JP2003045965A - 半導体装置及び製造方法 - Google Patents

半導体装置及び製造方法

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JP2003045965A JP2001230896A JP2001230896A JP2003045965A JP 2003045965 A JP2003045965 A JP 2003045965A JP 2001230896 A JP2001230896 A JP 2001230896A JP 2001230896 A JP2001230896 A JP 2001230896A JP 2003045965 A JP2003045965 A JP 2003045965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化合物半導体基板に形成された接続孔近傍で
当該基板に生じがちな基板破壊及び断線等を防止し、製
造歩留まりに優れた極めて信頼性の高い半導体装置を実
現する。 【解決手段】 GaAs等からなる化合物半導体基板1
の表面にメッキ法により形成されたAu膜をパターニン
グしてなるAu電極2が形成され、半導体基板1の裏面
からAu電極2の表面の一部を露出させるように形成さ
れたビアホール3内を含む裏面領域に配線4が形成され
ている。この配線4は、メッキ法により形成されるAu
配線であって、低硬度の第1の配線層11及び高硬度の
第2の配線層12の2層構造に形成されてなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Ga−As基板等
の化合物半導体基板を用いた半導体装置及び半導体装置
の製造方法に関し、特に、基板にビアホールを有し、金
属層間接続がなされてなる半導体装置を対象とする。
【0002】
【従来の技術】従来、化合物半導体基板を用いた半導体
装置(以下、単に化合物半導体装置と記す。)では、化
合物半導体基板に裏面に配線を形成し、接続孔(ビアホ
ール)を介して基板表面に形成された電極と接続する手
法が採られている。
【0003】図11は、化合物半導体基板にビアホール
を有する構造の半導体装置の一例を示す概略断面図であ
る。この化合物半導体装置は、その配線部位が、Ga−
As基板等の化合物半導体基板101の表面にAu電極
102がパターン形成されており、基板101の裏面に
形成された配線103と電極102がビアホール104
内で接続されている。この配線103は、NiCr層1
11及びAu層112が蒸着法により堆積され、これら
蒸着層を給電メタルとしてAuメッキ層113が形成さ
れて構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、化合物
半導体装置に上記の配線構造を形成した場合、配線10
3を構成する金属膜の破断、Au電極102の陥没及び
半導体基板101の破壊等の障害が発生するという深刻
な問題がある。
【0005】図12は、従来の手法により化合物半導体
装置に前記の障害が発生した様子を示す概略断面図であ
る。図12(a)に示すように、ビアホール104はそ
の側壁面がテーパ状に形成されるため、ビアホール10
4の底部近傍の半導体基板101の厚みが数μm程度ま
で薄くなる。この結果、半導体基板101、Au電極1
02及び配線103の応力がAu電極102及びビアホ
ール104に接している基板厚が薄い箇所112に作用
し、図12(b)に示すような基板破壊が生じる。更に
は、この基板破壊により、Au電極102及び配線10
3に断線113が生じる。
【0006】このように従来では、近時における化合物
半導体装置の小型・微細化への要請に応えるために、基
板の裏面を利用してビアコンタクトを図ろうとすれば、
必然的に厚みの薄い部位に応力が集中して基板及びその
近傍構造に損壊を受けるという問題がある。
【0007】そこで本発明は、前記問題に鑑みてなされ
たものであり、化合物半導体基板に形成された接続孔近
傍で当該基板に生じがちな基板破壊及び断線等を防止
し、製造歩留まりに優れた極めて信頼性の高い半導体装
置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討の
結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
【0009】本発明者は、化合物半導体基板に形成され
た接続孔近傍で当該基板に発生する基板破壊や金属膜断
線により、電極陥没によるビジュアル検査不良や配線抵
抗の上昇による特性不良等が引き起こされ、これらが半
導体装置としての歩留り低下の主たる原因となると結論
付けることができた。本発明では、基板破壊及び金属膜
断線を防止すべく、最適な半導体装置構造及びその製造
方法を提案する。
【0010】本発明の半導体装置は、接続孔が形成され
