JP2003044148A - 位相差を有する制御電圧発生装置及び方法 - Google Patents

位相差を有する制御電圧発生装置及び方法

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JP2003044148A
JP2003044148A JP2001370971A JP2001370971A JP2003044148A JP 2003044148 A JP2003044148 A JP 2003044148A JP 2001370971 A JP2001370971 A JP 2001370971A JP 2001370971 A JP2001370971 A JP 2001370971A JP 2003044148 A JP2003044148 A JP 2003044148A
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control voltage
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Hyeong Sik Choi
亨植 崔
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/18Generation of supply voltages, in combination with electron beam deflecting
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices

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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子装置を制御する制御電圧の発生におい
て、互いに位相差を有する制御電圧を発生することので
きる制御電圧発生装置、及び、制御電圧発生方法を提供
する。 【解決手段】 電子装置の固有の機能を制御する情報の
固有のレベルを変える際の度合いに関する情報を保有す
る信号を入力信号として入力する。前記入力信号と三角
波発生部10において発生された三角波信号とを比較
し、第1駆動信号発生部SG1においては第1駆動信号
を、第n駆動信号発生部(2≦n≦N、Nは2以上の正
数)SGnの各々においては第n駆動信号を発生させ、
前記電子装置の第1〜第N負荷の各々に互いに位相差を
有する制御電圧を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像ディスプレイ
装置または水平出力トランス(FBT:FlyBack
Transformer)などの電子装置の制御に関
するものであり、特に、電子装置を制御する制御電圧を
発生させる制御電圧発生装置、及び、その方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の制御電圧発生装置により発生され
る制御電圧は、同一の振幅及び周波数を有するだけでは
なく、同一の位相を有する。発生された制御電圧は電子
装置に負荷として提供され、電子装置は負荷に入力され
た制御電圧に応答して輝度レベル、及び、高電圧や高電
流のレベル、を調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、制御電
圧が負荷に同時に供給されると、過度な電流が負荷に流
入する可能性があり、その場合、電子装置に雑音が生じ
たり、誤動作を起きたり、また、電力が余計に消費され
る、といった問題点が発生する。電子装置が映像ディス
プレイ装置である場合を例にとると、従来の制御電圧発
生装置を使用している場合、映像がディスプレイされる
画面にちらつき現象などの異常現象が発生する。さら
に、電子装置の負荷に同時に供給される制御電圧が同一
の位相を有する場合には、負荷の間で起きる相互干渉に
よっても、電子装置に雑音が引き起こされる可能性があ
る。
【0004】本発明の目的は、前述した問題点を解決す
るため、電子装置を制御する制御電圧の発生において、
互いに位相差を有する制御電圧を発生することのできる
