JP2003046993A - 監視装置、監視方法、監視プログラム、監視プログラムを記録した記録媒体および監視システム - Google Patents

監視装置、監視方法、監視プログラム、監視プログラムを記録した記録媒体および監視システム

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JP2003046993A
JP2003046993A JP2001232566A JP2001232566A JP2003046993A JP 2003046993 A JP2003046993 A JP 2003046993A JP 2001232566 A JP2001232566 A JP 2001232566A JP 2001232566 A JP2001232566 A JP 2001232566A JP 2003046993 A JP2003046993 A JP 2003046993A
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JP
Japan
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image
communication
monitoring
photographing
monitoring device
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Application number
JP2001232566A
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English (en)
Inventor
Kenji Kanayama
憲司 金山
Toshihiro Suzuki
俊宏 鈴木
Makoto Tochihara
誠 栃原
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作必要時のみ必要な箇所に駆動電圧を供給
することによって、無駄な消費電力を削減する。 【解決手段】 監視装置1に、周囲の状況を撮影する撮
影部11と、装置外部に設けられるセンサ2bと通信を
行うための第2通信部15と、駆動電圧を発生する電源
部18と、各部の動作を制御する主制御部16(CP
U)とを設ける。主制御部16は、センサ2bからの異
常検知に基づく撮影指示信号を第2通信部15が受信し
たときに、撮影部11に駆動電圧を供給するように電源
部18を制御する。また、主制御部16は、第2通信部
15に周期的に駆動電圧を供給するか、信号検出部17
がセンサ2bからの通信要求信号を検出したときに第2
通信部15に駆動電圧を供給するように、電源部18を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲の状況を撮影
して異常を監視する監視装置(例えばワイヤレス画像セ
ンサ)と、外部センサ(例えば振動センサ、ガスセン
サ、熱センサ)との間で無線通信を行う監視システムに
おいて、必要時に必要箇所にのみ駆動電圧を供給し、そ
れ以外は電圧供給を停止することによって装置の省電力
化を図り得る監視装置、監視方法、監視プログラム、監
視プログラムを記録した記録媒体および監視システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、会社、店舗、家屋などにおい
て、画像センサ(監視カメラ)を用いて室内の異常を監
視する監視システムが実用化されている。画像センサに
て撮影された画像情報は例えば警備会社に送信され、警
備会社にて室内の異常の有無が把握されるようになって
いる。
【0003】ところで、従来、そのような画像センサを
備えた監視装置への駆動電圧の供給は、監視装置外部の
電源から有線(電力線)により行われていた。そのた
め、そのような電力線を敷くための工事に高コストがか
かり、また、そのような工事を行うと、電力線が固定さ
れていることによって監視装置を自由に移動させること
ができないという不都合が生じていた。
【0004】そこで、最近では、装置内部にバッテリー
を搭載し、上記バッテリーによって画像センサ等の主要
部に常時電圧を供給するようにした監視装置が開発され
ている。この監視装置では、外部電源からの上記電力線
が不要となるので、電力線敷設のための工事費の削減を
図ることができ、システム利用者のコスト負担を軽減す
ることが可能となる。また、電力線が不要なので、利用
者は監視装置の設置位置を自由に選択することができ、
必要に応じて監視装置を自由に移動させることができる
ようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、監視装置に
搭載されるバッテリーは、バッテリー寿命が長いもので
も、動画撮影の場合で数時間程度しかもたない。そのた
め、必要時以外は、なるべくバッテリーからの電圧供給
を抑える等により、バッテリーを有効利用することが必
要となる。
【0006】しかし、従来のバッテリー搭載型の監視装
置では、画像センサ等に常時駆動電圧が供給されてお
り、画像撮影が不要なとき、すなわち、周囲に異常がな
いときでも画像撮影は行われている。したがって、撮影
不要時に無駄な電力を消費し、バッテリーを有効利用す
ることができないという問題が生ずる。
【0007】なお、上記監視装置を、画像撮影部、画像
認識部、画像伝送部および無線通信部で構成し、画像撮
影部にて撮影した画像に基づいて画像認識部が異常を認
識したときのみ、画像伝送部に駆動電圧を供給すること
で省電力化を図る構成も提案されている。しかし、この
場合でも、画像撮影部および画像認識部に常時駆動電圧
が供給されており、撮影不要時に無駄な電力が消費され
ていることに代わりはない。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、動作必要時のみ必要な箇
所(例えば撮影部)に駆動電圧を供給することによって
無駄な電力消費を無くし、バッテリーを有効利用するこ
とができる監視装置、監視方法、監視プログラム、監視
プログラムを記録した記録媒体および監視システムを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視装置
は、上記の課題を解決するために、周囲の状況を撮影す
る撮影手段と、装置外部に設けられる外部センサと通信
を行うための通信手段と、駆動電圧を発生する電源手段
と、上記外部センサからの異常検知に基づく撮影指示信
号を上記通信手段が受信したときに、上記撮影手段に駆
動電圧を供給するように上記電源手段を制御する制御手
段とを備えていることを特徴としている。
【0010】また、本発明に係る監視方法は、上記の課
題を解決するために、装置外部に設けられる外部センサ
からの異常検知に基づく撮影指示信号を受信したとき
に、電源手段から撮影手段に駆動電圧を供給することに
より、上記撮影手段に周囲の状況を撮影させることを特
徴としている。
【0011】上記の構成によれば、外部センサからの撮
