JP2003047251A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JP2003047251A
JP2003047251A JP2001229193A JP2001229193A JP2003047251A JP 2003047251 A JP2003047251 A JP 2003047251A JP 2001229193 A JP2001229193 A JP 2001229193A JP 2001229193 A JP2001229193 A JP 2001229193A JP 2003047251 A JP2003047251 A JP 2003047251A
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Masayuki Nanba
政之 難波
Junichi Hattori
順一 服部
Minami Yamada
美波 山田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源トランスを用いた制御装置を常に商用電
源に接続した状態にしても、制御回路に電源を供給しつ
つ、待機電力を1W以下に抑えることを目的とする。 【解決手段】 商用電源52に一次巻線を接続した電源
トランスの一次巻線に、サイリスタとブリッジ回路とフ
ォトカプラを備えた位相制御回路で構成した省電力回路
1を直列に接続し、省電力モード時は、省電力回路1に
より電源トランスの二次側出力が予め設定した所定電圧
になるように電源トランスの一次側印加電圧を位相制御
により調整するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源に接続し
た電源トランスの二次側出力を電源電力とした制御装置
の待機電力低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の機器、特に、リモコンで運転制御
を行うようにしたもの、あるいはタイマー運転等を可能
にしたものは、運転停止中もリモコンからの運転開始信
号を受信する必要があったり、タイマー運転待機中も常
にタイマー運転開始時刻を監視する必要があり、運転停
止中あるいは待機中もマイクロコンピュータ等を含む制
御回路に対して常に動作電力を供給し続ける必要があっ
た。従来の制御装置を図3に示す。ここでは、制御回路
50の電源装置51は常に商用電源52に接続した構成
とし、リモコン受信回路53が常にリモコン送信器54
からの信号を受信できるようにしていた。また、制御回
路50がタイマー運転機能を備えたものにあっては、設
定した時刻に負荷55を駆動させる必要があり、電源装
置51から供給される電源電力によって制御回路50に
内蔵した計時回路56を動作させ、タイマー設定時刻の
監視を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、電源装置51が常に商用電源52
に接続された状態となるため、電源装置51を構成する
AC/DC変換回路51a、DC/DC変換回路51
b、制御回路50、リモコン受信回路53等では、常に
電力消費が行われることになり、負荷55が停止状態で
あっても数ワット程度の無駄な電力が消費されることに
なる。
【0004】そこで近年、この待機電力を低減するため
の種々の検討がなされており、例えば、主電源と補助電
源を設け、通常制御動作時は主電源により電力供給を行
い、待機時は補助電源により電力供給を行うことで待機
電力を低減する方法があるが、この方法は別途補助電源
を設けなければならないという構成上の複雑さを伴い、
その効果も期待するほどのものではない。一般的に待機
電力の目標値は1W以下にすることが望まれているが、
単に補助電源を設けるだけでは、この目標値を満足する
ことができないのが現状である。
【0005】また、電源装置としてスイッチング電源を
用いるものにあっては、待機時に間欠発振させることで
消費電力を抑えるようにしたものが考案されているが、
この方法はスイッチング電源に限定されるものであり、
電源装置自体が高価なものとなり、電源トランスを用い
た簡易な電源装置には適用できない技術である。
【0006】そこで、電源トランスを用いた電源装置に
おいては、電源トランスの一次側にスイッチング回路を
設け、待機時はこのスイッチング回路を動作させること
で電源トランスを間欠駆動させ消費電力を低減させると
いう方法が考えられているが、この方法はスイッチング
回路が複雑になるとともに、高価なものとなり、かつ間
欠駆動により出力側のリップルが大きくなって表示のち
