、アーム30の端部近傍に連結されている。グ
リッパ41とアーム30との連結は、グリッパ41の側
部44または底部43に取り付けられた連結ピン51
と、ナット52や座金53等を介して行われている。底
部43の内面側には、合成ゴム等からなる緩衝材46が
貼着または着脱可能に取り付けられている。この緩衝材
46は、締め付けによって部材が傷むのを防止するとと
もに、グリッパ41と部材P,Qとの摩擦を適度に高め
て、部材P,Qがその軸方向に滑ったりずれたりするの
を防ぐのに寄与する。 【0017】二部材P,Qが取り合う留め接ぎ部Tに対
して外側に位置するグリッパ42は、前記内側のグリッ
パ41とほぼ同形状の溝形部材における一方の側部を三
角形状に拡張した形状を有しており、この三角形状の側
部47の中心付近がアーム30に連結されている。この
連結も、三角形状の側部47に取り付けられた連結ピン
51と、ナット52や座金53等を介して行われてい
る。また、この外側のグリッパ42における底部48の
内側にも、合成ゴム等からなる緩衝材46が貼着または
着脱可能に取り付けられている。 【0018】ただし、前記内外のグリッパ41,42に
ついては、例示した溝形の形態に限らず、部材P,Qに
押し当てられる側の断面形状が直線状やL字形であって
もよい。また、例示の形態では外側のグリッパ42に三
角形状の側部47を形成して、その中心付近をアーム3
0と連結しているが、外側のグリッパ42に三角形状の
側部47を設けず、内側のグリッパ41と同様にしてア
ーム30と連結することもできる。 【0019】内側のグリッパ41と外側のグリッパ42
とは、各グリッパ41,42の長さ方向をアーム30の
材軸に直交させて互いの底部43,48を対向させたと
きに、互いの間隔が部材P,Qの幅よりもやや広くなる
位置にそれぞれ連結されている。なお、部材P,Qの幅
に応じてグリッパ41,42の対向間隔を調整し得るよ
うに、アーム30には予備の連結孔31が1〜2箇所形
成されていてもよい。アーム30の一端は、アーム30
とグリッパ41,42とを連結する2箇所の連結点5
0,50の延長線上に延長されている。この延長端の長
さは、連結点50,50の間隔の2〜3倍程度とするの
が実用的である。 【0020】このレバークランプ20は、2個で一対と
なされ、二部材P,Qの取り合い角の二等分線を中心と
して互いに対称に配置されて、アーム30の延長端で連
結されている。2組のレバークランプ20を連結する締
結手段は、各アーム30の延長端にそれぞれ回動自在に
取り付けられた一対のブラケット60,60と、それら
両ブラケット60,60に挿通された1本の連結ボルト
71と、この連結ボルト71に螺合された止めナット7
2および締め付けハンドル80とから構成されている。 【0021】ブラケット60は、略L字形の断面を有
し、一方の側片61をアーム30の表面に沿わせる状態
でアーム30の延長端に取り付けられている。ブラケッ
ト60とアーム30との連結は、連結ピン62とナット
(図示せず)や座金等を介して行われ、ブラケット60
がアーム30の表面に沿って自由に回動できるようにな
っている。ブラケット60の他方の側片63にはボルト
挿通孔64が形成され、ここに寸切りボルト状の連結ボ
ルト71が挿通される。 【0022】両ブラケット60,60に挿通された連結
ボルト71の一端には止めナット72が螺合して、一方
のブラケット60に対し抜け止め不能に係合している。
また、連結ボルト71の他方には座金(図示せず)を介
して締め付けハンドル80が螺合し、他方のブラケット
60に対して抜け止め不能に係合している。締め付けハ
ンドル80は、連結ボルト71に螺合する雌ネジ部8
1、雌ネジ部81から張り出した腕部82、腕部82の
先端に取り付けられた把手部83等を備えている。締め
付けハンドル80の把手部83を回すと、雌ネジ部81
が連結ボルト71に沿って移動し、雌ネジ部81と止め
ナット72との間隔が拡縮する。 【0023】この留め接ぎ用圧締具10を使用するにあ
たっては、一旦、連結ボルト71から止めナット72を
外し、ブラケット60,60から連結ボルト71を抜き
取って、各レバークランプ20,20を互いに分離して
おく。そして、留め接ぎ部Tにて取り合う二部材P,Q
のそれぞれに各レバークランプ20,20を取り付け
る。このとき、各レバークランプ20のアーム30を留
め接ぎ部Tの外側に向かって突き出し、かつ各アーム3
0を留め接ぎ部T側に倒して締め付けるようにする。二
部材P,Qの接合面から各レバークランプ20のグリッ
パ41,42までの距離は必ずしも同一でなくてよい。
なお、留め接ぎ部Tにて取り合う二部材P,Qは、それ
ぞれ図示しない他端側において適宜の他部材や構造体等
に固定されており、また各部材P,Qの接合面には予め
接着剤が塗布されているものとする。 【0024】各部材P,Qにそれぞれレバークランプ2
0,20を取り付けた状態で、各レバークランプ20,
20のアーム30,30に取り付けられたブラケット6
0,60を互いに向かい合わせ、各ブラケット60,6
