JP2003046315A - アンテナモジュールとこれを用いた携帯機器 - Google Patents

アンテナモジュールとこれを用いた携帯機器

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JP2003046315A JP2001236031A JP2001236031A JP2003046315A JP 2003046315 A JP2003046315 A JP 2003046315A JP 2001236031 A JP2001236031 A JP 2001236031A JP 2001236031 A JP2001236031 A JP 2001236031A JP 2003046315 A JP2003046315 A JP 2003046315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配置を考慮することなく充分なアンテナ性能
を得る。 【解決手段】 アンテナコア12と、このアンテナコア
12に巻かれた導体11と、回路基板30に装着される
とともに導体11の両端と並列接続されたバリキャップ
ダイオード13と、前記並列接続された並列接続体14
の一方の端子が接続されたグランド端子17と、並列接
続体14の他方の端子が接続された出力端子24とを備
え、アンテナコア12の上面に回路基板30が当接され
て一体的に形成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナモジュ
ールとこれを用いた携帯機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯機器等に使用されるアンテナ
は、図14に示すようなものであった。即ち、アンテナ
1から入力された信号は携帯機器2内に取り込まれる。
この携帯機器2内に装着されたプリント基板上にはコイ
ル3やバリキャップダイオード4が載置され、アンテナ
同調回路が構成されていた。そして、その出力は出力端
子5から出力され、本体部の同調回路に供給されてい
た。
【0003】なお、このように同調アンテナを用いる理
由は、小型化を図るとともに感度を高めることが目的で
あり、近年特に携帯機器等においては広く使用されるよ
うになってきた(これに類する技術として、例えば特開
平10−209897号公報がある。)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、同調アンテナとして充分な性能を出
すために、コイル3とバリキャップダイオード4の配置
には充分に経験を積んだ高周波技術者による実装技術が
必要であった。即ち、限られたスペース内での部品配置
の適正化を考慮しつつ、充分なアンテナ性能を引き出す
には高度の実装技術が必要であった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、部品の配置を考慮することなく充分なアンテナ性
能を得ることができるアンテナモジュールを提供するこ
とを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のアンテナモジュールは、比誘電率が1を超え
る材料で形成されたアンテナコアと、このアンテナコア
に巻かれた導体と、回路基板に装着されるとともに前記
導体の両端と並列接続された可変容量コンデンサと、前
記並列接続された並列接続体の一方の端子が接続された
グランド端子と、前記並列接続体の他方の端子が接続さ
れた出力端子とを備え、前記アンテナコアの上面に前記
回路基板が当接されて一体的に形成されたものである。
【0007】これにより、配置を考慮することなく充分
なアンテナ性能を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、比誘電率が1を超える材料で形成されたアンテナコ
アと、このアンテナコアに巻かれた導体と、回路基板に
装着されるとともに前記導体の両端と並列接続された可
変容量コンデンサと、前記並列接続された並列接続体の
一方の端子が接続されたグランド端子と、前記並列接続
体の他方の端子が接続された出力端子とを備え、前記ア
ンテナコアの上面に前記回路基板が当接されて一体的に
形成されたアンテナモジュールであり、アンテナコア
と、このアンテナコアに巻かれた導体とで形成されるア
ンテナ本体と、このアンテナ本体に接続される電子部品
が一体となってモジュール化されているので、各部品配
置の適正化を考慮することなく充分なアンテナ性能を引
き出すことができる。
【0009】また、モジュール化しているので、小型化
