JP2003046667A - 電話システムおよび装置 - Google Patents

電話システムおよび装置

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JP2003046667A
JP2003046667A JP2001233144A JP2001233144A JP2003046667A JP 2003046667 A JP2003046667 A JP 2003046667A JP 2001233144 A JP2001233144 A JP 2001233144A JP 2001233144 A JP2001233144 A JP 2001233144A JP 2003046667 A JP2003046667 A JP 2003046667A
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network
telephone
call
telephone device
calling
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Mineo Abe
峰雄 阿部
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話網とIPネットワークと連携させること
により、利用者がIPネットワーク電話を利用しやすい
ようにする。 【解決手段】 発信側の電話装置1は、電話網4を用い
て着信側の電話装置2へ発信し、着信側からの呼出中通
知に応じてその発信を中止するとともに、IPネットワ
ーク3を用いて電話装置へ発信を行う。電話装置2は、
電話網4を用いた電話装置1からの着信に応じて、電話
装置1との間でIPネットワーク5を用いた通話が可能
な場合にのみ、IPネットワーク5を用いた電話装置1
からの着信待ちへ移行する。その後のIPネットワーク
5を用いた電話装置1からの着信に対する応答操作に応
じて、電話装置1との間でIPネットワーク5を用いた
通話を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話システムおよ
び装置に関し、特に電話網を用いて通話を行うほかに、
IPネットワークを用いて通話を行う電話システムおよ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットやLANに代表されるI
Pネットワークの普及に加えて、IPパケットで音声信
号をやり取りするVoIP(Voice over IP)技術の研
究が進み、IPネットワークを用いて通話を行うIPネ
ットワーク電話が利用されつつある。IPネットワーク
電話については、通話品質などの点について改善の余地
が残されているものの、アナログ電話回線やISDN回
線、あるいは無線電話回線などからなる一般的な電話網
を用いた通話より通話料金が安いという利点が注目され
ている。
【0003】従来、このようなIPネットワーク電話を
効率よく容易に利用するため、電話網を用いて通話を行
う通話機能のほかに、IPネットワークを用いて通話を
行う通話機能を有する電話装置やこれら電話装置を用い
た電話システムが利用されている。利用者同士がIPネ
ットワークを介して直接接続してIPネットワーク電話
を行う場合、まず、発信側から着信側のIPアドレスを
用いて呼び出しを行い、着信側でその呼び出しに応答
し、通話に移行することになる。なお、IPネットワー
ク電話では、IPネットワークを用いたデータ通信と同
様に、通話相手のIPアドレスが必要となる。IPアド
レスについては、IPネットワーク電話に必要なIPア
ドレスを電話網を用いて通知するようにしたものも提案
されている(特開平11−122388号公報など参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電話システムでは、発信時における利用者の
網選択指示や着信検出された網の種別に応じて、単に電
話網またはIPネットワークを選択して通話を行うもの
となっているため、IPネットワーク電話が利用できな
い場合の対応がとられておらず、利用者にとってIPネ
ットワーク電話が使いづらいものとなってしまうという
問題点があった。例えば、IPネットワークを介して発
信側から着信側を直接呼び出す場合、着信側のIPアド
レスが固定的に予め割り当てられており、そのIPアド
レスを発信側が知っていたとしても、着信側がIPネッ
トワークに接続されていない場合や使用可能な状態にな
い場合には、改めて電話網を介して着信側を呼び出す必
要があり、利用者がIPネットワーク電話を容易に利用
できないという問題点があった。
【0005】なお、緊急ラインへの接続要求については
電話網を用いて行うようにしたものも提案されているが
(例えば、特開2000−138752号公報など参
照)、これは単に相手先IPアドレスにより電話網とI
Pネットワークとを使い分けているだけであり、発信側
や着信側の状態については考慮されていない。本発明は
このような課題を解決するためのものであり、電話網と
IPネットワークと連携させることにより、利用者がI
Pネットワーク電話を利用しやすい電話システムおよび
装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる電話システムは、電話網およ
びIPネットワークを用いて通話を行う電話網通話機能
