JP2003045412A - 制御弁式鉛蓄電池及びその製造方法 - Google Patents

制御弁式鉛蓄電池及びその製造方法

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JP2003045412A
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valve cylinder
lid
control valve
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Mitsunori Miyamoto
光典 宮本
Toru Kuwano
徹 桑野
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御弁式鉛蓄電池の組立工程において、希硫
酸電解液の注液時間を短縮するとともに、注液時におけ
るセパレータの変形を少なくする。 【解決手段】 制御弁式鉛蓄電池の蓋11に安全弁筒8を
一体成形し、該安全弁筒8の上部には、略円筒形状をし
た円筒部13を形成する。そして、前記安全弁筒8の下部
には、底部を塞ぐための上方向に凸の形状をした底部円
錐部14と、電解液を電槽内に供給するための開放部15
と、前記底部円錐部を保持するための底部固定部16を設
ける。そして、注液ノズル12からの電解液は、前記底部
円錐部14に当てた後、前記開放部15から電槽10内に供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御弁式鉛蓄電池
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御弁式鉛蓄電池は安価で信頼性が高い
という特徴を有するため、無停電電源装置や自動車用バ
ッテリーなどに広く使用されている。従来、これらの制
御弁式鉛蓄電池は、図3、4に示すような組立工程で製
造されていた。
【0003】すなわち、正極板1、負極板2をセパレータ
3を介して積層した後、キャストン溶接して正極ストラ
ップ4、負極ストラップ5、正極端子6及び負極端子7を有
する極板群を作製し、該極板群を電槽10に挿入し、蓋11
を電槽10に熱溶着し、前記正極端子6及び負極端子7と蓋
11との周囲の隙間部分を樹脂で封口する。そして、注液
ノズル12を用いて、注液口を兼ねた安全弁筒8から希硫
酸電解液を注液した後、電槽化成をし、前記安全弁筒8
に安全弁(図なし)を被せて取りつけ、上蓋(図なし)
を溶着して作成するものである。なお、従来の安全弁筒
8は、図2に示されるように、蓋11に略円筒状をした円
筒部13が一体成形によって設けられたものである。
【0004】最近、これらの制御弁式鉛蓄電池の低コス
ト化が強く要求されている。制御弁式鉛蓄電池を低コス
ト化するには、前記した組立工程に要する時間を短縮す
る手段が重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示される、希硫酸電解液を安全弁筒8から注液する工程
に多くの時間がかかっていた。すなわち、希硫酸電解液
の注液時間を短縮する目的で、単位時間あたりの注液量
を増加させると、注液時の水圧によって、ガラス繊維製
のセパレータ3にへこみなどの変形が生じ、その結果、
正極板1と負極板2とが短絡しやすくなるという問題点が
認められていた。
【0006】本発明の目的は、単位時間あたりの注液量
を増加させることによって、希硫酸電解液の注液時間を
短縮するとともに、セパレータの変形が起こりにくい制
御弁式鉛蓄電池及びその製造方法を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、注液ノズルからの電解液を、安全弁
筒の底部に設けた底部円錐部に当てて電解液の水圧を減
少させた後、電解液を開放部から電槽内に供給すること
を特徴とするものである。
【0008】すなわち、第一の発明は、正極板、負極板
及びセパレータを積層し、溶接して極板群を作製し、該
極板群を電槽に挿入した後に蓋を付けて作製する制御弁
式鉛蓄電池において、前記蓋には安全弁筒が成形されて
おり、該安全弁筒の上部には、略円筒形状をした円筒部
を有しており、前記安全弁筒の下部には、底部を塞ぐた
めの底部円錐部と、前記底部円錐部を保持するための底
部固定部と、電解液を電槽内に供給するための開放部が
設けられていることを特徴とし、第二の発明は、前記底
部円錐部は、上方向に、凸な形状を有することを特徴と
している。
【0009】第三の発明は、正極板、負極板及びセパレ
ータを積層し、溶接して極板群を作製し、該極板群を電
槽に挿入した後に蓋を付けて作製する制御弁式鉛蓄電池
の製造方法において、前記蓋には安全弁筒が成形されて
おり、該安全弁筒の上部には、略円筒形状をした円筒部
を有しており、前記安全弁筒の下部には、底部を塞ぐた
めの上方向に凸な形状を有する底部円錐部と、前記底部
円錐部を保持するための底部固定部と、電解液を電槽内
に供給するための開放部を有しており、注液ノズルから
の電解液は、前記底部円錐部に当てた後、前記開放部か
ら前記電槽内に供給することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜4を用いて本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】1.正極板及び負極板の作製 正極板1及び負極板2として、従来から使用しているもの
を用いた。すなわち、一酸化鉛を含む鉛粉を主成分とし
て希硫酸とを混練して、ペースト状活物質を作製する。
そして、前記ペースト状活物質を、鉛−カルシウム−錫
合金製の格子体に擦り切り充填した後に、熟成・乾燥し
て作製した。なお、正極用格子体の寸法を100mm ×
100mm × 3mm、負極用格子体の寸法を100mm ×
100mm ×2mmとした。
【0012】2.制御弁式鉛蓄電池の作製 前記した正極板1が3枚と、負極板2が4枚とを厚さが約
2mmのガラス繊維製のセパレータ3を介して積層した
後、キャストン溶接して、正極ストラップ4、負極スト
ラップ5、正極端子6及び負極端子7を有する極板群を作
