JP2003044578A - サービス提示システム、サービス提示方法、サービス提示プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

サービス提示システム、サービス提示方法、サービス提示プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2003044578A
JP2003044578A JP2001230386A JP2001230386A JP2003044578A JP 2003044578 A JP2003044578 A JP 2003044578A JP 2001230386 A JP2001230386 A JP 2001230386A JP 2001230386 A JP2001230386 A JP 2001230386A JP 2003044578 A JP2003044578 A JP 2003044578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに適合するカードや保険を簡便に提示
できるサービス提示システムを提供する。 【解決手段】 このサービス提示システム10は、複数
の付帯サービスを備える代金決済サービスごとに、その
充実度合いを示すサービス指数を格納するサービス指数
格納部106と、代金決済サービスを利用しようとする
ユーザの、付帯サービスのそれぞれに対する要求度合い
を示す要求指数を、ユーザ端末20から受信する受信部
102と、要求指数とサービス指数とに基づいて、ユー
ザの代金決済サービスに対する適合度を代金決済サービ
スごとに算出し、その適合度に基づいてユーザに提示す
る代金決済サービスを選択する選択部103と、選択し
た代金決済サービスを特定する情報を送信する送信部1
04とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付帯サービスを備
える代金決済サービスや、補償特約項目を備える保険サ
ービスをユーザに提示するサービス提示システム、サー
ビス提示方法、サービス提示プログラム、及び、コンピ
ュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】クレジットカードといった代金決済サー
ビスを利用するユーザ(会員)は増加傾向にあり、その
傾向に呼応するように代金決済サービスの種類も増加し
ている。各代金決済サービスは、様々な付帯サービスを
付けることによって独自性を創出し、ユーザをより多く
獲得しようとしている。
【0003】損害保険や生命保険といった保険サービス
は、規制緩和によって独自の補償特約項目を付けること
ができるようになっている。各保険サービスは、それぞ
れ独自の補償特約項目を付けることによって独自性を創
出し、ユーザ(契約者)をより多く獲得しようとしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クレジットカードとい
った代金決済サービスに付帯サービスが付くことはユー
ザにとっては便利であるが、どの代金決済サービスを選
択すればユーザ自身にとってより利便性が高くなるかが
把握しにくい場合もある。独自の補償特約項目が付いた
損害保険や生命保険といった保険サービスも同様に、ユ
ーザ自身にとってどの保険サービスを選択するとよいの
かが把握しにくい場合もある。
【0005】そこで本発明は、ユーザに適合するカード
や保険を簡便に提示できるサービス提示システム、サー
ビス提示方法、サービス提示プログラム、及び、コンピ
ュータ読取可能な記録媒体を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のサービス提示シ
ステムは、複数の付帯サービスを備える代金決済サービ
スごとに、付帯サービスの充実度合いを示すサービス指
数を格納するサービス指数格納手段と、代金決済サービ
スを利用しようとするユーザの、付帯サービスのそれぞ
れに対する要求度合いを示す要求指数を、ユーザが利用
する端末から受信する受信手段と、受信した要求指数と
サービス指数格納手段に格納されているサービス指数と
に基づいて、ユーザの代金決済サービスに対する適合度
を代金決済サービスごとに算出し、算出した適合度に基
づいてユーザに提示する代金決済サービスを選択する選
択手段と、選択手段が選択した代金決済サービスを特定
する情報をユーザが利用する端末に送信する送信手段と
を備える。
【0007】本発明によれば、受信手段が受信した要求
指数と、サービス指数格納手段に格納されているサービ
ス指数とに基づいて、選択手段がユーザの代金決済サー
ビスに対する適合度を算出するので、ユーザの特性に代
金決済サービスがどれくらい適合しているかの度合いを
容易に算出することができる。また、選択手段は、その
算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決済サ
ービスを選択するので、ユーザの特性に合った代金決済
サービスを選択することができる。送信手段は、選択手
段が選択した代金決済サービスを特定する情報をユーザ
が使用する端末に送信するので、ユーザの特性に合った
代金決済サービスを提示できる。
【0008】本発明のサービス提示システムは、複数の
付帯サービスを備える代金決済サービスごとに、付帯サ
ービスの充実度合いを示すサービス指数を格納するサー
ビス指数格納手段と、代金決済サービスを利用するユー
ザの行動様式を想定して設定される複数の疑似ユーザの
タイプそれぞれについて、疑似ユーザの付帯サービスに
対する要求度合いを示す要求指数を、付帯サービスに対
応させて格納する要求指数格納手段と、代金決済サービ
スを利用しようとするユーザが利用する端末に、要求指
数格納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを送信
して提示する提示手段と、ユーザが選択した疑似ユーザ
のタイプを、ユーザが利用する端末から受信する受信手
段と、受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求指数
を要求指数格納手段から抽出し、抽出した要求指数とサ
ービス指数格納手段に格納されているサービス指数とに
基づいて、疑似ユーザの代金決済サービスに対する適合
度をユーザの代金決済サービスに対する適合度として代
金決済サービスごとに算出し、算出した適合度に基づい
て前記ユーザに提示する代金決済サービスを選択する選
択手段と、選択手段が選択した代金決済サービスを特定
する情報をユーザが利用する端末に送信する送信手段と
を備える。
【0009】本発明によれば、提示手段が、要求指数格
納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを送信して
提示するので、ユーザは、疑似ユーザのタイプを選択す
ることによって自己の行動様式を近似的に選択すること
ができる。受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求
指数と、サービス指数格納手段に格納されているサービ
ス指数とに基づいて、選択手段がユーザの代金決済サー
ビスに対する適合度を算出するので、ユーザの特性に代
金決済サービスがどれくらい適合しているかの度合いを
容易に算出することができる。また、選択手段は、その
算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決済サ
ービスを選択するので、ユーザの特性に合った代金決済
サービスを選択することができる。送信手段は、選択手
段が選択した代金決済サービスを特定する情報をユーザ
が使用する端末に送信するので、ユーザの特性に合った
代金決済サービスを提示できる。
【0010】また本発明のサービス提示システムは、要
求指数格納手段は更に、ユーザに対する設問及び回答
を、ユーザの付帯サービスに対する要求度合いを示す要
求指数に関連付けて格納し、提示手段は更に、設問をユ
ーザが利用する端末に送信して提示し、受信手段は更
に、設問に対するユーザの回答をユーザが利用する端末
から受信し、選択手段は、受信手段が受信したユーザの
回答に対応する要求指数を要求指数格納手段から抽出
し、抽出した要求指数に基づいて、ユーザの代金決済サ
ービスに対する適合度を修正し、修正した適合度に基づ
いてユーザに提示するようにしてもよい。提示手段が提
示した設問に対するユーザの回答を受信手段が受信し、
選択手段が、その受信した回答に対応する要求指数を要
求指数格納手段から抽出するので、設問に対するユーザ
の回答に応じて要求指数を抽出できる。また、選択手段
は、修正した適合度に基づいてユーザに提示する代金決
済サービスを選択するので、疑似ユーザのタイプのみを
選択する場合に比較して、よりユーザの特性に合った代
金決済サービスを選択することができる。
【0011】本発明のサービス提示システムは、複数の
補償特約項目を備える保険サービスごとに、補償特約項
目の充実度合いを示す特約指数を格納する特約指数格納
手段と、保険サービスを利用しようとするユーザの、補
償特約項目のそれぞれに対する要求度合いを示す要求指
数を、ユーザが利用する端末から受信する受信手段と、
受信した要求指数とサービス指数格納手段に格納されて
いる特約指数とに基づいて、ユーザの前記保険サービス
に対する適合度を保険サービスごとに算出し、算出した
適合度に基づいてユーザに提示する保険サービスを選択
する選択手段と、選択手段が選択した保険サービスを特
定する情報をユーザが利用する端末に送信する送信手段
とを備える。
【0012】本発明によれば、受信手段が受信した要求
指数と、特約指数格納手段に格納されている特約指数と
に基づいて、選択手段がユーザの保険サービスに対する