た化合物半導体基板と、前記接続孔内で積層構造として
形成されてなる配線と、前記化合物半導体基板上に形成
され、前記配線と電気的に接続されてなる電極とを備え
ており、前記配線の前記積層構造は、第1の配線層と、
前記第1の配線層よりも硬度の高い第2の配線層とを含
むことを特徴とする。
【0011】本発明の半導体装置の一態様では、前記接
続孔は、前記化合物半導体基板の裏面に形成されてお
り、前記配線は、前記接続孔内で前記第1の配線層と前
記第2の配線層とが積層され、前記積層構造を構成して
なるものである。
【0012】本発明の半導体装置の一態様では、前記接
続孔は、前記化合物半導体基板の表面に形成された第1
の孔と、前記化合物半導体基板の裏面に形成された第2
の孔とが連通するように形成されたものであり、前記第
1の孔及び前記第2の孔のいずれか一方内に前記第1の
配線層が形成され、他方内に前記第2の配線層が形成さ
れている。
【0013】本発明の半導体装置の一態様では、前記第
1の配線層及び前記第2の配線層は、共にメッキ法によ
り形成された金属膜である。
【0014】本発明の半導体装置の一態様では、前記第
1の配線層と前記第2の配線層は、相異なる成長法によ
り形成されたものである。
【0015】本発明の半導体装置の一態様では、前記第
1の配線層及び前記第2の配線層は、同一の金属材料か
らなるものである。
【0016】本発明の半導体装置の一態様では、前記第
1の配線層と前記第2の配線層は、相異なる金属材料か
らなるものである。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法は、化合物
半導体基板に接続孔を形成する工程と、前記接続孔内を
含む領域に第1の配線層を形成する工程と、前記第1の
配線層の表面に当該第1の配線層よりも硬度の高い第2
の配線層を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記接続孔を、前記化合物半導体基板の裏面に形成
し、前記配線を、前記接続孔内で前記第1の配線層と前
記第2の配線層とが積層されるように形成する。
【0019】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記接続孔を、前記化合物半導体基板の表面に第1
の孔を、前記化合物半導体基板の裏面に第2の孔をそれ
ぞれ形成して、前記第1の孔と前記第2の孔とが連通し
てなるように形成し、前記第1の孔及び前記第2の孔の
いずれか一方内に前記第1の配線層を形成し、他方内に
前記第2の配線層を形成する。
【0020】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記化合物半導体基板上に、前記第1の配線層及び
前記第2の配線層と電気的に接続されるように、電極を
形成する工程を更に含む。
【0021】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記第1の配線層及び前記第2の配線層を、同一の
金属材料から形成する。
【0022】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記第1の配線層と前記第2の配線層を、相異なる
金属材料から形成する。
【0023】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記第1の配線層及び前記第2の配線層の少なくと
も一方を、メッキ法により形成する。
【0024】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記第1の配線層及び前記第2の配線層を、共にメ
ッキ法により形成する。
【0025】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記メッキ法を実行するに際して、メッキ電流の供
給量を制御することにより、前記第1の配線層及び/又
は前記第2の配線層の硬度を調節する。
【0026】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記メッキ法を実行するに際して、前記第1の配線
層を、前記第2の配線層の形成時よりもメッキ電流を少
なく供給することにより形成する。
【0027】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記メッキ法を実行するに際して、前記第1の配線
層を形成する前に、メッキ電極を形成する工程を更に含
む。
【0028】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記メッキ電極を、200nm以下の所定膜厚に形
成する。
【0029】本発明の半導体装置の製造方法の一態様で
は、前記第1の配線層と前記第2の配線層を、相異なる
成長法により形成する。
