JP2003044680A - 資産管理支援方法及び資産管理支援サーバ - Google Patents

資産管理支援方法及び資産管理支援サーバ

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JP2003044680A
JP2003044680A JP2001228793A JP2001228793A JP2003044680A JP 2003044680 A JP2003044680 A JP 2003044680A JP 2001228793 A JP2001228793 A JP 2001228793A JP 2001228793 A JP2001228793 A JP 2001228793A JP 2003044680 A JP2003044680 A JP 2003044680A
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JP2001228793A
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Takashi Hazui
隆史 筈井
Akihiro Yamada
晃弘 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性の高い資産管理支援技術を提供する。 【解決手段】 購入情報取得部110は、ユーザがキャ
ッシュレスで支払を行ったときの情報を取得し、登録部
114はその情報をユーザごとに設けられた資産管理テ
ーブル144へ登録する。ユーザが資産管理テーブル1
44の提示を要求したとき、整形・修正部124は資産
管理テーブル144を読み出し、所定のフォーマットに
整形して、提示部128を介してユーザへ提示する。整
形・修正部124は、ユーザが資産管理テーブル144
の修正を要求すると、そのユーザの資産管理テーブル1
44を変更する。付加情報選択部126は、ユーザの資
産管理テーブル144の内容に応じて、適する情報を付
加情報データベース146の中から選択してユーザへ提
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、資産管理支援技
術に関する。この発明は、とくに、ユーザの資産の管理
を支援する方法と、その方法を利用可能なサーバに関す
る。
【0002】
【従来の技術】商店や飲食品店などで支払をする際に、
クレジットカードなどを利用してキャッシュレスで決済
するシステムが広く利用されている。とくに、近年、イ
ンターネットや移動体通信などのIT産業が急速に広が
っており、それに伴って、携帯端末や非接触型のICカ
ードなどを利用した新しいキャッシュレス決済サービス
が注目を集めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなキャッシュ
レス決済サービスが広く普及するためには、決済サービ
スの主体とユーザの双方がこのサービスの利便性を享受
できるビジネスモデルの確立が必要である。
【0004】本発明はこうした状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、キャッシュレス決済サービスを
利用した利便性の高いビジネスモデルを提供することに
ある。とくに、本発明は、ユーザの資産管理の利便性を
高めるビジネスモデルを提案する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、資
産管理支援方法に関する。この方法は、ユーザがキャッ
シュレスの支払を行ったとき、その情報を電子的に取得
するステップと、その情報に基づき、電子的な資産管理
テーブルの該当項目へ記入を行うステップとを含み、こ
の資産管理テーブルは、そのユーザからのアクセス要求
に応じてそのユーザへ表示される読み出し可能な属性が
与えられるとともに、ユーザがキャッシュで支払を行っ
たときを含む所定の状況下にて手動で資産管理テーブル
を修正できる書き込み可能な属性が与えられていること
を特徴とする。
【0006】資産管理テーブルは、ユーザの購入履歴、
銀行口座の出納状況、加入保険の出納状況など、資産の
管理に必要な情報を保持する。家庭において利用する場
合は、家計簿に該当する。キャッシュレスで支払を行っ
たときは、その情報が自動的に資産管理テーブルに登録
されるとともに、キャッシュで支払を行ったときは、後
からマニュアルで登録を行うこともできるので、利便性
