JP2003044477A - コンテンツ受信可能な携帯通信端末、コンテンツ配信サーバ装置、及びそれらに用いるプログラム - Google Patents

コンテンツ受信可能な携帯通信端末、コンテンツ配信サーバ装置、及びそれらに用いるプログラム

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JP2003044477A
JP2003044477A JP2001225644A JP2001225644A JP2003044477A JP 2003044477 A JP2003044477 A JP 2003044477A JP 2001225644 A JP2001225644 A JP 2001225644A JP 2001225644 A JP2001225644 A JP 2001225644A JP 2003044477 A JP2003044477 A JP 2003044477A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期更新型コンテンツを更新時期にあわせて
取得する。 【解決手段】 定期的に内容が更新される定期更新コン
テンツを記憶するサーバ装置におけるコンテンツ更新時
期にあわせて、予め設定された所定期間毎に定期更新コ
ンテンツの取得を催促する。該催促に従う定期更新コン
テンツの取得指示に応じて、前記サーバ装置にアクセス
し、該サーバ装置から定期更新コンテンツを取得する。
そして、取得した定期更新コンテンツを再生する。この
ように、所定の定期更新コンテンツの更新時期にあわせ
て定期更新コンテンツの取得をユーザに対して促すの
で、ユーザは該催促に従って定期更新コンテンツの取得
を指示するだけで、新しく更新された定期更新コンテン
ツを見逃すことなく楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信ネットワー
クを介して接続された携帯通信端末からの要求に従って
画像や音楽などからなるコンテンツを配信し、該配信さ
れたコンテンツを携帯通信端末側で楽しむことのできる
コンテンツ受信可能な携帯通信端末、コンテンツ配信サ
ーバ装置、及びそれらに用いるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、インターネットなどの通信ネ
ットワークの発達に伴い、誰でもが携帯電話やPDA
(Personal Data(又はDigital) Assistants)等の通信
機能つきの端末機器(以下、これらを総称して携帯通信
端末と呼ぶ)を通信ネットワークに接続するだけで、い
つでもどこからでも通信ネットワーク上にある音楽や画
像などのコンテンツからユーザ好みのコンテンツを取得
し、該取得したコンテンツをユーザ個々の携帯通信端末
で再生して楽しむことができるようになっている。すな
わち、ユーザは携帯通信端末を用いてインターネットな
どの通信ネットワークを経由して所望のコンテンツ配信
サーバ(あるいはコンテンツ配信サイトとも呼ぶ)にア
クセスし、該アクセスしたコンテンツ配信サーバに格納
されている多数のコンテンツの中からユーザ所望のコン
テンツを選択的に取得することによって、ユーザ所望の
コンテンツを携帯通信端末側で楽しむことができるよう
になっている。こうしたインターネットなどの通信ネッ
トワークを利用して所望のコンテンツを携帯通信端末で
楽しむ場合、ユーザの選択に従ってコンテンツ配信サー
バからユーザ所望のコンテンツを取得し、該取得したコ
ンテンツを再生する所定のプレイヤー(例えば、Java
(R)プログラムによるプレイヤーなど)を起動するこ
とが必要であり、従来の携帯通信端末においてはユーザ
自身が必要な都度所定の操作を行うことによってこうし
たプレイヤーを意識的に起動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
においては、ユーザがユーザ自身の意思でプレイヤーを
起動しない限り、携帯端末装置を所望のコンテンツ配信
サーバにアクセスすることができなかった。そのため、
コンテンツ配信サーバに新しいコンテンツが登録されて
いても、ユーザが当該コンテンツ配信サーバにアクセス
しない限り、こうした新しいコンテンツをユーザが楽し
むことができなかった。すなわち、コンテンツ配信サー
バに登録された新しいコンテンツを素早くユーザに対し
て提供する方法がなかった。特に、登録された新しいコ
ンテンツが定期的に内容が更新される定期更新型のコン
テンツである場合には、ユーザがコンテンツ配信サーバ
に対してアクセスしないでいる間に新たな更新が定期的
になされてしまうことから、更新された内容のコンテン
ツをユーザが楽しむことのできない場合が生じてしまい
不都合である、という問題点があった。こうした問題点
を解決する1つの方法として、電子メールなどで新しく
登録されたコンテンツに関しての情報をユーザに対して
定期的に提供し、その提供した情報を基にユーザに対し
てコンテンツ配信サーバにアクセスしてもらうといった
方法が考えられる。しかし、こうした方法による場合、
コンテンツ配信対象としたい全ユーザの電子メールアド
レスを収集することは非常に困難であるし、またユーザ
に対して電子メール送付にかかる通信料金を負担させる
ことになるので、こうした方法を採用することは従来で
きなかった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、携帯通信端末において定期的にプレイヤーを起動し
て、該携帯通信端末を通信ネットワークを介して所定の
コンテンツ配信サーバに接続することで、ユーザが定期
更新型コンテンツの更新時期にあわせて定期的に定期更
新されたコンテンツを取得することができるようにした
コンテンツ受信可能な携帯通信端末、コンテンツ配信サ
ーバ装置、及びそれらに用いるプログラムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1に
記載の携帯通信端末は、定期的に内容が更新される定期
更新コンテンツを記憶するサーバ装置における前記コン
テンツ更新時期にあわせて、予め設定された所定期間毎
に前記定期更新コンテンツの取得をユーザに対して催促
する催促手段と、前記催促に応じて、前記定期更新コン
テンツの取得を指示する指示手段と、前記指示に応じ
て、前記サーバ装置にアクセスし、該サーバ装置から前
記定期更新コンテンツを取得する取得手段と、前記取得
した定期更新コンテンツを再生する再生手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0006】この発明によると、ユーザは所定期間毎に
なされる催促に従って予め決められた所定のサーバ装置
にアクセスするだけで、定期的に内容が更新される定期
更新コンテンツを更新時期にあわせて取得して再生する
ことができるようになる。すなわち、催促手段は、定期
的に内容が更新される定期更新コンテンツを記憶するサ
ーバ装置における前記コンテンツ更新時期にあわせて、
予め設定された所定期間毎に前記定期更新コンテンツの
取得を催促する。取得手段は前記催促手段による催促に
従って定期更新コンテンツの取得を指示する指示手段の
指示に応じて、前記サーバ装置にアクセスし、該サーバ
装置から前記定期更新コンテンツを取得する。再生手段
は、前記取得した定期更新コンテンツを再生する。この
ように、所定の定期更新コンテンツの更新時期にあわせ
て定期更新コンテンツの取得をユーザに対して促すこと
から、ユーザは該催促に従って定期更新コンテンツの取
得を指示するだけで、新しく更新された定期更新コンテ
ンツを見逃すことなく楽しむことができるようになる。
【0007】本発明に係る請求項2に記載の携帯通信端
末は、定期的に内容が更新される定期更新コンテンツを
記憶するとともに、前記コンテンツを取得し再生するた
めのコンテンツ取得再生プログラムを記憶したサーバ装
置にアクセスして、該サーバ装置からコンテンツ取得再
生プログラムを取得する取得手段と、前記サーバ装置に
おける前記コンテンツ更新時期にあわせて、予め設定さ
れた所定期間毎に、前記取得したコンテンツ取得再生プ
ログラムを起動させる起動手段と、前記起動されたコン