影指示信号を通信手段が受信したときに、制御手段の制
御により、電源手段から撮影手段に駆動電圧が供給され
る。これにより、撮影手段は、上記駆動電圧により駆動
され、周囲の状況を撮影するという動作を行うことが可
能となる。
【0012】つまり、撮影手段には、電源手段から常時
駆動電圧が供給されるのではなく、外部センサからの異
常検知に基づく撮影指示信号の受信時、すなわち、周囲
の異常を確認すべく撮影手段の動作が要求されるとき
に、駆動電圧が供給され、撮影手段が駆動される。した
がって、撮影手段の動作不要時(上記撮影指示信号を受
信しておらず、周囲の異常を確認する必要のないとき)
には、撮影手段に駆動電圧が供給されることはなく、そ
れゆえ、撮影手段にて無駄な電力が消費されることがな
い。その結果、上記構成によれば、電源手段を有効利用
して装置の省電力化を図ることができる。
【0013】また、装置の省電力化により、電源手段を
バッテリー容量の高いもので構成しなくても済むので、
装置の小型化および低価格化を図ることもできる。
【0014】さらに、撮影手段は、異常を検知する外部
センサからの出力(撮影指示信号)に基づいて駆動され
るので、外部センサにて検知された異常が本当に異常と
言えるのかどうか(誤報かどうか)を、撮影手段によっ
て確認することができる。したがって、本発明の監視装
置によれば、外部センサとの併用により、監視精度を高
めることができる。
【0015】本発明に係る監視装置は、上記の課題を解
決するために、上記制御手段は、上記通信手段に周期的
に駆動電圧を供給するように上記電源手段を制御するこ
とを特徴としている。
【0016】また、本発明に係る監視方法は、上記外部
センサからの撮影指示信号を受信する通信手段に、電源
手段から周期的に駆動電圧を供給する工程を有していて
もよい。
【0017】上記の構成によれば、制御手段の制御によ
り、通信手段には電源手段から周期的に駆動電圧が供給
されるので、通信手段に常時駆動電圧を供給する場合に
比べて、通信手段での消費電力を確実に低減することが
でき、装置としての省電力化を確実に図ることができ
る。
【0018】本発明に係る監視装置は、上記の課題を解
決するために、消費電力が上記通信手段よりも低く、上
記外部センサから送信される、上記通信手段との通信を
要求する通信要求信号を検出する信号検出手段をさらに
備え、上記制御手段は、上記信号検出手段が上記通信要
求信号を検出したときに、上記通信手段に駆動電圧を供
給するように上記電源手段を制御することを特徴として
いる。
【0019】また、本発明に係る監視方法は、消費電力
が上記通信手段よりも低く、上記外部センサから送信さ
れる、上記通信手段との通信を要求する通信要求信号を
検出する信号検出手段が上記通信要求信号を検出したと
きに、電源手段から上記通信手段に駆動電圧を供給する
工程を有していてもよい。
【0020】上記の構成によれば、制御手段の制御によ
り、信号検出手段が外部センサからの通信要求信号を検
出したときに、電源手段から通信手段に駆動電圧が供給
される。このとき、上記信号検出手段は、消費電力が通
信手段よりも低いので、信号検出手段を常時駆動してお
いても、通信手段を常時駆動する場合に比べて、装置と
しての省電力化を図ることができる。
【0021】なお、信号検出手段は、上記通信要求信号
の有無を検知できる程度の比較的簡単な回路で実現可能
である。それゆえ、信号検出手段において、通信手段よ
りも消費電力を低くすることは容易に可能である。
【0022】本発明に係る監視装置は、上記の課題を解
決するために、上記撮影手段にて撮影された画像の画像
データを圧縮し、蓄積する画像圧縮蓄積手段をさらに備
え、上記制御手段は、上記撮影手段から上記画像圧縮蓄
積手段への上記画像データの供給時に上記画像圧縮蓄積
手段に駆動電圧を供給する一方、上記画像圧縮蓄積手段
への上記画像データの供給後に上記撮影手段への駆動電
圧の供給を停止するように、上記電源手段を制御するこ
とを特徴としている。
【0023】また、本発明に係る監視方法は、上記撮影
手段にて撮影された画像の画像データを圧縮し、蓄積す
る画像圧縮蓄積手段への、上記撮影手段からの上記画像
データの供給時に、上記電源手段から上記画像圧縮蓄積
手段に駆動電圧を供給する一方、上記画像圧縮蓄積手段
への上記画像データの供給後に、上記電源手段から上記
撮影手段への駆動電圧の供給を停止する工程を有してい
てもよい。
【0024】上記の構成によれば、制御手段の制御によ
り、撮影手段から画像圧縮蓄積手段への画像データの供
給時に、電源手段から画像圧縮蓄積手段に駆動電圧が供
給され、画像圧縮蓄積手段への画像データの供給後に、
電源手段から撮影手段への駆動電圧の供給が停止され
る。このように、動作必要部分(画像圧縮蓄積手段)に
のみ駆動電圧が供給され、動作不要となった部分(撮影
手段)への駆動電圧の供給が停止されるので、装置の消
費電力を必要最小限に抑えることができる。
【0025】本発明に係る監視装置は、上記の課題を解
決するために、上記画像圧縮蓄積手段にて圧縮された画
像データを装置外部に伝送する画像伝送手段をさらに備
え、上記制御手段は、上記画像圧縮蓄積手段から上記画
像伝送手段への上記画像データの供給時に上記画像伝送
手段に駆動電圧を供給する一方、上記画像伝送手段への
上記画像データの供給後に上記画像圧縮蓄積手段への駆
動電圧の供給を停止するように、上記電源手段を制御す
ることを特徴としている。
【0026】また、本発明に係る監視方法は、上記画像
圧縮蓄積手段にて圧縮された画像データを装置外部に伝
送する画像伝送手段への、上記画像圧縮蓄積手段からの
画像データの供給時に、電源手段から上記画像伝送手段
に駆動電圧を供給する一方、上記画像伝送手段への上記
画像データの供給後に、電源手段から上記画像圧縮蓄積
手段への駆動電圧の供給を停止する工程を有していても
よい。
【0027】上記の構成によれば、制御手段の制御によ
り、画像圧縮手段から画像伝送手段への画像データの供
給時に、電源手段から画像伝送手段に駆動電圧が供給さ
れ、画像伝送手段への画像データの供給後に、電源手段
から画像圧縮蓄積手段への駆動電圧の供給が停止され
る。このように、動作必要部分(画像伝送手段)にのみ
駆動電圧が供給され、動作不要となった部分(画像圧縮
蓄積手段)への駆動電圧の供給が停止されるので、装置
の消費電力を必要最小限に抑えることができる。
【0028】本発明に係る監視プログラムは、上記の課
題を解決するために、装置外部に設けられる外部センサ
からの異常検知に基づく撮影指示信号を受信したとき
に、電源手段から撮影手段に駆動電圧を供給することに
より、上記撮影手段に周囲の状況を撮影させる手段とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムであるこ
とを特徴としている。
【0029】上記の構成によれば、上記プログラムをコ
ンピュータが実行することにより、本発明の監視方法を
実現することができる。したがって、本発明の監視プロ
グラムは、上述した本発明の監視方法を実現するための