適合度を算出するので、ユーザの特性に保険サービスが
どれくらい適合しているかの度合いを容易に算出するこ
とができる。また、選択手段は、その算出した適合度に
基づいてユーザに提示する保険サービスを選択するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを選択すること
ができる。送信手段は、選択手段が選択した保険サービ
スを特定する情報をユーザが使用する端末に送信するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを提示できる。
【0013】本発明のサービス提示システムは、複数の
補償特約項目を備える保険サービスごとに、補償特約項
目の充実度合いを示す特約指数を格納する特約指数格納
手段と、保険サービスを利用するユーザの行動様式を想
定して設定される複数の疑似ユーザのタイプそれぞれに
ついて、疑似ユーザの補償特約項目に対する要求度合い
を示す要求指数を、補償特約項目に対応させて格納する
要求指数格納手段と、保険サービスを利用しようとする
ユーザが利用する端末に、要求指数格納手段に格納され
ている疑似ユーザのタイプを送信して提示する提示手段
と、ユーザが選択した疑似ユーザのタイプを、ユーザが
利用する端末から受信する受信手段と、受信した疑似ユ
ーザのタイプに対応する要求指数を要求指数格納手段か
ら抽出し、抽出した要求指数と特約指数格納手段に格納
されている特約指数とに基づいて、疑似ユーザの保険サ
ービスに対する適合度をユーザの保険サービスに対する
適合度として保険サービスごとに算出し、算出した適合
度に基づいてユーザに提示する保険サービスを選択する
選択手段と、選択手段が選択した保険サービスを特定す
る情報をユーザが利用する端末に送信する送信手段とを
備える。
【0014】本発明によれば、提示手段が、要求指数格
納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを送信して
提示するので、ユーザは、疑似ユーザのタイプを選択す
ることによって自己の行動様式を近似的に選択すること
ができる。受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求
指数と、特約指数格納手段に格納されている特約指数と
に基づいて、選択手段がユーザの保険サービスに対する
適合度を算出するので、ユーザの特性に保険サービスが
どれくらい適合しているかの度合いを容易に算出するこ
とができる。また、選択手段は、その算出した適合度に
基づいてユーザに提示する保険サービスを選択するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを選択すること
ができる。送信手段は、選択手段が選択した保険サービ
スを特定する情報をユーザが使用する端末に送信するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを提示できる。
【0015】また本発明のサービス提示システムは、要
求指数格納手段は更に、ユーザに対する設問及び回答
を、ユーザの補償特約項目に対する要求度合いを示す要
求指数に関連付けて格納し、提示手段は更に、設問をユ
ーザが利用する端末に送信して提示し、受信手段は更
に、設問に対するユーザの回答をユーザが利用する端末
から受信し、選択手段は、受信手段が受信したユーザの
回答に対応する要求指数を要求指数格納手段から抽出
し、抽出した要求指数に基づいて、ユーザの保険サービ
スに対する適合度を修正し、修正した適合度に基づいて
ユーザに提示する保険サービスを選択するようにしても
よい。提示手段が提示した設問に対するユーザの回答を
受信手段が受信し、選択手段が、その受信した回答に対
応する要求指数を要求指数格納手段から抽出するので、
設問に対するユーザの回答に応じて要求指数を抽出でき
る。また、選択手段は、修正した適合度に基づいてユー
ザに提示する保険サービスを選択するので、疑似ユーザ
のタイプのみを選択する場合に比較して、よりユーザの
特性に合った保険サービスを選択することができる。
【0016】本発明のサービス提示方法は、受信手段
が、複数の付帯サービスを備える代金決済サービスを利
用しようとするユーザの、付帯サービスのそれぞれに対
する要求度合いを示す要求指数を、ユーザが利用する端
末から受信するステップと、選択手段が、受信した要求
指数と、代金決済サービスごとに付帯サービスの充実度
合いを示すサービス指数を格納するサービス指数格納手
段に格納されているサービス指数とに基づいて、ユーザ
の代金決済サービスに対する適合度を代金決済サービス
ごとに算出し、算出した適合度に基づいてユーザに提示
する代金決済サービスを選択するステップと、送信手段
が、選択手段が選択した代金決済サービスを特定する情
報をユーザが利用する端末に送信するステップとを備え
る。
【0017】本発明によれば、受信手段が受信した要求
指数と、サービス指数格納手段に格納されているサービ
ス指数とに基づいて、選択手段がユーザの代金決済サー
ビスに対する適合度を算出するので、ユーザの特性に代
金決済サービスがどれくらい適合しているかの度合いを
容易に算出することができる。また、選択手段は、その
算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決済サ
ービスを選択するので、ユーザの特性に合った代金決済
サービスを選択することができる。送信手段は、選択手
段が選択した代金決済サービスを特定する情報をユーザ
が使用する端末に送信するので、ユーザの特性に合った
代金決済サービスを提示できる。
【0018】本発明のサービス提示方法は、提示手段
が、複数の付帯サービスを備える代金決済サービスを利
用しようとするユーザが利用する端末に、代金決済サー
ビスを利用するユーザの行動様式を想定して設定される
複数の疑似ユーザのタイプそれぞれについて疑似ユーザ
の付帯サービスに対する要求度合いを示す要求指数を付
帯サービスに対応させて格納する要求指数格納手段に格
納されている疑似ユーザのタイプを、送信して提示する
ステップと、受信手段が、ユーザが選択した疑似ユーザ
のタイプを、ユーザが利用する端末から受信するステッ
プと、選択手段が、受信した疑似ユーザのタイプに対応
する要求指数を要求指数格納手段から抽出し、抽出した
要求指数と、代金決済サービスごとに付帯サービスの充
実度合いを示すサービス指数を格納するサービス指数格
納手段に格納されているサービス指数とに基づいて、疑
似ユーザの代金決済サービスに対する適合度をユーザの
代金決済サービスに対する適合度として代金決済サービ
スごとに算出し、算出した適合度に基づいてユーザに提
示する代金決済サービスを選択するステップと、送信手
段が、選択手段が選択した代金決済サービスを特定する
情報をユーザが利用する端末に送信するステップとを備
える。
【0019】本発明によれば、提示手段が、要求指数格
納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを送信して
提示するので、ユーザは、疑似ユーザのタイプを選択す
ることによって自己の行動様式を近似的に選択すること
ができる。受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求
指数と、サービス指数格納手段に格納されているサービ
ス指数とに基づいて、選択手段がユーザの代金決済サー
ビスに対する適合度を算出するので、ユーザの特性に代
金決済サービスがどれくらい適合しているかの度合いを
容易に算出することができる。また、選択手段は、その
算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決済サ
ービスを選択するので、ユーザの特性に合った代金決済
サービスを選択することができる。送信手段は、選択手
段が選択した代金決済サービスを特定する情報をユーザ
が使用する端末に送信するので、ユーザの特性に合った
代金決済サービスを提示できる。
【0020】本発明のサービス提示方法は、要求指数格
納手段は更に、ユーザに対する設問及び回答を、ユーザ
の付帯サービスに対する要求度合いを示す要求指数に関
連付けて格納し、提示手段は更に、設問をユーザが利用
する端末に送信して提示し、受信手段は更に、設問に対
するユーザの回答をユーザが利用する端末から受信し、
選択手段は、受信手段が受信したユーザの回答に対応す
る要求指数を要求指数格納手段から抽出し、抽出した要
求指数に基づいて、ユーザの代金決済サービスに対する
適合度を修正し、修正した適合度に基づいてユーザに提
示する代金決済サービスを選択するようにしてもよい。
提示手段が提示した設問に対するユーザの回答を受信手
段が受信し、選択手段が、その受信した回答に対応する
要求指数を要求指数格納手段から抽出するので、設問に
対するユーザの回答に応じて要求指数を抽出できる。ま
た、選択手段は、修正した適合度に基づいてユーザに提
示する代金決済サービスを選択するので、疑似ユーザの
タイプのみを選択する場合に比較して、よりユーザの特
性に合った代金決済サービスを選択することができる。
【0021】本発明のサービス提示方法は、受信手段
が、複数の補償特約を備える保険サービスを利用しよう
とするユーザの、補償特約のそれぞれに対する要求度合
いを示す要求指数を、ユーザが利用する端末から受信す
るステップと、選択手段が、受信した要求指数と、保険
サービスごとに補償特約の充実度合いを示す特約指数を
格納する特約指数格納手段に格納されている特約指数と
に基づいて、ユーザの保険サービスに対する適合度を保
険サービスごとに算出し、算出した適合度に基づいてユ
ーザに提示する保険サービスを選択するステップと、送
信手段が、選択手段が選択した保険サービスを特定する