とIPネットワークを用いて通話を行うIPネットワー
ク通話機能とを有する複数の電話装置とからなり、電話
装置間での通話を行う電話システムであって、発信側電
話装置に、電話網を用いて着信側電話装置へ第1の発信
を行い、着信側からの呼出中通知に応じて第1の発信を
中止するとともに、IPネットワークを用いて着信側電
話装置へ第2の発信を行い、この第2の発信に対する応
答に応じて着信側電話装置との間でIPネットワークを
用いた通話を開始する制御部を設け、着信側電話装置
に、電話網を用いた発信側電話装置からの第1の着信に
応じて、発信側電話装置との間でIPネットワークを用
いた通話が可能な場合にのみ、IPネットワークを用い
た発信側電話装置からの着信待ちへ移行し、その後のI
Pネットワークを用いた発信側電話装置からの第2の着
信に対する応答操作に応じて、発信側電話装置との間で
IPネットワークを用いた通話を開始する制御部を設け
たものである。
【0007】IPネットワークを用いた通話が不可能な
場合に対応するために、発信側電話装置の制御部では、
第1の発信の後に一時待機し、この一時待機中に着信側
電話装置による第1の発信に対する応答に応じて、第2
の発信を行わず電話網を用いた通話を開始し、着信側電
話装置の制御部では、発信側電話装置との間でIPネッ
トワークを用いた通話が不可能な場合は、第1の着信に
応答して呼び出しを行い、その応答操作に応じて発信側
電話装置との間で電話網を用いた通話を開始するように
してもよい。
【0008】発信側電話装置との間でIPネットワーク
を用いた通話が可能か否かを判断する構成例として、発
信側電話装置の制御部で、第1の発信の際に当該発信側
の電話網接続情報を着信側電話装置へ通知するものと
し、着信側電話装置に、相手先ごとに当該相手先を電話
網で呼び出す際に用いる電話網接続情報と、当該相手先
がIPネットワークを用いて通話可能か否かを示すIP
ネットワーク電話対応情報とを関連付けて予め記憶する
記憶部をさらに設け、着信側電話装置の制御部で、第1
の着信時に通知された発信側電話装置の電話網接続情報
に関連するIPネットワーク電話対応情報を参照するこ
とにより、発信側電話装置との間でIPネットワークを
用いた通話が可能か否かを判断するようにしてもよい。
【0009】また、着信側電話装置の制御部で、第1の
着信の際、発信側電話装置との間でIPネットワークを
用いた通話が可能と判断された場合は、第1の着信を報
知するための呼び出しを行わないようにしてもよい。さ
らに、着信側電話装置の制御部で、第1の着信の際、発
信側電話装置との間でIPネットワークを用いた通話が
可能と判断された後、必要に応じてIPネットワークと
の接続を行うようにしてもよい。
【0010】また、本発明にかかる電話装置は、電話網
およびIPネットワークを用いて通話を行う電話網通話
機能とIPネットワークを用いて通話を行うIPネット
ワーク通話機能とを有する複数の電話装置とからなる電
話システムで、電話装置間での通話を行う際に発信側と
して用いられる電話装置であって、電話網を用いて着信
側電話装置へ第1の発信を行い、着信側からの呼出中通
知に応じて第1の発信を中止するとともに、IPネット
ワークを用いて着信側電話装置へ第2の発信を行い、こ
の第2の発信に対する応答に応じて着信側電話装置との
間でIPネットワークを用いた通話を開始する制御部を
備えるものである。
【0011】IPネットワークを用いた通話が不可能な
場合に対応するために、発信側電話装置の制御部で、第
1の発信の後に一時待機し、この一時待機中に着信側電
話装置による第1の発信に対する応答に応じて、第2の
発信を行わず電話網を用いた通話を開始するようにして
もよい。
【0012】また、本発明にかかる他の電話装置は、電
話網およびIPネットワークを用いて通話を行う電話網
通話機能とIPネットワークを用いて通話を行うIPネ
ットワーク通話機能とを有する複数の電話装置とからな
る電話システムで、電話装置間での通話を行う際に着信
側として用いられる電話装置であって、電話網を用いた
発信側電話装置からの第1の着信に応じて、発信側電話
装置との間でIPネットワークを用いた通話が可能な場
合にのみ、第1の着信には応答せずに、IPネットワー
クを用いた発信側電話装置からの着信待ちへ移行し、そ
の後のIPネットワークを用いた発信側電話装置からの
第2の着信に対する応答操作に応じて、発信側電話装置
との間でIPネットワークを用いた通話を開始する制御
部を備えるものである。
【0013】IPネットワークを用いた通話が不可能な
場合に対応するために、制御部で、発信側電話装置との
間でIPネットワークを用いた通話が不可能な場合は、
第1の着信に応答して呼び出しを行い、その応答操作に
応じて発信側電話装置との間で電話網を用いた通話を開
始するようにしてもよい。
【0014】発信側電話装置との間でIPネットワーク
を用いた通話が可能か否かを判断する構成例として、相
手先ごとに当該相手先を電話網で呼び出す際に用いる電
話網接続情報と、当該相手先がIPネットワークを用い
て通話可能か否かを示すIPネットワーク電話対応情報
とを関連付けて予め記憶する記憶部をさらに備え、制御
部で、第1の着信時に通知された発信側電話装置の電話
網接続情報に関連するIPネットワーク電話対応情報を
参照することにより、発信側電話装置との間でIPネッ
トワークを用いた通話が可能か否かを判断するようにし
てもよい。
【0015】また、制御部で、第1の着信の際、発信側