テンツ取得再生プログラムを実行する実行手段とを具備
し、前記コンテンツ取得再生プログラムは、該コンテン
ツ取得再生プログラムの起動毎に、前記定期更新コンテ
ンツの取得をユーザに対して催促するステップと、前記
催促に応じて、前記定期更新コンテンツの取得を指示す
るステップと、前記指示に応じて、前記サーバ装置にア
クセスし、該サーバ装置から前記定期更新コンテンツを
取得するステップと、前記取得した定期更新コンテンツ
を再生するステップとからなることを特徴とする。この
ようにすると、コンテンツ取得再生プログラムがない場
合であっても、サーバ装置からコンテンツ取得再生プロ
グラムを取得するだけで定期更新コンテンツを見逃さず
に楽しむことができるようになる。
【0008】本発明に係る請求項5に記載のコンテンツ
配信サーバ装置は、定期的に内容が更新される定期更新
コンテンツのうち、所定期間を過ぎたコンテンツを記憶
する記憶手段と、通信ネットワークを介して接続された
携帯通信端末装置からの要求を受け付ける受付手段と、
前記携帯通信端末からの要求に応じて該当する定期更新
コンテンツを前記記憶手段から選択的に配信する配信制
御手段とを具備し、前記配信制御手段は定期更新コンテ
ンツの更新時期に関わらず、前記記憶手段に記憶された
定期更新コンテンツについては、前記携帯通信端末から
の要求に応じて該当する定期更新コンテンツを配信する
ことを特徴とする。こうすることによって、定期更新コ
ンテンツを所定期間に再生しなかったユーザや、途中か
ら定期更新コンテンツの再生を開始したユーザであって
も、過去に配信済みの定期更新コンテンツを再生するこ
とができるようになる。
【0009】本発明に係る請求項7に記載の携帯通信端
末は、コンテンツの取得を指示する指示手段と、前記指
示に応じて、コンテンツを記憶するサーバ装置にアクセ
スし、該サーバ装置から前記コンテンツを取得する取得
手段と、前記取得したコンテンツを再生する再生手段
と、前記コンテンツの再生後に、ユーザに再生したコン
テンツに対する所定の評価情報を入力させ、該入力され
た評価情報を前記サーバ装置に対して送信する評価手段
とを具備することを特徴とする。このように、再生した
コンテンツに対する評価情報をユーザに入力させること
によって、簡単にユーザの評価をコンテンツ作成者に対
してフィードバックすることができる。
【0010】本発明は、装置の発明として構成し実施す
ることもできるし、方法の発明として構成し実施するこ
ともできる。また、本発明は、コンピュータまたはDS
P等のプロセッサのプログラムの形態で実施することが
できるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の
形態で実施することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、この発明に係る携帯通信端末及び
コンテンツ配信サーバ装置で構成されたコンテンツ配信
システムの全体構成の一実施例を示すシステムブロック
図である。この図1に示したコンテンツ配信システム
は、携帯通信端末MTと、コンテンツ配信サーバMS
(以下、単にサーバMS)と、サーバMSと専用線で接
続された無線通信キャリアサーバCSと、無線通信ネッ
トワークXとにより構成される。該コンテンツ配信シス
テムを構成する各々の装置(上記携帯通信端末MT、コ
ンテンツ配信サーバMS、無線キャリアサーバCS)
は、各々がCPU、ROM、RAM、通信インタフェー
ス等を含む独立したコンピュータにより構成されている
ものである。こうした各々の装置を無線通信ネットワー
クXや専用線等を用いて接続することでクローズドネッ
トワークが形成され、各々の装置は該クローズドネット
ワークにおいて、各種情報やデータ(例えば、HTML
(HyperText Markup Language)ファイル、URL(Uni
form Resource Locator)、画像データや演奏データな
どで構成されるコンテンツデータ、コンテンツ再生プレ
イヤーなどのソフトウエアプログラムなど)の送信や受
信などの情報配信を行うことができるようになってい
る。
【0013】この実施例に示すコンテンツ配信システム
においては周知のネットワーク用WEBブラウザやコン
テンツ再生プレイヤー(例えば、Java(R)プログラム
によるプレイヤーなど)などの所定のソフトウエアプロ
グラムを用いることで、携帯通信端末MTからサーバM
Sに対してユーザが購読したいマンガや絵本などのコン
テンツをリクエストすることができ、該サーバMSから
リクエストに応じたコンテンツ(詳しくはコンテンツデ
ータ)を配信して携帯通信端末MT側でそのコンテンツ
内容を表示する、該表示に対応した音声やBGM等を発
音する、ことを既存の無線通信ネットワークXを利用し
て実現するネットワークシステムである。勿論、上記し
たコンテンツ配信システムはこれら以外のハードウェア
を有する場合もあるが、ここでは必要最小限の資源を用
いた場合について説明する。
【0014】図1に示すコンテンツ配信システムを構成
する携帯通信端末MTは、例えば携帯電話やPDA(Pe
rsonal Data(又はDigital) Assistantsの略)等の無線
通信が可能な小型端末であり、本来の通信機能のほかに
表示機能や音楽・音声再生機能も併せ持つ。すなわち、
携帯通信端末MTは、ユーザによるアクセス要求(例え
ば、URLの指定など)に従って、サーバMSへ無線通
信ネットワークXを介してアクセスすることができる。
また、該携帯通信端末MTは、アクセスしたサーバMS
から取得したユーザ所望のコンテンツを表示したり音を
発したりすることができる。例えば、無線通信ネットワ
ークX上のサーバMSは多数のHTMLファイル(つま
り、HTMLで記述された複数のWebページを生成す
る基となる表示情報)を記憶しており、それぞれのHT
MLファイルは特定のサーバMSに記憶されたHTML
ファイルを指定するために用いられるネットワークアド
レスであり、所定の文字列情報で構成されるURLで識
別される。携帯通信端末MTはこのURLを指定するこ
とでサーバMSから該URLに対応するHTMLファイ
ルを読み出し、この読み出されたHTMLファイルに基
づいてWebページを表示する。こうしたHTMLファ
イルに基づくWebページの表示は周知の技術であるこ
とから、説明を省略する。そして、数あるサーバの中か
ら本発明に係るコンテンツ配信サーバMSへアクセスし
てユーザ情報を送信すると、携帯通信端末MTはアクセ
スしたコンテンツ配信サーバMSからコンテンツ再生プ
レイヤーを自動的に受信する。アクセスしたコンテンツ
配信サーバMSからコンテンツを受信して再生する際に
は、前記受信したコンテンツ再生プレイヤーを起動して
使用する。こうした処理の詳細な説明については後述す
ることから、ここでの説明を省略する。
【0015】携帯通信端末MTとサーバMSとの間で双
方向通信を行う場合には、無線通信キャリアサーバCS
を介する。無線通信キャリアサーバCSはサーバMSと
無線通信ネットワークXとの間に接続されて、サーバM
Sと無線通信ネットワークXとの間における各種情報の
送受信を中継するためのものであり、この無線通信キャ
リアサーバCSを介することによって、携帯通信端末M
TとサーバMSとの間で各種情報の送受信を行うことが
できるようになっている。すなわち、携帯通信端末MT
は無線通信ネットワークXに接続されている無線通信キ
ャリアサーバCSを介しないと、サーバMSに対してア
クセスできないようになっている。
【0016】上述した携帯通信端末MTと共にコンテン
ツ配信システムを構成するコンテンツ配信サーバMS
は、Webページ表示の際に用いられるHTMLファイ
ルやコンテンツデータなどを多数記憶しており、携帯通
信端末MTからのサーバへのアクセス要求(例えば、U
RLの指定など)に応じてその要求に相当するHTML
ファイルを携帯通信端末MTへ送信すると共に、携帯通
信端末MTからのコンテンツ送信要求に応じてコンテン
ツデータを送信する、といった処理を行うサーバコンピ
ュータである。すなわち、サーバMSは無線通信ネット
ワークX及び無線通信キャリアサーバCSを介して携帯
通信端末MTと接続され、接続された携帯通信端末MT
