JP2003044738A - 広告効果分析システムおよびこれに用いるサーバ装置、広告効果分析方法、広告効果分析プログラム、記録媒体 - Google Patents

広告効果分析システムおよびこれに用いるサーバ装置、広告効果分析方法、広告効果分析プログラム、記録媒体

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JP2003044738A
JP2003044738A JP2001226946A JP2001226946A JP2003044738A JP 2003044738 A JP2003044738 A JP 2003044738A JP 2001226946 A JP2001226946 A JP 2001226946A JP 2001226946 A JP2001226946 A JP 2001226946A JP 2003044738 A JP2003044738 A JP 2003044738A
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advertising
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Yuichi Washida
祐一 鷲田
Masaki Kimura
昌樹 木村
Tatsuto Ono
達人 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告を出してからユーザが実際にその広告主
の商品等を購入するに至るプロセスを流れとして分析
し、広告効果を正確に把握できるようにする。 【解決手段】 広告活動の基本原理である5つのプロセ
ス(AIDMA)に沿って複数の行為項目を設定する行
為項目設定部11と、設定した複数の行為項目ごとに実
際の実施内容を実績として登録する実績登録部13と、
データベース2に登録された実績データに基づいて、A
IDMAのプロセスごとに実績状況を集計する集計部1
4と、集計された各プロセスごとの実績状況を一画面中
に出力する分析結果出力部15とを設けることにより、
広告活動の一部を断片的に分析していた従来の分析シス
テムと異なり、広告活動の全体を通した正確な広告効果
を流れとして把握することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広告効果分析システ
ムおよびこれに用いるサーバ装置、広告効果分析方法、
広告効果分析プログラム、記録媒体に関し、特に、チラ
シや新聞、雑誌、折り込み広告、テレビ、ラジオ、ダイ
レクトメールなどの伝統的な広告や、パーソナルコンピ
ュータや携帯移動端末(いわゆるモバイル端末)等を用
いて提供されるネット広告の効果を分析する手法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、商品あるいはサービス等の販売促
進を行うための手段として、広告という手段が広く用い
られてきた。広告の手法としては、店頭や路上などで配
布されるチラシ、新聞や雑誌などの折り込み広告、テレ
ビやラジオなどのマスメディアを用いた宣伝、特定のユ
ーザにターゲットを絞って行うダイレクトメールなどが
多く用いられてきた。
【0003】これに対して、最近では、コンピュータの
広範な普及、ネットワーク技術の進展などを背景とし
て、インターネット上に開設したウェブページを利用し
て様々な広告が行われるようになってきている。その多
くは、ウェブページの一部に長方形の広告を横断幕のよ
うに表示するバナー広告が用いられている。
【0004】しかし、バナー広告は、ウェブページにア
クセスしているユーザが相当の注意をもって見ない限
り、バナー広告がユーザに注目されるケースは少なく、
ましてバナー広告のクリックによって広告主のウェブペ
ージにアクセスされるケースは更に少ないというのが現
状である。そのため、バナー広告はネットユーザの印象
に残ることが少なく、広告効果に対する広告主の評価が
厳しさを増している。
【0005】このような背景のもと、できるだけ多くの
ユーザにバナー広告を見てもらうことを主眼に置いたシ
ステムが種々開発され、提供されてきている。例えば、
バナー広告枠に動画を配信してユーザの関心を引くよう
にしたシステムや、バナー広告の閲覧者に広告料金の一
部を還元するようにしたシステム、あるいは、個人属性
情報に基づいて各ユーザの関心の高そうな広告を選んで
バナー広告枠に表示するようにしたシステムなどがあ
る。
【0006】一方、不特定多数に広告を表示するバナー
広告の有効性を見直し、電子メールを用いた広告配信シ
ステムも多く提供されている。その代表的なものとし
て、あらかじめ年齢や職業・性別・居住地などの属性を
登録した会員を対象に、その属性に応じて、マーケティ
ングの対象となる層に絞って希望ジャンルの広告メール
を配信するオプトインサービスが知られている。また、
電子メールの文中に含まれるキーワードに合わせ、受信
者が興味を持ちそうな広告を自動的に選択して添付する
ようにしたシステムなども提供されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のバナー広告や電
子メールを用いた広告配信システムは何れも、ネットユ
ーザの関心を引き、あるいは、ネットユーザに関心の高
そうな広告を選んで配信することで、広告効果を高める
ことを目指したものである。
【0008】しかしながら、このような各種の広告配信
システムが提供される一方で、広告効果を分析・検証す
るためのシステムはほとんど提供されていないのが現状
である。すなわち、ユーザに配信した広告メールの閲覧
状況(ユーザが電子メールを開封した時刻やその閲覧時
間など)、広告メールに書かれたホームページを見た比
率を表すクリック率などを分析・集計するシステムは存
在する。しかし、これらは単に広告メール等へのアクセ
ス状況を見ているに過ぎず、これだけで広告効果を正確
に把握することはできない。
【0009】すなわち、従来の分析システムは、広告を
出した結果の一側面を捉えて見ているに過ぎず、広告を
出してからユーザが実際にその広告主の商品やサービス
を購入するに至るプロセスを流れとして分析している訳
ではない。したがって、従来の分析システムを用いて
