JP6659111B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
特許文献1の監視カメラシステムは、人感センサとネットワークカメラ(監視カメラ)とこれらを接続するゲートウエイ装置とを備える。そして、人感センサは、人を検知すると、当該検知をゲートウエイ装置に通知する。ゲートウエイ装置は、この通知を受けてネットワークカメラに撮像を開始するように指示する。人感センサが人を検知しなくなった場合には、当該無検知をゲートウエイ装置に通知する。ゲートウエイ装置はこの通知を受けてネットワークカメラに、撮像を終了するように指示する。
しかしながら、特許文献1の監視カメラシステムでは、監視カメラの近くに人がいると必ずカメラ撮影(撮像)を開始する。つまり、監視カメラの近くにいる人が、監視する必要の無い人であっても監視カメラによる撮像を開始する。監視する必要の無い人とは、例えば、巡廻している警備員である。このように、監視対象としていない人であるにもかかわらず人感センサが人を検知すると監視カメラが起動して撮像を行うので必要以上に電力を消費することになる。
本発明は、監視カメラ装置等のモニタリングを実行する装置の電力消費を抑えることを課題とする。
本発明の実施形態1を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態1の情報処理装置を含む情報処理システムの構成を示している。実施形態1の情報処理装置は、監視カメラ装置として使用されるネットワークカメラ(以下、「NC」と称する)101である。図1に示された情報処理システム(通信システム)はネットワークカメラシステムである。このネットワークカメラシステムは、NC101と、アクセスポイント(以下、「AP」と称する)102と、管理装置103とを有する。本実施形態では、NC101は所定の位置に固定されているとする。AP102と管理装置103は、NC101から隔てられて設置されている。管理装置103は、ネットワークカメラシステムを管理する装置である。
記憶部202は、各種のプログラムや各種のデータを記憶する。記憶部202は、例えば、ROMを含む。制御部201は、記憶部202に記憶されているプログラムを実行して上記した制御を行う。記憶部202が記憶するデータは、ID情報のように人を識別するための情報などを含む。つまり、記憶部202には、予め登録された登録情報(ID情報)が記憶されている。本実施形態において、予め登録されたID情報は、当該ID情報を持つ人がNC(監視カメラ)101により監視される必要のない人であることを示すものである。例えば、警備員であればNC101により監視される必要はないので、警備員のID情報は、予め記憶部202に登録しておく。警備員は、ID情報が記憶されたIDカード等を携帯している。NC101の電源がシャットダウン(オフ)されても、記憶部202に記憶されている情報は消去されない。
撮像部204は、カメラを含み、カメラによる撮像(撮影)によって映像データを取得する。撮像部204は、通常動作モードにおいて、上記した所定の撮像範囲104を撮像する。また、撮像部204は、スタンバイモードにおいて、撮像機能がオフにされる。上記したように、撮像部(カメラ)204による撮像のオン/オフの制御は、制御部201によって行われる。本実施形態において、撮像部204は、撮像によってモニタリング機能を実行する。
タイマ/時計部206は、日時や時刻を示す時計機能と、ある一定期間を計測できるタイマ機能を備える。タイマ/時計部206は、制御部201からの指示に応じて必要な日時、時刻、計測時間(タイマ情報)などの情報を提供する。タイマ/時計部206は、例えば、撮影部204(カメラ)によって撮像・取得した映像データに時刻情報などを付加する場合に使用される。
まずS301において、このフローチャートがスタートする。S301は、図1に示すNC101が電源オン状態であり、NC101が撮像部204によって撮像した映像データを管理装置103へ送信している状態である。つまり、撮像部204でカメラ撮影して取得した映像データを無線通信IF207から管理装置103へ無線送信している状態である。センサ部205も起動されている。
管理装置103からの指示(命令)は、例えば、カメラ撮影を停止するという指示であり、AP102を経由してNC101に送信される。カメラ撮影を停止するという指示は、NC101(またはNC101の撮像部204)をスタンバイモードにするという指示と同義である。S302は、管理装置103がNC101をスタンバイモードへ移行させるための制御を行っているかを判定していると言える。
S304において、制御部201は、NC101のセンサ部(人感センサ)205が人105を検知したかどうかを判定する。センサ部205は、検知範囲104内に存在する人105を検知することができる。センサ部205が人を検知すると、S305に進む。つまり、NC101の近隣に人が存在すれば、S305に移行する。そうでなければ(S304:NO)、S309に移行する。センサ部205が検知範囲104内に人の存在を検知したことは、例えば、制御部201がセンサ部205からの割込み等の通知を受けることで判断する。