からのアクセス要求に応じたHTMLファイルや、接続
された携帯通信端末MTからのコンテンツ送信要求に応
じたコンテンツデータなどを読み出して携帯通信端末M
Tへ送信する。
【0017】なお、携帯通信端末MTとして用いられる
機器は携帯電話やPDA等に限らず、無線通信ネットワ
ークXを介してサーバMSからコンテンツを取得して再
生することのできるものであればどのような形態の機器
であってもよい。また、複数の携帯通信端末MTやサー
バMSなどが無線通信ネットワークXに接続されていて
よいことは言うまでもない。すなわち、無線通信ネット
ワークX上には、多数の携帯通信端末MT、サーバM
S、無線通信キャリアサーバCSが接続されていてよ
い。
【0018】以上のように、サーバMSと携帯通信端末
MTとは携帯電話などの種々の無線通信ネットワークX
を介して互いに接続されるものであり、ユーザは携帯通
信端末MTを無線通信ネットワークX上に接続してサー
バMSとの間で双方向通信を行うことによって、携帯通
信端末MTからサーバMSに記憶されているWebペー
ジを閲覧したり、ユーザ所望のコンテンツをサーバMS
から携帯通信端末MTに取り込んで楽しむことができる
ようになっている。特に、無線通信ネットワークXを介
して所定のコンテンツ配信サーバMSにアクセスした際
に専用のコンテンツ再生プレイヤーを取り込むことで、
ユーザは該コンテンツ配信サーバMSにおいて定期的に
内容が更新される定期更新型のコンテンツ(例えば、毎
週あるいは毎月新たに発行する定期購読コンテンツな
ど)を更新時期にあわせて見逃すことなく楽しむことが
できるようになっている。
【0019】ここで、携帯通信端末MTのハード構成の
一実施例について、図2を用いて簡単に説明する。図2
は、携帯通信端末の全体構成の一実施例を示すハード構
成ブロック図である。本実施例に示す携帯通信端末MT
は、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リード
オンリメモリ(ROM)4、ランダムアクセスメモリ
(RAM)5からなるマイクロコンピュータによって制
御されるようになっている。CPU1は、この携帯通信
端末MT全体の動作を制御するものである。このCPU
1に対して、所定の通信バス(図示せず)などを介して
電波送受信機2A、タイマ3、リードオンリメモリ(R
OM)4、ランダムアクセスメモリ(RAM)5、外部
記憶装置6、通信インタフェース(I/F)7、操作ス
イッチ群8、音声用スピーカ9、マイクロフォン10、
表示器11、楽音生成用音源12B、フラッシュメモリ
13などがそれぞれ接続されている。タイマ3は、タイ
マ割込み処理(インタラプト処理)における割込み時間
や各種時間を計時する。すなわち、タイマ3は時間間隔
を計数したり、所定の演奏データに基づき楽曲を自動演
奏する際の演奏テンポを設定したりするためのクロック
パルスを発生する。このようなタイマ3からのクロック
パルスはCPU1に対して処理タイミング命令として与
えられたり、あるいはCPU1に対してインタラプト命
令として与えられる。CPU1は、これらの命令に従っ
て各種処理を実行する。
【0020】ROM4は、CPU1により実行あるいは
参照される各種プログラム(例えば、後述するWebブ
ラウザやプログラムマネージャなど)や各種データ等を
格納するものである。RAM5はサーバMSから受信し
たHTMLファイルやコンテンツデータ、CPU1が所
定のプログラムを実行する際に発生する各種データなど
を一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは
現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを記憶
するメモリ等として使用される。RAM5の所定のアド
レス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタや
フラグ、テーブル、メモリなどとして利用される。
【0021】フラッシュメモリ13又は外部記憶装置6
は、サーバMSから受信したコンテンツ再生プレイヤー
などの、CPU1が実行する各種制御プログラムや各種
データなどを記憶するものである。前記ROM4に制御
プログラムが記憶されていない場合に、この外部記憶装
置6(例えば半導体メモリ)に制御プログラムを記憶さ
せておき、それを前記RAM5に読み込むことにより、
ROM4に制御プログラムを記憶している場合と同様の
動作をCPU1にさせることができる。このようにする
と、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易
に行える。なお、こうした外部記憶装置6は携帯通信端
末MT本体に予め内蔵されているもの、あるいはケーブ
ルなどを使って外部接続できるもののいずれであっても
よい。本体に内蔵されているものである場合には、装置
構成が小さい小型の半導体メモリなどが好ましい。外部
接続するものである場合には、ハードディスク(HD)
に限られず、フレシキブルディスク(FD)、コンパク
トディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気デ
ィスク(MO)、DVD(Digital Versa
tile Diskの略)等の着脱自在な様々な形態の
外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなも
のであってもよい。
【0022】この実施例に示す携帯通信端末MTでは通
信用の入出力インタフェースとして、電波送受信機2A
と通信インタフェース(I/F)7とを具える。電波送
受信機2Aはアンテナ2及び無線通信キャリアサーバC
S(図1参照)を介して無線通信によって各種情報の送
受信を行うものであり、通信インタフェース(I/F)
7は有線通信によって各種情報の送受信を行うものであ
る。上述したコンテンツ配信システムにおいては、電波
送受信機2Aによって該携帯通信端末MTとサーバMS
との間において、各種情報のやり取りを行うことが可能
となっている。すなわち、本実施例に示した携帯通信端
末MTの場合、電波送受信機2A及び無線通信ネットワ
ークXを介してサーバMSへとHTMLファイルやコン
テンツデータなどのダウンロードを要求するコマンドを
送信する。サーバMSは、このコマンドを受け、要求さ
れたHTMLファイルやコンテンツデータなどを、無線
通信ネットワークXを介して携帯通信端末MT側へと配
信し、携帯通信端末MTが電波送受信機2Aを介して、
これらHTMLファイルを受信して表示器11上にWe
bページを表示したり、あるいはコンテンツデータを受
信して表示器11上に画像やテキストを表示したり、楽
音を発音したりする。他方、通信インタフェース(I/
F)7は、他の携帯通信端末MTなどの機器と所定のケ
ーブルを介して接続することのできる有線のインタフェ
ースであり、相手方の機器に記憶された各種情報を携帯
通信端末MT側に取り込むことのできるインタフェース
である。例えば、携帯通信端末MTにおいて、ROM4
や外部記憶装置6(半導体メモリ)等に制御プログラム
などが記憶されていない場合に、他の携帯通信端末MT
などから制御プログラムなどを取得するために通信イン
タフェース7は用いられる。勿論、電波送受信機2Aを
介することによっても、携帯通信端末MT間で直接各種
情報の送受信を行うことができることは言うまでもな
い。
【0023】操作スイッチ群8は、携帯通信端末MT本
体に装備(あるいは内蔵)されている数字キーや操作ス
イッチなどの各種スイッチである。音声用スピーカ9は
音声を発するための専用のスピーカであり、D/A変換
器9Aを介してディジタル信号からアナログ信号に変換
された音声信号に従って発音を行うものである。例え
ば、電波送受信機2Aで受信した音声データをディジタ
ル/アナログ信号変換後に音声用スピーカ9に与えるこ
とによって、該音声用スピーカ9から音声を発音する。
マイクロフォン10は音響入力装置であって、該マイク
ロフォン10に入力された音声を電圧あるいは電流など
からなる音声データに変換するためのものである。A/
D変換器10Aは、入力されたアナログの音声データを
ディジタル信号に変換するものである。表示器11は、