【0030】本発明においては、接続孔に対して、第1
の配線層とこれよりも硬度の高い第2の配線層とを順次
積層して配線を構成する。構造的に見れば、低硬度の第
1の配線層を介して半導体基板上に高硬度の第2の配線
層が形成されており、第2の配線層は、半導体基板(及
びその上に形成された電極)に懸かる応力と、第1の配
線層に懸かる応力をそれぞれ緩和する緩衝材として機能
する。更に、第2の配線層はその硬度に比例して緻密に
形成されているため、第2の配線層上に形成するダイス
付け材料の成分が当該第2の配線層中に拡散することが
防止され、第2の配線層はその硬度が保たれる。これに
より、応力集中による基板破壊の発生、及びそれを起因
とする配線の断線や電極陥没の防止が実現する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した諸実施形
態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0032】(第1の実施形態)本実施形態では、半導
体装置として化合物半導体基板を用いたMESFETを
例示する。
【0033】−半導体基板のビアホール内の配線構造− 本実施形態では、MESFETにおける半導体基板のビ
アホール内に形成された配線構造を主要構成として開示
する。そこで先ず、当該配線構造について図1を参照し
て説明する。
【0034】本実施形態における配線構造は、GaAs
等からなる化合物半導体基板1の表面にメッキ法により
形成されたAu膜をパターニングしてなるAu電極2が
形成され、このAu電極2と電気的接続を図るため、半
導体基板1の裏面からAu電極2の表面の一部を露出さ
せるように形成されたビアホール3内を含む裏面領域
に、配線4が形成されてなるものである。
【0035】この配線4は、メッキ法により形成される
Au配線であって、低硬度の第1の配線層11及び高硬
度の第2の配線層12の2層構造を有して構成されてな
るものである。
【0036】具体的には、先ずメッキ電流を供給するた
めの給電メタル(メッキ電極)となるNiCr膜13及
びAu膜14がビアホール3内でAu電極2と接続され
るように順次成膜され、Au膜14上にメッキ法により
低硬度Auメッキ膜及び高硬度Auメッキ膜が順次形成
され、パターニングにより低硬度の配線層11及び高硬
度の配線層12が形成されて、硬度の異なる2層構造を
備えた配線4となる。なお、硬度を変えてメッキ成膜す
るには、供給するメッキ電流量を変えれば良く、低硬度
の配線層11の成膜時にはメッキ電流量を小さく、高硬
度の配線層12の成膜時にはメッキ電流量を大きく設定
すればよい。
【0037】そして、配線層12を覆いビアホール3を
埋め込むように、ロー材として使用されるAuSn層1
5が形成され、このAuSn層15により半導体基板1
がパッケージ10にダイス付けされている。
【0038】本実施形態の配線構造と比較・検討するた
めの比較例を図2に示す。この比較例では、図2(a)
に示すように、ビアホール3内にNiCr膜13及びA
u膜14を形成し、Au膜14上に低硬度のAuメッキ
膜17を形成し、これらから配線16を構成した。
【0039】この比較例では、配線16を低硬度の材質
で形成することにより、配線16自体の有する応力を低
減し、且つ半導体基板1、NiCr膜13、Au膜1
4、及びAu電極2の有する応力を配線16へ緩和さ
せ、基板破壊の防止を試みた。
【0040】しかしながら、配線16の形成後に、本実
施形態と同様にAuSn層15を形成し、パッケージ1
0にダイス付けしたところ、図2(b)に示すように、
AuSn層15のSn成分が配線16内に拡散合金化
(図中、符号18で示す)し、配線16のメッキ硬度が
上昇した。これにより、ビアホール3内の各種金属全体
から強い応力が半導体基板1に加わり、従来と同様に基
板破壊が発生した。
【0041】これに対して、本実施形態の配線構造にお
いては、ビアホール3に対して、第1の配線層11とこ
れよりも硬度の高い第2の配線層12とを順次積層して
配線4を構成する。構造的に見れば、低硬度の第1の配
線層11を介して半導体基板1上に高硬度の第2の配線
層12が形成されており、第2の配線層12は、半導体
基板1及びその上に形成されたAu電極2に懸かる応力
と、第1の配線層11に懸かる応力をそれぞれ緩和する
緩衝材として機能する。更に、第2の配線層12はその
硬度に比例して緻密に形成されているため、第2の配線
層12上に形成するダイス付け材料であるAuSn層1
5のSn成分が当該第2の配線層12中に拡散すること
が防止され、第2の配線層12はその硬度が保たれる。
これにより、応力集中による基板破壊の発生、及びそれ
を起因とする配線4の断線やAu電極2の陥没の防止が
実現する。
【0042】−MESFETの構成及び製造方法− 以下、上述の配線構造を踏まえたMESFETの構成及