S306において、制御部201は、S305で取得した情報にID情報が有るかどうかを判定する。ID情報が有れば、センサ部205が検知した人105は監視対象外である可能性があると判断して、S307に移行する。そうでなければ(S306:NO)、センサ部205が検知した人は監視すべき人であると判断して、S310に移行する。S306は、S305の取得処理でセンサ部205がID情報を受信したかどうかを判断している。センサ部205がID情報(識別情報)受信しなければ、制御部201は、通常動作モードを選択する。
S308において、制御部201は、S307の比較処理の結果、記憶部202に予め登録されているID情報と、センサ部205が受信したID情報とが一致するかを判定する。さらに、制御部201は、S307の比較処理の結果、センサ部205が検知した人数と取得したID情報の数とが一致するかを判定する。上記した2つの判定がYESの場合には、S309に移行する。つまり、センサ部205が検知した人105は監視対象外である(監視する必要がない)と判断し、S309に移行する。そうでなければ(S308:NO)、センサ部205が検知した人105は監視する必要があると判断して、S310に移行する。制御部201は、センサ部205が受信した識別情報と、予め登録した登録情報とに基づいて、第1の動作モード(通常動作モード)または第2の動作モード(スタンバイモード)を選択していると言える。
S311において、このフローチャートが終了する。この状態は、NC101が電源オン状態にあり、撮像部204によって撮像した映像データを管理装置103へ送信している状態である。
なお、上記の説明において、ID情報という表現を用いたが、人105を識別することができる情報であれば、任意の情報を上記のID情報の代わりに使用してよい。また、NC101は所定の位置に固定されているとしたが、NC101は移動可能であってもよい。
上記の説明において、NC101(撮像部204)の撮像範囲104は、センサ部205の検知範囲と同じであるとしたが、撮像部204の撮像範囲104は、センサ部205の検知範囲と異なってもよい。
上記の説明において、撮像部204がモニタリング機能を実行するとしたが、本発明はこのような態様に限定されない。例えば、無線通信IF207と制御部201の組み合わせによりモニタリング機能が実行されてもよい。この場合、S308の判定がNOの場合、監視すべき人が存在することをNC101が警備室に通報することによりモニタリング機能が実行されてもよい。
スタンバイモードは、省電力モードと称することもある。
本発明の実施形態2を図1、図2および図4〜図6に基づいて説明する。実施形態1では、NC101に人が近づいた場合にスタンバイモードを維持(選択)するか否かを、NC101が判断した。実施形態2では、NC101に人が近づいた場合にスタンバイモードを維持するかを、管理装置103が判断する。
以下の記載において、実施形態1と同じ構成要素については同じ名称と同じ参照符号を用い、それらの詳述な説明は省略する。
実施形態2においても、図1に示した情報処理システム(ネットワークカメラシステム)を使用する。このネットワークカメラシステムは、NC101と、アクセスポイントAP102と、管理装置103とを有する。NC101の構成は図2に示したものと同じである。
制御部401は、各機能ブロック(記憶部402、通信IF403、表示部404)を制御する。制御部401は、CPUなどを含む。
記憶部402は、各種のプログラムや各種のデータを記憶する。制御部402は、記憶部402に記憶されているプログラムを実行して様々な制御を行う。記憶部402に記憶されるデータは、例えば、NC101から送信されてくる映像データやID情報のように人を識別するための情報である。記憶部402には、予め登録されたID情報(登録情報)が記憶されている。予め登録されたID情報は、当該ID情報を持つ人がNC(監視カメラ)101により監視される必要のない人であることを示すものである。例えば、警備員であればNC101により監視される必要はないので、警備員のID情報は、予め記憶部402に登録しておく。
表示部404はモニターを有する。表示部404は、NC101から送信されてくる映像データを表示し、管理装置103のユーザに可視的にNC101の周辺の状況を提示する。
図5のS501〜S505は、図3のS301〜S305と同じであるので、説明は省略する。S505の後、S506へ移行する。
S506において、NC101は、センサ部205が検知および受信した情報を管理装置103へ送信する。より詳しくは、NC101は、センサ部205が検知した人数やID情報を無線通信IF207を使用して管理装置103へ送信する。この送信と同時に、NC101の制御部201は、タイマ/時計部206を起動して、所定時間の計時を開始する(タイマのスタート)。
S508の判定がYESの場合に実行されるS510の処理は、S509の判定がYESの場合にS510で実行される処理と次の点で相違する。すなわち、S508の判定がYESの場合に実行されるS510の処理では、NC101をスタンバイモードから通常動作モードへ移行した後、制御部201がS506で起動したタイマ/時計部206の計時を停止しリセットする。
S511は、実施形態1のS311と同じ処理であるので、説明は省略する。
S601において、このフローチャートがスタートする。S601は、図1に示す通信システム全体が起動しており、NC101によって撮像した映像データを管理装置103が受信している状態である。つまり、NC101の撮像部204でカメラ撮影して取得した映像データを管理装置103が受信している状態である。NC101は、図5のS501の状態にある。