が実現できるとともに扱いも容易となる。
【0010】更に、導体は比誘電率が1を超えたアンテ
ナコアに巻かれているので、振動等に対して安定すると
ともに小型化が実現できる。
【0011】請求項2に記載の発明の導体は、アンテナ
コアに奇数層巻かれるとともに、グランド端子と出力端
子とは、回路基板の一方の端と他方の端の近傍に夫々設
けられた請求項1に記載のアンテナモジュールであり、
グランド端子と出力端子とは回路基板の夫々の端に設け
ているので、導体の夫々の両端からの距離を短くするこ
とができ、損失を少なくすることができるので性能が向
上する。
【0012】請求項3に記載の発明の導体は、パターン
とスルーホールで形成された請求項1に記載のアンテナ
モジュールであり、エッチング技術で形成されるので、
低価格になるとともに量産化が容易となる。また、薄型
化を図ることもできる。
【0013】請求項4に記載の発明は、導体を形成する
パターンとスルーホールの幅は略等しくした請求項3に
記載のアンテナモジュールであり、幅が略等しくなって
いるので、パターンとスルーホールとの連結部における
損失が少なくなる。
【0014】請求項5に記載の発明のアンテナコアと回
路基板は、同一回路が複数個配置されたワークシート状
の基板を切断して形成される請求項3に記載のアンテナ
モジュールであり、ワークシート状の基板を切断して形
成するので、量産効率が向上する。
【0015】請求項6に記載の発明は、スルーホールの
端面とアンテナコアの切断面との間にはスルーホールの
除去部が設けられた請求項5に記載のアンテナモジュー
ルであり、除去部を有しているので、アンテナコアの切
断時にスルーホールが切断されることはない。従って、
切断によるバリが生ずることはない。また、スルーホー
ルは外部に向かって凹形状となっており、アンテナコア
の管理時において、スルーホールが汚れにくい。
【0016】請求項7に記載の発明の除去部は、ワーク
シート状の基板上にマスクを載置し、このマスク上から
露光することにより形成される請求項6に記載のアンテ
ナモジュールであり、除去部はエッチング技術で形成さ
れるので、容易に除去部を形成することができ、生産効
率が向上することができる。
【0017】請求項8に記載の発明の導体は、線材で形
成された請求項1に記載のアンテナモジュールであり、
線材を用いることにより、Qが大きくなり出力レベルが
大きくなる。また、階層巻が簡単にできるので、小型化
を図ることができる。
【0018】請求項9に記載の発明は、アンテナコアの
大きさと回路基板の大きさとは略等しくした請求項1に
記載のアンテナモジュールであり、自動機での親プリン
ト基板への実装が容易になる。また、部品管理にも優れ
た外形となる。
【0019】請求項10に記載の発明は、並列接続体の
他方の端子と出力端子との間にインピーダンス整合回路
が挿入された請求項1に記載のアンテナモジュールであ
り、効率良く受信電力を供給することができる。
【0020】請求項11に記載の発明は、並列接続体の
一方の端子はコンデンサを介してグランドに接続される
とともにインピーダンス素子を介して同調電圧供給端子
に接続し、インピーダンス整合回路は前記並列回路の他
方の端子からインダクタンス素子を介してグランドに接
続されるとともにコンデンサを介して出力端子に接続し
た請求項10に記載のアンテナモジュールであり、イン
ダクタンス素子は、インピーダンス整合回路の一部とし
て用いられるとともに、同調電圧供給端子に加えられる
電圧のグランドへの接地素子として共用される。従っ
て、部品点数が少なくなり小型化と低価格化に寄与す
る。
【0021】請求項12に記載の発明は、インピーダン
ス素子の一端は、可変容量コンデンサのカソード端子の
近傍に装着された請求項11に記載のアンテナモジュー
ルであり、可変容量コンデンサとインピーダンス素子と
の間のインダクタンスの変動が少なくなり、共振特性が
安定する。
【0022】請求項13に記載の発明は、少なくともイ
ンピーダンス素子はリフロー半田付けされた請求項12
に記載のアンテナモジュールであり、リフロー時に溶融
された半田によるセルフアライメント効果でインピーダ
ンス素子の装着位置が一定となるので、可変容量コンデ
ンサとインピーダンス素子との間のインダクタンスの変
動が少なくなり、同調特性が安定する。
【0023】請求項14に記載の発明は、インダクタン
ス素子は回路基板上にパターンで形成された請求項11
に記載のアンテナモジュールであり、インダクタンス素
子を特別に設ける必要はなく、回路基板のエッチング時
に他の配線と同時に作成することができるので、薄型化
と低価格化に寄与する。
