JP2003045697A - 除電器 - Google Patents

除電器

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JP2003045697A
JP2003045697A JP2001230190A JP2001230190A JP2003045697A JP 2003045697 A JP2003045697 A JP 2003045697A JP 2001230190 A JP2001230190 A JP 2001230190A JP 2001230190 A JP2001230190 A JP 2001230190A JP 2003045697 A JP2003045697 A JP 2003045697A
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energy
elastic
static eliminator
air
elastic energy
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Application number
JP2001230190A
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English (en)
Inventor
Shigeki Nakayama
茂樹 中山
Akihiko Minowa
昭彦 箕輪
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Takamisawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Takamisawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧空気のエネルギによって起電された高電
圧によって空気をイオン化することにより電気ケーブル
を不要とした除電器を提供する。 【解決手段】 エアガン1の砲身12内の砲身空気流路
121に振動板141が配置される。振動板141に
は、少なくとも片側面に圧電素子142が貼り付けられ
ており、砲身空気流路内を高圧空気が流動すると振動板
141が振動し、圧電素子の両面に電荷が生じる。一方
の電荷は振動板141を介して針電極143に導かれ、
他方の電荷は適当な導電経路を介して外側電極144に
導かれる。この結果、針電極143と外側電極144の
間にコロナ放電が発生し、空気がイオン化される。この
イオンが高圧空気とともに帯電物に噴射され、帯電物の
電荷を中和する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は除電器に係り、特に
高圧空気のエネルギを利用して誘起された電気によって
イオンを発生する除電器に関する。
【0002】
【従来の技術】静電気に起因して部品組み立て工場、印
刷工場などで発生する部品の送出障害あるいは紙の送出
障害などを防止するために、イオンを含む高圧空気をエ
アガンから部品又は紙である帯電物に向かって噴出する
除電器が使用されている。なお、空気のイオン化は、空
気中でコロナ放電を行うことにより生成するのが一般的
である。
【0003】従来から使用されている除電器にあって
は、商業電源をトランスにより昇圧した交流高電圧、あ
るいは、商業電源を整流して得られる直流電力、又は電
池から直接得られる直流電力をブロッキング発振器でパ
ルス化した後に昇圧して得られるパルス電圧を放電に使
用していた。即ち、従来は放電のための電力を商業電源
又は電池等の外部電源から得ていた。
【0004】このため、エアガンに高圧空気を供給する
空気管の外に、エアガンに外部電源から電力を供給する
電気ケーブルを接続することが必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、感電あ
るいは漏電防止のために、電気ケーブルの被覆材料及び
厚さだけでなく配線ルートの選定を十分吟味する必要が
あるため、高価格となるだけでなく、保守にも手間を要
することは回避できなかった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あって、高圧空気のエネルギによって起電された高電圧
によって空気をイオン化することにより電気ケーブルを