電話装置との間でIPネットワークを用いた通話が可能
と判断された場合は、第1の着信を報知するための呼び
出しを行わないようにしてもよい。さらに、制御部で、
第1の着信の際、発信側電話装置との間でIPネットワ
ークを用いた通話が可能と判断された後、必要に応じて
IPネットワークとの接続を行うようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる電話システムを示すブロック図である。ここ
では電話網を用いて通話を行う通話機能のほかに、IP
ネットワークを用いて通話を行う通話機能を有する単独
電話装置を用いた場合を例として説明する。この電話シ
ステムは、電話網4およびIPネットワーク5の双方に
接続され、電話網4を用いて通話を行う通話機能のほか
に、IPネットワーク5を用いて通話を行う通話機能を
有する複数の電話装置1,2から構成される。以下で
は、電話装置1,2が同じ構成を有しているものとして
説明する。
【0017】電話装置1,2には、電話網接続部11、
IPネットワーク接続部12、音声/データ処理部1
3、制御部14、操作部15、表示部16および記憶部
17が設けられている。電話網接続部11は、アナログ
電話回線やISDN回線あるいは無線電話回線などから
なる一般的な電話網4と接続して発信や着信などの呼制
御を行い、送受器HSとの間でアナログ音声信号をやり
取りする。IPネットワーク接続部12は、IPネット
ワーク5と接続し、IPパケットを用いた一般的なデー
タ通信のほか、音声データを格納したIPパケットを用
いてIPネットワーク電話を行う。
【0018】音声/データ処理部13は、IPネットワ
ーク接続部12との間でやり取りする音声データとアナ
ログの音声信号とを相互に変換する。操作部15は、ダ
イヤルキーなどのキー入力やフックスイッチの状態など
から利用者の操作を検出する。表示部16は、LCDや
LEDなどの表示素子を用いて回線使用状態や着信表示
など電話装置の動作状態を表示する。記憶部17は、通
話相手の電話番号のほかIPネットワーク電話対応情報
や電話装置の制御に必要な制御情報を記憶する。制御部
14は、内蔵プログラムを読み込んで実行することによ
り各種処理動作を行うCPUなどのマイクロプロセッサ
からなり、電話装置の各部を制御する。
【0019】この電話装置1で、電話網4を用いて通話
を行う場合は、電話網接続部11を制御して電話網4か
らの電話回線を捕捉し、相手先電話装置2との通話路を
形成する。そして、相手先からの音声信号を電話網接続
部11で分離して送受器HSのスピーカSPから出力す
る。また、送受器HSのマイクMICから入力された音
声信号は電話網接続部11を介して相手先へ送信され
る。
【0020】一方、IPネットワーク5を介して通話を
行う場合は、IPネットワーク接続部12を制御して、
相手先電話装置2とIPパケットを用いて音声データを
やり取りする。そして、相手先からの音声データは音声
/データ処理部13へ出力され、ここで音声信号に変換
されてスピーカSPから出力される。また、マイクMI
Cからの音声信号は音声/データ処理部13で音声デー
タに変換されIPネットワーク接続部12へ出力され
る。そして、ここからIPパケットを用いて相手先へ送
信される。
【0021】なお、IPネットワーク接続部12では、
直接、IPネットワーク5からのIP回線を接続しても
よく、インターネットのように電話回線やデータ通信専
用回線を介してISP(インターネット・サービス・プ
ロバイダ:Internet ServiceProvider)にアクセスし、
このISPを経由してIPネットワーク5と接続しても
よい。
【0022】次に、図2〜5を参照して、本発明の第1
の実施の形態にかかる電話システムの動作について説明
する。図2は、発信側の電話装置における発信処理を示
すフローチャートである。図3は相手先管理テーブルの
構成例である。図4は、発信側の電話装置におけるIP
ネットワーク電話接続処理を示すフローチャートであ
る。図5は、着信側の電話装置における着信処理を示す
フローチャートである。以下では、電話装置1を発信側
とし、この電話装置1から着信側の電話装置2へ発信す
る場合の動作を例として説明する。
【0023】まず、発信側の電話装置1での動作につい
て説明する。電話装置1の制御部14では、操作部15
で検出された発信操作に応じて、記憶部17に登録され
ている相手先管理テーブルを参照し、発信相手先がIP
ネットワーク電話対応か否かを確認する。図2の相手先
管理テーブルでは、相手名前および相手電話番号に対応
して、IPネットワーク対応であればそのIPアドレス
(IPネットワーク電話対応情報)が登録されている。
そして、相手先がIPネットワーク対応であればそのI
Pアドレスを相手先管理テーブルから読み出し、図2の
発信処理を開始する。
【0024】まず、電話網接続部11を制御して、電話
装置1側の電話番号を着信時に相手先へ通知するために
発信者番号通知の設定を行い(ステップ100)、電話
網4を用いて電話装置2へ発信する(ステップ10
1)。このとき、例えば電話網4がアナログ電話回線の
場合は、その回線を補足して、発信者番号通知を許可す
るためのダイヤル「186」を送出した後、相手先のダ
イヤルを送出すればよい。また電話網4がISDN回線
や無線電話回線の場合は、発信者番号通知を許可した発
呼メッセージを送信すればよい。