S602において、管理装置103の制御部401は、NC101に対してスタンバイモードへ移行させるための制御を行う。制御部401は、図4に示した通信IF403からAP102を経由して撮像部204の撮像(カメラ撮影)を停止する等の命令をNC101へ送信する。撮像部204の撮像を停止する命令により、NC101はスタンバイモードへ移行する。
S604において、制御部401は、記憶部402に予め登録されている情報(登録情報)と管理装置103の取得情報とを比較する。より詳しくは、NC101から受け取った情報と記憶装置402に予め登録しているID情報が一致するか否かを比較する。また、S604では、NC101から受け取った情報の中で、検知した人数と取得したID情報の数が一致するか否かも比較する。
S607において、制御部401は、NC101を通常動作モードへ移行させるための制御(操作)が行われたかどうかを判定する。図1の通信システム(または管理装置103)のユーザ等によって管理装置103に対してNC101を通常動作モードへ移行させるための操作(指示)が行われれば、S608へ移行する。そうでなければ(S607:NO)、S603へ戻る。
S609において、このフローチャートは終了する。この状態は、図1に示す通信システム全体が起動しており、NC101の撮像部204によって撮像し取得した映像データを管理装置103が受信している状態である。このときのNC101は、図5のS510の状態にある。
本実施形態では、予め登録するID情報(登録情報)を管理装置103が管理することができるので、登録するID情報をNC毎に管理する場合に比べてID情報の管理を効率的に行うことができる。例えば、NC101が展示室に設置され、管理装置103が警備室に設置される場合、登録するID情報を変更する際に展示室に行かなくてもよい。
本実施形態ではNC101が1つである例を説明したが、NC101が複数ある場合でも本実施形態を適用することができる。例えば、複数の展示室にそれぞれNC101を設置する。そして、ID情報を管理装置103の記憶部402に登録すれば、複数のNC101のID情報を管理装置103が一元的に管理することができるので、効率的なID情報の管理が可能となる。
本発明の実施形態3を図7〜図10に基づいて説明する。実施形態1の情報処理システムは、NCを1台しか含まなかったが、実施形態3の通信システムは、NCを複数台含む。以下の記載において、実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付け、その詳細な説明は省略する。
図7は、実施形態3の情報処理システム(ネットワークカメラシステム)のシステム構成を示している。図7に示されているように、ネットワークカメラシステムは、NC701〜705と、AP102と、管理装置103とを含む。NC701〜705は、それぞれ無線通信をする際に使用するアンテナ701a〜705aを有している。
なお、図7では、NC701〜705と管理装置103との通信は無線通信を使用しているが、有線通信を使用してNC701〜705と管理装置103との通信が行われてもよい。
メインカメラであるNC701は、NC702〜705の電源オンオフ制御やカメラによる撮像のオンオフ制御のような動作モードの切換制御を行う機能も備えている。NC702〜705は、情報処理装置の例示である。NC701は、NC701〜705の消費電力が比較的高い機能ブロックのオンオフ制御も行う。
管理装置103は、NC701〜705の撮像機能(撮像部)によって取得した映像データを、NC701〜705から受信する。管理装置103は、蓄積機能や表示機能を備えてNC701〜705から取得した映像データの蓄積や表示を行う機能も有している。
NC701の撮像部204は、カメラ撮影によって取得した映像データから人を検出する機能と検出した人の人数を検出する機能とを備えている。撮像部204が取得した映像データを公知の手法により解析することにより、映像データ中の人の数を算出(検出)することができる。撮像部204が検出した結果(検出結果)は、一次記憶部203に記録される。
本実施形態では、図7に示されるように、人708がNC704のセンサ部205の検知範囲704bの中に存在する。
本実施形態では、NC704に人が近づいた場合にNC704をスタンバイモードを維持するか否かの判断を、メインカメラであるNC701が行う。
S901において、このフローチャートがスタートする。S901は、図7に示すNC704が電源オン状態であり、NC704の撮像部204によって撮像した映像データをNC704が管理装置103へ送信している状態である。つまり、NC704の撮像部204でカメラ撮影した映像データを無線通信IF207から管理装置103へ無線送信している状態である。
NC701からNC704への指示(命令)は、NC704の内部通信IF801によって受信される。NC701からNC704への指示は、例えば、カメラ撮影を停止するという指示である。
S905において、NC704の制御部201は、NC704のセンサ部205で検知した情報(検知情報)およびセンサ部205で受信したID情報を取得する。センサ部205の検知情報やID情報は、NC704の一次記憶部203に記憶されているので、制御部201は一次記憶部203から検知情報(人数を含む)およびID情報を取得する。