情報をユーザが利用する端末に送信するステップとを備
える。
【0022】本発明によれば、受信手段が受信した要求
指数と、特約指数格納手段に格納されている特約指数と
に基づいて、選択手段がユーザの保険サービスに対する
適合度を算出するので、ユーザの特性に保険サービスが
どれくらい適合しているかの度合いを容易に算出するこ
とができる。また、選択手段は、その算出した適合度に
基づいてユーザに提示する保険サービスを選択するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを選択すること
ができる。送信手段は、選択手段が選択した保険サービ
スを特定する情報をユーザが使用する端末に送信するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを提示できる。
【0023】本発明のサービス提示方法は、提示手段
が、複数の補償特約を備える保険サービスを利用しよう
とするユーザが利用する端末に、保険サービスを利用す
るユーザの行動様式を想定して設定される複数の疑似ユ
ーザのタイプそれぞれについて疑似ユーザの補償特約に
対する要求度合いを示す要求指数を補償特約に対応させ
て格納する要求指数格納手段に格納されている疑似ユー
ザのタイプを、送信して提示するステップと、受信手段
が、ユーザが選択した疑似ユーザのタイプを、ユーザが
利用する端末から受信するステップと、選択手段が、受
信した疑似ユーザのタイプに対応する要求指数を要求指
数格納手段から抽出し、抽出した要求指数と、保険サー
ビスごとに補償特約の充実度合いを示す特約指数を格納
する特約指数格納手段に格納されている特約指数とに基
づいて、疑似ユーザの保険サービスに対する適合度をユ
ーザの保険サービスに対する適合度として保険サービス
ごとに算出し、算出した適合度に基づいてユーザに提示
する保険サービスを選択するステップと、送信手段が、
選択手段が選択した保険サービスを特定する情報をユー
ザが利用する端末に送信するステップとを備える。
【0024】本発明によれば、提示手段が、要求指数格
納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを送信して
提示するので、ユーザは、疑似ユーザのタイプを選択す
ることによって自己の行動様式を近似的に選択すること
ができる。受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求
指数と、特約指数格納手段に格納されている特約指数と
に基づいて、選択手段がユーザの保険サービスに対する
適合度を算出するので、ユーザの特性に保険サービスが
どれくらい適合しているかの度合いを容易に算出するこ
とができる。また、選択手段は、その算出した適合度に
基づいてユーザに提示する保険サービスを選択するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを選択すること
ができる。送信手段は、選択手段が選択した保険サービ
スを特定する情報をユーザが使用する端末に送信するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを提示できる。
【0025】また本発明のサービス提示方法は、要求指
数格納手段は更に、ユーザに対する設問及び回答を、ユ
ーザの補償特約に対する要求度合いを示す要求指数に関
連付けて格納し、提示手段は更に、設問をユーザが利用
する端末に送信して提示し、受信手段は更に、設問に対
するユーザの回答をユーザが利用する端末から受信し、
選択手段は、受信手段が受信したユーザの回答に対応す
る要求指数を要求指数格納手段から抽出し、抽出した要
求指数とに基づいて、ユーザの保険サービスに対する適
合度を修正し、修正した適合度に基づいてユーザに提示
する保険サービスを選択するようにしてもよい。提示手
段が提示した設問に対するユーザの回答を受信手段が受
信し、選択手段が、その受信した回答に対応する要求指
数を要求指数格納手段から抽出するので、設問に対する
ユーザの回答に応じて要求指数を抽出できる。また、選
択手段は、修正した適合度に基づいてユーザに提示する
保険サービスを選択するので、疑似ユーザのタイプのみ
を選択する場合に比較して、よりユーザの特性に合った
保険サービスを選択することができる。
【0026】本発明のサービス提示プログラムは、コン
ピュータを、複数の付帯サービスを備える代金決済サー
ビスを利用しようとするユーザの、付帯サービスのそれ
ぞれに対する要求度合いを示す要求指数を、ユーザが利
用する端末から受信する受信手段と、受信した要求指数
と、代金決済サービスごとに付帯サービスの充実度合い
を示すサービス指数を格納するサービス指数格納手段に
格納されているサービス指数とに基づいて、ユーザの前
記代金決済サービスに対する適合度を代金決済サービス
ごとに算出し、算出した適合度に基づいてユーザに提示
する代金決済サービスを選択する選択手段と、選択手段
が選択した代金決済サービスを特定する情報をユーザが
利用する端末に送信する送信手段として機能させる。
【0027】コンピュータを用いて、本発明のサービス
提示プログラムを実行すると、受信手段が受信した要求
指数と、サービス指数格納手段に格納されているサービ
ス指数とに基づいて、選択手段がユーザの代金決済サー
ビスに対する適合度を算出するので、ユーザの特性に代
金決済サービスがどれくらい適合しているかの度合いを
容易に算出することができる。また、選択手段は、その
算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決済サ
ービスを選択するので、ユーザの特性に合った代金決済
サービスを選択することができる。送信手段は、選択手
段が選択した代金決済サービスを特定する情報をユーザ
が使用する端末に送信するので、ユーザの特性に合った
代金決済サービスを提示できる。
【0028】本発明のサービス提示プログラムは、コン
ピュータを、複数の付帯サービスを備える代金決済サー
ビスを利用しようとするユーザが利用する端末に、代金
決済サービスを利用するユーザの行動様式を想定して設
定される複数の疑似ユーザのタイプそれぞれについて疑
似ユーザの付帯サービスに対する要求度合いを示す要求
指数を付帯サービスに対応させて格納する要求指数格納
手段に格納されている疑似ユーザのタイプを、送信して
提示する提示手段と、ユーザが選択した疑似ユーザのタ
イプを、ユーザが利用する端末から受信する受信手段
と、受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求指数を
要求指数格納手段から抽出し、抽出した要求指数と、代
金決済サービスごとに付帯サービスの充実度合いを示す
サービス指数を格納するサービス指数格納手段に格納さ
れているサービス指数とに基づいて、疑似ユーザの代金
決済サービスに対する適合度をユーザの代金決済サービ
スに対する適合度として代金決済サービスごとに算出
し、算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決
済サービスを選択する選択手段と、選択手段が選択した
代金決済サービスを特定する情報をユーザが利用する端
末に送信する送信手段として機能させる。
【0029】コンピュータを用いて、本発明のサービス
提示プログラムを実行すると、提示手段が、要求指数格
納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを送信して
提示するので、ユーザは、疑似ユーザのタイプを選択す
ることによって自己の行動様式を近似的に選択すること
ができる。受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求
指数と、サービス指数格納手段に格納されているサービ
ス指数とに基づいて、選択手段がユーザの代金決済サー
ビスに対する適合度を算出するので、ユーザの特性に代
金決済サービスがどれくらい適合しているかの度合いを
容易に算出することができる。また、選択手段は、その
算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決済サ
ービスを選択するので、ユーザの特性に合った代金決済
サービスを選択することができる。送信手段は、選択手
段が選択した代金決済サービスを特定する情報をユーザ
が使用する端末に送信するので、ユーザの特性に合った
代金決済サービスを提示できる。
【0030】また本発明のサービス提示プログラムで
は、要求指数格納手段は更に、ユーザに対する設問及び
回答を、ユーザの付帯サービスに対する要求度合いを示
す要求指数に関連付けて格納しており、提示手段は更
に、設問をユーザが利用する端末に送信して提示し、受
信手段は更に、設問に対するユーザの回答をユーザが利
用する端末から受信し、選択手段は、受信手段が受信し
たユーザの回答に対応する要求指数を要求指数格納手段
から抽出し、抽出した要求指数に基づいて、ユーザの代
金決済サービスに対する適合度を修正し、修正した適合
度に基づいてユーザに提示する代金決済サービスを選択
するようにしてもよい。提示手段が提示した設問に対す
るユーザの回答を受信手段が受信し、選択手段が、その
受信した回答に対応する要求指数を要求指数格納手段か
ら抽出するので、設問に対するユーザの回答に応じて要
求指数を抽出できる。また、選択手段は、修正した適合
度に基づいてユーザに提示する代金決済サービスを選択
するので、疑似ユーザのタイプのみを選択する場合に比
較して、よりユーザの特性に合った代金決済サービスを
選択することができる。
【0031】本発明のサービス提示プログラムは、コン
ピュータを、複数の補償特約項目を備える保険サービス