不要とした除電器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る除電器
は、高圧空気が流動する空気流路と、空気流路内に配置
され高圧空気のエネルギを弾性エネルギに変換する空気
エネルギ−弾性エネルギ変換手段と、空気エネルギ−弾
性エネルギ変換手段によって生成された弾性エネルギを
さらに電気エネルギに変換する弾性エネルギ−電気エネ
ルギ変換手段と、弾性エネルギ−電気エネルギ変換手段
によって生成された電気エネルギを放電して空気流路内
部を流動する高圧空気中にイオンを生成するイオン生成
手段と、を具備する。
【0008】本発明にあっては、高圧空気のエネルギが
弾性エネルギを介して電気エネルギに変換され、この電
気エネルギにより空気がイオン化される。
【0009】第2の発明に係る除電器は、空気エネルギ
−弾性エネルギ変換手段が空気流路を流れる高圧空気に
より加振される弾性片持ち梁である。
【0010】本発明にあっては、弾性片持ち梁が高圧空
気により加振され、高圧空気エネルギが弾性エネルギに
変換される。
【0011】第3の発明に係る除電器は、弾性エネルギ
−電気エネルギ変換手段が弾性片持ち梁に貼り付けられ
た圧電素子である。
【0012】本発明にあっては、弾性片持ち梁に貼り付
けられた圧電素子によって、弾性エネルギが電気エネル
ギに変換される。
【0013】第4の発明に係る除電器は、弾性エネルギ
−電気エネルギ変換手段が弾性片持ち梁の自由端の振動
により打撃される積層圧電体である。
【0014】本発明にあっては、弾性片持ち梁によって
打撃される積層圧電体によって、弾性エネルギが電気エ
ネルギに変換される。
【0015】第5の発明に係る除電器は、空気エネルギ
−弾性エネルギ変換手段が、空気流路を流れる高圧空気
により回転駆動されるファンと、ファンの回転エネルギ
を弾性エネルギに変換する回転エネルギ−弾性エネルギ
変換手段である。
【0016】本発明にあっては、高圧空気のエネルギが
ファンの回転エネルギを介して弾性エネルギに変換され
る。
【0017】第6の発明に係る除電器は、弾性エネルギ
−電気エネルギ変換手段が、弾性片持ち梁の自由端に取
り付けられた永久磁石と、弾性片持ち梁の振動に伴う永
久磁石の振動に起因する磁束の変化を電気エネルギに変
換するコイルを具備する。
【0018】本発明にあっては、弾性片持ち梁の自由端
に取り付けられた永久磁石が振動することによって、弾
性エネルギが電気エネルギに変換される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る第1の除電
器を具備するエアガンの断面図であって、(イ)はエア
ガンの縦断面図であり、(ロ)は砲身の水平断面図であ
る。
【0020】即ち、エアガン1は握り11、砲身12及
び引き金13を具備し、握り11を貫通する握り内空気
流路111は、引き金13を介して砲身12を貫通する
砲身内空気流路121と連通している。
【0021】即ち、握り11下方から供給された高圧空
気は、握り内空気流路111を通過して引き金13に導
かれ、引き金13が引かれたときに砲身内空気流路12
1を通過して砲身から噴射される。そして、砲身内空気
流路121内には本発明に係る第1の除電器14が設置
される。
【0022】図2は第1の除電器の斜視図であって、第
1の除電器14は、振動板141、この振動板141の
側面に貼り付けられた圧電体142、振動板141の自
由端に取り付けられる針電極143、及び振動板141
の自由端近傍に配置される外側電極144から構成され
る。なお、振動板141及び圧電体142の固定端は固
定孔145を貫通するネジ(図示せず)により砲身に固
定され、弾性片持ち梁として機能する。
【0023】即ち、振動板141及び圧電体142で構
成される第1の除電器14の起電体は、砲身内空気流路
121内を流動する高圧空気からエネルギを得て振動し
圧電体142が歪み、圧電体142の両側面に電位差が
発生する。
【0024】なお、第1の除電器14に使用される起電
体としては、振動板141の両側面に圧電体142を貼
り付けたバイモルフ型起電体、及び振動板141の片側
面に圧電体142を貼り付けたモノモルフ型起電体を適
用し得る。
【0025】図3はバイモルフ型起電体の三面図であっ
て、振動板141の両側面に圧電体142が貼り付けら
れている。この場合は、振動板141が一方の方向に曲