携帯通信端末MT本体に装備(あるいは内蔵)されてい
る例えば液晶表示パネル(LCD)等から構成されるデ
ィスプレイなどである。
【0024】楽音生成用音源12Bは複数のチャンネル
で楽音信号の同時発生が可能な楽音生成用の音源であ
り、電波送受信機2A等により受信された演奏データあ
るいは外部記憶装置6から読み出した演奏データなどを
基に所定の楽音信号を発生する。楽音生成用音源12B
から発生された楽音信号は、D/A変換器12A及び楽
音用スピーカ12を介して発音される。こうした演奏デ
ータの形式はMIDI形式のようなディジタル符号化さ
れたものであってもよいし、PCM、DPCM、ADP
CMのような波形サンプルデータ方式からなるものであ
ってもよい。また、この楽音生成用音源12Bの構成に
は、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、楽音
生成用音源12BはFM、PCM、物理モデル、フォル
マント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用しても
よく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、C
PU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
【0025】上述したように、本実施例においてはコン
テンツ配信サーバMSから携帯通信端末MTに対してコ
ンテンツデータを配信し、該コンテンツデータに基づい
てコンテンツを携帯通信端末MT側で楽しむことができ
るようになっている。そこで、上述したコンテンツ配信
サーバMSから携帯通信端末MTに対して配信するコン
テンツデータのデータ構成について、図3を用いて説明
する。図3は、コンテンツデータのデータフォーマット
の一実施例を示す概念図である。
【0026】図3から理解できるように、コンテンツデ
ータは画像トラック、テキストトラック、演奏トラッ
ク、音声トラックを含んでなる。画像トラックはマンガ
や絵本などの画像を表示するためのデータであり、複数
の静止画や動画などの画像データとそのシーケンスデー
タ(すなわち、どの画像データをどのようなタイミング
で表示するかを規定したデータ)などからなる。テキス
トトラックは所定の文字列からなるテキストを表示する
ためのデータであり、テキストシーケンスデータ(例え
ば、テキスト表示内容、表示位置、フォント等のテキス
トイベントとその表示タイミングデータなど)からな
る。演奏トラックはBGMなどとして用いる楽音を自動
演奏するためのデータであり、演奏シーケンスデータ
(音色、ノートオン、ノートオフ、ノートナンバ、ベロ
シティ等のノートイベントとその発生タイミングなど)
からなる。音声トラックは音声や効果音などを自動発生
するためのデータであり、PCMやDPCM等の音声デ
ータとそのシーケンスデータ(すなわち、どの音声デー
タをどのタイミングで再生するかを規定したデータ)と
からなる。コンテンツ配信サーバMSから携帯通信端末
MTに対して上記したようなデータフォーマットからな
るコンテンツデータを送信することで、コンテンツデー
タを受信した携帯通信端末MTでは、演奏トラックや音
声トラックをBGMやSE(効果音)として再生しなが
ら、画像トラックの画像やテキストトラックのテキスト
などを各々のシーケンスデータに従って順次に表示器1
1に表示することができる。すなわち、携帯通信端末M
T側でマンガや絵本などの画像をBGMや音声などと共
に楽しむことができる。
【0027】なお、コンテンツデータのデータ構成は上
記のような構成例に限らない。例えば、コンテンツデー
タのデータ構成として、上記した内容の他に著作権情報
(画像、テキスト、演奏、音声を制作した製作者に関す
る情報等)、データコピー可/不可情報、コピー可能回
数情報等を含んだものであってもよい。また、コンテン
ツデータは画像トラック、テキストトラック、演奏トラ
ック、音声トラックの全てを同時に含む必要はなく、少
なくとも画像トラックを含んでいればよい。ただし、そ
うした場合にはマンガや絵本といった画像だけが表示器
11に表示されるだけであり、マンガや絵本の内容に対
応した音声やBGMなどは流れないことになる。
【0028】本発明に係る携帯通信端末MT及びサーバ
MSにおいては、携帯通信端末MTから初めて所望のコ
ンテンツ配信サーバMSにアクセスした場合に、サーバ
MSがユーザに対してユーザ登録の実行を促し、該ユー
ザ登録を行ったユーザに対してのみ所定のコンテンツ再
生プレイヤーを配信するようになっている。すなわち、
ユーザ登録を行ったユーザだけがコンテンツ再生プレイ
ヤーをダウンロードすることができる。こうして携帯通
信端末MT側にダウンロードされたコンテンツ再生プレ
イヤーが定期的に動作することで、サーバMSから定期
購読型のコンテンツを定期的に受信することができるよ
うになっている。そこで、ユーザが携帯通信端末MTか
ら初めて所定のコンテンツ配信サーバMSに対してアク
セスした場合に行われるユーザ登録処理について、図4
を用いて簡単に説明する。図4は、ユーザ登録処理の一
実施例を示すフローチャートである。
【0029】ステップS1では、携帯通信端末MT側に
おいてユーザ所望のコンテンツ配信サーバMSにアクセ
スする。すなわち、URL等を利用してユーザ所望のコ
ンテンツ配信サーバMSにアクセスする。サーバMS側
では、携帯通信端末MTからアクセス要求を受け取る
と、ユーザ情報入力画面データ(図示せず)をアクセス
した携帯通信端末MTに対して送信する(ステップS1
1)。携帯通信端末MSはユーザ情報入力画面を表示す
る(ステップS2)。そして、表示されたユーザ情報入
力画面に従ってユーザ情報が入力されると、該ユーザ情
報をサーバMSに送信する(ステップS3)。サーバM
Sではユーザ情報を受信すると、該ユーザ情報をデータ
ベースなどに登録すると共に(ステップS12)、定期
購読プレイヤーと単行本プレイヤーといったコンテンツ
再生プレイヤープログラムを送信する(ステップS1
3)。携帯通信端末MTでは定期購読プレイヤーと単行
本プレイヤーを受信すると、WEBブラウザによる制御
からプログラムマネジャーによる制御へと制御を渡す。
WEBブラウザから制御を渡されたプログラムマネージ
ャは、サーバMSから受信した各プレイヤープログラム
をインストール、すなわち携帯通信端末MT側のフラッ
シュメモリ13などに記憶し(ステップS5)、さらに
定期購読プレイヤーの自動起動時期を登録する(ステッ
プS6)。この自動起動時期はサーバMSから受信した
定期購読プレイヤーに付随した情報であり、該自動起動
時期をプログラムマネージャによって監視することで、
定期購読プレイヤーを確実に定期的に起動することがで
きるようになっている(詳しくは後述する)。
【0030】上述したコンテンツ配信サーバMSに記憶
するコンテンツの中には、定期的に(所定期間毎に)そ
の内容が更新されるコンテンツがある。例えば、週刊誌
のような週毎に内容が更新される週刊誌型の定期購読コ
ンテンツや月刊誌のような月毎に内容が更新される月刊
誌型の定期購読コンテンツがある。そこで、こうした定
期購読型のコンテンツの生成処理について、図5を用い
て説明する。図5は、上述したコンテンツ配信サーバM
Sで実行するコンテンツ更新処理の一実施例を示すフロ
ーチャートである。以下、図5に示したフローチャート
に従って、当該処理の動作を説明する。
【0031】ステップS21では、定期購読コンテンツ
の登録時期であるか否かを判定する。例えば、週刊誌型
のコンテンツである場合には毎週月曜日であるか否かの
ように曜日の判定を行うし、月刊誌型のコンテンツであ
る場合には各月の1日であるか否かの判定を行う。な
お、この登録時期は、コンテンツの定期購読時期(すな
わち、定期購読プレイヤーが自動起動する時期)より前
の適当な時期とされている。定期購読コンテンツの登録
時期であると判定された場合には(ステップS21のY
ES)、定期購読コンテンツ最新号のデータを定期購読
コンテンツ記憶領域に登録し、最新号メニューを作成す
る(ステップS22)。すなわち、最新号のコンテンツ
メニューを最新のコンテンツの内容を示すものに書きか