を利用しようとするユーザの、補償特約項目のそれぞれ
に対する要求度合いを示す要求指数を、ユーザが利用す
る端末から受信する受信手段と、受信した要求指数と、
保険サービスごとに補償特約項目の充実度合いを示す特
約指数を格納する特約指数格納手段に格納されている特
約指数とに基づいて、ユーザの前記保険サービスに対す
る適合度を保険サービスごとに算出し、算出した適合度
に基づいてユーザに提示する保険サービスを選択する選
択手段と、選択手段が選択した保険サービスを特定する
情報をユーザが利用する端末に送信する送信手段として
機能させる。
【0032】コンピュータを用いて、本発明のサービス
提示プログラムを実行すると、受信手段が受信した要求
指数と、特約指数格納手段に格納されている特約指数と
に基づいて、選択手段がユーザの保険サービスに対する
適合度を算出するので、ユーザの特性に保険サービスが
どれくらい適合しているかの度合いを容易に算出するこ
とができる。また、選択手段は、その算出した適合度に
基づいてユーザに提示する保険サービスを選択するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを選択すること
ができる。送信手段は、選択手段が選択した保険サービ
スを特定する情報をユーザが使用する端末に送信するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを提示できる。
【0033】本発明のサービス提示プログラムは、コン
ピュータを、複数の補償特約項目を備える保険サービス
を利用しようとするユーザが利用する端末に、保険サー
ビスを利用するユーザの行動様式を想定して設定される
複数の疑似ユーザのタイプそれぞれについて疑似ユーザ
の補償特約項目に対する要求度合いを示す要求指数を補
償特約項目に対応させて格納する要求指数格納手段に格
納されている疑似ユーザのタイプを、送信して提示する
提示手段と、ユーザが選択した疑似ユーザのタイプを、
ユーザが利用する端末から受信する受信手段と、受信し
た疑似ユーザのタイプに対応する要求指数を要求指数格
納手段から抽出し、抽出した要求指数と、保険サービス
ごとに補償特約項目の充実度合いを示す特約指数を格納
する特約指数格納手段に格納されている特約指数とに基
づいて、疑似ユーザの保険サービスに対する適合度をユ
ーザの保険サービスに対する適合度として保険サービス
ごとに算出し、算出した適合度に基づいてユーザに提示
する保険サービスを選択する選択手段と、選択手段が選
択した保険サービスを特定する情報をユーザが利用する
端末に送信する送信手段として機能させる。
【0034】コンピュータを用いて、本発明のサービス
提示プログラムを実行すると、提示手段が、要求指数格
納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを送信して
提示するので、ユーザは、疑似ユーザのタイプを選択す
ることによって自己の行動様式を近似的に選択すること
ができる。受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求
指数と、特約指数格納手段に格納されている特約指数と
に基づいて、選択手段がユーザの保険サービスに対する
適合度を算出するので、ユーザの特性に保険サービスが
どれくらい適合しているかの度合いを容易に算出するこ
とができる。また、選択手段は、その算出した適合度に
基づいてユーザに提示する保険サービスを選択するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを選択すること
ができる。送信手段は、選択手段が選択した保険サービ
スを特定する情報をユーザが使用する端末に送信するの
で、ユーザの特性に合った保険サービスを提示できる。
【0035】また本発明のサービス提示プログラムで
は、要求指数格納手段は更に、ユーザに対する設問及び
回答を、ユーザの補償特約項目に対する要求度合いを示
す要求指数に関連付けて格納しており、提示手段は更
に、設問をユーザが利用する端末に送信して提示し、受
信手段は更に、設問に対するユーザの回答をユーザが利
用する端末から受信し、選択手段は、受信手段が受信し
たユーザの回答に対応する要求指数を要求指数格納手段
から抽出し、抽出した要求指数に基づいて、ユーザの保
険サービスに対する適合度を修正し、修正した適合度に
基づいてユーザに提示する保険サービスを選択するよう
にしてもよい。提示手段が提示した設問に対するユーザ
の回答を受信手段が受信し、選択手段が、その受信した
回答に対応する要求指数を要求指数格納手段から抽出す
るので、設問に対するユーザの回答に応じて要求指数を
抽出できる。また、選択手段は、修正した適合度に基づ
いてユーザに提示する保険サービスを選択するので、疑
似ユーザのタイプのみを選択する場合に比較して、より
ユーザの特性に合った保険サービスを選択することがで
きる。
【0036】本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体
は、上記いずれかのサービス提示プログラムが記録され
ている。
【0037】コンピュータを用いて、本発明の記録媒体
に記録されたサービス提示プログラムを実行すると、受
信手段が受信した要求指数と、サービス指数格納手段に
格納されているサービス指数とに基づいて、選択手段が
ユーザの代金決済サービスに対する適合度を算出するの
で、ユーザの特性に代金決済サービスがどれくらい適合
しているかの度合いを容易に算出することができる。ま
た、選択手段は、その算出した適合度に基づいてユーザ
に提示する代金決済サービスを選択するので、ユーザの
特性に合った代金決済サービスを選択することができ
る。送信手段は、選択手段が選択した代金決済サービス
を特定する情報をユーザが使用する端末に送信するの
で、ユーザの特性に合った代金決済サービスを提示でき
る。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。可能な場合には、同一の部分には同
一の符号を付して重複する説明を省略する。本発明の実
施の形態では通信手段としてインターネットを用いてい
る。データの流れを模式的に示す場合もあるが、実際の
システム構成ではデータ通信にTCP/IPなどのプロ
トコルを用いることがでる。TCP/IPの上位プロト
コルとしては、WWW(World Wide We
b)で用いられるhttp(Hyper Text T
ransfer Protocol)を用いることがで
きる。これらのプロトコル上で、WWWブラウザの表示
形式を規定するHTML(Hyper TextMar
kup Language)を用いることができる。ま
た、通信手段はインターネット及びイントラネットに限
定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲
で他の通信手段を用いることもできる。
【0039】本発明の実施形態であるサービス提示シス
テム10について図1を用いて説明する。図1は、サー
ビス提示システム10を用いたネットワーク構成を示し
た図である。サービス提示システム10は、インターネ
ット30に接続されており、同じくインターネット30
に接続されているユーザ端末20と情報の送受信が可能
となっている。ユーザ端末20は、インターネットのユ
ーザが利用する端末装置であって、物理的には、CPU
(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーボードといっ
た入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードデ
ィスクといった格納装置、モデムといった送受信装置な
どを備えたコンピュータシステム(例えばパーソナルコ
ンピュータ)として構成される。
【0040】ユーザ端末20を操作して、ユーザに適し
たクレジットカード(代金決済サービス)が提示される
までのユーザ端末20の表示装置(図示しない)に表示
される画面の様子を図2を用いて説明する。図2はユー
ザ端末20の表示装置(図示しない)に表示される画面
の様子を示した図である。
【0041】ユーザがサービス提示システム10にアク
セスすると、ユーザ端末20の画面には「カードサービ
ス提示システムへようこそ」といった表示に加えて、男
性か女性かを選択する画面が表示される(図2
(a))。ユーザが男性か女性かを選択すると、次に職
業のタイプ等を選択する画面が表示される(図2
(b))。このようにいくつかの質問に答えると、その
回答にあわせて擬似的にユーザのタイプを示すキャラク
タ(疑似ユーザのタイプ)が表示される(図2
(c))。図2(c)に示すようにキャラクタの表示
は、キャラクタをイメージしたイラストと共に、「バイ
クが生活の中心で、金も時間もかけている。ライフスタ
イルは男らしさを好む。」といったキャラクタの特徴を
示すコメントが表示される。キャラクタは複数提示され
る場合もあり、その場合には「次へ」を選択すると順次
表示されていく。
【0042】ユーザは自分に比較的近いと思われるキャ
ラクタを選択し、「決定」を選択すると、設問とそれに
対する回答選択肢が表示される(図2(d))。例え
ば、回答選択肢の1番を選択すると、図2(e)に示す
ような関連設問とそれに対する回答選択肢が表示され
る。用意された設問に回答すると、クレジットカードに
対する要望を求める設問と回答選択肢が表示される(図
2(f))。回答選択肢を選択すると、ユーザに適合す
ると推測されるクレジットカードが表示され、「資料請
求」や「入会申込」といった表示がされる(図2
(g))。
【0043】引き続いて、サービス提示システム10に
ついて図1を用いて説明する。サービス提示システム1