がったときに、2枚の圧電体の振動板141側面に同極
(例えば正)の電気が誘起されるように2枚の圧電体1
42を貼り付ける。すると、圧電体142の外側面は対
極(例えば負)に帯電する。
【0026】図4はモノモルフ型発電体の三面図であっ
て、振動板141の一側面に圧電体142が貼り付けら
れている。この場合は、振動板141の反対側側面は電
極板144と電気的に絶縁すると共に、圧電体142外
側面と電極板144を導体で接続する必要がある。
【0027】従って、バイモルフ型であるか、モノモル
フ型であるかによらず、振動板141は正(又は負)に
帯電し、電極板144は負(又は正)に帯電する。そし
て、振動板141の自由端に設置された針電極143
と、丸孔が穿孔された外側電極144の間で放電が発生
して空気中にイオンが発生し、高圧空気とともに噴出す
る。
【0028】図5は本発明に係る第2の徐電器を具備す
るエアガンの断面図であって、(ハ)はエアガンの縦断
面を、(ニ)は砲身の水平断面である。なお、図1のエ
アガンと同一の要素に対しては同一の参照番号を使用し
ている。
【0029】図6は砲身の拡大水平断面図、図7は第2
の除電器の分解斜視図である。
【0030】第2の除電器は、絶縁体製の砲身12を貫
通する砲身内空気流路121の中に設置される振動板1
41、振動板141の自由端に取り付けられるハンマ2
42、砲身12に埋め込まれる積層圧電体243、導電
体である接続子244、絶縁体である針電極支持体24
5、及び導電体である外側電極144で構成される。
【0031】そして、針電極支持体245は、中心部に
導電体である針電極143を有し、接続子244との嵌
合部分には針電極143と電気的に接続される導電塗料
が塗布される。
【0032】なお、接続子244、針電極支持体24
5、及び外側電極144は、砲身内空気流路121の中
に挿入され、先端ノズル122を砲身12にねじ込むこ
とにより固定される。
【0033】積層圧電体243は、圧電体を電気的に直
列に積層したものであって、振動板141が振動すると
ハンマ242によって打撃され、その両端に電荷が生じ
る。
【0034】接続子244は、積層圧電体243の内側
と針電極支持体245を電気的に接続し、積層圧電体2
43の内側面に発生した一方の電荷(例えば正電荷)を
針電極143に導く。
【0035】積層圧電体243の外側に発生した他方の
電荷(例えば負電荷)は、先端ノズル122の内面に塗
布された導電塗料を介して外側電極144に導かれる。
すると、針電極143と外側電極144の間の間隙に放
電が起こり、イオンが発生する。
【0036】外側電極144は、砲身12内に挿入する
前は略円板形状であり、針電極支持体245と組み合わ
せて砲身12に挿入された状態では、針電極143と電
気的に接触した状態となる。
【0037】さらに針電極支持体245に振動板固定具
を設け、針電極支持体245を砲身12に挿入したとき
に振動板141が振動して積層圧電体に電荷が蓄積する
ことを防止することが望ましい。
【0038】外側電極246は直径に沿って複数本の切
れ目を有し、先端ノズル122を砲身12にねじ込むと
外側電極144の周辺部は砲身12の根元方向に押し込
まれて中心部が開口し、針電極143から離れ、放電用
の空隙が形成される。
【0039】また、先端ノズル122を砲身12にねじ
込むと、針電極支持体245の振動板固定具が解除さ
れ、振動板141は振動可能となる。
【0040】そして、先端ノズル122を砲身12から
取り外すと、砲身12の内部で針電極143と外側電極
144が電気的に接触して積層圧電体243に蓄積され
ている電荷を放電するとともに、針電極支持体245の
振動板固定具が振動板141の振動を抑制し、感電を防
止する。
【0041】図8及び図9は第2の除電器の変形例の水
平断面図及び分解斜視図である。即ち、圧電積層体24
3は振動板141に直接取り付けられ、砲身12の内側
には先細円筒状の外側電極144が挿入される。そし
て、振動板141の自由端には針電極143が取り付け
られている。
【0042】即ち、圧電積層体243の振動板141側
に生じた電荷は振動板141を介して針電極143に導
かれる。一方、圧電積層体243の外側に生じた電荷は
外側電極144に導かれ、外側電極144と針電極14
3との間で放電が発生する。
【0043】図10は本発明に係る第3の除電器を具備
した砲身の縦断面図であって、砲身12には2段に砲身