S907において、NC704の制御部201は、NC704をスタンバイモードのまま維持する指示(信号)をNC701から受信したかどうかを判定する。NC701からの制御によってスタンバイモードを維持する指示を受信すれば、S909へ移行する。そうでなければ(S907:NO)、S908へ移行する。メインカメラであるNC701からの通知は、ローカルカメラであるNC704の内部通信IF801によって受信したかどうかで判断する。
S911において、このフローチャートが終了する。この状態は、NC704が電源オン状態にあり、撮像部204によって撮像した映像データを管理装置103へ送信している状態である。
S1001において、このフローチャートがスタートする。S1001は、図7に示すNC701が電源オン状態であり、NC701が撮像した映像データを管理装置103へ送信している状態である。つまり、NC701の撮像部204でカメラ撮影して取得した映像データを無線通信IF207から管理装置103へ無線送信している状態となる。このとき、NC704は、図9のS901の状態にある。
S1002において、NC701の制御部201は、NC704をスタンバイモードへ移行させるための指示(命令)が管理装置103から送信されてきたかを判定する。管理装置103からの当該指示がNC701によって受信されると(S1002:YES)、S1003へ移行する。そうでなければS1002の判定を繰り返す。つまり、S1002の判定がYESになるまで、NC701は現在の状態を維持する。
S1003において、NC701は、NC704に対してスタンバイモードへ移行させるための制御を行う。より詳しくは、NC701の制御部201は、内部通信IF801からNC704に対してカメラ撮影を停止する等の命令を送信する。
S1004において、NC701の制御部201は、NC704が得た検知情報およびID情報をNC704から受信したかどうかを判定する。NC701がNC704から当該情報を受信していればS1005へ移行する。そうでなければ(S1004:NO)、S1008へ移行する。NC704から送信される情報には、NC704が検知した人の数の情報(人数情報)やID情報が含まれている。NC701がNC704から受信した人の検知情報およびID情報は、以下の記載において、「NC701の取得情報」と呼ぶ。NC701の取得情報には、NC704が検知した人数と、各人のID情報とが含まれている。
S1006において、NC701の制御部201は、S1005の比較処理の結果、NC701の記憶部202に予め登録されているID情報(登録情報)とNC704から受け取ったID情報(取得情報)とが一致するかを判定する。さらに、NC701の制御部201は、NC704から受け取った情報の中で、検知した人数と取得したID情報の数が一致するかを判定する。上記した2つの判定がYESの場合には、S1007に移行する。つまり、NC704が検知した人708は監視対象外である(監視する必要がない)と判断し、S1007に移行する。そうでなければ(S1006:NO)、NC704が検知した人708は監視対象者である(監視する必要がある)と判断し、S1009に移行する。
なお、NC704から受け取った情報にID情報が含まれていなかった(ID情報を受信しなかった)場合は、S1006の判定はNOとなる。
S1008において、NC701の制御部201は、NC704を通常動作モードへ移行させるための制御(操作)が管理装置103によって行われたかどうかを判定する。管理装置103のユーザ等によって、NC701に対してNC704を通常動作モードへ移行させるための操作が行われれば、S1008の判定はYESとなり、S1009へ移行する。そうでなければ(S1008:NO)、S1004に戻る。
S1010において、このフローチャートは終了する。この状態は、図7に示す通信システム全体が起動しており、NC701によって撮像した映像データを管理装置103が受信している状態である。このとき、NC704は、図9のS910の状態にある。
本実施形態では、NC702、703および705のセンサ部205は人708を検知しない。NC702、703および705の動作は、図9のフローチャートのS904の判定がNOの場合の動作となる。つまり、NC702、703および705は、管理装置103から通常動作モードへの移行命令を受信しない限り、スタンバイモードを維持する。
また、図10のS1005の処理内容は、上記において説明したものに限定されない。例えば、S1005は、NC701の撮像部204が検出した人の数と、NC701の記憶部202に予め登録されているID情報と、NC704から受け取った情報(人数情報とID情報)との比較を行う処理でもよい。この場合、NC704から受け取ったID情報とNC701の記憶部202に予め登録しているID情報が一致するか否かを比較する。さらに、NC704から受け取ったID情報の数とNC701の撮像部204が検出した人の数とが一致するか否かを比較する。
また、実施形態1〜3では、監視する必要のない人(物体)のID情報と登録情報とが一致する場合には、スタンバイモードを維持(選択)するとしたが、本発明はこのような態様に限定されない。例えば、監視する必要のある人(物体)のID情報と登録情報とが一致する場合に、通常動作モードに移行するようにしてもよい。つまり、監視対象となるべき人に予めID情報カード等を所持させ、当該人が監視領域104、704bに入ったならば、スタンバイモードから通常動作モードに移行するようにしてもよい。