プログラムであるとも言える。
【0030】本発明に係る監視プログラムを記録した記
録媒体は、上記の課題を解決するために、本発明の監視
プログラムをコンピュータにて読み取り可能に記録して
なることを特徴としている。
【0031】上記の構成によれば、上記記録媒体に記録
されたプログラムをコンピュータが読み取って実行する
ことにより、本発明の監視方法を実現することができ
る。
【0032】本発明に係る監視システムは、上記の課題
を解決するために、上述した本発明の監視装置と、上記
監視装置外部に設けられ、周囲の異常を検知する外部セ
ンサとを通信可能に接続してなることを特徴としてい
る。
【0033】本発明の監視装置によれば、電源手段の有
効利用により、電源手段を小型化して装置を小型化でき
るので、システムの利用者は監視装置をどのような場所
でも容易に設置することが可能となる。また、装置の小
型化により装置の低価格化を実現できるので、システム
の利用者のコスト負担を低減することができる。
【0034】また、外部センサのみでは、検知された異
常が本当に異常と言えるのかどうか(誤報かどうか)を
確認することはできないが、本発明の監視装置を用いれ
ば、そのような異常を画像で確認することが可能とな
る。したがって、監視装置と外部センサとで監視システ
ムを構築することで、監視精度を高めることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図面に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0036】図1は、本発明に係る監視システムのシス
テム構成、および、この監視システムを構成する監視装
置1の概略の構成を示している。本監視システムは、監
視装置1と外部装置2とが無線通信可能に接続されてな
っていると共に、監視装置1と画像監視センタ3とが通
信回線4(例えば無線LAN(local area network))
を介して通信可能に接続されてなっている。また、本監
視システムでは、監視装置1と画像モニタ5とが通信回
線4を介して接続されている。
【0037】監視装置1は、例えば、室内に設置され、
周囲の異常を監視するものである。この監視装置1は、
装置内部に後述する電源部18を有しており、装置内部
の各部を駆動するための駆動電圧を確保している。した
がって、従来のように装置外部から電力供給を行うため
の電力線が監視装置1には接続されておらず、それゆ
え、監視装置1の設置位置を自由に選択することが可能
となっている。
【0038】また、監視装置1は、上記の電力線が不要
であることに加えて、画像監視センタ3等との無線通信
が可能である。このことから、監視装置1は、ワイヤレ
ス画像センサを構成しているとも言える。なお、監視装
置1の詳細については後述する。
【0039】外部装置2は、外部指令装置2aと、セン
サ2b(外部センサ)とで構成されており、監視装置1
との間で無線通信を行うことが可能となっている。外部
指令装置2aは、後述する第2通信部15との通信を行
うための通信要求信号や、後述する撮影部11に画像撮
影を行わせるための撮影指示信号を監視装置1に送信す
るものであり、例えばPC(personal computer )や携
帯端末で構成されている。
【0040】センサ2bは、周囲の異常を検知すると共
に、監視装置1の後述する第2通信部15との通信を行
うための通信要求信号を監視装置1に送信するものであ
り、監視装置1の外部の所定位置に少なくとも1個設置
されている。センサ2bからの通信要求により、第2通
信部15が駆動され、監視装置1とセンサ2とで通信が
可能となったときには、センサ2bは、撮影部11によ
る画像撮影を行うように、異常検知に基づく撮影指示信
号を監視装置1に送信することが可能となる。
【0041】このセンサ2bは、例えば、音センサ、振
動センサ、熱源センサ、移動体センサ、煙センサ、光セ
ンサ、気圧センサ、気温センサ、開閉センサ、ガスセン
サのいずれかもしくはこれらの組み合わせで構成されて
いる。これらの各センサについて説明すると以下の通り
である。
【0042】音センサは、一定音量以上の音響の有無を
検知する。振動センサは、一定レベル以上の振動の有無
を検知する。熱源センサは、赤外線などにより一定温度
よりも高い温度の物体を検知する。移動体センサは、超
音波または電磁波などのドップラー効果などを利用して
移動物体の有無を検知する。
【0043】煙センサは、煙の有無を検知する。光セン
サは、一定レベル以上の明るさの光の有無を検知する。
気圧センサは、一定レベル以上の気圧変化の有無を検知
する。気温センサは、一定レベル以上の気温を検知す
る。開閉センサは、ドアや窓などの開閉を検知する。ガ
スセンサは、可燃ガスの有無を検知する。
【0044】画像監視センタ3は、監視装置1から通信
回線4を介して送信される画像を集約的に管理してい
る。したがって、画像監視センタ3では、監視装置1か
ら送信された画像に基づいて、監視装置1が設置された
室内の異常の有無を把握することができる。
【0045】また、監視装置1にて撮影された画像は、
通信回線4を介して画像モニタ5にも送信される。この
画像モニタ5を監視装置1が設置される室内とは別の部
屋に設置しておけば、そのような別室において、画像モ
ニタ5により、監視装置1が設置された室内の異常の有
無を把握することができる。
【0046】なお、画像モニタ5は、PCや携帯端末で
構成されていてもよく、また、外部指令装置2aと一体
化されて構成されてもよい。
【0047】次に、監視装置1の詳細について説明す
る。
【0048】監視装置1は、図1に示すように、撮影部
11(撮影手段)と、画像圧縮蓄積部12(画像圧縮蓄
積手段)と、画像伝送部13と、第1通信部14と、第
2通信部15(通信手段)と、主制御部16と、信号検
出部17(信号検出手段)と、電源部18(電源手段)
とを有している。
【0049】撮影部11は、監視装置1の周囲の状況を
撮影するものであり、画像取り込み部11a、A/D
(analog-to-digital )変換部11b、画像処理部11
c、画像認識部11dとで構成されている。
【0050】画像取り込み部11aは、例えば、CCD
(charge coupled device )やCMOS(complementar
y metal oxide semiconductor )で構成されており、周
囲の状況をセンシングし、画像として取り込む。A/D
変換部11bは、画像取り込み部11aにて取り込んだ
アナログの画像信号をデジタルの画像データに変換す
る。
【0051】画像処理部11cは、例えばDSP(digi
tal signal processor)で構成されており、上記デジタ
ル画像データに対して所定の画像処理を施す。画像認識
部11dは、画像処理部11cにて処理された画像を認
識し、異常の有無を把握するものであり、必要に応じて
撮影部11に設けられる。
【0052】本監視装置1では、後述するように、異常
検知に基づく外部装置2からの撮影指示信号を受信した