制御電圧発生装置、及び、制御電圧発生方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の主たる観点によれば、第1〜第N(ここ
で、Nは2以上の正数)負荷を有する電子装置に含ま
れ、前記第1〜第N負荷に制御電圧を供給することによ
り、前記電子装置の固有の機能を制御する情報の固有の
レベルを変える、制御電圧発生装置において、三角波信
号を発生させて、前記三角波信号を出力する三角波発生
部と、入力信号、及び、前記三角波発生部から出力され
た前記三角波信号を入力して、第1駆動信号を出力する
第1駆動信号発生部と、2≦n≦Nの場合において、入
力信号、及び、前記三角波発生部から出力された前記三
角波信号を入力して、第n駆動信号を出力する第n駆動
信号発生部と、を含むことを特徴とする、位相差を有す
る制御電圧発生装置が提供される。
【0006】上記記載の発明では、前記電子装置の第1
〜第N負荷に供給される制御電圧を互いに位相差を有す
るように発生させるので、過度な電流が第1〜第N負荷
に流入するのを防止することができる。その結果、電子
装置の余分な電力の消費を防止することができ、また、
電子装置に雑音が発生したり、あるいは電子装置が誤動
作を起こすことを未然に防止することができ、さらに、
同一の位相を有する制御電圧が負荷に供給される時に引
き起こされるサージ現象を防止することもできる。
【0007】前記入力信号は、前記電子装置の固有の機
能を制御する情報の固有のレベルを変える際の度合いに
関する情報を保有する、如く構成すれば、前記制御電圧
発生装置において、前記電子装置の固有の機能を制御す
る情報の固有のレベルを変えることができる、制御電圧
を発生させることができる。
【0008】前記三角波発生部は、所定電圧と接続され
る一側を有する第1抵抗と、前記第1抵抗の他側と基準
電位との間に接続される第2抵抗と、前記第1抵抗の他
側と接続される正の入力端子と、前記三角波信号を出力
する出力端子と接続される負の入力端子と、出力端子
と、を有する演算増幅器と、前記演算増幅器の出力端子
と前記演算増幅器の負の入力端子との間に接続される第
3抵抗と、前記演算増幅器の出力端子と前記演算増幅器
の正の入力端子との間に接続される第4抵抗と、前記演
算増幅器の負の入力端子と前記基準電位との間に並列に
接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、を具
備して構成され、前記第4抵抗は、可変抵抗である、如
く構成すれば、前記三角波信号の周波数をユーザーが意
図した通りに外部から調整することができる。
【0009】前記第1駆動信号発生部は、雑音除去部に
より雑音が除去された前記入力信号、あるいは、前記入
力信号を入力する負の入力端子と、前記三角波信号を入
力する正の入力端子と、前記第1駆動信号を出力する出
力端子と、を有する第1比較器を具備して構成される、
如く構成すれば、前記第1駆動信号発生部において、互
いに位相差を有する前記第1〜第N駆動信号を発生させ
る際の、基準となる位相差をもつ(位相差が0°の)第
1駆動信号を発生させることができる。
【0010】前記雑音除去部は、前記入力信号から雑音
を除去し、雑音が除去された結果を出力する、如く構成
すれば、前記第1〜第N駆動信号発生部にて、雑音が除
去された信号を入力信号として入力して、互いに位相差
を有する前記第1〜第N駆動信号を発生させることがで
きる。
【0011】前記第n駆動信号発生部は、N=n=2の
場合において、前記雑音除去部により雑音が除去された
入力信号、あるいは、前記入力信号を入力する正の入力
端子と、前記三角波信号を入力する負の入力端子と、前
記第n駆動信号を出力する出力端子と、を有する第2比
較器を具備して構成される、如く構成すれば、N=2の
場合において、互いに位相差を有する前記第1〜第N駆
動信号を発生させる際の、前記第1駆動信号と180°
の位相差をもつ前記第N駆動信号を発生させることがで
きる。
【0012】前記第n駆動信号発生部は、前記雑音除去
部により雑音が除去された入力信号、あるいは、前記入
力信号を反転し、反転された信号を出力するインバータ
と、前記反転された信号を入力する負の入力端子と、前
記三角波信号を入力する正の入力端子と、前記第n駆動