が高い。
【0007】この方法は、前記資産管理テーブルの内容
によって前記ユーザに適する情報をそのユーザへ配信す
るステップをさらに含んでもよい。たとえば、購入した
商品に関連する広告情報、支払を行った商店に関する広
告情報、資産運用に関する情報などを配信してもよい。
【0008】前記資産管理テーブルは、支払に加え、そ
のユーザの銀行口座の出納状況を保持してもよい。その
他、資産管理に必要な各種情報を保持してもよい。
【0009】本発明の別の態様は、資産管理支援サーバ
に関する。この資産管理支援サーバは、ユーザがキャッ
シュレスの支払を行ったとき、その情報を取得する購入
情報取得部と、ユーザ毎に設けられた資産管理テーブル
を保持する記憶部と、前記購入情報取得部が取得した情
報を、対応する前記資産管理テーブルへ登録する登録部
とを備える。
【0010】この資産管理支援サーバは、ユーザから前
記資産管理テーブルの提示要求を受け付ける受付部と、
前記ユーザの資産管理テーブルを前記記憶部から読み出
して前記ユーザへ提示する提示部とをさらに備えてもよ
い。提示部は、インターネットなどのネットワークを介
して資産管理テーブルをユーザへ提示してもよい。この
とき、資産管理テーブルをウェブページとして提示して
もよい。すなわち、資産管理支援サーバは、ウェブサー
バとしての機能を有していてもよい。
【0011】この資産管理支援サーバは、ユーザから前
記資産管理テーブルの修正要求を受け付けたときに、そ
のユーザの資産管理テーブルを修正する修正部をさらに
備えてもよい。
【0012】前記受付部が前記ユーザの所属するグルー
プの統合情報の提示要求を受け付けたとき、前記提示部
は、そのグループに所属するユーザの資産管理テーブル
を前記記憶部から読み出し、それらを統合して前記ユー
ザへ提示してもよい。これにより、グループ毎の資産管
理が容易となる。
【0013】この資産管理支援サーバは、前記資産管理
テーブルの内容に応じて、前記ユーザに適する情報を選
択してそのユーザへ提示する付加情報選択部をさらに備
えてもよい。
【0014】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピ
ュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発
明の態様として有効である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態に係る資産管
理支援システム10の構成を示す。資産管理支援システ
ム10は、ユーザの資産を統合的に管理のためのシステ
ムである。資産管理支援サーバ100は、インターネッ
ト20を介して他の各サーバおよび端末と接続してお
り、決済サーバ200からはユーザのキャッシュレスで
の購入履歴を、銀行サーバ60からはユーザの銀行口座
の入出金状況などを、保険会社サーバ70からはユーザ
が加入している保険商品の情報などを、それぞれ取得し
て蓄積する。そして、ユーザ端末90から提示要求があ
ると、そのユーザの蓄積データを整形して提示する。決
済サーバ200は、ユーザの携帯端末80からは携帯電
話網30またはパケット通信網を介して、デパートやレ
ストランなどの各種店舗に設置された店舗端末40から
は専用線を介して、ウェブページなどを利用したオンラ
インショッピングを提供する販売サーバ50からはイン
ターネット20を介して、それぞれ決済要求を受け付け
る。そして、その購入情報を資産管理支援サーバ100
へ提供する。
【0016】資産管理支援サーバ100の運営主体は、
決済サーバ200の運営主体、各銀行、保険会社などか
ら情報の提供を受けるために、それらの主体に何らかの
利点を提供してもよい。たとえば、ユーザにそれぞれの
主体に関する広告を配信したり、ユーザの購入履歴情報
などをそれぞれの主体に提供したりしてもよい。これに
より、本システムに参加する全ての主体にメリットがあ
るようなビジネスモデルが構築できる。
【0017】図2は、資産管理支援システム10におけ
る一連の処理を、資産管理支援サーバ100、決済サー
バ200、ユーザ端末90、およびユーザ携帯端末80
の間でのやり取りで記述する。詳細は後述することと
し、ここでは概要に触れる。
【0018】決済サーバ200は、ユーザ携帯端末80
から決済要求を受け付けると(S100)、ユーザの認
証を行い(S102)、認証されると課金処理を行う