も、広告効果を正確に把握することはできなかった。そ
のため最近では、広告効果がはっきりしないネット広告
への出稿を広告主が手控える傾向が見え始めている。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みて成され
たものであり、広告を出してからユーザが実際にその広
告主の商品やサービスを購入するに至るプロセスを流れ
として分析し、広告効果を正確に把握できるようにする
ことを目的とする。また、本発明は、広告効果の分析結
果を一目で分かりやすく提供できるようにすることをも
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の広告効果分析シ
ステムは、広告活動の基本原理である5つのプロセスに
沿って設定された複数の行為項目ごとに実績を登録する
実績登録手段と、上記実績登録手段により登録された実
績データに基づいて、上記5つのプロセスごとに実績状
況を集計する集計手段と、上記集計手段により上記5つ
のプロセスごとに集計された実績状況を1つの画面中に
区別して出力する分析結果出力手段とを備えたことを特
徴とする。
【0012】本発明の他の態様では、上記集計手段は、
上記実績登録手段により上記複数の行為項目ごとに登録
された実績データに対し、上記複数の行為項目ごとに設
定された係数をかけて、上記5つのプロセスごとに上記
実績状況を集計することを特徴とする。
【0013】本発明のその他の態様では、上記集計手段
は、所定の期間を単位として上記実績状況を集計し、任
意のタイミングを指定するためのタイミング指定手段を
備え、上記分析結果出力手段は、上記集計手段により上
記所定の期間を単位として集計された上記5つのプロセ
スごとの実績状況であって、上記タイミング指定手段に
より指定されたタイミングの実績状況を出力することを
特徴とする。
【0014】本発明のその他の態様では、上記タイミン
グ指定手段は画面上に表示されたGUIによる操作バー
を含み、上記操作バーを移動させることで上記任意のタ
イミングの指定をリアルタイムに変更可能とし、上記分
析結果出力手段は、リアルタイムに変更される上記任意
のタイミングの指定に合わせて、上記集計手段により集
計された上記5つのプロセスごとの実績状況をリアルタ
イムに出力することを特徴とする。
【0015】本発明のその他の態様では、上記所定の期
間は、月間、週間、日間、時間などの複数の単位を含
み、上記複数の単位の中から何れかを指定するためのス
ケール指定手段を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明のその他の態様では、上記分析結果
出力手段は、上記集計手段により集計された上記5つの
プロセスごとの実績状況を、1つの画面中でそれぞれを
棒グラフの形で出力することを特徴とする。
【0017】本発明のその他の態様では、上記広告活動
の基本原理である5つのプロセスに沿った複数の行為項
目を設定するための行為項目設定手段を備えたことを特
徴とする。
【0018】本発明のその他の態様では、上記広告活動
の基本原理である5つのプロセスに沿った複数の行為項
目ごとに係数を設定するための係数設定手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0019】また、本発明のサーバ装置は、広告活動の
基本原理である5つのプロセスに沿った複数の行為項目
ごとに登録された実績データに基づいて、上記5つのプ
ロセスごとに実績状況を集計する集計手段と、上記集計
手段により上記5つのプロセスごとに集計された実績状
況を1つの画面中に区別して出力する分析結果出力手段
とを備えたことを特徴とする。
【0020】本発明の他の態様では、広告活動の基本原
理である5つのプロセスに沿った複数の行為項目ごとに
設定された係数と、上記複数の行為項目ごとに登録され
た実績データとに基づいて、上記5つのプロセスごとに
実績状況を集計する集計手段と、上記集計手段により上
記5つのプロセスごとに集計された実績状況を1つの画
面中に区別して出力する分析結果出力手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0021】本発明のその他の態様では、上記集計手段
は、所定の期間を単位として上記実績状況を集計し、上
記分析結果出力手段は、上記集計手段により上記所定の
期間を単位として集計された上記5つのプロセスごとの
実績状況であって、ユーザにより指定された任意のタイ
ミングの実績状況を出力することを特徴とする。
【0022】本発明のその他の態様では、上記分析結果
出力手段は、画面上に表示されたGUIによる操作バー
を移動させることでリアルタイムに変更される上記任意
のタイミングの指定に合わせて、上記集計手段により集
計された上記5つのプロセスごとの実績状況をリアルタ
イムに出力することを特徴とする。
【0023】本発明のその他の態様では、上記所定の期
間は、月間、週間、日間、時間などの複数の単位を含
み、上記分析結果出力手段は、上記複数の単位の中から
指定された単位に従って、上記集計手段により上記5つ
のプロセスごとに集計された実績状況を出力することを
特徴とする。
【0024】本発明のその他の態様では、上記分析結果
出力手段は、上記集計手段により集計された上記5つの
プロセスごとの実績状況を、1つの画面中でそれぞれを
棒グラフの形で出力することを特徴とする。
【0025】また、本発明の広告効果分析方法は、広告
活動の基本原理である5つのプロセスに沿って設定され
た複数の行為項目ごとに実績を登録するステップと、上
記登録された実績データに基づいて、上記5つのプロセ
スごとに実績状況を集計するステップと、上記5つのプ
ロセスごとに集計した実績状況を1つの画面中に区別し
て出力するステップとを有することを特徴とする。
【0026】本発明の他の態様では、広告活動の基本原
理である5つのプロセスに沿って設定された複数の行為
項目ごとに実績を登録するステップと、上記複数の行為
項目ごとに登録された実績データと、上記複数の行為項
目ごとに設定された係数とに基づいて、上記5つのプロ
セスごとに実績状況を集計するステップと、上記5つの
プロセスごとに集計した実績状況を1つの画面中に区別