【0024】請求項15に記載の発明は、アンテナコア
の比誘電率は略10とした請求項1に記載のアンテナモ
ジュールであり、小型で高感度のアンテナモジュールが
実現できる。
【0025】請求項16に記載の発明は、アンテナコア
はガラスエポキシ樹脂で形成された請求項1に記載のア
ンテナモジュールであり、アンテナコアはガラスエポキ
シ樹脂で形成されているので、低価格のアンテナモジュ
ールを提供することができる。
【0026】請求項17に記載の発明は、並列接続体の
他方の端子と出力端子との間に増幅器が挿入された請求
項1に記載のアンテナモジュールであり、アンテナの近
傍に増幅器を設けるので、出力が大きくなるとともに外
部からの雑音の侵入も少なくなる。即ち、S/Nが向上
する。
【0027】請求項18に記載の発明は、アンテナコア
断面の縦寸法と横寸法とを略等しくした請求項1に記載
のアンテナモジュールであり、電界・磁界が共に均一に
分布するので、損失が少なくなり、アンテナ感度が向上
する。
【0028】請求項19に記載の発明は、回路基板上に
設けられた出力端子とグランド端子とはアンテナコアに
設けられたスルーホールを介して前記アンテナコアの下
面に導出した請求項1に記載のアンテナモジュールであ
り、親プリント基板に装着したとき、アンテナモジュー
ルの下面にグランド端子と出力端子がくるので、実装が
容易となる。また、グランド端子と出力端子とはアンテ
ナコアの両端にあるので、装着したとき、別に装着治具
を用いなくとも安定した装着強度が得られる。更に、面
実装が可能となる。
【0029】請求項20に記載の発明の可変容量コンデ
ンサは、2個のバリキャップコンデンサのカソード同士
を接続した直列接続体で形成されるとともに、この直列
接続体の両端のアノードをアンテナコアに巻かれた導体
の両端に接続し、前記カソード同士の接続点からインピ
ーダンス素子を介して同調電圧供給端子に接続された請
求項1に記載のアンテナモジュールであり、可変容量コ
ンデンサは、2個のバリキャップコンデンサが直列に接
続されているので、容量変化範囲が広くなる。従って、
同調周波数範囲を広くすることができる。
【0030】請求項21に記載の発明は、請求項1に記
載のアンテナモジュールが筐体内に設けられた携帯機器
であり、アンテナが携帯機器から突出しないので、使用
時の操作が容易となる。また、デザイン上も良好であ
る。
【0031】請求項22に記載の発明は、請求項1に記
載のアンテナモジュールの出力をチューナ回路に接続す
るとともに、このチューナ回路の出力からフィードバッ
ク信号を生成し、このフィードバック信号に基づいて前
記アンテナモジュールの可変容量コンデンサの静電容量
を微小量変化させる携帯機器であり、チューナ回路の出
力信号をフィードバックして、可変容量コンデンサの静
電容量を微小量調整させるので、希望チャンネル付近で
の最良の共振状態を得ることができる。従って、たとえ
希望チャンネル付近に妨害周波数が存在していても、こ
の妨害周波数を避けることができる。
【0032】また、フィードバックしているので、たと
えアンテナに手などを触れて共振条件を変化させても、
手を触れた状態における最良の状態に同調することがで
きる。
【0033】請求項23に記載の発明は、チューナ回路
の出力にAGC回路を接続し、このAGC回路の出力に
基づいて同調電圧供給端子へ供給する電圧を微小量変化
させる請求項22に記載の携帯機器であり、希望チャン
ネルの同調電圧以外に受信ゲインの高い状態があれば、
このゲインの高くなる受信状態を得ることが可能とな
る。
【0034】請求項24に記載の発明は、チューナ回路
の出力にS/N検出回路を接続し、このS/N検出回路
の出力に基づいて同調電圧供給端子へ供給する電圧を微
小量変化させる請求項22に記載の携帯機器であり、希
望チャンネルと重なってノイズがあったり、希望チャン
ネルの同調電圧以外に受信ゲインの高い状態が存在する
こともあり、これらの条件を考慮して制御することがで
きるので、ノイズが無くエラーレートの良い受信状態を
得ることが可能となる。
【0035】請求項25に記載の発明は、チューナ回路
の出力にディジタル復調回路と、このディジタル復調回
路の出力にエラー検出回路を接続し、このエラー検出回
路の出力に基づいて同調電圧供給端子へ供給する電圧を
微小量変化させる請求項22に記載の携帯機器であり、
希望チャンネルの同調電圧近傍に妨害信号が存在してい
ても、この妨害信号を避けることができる。従って、エ
ラーレートの良好な周波数を選ぶことができる。
【0036】請求項26に記載の発明は、チューナ回路
の出力にAGC回路と、S/N検出回路を接続し、同調