える。ステップS23では、コンテンツデータベースの
更新時期であるか否かを判定する。なお、この更新時期
は適宜設定することができ、一例として1ヶ月毎(月末
等)に更新時期が来るものとする。コンテンツデータベ
ースの更新時期であると判定された場合には(ステップ
S23のYES)、所定期間分(例えば1ヶ月分)の定
期購読コンテンツを、コンテンツデータベースへと移動
する(ステップS24)。すなわち、定期購読コンテン
ツの場合には定期的に内容が更新されることから、その
ままでは更新前のコンテンツ内容が残らない。そこで、
本実施例においては、所定のコンテンツデータベースの
更新時期毎に、所定期間分のコンテンツをデータベース
に移動することによって、過去のコンテンツを記録して
残しておくようにしている。このように、定期購読コン
テンツを所定期間毎にデータベースに記録し、該データ
ベース内のコンテンツは、携帯通信端末MTからの要求
に応じて定期購読時期とは無関係に配信できるようにす
ることによって、定期購読しなかったユーザや、途中か
ら入会したユーザであっても、過去に配信された定期購
読コンテンツを取得して楽しむことができる。
【0032】こうして内容が更新された定期購読コンテ
ンツに関しての更新情報などは、ユーザが携帯通信端末
MTをサーバMSに接続しない限りユーザに対して伝わ
ることがない。そこで、本実施例においては、サーバM
Sから受信した定期購読プレイヤーを定期購読コンテン
ツの内容が更新される更新時期にあわせて定期的に起動
することで、ユーザが更新済みの定期購読コンテンツを
見逃すことのないように定期的にアクセスさせるように
している。こうした定期購読コンテンツ購読処理を図6
に示す。図6は、上述した携帯通信端末MT側及びサー
バMS側で各々実行する定期購読コンテンツ購読処理の
一実施例を示すフローチャートである。以下、図6に示
したフローチャートに従って、当該処理の動作を説明す
る。
【0033】まず、携帯通信端末MT側で常時起動して
いるプログラムマネージャにおいて、定期購読プレイヤ
ーの自動起動時期であるか否かを判定し(ステップS3
1)、定期購読プレイヤーの自動起動時期であると判定
した場合には(ステップS31のYES)、定期購読プ
レイヤープログラムを起動する(ステップS32)。定
期購読プレイヤーが起動すると、以後の処理はプログラ
ムマネージャではなく定期購読プレイヤーが実行する。
定期購読プレイヤーは、まず初期画面(図7(a)参
照)を表示する(ステップS33)。そして、該表示し
た初期画面において、定期購読型コンテンツの最新号
「取得」操作が行われたか否かを判定する(ステップS
34)。「取得」操作が行われずに定期購読プレイヤー
を終了させた場合には(ステップS34のNO)、該処
理を終了する。一方、「取得」操作が行われた場合には
(ステップS34のYES)、コンテンツ配信サーバM
Sにアクセスし、最新号メニューの送信をアクセスした
サーバMSに対して要求する(ステップS35)。サー
バMSでは最新号メニューの送信要求に基づき、最新号
メニューを携帯通信端末MTへ送信する(ステップS5
1)。サーバMSから最新号メニューを受信した携帯通
信端末MTは、これに基づいて最新号メニュー(図7
(b)参照)を表示する(ステップS36)。
【0034】ステップS37では、コンテンツが選択さ
れたか否かを判定する。コンテンツが選択されていない
場合には(ステップS37のNO)、ステップS42の
処理へジャンプする。他方、コンテンツが選択された場
合には(ステップS37のYES)、選択されたコンテ
ンツの送信をサーバMSに対して要求する(ステップS
38)。サーバMSではコンテンツの送信要求を受信す
ると、該要求に基づき選択したコンテンツを送信する
(ステップS52)。携帯通信端末MTではサーバMS
からコンテンツを受信すると、該受信したコンテンツを
再生(図7(c)参照)する(ステップS39)。コン
テンツの再生が終了すると感想・ブックマーク画面(図
7(d)参照)を表示し(ステップS40)、該画面か
らユーザにより入力された感想・ブックマーク情報をサ
ーバMSに対して送信する(ステップS41)。サーバ
MSでは、受信した感想・ブックマーク情報を記憶する
(ステップS53)。ステップS42では、該定期購読
プレイヤーを終了するか否かの判定を行う。終了しない
と判定した場合には(ステップS42のNO)、ステッ
プS37の処理へ戻って、上記ステップS37〜ステッ
プS42までの処理を繰り返し行う。こうして、ユーザ
が定期更新された他の定期更新コンテンツを選択して楽
しむことができるようになっている。
【0035】ここで、上述した定期購読コンテンツ購読
処理によって携帯通信端末MT側に表示される画面につ
いて、図7を用いて簡単に説明する。図7は、定期購読
コンテンツ購読処理時に携帯通信端末MT側に表示され
る画面の一実施例を示したものである。図7(a)に示
す画面は自動起動画面(初期画面)であり、プログラム
マネージャにより定期購読プレイヤーが起動されると
(図6のステップS32参照)、ステップS33にて表
示される画面である。該自動起動画面では、定期購読プ
レイヤーが起動して最新号のコンテンツメニュー(つま
り最新号メニュー)を取得するようにユーザに促すため
の初期画面が表示される。この初期画面は定期購読プレ
イヤープログラム内に予め用意されたデータに基づいて
表示されるもので、この画面を表示した時点ではパケッ
ト料金はかからない。ユーザが該自動起動表示画面に表
示された「取得」ボタンを押すと、最新号のコンテンツ
のメニューを所定のコンテンツ配信サーバMSから取得
する。ユーザが「取得」ボタンを押さない限りは、コン
テンツ配信サーバMSにアクセスして最新号メニューを
取得することがない。コンテンツ配信サーバMSから最
新号メニューを取得した場合には、所定のパケット料金
がユーザに対してかけられる。図7(b)に示す画面は
最新号のメニュー画面であり、上記自動起動画面におけ
る「取得」ボタンを押した場合に表示される画面であ
る。すなわち、コンテンツ配信サーバMSから取得した
最新号のメニューを表示した画面である。この実施例に
示した画面においては、各コンテンツのタイトルと作家
名とがリスト表示されている。ユーザがいずれかのコン
テンツを選択すると、コンテンツ配信サーバMSからそ
のコンテンツが送信され、定期購読プレイヤーで再生さ
れる。
【0036】図7(c)に示す画面はコンテンツ再生画
面であり、上記最新号のメニュー画面においてコンテン
ツが選択された場合に表示される画面である。この実施
例に示す画面では、上記最新号のメニュー画面において
「1.散歩/花子」が選択され、該コンテンツをコンテ
ンツ配信サーバMSから取得して再生した画面を例に示
した。このコンテンツ再生画面では、画像が表示される
と共に、台詞(犬のふきだしの「わん」)や説明文(画
面下方の「花子さんは、犬と散歩に行きました。」)な
どを同時に表示することができる。また、こうしたコン
テンツ再生画面の表示中には、該画面表示の内容にあわ
せて、同時にBGMや効果音が再生され発音することも
できるようになっている。図7(d)に示す画面は感想
・ブックマーク画面であり、コンテンツ再生終了後に表
示される画面である。ユーザは、該画面から再生したコ
ンテンツの感想を入力することにより(この実施例では
1〜3までの番号を選択するだけで感想を入力すること
ができる)、コンテンツ配信サーバMSにユーザの感想
を送信することが簡単にできるようになっている。ま
た、ユーザが同じコンテンツを簡単に見ることができる
ようにするためには、ブックマークの「1.する」を選
択すればよい。こうすれば、ユーザはブックマークを利
用した簡単な操作で、再度同じコンテンツを楽しむこと
ができる。こうした感想やブックマークなどの情報は、
コンテンツ配信サーバMSに配信されて蓄積される。そ
して、サーバMS側に蓄積された情報を分析することに
よって、コンテンツを提供した作家などに自身の作成し
たコンテンツに関するユーザの評判やユーザの好みのコ
ンテンツジャンルなどの情報をフィードバックすること
ができるようになる。
【0037】図1に示したコンテンツ配信システムにお
いては、定期的に内容が更新される定期購読コンテンツ