内空気流路121が形成されており、空気流路内にはシ
ロッコファン31及びカム32が設置されている。
【0044】下段の砲身内空気流路121に流入した高
圧空気は、開口部から上段の空気流路121に向かって
を流れシロッコファン31及びカム32を回転駆動す
る。カム32は、円盤の周囲に複数の突起を有し、突起
の回転方向側は滑らかな斜面であり、反対側は垂直に落
ち込んでいる。
【0045】図11は第3の除電器の起電体の斜視図で
あり、図12は第3の除電器の発電方法の説明図であ
る。
【0046】即ち、シロッコファン31により回転駆動
されるカム32には等間隔に突起が形成されている。そ
して、積層圧電体243がカム32の外周に接するよう
に、砲身12に固定された板バネ33によって支持され
ている。
【0047】即ち、カム32が回転すると、積層圧電素
子243はカム32の突起の傾斜面に沿って移動し、板
バネ33は除々に歪み弾性エネルギを蓄える。そして、
カム32がさらに回転すると突起は落ち込むので、板バ
ネ33に蓄えられた弾性エネルギが開放されて積層圧電
素子243がカム32に衝突し、積層圧電素子243の
両端に電荷が生じる。
【0048】積層圧電素子243のカム端に発生した電
荷は、導電材製のカム32、回転軸34、及び砲身内側
の電路35を介して板状の外側電極144に導かれる。
積層圧電素子243の板バネ端に発生した電荷は導電材
製の板バネ33を介して針電極143に導かれる。そし
て、針電極143と板電極の間で放電が発生し、高圧空
気内にイオンが生じる。
【0049】図13、図14及び図15は、第3の除電
器の第1変形例を具備した砲身の断面図、起電体の斜視
図、及び発電方法の説明図であって、板バネに代えて弦
巻バネ331が使用される。
【0050】即ち、針電極143の下部に丸孔を穿孔
し、弦巻バネ331及び積層圧電体243を積層圧電体
243の先端がカム32に接するように、この丸孔中に
摺動可能に配置する。発電方法は第3の除電器と同一で
あるので説明を省略する。
【0051】図16及び頭17は、第3の除電器の第2
変形例の斜視断面図、及び正面図であってシロッコファ
ンに代えてプロペラ311が使用される。
【0052】即ち、第2変形例にあっては、プロペラ3
11が空気流路121に直角に設置され、高圧空気から
エネルギを受けてプロペラは回転する。
【0053】プロペラ311の外周には突起が設けてあ
り、プロペラ311の外周に板バネ33で支持された積
層圧電体243が接する。
【0054】プロペラ311の回転に伴って、積層圧電
体243がプロペラ311の外周の突起に沿って移動
し、板バネ33が変形する。そして、突起が落ち込むと
積層圧電体243が外部電極144に衝突して電荷を発
生する。
【0055】なお、第2変形例においても、板バネに代
えて弦巻バネを使用することも可能である。
【0056】上記の除電器では、積層圧電体を使用して
起電していたが、空気圧力が高い場合には起電電圧が高
くなり、針電極と外側電極(又は板電極)の間の放電が
コロナ放電から火花放電となりイオンの発生効率が低下
する。
【0057】そこで、積層圧電体に並列に例えば避雷器
である定電圧素子を接続し、必要以上の電圧が針電極と
外側電極の間に加わることを防止することが有効であ
る。
【0058】図18は定電圧素子を使用した回路図であ
って、積層圧電体243、並びに針電極143及び外側
電極144と並列に定電圧素子180が接続される。
【0059】上記では過剰な電圧を定電圧素子で抑制し
ているが、高圧空気源とエアガンの間に圧力調整弁を挿
入してエアガンに供給される空気圧力を一定に維持し、
必要以上に振動板が振動することを抑制してもよい。
【0060】又上記除電器では、積層圧電体を使用して
起電しているが、永久磁石とコイルを使用することも可
能である。
【0061】図19は本発明に係る第4の除電器を具備
した砲身の断面図、図20は第4の除電器の起電体の斜
視図であって、振動板241の自由端には永久磁石41
が取り付けられている。
【0062】砲身の空気流路121には、U字型鉄心4
2が、U字型鉄心42の開口部に永久磁石41が嵌合す
るようにが配置される。そして、U字型鉄心42の腕部
には2つのコイル43及び44が巻回され、相互に直列
接続される。なお、鉄心に巻回されるコイルの個数は2
つに限定されることはない。
【0063】即ち、砲身の空気流路121を高圧空気が