び製造方法について説明する。なお便宜上、MESFE
Tの製造工程と共にその構成について述べる。図3〜図
6は、本実施形態のMESFETの製造方法を工程順に
示す概略断面図であり、図4及び図5は特に配線構造の
作製工程を詳細に説明するための概略断面図である。
【0043】先ず、図3(a)に示すように、GaAs
等からなる半絶縁性の化合物半導体基板1を用意し、オ
ーバーハング形状のゲート電極31をパターン形成す
る。
【0044】具体的には、半導体基板1上に例えばAl
合金膜(不図示)をスパッタ法により形成した後、この
Al合金膜上に所定形状のレジストパターン(不図示)
を形成し、これをマスクとしてAl合金膜の上層部位の
みをドライエッチングし、続いて残るAl合金膜の下層
部位をウェットエッチングする。このとき、レジストパ
ターン下では、ドライエッチングにより当該レジストパ
ターンの形状に倣って残った前記上層部位と、ウェット
エッチングにより前記上層部位よりも幅狭に形成された
前記上層部位とからなる、オーバーハング形状のゲート
電極31が形成されることになる。
【0045】続いて、図3(b)に示すように、半導体
基板1のソース/ドレイン形成部位にAuGe膜32,
33をパターン形成した後、ゲート電極31を覆うよう
に半導体基板1上にSiO2からなるゲート絶縁膜34
を形成する。
【0046】続いて、図3(c)に示すように、AuG
e膜32,33上のゲート絶縁膜34を選択的に除去
し、ゲート絶縁膜34上にゲート電極31を埋め込む膜
厚にSiO2からなる層間絶縁膜41を堆積形成する。
そして、AuGe膜32,33の表面の一部及びAu電
極形成部位の一部を露出させるように、層間絶縁膜41
に、ビアホール42,43をそれぞれパターン形成す
る。
【0047】次に、ビアホール42内には、Ni膜35
を介してAu膜36を形成し、これらNi膜35及びA
u膜36をパターニングすることにより、AuGe膜3
2,33と電気的に接続されてなるソース電極37及び
ドレイン電極38を形成する。
【0048】他方、ビアホール43内には、メッキ下地
となるAu膜44を形成した後に、メッキ法によりAu
膜45を成膜し、Au膜44,45をパターニングする
ことにより、Au電極2を形成する。
【0049】続いて、上述の配線構造を形成する。なお
便宜上、図4の各図では、Au膜44,45からなるA
u電極2を一層構造で簡略化して示す。具体的には、先
ず図4(a)に示すように、半導体基板1の表面を覆う
ように保護膜51を塗布形成し、これを硬化させる。硬
化した保護膜51に研削用治具52を設置し、半導体基
板1の裏面の研削を行う。半導体デバイス毎のインピー
ダンスと整合させるため、基板厚が20〜300μm程
度となるまで研削する。
【0050】続いて、図4(b)に示すように、半導体
基板1の裏面に、研削した基板厚に応じた厚膜レジスト
を塗布し、フォトリソグラフィーにより加工してレジス
トパターン53を形成する。そして、レジストパターン
53をマスクとして、Au電極2の表面の一部が露出す
るまで半導体基板1を燐酸系及び沸酸系ウェットエッチ
ング、もしくは塩素系及びフッ素系ドライエッチングを
施し、壁面がテーパ状となるビアホール3を形成する。
【0051】続いて、図4(c)に示すように、ビアホ
ール3の壁面を覆うように半導体基板1の裏面上に給電
メタルとなるNiCr膜13及びAu膜14を形成す
る。
【0052】続いて、半導体基板1を所定のメッキ槽の
Au系メッキ液に浸漬させ、低硬度Auメッキ膜及び高
硬度Auメッキ膜(共に不図示)を順次メッキ成膜し、
これらをパターニングすることにより、図5(a)に示
すような低硬度の第1の配線層11及び高硬度の第2の
配線層12を形成し、2層構造の配線4を作製する。こ
のとき、Auメッキ膜の硬度調節を行う簡便な手法とし
てはメッキ電流量を変えることが好適であり、メッキ電
流量を大きくすれば硬度を高く、小さくすれば硬度を低
く設定することができる。
【0053】続いて、図5(b)に示すように、研削用
治具52を取り外し、硬化した保護膜51の剥離処理を
行いこれを除去する。
【0054】続いて、図5(c)に示すように、半導体
装置1を分割してチップ化し、配線層12を覆いビアホ
ール3を埋め込むように、ロー材として使用されるAu
Sn層15を形成し、このAuSn層15により半導体
基板1をパッケージ10にダイス付けし、図6に示すよ
うなMESFETを完成させる。
【0055】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、化合物半導体基板1に形成されたビアホール3近傍
で当該基板1に生じがちな基板破壊及び断線等を防止
し、製造歩留まりに優れた極めて信頼性の高いMESF
ETが実現する。
【0056】−変形例− ここで、第1の実施形態の変形例について説明する。本
例では、配線構造を形成するに際して、図7に示すよう