電圧と、前記AGC回路の出力と、前記S/N検出回路
の出力は重み付け回路を介して同調電圧供給端子へ供給
される請求項22に記載の携帯機器であり、希望チャン
ネルの同調電圧以外に受信ゲインの高いところを探すこ
とができるとともに、たとえ希望チャンネルの同調電圧
近傍に妨害信号が存在していても、この妨害信号を避け
ることができ、受信状態の良好な周波数を選ぶことがで
きる。
【0037】請求項27に記載の発明は、チューナ回路
の出力にAGC回路を接続するとともに、ディジタル復
調回路を介してエラー検出回路を接続し、同調電圧と、
前記AGC回路の出力と、前記エラー検出回路の出力は
重み付け回路を介して同調電圧供給端子へ供給される請
求項22に記載の携帯機器であり、希望チャンネルの同
調電圧以外に受信ゲインの高いところを探すことができ
るとともに、希望チャンネルの同調電圧近傍に妨害信号
が存在していても、この妨害信号を避けることができ、
エラーレートの良好な周波数を選ぶことができる。
【0038】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0039】(実施の形態1)図2は実施の形態1にお
けるアンテナモジュールの回路図である。図2におい
て、11はアンテナコア12に巻かれた導体であり、バ
リキャップダイオード(可変容量コンデンサの一例とし
て用いた)13と並列に接続されて並列接続体14を形
成している。
【0040】そして、この並列接続体14の一方の端子
15は、固定コンデンサ16を介してグランド端子17
を接続されるとともに、固定抵抗(インピーダンス素子
の一例として用いた)18を介して同調電圧供給端子1
9に接続されている。
【0041】また、並列接続体14の他の端子20はパ
ターンで形成されたインピーダンス素子21を介してグ
ランド端子17に接続されるとともに、固定コンデンサ
22とトランジスタで形成された増幅器23を介して出
力端子24に接続されている。
【0042】本実施の形態におけるアンテナモジュール
はUHF帯受信用であり、固定コンデンサ16は3PF
のチップコンデンサ、固定コンデンサ22は2PFのチ
ップコンデンサ、固定抵抗18は100キロオームのチ
ップ抵抗を用いた。また、インピーダンス素子21と固
定コンデンサ22とでインピーダンス整合回路25を形
成している。このインピーダンス整合回路25は、並列
接続体14とのインピーダンスの整合を行い、接続によ
る損失を少なくするために挿入されたものである。
【0043】なお、増幅器23を接続することなく、固
定コンデンサ22の出力を直接出力端子24に接続して
も良い。しかしながら、増幅器23を用いることによ
り、S/Nを向上させることができるとともに大信号を
出力することができる。
【0044】図3は、アンテナモジュール32の分解斜
視図である。アンテナコア12は比誘電率が10であっ
て、長さ41は4cm、その断面の縦42は3mm、横
43は4mmのものを用いている。そして、その表面に
パターン26とスルーホール27とで導体11を形成し
ている。この導体11は、アンテナコア12にらせん状
に一層巻されている。従ってその両端は必ずアンテナコ
ア一方端と他方端となる。従って、バリキャップダイオ
ード13との接続線路が交叉することはなく、短く接続
することができる。
【0045】なお、図4に示すように、スルーホール2
7の端面27aとアンテナコア12の切断面12aの間
には絶縁材で形成されたスルーホール27の除去部28
を設けておくことが重要である。これは、アンテナ本体
29(アンテナコア12にパターン26とスルーホール
27で形成された導体11が巻かれたもの)がワークシ
ートで形成された複数個取りの基板から一個ずつ切断す
る場合において、バリを生じさせないための配慮であ
る。また、パターン26とスルーホール27の幅を略等
しくして、接続点における損失を少なくしておくことも
重要である。このようにアンテナ本体29をエッチング
技術で製作することができるので、量産に適したものと
いえる。
【0046】また、図3に示す30は、ガラスエポキシ
樹脂で形成された回路基板であり、アンテナコア12の
上面と同じ寸法にしている。このことにより、部品管理
が容易となるとともに自動装着も可能となる。この回路
基板30上には、バリキャップダイオード13と、固定
コンデンサ16と、固定抵抗18と、パターンで形成さ
れたインピーダンス素子21と、インピーダンス整合回
路25が装着されている。なお、ここで、固定抵抗18
はバリキャップダイオード13のカソード近傍に配置す
ることが重要である。これは、固定抵抗18の半田付け