(S104)。そして、決済が完了した旨をユーザ携帯
端末80へ通知し(S106)、購入情報を資産管理支
援サーバ100へ通知する(S108)。資産管理支援
サーバ100は、通知された購入情報を資産管理テーブ
ルへ登録する(S110)。図2では、ユーザ携帯端末
80から決済要求を受け付けた場合について説明した
が、店舗端末40または販売サーバ50からの決済要求
を受け付けた場合も同様である。また、図示していない
が、資産管理支援サーバ100は、銀行サーバ60およ
び保険会社サーバ70から随時通知される入出金状況な
ども資産管理テーブルへ登録する。
【0019】ユーザが、ユーザ端末90から資産管理支
援サーバ100へ、資産管理テーブルの提示を要求する
と(S112)、資産管理支援サーバ100は、そのユ
ーザの資産管理テーブルを抽出し、整形して(S11
4)、ユーザへ提示する(S115)。このとき、後述
するように、ユーザが所属するグループの情報を統合し
てユーザへ提示してもよい。ユーザが、キャッシュで支
払を行ったときの情報を追加するなど、資産管理テーブ
ルの修正を要求した場合は(S116)、資産管理支援
サーバ100は、その要求に応じて資産管理テーブルを
修正し(S118)、修正した資産管理テーブルを再び
ユーザへ提示する(S120)。
【0020】図3は、決済サーバ200の内部構成を示
す。この構成は、ハードウエアコンポーネントでいえ
ば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロ
ードされたプログラムなどによって実現されるが、ここ
ではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描
いている。したがって、これらの機能ブロックがハード
ウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せ
によっていろいろな形で実現できることは、当業者には
理解されるところである。
【0021】通信部210は、インターネット20、携
帯電話網30、専用線などの通信手段を介した他装置と
の通信を制御する。通信部210は、通信に必要なモデ
ムなどのハードウエアと通信を制御するドライバその他
のプログラムを備える。
【0022】ユーザデータベース260は、ユーザの個
人情報を格納する。図4はその構成例であり、ユーザI
D欄300、パスワード欄302、氏名欄304、クレ
ジットカード番号欄306、住所欄308、および電子
メールアドレス欄310が設けられている。一例とし
て、ユーザIDが「0001」のユーザの情報として、
パスワード「****」、氏名「三洋太郎」、クレジッ
トカード番号「1234××××」、住所「○○市××
番地」、電子メールアドレス「taro@sanyo.xxx」が記録
されている。
【0023】ユーザデータベース260は、この他に、
電話番号、移動通信端末の電話番号などの個人情報を保
持してもよい。決済サーバ200は、図示しないユーザ
登録部により予めユーザの個人情報を取得してユーザ登
録を行い、その情報をユーザデータベース260に格納
しておく。決済サーバ200は、この情報に基づいて、
ユーザの認証を行い、また、ユーザから課金額を徴収し
て決済処理を行う。
【0024】課金データベース270は、ユーザの課金
情報を格納する。図5はその構成例であり、ユーザID
欄320、購入日欄322、購入店名欄324、品名欄
326、および金額欄328が設けられている。一例と
して、ユーザID「0001」のユーザが、「2001
年6月15日」に、「A店」で「電子レンジ」を「3
5,000円」で購入したことが記録されている。
【0025】決済要求受付部220は、ユーザ携帯端末
80、店舗端末40、および販売サーバ50から送信さ
れたキャッシュレスでの決済要求を受け付ける。認証部
230は、ユーザID、携帯電話番号、パスワード、ク
レジットカード番号などのユーザ情報を取得し、それを
ユーザデータベース260に照会してユーザの認証を行
う。課金部240は、認証されたユーザに対して課金処
理を行い、課金データベース270に新しいレコードを
追加してその情報を格納する。課金情報通知部250
は、課金処理が完了したことをユーザへ通知するととも
に、購入情報を資産管理支援サーバ100へ通知する。
決済部280は、所定のタイミングで課金データベース
270を参照してユーザごとに総課金額を算出し、オン
ラインまたはオフラインにて決済処理を行う。