【0025】制御部1は、このようにして電話網4を介
して電話装置2を呼び出した後、電話装置2からの呼出
中通知を電話網接続部11で検出する(ステップ10
2)。この呼出中通知は、着信側の電話装置2で利用者
に着信を報知するための呼び出しを行っていることを発
信側の電話装置1へ通知するためのものであり、電話網
接続部11では、この呼出中通知として用いられる着信
が交換局からのリングバックトーンや着信側の電話装置
2からの呼出中メッセージに基づき検出を行う。ここ
で、呼出中通知が検出された場合は(ステップ102:
YES)、後述する相手先での応答のための一時待機を
行う(ステップ103)。
【0026】そして、一時待機の間に着信側の電話装置
2が応答した場合は(ステップ104:YES)、着信
側がIPネットワーク電話への移行を認めなかったと判
断し、 電話網接続部11を制御して電話網4を用いた
通話へ移行し(ステップ107)、一連の発信処理を終
了する。また、ステップ102において、着信側が話中
の場合など、着信側からの呼出中通知が検出されなかっ
た場合は(ステップ102:NO)、表示部16を制御
して電話装置2と接続できなかった旨を利用者へ報知す
るエラー処理を行った後(ステップ108)、電話網接
続部11を制御して電話網4の電話回線を開放し(ステ
ップ109)、一連の発信処理を終了する。
【0027】一方、ステップ104において、一時待機
の間に着信側応答が電話網接続部11で検出されなかっ
た場合は(ステップ104:NO)、着信側がIPネッ
トワーク電話への移行を認めたと判断し、電話網接続部
11を制御して電話網4を用いた発信を中止し(ステッ
プ105)、IPネットワーク電話の接続処理を開始す
る(ステップ106)。
【0028】図4のIPネットワーク電話接続処理で
は、まずIPネットワーク接続部12を制御して、先に
相手先管理テーブルから取得した着信側のIPアドレス
を用いてIPネットワーク電話の発信を行う(ステップ
120)。この場合、IPネットワーク5を介して所定
の発信メッセージが着信側の電話装置2へ送信される。
これに応じて、着信側から呼出中通知メッセージがIP
ネットワーク接続部12を介して受信された場合(ステ
ップ121:YES)、ステップ122,127からな
る応答待ちループへ移行する。
【0029】応答待ちループにおいて、着信側での応答
を示す応答メッセージが届いた場合は(ステップ12
2:YES)、電話網4を用いた発信が継続されている
場合にのみその発信中止を行い(ステップ123)、I
Pネットワーク5を介した通話すなわちIPネットワー
ク電話を開始する(ステップ124)。その後、利用者
による終話操作が操作部15で検出された場合は(ステ
ップ125:YES)、IPネットワーク接続部12を
制御してIPネットワーク電話の終話を行って(ステッ
プ126)、図4のIPネットワーク電話接続処理を終
了し、図2の発信処理を終了する。
【0030】また、応答待ちループにおいて、利用者に
よる発信中断操作が操作部15で検出された場合は(ス
テップ127:YES)、利用者が発信処理を中断した
と判断してステップ126へ移行し、図4のIPネット
ワーク電話接続処理を終了し、図2の発信処理を終了す
る。なお、ステップ121において、着信側から呼出中
通知メッセージがIPネットワーク接続部12を介して
受信されなかった場合は(ステップ121:NO)、表
示部16を制御して、再発信(リトライ)を行うかどう
かの問い合わせを行う(ステップ128)。
【0031】そして、操作部15により、再発信を指示
する操作が検出された場合は(ステップ128:YE
S)、ステップ120へ戻って再度IPネットワーク電
話の発信を開始する。また、再発信を中断する操作が検
出された場合は(ステップ128:NO)、ステップ1
26へ移行して、図4のIPネットワーク電話接続処理
を終了し、図2の発信処理を終了する。
【0032】次に、着信側の電話装置2での動作につい
て説明する。電話装置2の制御部14では、通常、電話
網接続部11およびIPネットワーク接続部12につい
て着信検出待ちを行っており、いずれかで着信が検出さ
れた場合は、図5の着信処理を開始する。まず、電話網
4からの着信が電話網接続部11で検出された場合は
(ステップ140:YES)、電話網接続部11を制御
して、電話網4からの着信信号に含まれる発信者番号を
受信し(ステップ141)、記憶部17の相手先管理テ
ーブルを参照して、その発信相手先がIPネットワーク
電話に対応しているかどうか確認するとともに(ステッ
プ142)、当該電話装置2でIPネットワーク電話が
使用可能がどうか判断する(ステップ143)。
【0033】ここで、相手先管理テーブルにおいて、発
信相手先の電話番号に対応するIPアドレスが登録され
ておらず、発信相手先がIPネットワーク電話に対応し
ていない場合(ステップ142:YES)、電話網接続
部11を制御して電話網4を介した着信へ応答した後
(ステップ144)、通常の電話網4を介した着信を利
用者へ報知するための着信呼び出し処理へ移行して(ス
テップ145)、一連の着信処理を終了する。当該電話
装置2でIPネットワーク5を利用してデータ通信を行
っている場合など、IPネットワーク電話が使用できな
い場合には(ステップ143:NO)、同じくステップ
144へ移行する。
【0034】一方、発信相手先がIPネットワーク電話
に対応しており(ステップ142:YES)、当該電話