信号を出力する出力端子と、を有する第3比較器を具備
して構成される、如く構成すれば、2≦n≦Nの場合に
おいて、前記第n駆動信号発生部の各々は互いに位相差
を有する前記第n駆動信号を発生させることができる。
【0013】前記制御電圧発生装置は、前記電子装置の
固有の機能を制御する情報の固有のレベルを変える際の
度合いと比例する信号を入力して平滑化し、平滑化した
結果を前記入力信号として出力する平滑化部をさらに含
んで構成される、如く構成すれば、前記第1〜第N駆動
信号発生部において、平滑化された信号を入力信号とし
て入力することができる。
【0014】前記制御電圧発生装置は、前記第1駆動信
号をバッファリングして、バッファリングされた結果を
出力する第1バッファと、2≦n≦Nの場合において、
前記第n駆動信号をバッファリングして、バッファリン
グされた結果を出力する第nバッファと、をさらに含ん
で構成される、如く構成すれば、前記第1〜第N駆動信
号発生部にて発生された第1〜第N駆動信号を、バッフ
ァリングしてから前記電子装置の第1〜第N負荷に制御
電圧として供給することができる。
【0015】本発明の他の観点によれば、第1〜第N
(ここで、Nは2以上の正数)負荷を有する電子装置に
含まれ、前記第1〜第N負荷に制御電圧を供給すること
により、前記電子装置の固有の機能を制御する情報の固
有のレベルを変える、制御電圧発生装置において、三角
波信号を発生させる段階と、入力信号、及び、前記三角
波信号を発生させる段階にて発生された前記三角波信号
を入力して、互いに位相差を有する第1〜第N駆動信号
を発生させる段階と、を含むことを特徴とする位相差を
有する制御電圧発生方法が提供される。
【0016】上記記載の発明では、前記電子装置の第1
〜第N負荷に供給される制御電圧を互いに位相差を有す
るように発生させるので、過度な電流が第1〜第N負荷
に流入するのを防止することができる。その結果、電子
装置の余分な電力の消費を防止することができ、また、
電子装置に雑音が発生したり、あるいは電子装置が誤動
作を起こすことを未然に防止することができ、さらに、
同一の位相を有する制御電圧が負荷に供給される時に引
き起こされるサージ現象を防止することもできる。
【0017】前記入力信号は、前記電子装置の固有の機
能を制御する情報の固有のレベルを変える際の度合いに
関する情報を保有する、如く構成すれば、前記制御電圧
発生装置において、前記電子装置の固有の機能を制御す
る情報の固有のレベルを変えることができる、制御電圧
を発生させることができる。
【0018】前記第1〜第N駆動信号を発生させる段階
は、前記入力信号と前記三角波信号とを比較して、第1
駆動信号を発生させる段階と、2≦n≦Nの場合におい
て、相異なるN−1個のタイミングで、前記入力信号を
反転させた信号と前記三角波信号とを比較して、第n駆
動信号を発生させる段階と、をさらに含む、如く構成す
れば、互いに位相差を有する前記第1〜第N駆動信号を
発生させる際の、基準となる位相差をもつ(位相差が0
°の)信号が前記第1駆動信号として発生され、2≦n
≦Nにおいて、互いに位相差を有する信号が前記第n駆
動信号として発生される。
【0019】前記第1〜第N駆動信号を発生させる段階
は、前記電子装置の固有の機能を制御する情報の固有の
レベルを変える際の度合いと比例する信号を入力して平
滑化し、平滑化した結果を前記入力信号として出力する
平滑化段階をさらに含む、如く構成すれば、前記第1〜
第N駆動信号を発生させる段階において、平滑化された
信号を入力信号として入力することができる。
【0020】前記第1〜第N駆動信号を発生させる段階
は、前記第1駆動信号をバッファリングして、バッファ
リングされた結果を前記電子装置の第1負荷に供給され
る制御電圧として出力する段階と、2≦n≦Nの場合に
おいて、前記第n駆動信号をバッファリングして、バッ
ファリングされた結果を前記電子装置の第2〜第N負荷
に供給される制御電圧として出力する段階と、をさらに
含む、如く構成すれば、前記第1〜第N駆動信号を発生
させる段階において発生された第1〜第N駆動信号を、
バッファリングしてから前記電子装置の第1〜第N負荷