ときに撮影部11に電力が供給され、撮影部11が起動
されるので、撮影部11にて撮影された画像は、全て周
囲の異常時に撮影された画像ということになる。したが
って、本監視装置1では、画像認識部11dにて異常を
把握するまでもないので、画像認識部11dは特に設け
られなくてもよい。
【0053】画像圧縮蓄積部12は、撮影部11にて撮
影された画像の画像データを圧縮し、蓄積するものであ
り、画像圧縮部12aと画像蓄積部12bとで構成され
ている。画像圧縮部12aは、撮影部11から送られる
画像のデータを圧縮し、外部に送信する画像データの容
量を減らす。画像蓄積部12bは、画像圧縮部12aに
て圧縮された画像データを、必要に応じて一時的に蓄積
する。なお、画像圧縮蓄積部12は、当該監視装置1と
は別体で設けられてもよい。
【0054】画像伝送部13は、画像圧縮蓄積部12に
て圧縮および/または蓄積された画像データを、第1通
信部14を介して装置外部(画像監視センタ3や画像モ
ニタ5)に送信するための通信プロトコル(TCP/I
Pなど)を格納している。
【0055】第1通信部14は、画像データを装置外部
に無線で送信するためのインターフェースを司ってお
り、画像伝送用としてのRFモジュールである。なお、
第1通信部14は、装置外部に設けられる外部装置2と
無線通信を行うためのインターフェースであってもよ
い。
【0056】したがって、画像伝送部13と第1通信部
14とで、画像圧縮蓄積部12にて圧縮された画像デー
タを装置外部に伝送する画像伝送手段が構成されてい
る。
【0057】第2通信部15は、外部装置2と無線通信
を行うためのインターフェースを司っている。すなわ
ち、第2通信部15は、外部装置2との無線ネットイン
ターフェースである。なお、第2通信部15は、第1通
信部14と一体的に構成されてもよい。
【0058】また、第2通信部15は、外部装置2から
送信される撮影指示信号に付与されているID番号に基
づいて、上記撮影指示信号の送信元である外部装置2
(外部指令装置2a、個々のセンサ2b)を識別するよ
うになっている。これは、外部装置2が真の通信相手で
あるか否かを確認するためである。
【0059】このような外部装置2の識別を行うことに
より、本監視システムにおいては、例えば、撮影指示信
号の送信元のセンサ2bの近辺を撮影部11が撮影でき
るように監視装置1を回転、移動させる構成とすること
もできる。
【0060】主制御部16は、図4に示すように、CP
U(central processing unit )16a、RTC(real
time clock )16b、メモリ16c・16dとで構成
されている。
【0061】CPU16aは、監視装置1の各部の動作
を制御する制御手段として機能している。特に、本実施
形態では、CPU16aは、以下の制御を行うようにな
っている。すなわち、CPU16aは、第2通信部15
が異常検知に基づく外部装置2からの撮影指示信号を受
信したときに、撮影部11、画像圧縮蓄積部12、画像
伝送部13および第1通信部14(以下、これらを主要
部とも称する)に駆動電圧が供給されるように、後述す
る電源部18を制御する。
【0062】また、CPU16aは、第2通信部15に
周期的に駆動電圧を供給するように電源部18を制御す
るか、または、後述する信号検出部17が外部装置2か
らの通信要求信号を検出したときに、第2通信部15に
駆動電圧を供給するように電源部18を制御する。
【0063】上記した主要部については、監視装置1が
設置された室内に異常があったときのみ、つまり、異常
検知に基づく外部装置2からの撮影指示信号を受信した
ときのみ動作させれば十分であり、室内の異常が検知さ
れないときまでこれらを動作させる必要はない。また、
第2通信部15についても常時駆動しておく必要はな
く、第2通信部15を周期的に駆動させたり、外部装置
2からの通信要求信号を受信したときのみ駆動させるこ
とによって、第2通信部15にて外部装置2からの撮影
指示信号を受信することは十分に可能である。
【0064】このようなCPU16aの制御により、監
視装置1の主要部は必要時のみ駆動され、第2通信部1
5も常時駆動とはならないので、監視装置1にて消費さ
れる電力を確実に抑えることができる。
【0065】RTC16bは、第2通信部15を周期駆
動するためのクロックを発生させる。ここで、上記の周
期駆動とは、電源部18による第2通信部15への駆動
電圧の供給を周期的に行うことを言う。
【0066】RTC16bを設けた場合、CPU16a
は、RTC16bにて発生するクロックに同期して第2
通信部15に駆動電圧を供給するように電源部18を制
御することが可能となる。この場合、第2通信部15が
周期駆動されるので、常時駆動のときよりも第2通信部
15での消費電力を低減することができる。また、この
ような周期駆動の場合でも、外部装置2から撮影指示信
号や通信要求信号が第2通信部15のON時間(駆動時
間)以上続くような場合には、第2通信部15は、その
ような信号を受信することができる。
【0067】メモリ16cは、監視装置1の各部を動作
させるためのプログラムを格納するものである。メモリ
16dは、プログラム実行用のワークメモリである。例
えば、画像処理部11cや画像圧縮部12aでの処理に
おいて、メモリ16dが活用されることになる。
【0068】信号検出部17は、外部装置2からの第2
通信部15との通信要求信号を検出するものであり、図
2に示すような簡単な回路によって構成されている。
【0069】同図に示すように、信号検出部17は、例
えばダイオードからなる検波器17aと、レベル検出回
路17bと、信号判定回路17cとで構成されている。
例えばセンサ2bが異常を検出すると、高周波の無線信
号である通信要求信号がセンサ2bから出力される。
この通信要求信号を信号検出部17が受信すると、検
波器17aは、高周波信号を検波し、パルス列信号を
生成する。そして、レベル検出回路17bは、パルス列
信号を所定レベルで弁別・整形し、パルス列信号を
得る。
【0070】このパルス列信号が印加される信号判定
回路17cでは、パルス列信号のパルスの数および時
間間隔等に基づいて、印加された信号が第2通信部15
との通信を要求する信号であるか否かが判定される。こ
の例では、同図に示すように、パルス列信号において
3個のパルスが連続したときに、信号判定回路17cか
ら割り込み信号がCPU16aに送信される。これに
より、CPU16aは、割り込み信号に基づいて、第
2通信部15に駆動電圧を供給するように電源部18を
制御することが可能となる。
【0071】このように、信号検出部17は、上記のよ
うな簡単な回路で構成されるため、第2通信部15より
も消費電流が少なくて済む。このため、電源部18から
信号検出部17に常時駆動電圧が供給されても、第2通
信部15に常時駆動電圧が供給される場合よりも、信号
検出部17での消費電力は低い。すなわち、第2通信部
15よりも低い消費電力で信号検出部17を駆動するこ
とができる。これにより、第2通信部15を周期駆動す