らつき等、出力特性が極めて悪くなるという問題を有し
ていた。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、商用電源に一次巻線を接続した電源トランスの二次
側出力を電源電力として制御回路を駆動する電源装置に
おいて、待機時も常に制御回路に電源を供給しつつ、待
機電力を1W以下に抑えた制御装置の提供を目的とした
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の制御装置は、商用電源に一次巻線を接続した電
源トランスの二次側出力を電源電力として各種制御回路
を駆動する制御装置において、前記電源トランスの一次
巻線に、サイリスタとブリッジ回路とフォトカプラを備
えた位相制御回路で構成した省電力回路を直列に接続
し、省電力モードの運転指示があったとき、前記省電力
回路により前記電源トランスの二次側出力が予め設定し
た所定電圧になるように前記電源トランスの一次側印加
電圧を位相制御により調整するようにしたものである。
【0009】上記発明によれば、運転停止中、あるいは
タイマー運転待機中などの省電力モード時は、電源トラ
ンスの一次側印加電圧を位相制御により調整するように
しているため、出力側のリップルが極めて少ない状態で
消費電力を低減させることができ、かつ前記位相制御は
出力電圧が予め定めた所定の電圧になるようにフィード
バック制御を行うことで、常に待機電力1W以下を確保
できる。また、この位相制御により調整するという方法
は、電源トランスの無負荷損失の影響を極めて小さくで
きるという効果を奏するものであり、これにより電源ト
ランスを構成するコアの鋼板グレードを上げる必要がな
く、一般グレードでも無負荷損失を十分小さく抑えるこ
とができ、コスト面でも有利となる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、商用電
源に一次巻線を接続した電源トランスの二次側出力を電
源電力として各種制御回路を駆動する制御装置におい
て、前記電源トランスの一次巻線に位相制御により印加
電圧を調整する省電力回路を接続し、省電力モードの運
転指示があったとき、前記省電力回路により前記電源ト
ランスの二次側出力が予め設定した所定電圧になるよう
に前記電源トランスの一次側印加電圧を位相制御により
調整するようにしたものである。
【0011】そして、運転停止中、あるいはタイマー運
転待機中などの省電力モード時は、電源トランスの一次
側印加電圧を位相制御により調整するようにしているた
め、出力側のリップルが極めて少ない状態で消費電力を
低減させることができ、かつ前記位相制御は出力電圧が
予め定めた所定の電圧になるようにフィードバック制御
を行うことで、常に待機電力1W以下を確保できる。ま
た、この位相制御により調整するという方法は、電源ト
ランスの無負荷損失の影響を極めて小さくできるという
効果を奏するものであり、これにより電源トランスを構
成するコアの鋼板グレードを上げる必要がなく、一般グ
レードでも無負荷損失を十分小さく抑えることができ、
コスト面でも有利となる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、省電力モ
ード中の電源トランスの二次側制御電圧は、三端子レギ
ュレータの入力保証電圧以上としている。
【0013】そして、省電力モード時における位相制御
の基準電圧を三端子レギュレータの入力保証電圧以上と
することで、省電力モード中にマイクロコンピュータを
含む制御回路の動作電圧を確実に保証し、省電力効果を
最大限確保することができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、省電力回
路はサイリスタとブリッジ回路とフォトカプラで構成し
た位相制御回路を電源トランスの一次巻線に直列に接続
してノーマルONの状態となるように構成している。
【0015】そして、簡単な回路で省電力回路を構成す
ることができ、かつ通常動作時は省電力回路が必ずON
になるように構成しているため、通常時と省電力モード
時の特別な切替制御を必要とせず、制御性のよい待機電
力低減回路を提供することができる。
【0016】また、請求項4に記載の発明は、省電力回
路は商用電源に接続したゼロクロス回路から取り出した
ゼロクロス信号をトリガーとして位相制御を行うように
している。
【0017】そして、省電力モード時における位相制御
は、商用電源から直接取り出したゼロクロス信号を用い
て行うようにしているため、電源電圧変動があった場合
でも自動的に位相制御量が補正されることになり、安定