【0026】図6は、資産管理支援サーバ100の内部
構成を示す。この構成も決済サーバ200と同様に、ハ
ードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組
合せによっていろいろな形で実現できる。資産管理支援
サーバ100は、主に、インターネット20などの通信
手段を介した他装置との通信を制御する通信部102、
資産管理支援サーバ100の動作を制御する主制御部1
04、および資産管理支援サーバ100が用いる各種デ
ータベースなどを保持する記憶装置106を含む。通信
部102は、通信に必要なモデムなどのハードウエアと
通信を制御するドライバその他のプログラムを備える。
【0027】ユーザデータベース140は、ユーザの個
人情報を格納する。図7はその構成例であり、ユーザI
D欄340、パスワード欄342、氏名欄344、電子
メールアドレス欄346、所属グループID欄348、
銀行口座欄354、および加入保険欄362が設けられ
ている。所属グループID欄348、銀行口座欄35
4、および加入保険欄362は、必要に応じて複数設け
られてもよい。銀行口座欄354は、それぞれ、銀行I
D欄356、支店欄358、および口座番号欄360を
含む。加入保険欄362は、それぞれ、会社ID欄36
4および加入者番号欄366を含む。所属グループID
欄348は、後述するように、資産管理テーブルをグル
ープ毎に統合して処理するために用いられる。複数の所
属グループを登録できるので、たとえば、家族と共有し
て家計簿として利用するとともに、会社の部署内で共有
して経費の管理に利用することもできる。
【0028】一例として、ユーザIDが「0001」の
ユーザの情報として、パスワード「****」、氏名
「三洋太郎」、電子メールアドレス「taro@sanyo.xx
x」、所属グループID「0001」および「005
5」、第1の銀行口座の銀行ID「001」、支店コー
ド「123」、口座番号「1234×××」、第1の加
入保険の会社ID「003」、加入者番号「1234×
×」が記録されている。
【0029】ユーザデータベース260は、この他に、
電話番号、移動通信端末の電話番号、住所、家族構成、
嗜好情報、職業、性別などの個人情報を保持してもよ
い。資産管理支援サーバ100は、図示しないユーザ登
録部により予めユーザの個人情報を取得してユーザ登録
を行い、その情報をユーザデータベース140に格納し
ておく。
【0030】グループ情報データベース142は、ユー
ザをグループ毎に管理するための情報を格納する。図8
はその構成例であり、グループID欄370、パスワー
ド欄372、グループ名欄374、管理者ユーザID欄
376、管理用パスワード欄378、および構成ユーザ
欄380が設けられている。構成ユーザ欄380は必要
に応じて複数設けられてもよい。構成ユーザ欄380
は、それぞれ、ユーザID欄382およびアクセス権欄
384を含む。アクセス権欄384は、そのグループの
統合資産管理テーブルに対する各構成ユーザの読み出
し、書き込みの権限を数値などで規定する。たとえば、
本実施の形態では、アクセス権が「1」のユーザは、グ
ループ内の全ての資産管理テーブルを読み出しおよび書
き込みすることができ、アクセス権が「2」のユーザ
は、グループ内の全ての資産管理テーブルを読み出すこ
とができるが、書き込みが禁じられている。
【0031】一例として、グループIDが「0001」
のグループの情報として、パスワード「****」、グ
ループ名「三洋家」、管理者ユーザID「0001」、
管理用パスワード「****」、構成ユーザ1のユーザ
ID「0002」、アクセス権「1」、構成ユーザ2の
ユーザID「0042」、アクセス権「3」が記録され
ている。
【0032】資産管理テーブル144は、各ユーザの購
入履歴、入出金履歴、銀行の出納状況などを、ユーザご
とに格納する。図9はその構成例であり、日付欄38
6、相手先欄388、項目欄390、品名欄392、金
額欄394、決済方法欄396、およびグループ欄39
8が設けられている。グループ欄398は、そのレコー
ドに記録された入出金情報が、ユーザの所属するどのグ
ループに関する情報であるかを記録する。たとえば、家
庭で使用する日用品を購入したときには、そのレコード
に家庭のグループIDを付し、仕事でタクシーを利用し
たときには、そのレコードに会社のグループIDを付
す。
【0033】一例として、ユーザID「0001」のユ
