JP2003102174A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2003102174A
JP2003102174A JP2001287565A JP2001287565A JP2003102174A JP 2003102174 A JP2003102174 A JP 2003102174A JP 2001287565 A JP2001287565 A JP 2001287565A JP 2001287565 A JP2001287565 A JP 2001287565A JP 2003102174 A JP2003102174 A JP 2003102174A
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power supply
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main
diode
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Hironori Kanehira
浩紀 兼平
Hiroshi Akama
博 赤間
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 AC遮断時におけるスタンバイ出力の停止時
間保持、スタンバイ出力の消費電力低減を行う。 【解決手段】 交流電源入力ACを整流・平滑化する副
整流平滑回路121と、副整流平滑回路121に接続さ
れた副コンバータ回路122と、スイッチング出力が供
給される副コンバータトランス123と、副コンバータ
トランス123の出力を入力する第1のダイオード12
4と、交流電源入力ACを整流・平滑化する主整流平滑
回路111と、主整流平滑回路111に接続された主コ
ンバータ回路112と、スイッチング出力が供給され、
メイン出力を得る主コンバータトランス113と、主コ
ンバータトランス113の出力を入力する第2のダイオ
ード115とを備え、第1のダイオード124と、第2
のダイオード115からなるOR回路の出力をスタンバ
イ出力とすることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンバイ出力を
有するスイッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商用交流を整流・平滑化して
得られた直流電源を、例えば、100kHz程度の高周
波でスイッチングして変圧器により所望の電圧に高効率
に変換するようにしたスイッチング電源が広く用いられ
ている。
【0003】上記スイッチング電源における出力電圧の
制御方式としては、出力電圧の変化に応じてスイッチン
グパルスのデューディ比を制御するパルス幅変調(PW
M:Pulse Width Modulation)制御方式、スイッチング
パルスの周波数や位相を制御する共振の周波数制御方式
や位相制御方式等が採用されている。
【0004】また、一般に、テレビジョン受像機やホー
ムビデオシステムなどの電気機器に内蔵されるスイッチ
ング電源装置では、機器が動作状態で必要とする主電源
と待機状態で必要とするスタンバイ電源を供給するため
に、例えば、図3に示すように、メイン電源回路とスタ
ンバイ電源回路が並設された構成となっている。
【0005】すなわち、図3に示した従来のスイッチン
グ電源300は、商用交流電源ACに接続されたメイン
出力用のメイン電源回路340とは独立したスタンバイ
出力用のスタンバイ電源回路380を備える。
【0006】上記メイン電源回路340は、交流電源入
力を整流・平滑化する主整流平滑回路310による整流
平滑出力を主コンバータ回路320によりスイッチング
し、上記主コンバータ回路320によるスイッチング出
力をメイン出力回路330において整流平滑してメイン
出力を得るようになっている。
【0007】また、スタンバイ電源回路380は、上記
交流電源入力を整流・平滑化する復整流回路350によ
る整流平滑出力を副コンバータ回路360によりスイッ
チングし、上記副コンバータ回路360によるスイッチ
ング出力をスタンバイ出力回路370において整流平滑
してスタンバイ出力を得るようになっている。
【0008】ここで、上記メイン電源回路340の主整
流平滑回路310は、整流回路311と、力率改善回路
(PFC)312と平滑コンデンサ313により構成さ
れている。すなわち、上記メイン電源回路340は、搭
載される機器が動作状態で必要とする主電源を供給する
ものであるから、出力電力が大きい。そこで、電力設備
などに悪影響を与える高調波電流を低減するために力率
改善回路312が主整流平滑回路310に設けられてい
る。
【0009】これに対して、上記スタンバイ電源回路3
80は、搭載される機器が待機状態で必要とする、例え
ば、リモートコントロール回路にスタンバイ電源を供給
するものであるから、力率改善回路を必要としない程度