装置2でIPネットワーク電話が使用可能な場合は(ス
テップ143:YES)、当該電話装置2がIPネット
ワーク5に接続されていない場合にのみIPネットワー
ク接続部12を制御してIPネットワーク5へ接続し
(ステップ146)、当該発信相手先からのIPネット
ワーク電話の着信を待つ(ステップ147)。そして、
当該発信相手先からのIPネットワーク電話の着信がI
Pネットワーク接続部12で検出された場合は(ステッ
プ147:YES)、以下のIPネットワーク電話の着
信処理を開始する。
【0035】まず、表示部16を制御して、IPネット
ワーク電話の着信があったことを利用者に報知し(ステ
ップ150)、その後、操作部15で利用者による応答
操作が検出された場合は(ステップ151:YES)、
IPネットワーク接続部12を制御してIPネットワー
ク電話での通話を開始する(ステップ152)。その
後、操作部15で終話操作が検出された場合は(ステッ
プ153:YES)、IPネットワーク制御部12を制
御してIPネットワーク電話を終話し、一連の着信処理
を終了する。なお、ステップ140において、IPネッ
トワーク5を介した着信が検出された場合は(ステップ
140:NO)、ステップ150へ移行しIPネットワ
ーク電話の着信処理を開始する。
【0036】したがって、図6に示すように、発信側か
ら電話網4を用いた発信が行われた場合は(ステップ2
00)、着信側から呼出中が通知される(ステップ20
1)。また、着信側でIPネットワーク電話への移行可
と判断された後(ステップ202)、必要に応じてIP
ネットワーク接続が行われ(ステップ203)、IPネ
ットワーク5を用いた着信待ちとなる。一方、発信側で
は、着信側からの呼出中通知に応じて一時待機した後
(ステップ204)、電話網4を用いた発信を中止し
(ステップ205)、IPネットワーク5を用いた発信
を行う(ステップ206)。この発信に応じて着信側で
呼び出しが行われ(ステップ207)、その応答に応じ
て(ステップ208)、IPネットワーク電話での通話
が開始される(ステップ209)。
【0037】このように、発信側の電話装置1で、まず
電話網4を介した電話装置2への発信を行い、その呼出
中通知に応じてIPネットワーク5を介した電話装置2
への発信を行うものとし、着信側の電話装置2では、電
話網4を介した着信の際に通知された発信相手先がIP
ネットワーク電話に対応していることを確認した後、そ
の電話網4を介した着信へ応答せずに、その後発信側か
ら到来するIPネットワーク5を介した着信へ応答する
ようにしたので、発信者が指示選択することなく、電話
網とIPネットワークと連携させることによりIPネッ
トワーク電話を優先させることができ、利用者が容易か
つ効率よくIPネットワーク電話を利用できる。
【0038】また、着信側でIPネットワーク電話へ移
行可と判断した場合は、電話網4からの着信に対する着
信表示を行わずIPネットワーク5からの着信を待ち受
けるようにしたので、着信側利用者に対して余計な報知
を避けることができ、電話網からIPネットワークへの
スムーズな切り替えを実施できる。また、着信側でIP
ネットワーク電話へ移行可と判断した後、必要に応じて
IPネットワーク5への接続を行うようにしたので、着
信側の電話装置2がIPネットワーク5へ常時接続され
ていない場合でも、その後のIPネットワーク5からの
着信を確実に検出してIPネットワーク電話へ移行する
ことができる。
【0039】また、図7に示すように、発信側では、着
信側からの呼出中通知に応じて一時待機するものとし
(ステップ204)、一方、着信側でIPネットワーク
電話へ移行不可と判断した場合は(ステップ202)、
IPネットワーク5を用いた着信待ちに移行せず、電話
網4からの着信を報知するための呼び出しを行い(ステ
ップ221)、その応答に応じて(ステップ222)、
電話網4を用いた通話を開始するようにしたので(ステ
ップ223)、着信側がIPネットワーク電話を行えな
い場合でも、着信側で電話網4からの着信に応答するこ
とにより、電話網4を介した通話を実現できる。
【0040】次に、図8を参照して、本発明の第2の実
施の形態にかかる電話システムについて説明する。第1
の実施の形態では、発信側においてまず電話網4を用い
て発信し、その後IPネットワーク5を用いて発信する
場合について説明したが、本実施の形態では電話網4を
用いた発信とIPネットワーク5を用いた発信とを並列
して実施するようにしたものである。なお、着信側での
着信処理については図5と同様であり、ここでの説明は
省略する。
【0041】発信側である電話装置1の制御部14で
は、操作部15で検出された発信操作に応じて、記憶部
17に登録されている相手先管理テーブルを参照し、発
信相手先がIPネットワーク電話対応か否かを確認す
る。図2の相手先管理テーブルでは、相手名前および相
手電話番号に対応して、IPネットワーク対応であれば
そのIPアドレスが登録されている。そして、相手先が
IPネットワーク対応であればそのIPアドレスを相手
先管理テーブルから読み出し、図8の発信処理を開始す
る。
【0042】まず、電話網4を用いた発信処理とIPネ
ットワーク5を用いた発信処理との並列処理を開始する
(ステップ160)。電話網4を用いた発信処理として
は、電話網接続部11を制御して、電話装置1側の電話
番号を着信時に相手先へ通知するために発信者番号通知
の設定を行い(ステップ161)、電話網4を用いて電