流れると、振動板141及び振動板141の自由端に設
置された永久磁石41が振動すると、U字型鉄心42内
の磁束が変化しコイル43及び44の巻き線の両端に交
流電気が発生し、昇圧回路45を介して針電極及び外側
電極に導かれ、放電しイオンを発生する。
【0064】図21は昇圧回路の詳細構成図であって、
コイル43及び44で発生した交流電気は整流回路45
1で整流され、平滑回路452で平滑され直流電気に変
換される。
【0065】この直流電気は発振回路453で矩形波に
変換され、トランス454で昇圧され、高圧整流器45
5及び高圧平滑回路456で高圧直流に再変換される。
そして、この高圧直流が針電極143及び外側電極14
4に導かれる。
【0066】以上実施形態においては、本発明に係る除
電器を例えば半導体素子に帯電した静電気を除去するた
めのエアガンに適用した場合について説明したが、他の
目的、例えば健康機器におけるイオン発生用に使用する
こともできる。
【0067】
【発明の効果】第1の発明に係る除電器によれば、高圧
空気のエネルギが弾性エネルギを介して電気エネルギに
変換され、この電気エネルギにより空気がイオン化され
るので、外部からイオン化のための外部電力を省略する
ことが可能となる。
【0068】第2の発明に係る除電器によれば、弾性片
持ち梁を高圧空気により加振することにより、高圧空気
エネルギを弾性エネルギに変換することが可能となる。
【0069】第3の発明に係る除電器によれば、弾性片
持ち梁に貼り付けられた圧電素子によって弾性エネルギ
を電気エネルギに変換することが可能となる。
【0070】第4の発明に係る除電器によれば、弾性片
持ち梁によって打撃される積層圧電体によって弾性エネ
ルギを電気エネルギに変換することが可能となる。
【0071】第5の発明に係る除電器によれば、高圧空
気のエネルギをファンの回転エネルギを介して弾性エネ
ルギ変換することが可能となる。
【0072】第6の発明に係る除電器によれば、弾性片
持ち梁の自由端に取り付けられた永久磁石が振動するこ
とによって、弾性エネルギを電気エネルギに変換するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の除電器を具備するエアガン
の断面図である。
【図2】第1の除電器の斜視図である。
【図3】モノモルフ型起電体の三面図である。
【図4】バイモルフ型起電体の三面図である。
【図5】本発明に係る第2の除電器を具備するエアガン
の断面図である。
【図6】第2の除電器の水平断面図である。
【図7】第2の除電器の分解斜視図である。
【図8】第2の除電器の変形例の水平断面図である。
【図9】第2の除電器の変形例の分解斜視図である。
【図10】本発明に係る第3の除電器を具備する砲身の
断面図である。
【図11】第3の除電器の起電体の斜視図である。
【図12】第3の除電器の起電方法の説明図である。
【図13】本発明に係る第3の除電器の第1変形例を具
備する砲身の断面図である。
【図14】第3の除電器の第1変形例の起電体の斜視図
である。
【図15】第3の除電器の第1の変形例の起電方法の説
明図である。
【図16】第3の除電器の第2変形例の斜視断面図であ
る。
【図17】第3の除電器の第2変形例の正面図である。
【図18】定電圧素子を使用した回路図である。
【図19】本発明に係る第4の除電器を具備する砲身の
断面図である。
【図20】第4の除電器の起電体の斜視図である。
【図21】昇圧回路の詳細構成図である。
【符号の説明】
1…エアガン 11…握り 111…握り空気流路 12…砲身 121…砲身空気流路 13…引き金 14…起電体 141…振動板 142…圧電体 143…針電極 144…外側電極 145…取り付け孔 242…ハンマ 243…積層圧電体 244…接続子 245…針電極支持体 31…シロッコファン 311…プロペラファン 32…カム 33…板バネ 331…弦巻バネ 41…永久磁石 42…U字型鉄心 43、44…コイル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧空気が流動する空気流路と、 前記空気流路内に配置され、高圧空気のエネルギを弾性
    エネルギに変換する空気エネルギ−弾性エネルギ変換手
    段と、 前記空気エネルギ−弾性エネルギ変換手段によって空気
    エネルギから生成された弾性エネルギをさらに電気エネ