0は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、
マウスやキーボードといった入力装置、ディスプレイと
いった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モ
デムといった送受信装置などを備えたコンピュータシス
テム(例えばワークステーション、パーソナルコンピュ
ータ)として構成され、インターネット30を経由して
ユーザ端末20と情報の送受信が可能なように構成され
ている。
【0044】サービス提示システム10は機能的な構成
要素として、提示部(提示手段)101と、受信部(受
信手段)102と、選択部(選択手段)103と、送信
部(送信手段)104と、要求指数格納部(要求指数格
納手段)105と、サービス指数格納部(サービス指数
格納手段、特約指数格納手段)106とを備えて構成さ
れる。引き続いて、各構成要素について詳細に説明す
る。
【0045】要求指数格納部105は、クレジットカー
ドを利用するユーザの行動様式を想定して設定される複
数のキャラクタのタイプそれぞれについて、キャラクタ
のクレジットカードの付帯サービスに対する要求度合い
を示す要求指数を、付帯サービスに対応させて格納する
部分である。要求指数格納部105はまた、キャラクタ
名称と、そのキャラクタのイメージを示すイラストと、
そのキャラクタを説明するコメントとに対応させて、そ
のキャラクタが想定する性別や職業タイプといった条件
に関する情報も格納する部分である。要求指数格納部1
05はまた、ユーザに対する設問とそれに対する回答選
択肢とを、付帯サービスに対する要求度合いを示す要求
指数に関連付けた情報も格納する部分である。
【0046】図3には、付帯サービスとキャラクタの要
求指数とを対応させて格納している一例を示し、図4に
は、キャラクタ名称等とキャラクタが想定する条件とを
対応させて格納している一例を示す。例えば、キャラク
タ1は、「男性」で「学生」を想定しているので、コメ
ントが「バイクが生活の中心で、金も時間もかけてい
る。一人でも仲間とでも楽しめるほう。ライフスタイル
は男らしさを好む。」となる。従って、クレジットカー
ドの付帯サービスとしては、1番の「ガソリン割引」
や、9番の「レースチケット優待販売」の要求指数が高
くなり、7番の「ゴルフ場割引」の要求指数が低くな
る。なお、キャラクタとキャラクタの要求指数の組み合
わせのパターンは、サービス提示システム10の管理者
などが自由に設定することができる。
【0047】図5(a)には、付帯サービスと、ユーザ
に対する設問とそれに対する回答選択肢とを対応させて
格納している一例を示し、図5(b)には、回答選択肢
と付帯サービスに対する要求指数とを対応させて格納し
ている一例を示す。設問1の「あなたは、大阪のテーマ
パークに連れていって欲しいと頼まれました。あなたな
ら、まず、どうする?」に対して、回答選択肢1の「格
安ツアー」を選択すると、その回答に関連付けられた設
問2の「格安ツアーに申し込むと、旅行代金と旅行保険
料を振り込むように指示がありました。あなたはどう思
う?」が提示される。設問1で他の回答選択肢を選択す
ると、図示していない他の設問が提示される。なお、設
問の順序や、前の設問の回答と次の設問との関連付けは
予め決められている。
【0048】サービス提示システム10が提示するサー
ビスがクレジットカードといった代金決済サービスでな
く、損害保険や生命保険といった保険サービスであれ
ば、図6に示すように、補償特約とキャラクタの要求指
数とを対応させて格納する。例えば、キャラクタ1は、
「男性」で「学生」を想定しているので、コメントが
「バイクが生活の中心で、金も時間もかけている。一人
でも仲間とでも楽しめるほう。ライフスタイルは男らし
さを好む。」となり、補償特約としては、1番の「示談
サービス」や、3番の「バイク割引」の要求指数が高く
なり、7番の「専門医紹介サービス」の要求指数が低く
なる。
【0049】提示部101は、要求指数格納部105に
格納してある情報をインターネット30を経由してユー
ザ端末20に送信し、ユーザ端末20から情報を受信す
る部分である。提示部101は、ユーザ端末20に対し
てキャラクタを設定するための予備的な設問と回答選択
肢を、例えば「あなたは、男性ですか、女性ですか」と
いったような形式で送信する。提示部101は、ユーザ
端末20から送信されてくるキャラクタを設定するため
の設問に対する回答に基づいて、要求指数格納部105
に格納されているキャラクタの候補を送信する。
【0050】提示部101は、ユーザ端末20からユー
ザが選択したキャラクタを受信すると、次に図5(a)
に示すような設問及び回答選択肢をユーザ端末20に送
信する。提示部101は、ユーザ端末20からユーザが
選択した回答選択肢を受信すつと、その選択された回答
選択肢に関連付けられた設問を順次送信する。
【0051】受信部102は、ユーザが選択したキャラ
クタ及び回答選択肢をユーザ端末20から受信する部分
である。受信部102は、受信したキャラクタ及び回答
選択肢を選択部103に受け渡す。なお、本実施形態の
場合は、キャラクタ及び回答選択肢を受信することとし
ているが、クレジットカードの付帯サービスごとにユー
ザが要求指数を入力したものを受信することとしてもよ
い。
【0052】サービス指数格納部106は、クレジット
カードごとに付帯サービスの充実度合いを示すサービス
指数を格納する部分である。図7にサービス指数格納部
106に格納されている情報の一例を示す。例えば、カ
ード1は、付帯サービス番号が1番の「ガソリン割引」
や14番の「海外旅行サポートデスク」が充実している
のでサービス指数が10となっている。サービス提示シ
ステム10が提示するサービスがクレジットカードとい
った代金決済サービスでなく、損害保険や生命保険とい
った保険サービスであれば、図8に示すように、補償特
約と各保険サービスの補償特約項目の充実度合いを示す
特約指数とを対応させて格納する。例えば、保険1は、
補償特約項目番号が1番の「示談サービス」や14番の
「等級保護特約」が充実しているのでサービス指数が1
0となっている。
【0053】選択部103は、受信部102が受信した
キャラクタ及び回答選択肢を受け取って、要求指数格納
部105からその受信したキャラクタに対応する要求指
数を抽出し、抽出した要求指数とサービス指数格納部1
06に格納されているサービス指数とに基づいて、キャ
ラクタの各クレジットカードに対する適合度をユーザの
クレジットカードに対する第1の適合度として算出する
部分である。選択部103は更に、受信した回答選択肢
と対応する要求指数を要求指数格納部105から抽出
し、抽出した要求指数とサービス指数格納部106に格
納されているサービス指数とに基づいて、ユーザのクレ
ジットカードに対する第2の適合度として算出する部分
である。そして、選択部103は、算出した第1の適合
度と第2の適合度とに基づいてユーザに提示するクレジ
ットカードを選択する部分である。
【0054】例えば、ユーザが選択したキャラクタがキ
ャラクタ1であれば、図3に示すキャラクタ1に対応す
る付帯サービスの要求指数と、図7に示す各カードの各
付帯サービスに対するサービス指数とを、(キャラクタ
1の付帯サービス1に対する要求指数)×(カード1の
付帯サービス1に対するサービス指数)+(キャラクタ
1の付帯サービス2に対する要求指数)×(カード1の
付帯サービス2に対するサービス指数)...といった
ように多次元ベクトルの内積を取るように掛け合わせ
る。これを全てのクレジットカードに対して行なうと、
図9(a)に示すようになる。図9(a)は、キャラク
タ1の要求指数と各クレジットカードのサービス指数と
の内積を取った結果を示した図である。本実施形態では
内積を取っているが、この他の手法でも要求指数とサー
ビス指数との方向性の近似度が把握できれば採用するこ
とができる。
【0055】更に、受信部102が受信した回答選択肢
が、設問1に対して回答選択肢1、設問2に対して回答
選択肢2、設問3に対して回答選択肢2といったもので
あれば、選択部103は、図5(b)に示す要求指数
と、図7に示すサービス指数との内積を取って、図9に
示す数値に加算する。図9(b)にはその内積を取った
結果を示し、図9(c)には図9(a)の数値に図9
(b)の数値を加算した結果を示す。図9(c)に示す
ように、キャラクタ1の要求指数と各カードのサービス
指数との内積を取った結果に、各設問に対する回答に対
応する要求指数と各カードのサービス指数との内積を取
った結果を加えると、カード5が704ポイントとなり
キャラクタ1を選択したユーザに最も適合したクレジッ
トカードであると推測される。なお、キャラクタの要求
指数に各設問に対する回答に対応する要求指数を加えた
後に、各カードのサービス指数との内積をとってもよ
い。例えば、ユーザがキャラクタ1を選択し、設問1の
回答が回答1であった場合には、キャラクタ1の要求指
数の、「宿泊施設優待」に8ポイントを足して16ポイ
ントとしてからカード1のサービス指数の「宿泊施設優
待」の5ポイントと掛け合わせていくといったように順
次計算するようにしてもよい。選択部104はカード5
を選択した情報を送信部104に受け渡す。本実施形態
の場合は一つのクレジットカードを選択したが、複数の
クレジットカードを選択して順位付けをして送信部10
4に受け渡してもよく、全てのクレジットカードを選択
してポイントと共に送信部104に受け渡してもよい。
【0056】送信部104は、選択部103から受け取
ったクレジットカードの情報をユーザ端末20に送信す
る部分である。送信部104は、クレジットカードの情
報をユーザ端末20に送信する際に、そのクレジットカ
ードの資料を請求するページへのリンクや、入会を申し
