JP2003045144A - ローラ - Google Patents

ローラ

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Publication number
JP2003045144A
JP2003045144A JP2001226454A JP2001226454A JP2003045144A JP 2003045144 A JP2003045144 A JP 2003045144A JP 2001226454 A JP2001226454 A JP 2001226454A JP 2001226454 A JP2001226454 A JP 2001226454A JP 2003045144 A JP2003045144 A JP 2003045144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
guide roller
roller
peripheral surface
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001226454A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuki Asano
克城 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001226454A priority Critical patent/JP2003045144A/ja
Publication of JP2003045144A publication Critical patent/JP2003045144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外周面のひけが防止できると共に、金型が
破損し難い形状のローラを得る。 【解決手段】 ガイドローラ44の内周面からは支持片
48を複数突設させている。これにより、支持片48と
支持片48との間には、空間49が設けられることとな
り、ガイドローラ44の外周面に生じるひけを防止す
る。支持片48の先端面が、シャフト50に直接支持さ
れるようにすることで、ガイドローラ44を成形する金
型51の固定側金型52に突設され、ガイドローラ44
に軸孔44Aを設けるための軸孔用ピン56と、支持片
48を形成させるための片部58とを一体にすることが
できる。これにより、軸孔用ピン56及び片部58を強
化させることができ、軸孔用ピン56及び片部58を破
損し難くすることができる