る場合と同様に、第2通信部15を常時駆動する場合よ
りも監視装置1としての消費電力を抑えることができ
る。
【0072】なお、外部指令装置2aから通信要求信号
が信号検出部17に送信された場合も、上記と同様で
ある。
【0073】なお、RTC16bにて発生するクロック
に基づいて第2通信部15を周期駆動する場合は、信号
検出部17を設ける必要はなく、逆に、信号検出部17
を設ければ、本発明を構成する上ではRTC16bを不
要とすることができる。本実施形態では、どちらの駆動
方法(周期駆動または通信要求信号受信時のみの駆動)
にも対応できるように、RTC16bおよび信号検出部
17の両者を設けている。
【0074】電源部18は、監視装置1の各部を駆動す
るための駆動電圧を発生し、各部に供給するものであ
り、例えばバッテリー(蓄電池や太陽電池などの電池)
で構成されている。本実施形態では、監視装置1にて消
費される電力を極力抑えるため、電源部18は、監視装
置1にて、常時、駆動しておく必要のある部分(例えば
主制御部16のCPU16aや信号検出部17)にの
み、常時、駆動電圧を供給する一方、それ以外の部分に
は、上述したようにCPU16aの制御に基づいて、駆
動電圧を供給するようになっている。
【0075】次に、上記構成の監視装置1における動作
について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
なお、以下では、センサ2bからの信号に基づく動作に
ついて説明するが、外部指令装置2aからの信号を受信
する場合も同様である。
【0076】まず、CPU16aの制御により、電源部
18から第2通信部15へ駆動電圧が所定周期(例えば
10秒周期)で供給されるか、電源部18から信号検出
部17へ常時駆動電圧が供給される(S1)。この状態
で、第2通信部15または信号検出部17は、センサ2
bからの通信要求信号を受信するまで待機する(S
2)。
【0077】S2にて、センサ2bからの通信要求があ
った場合には、CPU16aは、電源部18から第2通
信部15へ常時駆動電圧を供給させる(S3)。これに
より、監視装置1の第2通信部15は、センサ2bから
の撮影指示信号を受信できる状態となる。
【0078】この状態で、センサ2bからの撮影指示信
号を第2通信部15が受信しなければ(S4にてN
o)、CPU16aは、全センサ2bとの通信が終了し
たか否かを確認する(S5)。全センサ2bとの通信が
終了していなければ(S5にてNo)、S3以降の動作
を行い、センサ2bからの撮影指示信号を待つ。一方、
全センサ2bとの通信が終了していれば(S5にてYe
s)、CPU16aは、センサ2bからの撮影指示信号
はないものと判断し、S1に戻って通信要求信号の受信
待機状態となる。
【0079】一方、S4にて、センサ2bからの撮影指
示信号を第2通信部15が受信した場合には、CPU1
6aは、電源部18から主要部(撮影部11、画像圧縮
蓄積部12、画像伝送部13、第1通信部14)へ駆動
電圧を供給させる(S6)。これにより、監視装置1
は、周囲の状況を画像として撮影し、所定の処理を施し
て外部に画像データを伝送することが可能となる。な
お、主要部の各部への駆動電圧の供給タイミングについ
ては後述する。
【0080】続いて、CPU16aは、画像の撮影、伝
送等の必要動作が終了するまで待機し(S7)、必要動
作が終了すれば、主要部の各部への駆動電圧の供給を停
止させる(S8)。その後は、S1戻って通信要求信号
の受信待機状態となる。すなわち、第2通信部15への
常時の駆動電圧の供給を停止し、第2通信部15を周期
駆動するか、信号検出部17に常時駆動電圧を供給す
る。
【0081】次に、CPU16aの制御による監視装置
1の各部への電源供給の詳細について、図4に基づいて
説明する。図4は、上記各部への電源供給を制御するた
めの回路構成の一例を示している。なお、図4で示す供
給電圧の値は一例であり、この数値に限定されるわけで
はない。また、図4に示すように、監視装置1は、電源
部18から各部への駆動電圧の供給を切り換えるスイッ
チSW1〜SW4およびSW1−1を有しているが、こ
れらのスイッチの切り換えは、CPU16aによって制
御されている。
【0082】CPU16aおよび信号検出部17には、
電源部18から常時3.3Vの電圧が供給されている。
なお、メモリ16c・16dへの電圧供給は、スイッチ
SW1−1のON/OFF制御により、必要時のみ行わ
れる。つまり、動作させる必要のある部分の実行プログ
ラムが必要なときや、処理時にワークメモリが必要な場
合のみ、スイッチSW1−1がONとなり、メモリ16
c・16dへの電圧供給が行われ、それ以外の場合は、
スイッチSW1−1がOFFとなり、メモリ16c・1
6dへの電圧供給が停止される。
【0083】第2通信部15には、スイッチSW1の周
期的な切り換えにより、電源部18からの3.3Vの電
圧が周期的に供給される。また、周期駆動されている第
2通信部15や信号検出部17が外部装置2からの通信
要求信号を受信した場合には、スイッチSW1がONと
なり、第2通信部15に常時3.3Vの電圧が供給さ
れ、外部装置2からの撮影指示信号の受信可能状態とな
る。
【0084】一方、主要部の動作終了後は、スイッチS
W1が再び周期的に切り換えられることによって第2通
信部15が周期駆動されるか、信号検出部17が外部装
置2からの通信要求信号を受信するまで、スイッチSW
1がOFFとなって第2通信部15が待機状態となる。
【0085】撮影部11には、外部装置2からの撮影指
示信号を第2通信部15が受信した後、スイッチSW2
がONとなることによって、電源部18からの3.3V
の電圧が供給される。これにより、撮影部11は、画像
の撮影等の所定の処理を行うことが可能となる。そし
て、撮影部11にて撮影された画像のデータが全て画像
圧縮蓄積部12に送信されると、スイッチSW2はOF
Fとなり、撮影部11への電圧供給が停止される。
【0086】画像圧縮蓄積部12には、撮影部11によ
る撮影開始から画像伝送部13への画像データの送信ま
での間、スイッチSW3がONとなることによって、電
源部18からの3.3Vの電圧が供給される。これによ
り、画像圧縮蓄積部12は、画像圧縮等の所定の処理を
行うことが可能となる。そして、画像圧縮蓄積部12に
て圧縮、蓄積された画像データの画像伝送部13への送
信後は、スイッチSW3がOFFとなり、画像圧縮蓄積
部12への電圧供給が停止される。
【0087】画像伝送部13および第1通信部14に
は、画像データの伝送時にスイッチSW4がONとなる
ことによって、電源部18からの3.3Vの電圧が供給
される。これにより、監視装置1から外部(画像監視セ
ンタ3や画像モニタ5)に画像データを送信することが
可能となる。そして、画像データの送信が完了すると、
スイッチSW4がOFFとなり、画像伝送部13および
第1通信部14への電圧供給が停止される。
【0088】このように、監視装置1においては、CP