込むページへのリンクを添付してもよい。
【0057】次に、サービス提示システム10を用い
て、ユーザに適したクレジットカードを選択する方法に
ついて図10及び図1を用いて説明する。図10は、ク
レジットカードを選択する方法を示したフローチャート
である。提示部101は、ユーザ端末20に対して、キ
ャラクタ決定のための予備情報を送信する(ステップS
01)。キャラクタ決定のための予備情報としては、性
別を聞いたり、職業を聞いたりする情報がある。
【0058】提示部101は、キャラクタ決定のための
予備情報を送信すると、ユーザ端末20からユーザが選
択したキャラクタ決定のための予備情報を受信する待ち
受け状態になる(ステップS02)。ユーザーが選択し
たキャラクタ決定のための予備情報を受信すると、提示
部101は、その予備情報に適合するキャラクタの候補
をユーザ端末20に送信する(ステップS03)。
【0059】提示部101がキャラクタの候補を送信す
ると、受信部102は、ユーザ端末20からユーザが選
択したキャラクタを受信する待ち受け状態になる(ステ
ップS04)。受信部102がユーザ端末20からユー
ザが選択したキャラクタを受信すると選択部103に受
け渡し、選択部103は、選択されたキャラクタと各ク
レジットカードとの第1の適合度を算出する(ステップ
S05)。
【0060】提示部101は、ユーザ端末20に対して
要求指数格納部105に格納されている設問とそれに対
する回答選択肢とを送信する(ステップS06)。提示
部101が設問とそれに対する回答選択肢とを送信する
と、提示部101及び受信部102は、ユーザが選択し
た回答選択肢をユーザ端末20から受信する待ち受け状
態になる(ステップS07)。提示部101は、ユーザ
が選択した回答選択肢を受信すると、その選択された回
答選択肢に対応する設問が残っているか、それとも設問
が残っていないかを判断する(ステップS08)。設問
が残っていれば、ステップS06に戻って同様の処理を
行なう。設問が残っていなければ、受信部102は、受
信した回答選択肢の情報を選択部103に受け渡し、選
択部103は、受信した回答選択肢に対応する要求指数
と各クレジットカードのサービス指数との内積を取って
第2の適合度とし、ステップS05で求めた第1の適合
度に加算することによって修正を行なう。選択部103
は更に、ユーザに適合するクレジットカードを特定する
情報を選択し、送信部104に受け渡す(ステップS0
9)。送信部104は、受け取ったユーザに適合するク
レジットカードを特定する情報をユーザ端末20に送信
する(ステップS10)。
【0061】次にコンピュータを、本発明の実施形態で
あるサービス提示システム10として機能させるための
サービス提示プログラム92及びそれが記録されている
コンピュータ読取可能な記録媒体9について説明する。
図11は、サービス提示プログラム92が記録されてい
る記録媒体9の構成を示した図である。記録媒体9とし
ては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−RO
M、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。
【0062】記録媒体9は、図11に示すように、プロ
グラムを記録するプログラム領域91と、データを記録
するデータ領域93とを備えている。データ領域93に
は、図1及び図3〜図6を用いて説明した要求指数格納
部105と同様の要求指数データベース931と、図1
及び図7、図8を用いて説明したサービス指数格納部1
06と同様のサービス指数データベース932とが格納
されている。
【0063】プログラム領域91には、サービス提示プ
ログラム92が記録されている。サービス提示プログラ
ム92は、処理を統括するメインモジュール921と、
提示モジュール922と、受信モジュール923と、選
択モジュール924と、送信モジュール925とを備え
る。ここで、提示モジュール922、受信モジュール9
23、選択モジュール924、送信モジュール925の
それぞれを動作させることによって実現する機能は、上
記サービス提示システム10の提示部101、受信部1
02、選択部103、送信部104のそれぞれの機能と
同様である。
【0064】本実施形態の作用及び効果について説明す
る。提示部101が、要求指数格納部105に格納され
ているキャラクタを送信して提示するので、ユーザは、
キャラクタを選択することによって自己の行動様式を近
似的に選択することができる。受信したキャラクタに対
応する要求指数と、サービス指数格納部106に格納さ
れているサービス指数とに基づいて、選択部103が各
クレジットカードに対する第1の適合度を算出するの
で、ユーザの特性に各クレジットカードがどれくらい適
合しているかの度合いを容易に算出することができる。
また、選択部103は、その算出した第1の適合度に基
づいてユーザに提示するクレジットカードを選択するの
で、ユーザの特性に合ったクレジットカードを選択する
ことができる。送信部104は、選択部103が選択し
たクレジットカードを特定する情報をユーザが使用する
ユーザ端末20に送信するので、ユーザの特性に合った
クレジットカードを提示できる。
【0065】提示部101が提示した設問に対するユー
ザの回答を受信部102が受信し、選択部103が、そ
の受信した回答に対応する要求指数を要求指数格納部1
05から抽出するので、設問に対するユーザの回答に応
じて要求指数を抽出できる。また、選択部103は、第
1の適合度と第2の適合度とに基づいてユーザに提示す
るクレジットカードを選択するので、よりユーザの特性
に合ったクレジットカードを選択することができる。
【0066】本実施形態では、代金決済サービスとして
クレジットカードを例に挙げたが、デビットカードやキ
ャッシュカードといったものでもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、受信手段が受信した要
求指数と、サービス指数格納手段に格納されているサー
ビス指数とに基づいて、選択手段がユーザの代金決済サ
ービスに対する適合度を算出するので、ユーザの特性に
代金決済サービスがどれくらい適合しているかの度合い
を容易に算出することができる。また、選択手段は、そ
の算出した適合度に基づいてユーザに提示する代金決済
サービスを選択するので、ユーザの特性に合った代金決
済サービスを選択することができる。送信手段は、選択
手段が選択した代金決済サービスをユーザが使用する端
末に送信するので、ユーザの特性に合った代金決済サー
ビスを提示できる。従って、本発明の目的とする、ユー
ザに適合するカードや保険を簡便に提示できるサービス
提示システム、サービス提示方法、サービス提示プログ
ラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるサービス提示システム
を用いたネットワーク構成を示した図である。
【図2】図1のユーザ端末の表示装置に表示される画面
の様子を示した図である。
【図3】サービス提示システムの要求指数格納部に格納
される情報の一例を示した図である。
【図4】サービス提示システムの要求指数格納部に格納
される情報の一例を示した図である。
【図5】サービス提示システムの要求指数格納部に格納
される情報の一例を示した図である。
【図6】サービス提示システムの要求指数格納部に格納
される情報の一例を示した図である。
【図7】サービス提示システムのサービス指数格納部に
格納される情報の一例を示した図である。
【図8】サービス提示システムのサービス指数格納部に
格納される情報の一例を示した図である。
【図9】サービス提示システムの選択部が演算した結果
の一例を示した図である。
【図10】サービス提示システムを用いてクレジットカ
ードを選択する方法を示したフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態であるサービス提示プログ
ラムが記録されている記録媒体の構成を示した図であ
る。
【符号の説明】
10…サービス提示システム、101…提示部、102
…受信部、103…選択部、104…送信部、105…
要求指数格納部、106…サービス指数格納部、20…
ユーザ端末、30…インターネット。
フロントページの続き (72)発明者 神澤 秋正 神奈川県横浜市磯子区丸山1−33−4− 103 (72)発明者 荒木 均 千葉県市川市福栄4丁目26番15号

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の付帯サービスを備える代金決済サ
    ービスごとに、前記付帯サービスの充実度合いを示すサ
    ービス指数を格納するサービス指数格納手段と、 前記代金決済サービスを利用しようとするユーザの、前
    記付帯サービスのそれぞれに対する要求度合いを示す要
    求指数を、当該ユーザが利用する端末から受信する受信
    手段と、 当該受信した要求指数と前記サービス指数格納手段に格
    納されているサービス指数とに基づいて、前記ユーザの
    前記代金決済サービスに対する適合度を前記代金決済サ
    ービスごとに算出し、当該算出した適合度に基づいて前
    記ユーザに提示する代金決済サービスを選択する選択手
    段と、 当該選択手段が選択した代金決済サービスを特定する情
    報を前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段とを
    備えるサービス提示システム。
  2. 【請求項2】 複数の付帯サービスを備える代金決済サ
    ービスごとに、前記付帯サービスの充実度合いを示すサ
    ービス指数を格納するサービス指数格納手段と、 前記代金決済サービスを利用するユーザの行動様式を想