の出力電力であり、上記スタンバイ電源回路380の副
整流平滑回路350が整流回路351と平滑コンデンサ
352より構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き構成の従来
のスイッチング電源装置300では、AC入力が遮断さ
れた場合に、AC入力電圧が低いほど、上記力率改善回
路312を備えるメイン電源回路340の主整流平滑回
路310の平滑コンデンサ313に蓄えられる電荷量に
比べて、力率改善回路の設けられていないスタンバイ電
源回路380の副整流平滑回路350の平滑コンデンサ
352に蓄えられる電荷量が小さくなるので、メイン電
源回路340の出力が停止する前にスタンバイ電源回路
380の出力が停止してまう。
【0011】ところで、スイッチング電源装置を搭載す
る電子機器において、スタンバイ電源がメイン電源より
も先に停止してしまうことを望まない場合、例えば、A
C入力の遮断時にスタンバイ電源により終了処理を行う
ようなシステムの場合、スタンバイ電源がメイン電源よ
りも先に停止してしまうことのないように、例えば、次
のような対策が施される。
【0012】スタンバイ電源回路380の出力の保持時
間がメイン電源回路340の出力の保持時間と同等以上
になるように、上記スタンバイ電源回路380の副整流
平滑回路350の平滑コンデンサ352の容量を大きく
する。
【0013】又は、上記スタンバイ電源回路380の副
整流平滑回路350にも力率改善回路を設けて、上記ス
タンバイ電源回路380の出力の保持時間がメイン電源
回路340の出力の保持時間と同等以上になるようにす
る。
【0014】しかしながら、交流電源が供給されている
通常の動作状態では、上記副整流平滑回路350の平滑
コンデンサ352が過剰容量となり、又は、本来上記ス
タンバイ電源回路380の副整流平滑回路350には不
必要な力率改善回路を持つことになる。
【0015】したがって、このような対策を施すことは
スイッチング電源の小型化、低コスト化、高信頼性化を
図る上で弊害となる。
【0016】また、上述の如き構成の従来のスイッチン
グ電源装置300では、メイン電源回路340が起動し
た後もスタンバイ電源回路380は、例えば、ロジック
回路の駆動用電源などに使用されたりするため、スタン
バイ電源回路380では、メイン電源回路340がOF
Fとなったスタンバイ時においても最低限必要な電力よ
りも大きな電力が消費されてしまう。
【0017】このように、メイン電源回路340の起動
時にスタンバイ時で消費する電力よりも大きな電力を所
定の負荷に供給できるスタンバイ電源回路380におい
て、スタンバイ時の消費電力を低減させるには、副コン
バータ回路360のスイッチング周波数をより低くし、
スイッチング損失を低減させる手法が考えられている。
【0018】また、純粋なスタンバイ時用の電源回路
と、メイン電源回路340が起動した後に所定の負荷に
電力を供給する電源回路とを2つ用意することでスタン
バイ時の消費電力を低減させる手法が考えられている。
【0019】しかしながら、このような対策を施すこと
はスイッチング電源の小型化、低コスト化、高信頼性を
図る上で弊害となる。
【0020】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、過剰容量や本来不
必要な力率改善回路を持つことなく、AC入力の遮断時
にスタンバイ電源がメイン電源よりも先に停止してしま
うことのないようにしたスイッチング電源装置を提供す
ることを目的とし、また、スタンバイ電源の待機電力を
最小限に抑えるようにしたスイッチング電源装置を提供
することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るスイッチング電源装置は、交流電源
入力を整流・平滑化する副整流平滑回路と、上記副整流
平滑回路に接続された副コンバータ回路と、上記副コン
バータ回路によるスイッチング出力が供給される副コン
バータトランスと、上記副コンバータトランスの出力を
入力する第1のダイオードと、上記交流電源入力を整流
・平滑化する主整流平滑回路と、上記主整流平滑回路に
接続された主コンバータ回路と、上記主コンバータ回路
によるスイッチング出力が供給され、メイン出力を得る
主コンバータトランスと、上記主コンバータトランスの
出力を入力する第2のダイオードとを備え、上記第1の
ダイオードと、上記第2のダイオードからなるOR回路
の出力をスタンバイ出力とすることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスイッチング
電源装置の実施の形態を図面を参照にして詳細に説明す
る。
【0023】本発明に係るスイッチング電源回路は、例
えば、図1に示すように構成される。この図1に示した
スイッチング電源回路100は、商用交流電源ACに接
続されたメイン出力用のメイン電源回路110と、スタ