話装置2へ発信する(ステップ162)。このとき、例
えば電話網4がアナログ電話回線の場合は、その回線を
補足して、発信者番号通知を許可するためのダイヤル
「186」を送出した後、相手先のダイヤルを送出すれ
ばよい。また電話網4がISDN回線や無線電話回線の
場合は、発信者番号通知を許可した発呼メッセージを送
信すればよい。
【0043】制御部1は、このようにして電話網4を介
して電話装置2を呼び出した後、電話装置2からの呼出
中通知を電話網接続部11で検出する(ステップ16
3)。この呼出中通知は、着信側の電話装置2で利用者
に着信を報知するための呼び出しを行っていることを発
信側の電話装置1へ通知するためのものであり、電話網
接続部11では、この呼出中通知として用いられる着信
が補交換局からのリングバックトーンや着信側の電話装
置2からの呼出中メッセージに基づき検出を行う。ここ
で、呼出中通知が検出された場合は(ステップ163:
YES)、後述する相手先での応答のための一時待機を
行う(ステップ164)。
【0044】そして、一時待機の間に着信側の電話装置
2が応答した場合は(ステップ165:YES)、着信
側がIPネットワーク電話への移行を認めなかったと判
断し、 電話網接続部11を制御して電話網4を用いた
通話へ移行し(ステップ167)、一連の発信処理を終
了する。また、ステップ163において、着信側が話中
の場合など、着信側からの呼出中通知が検出されなかっ
た場合は(ステップ163:NO)、表示部16を制御
して電話装置2と接続できなかった旨を利用者へ報知す
るエラー処理を行った後(ステップ168)、電話網接
続部11を制御して電話網4の電話回線を開放し(ステ
ップ169)、一連の発信処理を終了する。
【0045】一方、ステップ165において、一時待機
の間に着信側応答が電話網接続部11で検出されなかっ
た場合は(ステップ165:NO)、着信側がIPネッ
トワーク電話への移行を認めたと判断し、電話網接続部
11を制御して電話網4を用いた発信を中止し(ステッ
プ166)、一連の発信処理を終了する。また、ステッ
プ160において、上記したような電話網4を用いた発
信処理と並列して起動されるIPネットワーク5を用い
た発信処理(ステップ170)としては、前述の図4の
IPネットワーク電話接続処理と同様であり、ここでの
説明は省略する。
【0046】したがって、図9に示すように、発信側か
ら電話網4を用いた発信(ステップ230)とIPネッ
トワーク5を用いた発信(ステップ236)とが並列的
に実行された際、電話網4を用いた発信が着信側で先に
検出された場合は、呼出中が発信側へ通知され(ステッ
プ231)、一時待機(ステップ234)および電話網
4を用いた発信の中止(ステップ235)が実行され
る。一方、着信側では、IPネットワーク電話への移行
可と判断された後(ステップ232)、必要に応じてI
Pネットワーク接続が行われ(ステップ233)、IP
ネットワーク5を用いた着信待ちとなる。その後、IP
ネットワークを用いた発信が着信側で検出された場合
は、その着信を報知する呼び出しが行われ(ステップ2
37)、その応答に応じて(ステップ238)、IPネ
ットワーク電話での通話が開始される(ステップ23
9)。
【0047】また、図10に示すように、IPネットワ
ーク5を用いた発信(ステップ250)が着信側で先に
検出された場合は、着信側でIPネットワーク5を介し
た着信を報知するための呼び出しが行われる(ステップ
251)。その後、電話網4からの発信が着信側で検出
された場合でも、ステップ251の呼出に対する応答に
応じて(ステップ254)、IPネットワーク5を用い
た通話が開始される(ステップ257)。これと並列し
て呼出中が発信側へ通知され(ステップ253)、一時
待機(ステップ255)および電話網4を用いた発信の
中止(ステップ256)が実行される。
【0048】このように、発信側の電話装置1で、電話
網4を介した電話装置2への発信と、IPネットワーク
5を介した電話装置2への発信とを並列して行うように
したので、第1の実施の形態と比較して発信側で着信側
からの呼出中通知を待つことなく、IPネットワーク通
話へ移行することができ、通話開始までの処理時間を短
縮することができる。
【0049】以上では、電話装置1,2として、電話網
4およびIPネットワーク5に接続される単独電話装置
を用いた場合を例として説明したが、これに限定される
ものではない。例えば、IPネットワーク接続機能を有
するボタン電話装置にも上記各実施の形態を適用でき、
同様の作用効果が得られる。また、電話網4としては、
アナログ電話回線を用いた公衆電話網、ISDN回線を
用いたISDN通信網、無線回線を用いた無線通信網な
どの電話通信網を利用でき、IPネットワーク5として
は、インターネットのほか、LANやWANなどIPパ
ケットを用いてデータ通信を行うデータ通信網を利用で
きる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、発信側
電話装置で、電話網を用いて着信側電話装置へ発信し、
着信側からの呼出中通知に応じてその発信を中止すると
ともに、IPネットワークを用いて電話装置へ発信を行
い、着信側電話装置は、電話網を用いた発信側電話装置
からの着信に応じて、発信側電話装置との間でIPネッ
トワークを用いた通話が可能な場合にのみその着信には