に、給電メタルとなるNiCr膜13及びAu膜14を
ビアホール3内及びその近傍のみにパターン形成し、こ
れに倣ってビアホール3内及びその近傍のみに低硬度A
uメッキ膜を成膜した後、NiCr膜13及びAu膜1
4のパターニングに用いたレジストパターン(不図示)
を除去し、高硬度Auメッキ膜を成膜して、これらメッ
キ膜をパターニングすることにより、低硬度の第1の配
線層11及び高硬度の第2の配線層12を形成し、2層
構造の配線4を作製する。
【0057】本例の場合も、第1の実施形態と同様に、
前記2層構造の配線2を形成することにより、応力緩和
を図るとともにダイス付け材料であるAuSn層15の
Sn成分が当該第2の配線層12中に拡散することが防
止され、化合物半導体基板1に形成されたビアホール3
近傍で当該半導体基板1に生じがちな基板破壊及び断線
等を防止し、製造歩留まりに優れた極めて信頼性の高い
MESFETが実現する。
【0058】(第2の実施形態)次いで、本発明の第2
の実施形態について説明する。ここでは、第1の実施形
態と同様にMESFETを例示するが、低硬度の第1の
配線層と高硬度の第2の配線層とを離間させて形成する
点で相違する。
【0059】−半導体基板のビアホール内の配線構造− 本実施形態では、MESFETにおける半導体基板のビ
アホール内に形成された配線構造を主要構成として開示
する。そこで先ず、当該配線構造について図8を用いて
説明する。
【0060】本実施形態における配線構造は、GaAs
等からなる化合物半導体基板1の表面にメッキ法により
形成されたAu膜をパターニングしてなるAu電極2が
形成され、このAu電極2と電気的接続を図るため、半
導体基板1に形成されたビアホール21内を介して配線
22が形成されてなるものである。
【0061】ビアホール21は、半導体基板1の表面で
Au電極2の下部に形成された表面孔21aと、半導体
基板1の裏面から表面孔21aと連通するように形成さ
れた裏面孔21bとから構成されている。
【0062】配線22は、メッキ法により形成されるA
u配線であって、表面孔21a内に形成された低硬度の
配線層11と、裏面孔21b内を含む領域に形成された
高硬度の配線層12との2層構造に形成されてなるもの
である。
【0063】具体的には、先ずAu電極2を形成する前
に、メッキ電流を供給するための給電メタルとなるTi
膜23及びAu膜24が表面孔21a内に形成され、A
u膜24上にメッキ法及びパターニングにより低硬度A
uメッキ膜からなる低硬度の第1の配線層25が形成さ
れて、この低硬度の配線層25上にAu電極2が形成さ
れる。
【0064】他方、メッキ電流を供給するための給電メ
タルとなるNiCr膜13及びAu膜14が裏面孔21
b内を含む半導体基板1の裏面上に順次成膜され、Au
膜14上にメッキ法及びパターニングにより高硬度Au
メッキ膜からなる高硬度の第2の配線層26が形成され
る。このように、低硬度の第1の配線層25と高硬度の
第2の配線層26とが給電メタルを介して電気的に接続
され、硬度の異なる2層構造を備えた配線22が構成さ
れる。
【0065】そして、配線層12を覆い裏面孔21bを
埋め込むように、ロー材として使用されるAuSn層1
5が形成され、このAuSn層15により半導体基板1
がパッケージ10にダイス付けされている。
【0066】本実施形態の配線構造においては、ビアホ
ール21に対して、表面孔21aには第1の配線層25
を、裏面孔21bには第1の配線層25よりも硬度の高
い第2の配線層26を積層して配線22を構成する。構
造的に見れば、低硬度の第1の配線層25を介して半導
体基板1上に高硬度の第2の配線層26が形成されてお
り、第2の配線層26は、半導体基板1及びその上に形
成されたAu電極2に懸かる応力と、第1の配線層25
に懸かる応力をそれぞれ緩和する緩衝材として機能す
る。更に、第2の配線層26はその硬度に比例して緻密
に形成されているため、第2の配線層26上に形成する
ダイス付け材料であるAuSn層15のSn成分が当該
第2の配線層26中に拡散することが防止され、第2の
配線層26はその硬度が保たれる。これにより、応力集
中による基板破壊の発生、及びそれを起因とする配線4
の断線やAu電極2の陥没の防止が実現する。
【0067】−MESFETの構成及び製造方法− 以下、上述の配線構造を踏まえたMESFETの構成及
び製造方法について説明する。なお便宜上、MESFE
Tの製造工程と共にその構成について述べる。図9〜図
11は、本実施形態のMESFETの製造方法を工程順
に示し、特に配線構造の作製工程を詳細に説明するため
の概略断面図である。
【0068】先ず、第1の実施形態と同様、図3
(a),図3(b)に示すように、化合物半導体基板1
上に、オーバーハング形状のゲート電極31、ソース/
ドレイン電極と接続されるAuGe膜32,33、及び
ゲート絶縁膜34の形成を行う。