ンバイ出力用のスタンバイ出力回路120を備える。
【0024】上記メイン電源回路110は、商用交流電
源ACから供給される交流電源入力を整流・平滑化する
主整流平滑回路111による整流平滑出力を主コンバー
タ回路112によりスイッチングし、上記主コンバータ
回路112によるスイッチング出力を主コンバータトラ
ンス113に供給し、主コンバータトランス113の出
力をメイン出力回路116において整流平滑してメイン
出力を得るようになっている。
【0025】上記スタンバイ電源回路120は、上記商
用交流電源ACから供給される交流電源入力を整流・平
滑化する副整流平滑回路121による整流平滑出力を副
コンバータ回路122によりスイッチングし、上記副コ
ンバータ回路122によるスイッチング出力を副コンバ
ータトランス123に供給し、副コンバータトランス1
23の出力をスタンバイ出力回路126において整流平
滑し、さらにダイオード124を介してスタンバイ出力
を得るようになっている。
【0026】また、スタンバイ出力は、上記メイン電源
回路110の主コンバータトランス113からの出力が
スタンバイ出力供給回路117で整流平滑され、レギュ
レータ114を介してダイオード115に供給された出
力からも得られるようになっている。
【0027】つまり、ダイオード124とダイオード1
15とは、OR回路を形成するように接続されており、
それぞれのダイオードに入力される電圧値の高低によっ
てスタンバイ出力が決定される。
【0028】ここで、上記メイン電源回路110の主整
流平滑回路111は、整流回路111Aと力率改善回路
(PFC)111Bと平滑コンデンサ111Cにより構
成さされている。すなわち、上記メイン電源回路110
は、搭載される機器が動作状態で必要とする主電源を供
給するものであるから、出力電力が大きい。そこで、電
力設備などに悪影響を与える高調波電流を低減するため
に、力率改善回路111Bが主整流平滑回路111に設
けられている。
【0029】これに対して、上記スタンバイ電源回路1
20は、搭載される機器が待機状態で必要とする、例え
ば、リモートコントロール回路にスタンバイ電源を供給
するものであるから、力率改善回路を必要としない程度
の出力電力であり、上記スタンバイ電源回路120の副
整流平滑回路121が整流回路121Aと平滑コンデン
サ121Bにより構成されている。
【0030】スイッチング電源装置100は、主コンバ
ータ回路112に起動電流を供給するダイオード130
が、スタンバイ電源回路120の副コンバータ回路12
2に接続されている。
【0031】また、スイッチング電源装置100では、
上記メイン電源回路112の主コンバータトランス11
3の3次巻線113dに接続されたダイオード141
と、コンデンサ142と、ダイオード143からなる電
源回路140が主コンバータ回路112に接続されてい
る。
【0032】さらにまた、スイッチング電源装置100
は、過電流、過電圧を検出し、フィードバックすること
で当該スイッチング電源装置100の出力を安定化させ
るといった制御を行う2次側制御ブロック151と、2
次側制御ブロック151に副コンバータトランス123
の2次巻線123bからの出力を供給するダイオード1
52と、2次側制御ブロック151に主コンバータトラ
ンスの2次巻線113bからの出力を供給するダイオー
ド153とからなる2次側制御回路150を備えてい
る。
【0033】ダイオード152、ダイオード153の前
段には各2次巻線からの出力を整流平滑する整流平滑出
力回路127、スタンバイ出力供給回路117がそれぞ
れ設けられている。
【0034】このような構成のスイッチング電源回路1
00では、商用交流電源ACから交流電源が供給される
と、供給される交流電源入力を副整流平滑回路121に
より整流・平滑化し、その平滑整流出力が副コンバータ
回路122に供給されることにより、スタンバイ電源回
路120が動作を開始する。
【0035】上記スタンバイ電源回路120では、上記
副整流平滑回路121による整流平滑出力が上記副コン
バータ回路122によりスイッチングされ、そのスイッ
チング出力が副コンバータトランス123の1次巻線1
23aに供給される。そして、上記副コンバータトラン
ス123の2次巻線123cに得られる出力をスタンバ
イ出力回路126で整流平滑し、さらにダイオード12
4を介してスタンバイ出力として図示しないセットに供
給する。
【0036】また、上記スタンバイ電源回路120は、
上記スタンバイ電源回路120の副コンバータ回路12
2からの出力をダイオード130に供給する。
【0037】このスイッチング電源回路100のメイン
電源回路110は、上記スタンバイ電源回路120から
スタンバイ出力が供給されているセット側でメイン電源
のオン命令が出されることによりオン状態となる。
【0038】すなわち、上記メイン電源回路110は、
商用交流電源ACから供給される交流電源入力を主整流