だけでなく、単行本コンテンツを購読することもできる
ようになっている。単行本コンテンツとは、定期購読コ
ンテンツとして過去に提供された作品を個々の作家別あ
るいは作品別にまとめたコンテンツである。そこで、こ
うした単行本コンテンツを購読するための単行本購読処
理について、図8及び図9を用いて説明する。図8及び
図9は、上述した携帯通信端末MT側及びサーバMS側
で各々実行する単行本購読処理の一実施例を示すフロー
チャートである。図8は単行本購読処理の前半部分を示
すフローチャートであり、図9は図8に示したフローチ
ャートに続く該単行本購読処理の後半部分を示すフロー
チャートである。以下、図8及び図9に示したフローチ
ャートに従って、当該処理の動作を説明する。
【0038】ステップS61では、携帯通信端末MT側
において所定のコンテンツ配信サーバMSにアクセスす
る。サーバMS側では、携帯通信端末MTからアクセス
要求を受け取ると、該コンテンツ配信サーバMSで提供
することが可能なメニューをアクセスした携帯通信端末
に対して送信する(ステップS81)。携帯通信端末M
TではサーバMSからメニューを受信すると、受信した
メニューを表示器11に表示する(ステップS62)。
ステップS63では、メニューから単行本リストが選択
されたか否かを判定する。単行本リストが選択されてい
ない場合には(ステップS63のNO)、後述する検索
・ブックマーク選択処理が選択されたものとして検索・
ブックマーク選択処理を実行して(ステップS64)、
該処理を終了する。一方、単行本リストが選択されてい
る場合には(ステップS63のYES)、単行本リスト
の送信をサーバMSに対して要求する(ステップS6
5)。単行本リストの送信要求を受信したサーバMSで
は、該要求に基づく単行本リストを携帯通信端末MTに
対して送信する(ステップS82)。携帯通信端末MT
ではサーバMSから単行本リストを受信すると単行本リ
ストを表示器11に表示し(ステップS66)、ユーザ
により単行本の選択操作が行われたか否かを判定する
(ステップS67)。単行本の選択操作が行われていな
い場合には(ステップS67のNO)、後述の図9に示
すフローチャートにおけるステップS76の処理へジャ
ンプする。他方、単行本の選択操作が行われている場合
には(ステップS67のYES)、選択された単行本の
コンテンツリストの送信をサーバMSに対して要求する
(ステップS68)。サーバMSでは単行本のコンテン
ツリストの送信要求を受信すると、該要求に基づくコン
テンツリストを携帯通信端末MTに対して送信する(ス
テップS83)。携帯通信端末MTではサーバMSから
コンテンツリストを受信して、コンテンツリストを表示
する(ステップS69)。そして、携帯通信端末MT及
びサーバMSにおける各処理は図9に示すフローチャー
トに続く。
【0039】図9に示したフローチャートの処理へ移っ
て、図8のステップS69の処理に続くステップS70
の処理では、ユーザによりコンテンツの選択が行われた
か否かを判定する。コンテンツの選択が行われていない
場合には(ステップS70のNO)、ステップS76の
処理へジャンプする。コンテンツの選択が行われている
場合には(ステップS70のYES)、サーバMSに対
して選択されたコンテンツの送信を要求する(ステップ
S71)。サーバMSではコンテンツの送信要求を受信
すると、該要求に基づき、選択されたコンテンツを携帯
通信端末MTに対して送信する(ステップS84)。携
帯通信端末MTではサーバMSからコンテンツを受信し
て(ステップS72)、単行本プレイヤーが未起動であ
るか否かを判定する(ステップS73)。単行本プレイ
ヤーが未起動であると判定された場合には(ステップS
73のYES)、単行本プレイヤーを起動する(ステッ
プS74)。そして、受信したコンテンツを起動中の単
行本プレイヤーに渡すと(ステップS75)、WEBブ
ラウザの終了処理が行われたか否かを判定する(ステッ
プS76)。WEBブラウザの終了処理が行われている
場合には(ステップS76のYES)、WEBブラウザ
を終了する。WEBブラウザの終了処理が行われていな
い場合には(ステップS76のNO)、図8のステップ
S69の処理へ戻って再度コンテンツリストを表示する
ことによって、ユーザが別のコンテンツを選択できるよ
うにする。勿論、こうした処理に限らず、図8のステッ
プS66の処理へ戻って再度単行本リストを表示するこ
とによって、他の単行本を選択可能とするようにしても
よい。なお、単行本プレイヤーの起動(ステップS73
及びステップS74参照)をプログラムマネージャで行
うようにしてもよいことは言うまでもない。
【0040】WEBブラウザからコンテンツを渡された
(ステップS75参照)単行本プレイヤーでは、渡され
たコンテンツを再生する(ステップS77)。コンテン
ツ再生が終了すると感想・ブックマーク画面を表示して
(ステップS78)、ユーザにより入力された感想・ブ
ックマーク情報をサーバMSに対して送信する(ステッ
プS79)。サーバMSでは、携帯通信端末MTから受
信した感想・ブックマーク情報を記憶して(ステップS
85)、処理を終了する。他方、携帯通信端末MTで
は、終了処理が行われた否かを判定し(ステップS8
0)、終了処理が行われている場合には(ステップS8
0のYES)該処理を終了し、終了処理が行われていな
い場合には(ステップS80のNO)ステップS77の
処理へ戻ってWEBブラウザから渡されたコンテンツを
繰り返し再生する。
【0041】ここで、上述した単行本購読処理によって
携帯通信端末MT側に表示される画面について、簡単に
説明する。図10は、単行本購読処理時に携帯通信端末
MT側に表示される画面の一実施例を示したものであ
る。図10(a)に示す画面はメニュー表示画面であ
り、携帯通信端末MTのWEBブラウザで所定のコンテ
ンツ配信サーバMSにアクセスすると(図8のステップ
S62参照)表示される画面である。この実施例に示す
メニュー表示画面においては、登録されている単行本コ
ンテンツの一覧表示を実行するための項目、作家/タイ
トルから単行本コンテンツを検索するための項目、ブッ
クマーク登録したコンテンツの中からの選択を行うため
の項目が表示されている。こうした各選択項目を選択す
ることによって、選択項目に応じた画面表示へと表示が
切り替わる。図10(b)に示す画面は単行本リスト表
示画面であり、上記メニュー表示画面における「1.単
行本リスト」を選択した場合に表示される画面である。
すなわち、コンテンツ配信サーバMSから取得した単行
本リストを表示した画面である。この単行本リスト表示
画面には、ユーザが購読可能な単行本コンテンツのリス
トが表示される。ユーザがいずれかの単行本コンテンツ
を選択すると、コンテンツ配信サーバMSから選択した
単行本のコンテンツリストが送信される。
【0042】図10(c)に示す画面は単行本のコンテ
ンツリスト表示画面であり、例えば上記単行本リスト表
示画面における「1.花子作品集」を選択した場合に表
示される画面である。すなわち、コンテンツ配信サーバ
MSから取得したコンテンツリストを表示した画面であ
る。この単行本のコンテンツリスト表示画面には、選択
された単行本の目次が表示される。ユーザがいずれかの
コンテンツを選択すると、コンテンツ配信サーバMSか
ら選択したコンテンツが送信され、単行本プレイヤーが
起動して該コンテンツを再生する。図10(d)に示す
画面はコンテンツ再生画面であり、上記単行本のコンテ
ンツリスト表示画面においてコンテンツが選択された場
合に表示される画面である。この実施例に示す画面で
は、上述した定期購読コンテンツにおけるコンテンツ再
生画面と同様の表示であることから(図7(c)参
照)、説明を省略する。この実施例では図示を省略した
が、コンテンツ再生終了後には、図7(d)に示したよ
うな感想・ブックマーク画面を表示することは言うまで
もない。
【0043】図11は上述の単行本購読処理時に行われ
る検索・ブックマーク選択処理(図8のステップS64
参照)の一実施例を示すフローチャートである。以下、
図11に示すフローチャートに従って、当該処理の動作
を説明する。ステップS91では、携帯通信端末MT側