U16aの制御によってスイッチSW1〜SW4および
SW1−1が切り換えられることにより、駆動電圧が必
要な箇所に、必要なときだけ、電源部18から駆動電圧
が供給されることになる。
【0089】なお、上記したスイッチSW1〜SW4
は、電界効果型トランジスタなどで構成可能であるが、
回路全体の漏れ電流を低くしたり、起動頻度が低い場合
には、機械的なマイクロスイッチで構成することも可能
である。
【0090】次に、上述した駆動電圧の供給方法によっ
て得られる、監視装置1での消費電力の低減効果につい
て、図5に基づいて説明する。図5は、監視装置1の待
機状態、外部装置2との通信状態、画像撮影・伝送状態
のそれぞれにおける消費電流の遷移を示している。な
お、図中に示した消費電力の数値は一例である。
【0091】外部装置2からの通信要求がなく、CPU
16aおよび信号検出部17のみ動作している監視装置
1の待機状態では、CPU16aおよび信号検出部17
において、数10μA以下の電流が消費されている。し
たがって、監視装置1としての消費電力(CPU16a
および信号検出部17の駆動電力)P1は、3.3V×
数10μAとなる。
【0092】外部装置2からの通信要求に基づいて第2
通信部15に駆動電圧が供給される場合(外部装置2と
の通信状態)では、CPU16aおよび信号検出部17
と、第2通信部15とが動作している。このときの消費
電流は、CPU16aおよび信号検出部17において数
10μA以下であり、第2通信部15において数10m
Aである。したがって、監視装置1の消費電力P2は、
3.3V×(数10μA+数10mA)である。
【0093】なお、外部装置2との通信状態では、必要
とする給電所要時間(滞留時間)は、通信方式(発呼検
出方法、通信手順等)や伝達情報量、通信(伝達)速度
によって異なり、数10m秒から数100m秒程度まで
ばらつく。この場合、センサ2bからの通信要求信号の
検出遅延がどの程度許されるかをもとにして、最適な通
信方式を選択することが必要とされる。
【0094】外部装置2からの通信要求後の撮影指示に
より、監視装置1の全ての部分が動作する画像撮影・伝
送状態では、消費電流は、CPU16aおよび信号検出
部17において数10μA以下であり、第2通信部15
において数10mAであり、撮影部11等の主要部にお
いて数100mAである。したがって、監視装置1の消
費電力P3は、3.3V×(数10μA+数10mA+
数100mA)である。
【0095】以上のことから、監視装置1の各部を全て
常時駆動する場合は、常に、P3の消費電力が生じる
が、本発明のように必要時に必要な箇所にのみ電圧供給
を行えば、P3−P1またはP3−P2の消費電力を削
減でき、消費電力の低減効果が大きいことがわかる。
【0096】以上のように、本発明によれば、監視装置
1の主要部や第2電源部15には、電源部18からの駆
動電圧が常時供給されるのではなく、必要なときだけ供
給される。したがって、動作不要部分において無駄に電
力が消費されることがなく、装置の省電力化を図ること
ができる。
【0097】また、装置の省電力化により、電源部18
をバッテリー容量の高いもので構成する必要がなくなる
ので、電源部18ひいては監視装置1自体を小型化する
ことが可能となる。これにより、システムの利用者は、
監視装置1をどこでも容易に設置することが可能とな
る。また、監視装置1の低価格化も実現することがで
き、システムの利用者のコスト負担を軽減することも可
能となる。
【0098】また、例えば、ガラスが割られていない
か、ガス漏れがないか、鍵が無理に開けられていないか
などの異常を検知したり、感震系で泥棒を検知する防犯
・安全センサは、現在広く用いられ、室内に設置されて
いる。しかし、これらのセンサは、結構、誤報が多く、
異常の有無を映像として確認したいとの要望が増えてき
ている。
【0099】これに対して、本発明は、第2通信部15
がセンサ2bからの撮影指示信号を受けたときに、撮影
部11をはじめとする主要部に駆動電圧が供給される構
成であり、既に設置された既存のセンサ2b(新設のセ
ンサ2bであってもよい)からの出力を利用して駆動電
圧の供給が制御されている。これにより、各センサ2b
にて誤報が発生しても、各センサ2bからの出力に基づ
いて駆動される監視装置1にて撮影した画像で、異常の
有無を確認することができる。つまり、監視装置1とセ
ンサ2bとを併用することで、監視システムにおける監
視精度を向上させることができる。
【0100】また、上記の省電力化の効果により、ワイ
ヤレス画像センサとしての監視装置1の長時間連続利用
を実現することができる。しかも、電源部18として太
陽電池を搭載することで、画像撮影頻度の高い用途への
対応も可能となる。例えば、第2通信部15を周期駆動
する場合でも、外部装置2との通信周期を異常検知に支
障をきたさない短周期に保つことができる。また、画像
圧縮蓄積部12を監視装置1から切り離して別装置とす
ることで、さらに監視装置1の節電効果を高めることが
できる。
【0101】また、カメラによる常時監視により異常を
検出するシステム(撮影画像の変化検出で異常を判断す
るシステム)では、撮影部への電源投入時間が監視期間
中の全てとなって長く、省電力効果が少ない。
【0102】これに対して、本発明は、センサによる常
時監視により異常を検出するシステムとなっている。本
システムでは、センサでの異常検出時にのみ異常確認補
助情報としての映像情報を得るために撮影部に電源が投
入される。このため、電源投入時間が上記したカメラに
よる常時監視を行うシステムに比べて極端に短く、省電
力効果が大きい。
【0103】なお、以上では、第2通信部15が外部装
置2との通信インターフェースを構成している場合につ
いて説明したが、第1通信部14が外部装置2との通信
インターフェースも兼ねている場合には、第1通信部1
4を周期駆動したり、通信要求信号を検知したときに第
1通信部14に駆動電圧を供給するようにしてもよい。
【0104】以上で説明した監視装置1での処理は、プ
ログラムで実現することが可能である。このプログラム
はコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されて
いる。本発明では、この記録媒体として、監視装置1で
処理が行われるために必要なメモリ16c(例えばRO
Mそのもの)であってもよいし、また図示していないが
外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けら
れ、そこに挿入することで読み取り可能なプログラムメ
ディアであってもよい。
【0105】上記いずれの場合においても、格納されて
いるプログラムはマイクロプロセッサ(図示せず)のア
クセスにより実行される構成であってもよいし、格納さ
れているプログラムを読み出し、読み出したプログラム
を図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロー
ドすることにより、そのプログラムが実行される構成で