平滑回路111により整流・平滑化し、その整流平滑出
力が主コンバータ回路112に供給される。そして、上
記主コンバータ回路112は、上記ダイオード130か
ら供給される起動電流により起動され、上記整流平滑回
路111の整流平滑出力をスイッチングする動作を開始
する。
【0039】上記主整流平滑回路111による整流平滑
出力が、上記主コンバータ回路112によりスイッチン
グされ、そのスイッチング出力が主コンバータトランス
113に供給される。そして、主コンバータトランス1
13の2次巻線113cから得られる出力をメイン出力
回路116において整流平滑し、メイン出力として図示
しないセットに供給する。
【0040】一方、主コンバータ回路112からのスイ
ッチング出力は、主コンバータトランス113に供給さ
れたあと、主コンバータトランス113の2次巻線11
3bから出力されスタンバイ出力供給回路117で整流
平滑され、レギュレータ114で安定化されてダイオー
ド115にも供給される。
【0041】ダイオード124と、ダイオード115へ
の入力電圧は、上記メイン電源回路110がオン状態の
時にダイオード124への入力電圧のほうが若干高くな
るように、例えば、主コンバータトランス113及び副
コンバータトランス123の巻数などで調整がなされて
いるため、上記メイン電源回路110がオン状態のとき
は、ダイオード124からの出力がスタンバイ出力とな
る。
【0042】そして、このスイッチング電源装置100
において、上記メイン電源回路110がオンされている
状態で、商用交流電源ACからの交流電源入力が遮断さ
れた場合、上記スタンバイ電源回路120の副整流平滑
回路111の平滑コンデンサ121Bの蓄積電荷の減少
によるダイオード124の出力電圧の低下によって、ダ
イオード115の出力電圧がスタンバイ出力となるた
め、上記スタンバイ電源回路120の出力の保持時間
は、上記メイン電源回路110の出力の保持時間と同等
以上となる。
【0043】この時、メイン電源回路110の1次側の
主コンバータ回路112への起動電力は、電源回路14
0から供給され、2次側の2次側制御ブロック151へ
の起動電力は、主コンバータトランスの2次巻線113
bからの出力がスタンバイ出力供給回路117で整流平
滑され、さらにダイオード153を介して供給される。
【0044】すなわち、上記スタンバイ回路120は、
副整平滑流回路121の平滑コンデンサ121Bに蓄積
された電荷を消費しても、主整流平滑回路111の平滑
コンデンサ111Cに蓄積された電荷を使用して、ダイ
オード115からの出力をスタンバイ出力とすることに
より、AC入力の遮断時に出力停止時間をメイン電源回
路110と同等以上とすることができる。
【0045】また、本発明に係るスイッチング電源回路
は、例えば、図2に示すように構成される。この図2に
示したスイッチング電源回路200は、商用交流電源A
Cに接続されたメイン出力用のメイン電源回路210
と、スタンバイ出力用のスタンバイ出力回路220を備
える。
【0046】上記メイン電源回路210は、商用交流電
源ACから供給される交流電源入力を整流・平滑化する
主整流平滑回路211による整流平滑出力を主コンバー
タ回路212によりスイッチングし、上記主コンバータ
回路212によるスイッチング出力を主コンバータトラ
ンス213に供給し、主コンバータトランス213の出
力をメイン出力回路216において整流平滑してメイン
出力を得るようになっている。
【0047】上記スタンバイ電源回路220は、上記商
用交流電源ACから供給される交流電源入力を整流・平
滑化する副整流平滑回路221による整流平滑出力を副
コンバータ回路222によりスイッチングし、上記副コ
ンバータ回路222によるスイッチング出力を副コンバ
ータトランス223に供給し、副コンバータトランス2
23の出力をスタンバイ出力回路225において整流平
滑し、さらにダイオード224を介してスタンバイ出力
を得るようになっている。
【0048】また、スタンバイ出力は、上記メイン電源
回路210の主コンバータトランス213からの出力が
メイン出力回路216で整流平滑され、レギュレータ2
14を介してダイオード215に供給された出力からも
得られるようになっている。
【0049】つまり、ダイオード224とダイオード2
15とは、OR回路を形成するように接続されており、
それぞれのダイオードに入力される電圧値の高低によっ
てスタンバイ出力が決定される。
【0050】ここで、上記メイン電源回路210の主整
流平滑回路211は、整流回路211Aと平滑コンデン
サ211Bにより構成されている。
【0051】また、主整流平滑回路211は、上記メイ
ン電源回路210が、搭載される機器が動作状態で必要
とする主電源を供給するものである場合、出力電力が大
きくなるので、電力設備などに悪影響を与える高調波電
流を低減するために、図示しない力率改善回路を備えて
いてもよい。
【0052】これに対して、上記スタンバイ電源回路2