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シャフトを中心に
回転可能に支持されるローラに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、オーディオ機器やビデオ機器等
では、一対のリールに巻回した磁気テープを、カセット
ケース内に走行可能に保持して記録、再生を行う磁気テ
ープカセットが多用されている。 【0003】例えば、放送局等で業務用として使用する
磁気テープカセットは、ケースを構成する上ハーフと下
ハーフとの間に、下フランジと、下フランジの上側に一
体的に固定されたハブと、ハブの上側に取付けられた上
フランジと、で構成された一対のリールが回動自在に軸
支されており、この一対のリールには磁気テープが巻回
されている。 【0004】磁気テープカセットの前部側の開口の近く
には、シャフトが立設している。このシャフトにはガイ
ドローラ(ローラ)が外挿され、ガイドローラはシャフ
トを軸として回転可能に軸支されている。このガイドロ
ーラによって、繰出し時或いは巻戻し時に磁気テープが
案内される。 【0005】ところで、図5に示すように、ガイドロー
ラ114には外周面のひけを防止するため、複数の肉盗
み部116を設けている。一方、図6には、ガイドロー
ラ114を成形する金型118が示されており、金型1
18に備えられた固定側型板120には、シャフト11
0(図5参照)が挿通可能な軸孔122を設けるための
軸孔用ピン124、及び肉盗み部116を形成するため
の肉盗み用ピン126を複数設けているが、肉盗み用ピ
ン126は特に薄肉であるため、成形時に破損し易い。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、外周面のひけが防止できると共に、金型が破
損し難い形状のローラを提供することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、シャフトを中心に回転可能に支持されるローラに
は、内周面から軸芯側へ向かって複数の支持部を突設さ
せている。この支持部の先端部に内接する円をシャフト
に支持される軸孔としている。 【0008】このように、ローラの内周面から軸芯側へ
向かって複数の支持部を突設させることによって、支持
部と支持部との間には空間が設けられることとなる。こ
の空間がいわゆる肉盗みとなり、これにより、ローラの
外周面のひけを防止することができる。 【0009】また、通常、ローラの内周面がシャフトの
軸孔となるが、この軸孔を設けるため、金型上、軸孔用
ピンが必要となる。一方、ローラに肉盗みを設ける場
合、金型上、ピンが必要となるが、このピンはローラの
外周面と内周面との間に設けるため、軸孔用ピンとは独
立した状態で配置される。このため、ピンは細くなって
しまう。 【0010】しかし、本発明のように、支持部の先端部
に内接する円をシャフトに支持される軸孔とすること
で、ピンを軸孔用ピンと連設させることができる。この
ため、ピンは強化され、破損し難くなる。 【0011】 【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態に係る
ローラが用いられた磁気テープカセットについて、概要
を説明する。 【0012】図1に示すように、放送局で業務用に使用
される磁気テープカセット(ベータカムLカセット)1
0は、ケースを構成する上ハーフ12と下ハーフ14と
を備えている。 【0013】上ハーフ12及び下ハーフ14によって形
成されるケース内には、下フランジ24と、下フランジ
24の上側に一体的に固定されたハブ26と、ハブ26
の上側に取付けられた上フランジ28と、で構成された
一対のリール20が回動自在に軸支されており、この一
対のリール20には磁気テープTが巻回されている。 【0014】また、上ハーフ12と一対のリール20と
の間には、一対の圧縮コイルバネ30A、30Bがそれ
ぞれ介在しており、圧縮コイルバネ30A、30Bによ
り、対応するリール20A、20Bがそれぞれ下ハーフ
14に向けて付勢されている。 【0015】磁気テープカセット10の下ハーフ14の
内壁面14Uには、シャフト50が立設しており、この
シャフト50には、ガイドローラ44(ローラ)が外挿
され、シャフト50を中心に回転可能となっている(後
述する)。 【0016】ガイドローラ44は、滑性があり、かつ機
械的強度が比較的強いもの、例えばPOM等の樹脂にて
成形されており、このガイドローラ44によって磁気テ
ープTが案内される。 【0017】また、ガイドローラ44の近傍には、磁気
テープTの裏面側に摺接すると共に押圧して磁気テープ
Tの弛みを防止するテープパッド46が設けられてお
り、このテープパッド46によって磁気テープTは適度
な付勢力で押圧される。 【0018】次に、本発明の実施の形態に係るローラに
ついて説明する。 【0019】図2に示すように、ガイドローラ44は円
筒状を成しており、ガイドローラ44の内周面からは、
略扇状の支持片48が軸芯側へ向かって複数突設してい
る。このように、ガイドローラ44の内周面から支持片
48を複数突設させることによって、支持片48と支持
片48との間には、空間49が設けられることとなる。
この空間49が、いわゆる肉盗みとして、ガイドローラ
44の外周面に生じるひけを防止する。 【0020】また、支持片48の先端面を連続させる
と、シャフト50と略同一の円弧となるように形成され
ており、シャフト50が支持片48の先端面に内接可能
な軸孔44Aとなっている。 【0021】このため、ガイドローラ44がシャフト5
0に外挿可能となり、支持片48の先端面がシャフト5
0に支持されて、ガイドローラ44がシャフト50を中
心に回転可能となる。 【0022】ここで、図4に示すように、隣接する支持
片48の先端面と支持片48の先端面との隙間(空間4
9の入り口)は、シャフト50が挿通不能な大きさとな
っており、支持片48と支持片48との間に設けられた
空間49内にシャフト50が入り込むことがないように
している。 【0023】一方、図3に示すように、ガイドローラ4
4は、金型51によって成形される。この金型51は固
定側金型52及び可動側金型54を備えており、固定側
金型52には、シャフト50が内挿可能な軸孔44Aを
ガイドローラ44に設けるための軸孔用ピン56が突設
され、この軸孔用ピン56の外周面からは支持片48を
形成させるための略扇状の片部58が放射線状に複数延
出している。 【0024】支持片48の先端面が、シャフト50に直
接支持されるようにすることで、以上のように、軸孔用
ピン56と片部58とを一体にすることができる。これ
により、軸孔用ピン56及び片部58を強化させること
ができ、軸孔用ピン56及び片部58を破損し難くする
ことができる。 【0025】なお、ここでは支持片48及び片部58を
略扇状としたが、シャフト50に支持される支持片48
を複数設けることができれば良いため、この形状に限る
ものではない。 【0026】また、シャフト50を中心にガイドローラ
44が回転できれば良く、また、シャフト50が隣接す
る支持片48の先端面と支持片48の先端面との隙間に
入り込まなければ良いため、支持片48と空間49との
断面積のバランスはこれに限るものではない。さらに、
ガイドローラを円筒状としたが、ガイドローラの端部か
ら中心部にかけて徐々に膨らむいわゆる太鼓状のローラ
であっても良い。 【0027】また、ここでは、磁気テープを案内するガ
イドローラについて説明したが、ローラであれば良いた
め、これに限るものではない。 【0028】 【発明の効果】本発明は上記構成としたので、外周面の
ひけを防止できると共に、金型上、必要なピンを強化す
ることができるので、金型が破損し難くなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係るガイドローラが用いら
れた磁気テープカセットの構成を示す分解斜視図であ
る。 【図2】本発明の実施形態に係るガイドローラとシャフ
トとの関係を示す分解斜視図である。 【図3】本発明の実施形態に係るガイドローラ及びガイ
ドローラを成形する金型を示す分解斜視図である。 【図4】本発明の実施形態に係るガイドローラとシャフ
トとの関係を示す平面図である。 【図5】従来のガイドローラとシャフトとの関係を示す
平面図である。 【図6】従来のガイドローラ及びガイドローラを成形す
る金型を示す分解斜視図である。 【符号の説明】 10 磁気テープカセット 44 ガイドローラ(ローラ) 44A 軸孔 48 支持片(支持部)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シャフトを中心に回転可能に支持される
    ローラであって、 内周面から軸芯側へ向かって複数の支持部を突設させ、
    前記支持部の先端部に内接する円を前記シャフトに支持
    される軸孔としたことを特徴とするローラ。
JP2001226454A 2001-07-26 2001-07-26 ローラ Pending JP2003045144A (ja)

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