0のボルト挿通孔64,64に連結ボルト71を挿通さ
せて、その一端に止めナット72を螺合する。このと
き、止めナット72の反対側、つまり締め付けハンドル
80に係合する側のブラケット60は、ボルト挿通孔6
4の形成された側片63が外側になるようにして、締め
付けハンドル80の回転に支障が生じないようにする。 【0025】そして、締め付けハンドル80を連結ボル
ト71の回りに回して、両ブラケット60,60を接近
させる。すると、両レバークランプ20,20のアーム
30,30を留め接ぎ部T側へ向けて倒そうとする力が
同時に作用して、各グリッパ41,42が強固に部材
P,Qを挟み込むとともに、両部材P,Qが接合面に向
かって圧接される。ここで、両部材P,Qの他端が固定
されていなければ、両部材P,Qは留め接ぎ部Tの外隅
を支点として取り合い角を拡げてしまうこととなるが、
両部材P,Qの他端が固定されているので、両部材P,
Qは取り合い角を一定に保持したまま、接合面全体を強
固に、かつ均一に密着させることとなる。このようにし
て、接着剤が完全に硬化するまで二部材P,Qを圧接状
態に保持することにより、接合面に隙間のない、意匠性
に優れた留め接ぎ部Tを得ることができる。 【0026】留め接ぎ部Tの接合面が完全に接着された
ならば、締め付けハンドル80を緩めて両ブラケット6
0,60の間隔を少し拡げ、連結ボルト71から止めナ
ット72を外して、ブラケット60,60から連結ボル
ト71を抜き取る。そして、互いに分離された各レバー
クランプ20,20のアーム30,30を緩めて各グリ
ッパ41,42の間隔を拡げ、各レバークランプ20,
20を各部材P,Qから取り外す。このように、本発明
の留め接ぎ用圧締具10は、ひとつの締結手段を介して
二部材P,Qを同時に締め付けつつ、二部材P,Qの接
合面を強固に圧接させることができる。着脱に際しては
釘やビスを使用しないので、着脱作業が容易であり、ま
た部材P,Qやその周囲を傷めるおそれもない。 【0027】なお、前記の説明においては二部材P,Q
が直角に取り合う場合を例示したが、図4に示すよう
に、二部材P,Qが直角以外の角度(例えば120度な
ど)で取り合う場合においても、この留め接ぎ用圧締具
10は同様にして使用することができる。このような場
合でも、二部材P,Qの接合面は強固かつ均一に密着す
る。 【0028】 【発明の効果】本発明の留め接ぎ用圧締具は、所定の角
度で取り合う二部材をそれぞれ別体のレバークランプで
挟み込み、それら各レバークランプのアームを留め接ぎ
部の外側に突き出させて、その延長端をブラケットや連
結ボルトからなる締結手段を介して互いに締め付けるよ
うに構成されている。そのため、ひとつの締め付け操作
によって二部材を同時に締め付けながら、接合面を強固
に圧接させることができる。着脱に際しては釘やビスを
使用しないので、着脱作業が容易であり、また部材やそ
の周囲を傷めるおそれもない。これにより、接合面に隙
間のない、意匠性に優れた留め接ぎ部を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を構成するレバークランプの基本的な構
造と作用を示す説明図である。 【図2】本発明の実施の形態に係る留め接ぎ用圧締具の
斜視図である。 【図3】前記留め接ぎ用圧締具の使用状態説明図であ
る。 【図4】前記留め接ぎ用圧締具の他の使用状態説明図で
ある。 【図5】従来の技術に係る圧締具(バークランプ)の使
用状態説明図である。 【図6】従来の技術に係る圧締具(コーナークランプ)
の使用状態説明図である。 【符号の説明】 10 留め接ぎ用圧締具 20 レバークランプ 30 アーム 41 グリッパ 42 グリッパ 60 ブラケット 71 連結ボルト 72 止めナット 80 締め付けハンドル P 部材 Q 部材 T 留め接ぎ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 直角または所定の角度で取り合う二部材
    の留め接ぎ部を不動状態に保持する留め接ぎ用圧締具で
    あって、 前記二部材を個々に挟み付けて保持する一対のレバーク
    ランプと、それら両レバークランプを互いに連結して締
    め付ける締結手段とを備え、 前記レバークランプは、一対のグリッパと、それら両グ
    リッパの長さ方向における中間部近傍をそれぞれ回動自
    在にヒンジ連結して一端が延長された1本のアームとか
    らなり、 前記締結手段は、前記両レバークランプのアームの延長
    端にそれぞれ回動自在に取り付けられた一対のブラケッ
    トと、それら両ブラケットに挿通された1本の連結ボル
    トと、この連結ボルトに螺合されて前記一対のブラケッ
    トの一方に対し抜け止め不能に係合する止めナットと、
    この連結ボルトに螺合されて前記一対のブラケットの他
    方に対し抜け止め不能に係合する締め付けハンドルとか
    らなることを特徴とする留め接ぎ用圧締具。
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