応答せずに、IPネットワークを用いた発信側電話装置
からの着信待ちへ移行し、その後のIPネットワークを
用いた発信側電話装置からの着信に対する応答操作に応
じて、発信側電話装置との間でIPネットワークを用い
た通話を開始するようにしたので、発信者が指示選択す
ることなく、電話網とIPネットワークと連携させるこ
とによりIPネットワーク電話を優先させることがで
き、利用者が容易かつ効率よくIPネットワーク電話を
利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる電話システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態にかかる電話シス
テムの発信処理を示すフローチャートである。
【図3】 相手先管理テーブルの構成例である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態にかかる電話シス
テムのIPネットワーク電話接続処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態にかかる電話シス
テムの着信処理を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の第1の実施の形態にかかる電話シス
テムの動作を示すシーケンス図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態にかかる電話シス
テムの他の動作を示すシーケンス図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態にかかる電話シス
テムの発信処理を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第2の実施の形態にかかる電話シス
テムの動作を示すシーケンス図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態にかかる電話シ
ステムの他の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】 1,2…電話装置、11…電話網接続部、12…IPネ
ットワーク接続部、13…音声/データ処理部、14…
制御部、15…操作部、16…表示部、17…記憶部、
HS…送受器、SP…スピーカ、MIC…マイク、4…
電話網、5…IPネットワーク。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話網およびIPネットワークを用いて
    通話を行う電話網通話機能とIPネットワークを用いて
    通話を行うIPネットワーク通話機能とを有する複数の
    電話装置とからなり、前記電話装置間での通話を行う電
    話システムであって、 発信側電話装置は、前記電話網を用いて着信側電話装置
    へ第1の発信を行い、着信側からの呼出中通知に応じて
    前記第1の発信を中止するとともに、前記IPネットワ
    ークを用いて着信側電話装置へ第2の発信を行い、この
    第2の発信に対する応答に応じて前記着信側電話装置と
    の間で前記IPネットワークを用いた通話を開始する制
    御部を備え、 着信側電話装置は、前記電話網を用いた前記発信側電話
    装置からの第1の着信に応じて、前記発信側電話装置と
    の間で前記IPネットワークを用いた通話が可能な場合
    にのみ、前記IPネットワークを用いた前記発信側電話
    装置からの着信待ちへ移行し、その後の前記IPネット
    ワークを用いた前記発信側電話装置からの第2の着信に
    対する応答操作に応じて、前記発信側電話装置との間で
    前記IPネットワークを用いた通話を開始する制御部を
    備えることを特徴とする電話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話システムにおいて、 前記発信側電話装置の制御部は、前記第1の発信の後に
    一時待機し、この一時待機中に前記着信側電話装置によ
    る前記第1の発信に対する応答に応じて、前記第2の発
    信を行わず前記電話網を用いた通話を開始し、 前記着信側電話装置の制御部は、前記発信側電話装置と
    の間で前記IPネットワークを用いた通話が不可能な場
    合は、前記第1の着信に応答して呼び出しを行い、その
    応答操作に応じて前記発信側電話装置との間で前記電話
    網を用いた通話を開始することを特徴とする電話システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電話システムに
    おいて、 前記発信側電話装置の制御部は、前記第1の発信の際に
    当該発信側の電話網接続情報を前記着信側電話装置へ通
    知し、 前記着信側電話装置は、相手先ごとに当該相手先を電話
    網で呼び出す際に用いる電話網接続情報と、当該相手先
    がIPネットワークを用いて通話可能か否かを示すIP
    ネットワーク電話対応情報とを関連付けて予め記憶する
    記憶部をさらに備え、 前記着信側電話装置の制御部は、前記第1の着信時に通
    知された前記発信側電話装置の電話網接続情報に関連す
    るIPネットワーク電話対応情報を参照することによ
    り、前記発信側電話装置との間で前記IPネットワーク