20は、搭載される機器が待機状態で必要とする、例え
ば、リモートコントロール回路にスタンバイ電源を供給
するものであるから、力率改善回路を必要としない程度
の出力電力であり、上記スタンバイ電源回路220の副
整流平滑回路221が整流回路221Aと平滑コンデン
サ221Bにより構成されている。
【0053】スイッチング電源装置200は、主コンバ
ータ回路212に起動電流を供給するダイオード230
が、スタンバイ電源回路220の副コンバータ回路22
2に接続されている。
【0054】このような構成のスイッチング電源回路2
00では、商用交流電源ACから交流電源が供給される
と、供給される交流電源入力を副整流平滑回路221に
より整流・平滑化し、その平滑整流出力が副コンバータ
回路222に供給されることにより、スタンバイ電源回
路220が動作を開始する。
【0055】上記スタンバイ電源回路220では、上記
副整流平滑回路221による整流平滑出力が上記副コン
バータ回路222によりスイッチングされ、そのスイッ
チング出力が副コンバータトランス223の1次巻線2
23aに供給される。そして、上記副コンバータトラン
ス223の2次巻線223bに得られる出力をスタンバ
イ出力回路225で整流平滑し、さらにダイオード22
4を介してスタンバイ出力として図示しないセットに供
給する。
【0056】また、上記スタンバイ電源回路220は、
上記スタンバイ電源回路220の副コンバータ回路22
2からの出力をダイオード230に供給する。
【0057】このスイッチング電源回路200のメイン
電源回路210は、上記スタンバイ電源回路220から
スタンバイ出力が供給されているセット側でメイン電源
のオン命令が出力されることによりオン状態となる。
【0058】すなわち、上記メイン電源回路210は、
商用交流電源ACから供給される交流電源入力を主整流
平滑回路211により整流・平滑化し、その整流平滑出
力が主コンバータ回路212に供給される。そして、上
記主コンバータ回路212は、上記ダイオード230か
ら供給される起動電流により起動され、上記整流平滑回
路211の整流平滑出力をスイッチングする動作を開始
する。
【0059】上記メイン電源回路210では、上記主整
流平滑回路211による整流平滑出力が上記主コンバー
タ回路212によりスイッチングされ、そのスイッチン
グ出力が主コンバータトランス213の1次巻線213
aに供給される。そして、上記主コンバータトランス2
13の2次巻線213bに得られる出力をメイン出力回
路216で整流平滑し、メイン出力として図示しないセ
ットに供給する。
【0060】一方、主コンバータ回路212からのスイ
ッチング出力は、主コンバータトランス213に供給さ
れた後、主コンバータトランス213の2次巻線213
bから出力されメイン出力回路216において整流平滑
され、レギュレータ214で安定化されてダイオード2
15にも供給される。
【0061】ダイオード224と、ダイオード215へ
の入力電圧は、上記メイン電源回路210がオン状態の
時にダイオード215への入力電圧のほうが若干高くな
るように、例えば、主コンバータトランス213及び副
コンバータトランス223の巻数などで調整がなされて
いるため、上記メイン電源回路210がオン状態のとき
は、ダイオード215からの出力がスタンバイ出力とな
る。
【0062】このように、上記メイン電源回路210が
オン状態のときに、スタンバイ電源回路220にも要求
される、例えば、ロジック回路の駆動用電源としての出
力はメイン電源回路210の主コンバータトランスの2
次巻線213bからの出力をメイン出力回路216で整
流平滑し、ダイオード215を介して、図示しないシリ
ーズレギュレータやマグアンプなどで所定の電圧にして
得ることができる。
【0063】そのため、上記スタンバイ電源回路220
の電力供給能力は、メイン電源回路210の主コンバー
タ回路212を起動させるだけの供給能力だけで充分で
ある。
【0064】したがって、スタンバイ電源回路220の
副コンバータ回路222のスイッチング周波数を低くす
ることができ、副コンバータトランス223を小型化す
ることができる。また、副コンバータ回路222のスイ
ッチング周波数を低くできることからスイッチング素子
のスイッチング損失も減少されるため、スタンバイ時の
消費電力を低減させることができる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のスイッチング電源装置は、スタンバイ系電源と、メ
イン系電源とを備え、スタンバイ系電源の副コンバータ
トランスの出力を入力する第1のダイオードと、メイン
系電源の主コンバータトランスの出力を入力する第2の
ダイオードとからなるOR回路の出力をスタンバイ出力
とすることで、第1のダイオード及び第2のダイオード
への入力電圧の高低によってスタンバイ出力を決定する
ことができる。
【0066】そして、主整流平滑回路へ交流電源入力後