において作家/タイトル検索選択が行われたか否かを判
定する。作家/タイトル検索選択が行われていない場合
には(ステップS91のNO)、ブックマーク処理を実
行して(ステップS92)該処理を終了する。一方、作
家/タイトル検索選択が行われている場合には(ステッ
プS91のYES)、サーバMSに対して所定の検索画
面(図示せず)を送信するよう要求する(ステップS9
3)。サーバMSでは検索画面の送信要求を受信する
と、該要求に基づき検索画面を携帯通信端末MTに対し
て送信する(ステップS101)。携帯通信端末MTで
は検索画面を受信すると、該検索画面を表示する(ステ
ップS94)。そして、ユーザにより入力された検索条
件(例えば、作家名、コンテンツタイトル等)をサーバ
MSに対して送信する(ステップS95)。サーバMS
では検索条件を受信すると、該検索条件に基づいてコン
テンツデータベースを検索し、該当コンテンツを抽出す
る(ステップS102)。そして、抽出したコンテンツ
のリストを作成し、該作成したリストを携帯通信端末M
Tに対して送信する(ステップS103)。携帯通信端
末MTではサーバMSからリストを受信すると、該リス
トに基づいてコンテンツリストを表示する(ステップS
96)。
【0044】こうすると、検索画面を表示してユーザが
購読したい単行本を作家やタイトルなどから検索できる
ようになり、検索して抽出された単行本の一覧が単行本
リスト画面(図10(b)参照)として表示されること
になる。ユーザは、こうして表示された単行本リストの
中から購読したい単行本のみを指定して再生することが
できる。すなわち、上記検索・ブックマーク選択処理に
おけるステップS96及びステップS103以降の処理
は、図9に示した単行本購読処理の後半部分処理と同様
の処理でよいので、説明を省略する。
【0045】図12は上述の検索・ブックマーク選択処
理時に行われるブックマーク処理(図11のステップS
92参照)の一実施例を示すフローチャートである。以
下、図12に示すフローチャートに従って、当該処理の
動作を説明する。ステップS111では、携帯通信端末
MT側においてブックマーク選択が行われたか否かを判
定する。ブックマーク選択が行われていない場合には
(ステップS111のNO)、該処理を終了する。一
方、ブックマーク選択が行われている場合には(ステッ
プS111のYES)、ブックマークリストをサーバM
Sに対して送信するよう要求する(ステップS11
2)。サーバMSではブックマークリストの送信要求を
受信すると、該ユーザに対応するブックマークリストを
読み出して携帯通信端末MTに対して送信する(ステッ
プS121)。携帯通信端末MTではブックマークリス
トを受信すると、該ブックマークリストを表示する(ス
テップS113)。
【0046】ブックマークリストはユーザがブックマー
クしたコンテンツの情報をユーザ毎に記録したものであ
り、このブックマークリストに基づいてブックマークさ
れたコンテンツをコンテンツリスト表示画面(図10
(c)参照)として表示されることになる。ユーザは、
予め購読したコンテンツに対してブックマークをしてお
くことで、途中まで後続したコンテンツや読み返したい
お気に入りのコンテンツのみを簡単に指定して再生する
ことができる。すなわち、上記ブックマーク処理におけ
るステップS113及びステップS121以降の処理
は、図9に示した単行本購読処理の後半部分処理と同様
の処理でよいので、説明を省略する。
【0047】以上のように、携帯通信端末MT側でコン
テンツ再生プレイヤーを定期購読コンテンツの更新時期
にあわせて起動することによって、コンテンツ配信サー
バMSから定期更新コンテンツを定期的に受信して再生
するようにした。こうすることで、電子メール等で個々
のユーザ1人1人に対して更新を通知しなくても、ユー
ザは新しく登録されたコンテンツを逃さずに楽しむこと
ができる。定期購読コンテンツ受信の際に、コンテンツ
再生プレイヤーが自動起動するが、該コンテンツ再生プ
レイヤーがコンテンツ配信サーバMSに対して自動的に
アクセスするのではなく、ユーザの意思により手動でア
クセス操作を行わせるようにしたので、定期購読コンテ
ンツの受信を希望しないユーザはアクセスにかかる通信
料を無駄に支払わなくて済む、という利点がある。ま
た、コンテンツ再生プレイヤーをコンテンツ配信サーバ
MSからダウンロードするようにしたことから、予めコ
ンテンツ再生プレイヤーを備えていない携帯通信端末M
Tに対しても、こうした定期購読コンテンツを定期的に
購読する機能を付加することができるようになり便利で
ある。
【0048】なお、定期購読プレイヤーの自動起動時期
は、毎週○曜日(=週刊誌型)、毎月×日(=月刊誌型)、
毎月第△○曜日(=月刊誌型)、□日毎、不定期等、どの
ような設定となっていてもよく、これらは定期購読コン
テンツ毎に決まっていればよい。日や曜日だけでなく、
時間も設定できるようにしてもよい。複数の異なるユー
ザに対して自動起動時間を異ならせることにより、コン
テンツ配信サーバへのアクセスが集中するのを防止する
ようにしてもよい。なお、複数の定期購読コンテンツを
並行して購読可能としてもよい。この場合、コンテンツ
の購読時期(プレイヤーの自動起動時期)は、コンテンツ
毎に異なっていてもよいし、同じでもよい。間隔は同じ
(例えば1週間)で日がずれていてもよい(例えば月曜日と
水曜日)。あるいは、ある1つの起動時期のなかで、複数
のコンテンツを順番に購読するようにしてもよい。例え
ば、2つのコンテンツを隔週で交互に購読するようにし
てもよい。また、複数のコンテンツ毎に、独立した定期
購読プレイヤーを用意してもよい。なお、コンテンツ配
信サーバにおいて、定期購読コンテンツをデータベース
に移動させる時期は、毎週○曜日、毎月×日、毎月第△
○曜日、□日毎、不定期等、どのような設定となってい
てもよい。複数の定期購読コンテンツがある場合に、コ
ンテンツ毎に異なる時期に移動させてもよい。
【0049】なお、コンテンツ再生プレイヤーは、定期
購読プレイヤーと単行本プレイヤーのように別々になっ
ているものに限らず、両者が統合されていてもよい。な
お、ブックマーク情報はコンテンツ配信サーバ側に記憶
するようにしたが、携帯通信端末内に記憶するようにし
てもよい。また、コンテンツ自体を携帯通信端末内に保
存できるようにしてもよい。なお、コンテンツ購読料
は、固定(一定期間内は購読自由)でもよいし、従量制
(コンテンツを購読する毎に課金)としてもよく、両者の
統合されたシステム(例えば一定数までは固定料金で、
それを越えたらコンテンツ購読毎に課金)としてもよ
い。また、いずれかをユーザが選択できるようにしても
よい。なお、コンテンツの一部(画像の一部、テキスト
の一部、演奏の一部、音声の一部など)に広告情報(画
像、文字、演奏(CM音楽等)、音声など)を挿入してもよ
い。そのとき、広告主のWEBサイトへのリンク情報をコ
ンテンツの一部に挿入してもよい。
【0050】なお、コンテンツデータの一部として配信
される演奏データのフォーマットは、イベントの発生時
刻を曲や小節内における絶対時間で表した『イベント+
絶対時間』形式のもの、イベントの発生時刻を1つ前の
イベントからの時間で表した『イベント+相対時間』形
式のもの、音符の音高と符長あるいは休符と休符長で楽
音データを表した『音高(休符)+符長』形式のもの、
演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演奏イベ
ントの発生する時刻に対応するメモリ領域にイベントを
記憶した『ベタ方式』形式のものなど、どのような形式
のものでもよい。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、携帯通信端末MT側
でコンテンツ再生プレイヤーをコンテンツの更新時期に
あわせて起動することで、定期的にコンテンツ配信サー
バにアクセスするようユーザを促すことができ、ユーザ
はこれに従うことで定期的に更新された新しいコンテン
ツを必ず受信して再生することができる。これにより、
電子メール等で個々のユーザ1人1人に対して更新を通
知しなくても、ユーザは新しいコンテンツを逃さずに楽