等により回路基板30上でのパターンによるインダクタ
ンスの変動を少なくして同調特性を安定化させるためで
ある。
【0047】そして、これらの部品は全てリフロー半田
で半田付けされる。リフロー半田付けされることによ
り、セルフアライメント効果により全ての部品は所定の
位置に装着されるので、パターン長等によるインダクタ
ンスの変化は少なくなり安定した性能が得られる。特に
固定抵抗18の装着においては、その効果が顕著に現わ
れる。
【0048】なお、上記部品で全ての部品を回路基板3
0内に装着する必要は必ずしもなく、バリキャップダイ
オード13と固定抵抗18以外の部品は回路基板30以
外に設けることもできる。
【0049】図1は、アンテナ本体29に部品が実装さ
れた回路基板30が装着されて完成されたアンテナモジ
ュール32である。図1において、17はグランド端子
であり24は出力端子である。そして、これらの端子は
回路基板30の一方の端の近傍と他方の端の近傍に設け
られている。19は同調電圧供給端子である。そして、
これらの端子は、アンテナコア12に形成されたスルー
ホールを介してアンテナコア12の下面に導出されてい
る。
【0050】このように、外部に接続される端子は全て
アンテナコア12の下面に導出されているので、全ての
配線は下面で行うことができる。従って、面実装部品と
して用いることができる。また、このアンテナモジュー
ル32においては、グランド端子17と出力端子24と
がアンテナモジュール32の両端に設けられることにな
るので、これらの端子のみでバランス良く、且つ、強固
に外部のプリント基板に固着させることができる。従っ
て、特別のアンテナモジュール32の部品装着治具を用
いる必要がない。なお、図1は全ての部品が回路基板3
0に装着されたものではなく一部省略したものである。
【0051】図5は、利得特性図であり、同調電圧供給
端子19に加える電圧と、出力端子24から出力される
信号出力との関係を示している。横軸31は周波数であ
り、縦軸32は出力端子24から出力される信号出力の
利得である。33は、同調電圧供給端子19に0.5ボ
ルトを加えたときの利得特性曲線であり、そのピーク周
波数33aは略500MHzである。また、34は、同
調電圧供給端子19に2.5ボルトを加えたときの利得
特性曲線であり、そのピーク周波数34aは略650M
Hzである。
【0052】このように、同調電圧供給端子19に加え
る電圧により、希望する信号の近くに同調することがで
きるので、高出力のアンテナモジュール32を得ること
ができる。
【0053】(実施の形態2)実施の形態2において
は、アンテナコア12に巻かれる導体11に線材を用い
たものである。このように線材を用いることにより、Q
を大きくすることができる。この線材には、ポリウレタ
ン銅線、錫メッキ線、半田メッキ線、アルミ線等を使用
することができる。
【0054】なお、絶縁物で被覆された線材を使用すれ
ば奇数階の階層巻が可能である。奇数階とすることによ
り、線材の両端がアンテナコアの一端と他端に設けるこ
とができる。
【0055】また、奇数階の階層巻をすることにより、
アンテナコア12の長さ方向の寸法を小さくすることが
でき、小型化に寄与することができる。
【0056】更に、多数回巻くことができるので、例え
ば比誘電率が4程度のガラスエポキシ樹脂を用いること
ができ、低価格化に寄与することができる。
【0057】(実施の形態3)実施の形態3は、図6に
示すように2個のバリキャップダイオード35,36の
カソード側を接続したものである。即ち、図2における
バリキャップダイオード13の代わりにバリキャップダ
イオード35,36をバックツーバックで接続し、その
接続点37から固定抵抗18を介して同調電圧供給端子
19に接続したものである。
【0058】このように、バリキャップダイオード3
5,36を用いることにより、同調周波数の変化幅を大
きくすることができる。なお、実施の形態3では、増幅
器23を外した回路としている。その他については実施
の形態1と同様である。
【0059】(実施の形態4)実施の形態4において
は、アンテナコア12や回路基板30の側面に形成され
るスルーホールの製造方法について説明する。図7にお
いて、111はワークシート状のプリント基板であり、
このプリント基板111には複数個の子基板112が連
結部113で連結している。この子基板112の夫々が
アンテナコア12や回路基板30に該当する。
【0060】次に、図8に示すように、この子基板11
2の隣接する側面114にスルーホール115が設けら
れている。116は、連結部113で切断した切断部で