した省電力制御を確保することができる。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、省電力モ
ード中に電源トランスの二次側制御電圧が急激に低下し
た場合は、省電力モードを一時中断させ、再度、所定時
間かけて徐々に位相制御量を絞るようにしている。
【0019】そして、省電力モード中に出力電圧が急激
に低下するような不安定な状態になったときは、省電力
モードから一時中断させ、出力電圧を安定させてから、
再度省電力モードに切り替えるようにしているため、マ
イクロコンピュータを含む制御回路の動作電圧は常に安
定した状態を確保することができ、省電力モード中の動
作を安定させることができる。
【0020】また、請求項6に記載した発明は、位相制
御量の変更は+側と−側を同じ位相制御量とし、セット
で変更するようにしている。
【0021】そして、+側と−側の位相制御量を同じに
することでDC成分の発生を抑制し、電源トランスでの
無駄な消費電力を低減できるとともに、コイル温度上昇
も抑えることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0023】図1は本発明の制御装置の回路図を示す。
図2は同制御装置のフローチャート図である。
【0024】図1において、図3と同じ機能には同一記
号を使用し、その説明を省略する。1は電源トランス5
1cの一次側に直列に接続された省電力回路で、ブリッ
ジダイオード1aと、サイリスタ1bと、ゲートトリガ
ー用抵抗1cと、サイリスタ1bのゲートに接続された
フォトカプラのフォトトランジスタ1dが接続されてい
る。フォトトランジスタ1dは制御回路50の出力信号
P0により、トランジスタ1fを介して接続されたフォ
トダイオード1eをON/OFFすることにより制御す
るようになっている。2は商用電源に直接接続されたゼ
ロクロス回路で、制限抵抗2bと、双方向フォトカプラ
のフォトダイオード2aと、双方向フォトカプラのフォ
トトランジスタ2cと、プルアップ抵抗2dより構成さ
れ、ゼロクロス信号を制御回路50への入力信号P2と
して入力する。3はAC/DC変換回路51aのDC電
圧を検出するための電圧検出部で、抵抗3aと抵抗3b
でDC電圧を分圧して制御回路50内に設けた電圧検出
部3cに電圧入力VADを入力する。50aはリモコン
の受信信号やキー入力操作信号、またはタイマー停止信
号などの信号P3を受け付けて、省電力モードの受付や
解除を行う省電力受付部、50bは省電力受付部が省電
力モードを受け付けた場合に、電圧検出部3cの電圧が
予め設定された所定電圧とを比較し、位相各制御の位相
制御量を発生させる演算部、50cはゼロクロス信号P
2の信号を起点として、演算部50bで演算された位相
分だけ省電力回路1のサイリスタ14bをOFFさせる
位相制御信号P0を出力せさる位相制御部である。
【0025】以上の構成においてその動作について説明
すると、商用電源52に機器のコンセント(図示せず)
が接続された初期の状態において、制御回路50は全く
動作していないので、制御回路50の位相制御信号P0
はLoのままとなり、トランジスタ1fはOFFとなる
ため、フォトカプラのフォトダイオード1eには通電さ
れず、フォトトランジスタ1dもOFFとなる。一方、
サイリスタ1bのゲートは抵抗1cでプルアップされて
おり、電源電圧がサイリスタ1bのゲートトリガー電圧
(約0.6v)以上になった時点でサイリスタ1bが勝
手にONする。サイリスタ1bがONするとブリッジダ
イオード1aがONし、電源トランスを含むAC/DC
変換回路にほぼ100%の商用電源が通電され、DC出
力として例えば約12Vの電圧を得る。次に、DC/D
C変換回路51bとして、例えば三端子レギュレータ5
1cが接続されている。AC/DC変換回路のDC出力
電圧はこの三端子レギュレータ51cの最低入力電圧
(通常は約7V)以上を印加するようにしているので、
出力電圧はマイコンが動作するに必要な安定した電圧
(例えば5V)が出力される。
【0026】上記の如く、商用電源52に機器のコンセ
ント(図示せず)が接続された初期の状態において、ノ
ーマルONの制御となるため、制御器50の制御に頼ら
ず、制御器50に安定した電圧を供給できる。制御器5
0では、リモコンの運転や機器の運転信号P3の入力が
入力された場合、負荷駆動信号P1を出力し、負荷55
をON/OFF動作させることができる。
【0027】次に、リモコンの運転や機器の運転信号P
3の入力により、機器の停止信号が入った場合は、省電
力設定部50aで省電力モードが設定される。省電力モ