ーザの資産管理テーブルには、「2001年6月15
日」に、「A店」で「家電」製品である「電子レンジ」
を「35,000円」で購入し、「カードA」で決済し
たことと、この購入情報が、グループID「0001」
のグループに属するものであることが記録されている。
資産管理テーブル144は、このほかにも、銀行口座の
出納状況や、加入保険の支払状況など、資産の管理に必
要な各種情報を保持する。
【0034】購入情報取得部110は、決済サーバ20
0からユーザの購入情報を取得する。資産情報取得部1
12は、銀行サーバ60および保険会社サーバ70か
ら、出納状況など資産の管理に必要な各種情報を取得す
る。登録部114は、ユーザデータベース140を参照
して、取得した情報がどのユーザのものであるかを判断
し、そのユーザの資産管理テーブル144へ取得した情
報を登録する。このとき、登録部114は、その購入情
報がユーザの所属するどのグループに関するものかを判
断し、グループ欄398にそのグループIDを記録す
る。このときの判断基準は、予めユーザにより設定され
ていてもよい。たとえば、A店での購入情報には全て家
庭のグループIDを付し、タクシー代には全て会社のグ
ループIDを付すなどの条件が設定されていてもよい。
グループ欄398は、後からユーザによりマニュアルに
て設定されてもよい。
【0035】提示要求受付部120は、ユーザ端末90
から資産管理テーブル144の提示要求を受け付ける。
このとき、提示要求受付部120は、提示要求受付画面
をウェブページとしてユーザへ提示してもよい。図10
は、提示要求受付画面400の例を示す。ユーザはイン
ターネット20を介して提示要求受付画面400にアク
セスし、ユーザIDとパスワードを入力してログインす
る。ユーザ登録が済んでいないユーザは、ユーザ登録画
面に進み、個人情報を入力してユーザ登録を行う。
【0036】認証部122は、ユーザが入力したユーザ
IDとパスワードをユーザデータベース140に照会し
て認証を行う。整形・修正部124は、認証されたユー
ザの資産管理テーブル144を読み出し、所定のフォー
マットに整形して提示部128を介してユーザへ提示す
る。図11は、ユーザに提示された資産管理画面410
の例を示す。画面の左側には、ユーザへ提示される画面
のメニューが表示され、各項目をクリックすると、画面
の右側にその内容が表示されるようになっている。図1
1の例では、画面の右側にこのユーザの購入履歴情報が
表示されている。各項目はユーザが編集可能となってお
り、ユーザが内容を変更して修正ボタン412をクリッ
クすると、整形・修正部124はCGIスクリプトなど
の機能により資産管理テーブル144を修正し、修正さ
れた資産管理テーブル144を再びユーザへ提示する。
さらに、ユーザが現金で支払した場合など、資産管理テ
ーブル144に自動登録されていない情報を登録したい
場合は、新規追加ボタン414をクリックすることによ
り図示しない登録画面が提示され、資産管理テーブル1
44に新規レコードを追加することができる。資産管理
画面410は、このほか、銀行口座や加入保険の入出金
状況や、クレジットカードのポイントなどを表示しても
よい。
【0037】付加情報選択部126は、資産管理テーブ
ル144の内容に応じて、そのユーザに提示すべき付加
情報を付加情報データベース146の中から選択し、提
示部128を介してユーザへ提示する。図11の例で
は、このユーザが「E電機」で商品を購入した履歴があ
るため、付加情報データベース146から「E電機」に
関する情報を読み出し、ユーザへ提示している。付加情
報選択部126は、このほか、ユーザが購入した商品に
関連する情報、たとえば、パソコンを購入したユーザに
対してプリンタなどの周辺機器の広告情報を提示しても
よいし、消耗品を購入したユーザに対して買い換えが必
要なタイミングにその商品の広告情報を提示してもよ
い。また、歳暮などの贈答品を購入したユーザに対し
て、次回以降の贈答時期の前にカタログ情報などを提示
してもよい。ランドセルなどを購入したユーザは、小学
校に入学する児童への入学祝いとしてその商品を購入し
たと推測し、6年後にそのユーザに対して中学校の入学
祝い品のカタログ情報などを提示してもよい。あまり商
品を購入していないユーザに対して、投資情報などの資
産運用に関する提案を提示してもよい。銀行口座の出納
状況や金利状況に応じて、最適な資産運用方法などを提