ある。ここで重要なことは、切断部116の幅より、銅
メッキの除去部(図4における除去部28に該当する)
117を広くすることである。このことにより、切断部
116での切断時にスルーホール115にバリを生じさ
せなくすることができる。
【0061】次に、スルーホール115の製造方法を図
9を用いて説明する。図9は、ポジ型感光性レジストを
用いた場合におけるプリント基板の製造工程図である。
図9において、先ず工程125で、プリント基板111
の隣接する子基板112同士の連結部113のスルーホ
ール形成部にドリルで孔をあける。次に、工程126で
この孔に銅メッキをする。次に、工程127でこの孔に
レジストを塗布する。次に工程128でこの塗布された
レジストを硬化させる。
【0062】次に、工程129で図10に示すマスク1
33を当てて露光する。133aはマスク133に設け
られた凹部であり、この凹部133aを隣接する子基板
112同士の境界に形成されたスルーホール上に置く。
113は、隣接する子基板112同士の連結部である。
このことにより、凹部133aの部分だけ露光されてレ
ジストが分解される。次に、工程130で分解されたレ
ジストを取り除く。次に工程131で銅メッキのエッチ
ングを行って、工程130でレジストが取り除かれた部
分の銅メッキを除去する。そして、保管132する。
【0063】以上のようにして、ワークシート状のプリ
ント基板111の各子基板112の側面に除去部117
を有するスルーホール115が形成される。
【0064】(実施の形態5)実施の形態5は、本発明
のアンテナモジュール32をフィードバック制御により
最適の受信状態を得る携帯機器の例である。なお、アン
テナモジュール32は携帯機器の内部に装着してあるの
で、アンテナを動かして、最大感度を探る必要はなく
(略無指向性である)、操作が簡単である。また、外部
にアンテナが露出することはなく、デザイン的にも優れ
たものである。
【0065】図11において、32はアンテナモジュー
ルであり、このアンテナモジュール32の出力端子24
は、チューナ回路159の入力に接続されている。この
チューナ回路159では入力された高周波信号が選局さ
れるとともに検波され、この検波出力は出力端子160
から出力される。
【0066】また、チューナ回路159から出力される
選局のための同調電圧161と、チューナ回路159の
出力からAGC回路162を介して出力されるAGC電
圧163と、チューナ回路159の出力からS/N検出
回路164を介して出力されるS/N信号電圧165は
重み付け回路166で重み付けされる。そして、その出
力はアンテナモジュール32の同調電圧供給端子19に
供給される。
【0067】このように本実施の形態におけるフィード
バック制御される携帯機器では、同調電圧161の他
に、AGC電圧163を加えているので、選局のための
同調電圧161以外にもレベルの高い点に同調すること
ができる。
【0068】更に、S/N信号電圧165も加えている
ので、選局のための同調電圧161以外にもノイズレベ
ルの低い点があれば、このノイズレベルの低い点に同調
することができる。このようにフィードバック信号を同
調電圧161に重み付けして加えることにより、最良の
同調点を選ぶことができる。
【0069】即ち、図12に示すように、出力端子16
0からは同調電圧161のみによる利得特性168では
なく、AGC電圧163やS/N信号電圧165で補正
されて、利得が高く且つノイズの少ない希望する利得特
性169を得ることができる。即ち、同調周波数144
aからフィードバックにより同調周波数を144bにす
ることにより、利得感度も145bから145cへと高
くなる。なお、図12において、横軸144は周波数
(MHz)であり、縦軸145は利得(dB)である。
145aは基準値を示している。
【0070】図13は、ディジタル信号を受信する他の
携帯機器に接続されたアンテナモジュール32の例であ
り、チューナ回路159の出力と出力端子160との間
にディジタル復調回路170を設け、このディジタル復
調回路170の出力からエラー検出回路171を介して
重み付け回路172に入力している。なお、この重み付
け回路172は、エラー検出回路171の出力が入力さ
れている以外は図11で示した重み付け回路166と同
様である。
【0071】このようにディジタル復調回路170とエ
ラー検出回路171を用いて、その信号をフィードバッ
クすることにより、エラーの最も少ない点で同調するこ
とができる。即ち、図12に示すような制御が行われ
る。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、比誘電率