【0069】続いて、図9(a)に示すように、半導体
基板1のAu電極形成部位に表面孔21aを形成し、表
面孔21a内に給電メタルとなるTi膜23及びAu膜
24を形成して、Au膜24上にメッキ法及びパターニ
ングにより低硬度Auメッキ膜からなる低硬度の第1の
配線層25を形成する。
【0070】次に、層間絶縁膜41、ビアホール42,
43、ソース電極37、及びドレイン電極38、及び低
硬度の第1の配線層25上にAu電極2をそれぞれ形成
する。なお、図9(a)〜図9(c)では、便宜上、半
導体基板1の表面にAu電極2のみ示し、層間絶縁膜4
1等の記載を省略する。
【0071】続いて、図9(b)に示すように、Au電
極2を覆う保護膜51を介して半導体基板1を研削用治
具52に固定して、半導体基板1の裏面の研削を行う。
半導体デバイス毎のインピーダンスと整合させるため、
基板厚が20〜300μm程度となるまで研削する。
【0072】続いて、図9(c)に示すように、半導体
基板1の裏面に、Au電極2の表面の一部を露出させる
ように、壁面がテーパ状となる裏面孔21bを形成す
る。このとき、表面孔21aと裏面孔21bとが連通
し、ビアホール21となる。
【0073】次に、裏面孔21bの壁面を覆うように半
導体基板1の裏面上に給電メタルとなるNiCr膜13
及びAu膜14を形成し、高硬度Auメッキ膜メッキ成
膜して、これらをパターニングすることにより、高硬度
の第2の配線層26を形成する。
【0074】続いて、研削用治具52を取り外し、硬化
した保護膜51の剥離処理を行いこれを除去する。そし
て、半導体装置1を分割してチップ化し、配線層12を
覆いビアホール3を埋め込むように、ロー材として使用
されるAuSn層15を形成し、このAuSn層15に
より半導体基板1をパッケージ10にダイス付けし、図
10に示すようなMESFETを完成させる。
【0075】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、化合物半導体基板1に形成されたビアホール3近傍
で当該基板1に生じがちな基板破壊及び断線等を防止
し、製造歩留まりに優れた極めて信頼性の高いMESF
ETが実現する。
【0076】なお、第1及び第2の実施形態では、低硬
度の第1の配線層11,25及び高硬度の第2の配線層
12,26を電界メッキ成膜法により形成したが、本発
明はこの成膜方法に限定されるものではない。例えば好
適な例として、低硬度の第1の配線層−高硬度の第2の
配線層の組み合わせにおいて、無電界メッキ−電界メッ
キ、電界メッキ−スパッタ、無電界メッキ−スパッタ、
スパッタ−スパッタ、電界メッキ−蒸着、無電界メッキ
−蒸着、蒸着−スパッタ、蒸着−蒸着が挙げられる。
【0077】また、第1の配線層及び第2の配線層につ
いて、上述した諸効果を十分に奏する成膜金属の組み合
わせは、低硬度の金属としてAu,AuGe,Cu,P
t,及びPdから選ばれた1種又は複数種を使用してメ
ッキ成膜し、高硬度の金属としてAu,AuGe,C
u,Pt,及びPdから選ばれた1種又は複数種を使用
してメッキ成膜する。この場合、双方の硬度の金属につ
いて考え得る全ての組み合わせが好適である。
【0078】また、低硬度の金属としてAu,AuG
e,Cu,Pt,及びPdから選ばれた1種又は複数種
を使用してメッキ成膜した後、高硬度の金属としてA
u,AuGe,Cu,Pt,及びPdから選ばれた1種
又は複数種を使用して多層にメッキ成膜しても良い。
【0079】更にまた、低硬度の金属としてAu若しく
はCuを使用してメッキ成膜した後、高硬度の金属とし
てAu,AuGe,Cu,Pt,及びPdから選ばれた
1種又は複数種を使用してスパッタ又は蒸着成長により
多層に形成しても良い。
【0080】更にまた、低硬度の金属としてAu若しく
はCuを使用してスパッタにより形成した後、高硬度の
金属としてAu,AuGe,Cu,Pt,及びPdから
選ばれた1種又は複数種を使用してスパッタ又は蒸着成
長により多層に形成しても良い。
【0081】更にまた、低硬度の金属としてAu若しく
はCuを使用して蒸着により形成した後、AuGe,P
d,及びPtから選ばれた1種又は複数種を使用して蒸
着成長により形成しても良い。
【0082】電界メッキにおける給電メタルには、50
〜500nmの膜厚を有するAu,AuGe,Cu,P
t,Pdが使用される。これら給電メタル形成の前にT
i及びNiCrを成膜することにより、半導体基板、電
極及び給電メタルの密着強化が得られる。しかしなが
ら、化合物半導体基板1及びAu電極2に接触するTi
及びNiCrはそれ自体が応力発生源となるため、膜厚
は200nm以下が望ましい。低硬度メッキ層の膜厚が
1μm以上であれば、密着強化としてのTi及びNiC
rの膜厚は最大200nm、若しくは低硬度メッキ層の
5倍以上の膜厚があれば、Ti及びNiCrが有する応
力による基板破壊は発生しない。