示してもよい。加入保険の支払状況に応じて、最適な保
険商品の情報などを提示してもよい。
【0038】図12は、グループごとに統合された資産
管理画面420の例を示す。ユーザがグループの統合情
報の提示を要求したとき、認証部122は、グループI
Dとパスワードの入力を求め、それをグループ情報デー
タベース142に照会して認証する。このとき、提示を
要求したユーザに与えられたアクセス権の内容を読み出
す。整形・修正部124は、資産管理テーブル144の
中から、そのグループを構成するユーザの情報を全て読
み出し、グループ欄398が該当するグループのもので
あるレコードを抽出する。そして、このユーザに与えら
れたアクセス権を考慮して提示すべき情報を整形し、ユ
ーザに提示する。グループの資産管理を行うにあたっ
て、全てのユーザが自由にデータ修正を行うと混乱が生
じる場合があるので、必要に応じてアクセス制限を行っ
てもよい。たとえば、管理者ユーザはグループ内の全て
の情報を閲覧・修正できるが、他のユーザは自身のレコ
ードしか修正できないようにアクセス制限を設けてもよ
い。
【0039】このように、グループごとの統合が容易で
あるので、家族全員を構成ユーザに登録して家計簿とし
て利用したり、会社の部署単位で経費の集計に利用した
りすることができる。また、知人同士で旅行に行くとき
に、一時的に参加者をグループ登録しておき、旅行中の
支払を後から清算するなど、さまざまな利用方法が考え
られる。
【0040】以上の構成および動作により、キャッシュ
レスの支払を行ったときの購入情報や、銀行および加入
保険の入出金情報を、資産管理テーブル144に自動的
に登録し、かつ、現金で支払を行ったときなどの情報を
適切に追加修正することができる。また、資産管理テー
ブル144が資産管理支援サーバ100に保持されてい
るため、ユーザは複数の異なる端末からであっても資産
管理テーブル144を閲覧することができる。
【0041】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成
要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可
能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあるこ
とは当業者に理解されるところである。
【0042】そのような変形例として、上記の説明で
は、決済サーバ200が資産管理支援サーバ100へユ
ーザの購入情報を通知したが、ユーザ携帯端末80、店
舗端末40、または販売サーバ50が決済サーバ200
へ決済要求を発したときに、同時に資産管理支援サーバ
100へ購入情報を通知してもよい。
【0043】上記の説明では、資産管理支援サーバ10
0と決済サーバ200とを別個に設けたが、これらは一
体的に設けられてもよい。すなわち、資産管理支援サー
バ100が決済機能を有していてもよい。
【0044】上記の説明では、資産管理支援サーバ10
0が各ユーザの資産管理テーブルを保持したが、これを
各ユーザの端末に保持させてもよい。そして、ユーザ端
末が資産管理支援サーバにアクセスしたときに、前回ア
クセス時以降に蓄積されたデータをユーザ端末へ転送し
てもよい。このとき、資産管理支援サーバ上の蓄積デー
タを消去してもよい。
【0045】上記の説明では、ユーザが資産管理支援サ
ーバ100にアクセスしたときに、資産管理テーブル1
44を提示するとともに、その内容に応じた付加情報を
提示したが、資産管理支援サーバ100は、付加情報を
プッシュ型でユーザに提示してもよい。たとえば、ユー
ザの移動通信端末の現在位置情報を取得し、ユーザが以
前商品を購入したことのある商店や、食事をしたことの
あるレストランなどの周辺にいるときに、その店舗に関
する情報を、電子メールなどを用いてユーザに通知して
もよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、利便性の高い資産管理
支援技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る資産管理支援システムの構
成図である。
【図2】 資産管理支援システムにおける一連の処理を
概略的に示す図である。
【図3】 決済サーバの構成図である。
【図4】 決済サーバにおけるユーザデータベースの内
部データを示す図である。
【図5】 決済サーバにおける課金データベースの内部
データを示す図である。