しむことができるようになる、という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンテンツ配信システムの全体構成の一実施
例を示すシステムブロック図である。
【図2】 図1に示した携帯通信端末の全体構成の一実
施例を示すハード構成ブロック図である。
【図3】 コンテンツデータのデータフォーマットの一
実施例を示す概念図である。
【図4】 ユーザ登録処理の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図5】 コンテンツ配信サーバで実行するコンテンツ
更新処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】 携帯通信端末側及びサーバ側で各々実行する
定期購読コンテンツ購読処理の一実施例を示すフローチ
ャートである。
【図7】 定期購読コンテンツ購読処理時に携帯通信端
末MT側に表示される画面の一実施例を示したものであ
る。
【図8】 携帯通信端末側及びサーバ側で各々実行する
単行本購読処理の前半処理の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図9】 携帯通信端末側及びサーバ側で各々実行する
単行本購読処理の後半処理の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図10】 単行本購読処理時に携帯通信端末側に表示
される画面の一実施例を示したものである。
【図11】 検索・ブックマーク選択処理の一実施例を
示すフローチャートである。
【図12】 ブックマーク処理の一実施例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…アンテナ、2A…電波送受信機、3…
タイマ、4…ROM、5…RAM、6…外部記憶装置、
7…通信インタフェース、8…操作スイッチ群、9…音
声用スピーカ、9A(12A)…D/A変換器、10…
マイクロフォン、10A…A/D変換器、11…表示
器、12…楽音用スピーカ、12B…楽音生成用音源、
13…フラッシュメモリ、X…無線通信ネットワーク、
MT…携帯通信端末、MS…コンテンツ配信サーバ、C
S…無線通信キャリアサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 302 G06F 17/60 302E 326 326 506 506 ZEC ZEC H04Q 7/38 H04B 7/26 109M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期的に内容が更新される定期更新コン
    テンツを記憶するサーバ装置における前記コンテンツ更
    新時期にあわせて、予め設定された所定期間毎に前記定
    期更新コンテンツの取得をユーザに対して催促する催促
    手段と、 前記催促に応じて、前記定期更新コンテンツの取得を指
    示する指示手段と、 前記指示に応じて、前記サーバ装置にアクセスし、該サ
    ーバ装置から前記定期更新コンテンツを取得する取得手
    段と、 前記取得した定期更新コンテンツを再生する再生手段と
    を具備することを特徴とする携帯通信端末装置。
  2. 【請求項2】 定期的に内容が更新される定期更新コン
    テンツを記憶するとともに、前記コンテンツを取得し再
    生するためのコンテンツ取得再生プログラムを記憶した
    サーバ装置にアクセスして、該サーバ装置からコンテン
    ツ取得再生プログラムを取得する取得手段と、 前記サーバ装置における前記コンテンツ更新時期にあわ
    せて、予め設定された所定期間毎に、前記取得したコン
    テンツ取得再生プログラムを起動させる起動手段と、 前記起動されたコンテンツ取得再生プログラムを実行す
    る実行手段とを具備し、 前記コンテンツ取得再生プログラムは、 該コンテンツ取得再生プログラムの起動毎に、前記定期
    更新コンテンツの取得をユーザに対して催促するステッ
    プと、 前記催促に応じて、前記定期更新コンテンツの取得を指
    示するステップと、 前記指示に応じて、前記サーバ装置にアクセスし、該サ
    ーバ装置から前記定期更新コンテンツを取得するステッ
    プと、 前記取得した定期更新コンテンツを再生するステップと
    からなることを特徴とする携帯通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記起動手段は、前記サーバ装置から取
    得した前記コンテンツ取得再生プログラムを前記携帯通
    信端末にインストールする際に、前記コンテンツ取得再
    生プログラムを自動的に起動する際に用いる前記所定期
    間を設定することを特徴とする請求項2に記載の携帯通
    信端末装置。
  4. 【請求項4】 定期的に内容が更新される定期更新コン
    テンツを記憶するサーバ装置における前記コンテンツ更
    新時期にあわせて、予め設定された所定期間毎に前記定
    期更新コンテンツの取得をユーザに対して催促するステ
    ップと、 前記催促に応じて、前記定期更新コンテンツの取得を指
    示するステップと、 前記指示に応じて、前記サーバ装置にアクセスし、該サ
    ーバ装置から前記定期更新コンテンツを取得するステッ
    プと、 前記取得した定期更新コンテンツを再生するステップと
    を具備することを特徴とする携帯通信端末装置に用いる
    プログラム。
  5. 【請求項5】 定期的に内容が更新される定期更新コン
    テンツのうち、所定期間を過ぎたコンテンツを記憶する
    記憶手段と、 通信ネットワークを介して接続された携帯通信端末装置
    からの要求を受け付ける受付手段と、 前記携帯通信端末からの要求に応じて該当する定期更新
    コンテンツを前記記憶手段から選択的に配信する配信制
    御手段とを具備し、 前記配信制御手段は定期更新コンテンツの更新時期に関
    わらず、前記記憶手段に記憶された定期更新コンテンツ
    については、前記携帯通信端末からの要求に応じて該当
    する定期更新コンテンツを配信することを特徴とするコ
    ンテンツ配信サーバ装置。
  6. 【請求項6】 定期的に内容が更新される定期更新コン
    テンツのうち、所定期間を過ぎたコンテンツを所定の記
    憶手段に記憶するステップと、 通信ネットワークを介して接続された携帯通信端末装置
    からの要求を受け付けるステップと、 前記携帯通信端末からの要求に応じて該当する定期更新
    コンテンツを前記記憶手段から選択的に配信するステッ
    プとを具え、 定期更新コンテンツの更新時期に関わらず、前記記憶手
    段に記憶された定期更新コンテンツについては、前記携
    帯通信端末からの要求に応じて該当する定期更新コンテ
    ンツを配信することを特徴とするコンテンツ配信サーバ
    装置に用いるプログラム。
  7. 【請求項7】 コンテンツの取得を指示する指示手段
    と、 前記指示に応じて、コンテンツを記憶するサーバ装置に
    アクセスし、該サーバ装置から前記コンテンツを取得す
    る取得手段と、 前記取得したコンテンツを再生する再生手段と、 前記コンテンツの再生後に、ユーザに再生したコンテン
    ツに対する所定の評価情報を入力させ、該入力された評
    価情報を前記サーバ装置に対して送信する評価手段とを
    具備することを特徴とする携帯通信端末装置。
  8. 【請求項8】 コンテンツの取得を指示するステップ
    と、 前記指示に応じて、コンテンツを記憶するサーバ装置に
    アクセスし、該サーバ装置から前記コンテンツを取得す
    るステップと、 前記取得したコンテンツを再生するステップと、 前記コンテンツの再生後に、ユーザに再生したコンテン
    ツに対する所定の評価情報を入力させ、該入力された評
    価情報を前記サーバ装置に対して送信するステップとを
    具備することを特徴とする携帯通信端末装置に用いるプ
    ログラム。
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