あってもよい。この場合、ダウンロード用のプログラム
は予め本体装置に格納されているものとする。
【0106】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)
ディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−R
OM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク
系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等の
カード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEP
ROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含め
た固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0107】また、本発明においては、インターネット
を含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であ
ることから、通信ネットワークからプログラムをダウン
ロードするように流動的にプログラムを担持する媒体で
あってもよい。なお、このように通信ネットワークから
プログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロ
ード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あ
るいは別な記録媒体からインストールされるものであっ
てもよい。
【0108】なお、記録媒体に格納されている内容とし
てはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0109】
【発明の効果】本発明に係る監視装置は、以上のよう
に、周囲の状況を撮影する撮影手段と、装置外部に設け
られる外部センサと通信を行うための通信手段と、駆動
電圧を発生する電源手段と、上記外部センサからの異常
検知に基づく撮影指示信号を上記通信手段が受信したと
きに、上記撮影手段に駆動電圧を供給するように上記電
源手段を制御する制御手段とを備えている構成である。
【0110】また、本発明に係る監視方法は、以上のよ
うに、装置外部に設けられる外部センサからの異常検知
に基づく撮影指示信号を受信したときに、電源手段から
撮影手段に駆動電圧を供給することにより、上記撮影手
段に周囲の状況を撮影させる構成である。
【0111】それゆえ、撮影手段には、電源手段から常
時駆動電圧が供給されるのではなく、外部センサからの
異常検知に基づく撮影指示信号の受信時、すなわち、周
囲の異常を確認すべく撮影手段の動作が要求されるとき
に、駆動電圧が供給され、撮影手段が駆動される。した
がって、撮影手段の動作不要時には、撮影手段に駆動電
圧が供給されることはなく、それゆえ、撮影手段にて無
駄な電力が消費されることがない。その結果、上記構成
によれば、電源手段を有効利用して装置の省電力化を図
ることができる。
【0112】また、装置の省電力化により、電源手段を
バッテリー容量の高いもので構成しなくても済むので、
装置の小型化および低価格化を図ることもできる。
【0113】さらに、撮影手段は、異常を検知する外部
センサからの出力に基づいて駆動されるので、外部セン
サにて検知された異常が本当に異常と言えるのかどうか
を、撮影手段によって確認することができる。したがっ
て、本発明の監視装置によれば、外部センサとの併用に
より、監視精度を高めることができるという効果を併せ
て奏する。
【0114】本発明に係る監視装置は、以上のように、
上記制御手段は、上記通信手段に周期的に駆動電圧を供
給するように上記電源手段を制御する構成である。
【0115】それゆえ、通信手段には電源手段から周期
的に駆動電圧が供給されるので、通信手段に常時駆動電
圧を供給する場合に比べて、通信手段での消費電力を確
実に低減することができ、装置としての省電力化を確実
に図ることができるという効果を奏する。
【0116】本発明に係る監視装置は、以上のように、
消費電力が上記通信手段よりも低く、上記外部センサか
ら送信される、上記通信手段との通信を要求する通信要
求信号を検出する信号検出手段をさらに備え、上記制御
手段は、上記信号検出手段が上記通信要求信号を検出し
たときに、上記通信手段に駆動電圧を供給するように上
記電源手段を制御する構成である。
【0117】それゆえ、通信手段よりも消費電力の低い
信号検出手段が外部センサからの通信要求信号を検出し
たときに、電源手段から通信手段に駆動電圧が供給され
るので、信号検出手段を常時駆動しておいても、通信手
段を常時駆動する場合に比べて、装置としての省電力化
を図ることができるという効果を奏する。
【0118】本発明に係る監視装置は、以上のように、
上記撮影手段にて撮影された画像の画像データを圧縮
し、蓄積する画像圧縮蓄積手段をさらに備え、上記制御
手段は、上記撮影手段から上記画像圧縮蓄積手段への上
記画像データの供給時に上記画像圧縮蓄積手段に駆動電
圧を供給する一方、上記画像圧縮蓄積手段への上記画像
データの供給後に上記撮影手段への駆動電圧の供給を停
止するように、上記電源手段を制御する構成である。
【0119】それゆえ、動作必要部分(画像圧縮蓄積手
段)にのみ駆動電圧が供給され、動作不要となった部分
(撮影手段)への駆動電圧の供給が停止されるので、装
置の消費電力を必要最小限に抑えることができるという
効果を奏する。
【0120】本発明に係る監視装置は、以上のように、
上記画像圧縮蓄積手段にて圧縮された画像データを装置
外部に伝送する画像伝送手段をさらに備え、上記制御手
段は、上記画像圧縮蓄積手段から上記画像伝送手段への
上記画像データの供給時に上記画像伝送手段に駆動電圧
を供給する一方、上記画像伝送手段への上記画像データ
の供給後に上記画像圧縮蓄積手段への駆動電圧の供給を
停止するように、上記電源手段を制御する構成である。
【0121】それゆえ、動作必要部分(画像伝送手段)
にのみ駆動電圧が供給され、動作不要となった部分(画
像圧縮蓄積手段)への駆動電圧の供給が停止されるの
で、装置の消費電力を必要最小限に抑えることができる
という効果を奏する。
【0122】本発明に係る監視プログラムは、以上のよ
うに、装置外部に設けられる外部センサからの異常検知
に基づく撮影指示信号を受信したときに、電源手段から
撮影手段に駆動電圧を供給することにより、上記撮影手
段に周囲の状況を撮影させる手段としてコンピュータを
機能させるためのプログラムである構成である。
【0123】それゆえ、上記プログラムをコンピュータ
が実行することにより、本発明の監視方法を実現するこ
とができるという効果を奏する。
【0124】本発明に係る監視プログラムを記録した記
録媒体は、以上のように、本発明の監視プログラムをコ
ンピュータにて読み取り可能に記録してなる構成であ
る。
【0125】それゆえ、上記記録媒体に記録されたプロ