が1を超える材料で形成されたアンテナコアと、このア
ンテナコアに巻かれた導体と、回路基板に装着されると
ともに前記導体の両端と並列接続された可変容量コンデ
ンサと、前記並列接続された並列接続体の一方の端子が
接続されたグランド端子と、前記並列接続体の他方の端
子が接続された出力端子とを備え、前記アンテナコアの
上面に前記回路基板が当接されて一体的に形成されたも
のであり、アンテナコアと、このアンテナコアに巻かれ
た導体とで形成されるアンテナ本体と、このアンテナ本
体に接続される電子部品が一体となってモジュール化さ
れているので、各部品配置の適正化を考慮することなく
充分なアンテナ性能を引き出すことができる。
【0073】また、モジュール化しているので、小型化
が実現できるとともに扱いも容易となる。
【0074】更に、導体は比誘電率が1を超えたアンテ
ナコアに巻かれているので、振動等に対して安定すると
ともに小型化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるアンテナモジュ
ールの斜視図
【図2】同、回路図
【図3】同、分解斜視図
【図4】同、要部拡大斜視図
【図5】同、利得特性図
【図6】本発明の実施の形態3におけるアンテナモジュ
ールの回路図
【図7】本発明の実施の形態4におけるアンテナモジュ
ールを形成するプリント基板のワークシートの平面図
【図8】同、要部平面図
【図9】同、スルーホールの製造工程図
【図10】同、マスクとその近傍の平面図
【図11】本発明の実施の形態5におけるアンテナモジ
ュールを用いた携帯機器の回路図
【図12】同、利得特性図
【図13】同、他の例による携帯機器の回路図
【図14】従来の同調アンテナの回路図
【符号の説明】
11 導体 12 アンテナコア 13 バリキャップダイオード 14 並列接続体 17 グランド端子 24 出力端子 26 パターン 27 スルーホール 30 回路基板 32 アンテナモジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紙元 竜一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 日比野 靖宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5J046 AA04 AA07 AA09 AB12 PA06 5J047 AA04 AA07 AA09 AB12 FD01 5K062 AA01 AB10 AC01 AC03 AC07 AD08 AE02 BB04 BB10 BB15 BE07 BF07

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比誘電率が1を超える材料で形成された
    アンテナコアと、このアンテナコアに巻かれた導体と、
    回路基板に装着されるとともに前記導体の両端と並列接
    続された可変容量コンデンサと、前記並列接続された並
    列接続体の一方の端子が接続されたグランド端子と、前
    記並列接続体の他方の端子が接続された出力端子とを備
    え、前記アンテナコアの上面に前記回路基板が当接され
    て一体的に形成されたアンテナモジュール。
  2. 【請求項2】 導体は、アンテナコアに奇数層巻かれる
    とともに、グランド端子と出力端子とは、回路基板の一
    方の端と他方の端の近傍に夫々設けられた請求項1に記
    載のアンテナモジュール。
  3. 【請求項3】 導体はパターンとスルーホールで形成さ
    れた請求項1に記載のアンテナモジュール。
  4. 【請求項4】 導体を形成するパターンとスルーホール
    の幅は略等しくした請求項3に記載のアンテナモジュー
    ル。
  5. 【請求項5】 アンテナコアと回路基板は、同一回路が
    複数個配置されたワークシート状の基板を切断して形成
    される請求項3に記載のアンテナモジュール。
  6. 【請求項6】 スルーホールの端面とアンテナコアの切
    断面との間にはスルーホールの除去部が設けられた請求
    項5に記載のアンテナモジュール。
  7. 【請求項7】 除去部は、ワークシート状の基板上にマ
    スクを載置し、このマスク上から露光することにより形
    成される請求項6に記載のアンテナモジュール。
  8. 【請求項8】 導体は線材で形成された請求項1に記載
    のアンテナモジュール。
  9. 【請求項9】 アンテナコアの大きさと回路基板の大き
    さとは略等しくした請求項1に記載のアンテナモジュー