に制御電圧として供給することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づいて、
本実施形態にかかる位相差を有する制御電圧発生装置の
構成及び動作と、本実施形態にかかる位相差を有する制
御電圧発生方法について説明する。
【0022】図1は、本実施形態にかかる位相差を有す
る制御電圧発生装置のブロック図である。
【0023】本実施形態にかかる位相差を有する制御電
圧発生装置は、平滑化部8と、三角波発生部10と、第
1〜第N(ここで、Nは2以上の正数)駆動信号発生部
SG1〜SGNと、第1〜第Nバッファ(ここで、Nは
2以上の正数)B1〜BNと、を含んで構成される。
【0024】制御電圧発生装置は、第1〜第N負荷(図
示せず)を有する電子装置の内部に含まれる。従来の制
御電圧発生装置においては、互いに同一の位相を有する
制御電圧が第1〜第N負荷に同時に入力されると、電子
装置に雑音が生じたり誤動作が起きたりしていた。
【0025】ここでいう電子装置の例としては、映像デ
ィスプレイ装置、または水平出力トランスなどがある。
映像ディスプレイ装置は、ディスプレイされる映像の輝
度レベルを、本実施形態にかかる制御電圧発生装置によ
り発生される制御電圧に応答して変えることができ、具
体的には、液晶表示装置(LCD:Liquid Cr
ystal Displayer)、プラズマ表示装置
(PDP:Plasma Display Pane
l)、または、陰極線管(CRT:Cathode R
ay Tube)などを指す。水平出力トランスは、本
実施形態にかかる制御電圧発生装置により発生された制
御電圧に応答して高電圧や高電流のレベルを変えて、レ
ベルが変わった高電圧や高電流を出力する装置である。
【0026】図2は、図1に示された制御電圧発生装置
の各部に入出力される信号の波形図である。(a)は、
入力信号60、及び三角波信号62の波形図である。
(b)は、第1駆動信号の波形図である。(c)は、第
N(2≦n≦N)駆動信号の波形図である。
【0027】図3は、図1に示された位相差を有する制
御電圧発生装置で行われる、本実施形態にかかる制御電
圧発生方法のフローチャートである。
【0028】本実施形態にかかる制御電圧発生方法は、
三角波信号62を発生させる段階(第40段階)と、互
いに位相差を有する第1〜第N駆動信号を発生させる段
階(第42段階)と、を含む。
【0029】三角波信号の発生段階(第40段階)にお
いては、三角波発生部10が三角波信号62を発生さ
せ、発生された三角波信号62を第1〜第N駆動信号発
生部SG1〜SGNに各々出力する。
【0030】第1〜第N駆動信号の発生段階(第42段
階)においては、第1〜第N駆動信号発生部SG1〜S
GNは、入力信号60と三角波信号62とを比較して、
第1〜第N駆動信号を発生させる。発生された第1〜第
N駆動信号は、互いに位相差を有し、同一の振幅及び同
一の周波数を有する矩形波信号である。
【0031】第1駆動信号発生部SG1は、第42段階
において、入力信号60と三角波発生部10から入力さ
れた三角波信号62とを比較し、比較した結果を図2の
(b)に示された第1駆動信号として出力する。
【0032】第2〜第N駆動信号発生部の各々は、第4
2段階において、入力信号60と三角波発生部10から
入力された三角波信号62とを比較し、比較した結果を
第n駆動信号として出力する。図2の(c)に示されて
いるのは、n=Nの場合、すなわち第N駆動信号の波形
図である。
【0033】図2を参照して説明すると、第1駆動信号
発生部SG1は、入力信号60が三角波信号62よりも
小さい時にハイ(high)の論理レベルを有し、入力
信号60が三角波信号62よりも大きい時にロー(lo
w)の論理レベルを有する第1駆動信号を、(b)に示
されたように発生させる。
【0034】また、図2を参照して説明すると、第n駆
動信号発生部は、入力信号60が三角波信号62よりも
小さい時にロー(low)の論理レベルを有し、入力信
号60が三角波信号62よりも大きい時にハイ(hig
h)の論理レベルを有する第n駆動信号を発生させる。
(c)に示されているのは、n=Nの場合である。
【0035】すなわち、図2の(b)に示された第1駆