    定して設定される複数の疑似ユーザのタイプそれぞれに
    ついて、前記疑似ユーザの前記付帯サービスに対する要
    求度合いを示す要求指数を、当該付帯サービスに対応さ
    せて格納する要求指数格納手段と、 前記代金決済サービスを利用しようとするユーザが利用
    する端末に、前記要求指数格納手段に格納されている疑
    似ユーザのタイプを送信して提示する提示手段と、 前記ユーザが選択した前記疑似ユーザのタイプを、当該
    ユーザが利用する端末から受信する受信手段と、 当該受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求指数を
    前記要求指数格納手段から抽出し、当該抽出した要求指
    数と前記サービス指数格納手段に格納されているサービ
    ス指数とに基づいて、前記疑似ユーザの前記代金決済サ
    ービスに対する適合度を前記ユーザの前記代金決済サー
    ビスに対する適合度として前記代金決済サービスごとに
    算出し、当該算出した適合度に基づいて前記ユーザに提
    示する代金決済サービスを選択する選択手段と、 当該選択手段が選択した代金決済サービスを特定する情
    報を前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段とを
    備えるサービス提示システム。
  3. 【請求項3】 前記要求指数格納手段は更に、前記ユー
    ザに対する設問及び回答を、前記ユーザの前記付帯サー
    ビスに対する要求度合いを示す要求指数に関連付けて格
    納し、 前記提示手段は更に、前記設問を前記ユーザが利用する
    端末に送信して提示し、 前記受信手段は更に、前記設問に対する前記ユーザの回
    答を当該ユーザが利用する端末から受信し、 前記選択手段は、前記受信手段が受信した前記ユーザの
    回答に対応する要求指数を前記要求指数格納手段から抽
    出し、当該抽出した要求指数に基づいて、前記ユーザの
    前記代金決済サービスに対する前記適合度を修正し、当
    該修正した適合度に基づいて前記ユーザに提示する代金
    決済サービスを選択する請求項2に記載のサービス提示
    システム。
  4. 【請求項4】 複数の補償特約項目を備える保険サービ
    スごとに、前記補償特約項目の充実度合いを示す特約指
    数を格納する特約指数格納手段と、 前記保険サービスを利用しようとするユーザの、前記補
    償特約項目のそれぞれに対する要求度合いを示す要求指
    数を、当該ユーザが利用する端末から受信する受信手段
    と、 当該受信した要求指数と前記サービス指数格納手段に格
    納されている特約指数とに基づいて、前記ユーザの前記
    保険サービスに対する適合度を前記保険サービスごとに
    算出し、当該算出した適合度に基づいて前記ユーザに提
    示する保険サービスを選択する選択手段と、 当該選択手段が選択した保険サービスを特定する情報を
    前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段とを備え
    るサービス提示システム。
  5. 【請求項5】 複数の補償特約項目を備える保険サービ
    スごとに、前記補償特約項目の充実度合いを示す特約指
    数を格納する特約指数格納手段と、 前記保険サービスを利用するユーザの行動様式を想定し
    て設定される複数の疑似ユーザのタイプそれぞれについ
    て、前記疑似ユーザの前記補償特約項目に対する要求度
    合いを示す要求指数を、当該補償特約項目に対応させて
    格納する要求指数格納手段と、 前記保険サービスを利用しようとするユーザが利用する
    端末に、前記要求指数格納手段に格納されている疑似ユ
    ーザのタイプを送信して提示する提示手段と、 前記ユーザが選択した前記疑似ユーザのタイプを、当該
    ユーザが利用する端末から受信する受信手段と、 当該受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求指数を
    前記要求指数格納手段から抽出し、当該抽出した要求指
    数と前記特約指数格納手段に格納されている特約指数と
    に基づいて、前記疑似ユーザの前記保険サービスに対す
    る適合度を前記ユーザの前記保険サービスに対する適合
    度として前記保険サービスごとに算出し、当該算出した
    適合度に基づいて前記ユーザに提示する保険サービスを
    選択する選択手段と、 当該選択手段が選択した保険サービスを特定する情報を
    前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段とを備え
    るサービス提示システム。
  6. 【請求項6】 前記要求指数格納手段は更に、前記ユー
    ザに対する設問及び回答を、前記ユーザの前記補償特約
    項目に対する要求度合いを示す要求指数に関連付けて格
    納し、 前記提示手段は更に、前記設問を前記ユーザが利用する
    端末に送信して提示し、 前記受信手段は更に、前記設問に対する前記ユーザの回
    答を当該ユーザが利用する端末から受信し、 前記選択手段は、前記受信手段が受信した前記ユーザの
    回答に対応する要求指数を前記要求指数格納手段から抽
    出し、当該抽出した要求指数に基づいて、前記ユーザの
    前記保険サービスに対する前記適合度を修正し、当該修
    正した適合度に基づいて前記ユーザに提示する保険サー
    ビスを選択する請求項5に記載のサービス提示システ
    ム。
  7. 【請求項7】 受信手段が、複数の付帯サービスを備え
    る代金決済サービスを利用しようとするユーザの、前記
    付帯サービスのそれぞれに対する要求度合いを示す要求
    指数を、当該ユーザが利用する端末から受信するステッ
    プと、 選択手段が、当該受信した要求指数と、前記代金決済サ
    ービスごとに前記付帯サービスの充実度合いを示すサー
    ビス指数を格納するサービス指数格納手段に格納されて
    いるサービス指数とに基づいて、前記ユーザの前記代金
    決済サービスに対する適合度を前記代金決済サービスご
    とに算出し、当該算出した適合度に基づいて前記ユーザ
    に提示する代金決済サービスを選択するステップと、 送信手段が、当該選択手段が選択した代金決済サービス
    を特定する情報を前記ユーザが利用する端末に送信する
    ステップとを備えるサービス提示方法。
  8. 【請求項8】 提示手段が、複数の付帯サービスを備え
    る代金決済サービスを利用しようとするユーザが利用す
    る端末に、前記代金決済サービスを利用するユーザの行
    動様式を想定して設定される複数の疑似ユーザのタイプ
    それぞれについて前記疑似ユーザの前記付帯サービスに
    対する要求度合いを示す要求指数を当該付帯サービスに
    対応させて格納する要求指数格納手段に格納されている
    疑似ユーザのタイプを、送信して提示するステップと、 受信手段が、前記ユーザが選択した前記疑似ユーザのタ
    イプを、当該ユーザが利用する端末から受信するステッ
    プと、 選択手段が、当該受信した疑似ユーザのタイプに対応す
    る要求指数を前記要求指数格納手段から抽出し、当該抽
    出した要求指数と、前記代金決済サービスごとに前記付
    帯サービスの充実度合いを示すサービス指数を格納する
    サービス指数格納手段に格納されているサービス指数と
    に基づいて、前記疑似ユーザの前記代金決済サービスに
    対する適合度を前記ユーザの前記代金決済サービスに対
    する適合度として前記代金決済サービスごとに算出し、
    当該算出した適合度に基づいて前記ユーザに提示する代
    金決済サービスを選択するステップと、 送信手段が、当該選択手段が選択した代金決済サービス
    を特定する情報を前記ユーザが利用する端末に送信する
    ステップとを備えるサービス提示方法。
  9. 【請求項9】 前記要求指数格納手段は更に、前記ユー
    ザに対する設問及び回答を、前記ユーザの前記付帯サー
    ビスに対する要求度合いを示す要求指数に関連付けて格
    納し、 前記提示手段は更に、前記設問を前記ユーザが利用する
    端末に送信して提示し、 前記受信手段は更に、前記設問に対する前記ユーザの回
    答を当該ユーザが利用する端末から受信し、 前記選択手段は、前記受信手段が受信した前記ユーザの
    回答に対応する要求指数を前記要求指数格納手段から抽
    出し、当該抽出した要求指数に基づいて、前記ユーザの
    前記代金決済サービスに対する前記適合度を修正し、当
    該修正した適合度に基づいて前記ユーザに提示する代金
    決済サービスを選択する請求項8に記載のサービス提示
    方法。
  10. 【請求項10】 受信手段が、複数の補償特約を備える
    保険サービスを利用しようとするユーザの、前記補償特
    約のそれぞれに対する要求度合いを示す要求指数を、当
    該ユーザが利用する端末から受信するステップと、 選択手段が、当該受信した要求指数と、前記保険サービ
    スごとに前記補償特約の充実度合いを示す特約指数を格
    納する特約指数格納手段に格納されている特約指数とに
    基づいて、前記ユーザの前記保険サービスに対する適合
    度を前記保険サービスごとに算出し、当該算出した適合
    度に基づいて前記ユーザに提示する保険サービスを選択
    するステップと、 送信手段が、当該選択手段が選択した保険サービスを特