    ル。
  10. 【請求項10】 並列接続体の他方の端子と出力端子と
    の間にインピーダンス整合回路が挿入された請求項1に
    記載のアンテナモジュール。
  11. 【請求項11】 並列接続体の一方の端子はコンデンサ
    を介してグランドに接続されるとともにインピーダンス
    素子を介して同調電圧供給端子に接続し、インピーダン
    ス整合回路は前記並列回路の他方の端子からインダクタ
    ンス素子を介してグランドに接続されるとともにコンデ
    ンサを介して出力端子に接続した請求項10に記載のア
    ンテナモジュール。
  12. 【請求項12】 インピーダンス素子の一端は、可変容
    量コンデンサのカソード端子の近傍に装着された請求項
    11に記載のアンテナモジュール。
  13. 【請求項13】 少なくともインピーダンス素子はリフ
    ロー半田付けされた請求項12に記載のアンテナモジュ
    ール。
  14. 【請求項14】 インダクタンス素子は回路基板上にパ
    ターンで形成された請求項11に記載のアンテナモジュ
    ール。
  15. 【請求項15】 アンテナコアの比誘電率は略10とし
    た請求項1に記載のアンテナモジュール。
  16. 【請求項16】 アンテナコアはガラスエポキシ樹脂で
    形成された請求項1に記載のアンテナモジュール。
  17. 【請求項17】 並列接続体の他方の端子と出力端子と
    の間に増幅器が挿入された請求項1に記載のアンテナモ
    ジュール。
  18. 【請求項18】 アンテナコア断面の縦寸法と横寸法と
    を略等しくした請求項1に記載のアンテナモジュール。
  19. 【請求項19】 回路基板上に設けられた出力端子とグ
    ランド端子とはアンテナコアに設けられたスルーホール
    を介して前記アンテナコアの下面に導出した請求項1に
    記載のアンテナモジュール。
  20. 【請求項20】 可変容量コンデンサは、2個のバリキ
    ャップコンデンサのカソード同士を接続した直列接続体
    で形成されるとともに、この直列接続体の両端のアノー
    ドをアンテナコアに巻かれた導体の両端に接続し、前記
    カソード同士の接続点からインピーダンス素子を介して
    同調電圧供給端子に接続された請求項1に記載のアンテ
    ナモジュール。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載のアンテナモジュール
    が筐体内に設けられた携帯機器。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載のアンテナモジュール
    の出力をチューナ回路に接続するとともに、このチュー
    ナ回路の出力からフィードバック信号を生成し、このフ
    ィードバック信号に基づいて前記アンテナモジュールの
    可変容量コンデンサの静電容量を微小量変化させる携帯
    機器。
  23. 【請求項23】 チューナ回路の出力にAGC回路を接
    続し、このAGC回路の出力に基づいて同調電圧供給端
    子へ供給する電圧を微小量変化させる請求項22に記載
    の携帯機器。
  24. 【請求項24】 チューナ回路の出力にS/N検出回路
    を接続し、このS/N検出回路の出力に基づいて同調電
    圧供給端子へ供給する電圧を微小量変化させる請求項2
    2に記載の携帯機器。
  25. 【請求項25】 チューナ回路の出力にディジタル復調
    回路と、このディジタル復調回路の出力にエラー検出回
    路を接続し、このエラー検出回路の出力に基づいて同調
    電圧供給端子へ供給する電圧を微小量変化させる請求項
    22に記載の携帯機器。
  26. 【請求項26】 チューナ回路の出力にAGC回路と、
    S/N検出回路を接続し、同調電圧と、前記AGC回路
    の出力と、前記S/N検出回路の出力は重み付け回路を
    介して同調電圧供給端子へ供給される請求項22に記載
    の携帯機器。
  27. 【請求項27】 チューナ回路の出力にAGC回路を接
    続するとともに、ディジタル復調回路を介してエラー検
    出回路を接続し、同調電圧と、前記AGC回路の出力
    と、前記エラー検出回路の出力は重み付け回路を介して
    同調電圧供給端子へ供給される請求項22に記載の携帯
    機器。
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