実施形態1〜3において、情報処理装置として監視カメラ装置を用いたが、本発明の情報処理装置は監視カメラ装置に限定されない。例えば、スタンバイモードと通常動作モードで動作することができる装置(通報装置、報知装置、アラーム装置、照明装置等)の動作モードをID情報と登録情報とに基づいて選択するものであれば、本発明を適用することができる。
本発明は、上述した実施形態の機能(例えば、上記のフローチャートにより示されるステップ)を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、NCに接続されたシステム或いはNCに供給することによっても実現できる。この場合、そのシステム或いはNCのコンピュータ(CPUやMPUなど)が、コンピュータが読み取り可能に記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することにより、上述した実施形態の機能を実現する。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させてもよいし、複数のコンピュータを連動させて実行させてもよい。
Claims (14)
- 情報処理装置であって、
物体を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記物体の数を検出する検出手段と、
前記物体に対応する識別情報を受信する受信手段と、
前記検知手段が前記物体を検知した場合、前記検出手段により検出された前記物体の数に対応する数の前記識別情報を前記受信手段により受信したかを判定する判定手段と、
前記検出手段により検出された前記物体の数に対応する数の前記識別情報を受信したと判定されなかった場合、所定のモニタリング機能を実行するように制御し、前記検出手段により検出された前記物体の数に対応する数の前記識別情報を受信したと判定された場合、前記所定のモニタリング機能を実行しないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記受信手段は前記識別情報を無線通信により受信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 予め登録される登録情報を記憶する記憶手段を更に有し、
前記識別情報が前記記憶手段により記憶された前記登録情報に含まれる場合、前記判定手段は前記識別情報を受信したと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記検知手段は、人感センサであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記所定のモニタリング機能とは、撮像機能もしくは通報機能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記所定のモニタリング機能を実行する実行手段を更に有し、
前記制御手段は、前記実行手段による前記所定のモニタリング機能の実行を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、他の装置における前記所定のモニタリング機能の実行を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、ネットワークカメラであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 請求項7に記載の情報処理装置と、前記他の装置とからなるシステム。
- 前記他の装置は、前記物体の検知と前記識別情報の少なくとも一方を前記情報処理装置に通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- 前記他の装置は、前記通知手段による通知に応じた指示を前記情報処理装置から取得する取得手段を更に有し、
前記他の装置は、前記指示に基づいて、前記所定のモニタリング機能の実行を制御することを特徴とする請求項10に記載のシステム。 - 前記取得手段が前記通知手段による通知を行ってから、所定時間が経過する前に前記指示を取得しなかった場合、前記他の装置は前記所定のモニタリング機能を実行することを特徴とする請求項11に記載のシステム。
- 情報処理装置の制御方法であって、
物体を検知する検知工程と、
前記検知工程により検知された前記物体の数を検出する検出工程と、
前記物体に対応する識別情報を受信する受信工程と、
前記検知工程で前記物体を検知した場合、前記検出工程により検出された前記物体の数に対応する数の前記識別情報を前記受信工程により受信したかを判定する判定工程と、
前記検出工程により検出された前記物体の数に対応する数の前記識別情報を受信したと判定されなかった場合、所定のモニタリング機能を実行するように制御し、前記検出工程により検出された前記物体の数に対応する数の前記識別情報を受信したと判定された場合、前記所定のモニタリング機能を実行しないように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを請求項1から8のいずれか1項に記載された情報処理装置として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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