して出力するステップとを有することを特徴とする。
【0027】本発明のその他の態様では、上記広告活動
の基本原理である5つのプロセスに沿った複数の行為項
目と、上記複数の行為項目に対する上記係数とを設定す
るステップを更に有することを特徴とする。
【0028】本発明のその他の態様では、上記5つのプ
ロセスごとの実績状況を所定の期間を単位として集計
し、画面上に表示されたGUIによる操作バーを移動さ
せることでリアルタイムに変更される任意のタイミング
の指定に合わせて、上記集計された上記5つのプロセス
ごとの実績状況をリアルタイムに出力するようにしたこ
とを特徴とする。
【0029】本発明のその他の態様では、上記集計され
た上記5つのプロセスごとの実績状況を、1つの画面中
でそれぞれを棒グラフの形で出力するようにしたことを
特徴とする。
【0030】また、本発明の広告効果分析プログラム
は、請求項1〜14の何れか1項に記載の各手段として
コンピュータを機能させるためのプログラム、あるい
は、請求項15〜19の何れか1項に記載の広告効果分
析方法の処理手順をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムである。
【0031】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体は、請求項1〜14の何れか1項に記載の各
手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
ム、あるいは、請求項15〜19の何れか1項に記載の
広告効果分析方法の処理手順をコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0032】本発明は上記技術手段より成るので、広告
活動の基本原理である5つのプロセスに沿って広告活動
の実績状況が分析され、それらの分析結果が1つの画面
中に区別して出力されることとなる。これにより、広告
活動の一部を断片的に分析していた従来の分析システム
と異なり、広告活動の全体を通した広告効果を、分析結
果を通じて正確に把握することが可能となる。
【0033】本発明の他の特徴によれば、5つのプロセ
スに沿った複数の行為項目ごとに適切な係数を設定する
ことにより、各行為項目間の広告効果の評価に対するア
ンバランスを調整することができ、より正確な分析結果
を得ることが可能となる。
【0034】本発明のその他の特徴によれば、5つのプ
ロセスごとの実績状況がそれぞれ棒グラフの形で一画面
に出力されることとなるので、分析結果を棒グラフ全体
のモデルパターンとして認識することができ、広告効果
を直感的に理解することが可能となる。
【0035】本発明のその他の特徴によれば、5つのプ
ロセスごとの実績状況が所定の期間を単位として集計さ
れ、指定されたタイミングの集計結果が画面上に出力さ
れることとなる。これにより、一連の広告活動の任意の
タイミングを指定して広告効果の分析結果を見ることが
可能となる。
【0036】本発明のその他の特徴によれば、画面上に
表示されたGUIによる操作バーを移動させることでタ
イミング指定をリアルタイムに変更すると、それに合わ
せて分析結果の表示もリアルタイムに変わる。これによ
り、分析結果の表示(特に棒グラフの表示)の変化を見
ることで、広告活動の全体を通した正確な広告効果を流
れとして直感的に把握することが可能となる。
【0037】本発明のその他の特徴によれば、月間、週
間、日間、時間などの任意の単位を基準に分析結果を把
握することが可能となり、異なる観点から広告効果を検
証することが可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。伝統的な広告基本原理に、「AI
DMA」と呼ばれるものがある。「AIDMA」とは、 A(Attention):ある商品やサービスについて、まず
は消費者に認知させ、注意を引かせるプロセスのこと。 I(Interest):その商品やサービスに興味を持たせ、
もっと知ろうとさせるプロセスのこと。 D(Demand):その商品やサービスについて漠然と“欲
しいなあ”と思わせる魅力付けのプロセスのこと。 M(Memorize):その商品やサービスを、入手できるチ
ャンスが来るまで“覚えておこう”と思わせるプロセス
のこと。 A(Action):その商品やサービスを本当に入手する具
体的な行動を起こさせるプロセスのこと。
【0039】あまたの広告活動は、このような情報内容
をこの順番で実施することが基本となる。本実施形態の
広告効果分析システムは、この「AIDMA」のプロセ
スに沿って広告効果を分析するようにしたものである。
【0040】図1は、本実施形態による広告効果分析シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。図1に示す
ように、本実施形態の広告効果分析システムは、本発明
のサーバ装置に相当する分析サーバ1と、分析サーバ1
に接続されたデータベース2およびデータ入力部3とを
備えている。上記分析サーバ1は、インターネット等の
ネットワーク5を介して他のサーバ4-1,4-2,…に接
続されている。
【0041】データ入力部3は、広告活動の基本原理で
ある「AIDMA」の5つのプロセスに沿った複数の行
為項目、個々の行為項目に対する係数値、個々の行為項
目に関する実績データなどを分析サーバ1に入力するた
めのものであり、例えばキーボードやマウスなどの入力
デバイスにより構成される。実績データは、他のサーバ
-1,4-2,…からもネットワーク5を介して分析サー
バ1に入力する。
【0042】分析サーバ1に入力されたこれらのデータ
は、データベース2に記憶され、保存される。分析サー
バ1は、データベース2に保存されたデータを用いて後
述する集計を行い、広告効果を分析する。
【0043】図2は、分析サーバ1の機能構成例を示す
ブロック図である。図2において、行為項目設定部11
は、「AIDMA」の5つのプロセスに沿った複数の行
為項目を設定するものである。具体的には、行為項目の
入力画面を図示しないディスプレイ上に表示させ、デー
タ入力部3を通じて当該入力画面に入力された行為項目
のデータをデータベース2に登録する処理を行う。