【図6】 資産管理支援サーバの構成図である。
【図7】 資産管理支援サーバにおけるユーザデータベ
ースの内部データを示す図である。
【図8】 資産管理支援サーバにおけるグループ情報デ
ータベースの内部データを示す図である。
【図9】 資産管理支援サーバにおける資産管理テーブ
ルの内部データを示す図である。
【図10】 資産管理支援サーバがユーザへ提示した提
示要求受付画面の例を示す図である。
【図11】 資産管理支援サーバがユーザへ提示した資
産管理画面の例を示す図である。
【図12】 資産管理支援サーバがユーザへ提示した、
グループ毎に統合された資産管理画面の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 資産管理支援システム、 100 資産管理支援
サーバ、 110 購入情報取得部、 114 登録
部、 120 提示要求受付部、 126 付加情報選
択部、 128 提示部、 144 資産管理テーブ
ル。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザがキャッシュレスの支払を行った
    とき、その情報を電子的に取得するステップと、 その情報に基づき、電子的な資産管理テーブルの該当項
    目へ記入を行うステップとを含み、 この資産管理テーブルは、そのユーザからのアクセス要
    求に応じてそのユーザへ表示される読み出し可能な属性
    が与えられるとともに、ユーザがキャッシュで支払を行
    ったときを含む所定の状況下にて手動で資産管理テーブ
    ルを修正できる書き込み可能な属性が与えられているこ
    とを特徴とする資産管理支援方法。
  2. 【請求項2】 前記資産管理テーブルの内容によって前
    記ユーザに適する情報をそのユーザへ配信するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記資産管理テーブルは、支払に加え、
    そのユーザの銀行口座の出納状況を保持することを特徴
    とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ユーザがキャッシュレスの支払を行った
    とき、その情報を取得する購入情報取得部と、 ユーザ毎に設けられた資産管理テーブルを保持する記憶
    部と、 前記購入情報取得部が取得した情報を、対応する前記資
    産管理テーブルへ登録する登録部と、 を備えたことを特徴とする資産管理支援サーバ。
  5. 【請求項5】 ユーザから前記資産管理テーブルの提示
    要求を受け付ける受付部と、 前記ユーザの資産管理テーブルを前記記憶部から読み出
    して前記ユーザへ提示する提示部と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の資産
    管理支援サーバ。
  6. 【請求項6】 ユーザから前記資産管理テーブルの修正
    要求を受け付けたときに、そのユーザの資産管理テーブ
    ルを修正する修正部をさらに備えたことを特徴とする請
    求項4または5に記載の資産管理支援サーバ。
  7. 【請求項7】 前記受付部が前記ユーザの所属するグル
    ープの統合情報の提示要求を受け付けたとき、前記提示
    部は、そのグループに所属するユーザの資産管理テーブ
    ルを前記記憶部から読み出し、それらを統合して前記ユ
    ーザへ提示することを特徴とする請求項5または6に記
    載の資産管理支援サーバ。
  8. 【請求項8】 前記資産管理テーブルの内容に応じて、
    前記ユーザに適する情報を選択してそのユーザへ提示す
    る付加情報選択部をさらに備えたことを特徴とする請求
    項4から7のいずれかに記載の資産管理支援サーバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010286874A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Lifemee:Kk 資産情報運用システム
JP2017107508A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社ライフ・プロデュース 保険代理店業務支援装置

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