製する。なお、前記セパレータ3は、短絡を防止するた
めに、前記正極板1及び負極板2よりも上方向に約5mm
はみ出すように積層した。
【0013】そして、前記極板群を電槽10に挿入し、蓋
11を電槽10に溶着し、前記正極端子6及び負極端子7の周
囲をエポキシ系樹脂で封口する。後述するように蓋11に
は、注液口を兼ねた2種類の形状の安全弁筒8を射出成
形により一体成形した(図1、2)。
【0014】そして、希硫酸電解液を安全弁筒8から注
液した後、電槽化成をし、前記安全弁筒8に安全弁(図
なし)を被せて取りつけ、上蓋(図なし)を溶接して制
御弁式鉛蓄電池を作成した。
【0015】3.セパレータの変形確認試験 作成した制御弁式鉛蓄電池を解体して、希硫酸電解液の
注液作業によるセパレータのへこみ量を測定した。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例について、以下に詳細に説
明する。
【0017】(比較例1、2)図2に示すように、従来
の形状をした安全弁筒8を設けた蓋11を用いた。そし
て、前記安全弁筒8から注液ノズル12を挿入し、350
mlの希硫酸電解液を20秒又は40秒で供給した。な
お、従来の注液時間は40秒であった。
【0018】(実施例1、2)本発明に係わる安全弁筒
8は、蓋11と一体成形されており、該安全弁筒8の底部に
は、上方向に凸の略円錐形状をした底部円錐部14と開放
部15とが設けらてており、該底部円錐部14は底部固定部
16によって支えられている。
【0019】そして、注液ノズル12からの希硫酸電解液
は、底部円錐部14に当てた後、開放部15から電槽10内に
供給するようにした(図1)。なお、図1に示すよう
に、底部円錐部14を上方向に凸な形状にすることによっ
て、注液時に電解液のはね返りを防止できるため、電解
液の流れをスムーズにすることができる。
【0020】そして、前記安全弁筒8に注液ノズル12を
挿入し、350mlの電解液を20秒又は40秒で注液
した。
【0021】上記した、それぞれの制御弁式鉛蓄電池に
ついて、注液によるセパレータのへこみ量を測定した結
果を表1に示す。表1の結果から、本発明を用いること
によって、従来に比べて短時間で電解液の注液をして
も、セパレータ3のへこみを少なくすることができる。
【0022】本発明を用いると、注液時において注液ノ
ズル12からの電解液を安全弁筒8の底部円錐部14に当て
た後、開放部15から電槽10内に供給する方式を用いてい
る。したがって、注液ノズル12からの電解液は、直接セ
パレータ3には当たっていないため、その変形が少なく
できるものと考えられる。したがって、従来は注液時間
として40秒かかっていたが、本発明を用いることによ
って、注液時間を20秒に短縮することができる。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明に係わる安全弁
筒を有する制御弁式鉛蓄電池は、短時間で電解液の注液
ができるとともに、注液時におけるセパレータの変形を
少なくできるため優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる安全弁筒の概略図である。 a)本発明に係わる安全弁筒の断面図である。 b)本発明に係わる安全弁筒の斜視図である。
【図2】従来の安全弁筒の断面概略図である。
【図3】制御弁式鉛蓄電池の組立工程図である。
【図4】制御弁式鉛蓄電池に電解液を注液する工程の概
略図である。
【符号の説明】
1:正極板、2:負極板、3:セパレータ、4:正極ス
トラップ、5:負極ストラップ、6:正極端子、7:負
極端子、8:安全弁筒、9:電解液タンク、10:電
槽、11:蓋、12:注液ノズル、13:円筒部、1
4:底部円錐部、15:開放部、16:底部固定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極板、負極板及びセパレータを積層
    し、溶接して極板群を作製し、該極板群を電槽に挿入し
    た後に蓋を付けて作製する制御弁式鉛蓄電池において、
    前記蓋には安全弁筒が成形されており、該安全弁筒の上
    部には、略円筒形状をした円筒部を有しており、前記安
    全弁筒の下部には、底部を塞ぐための底部円錐部と、前
    記底部円錐部を保持するための底部固定部と、電解液を
    電槽内に供給するための開放部が設けられていることを
    特徴とする制御弁式鉛蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記底部円錐部は、上方向に、凸な形状
    を有することを特徴とする請求項1記載の制御弁式鉛蓄
    電池。
  3. 【請求項3】 正極板、負極板及びセパレータを積層
    し、溶接して極板群を作製し、該極板群を電槽に挿入し
    た後に蓋を付けて作製する制御弁式鉛蓄電池の製造方法
    において、前記蓋には安全弁筒が成形されており、該安
    全弁筒の上部には、略円筒形状をした円筒部を有してお
    り、前記安全弁筒の下部には、底部を塞ぐための上方向
    に凸な形状を有する底部円錐部と、前記底部円錐部を保
    持するための底部固定部と、電解液を電槽内に供給する
    ための開放部が設けられており、注液ノズルからの電解
    液は、前記底部円錐部に当てた後、前記開放部から前記
    電槽内に供給することを特徴とする制御弁式鉛蓄電池の
    製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011510446A (ja) * 2008-01-17 2011-03-31 ネスキャップ カンパニー,リミテッド 電気エネルギー保存装置およびその製造方法
CN112002859A (zh) * 2020-07-14 2020-11-27 华瑞矿业科技有限公司 防爆电池
WO2022201630A1 (ja) * 2021-03-26 2022-09-29 古河電池株式会社 双極型蓄電池

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