グラムをコンピュータが読み取って実行することによ
り、本発明の監視方法を実現することができるという効
果を奏する。
【0126】本発明に係る監視システムは、以上のよう
に、上述した本発明の監視装置と、上記監視装置外部に
設けられ、周囲の異常を検知する外部センサとを通信可
能に接続してなる構成である。
【0127】それゆえ、本発明の監視装置によれば、電
源手段の有効利用により、電源手段を小型化して装置を
小型化できるので、システムの利用者は監視装置をどの
ような場所でも容易に設置することが可能となる。ま
た、装置の小型化により装置の低価格化を実現できるの
で、システムの利用者のコスト負担を低減することがで
きる。
【0128】また、本発明の監視装置を用いれば、外部
センサにて検知された異常が本当に異常と言えるのかど
うか(誤報かどうか)を画像として確認することができ
る。したがって、監視装置と外部センサとで監視システ
ムを構築することで、監視精度を高めることができると
いう効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る監視システムおよび当該監視シス
テムを構成する監視装置の概略の構成を示すブロック図
である。
【図2】上記監視装置の信号検出部の概略の構成を示す
と共に、信号検出部の各部に対する入力信号および出力
信号を示す説明図である。
【図3】上記監視装置における動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図4】上記監視装置の各部に電源供給を行う回路構成
を示す説明図である。
【図5】上記監視装置の待機状態、通信状態、画像撮影
・伝送状態のそれぞれにおける消費電流の遷移を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 監視装置 2b センサ(外部センサ) 11 撮影部(撮影手段) 12 画像圧縮蓄積部(画像圧縮蓄積手段) 13 画像伝送部(画像伝送手段) 14 第1通信部(画像伝送手段) 15 第2通信部(通信手段) 16a CPU(制御手段) 17 信号検出部(信号検出手段) 18 電源部(電源手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/10 G08B 25/10 Z (72)発明者 栃原 誠 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5C054 AA01 AA05 BA03 CA04 CB03 CC02 CH04 DA06 EA01 EA03 EG01 FA09 HA02 HA18 5C084 AA02 AA07 AA14 BB27 CC16 DD12 EE01 EE03 EE05 FF02 FF04 FF27 GG03 GG43 GG78 5C087 AA02 AA03 AA08 AA24 BB20 BB65 BB74 DD05 DD23 DD24 EE01 EE10 EE12 FF01 FF02 FF04 FF13 FF16 FF19 GG02 GG60 GG69

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲の状況を撮影する撮影手段と、 装置外部に設けられる外部センサと通信を行うための通
    信手段と、 駆動電圧を発生する電源手段と、 上記外部センサからの異常検知に基づく撮影指示信号を
    上記通信手段が受信したときに、上記撮影手段に駆動電
    圧を供給するように上記電源手段を制御する制御手段と
    を備えていることを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記通信手段に周期的に
    駆動電圧を供給するように上記電源手段を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 【請求項3】消費電力が上記通信手段よりも低く、上記
    外部センサから送信される、上記通信手段との通信を要
    求する通信要求信号を検出する信号検出手段をさらに備
    え、 上記制御手段は、上記信号検出手段が上記通信要求信号
    を検出したときに、上記通信手段に駆動電圧を供給する
    ように上記電源手段を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の監視装置。
  4. 【請求項4】上記撮影手段にて撮影された画像の画像デ
    ータを圧縮し、蓄積する画像圧縮蓄積手段をさらに備
    え、 上記制御手段は、上記撮影手段から上記画像圧縮蓄積手
    段への上記画像データの供給時に上記画像圧縮蓄積手段
    に駆動電圧を供給する一方、上記画像圧縮蓄積手段への
    上記画像データの供給後に上記撮影手段への駆動電圧の
    供給を停止するように、上記電源手段を制御することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の監視装
    置。
  5. 【請求項5】上記画像圧縮蓄積手段にて圧縮された画像
    データを装置外部に伝送する画像伝送手段をさらに備
    え、 上記制御手段は、上記画像圧縮蓄積手段から上記画像伝
    送手段への上記画像データの供給時に上記画像伝送手段
    に駆動電圧を供給する一方、上記画像伝送手段への上記
    画像データの供給後に上記画像圧縮蓄積手段への駆動電
    圧の供給を停止するように、上記電源手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の監視装置。
  6. 【請求項6】装置外部に設けられる外部センサからの異
    常検知に基づく撮影指示信号を受信したときに、電源手
    段から撮影手段に駆動電圧を供給することにより、上記
    撮影手段に周囲の状況を撮影させる工程を有しているこ
    とを特徴とする監視方法。
  7. 【請求項7】装置外部に設けられる外部センサからの異
    常検知に基づく撮影指示信号を受信したときに、電源手
    段から撮影手段に駆動電圧を供給することにより、上記
    撮影手段に周囲の状況を撮影させる手段としてコンピュ
    ータを機能させるためのプログラムであることを特徴と
    する監視プログラム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の監視プログラムをコンピ
    ュータにて読み取り可能に記録してなることを特徴とす
    る監視プログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】請求項1ないし5のいずれかに記載の監視
    装置と、 上記監視装置外部に設けられ、周囲の異常を検知する外
    部センサとを通信可能に接続してなることを特徴とする
    監視システム。
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