【0044】係数設定部12は、行為項目設定部11に
より設定された個々の行為項目に対応した係数値を設定
するものである。具体的には、係数値の入力画面を図示
しないディスプレイ上に表示させ、データ入力部3を通
じて当該入力画面に入力された係数値のデータをデータ
ベース2に登録する処理を行う。
【0045】図3は、上記行為項目設定部11および係
数設定部12により設定する行為項目および係数値の例
を示す図である。図3に示すように、行為項目設定部1
1によって「AIDMA」のそれぞれのプロセスについ
て1つ以上の行為項目を設定するとともに、係数設定部
12によって各行為項目に対する係数値を設定する。
【0046】なお、この図3に示す例は、ウェブページ
上でクーポンを発行するキャンペーン販売を実施する際
に、各種の広告を出し、その広告効果を分析する場合を
想定したものである。もちろん、これは単なる例であっ
て、行為項目設定部11および係数設定部12によって
任意の行為項目と係数値を設定することにより、いろん
なパターンの広告活動に適用することが可能である。電
子商取引システムと連動させることも可能である。
【0047】本実施形態において、A(注意を引く)
は、消費者が欲していると思われる商品やサービスなど
を情報として投げかける情報行動のことと定義する。例
えば、バナー広告、メール広告、電車の中吊り、雑誌広
告、テレビ広告、ブルートゥース広告、紹介クーポンな
どがこれに該当する。行為項目設定部11は、これらの
情報行動を“A”の行為項目として設定する。
【0048】これらの行為項目に対する係数値は、1つ
の広告に対してどれくらいの反応があるかを予想し、各
行為項目間の広告効果の評価に対するアンバランスを調
整するためのものである。もちろん、係数を設定しなく
ても広告効果の分析は可能である。しかし、5つのプロ
セスに沿って定義した複数の行為項目ごとに適切な係数
を設定することにより、各行為項目間の広告効果の評価
に対するアンバランスを調整してより正確な分析結果を
得ることができ、より好ましい。
【0049】この係数値を決定するための1つの方法と
して、1つ(あるいは1回)の広告を出した場合にそれ
が何人の目に届くかといった人数を基準とする方法が考
えられる。例えば、100万人の目に触れる場合を基準
係数値(=1)とし、これに対する人数比で各行為項目
の係数値を決定する。
【0050】また、人数比のほかに、広告に対する反応
に影響を与えると思われる種々の要素を考慮して係数値
を決定するのがより好ましい。例えば、広告を目にした
ときのインパクト度、消費者が広告に触れる時間帯や期
間、記憶の残りやすさなど、様々な要素を複合的に考慮
して係数値を決定するのが好ましい。
【0051】これらの係数値は、言い換えると、個々の
行為項目をそれぞれどれくらい行ったら同じ効果が期待
できるかを表した係数であると言える。例えば、係数値
が1の行為項目で定義される広告を10回行う場合と、
係数値が10の行為項目で定義される広告を1回行う場
合とで同じ効果があるといった具合である。
【0052】I(興味を持つ)は、消費者がその商品や
サービスなどについて興味を持ち、広告以上の情報を獲
得する行動のことと定義する。例えば、ケータイゲット
に対するアクセス、ウェブページ閲覧、アンケートに対
する回答、バナー広告のクリックなどがこれに該当す
る。行為項目設定部11は、これらの行動を“I”の行
為項目として設定する。
【0053】なお、ケータイゲットとは、他のサーバ4
-1,4-2,…中に含まれる1つ(以下、KGサーバと呼
ぶ)で提供されている以下のようなサービスを言う。す
なわち、消費者が街頭のポスター広告などで見た商品や
サービスについて詳しい情報を知りたいときに、広告に
掲載されている十桁程度の電話番号に携帯電話から電話
する。すると、KGサーバから携帯電話に電子メールが
届き、その電子メールを開けば簡単に商品紹介サイトに
接続できるようにしたものである。このサービスを利用
すれば、複雑で覚えにくいURL(Uniform Resource L
ocator)を手入力する手間を軽減することができる。
【0054】ウェブページ閲覧は、広告主が見て欲しい
と望むウェブページに消費者がアクセスする行為を言
う。ここで言うアクセスは、ケータイゲットを利用して
取得した電子メール中に書かれているURLに対するア
クセスだけでなく、通常のメール広告、電車の中吊り、
雑誌広告、テレビ広告、ブルートゥース広告などに書か
れているURLを見てのアクセスなど、あらゆるアクセ
スを含む。
【0055】アンケートに対する回答は、広告主がウェ
ブサイトや電子メール、各種マスメディアなどを利用し
て行ったアンケートに対して、消費者が回答を行う行為
を言う。回答の手段として電子メールやウェブブラウザ
などの電子媒体を利用するものに絞っても良い。また、
バナー広告のクリックは、様々なウェブサイト上に掲載
された広告主のバナー広告を消費者がクリックする行為
を言う。
【0056】D(欲しいと思う)は、アクセスされたウ
ェブページにおいて、トップページだけでなく深い階層
のページまでアクセスし、あるいは長い時間アクセスし
て、その商品やサービスのことをよく理解した状態のこ
とと定義する。例えば、その商品やサービスに関連する
バナー広告のクリック、キャンペーンへの応募などがこ
れに該当する。行為項目設定部11は、これらの行動を
“D”の行為項目として設定する。
【0057】M(覚える)は、広告主のウェブページの
URLをブックマークに登録したり、あるいは、着信履
歴機能と再発信機能などを用いて再びケータイゲットの
電話番号に発信したりする行為のことと定義する。行為
項目設定部11は、これらの行動を“M”の行為項目と
して設定する。
【0058】A(購入意思)は、広告主のウェブページ
上に設定したショッピング機能やダウンロード機能等を
用いて、実際に商品やサービスを獲得する行為のことと
定義する。例えば、ウェブページ上でクーポンを取得す
る行為がこれに該当する。行為項目設定部11は、これ
らの行動を“A”の行為項目として設定する。
【0059】これらの“I”“D”“M”“A”の行為
項目に対する係数値も、最初の“A”の行為項目に対す
る係数値と同様に、個々の行為項目をそれぞれどのくら