【0083】第1及び第2の実施形態では、化合物半導
体基板としてGaAs基板を例示したが、InP基板等
を用いても好適である。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、化合物半導体基板に形
成された接続孔近傍で当該基板に生じがちな基板破壊及
び断線等を防止し、製造歩留まりに優れた極めて信頼性
の高い半導体装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のMESFETにおける配線構
造を示す概略断面図である。
【図2】第1の実施形態の配線構造と比較・検討するた
めの比較例を示す概略断面図である。
【図3】第1の実施形態のMESFETの製造方法を工
程順に示す概略断面図である。
【図4】図3に引き続き、第1の実施形態のMESFE
Tの製造方法(配線構造の作製工程)を工程順に示す概
略断面図である。
【図5】図4に引き続き、第1の実施形態のMESFE
Tの製造方法(配線構造の作製工程)を工程順に示す概
略断面図である。
【図6】完成された第1の実施形態のMESFETを示
す概略断面図である。
【図7】第1の実施形態のMESFETの変形例におけ
る配線構造を示す概略断面図である。
【図8】第2の実施形態のMESFETにおける配線構
造を示す概略断面図である。
【図9】第2の実施形態のMESFETの製造方法を工
程順に示し、特に配線構造の作製工程を詳細に説明する
ための概略断面図である。
【図10】完成された第2の実施形態のMESFETを
示す概略断面図である。
【図11】化合物半導体基板にビアホールを有する構造
の半導体装置の従来例を示す概略断面図である。
【図12】従来の手法により化合物半導体装置に前記の
障害が発生した様子を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 化合物半導体基板 2 Au電極 3,21,42,43 ビアホール 4,16,22 配線 10 パッケージ 11,25 低硬度の第1の配線層 12,26 高硬度の第2の配線層 13 NiCr膜 14,24,36,44,45 Au膜 15 AuSn層 21a 表面孔 21b 裏面孔 23 Ti膜 31 オーバーハング形状のゲート電極 32,33 AuGe膜 34 ゲート絶縁膜 35 Ni膜 37 ソース電極 38 ドレイン電極 41 層間絶縁膜 51 保護膜 52 研削用治具 53 レジストパターン
フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA05 BB02 BB05 BB09 BB10 CC05 DD08 DD15 DD37 DD52 DD64 DD65 DD66 EE03 EE16 GG12 HH20 5F033 GG02 HH07 HH08 HH11 HH13 HH18 JJ01 JJ07 JJ11 JJ13 KK07 KK11 KK13 KK18 MM05 MM08 MM30 NN06 PP15 PP19 PP27 QQ07 QQ08 QQ09 QQ11 QQ19 QQ22 QQ34 QQ37 QQ47 RR04 VV06 WW02 XX19 5F102 FA00 GB02 GD01 GJ05 GS04 HC11 HC16 HC30

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続孔が形成された化合物半導体基板
    と、 前記接続孔内で積層構造として形成されてなる配線と、 前記化合物半導体基板上に形成され、前記配線と電気的
    に接続されてなる電極とを備え、 前記配線の前記積層構造は、第1の配線層と、前記第1
    の配線層よりも硬度の高い第2の配線層とを含むことを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記接続孔は、前記化合物半導体基板の
    裏面に形成されており、 前記配線は、前記接続孔内で前記第1の配線層と前記第
    2の配線層とが積層され、前記積層構造を構成してなる
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記接続孔は、前記化合物半導体基板の
    表面に形成された第1の孔と、前記化合物半導体基板の
    裏面に形成された第2の孔とが連通するように形成され
    たものであり、 前記第1の孔及び前記第2の孔のいずれか一方内に前記
    第1の配線層が形成され、他方内に前記第2の配線層が
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の配線層及び前記第2の配線層
    は、共にメッキ法により形成された金属膜であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の配線層と前記第2の配線層