    定する情報を前記ユーザが利用する端末に送信するステ
    ップとを備えるサービス提示方法。
  11. 【請求項11】 提示手段が、複数の補償特約を備える
    保険サービスを利用しようとするユーザが利用する端末
    に、前記保険サービスを利用するユーザの行動様式を想
    定して設定される複数の疑似ユーザのタイプそれぞれに
    ついて前記疑似ユーザの前記補償特約に対する要求度合
    いを示す要求指数を当該補償特約に対応させて格納する
    要求指数格納手段に格納されている疑似ユーザのタイプ
    を、送信して提示するステップと、 受信手段が、前記ユーザが選択した前記疑似ユーザのタ
    イプを、当該ユーザが利用する端末から受信するステッ
    プと、 選択手段が、当該受信した疑似ユーザのタイプに対応す
    る要求指数を前記要求指数格納手段から抽出し、当該抽
    出した要求指数と、前記保険サービスごとに前記補償特
    約の充実度合いを示す特約指数を格納する特約指数格納
    手段に格納されている特約指数とに基づいて、前記疑似
    ユーザの前記保険サービスに対する適合度を前記ユーザ
    の前記保険サービスに対する適合度として前記保険サー
    ビスごとに算出し、当該算出した適合度に基づいて前記
    ユーザに提示する保険サービスを選択するステップと、 送信手段が、当該選択手段が選択した保険サービスを特
    定する情報を前記ユーザが利用する端末に送信するステ
    ップとを備えるサービス提示方法。
  12. 【請求項12】 前記要求指数格納手段は更に、前記ユ
    ーザに対する設問及び回答を、前記ユーザの前記補償特
    約に対する要求度合いを示す要求指数に関連付けて格納
    し、 前記提示手段は更に、前記設問を前記ユーザが利用する
    端末に送信して提示し、 前記受信手段は更に、前記設問に対する前記ユーザの回
    答を当該ユーザが利用する端末から受信し、 前記選択手段は、前記受信手段が受信した前記ユーザの
    回答に対応する要求指数を前記要求指数格納手段から抽
    出し、当該抽出した要求指数に基づいて、前記ユーザの
    前記保険サービスに対する前記適合度を修正し、当該修
    正した適合度に基づいて前記ユーザに提示する保険サー
    ビスを選択する請求項11に記載のサービス提示方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、 複数の付帯サービスを備える代金決済サービスを利用し
    ようとするユーザの、前記付帯サービスのそれぞれに対
    する要求度合いを示す要求指数を、当該ユーザが利用す
    る端末から受信する受信手段と、 当該受信した要求指数と、前記代金決済サービスごとに
    前記付帯サービスの充実度合いを示すサービス指数を格
    納するサービス指数格納手段に格納されているサービス
    指数とに基づいて、前記ユーザの前記代金決済サービス
    に対する適合度を前記代金決済サービスごとに算出し、
    当該算出した適合度に基づいて前記ユーザに提示する代
    金決済サービスを選択する選択手段と、 当該選択手段が選択した代金決済サービスを特定する情
    報を前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段とし
    て機能させるためのサービス提示プログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータを、 複数の付帯サービスを備える代金決済サービスを利用し
    ようとするユーザが利用する端末に、前記代金決済サー
    ビスを利用するユーザの行動様式を想定して設定される
    複数の疑似ユーザのタイプそれぞれについて前記疑似ユ
    ーザの前記付帯サービスに対する要求度合いを示す要求
    指数を当該付帯サービスに対応させて格納する要求指数
    格納手段に格納されている疑似ユーザのタイプを、送信
    して提示する提示手段と、 前記ユーザが選択した前記疑似ユーザのタイプを、当該
    ユーザが利用する端末から受信する受信手段と、 当該受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求指数を
    前記要求指数格納手段から抽出し、当該抽出した要求指
    数と、前記代金決済サービスごとに前記付帯サービスの
    充実度合いを示すサービス指数を格納するサービス指数
    格納手段に格納されているサービス指数とに基づいて、
    前記疑似ユーザの前記代金決済サービスに対する適合度
    を前記ユーザの前記代金決済サービスに対する適合度と
    して前記代金決済サービスごとに算出し、当該算出した
    適合度に基づいて前記ユーザに提示する代金決済サービ
    スを選択する選択手段と、 当該選択手段が選択した代金決済サービスを特定する情
    報を前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段とと
    して機能させるためのサービス提示プログラム。
  15. 【請求項15】 前記要求指数格納手段は更に、前記ユ
    ーザに対する設問及び回答を、前記ユーザの前記付帯サ
    ービスに対する要求度合いを示す要求指数に関連付けて
    格納しており、 前記提示手段は更に、前記設問を前記ユーザが利用する
    端末に送信して提示し、 前記受信手段は更に、前記設問に対する前記ユーザの回
    答を当該ユーザが利用する端末から受信し、 前記選択手段は、前記受信手段が受信した前記ユーザの
    回答に対応する要求指数を前記要求指数格納手段から抽
    出し、当該抽出した要求指数に基づいて、前記ユーザの
    前記代金決済サービスに対する前記適合度を修正し、当
    該修正した適合度に基づいて前記ユーザに提示する代金
    決済サービスを選択する請求項14に記載のサービス提
    示プログラム。
  16. 【請求項16】 コンピュータを、 複数の補償特約項目を備える保険サービスを利用しよう
    とするユーザの、前記補償特約項目のそれぞれに対する
    要求度合いを示す要求指数を、当該ユーザが利用する端
    末から受信する受信手段と、 当該受信した要求指数と、前記保険サービスごとに前記
    補償特約項目の充実度合いを示す特約指数を格納する特
    約指数格納手段に格納されている特約指数とに基づい
    て、前記ユーザの前記保険サービスに対する適合度を前
    記保険サービスごとに算出し、当該算出した適合度に基
    づいて前記ユーザに提示する保険サービスを選択する選
    択手段と、 当該選択手段が選択した保険サービスを特定する情報を
    前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段として機
    能させるためのサービス提示プログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータを、 複数の補償特約項目を備える保険サービスを利用しよう
    とするユーザが利用する端末に、前記保険サービスを利
    用するユーザの行動様式を想定して設定される複数の疑
    似ユーザのタイプそれぞれについて前記疑似ユーザの前
    記補償特約項目に対する要求度合いを示す要求指数を当
    該補償特約項目に対応させて格納する要求指数格納手段
    に格納されている疑似ユーザのタイプを、送信して提示
    する提示手段と、 前記ユーザが選択した前記疑似ユーザのタイプを、当該
    ユーザが利用する端末から受信する受信手段と、 当該受信した疑似ユーザのタイプに対応する要求指数を
    前記要求指数格納手段から抽出し、当該抽出した要求指
    数と、前記保険サービスごとに前記補償特約項目の充実
    度合いを示す特約指数を格納する特約指数格納手段に格
    納されている特約指数とに基づいて、前記疑似ユーザの
    前記保険サービスに対する適合度を前記ユーザの前記保
    険サービスに対する適合度として前記保険サービスごと
    に算出し、当該算出した適合度に基づいて前記ユーザに
    提示する保険サービスを選択する選択手段と、 当該選択手段が選択した保険サービスを特定する情報を
    前記ユーザが利用する端末に送信する送信手段として機
    能させるためのサービス提示プログラム。
  18. 【請求項18】 前記要求指数格納手段は更に、前記ユ
    ーザに対する設問及び回答を、前記ユーザの前記補償特
    約項目に対する要求度合いを示す要求指数に関連付けて
    格納しており、 前記提示手段は更に、前記設問を前記ユーザが利用する
    端末に送信して提示し、 前記受信手段は更に、前記設問に対する前記ユーザの回
    答を当該ユーザが利用する端末から受信し、 前記選択手段は、前記受信手段が受信した前記ユーザの
    回答に対応する要求指数を前記要求指数格納手段から抽
    出し、当該抽出した要求指数に基づいて、前記ユーザの
    前記保険サービスに対する前記適合度を修正し、当該修
    正した適合度に基づいて前記ユーザに提示する保険サー
    ビスを選択する請求項17に記載のサービス提示プログ
    ラム。
  19. 【請求項19】 請求項13〜18のいずれか1項に記
    載のサービス提示プログラムが記録されたことを特徴と
    するコンピュータ読取可能な記録媒体。
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