い行った場合に同じ効果が期待できるかを表した値を設
定する。
【0060】図2に戻って説明を続ける。実績登録部1
3は、「AIDMA」の5つのプロセスに沿って定義し
た複数の行為項目ごとに、実際の実施内容などを実績と
して登録するものである。この実績登録は、例えば、実
績データを日別に入力していくことによって行う。
【0061】図4に、実績データの登録例を示す。図4
に示すように、基本的に実績データは、各行為項目の実
行回数を数値として入力する。ただし、A(注意を引
く)に関しては、広告を出した時間帯も登録し、雑誌広
告に関しては具体的な雑誌名を登録する。時間帯や雑誌
の有名度に応じて係数値を変えるようにしているもので
ある。
【0062】なお、M(覚える)のブックマークに関し
て、ユーザ端末でURLのブックマークがされたかどう
かについては、例えば、1つのユーザ端末から同じUR
Lに所定回数以上アクセスされた場合には、そのユーザ
端末において当該URLがブックマークされていると推
定し、そのブックマーク数を実績データとして登録する
などの態様が考えられる。また、ユーザ端末から共有デ
ータベースに登録されたURLをブックマークとして管
理するサーバを設け、その共有データベースに登録され
たブックマーク数を実績データとして登録するようにし
ても良い。
【0063】実績登録部13は、最初の「A」に関して
は、実績の入力画面を図示しないディスプレイ上に表示
させ、データ入力部3を通じて当該入力画面に入力され
た実績データをデータベース2に登録する処理を行う。
残りの「IDMA」に関しては、他のサーバ4-1
-2,…からネットワーク5を介して実績データを入力
し、入力した実績データをデータベース2に登録する処
理を行う。
【0064】例えば、ケータイゲットのコール回数は、
他のサーバ4-1,4-2,…に含まれるKGサーバにて管
理されている。実績登録部13は、KGサーバからケー
タイゲットのコール回数を表した実績データを取得し、
データベース2に登録する。また、ウェブページへのア
クセス数は、当該ウェブページを運営するサーバにより
管理されている。実績登録部13は、そのサーバからウ
ェブページへのアクセス数を表した実績データを取得
し、データベース2に登録する。
【0065】他の行為項目についても同様に、それらの
実行回数が他のサーバ4-1,4-2,…により管理されて
いるので、それらの実績データを実績登録部13が取得
し、データベース2に登録する。
【0066】なお、最初の「A」に関する実績データに
ついても、他のサーバ4-1,4-2,…から取得できるも
のがあれば、当該他のサーバ4-1,4-2,…から取得す
るようにしても良い。また、残りの「IDMA」に関す
る実績データについて、所定の入力画面を図示しないデ
ィスプレイ上に表示させ、データ入力部3を通じて当該
入力画面に入力するようにしても良い。
【0067】さらに、他のサーバ4-1,4-2,…から実
績データを取得する場合、当該実績データをネットワー
ク5を介してアップロードする方法だけでなく、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、コンパク
トディスク等の記録媒体を介して取得するようにしても
良い。本発明において実績データの入力手法は全く問わ
ない趣旨である。
【0068】集計部14は、係数設定部12により複数
の行為項目ごとに設定された係数値と、実績登録部13
により複数の行為項目ごとに登録された実績データとに
基づいて(これらは何れもデータベース2に保存されて
いる)、「AIDMA」の5つのプロセスごとに各行為
項目の実績状況を集計する。具体的には、上記5つのプ
ロセスごとに、各行為項目の係数値と実績値とを積和演
算することにより、各プロセスごとの集計値を算出す
る。このとき集計部14は、上記5つのプロセスごとの
集計値を、月間、週間、日間、時間などの期間を単位と
して算出する。
【0069】分析結果出力部15は、集計部14により
集計された上記5つのプロセスごとの実績状況を1つの
画面中に区別して出力する。例えば、集計部14により
集計された上記5つのプロセスごとの実績状況を、1つ
の画面中でそれぞれを棒グラフの形で並べて出力する。
【0070】スケール指定部16は、月間、週間、日
間、時間などの複数の単位の中から何れかを指定するた
めのものである。具体的には、図3のデータ入力部3を
用いてユーザより与えられる指示に応じて、何れかの単
位を指定する。分析結果出力部15は、スケール指定部
16により指定された単位に従って、集計部14により
集計された5つのプロセスごとの実績状況を表示画面に
出力する。
【0071】タイミング指定部17は、任意のタイミン
グを指定するためのものである。このタイミング指定部
17も、データ入力部3を用いてユーザより与えられる
指示に応じて、任意のタイミングを指定する。分析結果
出力部15は、タイミング指定部17により指定された
タイミングに合わせて、集計部14により所定の期間を
単位として集計された5つのプロセスごとの実績状況を
表示画面に出力する。
【0072】図5は、分析結果出力部15により出力さ
れる具体的な表示画面の例を示す図である。図5に示す
ように、表示画面には、(a)に示すガントチャート
と、(b)に示す棒グラフとが表示される。ガントチャ
ートでは、行為項目設定部11により設定された5つの
プロセスに関する複数の行為項目のそれぞれについて、
実績登録部13により登録された実績データに基づき、
各行為項目を実行した日時を表している。例えば、A
(注意を引く)のメール広告は、3月5日と3月12日
に行っていることが示されている。
【0073】ガントチャートの右上には、4つのタブ2
1が設けられている。このタブ21はスケール指定部1
6の一部を構成するものであり、何れかのタブをデータ
入力部3のマウスでクリックすることにより、任意の単
位(スケール)を指定することができる。図5の例では
“週間”のタブを選択した状態が示されており、週間を
単位とした分析結果が表示されている。
【0074】また、ガントチャート上には、GUI(Gr
aphical User Interface)による操作バー22も設けら
れている。この操作バー22はタイミング指定部17の
一部を構成するものであり、操作バー22の位置により