    は、相異なる成長法により形成されたものであることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の配線層及び前記第2の配線層
    は、同一の金属材料からなるものであることを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の配線層と前記第2の配線層
    は、相異なる金属材料からなるものであることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 化合物半導体基板に接続孔を形成する工
    程と、 前記接続孔内を含む領域に第1の配線層を形成する工程
    と、 前記第1の配線層の表面に当該第1の配線層よりも硬度
    の高い第2の配線層を形成する工程とを含むことを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記接続孔を、前記化合物半導体基板の
    裏面に形成し、 前記配線を、前記接続孔内で前記第1の配線層と前記第
    2の配線層とが積層されるように形成することを特徴と
    する請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記接続孔を、 前記化合物半導体基板の表面に第1の孔を、前記化合物
    半導体基板の裏面に第2の孔をそれぞれ形成して、前記
    第1の孔と前記第2の孔とが連通してなるように形成
    し、 前記第1の孔及び前記第2の孔のいずれか一方内に前記
    第1の配線層を形成し、他方内に前記第2の配線層を形
    成することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 前記化合物半導体基板上に、前記第1
    の配線層及び前記第2の配線層と電気的に接続されるよ
    うに、電極を形成する工程を更に含むことを特徴とする
    請求項8〜10のいずれか1項に記載の半導体装置の製
    造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の配線層及び前記第2の配線
    層を、同一の金属材料から形成することを特徴とする請
    求項8〜11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の配線層と前記第2の配線層
    を、相異なる金属材料から形成することを特徴とする請
    求項8〜11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造
    方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の配線層及び前記第2の配線
    層の少なくとも一方を、メッキ法により形成することを
    特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の配線層及び前記第2の配線
    層を、共にメッキ法により形成することを特徴とする請
    求項8〜11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造
    方法。
  16. 【請求項16】 前記メッキ法を実行するに際して、メ
    ッキ電流の供給量を制御することにより、前記第1の配
    線層及び/又は前記第2の配線層の硬度を調節すること
    を特徴とする請求項14又は15に記載の半導体装置の
    製造方法。
  17. 【請求項17】 前記メッキ法を実行するに際して、前
    記第1の配線層を、前記第2の配線層の形成時よりもメ
    ッキ電流を少なく供給することにより形成することを特
    徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記メッキ法を実行するに際して、前
    記第1の配線層を形成する前に、メッキ電極を形成する
    工程を更に含むことを特徴とする請求項14〜17のい
    ずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記メッキ電極を、200nm以下の
    所定膜厚に形成することを特徴とする請求項18に記載
    の半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記第1の配線層と前記第2の配線層
    を、相異なる成長法により形成することを特徴とする請
    求項8〜11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造
    方法。
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