ードが設定されるとAC/DC変換器の出力を抵抗3a
と抵抗3cで分圧したVAD電圧を電圧検出部3cで検
出し、この検出電圧が、予め設定された所定電圧(例え
ば三端子レギュレータの最低入力保証電圧で約7V)に
なるように、比較演算部50bで位相角制御の位相制御
量を演算し設定する。この位相角制御量はゼロクロス回
路2から検出されるゼロクロス信号P2の信号を起点と
した、省電力回路1のサイリスタ14bのOFF時間と
して用いられ、AC/DC回路の電源トランスの一次側
を位相制御(例えば導通角30゜程度に制御)をする。
この位相角制御により少なくともマイクロコンピュータ
(図示せず)等から構成された制御回路が動作する最低
保証電圧まで電圧低下させることで、AC/DC変換器
の一次側の入力電圧と入力電流を減少させ、消費電力を
抑える。
【0028】さらに、AC/DC変換器の一次側の電源
トランスを位相角制御し、導通角を30゜程度に設定す
ることで、電源電圧の位相より約90゜位相遅れをする
無負荷電流分を極めて少なく抑え、無負荷損失を少なく
することができる。従って、電源の鋼鈑で消費する鉄損
の影響が少なくなり、コアの鋼鈑グレードを上げること
なく、消費電力を下げることができる。
【0029】また、ゼロクロス回路2は商用電源52よ
り直接検出しているので、商用電源52の電圧の高低に
応じてパルス幅が変動する。一方で、ゼロクロス信号P
2の立ち上がりを起点とした位相角制御を行うため、仮
に商用電源52の電圧が低下してゼロクロスパルスの幅
が広くなった場合には、位相角制御の起点が、真のゼロ
クロス点よりも負の位相にずれ、その分、位相角制御量
が少なくなりAC/DC回路の電源トランスの一次側に
多くの電力を供給しようとする。逆に商用電源52の電
圧が上昇し、ゼロクロス信号P2のパルス幅が狭くなっ
た場合には、位相角制御の起点が真のゼロクロス点に近
づき、その分、位相角制御量が多くなりAC/DC回路
の電源トランスの一次側に少な目の電力を供給しようと
する。すなわち制御回路50に頼らずに商用電源52の
電圧変動の補正が自動的に掛かるようになるので、電源
電圧の変動に強く、省電力モード時の位相角制御量を大
きく設定できる。
【0030】次に動作を図2のフローチャートを用いて
説明すると。ステップS1で省電力受付部50aで省電
力モードが設定されていなければなにもせずに処理を抜
ける。省電力モードが設定されていれば、ステップS2
でVAD電圧を検出し、この検出電圧が、予め設定され
たリミット電圧(例えば6.5V)より低ければ、急激な
電源電圧の低下があったと判断してステップS3で省電
力動作を一時解除する。ステップS4では位相角制御量
tΦにゼロがセットされ、位相角制御しないようにす
る。ステップS5では電源位相情報を+側に初期化して
おく。ステップS5では位相制御信号としてP0にtΦ
(ゼロ:位相制御せず)の出力をする。上記動作によ
り、商用電源52の電圧が急激に下がり、制御回路1の
動作保証ができなくなる前に、自動的にAC/DC回路
の電源トランスの一次側への位相角制御を解除し100
%通電に戻すので、制御回路には通常の電力が供給され
誤動作等を起こすことがない。
【0031】次に、ステップS2でVADがリミット電
圧以上であれば、ステツプS6でVADが予め設定され
た所定電圧(例えば三端子レギュレータの最低入力保証
電圧で約7V)と比較し、所定電圧より大きい場合は位
相制御量の変更量△tΦを大きくするようにステップS
8でA(例えば10μs)を加算する側に設定する。逆
に所定電圧より低い場合は△tΦを小さくするようにス
テップS9でA(例えば10μs)を減算する側に設定
する。ステップS10でゼロクロス信号P2の立ち上が
りを判定し、立ち上がりの場合はスイップS11で現在
の電源位相が+か否かを判定し、+であればステップS
12で位相角制御量tΦ=tΦ+△tΦとする。ステッ
プS13では電源位相の情報を−にする。ステップS6
で位相角制御信号としてP0よりtΦの出力を行い、A
C/DC回路の電源トランスの一次側を、VADが所定
電圧になるように位相制御する。また、ステップS14
で電源位相の−では位相制御量の変更をしないので、電
源位相の+側と−側で別の位相角制御量で制御すること
がないので、DC成分は電源トランスに印加されること
はない。
【0032】また、省電力モード中に出力電圧が急激に
低下するような不安定な状態になった場合には省電力動
作を一時中断させ、再度、所定時間(本実施例では約1
4秒)かけて序々に位相制御量を絞るようになるので、
フィードバック電圧のアンダーシュート等もなく、平滑