任意のタイミングを指定する。図5の例では、3月5日
のタイミングが指定されている。この操作バー22をデ
ータ入力部3のマウスを用いて左右にドラッグ操作する
ことにより、任意のタイミングの指定をリアルタイムに
変更することができるようになっている。
【0075】図5(b)に示す棒グラフは、操作バー2
2により指定されたタイミングに関して、集計部14に
より集計された5つのプロセスごとの実績状況(各行為
項目の係数値と実績値との積和演算結果)を棒グラフの
形で並べて出力したものである。このように、あるタイ
ミングにおける各プロセスの実績状況を棒グラフとして
並べて表示することにより、広告活動として必要な「A
IDMA」の実績状況を一目で分かりやすく理解するこ
とができる。
【0076】また、操作バー22をドラッグ操作して、
指定するタイミングをリアルタイムに変更すると、それ
に合わせて分析結果出力部15は、集計部14により集
計された各プロセスごとの実績状況をリアルタイムに変
えて出力する。このようにすることにより、「AIDM
A」の実績状況が時間軸上の流れとしてどのように変化
したのかも一目で分かりやすく理解することができる。
【0077】理想的な広告活動を考えた場合、広告を出
してから消費者の購買活動に至るまでの一連の時間的な
流れの中で、図5(b)に示す棒グラフ全体の外形とし
て図6(a)〜(f)に例示するような各種のモデルパ
ターンが現れる。これらのモデルパターンは、一連の広
告活動を行う中の様々なタイミングにおける理想型を示
したものであり、広告活動が完全に理想的ならば、これ
らのモデルパターンを順次遷移していくものである。
【0078】したがって、操作バー22を操作しながら
それぞれのタイミングにおける棒グラフの表示を見るこ
とによって、広告活動が理想的に行われているかどう
か、行われていない場合にはどこに問題があるのかを直
感的に把握することができる。例えば、本来であれば次
のモデルパターンに遷移しても良いタイミングであるの
になかなか遷移しないとか、理想型とは全く異なるパタ
ーンになってしまったとかいうことを一目で理解でき、
広告活動の見直しを促すことができる。
【0079】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、広告を出してから消費者が実際にその広告主の
商品やサービスを購入するに至るプロセス(AIDM
A)の全体を流れとして分析し、広告効果を正確に把握
することができる。また、分析結果を棒グラフの形で一
画面中に並べて表示し、操作バー22の移動に合わせて
棒グラフの表示をリアルタイムに変えるようにしたの
で、分析結果をモデルパターンの遷移として捉えること
ができ、広告効果をより直感的に理解することができ
る。
【0080】なお、上記実施形態では、分析サーバ1が
図2のような機能構成を備えた例について示したが、こ
れは単なる一例を示したに過ぎないものであり、本発明
はこれに限定されるものではない。例えば、行為項目設
定部11、係数設定部12、実績登録部13などは別の
サーバが備え、分析サーバ1はデータベース2から必要
なデータを取得して集計・表示する機能だけを備えるよ
うにしても良い。
【0081】また、分析サーバ1の機能の全部あるいは
一部をASP(Application Service Provider)形式で
提供しても良い。例えば、分析結果出力部15、スケー
ル指定部16、タイミング指定部17の機能をASPと
して提供することが考えられる。この場合、分析サーバ
1と広告主の端末(パーソナルコンピュータなど)とを
ネットワーク5を介してつなぎ、広告主の端末が備える
ウェブブラウザの機能を用いて図5のような表示画面を
広告主の端末に表示する。
【0082】また、上記実施形態では、集計部14によ
り集計された結果を分析結果出力部15がリアルタイム
に取得し、それを図5のような画面に表示するイメージ
で説明したが、これに限定されない。例えば、集計部1
4は、月間、週間、日間、時間などの複数の単位を基準
として事前に集計処理を行い、その結果を全て図示しな
いデータベースに保存しておく。そして、分析結果出力
部15が、指定されたスケールおよびタイミングに必要
な分析結果データをそのデータベースから取得して表示
するといった態様も可能である。この場合は、分析結果
を画面表示する際に集計処理を行わなくても良いので、
表示応答速度を速くすることができる。
【0083】また、上記実施形態では、図5に示すよう
に、広告活動の分析結果を棒グラフの形で一画面中に並
べて表示し、操作バー22の移動に合わせて棒グラフの
表示をリアルタイムに変えるようにしているが、例えば
横軸に時間、縦軸に積和演算の集計値をとった座標軸上
で、各プロセスの集計値の遷移状態を折れ線グラフの形
で表示することも可能である。従来、AIDMAの各プ
ロセスにおける分析結果を一画面中に表示するようにし
たものはなかったが、本実施形態では適切な係数値を設
定しているので、AIDMAの各プロセスの分析結果を
バランスよく一画面中に表示することができる。
【0084】また、分析サーバ1が、各プロセスの集計
値を線で結ぶなどしてその外形を求め、図6に例示した
各モデルパターンとマッチングをして類似のパターンを
探し(例えば、公知の方法により類似度を算出し、その
類似度が所定値以上で最も大きいものを探す)、棒グラ
フの背景にその探したパターンの形をバックグランドと
して表示するようにしても良い。類似のパターンが見つ
からない場合は、バックグランド表示は行わない。この
ようにすれば、表示されている棒グラフの形がどのモデ
ルパターンに該当するのかをより直感的に把握すること
ができる。
【0085】また、分析サーバ1が、各タイミングごと
の集計結果を表す棒グラフについてそれぞれ外形を求
め、パターンマッチングにより類似のモデルパターンを
探すことにより、実績に基づくモデルパターンの遷移を
求める。一方、理想的な広告活動を表すモデルパターン
の遷移を用意しておき、この理想的な遷移と実績に基づ
く遷移とを分析サーバ1が比較することにより、理想的
な遷移と異なる部分を提示して注意を促すようにしても
良い。
【0086】以上に説明した本実施形態の広告効果分析
システムおよびこれに用いるサーバ装置は、コンピュー
タのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどで構成
されるものであり、RAMやROMに記憶されたプログ
ラムが動作することによって実現できる。
【0087】したがって、コンピュータが上記本実施形
態の機能を果たすように動作させるプログラムを例えば
CD−ROMのような記録媒体に記録し、コンピュータ
に読み込ませることによって実現できるものである。上
記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−RO
M以外に、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気
テープ、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、不揮発
性メモリカード等を用いることができる。また、上記プ
ログラムをインターネット等のネットワークを介してコ
ンピュータにダウンロードするようにしても良い。
【0088】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0089】なお、上記に説明した実施形態は、本発明
を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過
ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されてはならないものである。すなわち、本発明はその
精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様
々な形で実施することができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、広
告を出してから消費者が実際にその広告主の商品やサー
ビスを購入するに至るプロセス(AIDMA)の全体を
流れとして分析し、広告効果を正確に把握することがで
きる。また、分析結果を棒グラフのモデルパターンの遷
移として捉えることができ、広告効果を直感的に理解す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による広告効果分析システムの全体
の構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による分析サーバの機能構成例を示
すブロック図である。
【図3】本実施形態による行為項目と係数の設定例を示
す図である。
【図4】本実施形態による実績の登録例を示す図であ
る。
【図5】本実施形態による分析結果の画面表示例を示す
図である。
【図6】本実施形態の分析結果として表示される棒グラ
フの各種モデルパターンの例を示す図である。
【符号の説明】 1 分析サーバ 2 データベース 3 データ入力部 4-1,4-2 他のサーバ 5 ネットワーク 11 行為項目設定部 12 係数設定部 13 実績登録部 14 集計部 15 分析結果出力部 16 スケール指定部 17 タイミング指定部 21 スケール指定用のタブ 22 タイミング指定用の操作バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 501297538 小野 達人 東京都港区芝浦3−19−23 メゾン芝浦 702 (72)発明者 鷲田 祐一 東京都調布市西つつじヶ丘3−21−21− 202 (72)発明者 木村 昌樹 東京都杉並区方南1−48−6 ハイツコス モス202 (72)発明者 小野 達人 東京都港区芝浦3−19−23 メゾン芝浦 702

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告活動の基本原理である5つのプロセ
    スに沿って設定された複数の行為項目ごとに実績を登録
    する実績登録手段と、 上記実績登録手段により登録された実績データに基づい
    て、上記5つのプロセスごとに実績状況を集計する集計
    手段と、 上記集計手段により上記5つのプロセスごとに集計され
    た実績状況を1つの画面中に区別して出力する分析結果
    出力手段とを備えたことを特徴とする広告効果分析シス
    テム。
  2. 【請求項2】 上記集計手段は、上記実績登録手段によ
    り上記複数の行為項目ごとに登録された実績データに対
    し、上記複数の行為項目ごとに設定された係数をかけ
    て、上記5つのプロセスごとに上記実績状況を集計する
    ことを特徴とする請求項1に記載の広告効果分析システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記集計手段は、所定の期間を単位とし
    て上記実績状況を集計し、 任意のタイミングを指定するためのタイミング指定手段
    を備え、 上記分析結果出力手段は、上記集計手段により上記所定
    の期間を単位として集計された上記5つのプロセスごと
    の実績状況であって、上記タイミング指定手段により指
    定されたタイミングの実績状況を出力することを特徴と
    する請求項1または2に記載の広告効果分析システム。
  4. 【請求項4】 上記タイミング指定手段は画面上に表示
    されたGUIによる操作バーを含み、上記操作バーを移
    動させることで上記任意のタイミングの指定をリアルタ
    イムに変更可能とし、 上記分析結果出力手段は、リアルタイムに変更される上
    記任意のタイミングの指定に合わせて、上記集計手段に
    より集計された上記5つのプロセスごとの実績状況をリ
    アルタイムに出力することを特徴とする請求項3に記載
    の広告効果分析システム。
  5. 【請求項5】 上記所定の期間は、月間、週間、日間、
    時間などの複数の単位を含み、 上記複数の単位の中から何れかを指定するためのスケー
    ル指定手段を備えたことを特徴とする請求項3または4
    に記載の広告効果分析システム。
  6. 【請求項6】 上記分析結果出力手段は、上記集計手段
    により集計された上記5つのプロセスごとの実績状況