    ルギに変換する弾性エネルギ−電気エネルギ変換手段
    と、 前記弾性エネルギ−電気エネルギ変換手段によって弾性
    エネルギから生成された電気エネルギを放電して前記空
    気流路内部を流動する高圧空気中にイオンを生成するイ
    オン生成手段と、を具備する除電器。
  2. 【請求項2】 前記空気エネルギ−弾性エネルギ変換手
    段が、前記空気流路を流れる高圧空気により加振される
    弾性片持ち梁である請求項1に記載の除電器。
  3. 【請求項3】 前記弾性エネルギ−電気エネルギ変換手
    段が、前記弾性片持ち梁に貼り付けられた圧電素子であ
    る請求項2に記載の除電器。
  4. 【請求項4】 前記弾性エネルギ−電気エネルギ変換手
    段が、前記弾性片持ち梁の自由端の振動により打撃され
    る積層圧電体である請求項2に記載の除電器。
  5. 【請求項5】 前記弾性エネルギ−電気エネルギ変換手
    段が、 前記弾性片持ち梁の自由端に取り付けられた打撃部材
    と、 前記打撃部材により打撃される積層圧電体を具備する請
    求項2に記載の除電器。
  6. 【請求項6】 前記弾性エネルギ−電気エネルギ変換手
    段が、 前記弾性片持ち梁の自由端に取り付けられた積層圧電体
    と、 前記積層圧電体により打撃される打撃部材を具備する請
    求項2に記載の除電器。
  7. 【請求項7】 前記空気エネルギ−弾性エネルギ変換手
    段が、 前記空気流路を流れる高圧空気により回転駆動されるフ
    ァンと、 前記ファンの回転エネルギを弾性エネルギに変換する回
    転エネルギ−弾性エネルギ変換手段である請求項1に記
    載の除電器。
  8. 【請求項8】 前記回転エネルギ−弾性エネルギ変換手
    段が、 前記ファンにより回転駆動されるカムと、 前記カムの回転により弾性エネルギが付与されるバネ
    と、 前記カムの回転により前記バネに付与された弾性エネル
    ギが開放されたときに前記カムに衝突して電気エネルギ
    を発生する積層圧電体を具備する請求項7に記載の除電
    器。
  9. 【請求項9】 前記回転エネルギ−弾性エネルギ変換手
    段が、 前記ファンの回転により弾性エネルギが付与されるバネ
    と、 前記ファンの回転により前記バネに付与された弾性エネ
    ルギが開放されたときに前記ファンに衝突して電気エネ
    ルギを発生する積層圧電体を具備する請求項7に記載の
    除電器。
  10. 【請求項10】 前記弾性エネルギ−電気エネルギ変換
    手段が、 前記弾性片持ち梁の自由端に取り付けられた永久磁石
    と、 前記弾性片持ち梁の振動に伴う永久磁石の振動に起因す
    る磁束の変化を電気エネルギに変換するコイルを具備す
    る請求項2に記載の除電器。
  11. 【請求項11】 前記イオン発生手段が、 前記弾性エネルギ−電気エネルギ変換手段によって生成
    された電気エネルギの一方の電荷が伝送される針電極
    と、 前記針電極と所定の間隙を隔てて配置され、前記弾性エ
    ネルギ−電気エネルギ変換手段によって生成された電気
    エネルギの他方の電荷が伝送される外側電極を具備する
    請求項1に記載の除電器。
  12. 【請求項12】 前記空気流路の前段に、前記空気流路
    に流入する高圧空気の圧力を一定圧力に制御する空気圧
    力制御手段をさらに具備する請求項1に記載の除電器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016048667A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 株式会社ベッセル工業 外部からの電力供給不要な除電除塵装置
JP2017089412A (ja) * 2015-11-04 2017-05-25 株式会社ベッセル工業 エアーコントロールユニットおよびそれを備えたエアー機器
CN108401349A (zh) * 2018-05-03 2018-08-14 山东银广印务科技有限公司 一种印刷静电消除装置
KR101916202B1 (ko) * 2017-10-13 2018-11-07 (주)웰먼 무전원 제전 장치

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