    を用いた通話が可能か否かを判断することを特徴とする
    電話システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電話システムにおいて、 前記着信側電話装置の制御部は、前記第1の着信の際、
    前記発信側電話装置との間で前記IPネットワークを用
    いた通話が可能と判断された場合は、前記第1の着信を
    報知するための呼び出しを行わないことを特徴とする電
    話システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電話システムにおいて、 前記着信側電話装置の制御部は、前記第1の着信の際、
    前記発信側電話装置との間で前記IPネットワークを用
    いた通話が可能と判断された後、必要に応じて前記IP
    ネットワークとの接続を行うことを特徴とする電話シス
    テム。
  6. 【請求項6】 電話網およびIPネットワークを用いて
    通話を行う電話網通話機能とIPネットワークを用いて
    通話を行うIPネットワーク通話機能とを有する複数の
    電話装置とからなる電話システムで、前記電話装置間で
    の通話を行う際に発信側として用いられる電話装置であ
    って、 前記電話網を用いて着信側電話装置へ第1の発信を行
    い、着信側からの呼出中通知に応じて前記第1の発信を
    中止するとともに、前記IPネットワークを用いて着信
    側電話装置へ第2の発信を行い、この第2の発信に対す
    る応答に応じて前記着信側電話装置との間で前記IPネ
    ットワークを用いた通話を開始する制御部を備えること
    を特徴とする電話装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電話装置において、 前記制御部は、前記第1の発信の後に一時待機し、この
    一時待機中に前記着信側電話装置による前記第1の発信
    に対する応答に応じて、前記第2の発信を行わず前記電
    話網を用いた通話を開始することを特徴とする電話装
    置。
  8. 【請求項8】 電話網およびIPネットワークを用いて
    通話を行う電話網通話機能とIPネットワークを用いて
    通話を行うIPネットワーク通話機能とを有する複数の
    電話装置とからなる電話システムで、前記電話装置間で
    の通話を行う際に着信側として用いられる電話装置であ
    って、 前記電話網を用いた前記発信側電話装置からの第1の着
    信に応じて、前記発信側電話装置との間で前記IPネッ
    トワークを用いた通話が可能な場合にのみ、前記IPネ
    ットワークを用いた前記発信側電話装置からの着信待ち
    へ移行し、その後の前記IPネットワークを用いた前記
    発信側電話装置からの第2の着信に対する応答操作に応
    じて、前記発信側電話装置との間で前記IPネットワー
    クを用いた通話を開始する制御部を備えることを特徴と
    する電話装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の電話装置において、 前記制御部は、前記発信側電話装置との間で前記IPネ
    ットワークを用いた通話が不可能な場合は、前記第1の
    着信に応答して呼び出しを行い、その応答操作に応じて
    前記発信側電話装置との間で前記電話網を用いた通話を
    開始することを特徴とする電話装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の電話装置にお
    いて、 相手先ごとに当該相手先を電話網で呼び出す際に用いる
    電話網接続情報と、当該相手先がIPネットワークを用
    いて通話可能か否かを示すIPネットワーク電話対応情
    報とを関連付けて予め記憶する記憶部をさらに備え、 前記制御部は、前記第1の着信時に通知された前記発信
    側電話装置の電話網接続情報に関連するIPネットワー
    ク電話対応情報を参照することにより、前記発信側電話
    装置との間で前記IPネットワークを用いた通話が可能
    か否かを判断することを特徴とする電話装置。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の電話装置において、 前記制御部は、前記第1の着信の際、前記発信側電話装
    置との間で前記IPネットワークを用いた通話が可能と
    判断された場合は、前記第1の着信を報知するための呼
    び出しを行わないことを特徴とする電話装置。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の電話装置において、 前記制御部は、前記第1の着信の際、前記発信側電話装
    置との間で前記IPネットワークを用いた通話が可能と
    判断された後、必要に応じて前記IPネットワークとの
    接続を行うことを特徴とする電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012253658A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Denso Corp 近距離無線通信装置

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