    を、1つの画面中でそれぞれを棒グラフの形で出力する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の広
    告効果分析システム。
  7. 【請求項7】 上記広告活動の基本原理である5つのプ
    ロセスに沿った複数の行為項目を設定するための行為項
    目設定手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何
    れか1項に記載の広告効果分析システム。
  8. 【請求項8】 上記広告活動の基本原理である5つのプ
    ロセスに沿った複数の行為項目ごとに係数を設定するた
    めの係数設定手段を備えたことを特徴とする請求項1〜
    7の何れか1項に記載の広告効果分析システム。
  9. 【請求項9】 広告活動の基本原理である5つのプロセ
    スに沿った複数の行為項目ごとに登録された実績データ
    に基づいて、上記5つのプロセスごとに実績状況を集計
    する集計手段と、 上記集計手段により上記5つのプロセスごとに集計され
    た実績状況を1つの画面中に区別して出力する分析結果
    出力手段とを備えたことを特徴とするサーバ装置。
  10. 【請求項10】 広告活動の基本原理である5つのプロ
    セスに沿った複数の行為項目ごとに設定された係数と、
    上記複数の行為項目ごとに登録された実績データとに基
    づいて、上記5つのプロセスごとに実績状況を集計する
    集計手段と、 上記集計手段により上記5つのプロセスごとに集計され
    た実績状況を1つの画面中に区別して出力する分析結果
    出力手段とを備えたことを特徴とするサーバ装置。
  11. 【請求項11】 上記集計手段は、所定の期間を単位と
    して上記実績状況を集計し、 上記分析結果出力手段は、上記集計手段により上記所定
    の期間を単位として集計された上記5つのプロセスごと
    の実績状況であって、ユーザにより指定された任意のタ
    イミングの実績状況を出力することを特徴とする請求項
    9または10に記載のサーバ装置。
  12. 【請求項12】 上記分析結果出力手段は、画面上に表
    示されたGUIによる操作バーを移動させることでリア
    ルタイムに変更される上記任意のタイミングの指定に合
    わせて、上記集計手段により集計された上記5つのプロ
    セスごとの実績状況をリアルタイムに出力することを特
    徴とする請求項11に記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】 上記所定の期間は、月間、週間、日
    間、時間などの複数の単位を含み、 上記分析結果出力手段は、上記複数の単位の中から指定
    された単位に従って、上記集計手段により上記5つのプ
    ロセスごとに集計された実績状況を出力することを特徴
    とする請求項11または12に記載のサーバ装置。
  14. 【請求項14】 上記分析結果出力手段は、上記集計手
    段により集計された上記5つのプロセスごとの実績状況
    を、1つの画面中でそれぞれを棒グラフの形で出力する
    ことを特徴とする請求項9〜13の何れか1項に記載の
    サーバ装置。
  15. 【請求項15】 広告活動の基本原理である5つのプロ
    セスに沿って設定された複数の行為項目ごとに実績を登
    録するステップと、 上記登録された実績データに基づいて、上記5つのプロ
    セスごとに実績状況を集計するステップと、 上記5つのプロセスごとに集計した実績状況を1つの画
    面中に区別して出力するステップとを有することを特徴
    とする広告効果分析方法。
  16. 【請求項16】 広告活動の基本原理である5つのプロ
    セスに沿って設定された複数の行為項目ごとに実績を登
    録するステップと、 上記複数の行為項目ごとに登録された実績データと、上
    記複数の行為項目ごとに設定された係数とに基づいて、
    上記5つのプロセスごとに実績状況を集計するステップ
    と、 上記5つのプロセスごとに集計した実績状況を1つの画
    面中に区別して出力するステップとを有することを特徴
    とする広告効果分析方法。
  17. 【請求項17】 上記広告活動の基本原理である5つの
    プロセスに沿った複数の行為項目と、上記複数の行為項
    目に対する上記係数とを設定するステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項16に記載の広告効果分析方
    法。
  18. 【請求項18】 上記5つのプロセスごとの実績状況を
    所定の期間を単位として集計し、 画面上に表示されたGUIによる操作バーを移動させる
    ことでリアルタイムに変更される任意のタイミングの指
    定に合わせて、上記集計された上記5つのプロセスごと
    の実績状況をリアルタイムに出力するようにしたことを
    特徴とする請求項15〜17の何れか1項に記載の広告
    効果分析方法。
  19. 【請求項19】 上記集計された上記5つのプロセスご
    との実績状況を、1つの画面中でそれぞれを棒グラフの
    形で出力するようにしたことを特徴とする請求項15〜
    18の何れか1項に記載の広告効果分析方法。
  20. 【請求項20】 請求項1〜14の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるための広告効果
    分析プログラム。
  21. 【請求項21】 請求項15〜19の何れか1項に記載
    の広告効果分析方法の処理手順をコンピュータに実行さ
    せるための広告効果分析プログラム。
  22. 【請求項22】 請求項1〜14の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項15〜19の何れか1項に記載
    の広告効果分析方法の処理手順をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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