の第1のダイオードへの入力電圧を第2のダイオードへ
の入力電圧より高くすることで、通常時は第1のダイオ
ードの出力をスタンバイ出力とし、交流電源入力の遮断
時にはスタンバイ出力をメイン系電源から供給すること
ができるため、スタンバイ出力の停止時間をメイン系電
源から出力が得られなくなるまで保持することを可能と
する。
【0067】また、主整流平滑回路へ交流電源入力後の
第2のダイオードへの入力電圧を第1の1ダイオードへ
の入力電圧より高くすることで、メイン系電源起動後に
スタンバイ系電源で必要となる電力をメイン系電源から
得ることができるため、新たな電源を設ける必要がなく
なると共に、スタンバイ時にも起動しているスタンバイ
系電源の消費電力を必要最小限とすることを可能とす
る。
【0068】したがって、本発明のスイッチング電源装
置は、小型化、低コスト化、高信頼性を備えることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す第1のスイッチ
ング電源装置の構成を説明するための回路図である。
【図2】本発明の実施の形態として示す第2のスイッチ
ング電源装置の構成を説明するための回路図である。
【図3】従来の技術として示すスイッチング電源装置の
構成を説明するための回路図である。
【符号の説明】
100,200 スイッチング電源装置、110,21
0 メイン電源回路、111,211 主整流平滑回
路、111A,121A,211A,221A整流回
路、111B 力率改善回路(PFC)、111C,1
21B,211B,221B 平滑コンデンサ、11
2,212 主コンバータ回路、113,213 主コ
ンバータトランス、114 レギュレータ、115 ダ
イオード、120,220 スタンバイ電源回路、12
1,221 副整流平滑回路、122,222 副コン
バータ回路、123,223 副コンバータトランス、
124ダイオード、130 ダイオード、140 電源
回路、150 2次側制御回路、151 2次側制御ブ
ロック、214 レギュレータ、215 ダイオード、
AC 商用交流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H730 AA11 AA16 AS22 AS23 BB21 BB57 BB84 CC04 EE02 EE07 EE53 EE65 EE73 XC00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源入力を整流・平滑化する副整流
    平滑回路と、 上記副整流平滑回路に接続された副コンバータ回路と、 上記副コンバータ回路によるスイッチング出力が供給さ
    れる副コンバータトランスと、 上記副コンバータトランスの出力を入力する第1のダイ
    オードと、 上記交流電源入力を整流・平滑化する主整流平滑回路
    と、 上記主整流平滑回路に接続された主コンバータ回路と、 上記主コンバータ回路によるスイッチング出力が供給さ
    れ、メイン出力を得る主コンバータトランスと、 上記主コンバータトランスの出力を入力する第2のダイ
    オードとを備え、 上記第1のダイオードと、上記第2のダイオードからな
    るOR回路の出力をスタンバイ出力とすることを特徴と
    するスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 上記主整流平滑回路へ上記交流電源入力
    後の上記第1のダイオードへの入力電圧は、上記第2の
    ダイオードへの入力電圧より高いことを特徴とする請求
    項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 上記主整流平滑回路は、力率改善回路を
    備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電
    源装置。
  4. 【請求項4】 上記第2のダイオードの前段に、上記主
    コンバータトランスの出力を安定化せるレギュレータを
    備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電
    源装置。
  5. 【請求項5】 上記主整流平滑回路へ上記交流電源入力
    後の上記第2のダイオードへの入力電圧は、上記第1の
    1ダイオードへの入力電圧より高いことを特徴とする請
    求項1記載のスイッチング電源装置。
  6. 【請求項6】 上記主整流平滑回路は、力率改善回路を
    備えることを特徴とする請求項5記載のスイッチング電
    源装置。
  7. 【請求項7】 上記第2のダイオードの前段に、上記主
    コンバータトランスの出力を安定化せるレギュレータを
    備えることを特徴とする請求項5記載のスイッチング電
    源装置。
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