コンデンサの容量を極端に大きくすることなく常に安定
した制御回路の電圧を確保することができる。
【0033】さらに、位相角制御をするのでリップル電
圧が少なく、省電力動作時の二次側制御電圧VADを三
端子レギュレータの入力保証電圧ギリギリの電圧に設定
することができる。
【0034】なお、本実施例では、サイリスタとブリッ
ジ回路を組み合わせた交流スイッチ回路としたが、ノー
マルONとなるような交流スイッチ回路であればどんな
構成であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、運転停止
中、あるいはタイマー運転待機中などの省電力モード時
は、電源トランスの一次側印加電圧を位相制御により調
整するようにしているため、出力側のリップルが極めて
少ない状態で消費電力を低減させることができ、かつ前
記位相制御は出力電圧が予め定めた所定の電圧になるよ
うにフィードバック制御を行うことで、常に待機電力1
W以下を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における制御装置の回路図
【図2】同制御装置の動作フローチャート
【図3】従来の制御装置の回路図
【符号の説明】
1 省電力回路 2 ゼロクロス回路 3 電圧検出部 50 制御回路 50a 省電力受付部 50b 演算部 50c 位相制御部 51 電源装置 51a AC/DC変換回路 51b DC/DC変換回路 51c 三端子レギュレータ 52 商用電源 53 リモコン受信回路 55 負荷群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 美波 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H006 CA03 CA07 CA12 CB01 CC02 DA03 DA04 DB03 DB07 DC05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源に一次巻線を接続した電源トラ
    ンスの二次側出力を電源電力として各種制御回路を駆動
    する制御装置において、前記電源トランスの一次巻線に
    位相制御により印加電圧を調整する省電力回路を接続
    し、省電力モードの運転指示があったとき、前記省電力
    回路により前記電源トランスの二次側出力が予め設定し
    た所定電圧になるように前記電源トランスの一次側印加
    電圧を調整するようにした制御装置。
  2. 【請求項2】 省電力モード中の電源トランスの二次側
    制御電圧は、三端子レギュレータの入力保証電圧以上と
    した請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 省電力回路は、サイリスタとブリッジ回
    路とフォトカプラで構成した位相制御回路を電源トラン
    スの一次巻線に直列に接続してノーマルONの状態とな
    るように構成した請求項1または2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 省電力回路は、商用電源に接続したゼロ
    クロス回路から取り出したゼロクロス信号をトリガーと
    して位相制御を行うようにした請求項1〜3のいずれか
    1項記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 省電力モード中に電源トランスの二次側
    制御電圧が急激に低下した場合は、省電力モードを一時
    中断させ、再度、所定時間かけて徐々に位相制御量を絞
    るようにした請求項1〜4のいずれか1項記載の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 位相制御量の変更は、+側と−側を同じ
    位相制御量とし、セットで変更するようにした請求項1
    〜5のいずれか1項記載の制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102428A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Kansai Electric Power Co Inc:The 消費電力量監視による異常検知装置
CN101834536A (zh) * 2010-05-18 2010-09-15 天宝电子(惠州)有限公司 一种电流控制的移相节能电路

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