動信号と、図2の(c)に示された第N駆動信号は、同
一の振幅及び同一の周波数を有するが、180゜の位相
差を有する。この時、第2〜第N駆動信号も互いに位相
差を有する。例えば、N=3の場合、第1駆動信号及び
第2駆動信号は60゜の位相差を有し、第2駆動信号及
び第3駆動信号は60゜の位相差を有する。
【0036】この時、第1〜第N駆動信号発生部SG1
〜SGNに入力される入力信号60は、電子装置の固有
の機能を制御する情報の固有のレベルを変える際の度合
いに関する情報を保有する。ここでいう、固有の機能及
び固有のレベルは、本実施形態にかかる制御電圧発生装
置を含む電子装置の機能及び構成により異なる。
【0037】例えば、電子装置が映像ディスプレイ装置
である場合、固有の機能とは、映像ディスプレイ装置が
映像をディスプレイすることを意味し、固有のレベルと
は、ディスプレイされる映像の輝度レベルを意味する。
また、電子装置が水平出力トランスである場合、固有の
機能とは水平出力トランスが高電圧や高電流を生じるこ
とを意味し、固有のレベルとは生じる高電圧や高電流の
レベルを意味する。
【0038】以下に、本実施形態にかかる制御電圧発生
装置の平滑化部8の構成及び動作について説明する。
【0039】平滑化部8は、固有のレベルを変える度合
いに比例する幅を有するパルス幅変調(PWM:Pul
se Width Modulation)信号を入力
端子IN1を通じて入力して平滑化し、平滑化した結果
を入力信号60として第1〜第N駆動信号発生部(図1
のSG1〜SGN)に出力する。あるいは、平滑化部8
は、固有のレベルを変える度合いに比例する振幅を有す
るアナログ信号を入力端子IN1を通じて入力して平滑
化し、平滑化した結果を入力信号60として第1〜第N
駆動信号発生部(図1のSG1〜SGN)に出力する。
【0040】すなわち、平滑化部8は抵抗及びキャパシ
タを含んで構成され、PWM信号またはアナログ信号を
抵抗及びキャパシタを用いて積分した結果を平滑化した
結果として出力している。したがって、入力信号60が
有する電子装置の固有の機能を制御する情報の固有のレ
ベルを変える際の度合いに関する情報とは、PWM信号
の幅の変化またはアナログ信号の振幅の変化を指す。
【0041】電子装置が映像ディスプレイ装置である場
合を例にとって以下に説明する。映像ディスプレイ装置
に含まれるマイコン(図示せず)は、ディスプレイされ
る映像の輝度レベルを高くする際には広いパルス幅を有
するPWM信号を、低くする際には狭いパルス幅を有す
るPWM信号を、平滑化部8に出力する。あるいは、マ
イコン(図示せず)は、ディスプレイされる映像の輝度
レベルを高くする際には高い振幅を有するアナログ信号
を、低くする際には低い振幅を有するアナログ信号を、
平滑化部8に出力する。
【0042】また、電子装置が水平出力トランスである
場合を例にとると、発生させる高電圧や高電流のレベル
を高くする際には広いパルス幅を有するPWM信号を、
低くする際には狭いパルス幅を有するPWM信号を、平
滑化部8に出力する。あるいは、発生させる高電圧や高
電流のレベルを高くする際には高い振幅を有するアナロ
グ信号を、低くする際には低い振幅を有するアナログ信
号を、平滑化部8に出力する。
【0043】PWM信号が入力された平滑化部8は、広
いパルス幅を有するPWM信号が入力された際には入力
信号60のレベルを高め、狭いパルス幅を有するPWM
信号が入力された際には入力信号60のレベルを低め
る。あるいは、アナログ信号が入力された平滑化部8
は、高い振幅を有するアナログ信号が入力された際には
入力信号60のレベルを高め、低い振幅を有するアナロ
グ信号が入力された際には入力信号60のレベルを低め
る。
【0044】したがって、図2の(a)に示されたよう
に、入力信号60のレベルが低くなれば、第1または第
n駆動信号のパルス幅T1は広くなる一方、パルス幅T
2は狭くなる。逆に、入力信号60のレベルが高くなれ
ば、第1または第n駆動信号のパルス幅T1は狭くなる
一方、パルス幅T2は広くなる。例えば、入力信号60
のレベルは0〜5Vの間で増減させることができる。
【0045】第42段階で発生された第1〜第N駆動信
号は、電子装置の第1〜第N負荷に制御電圧として供給
され、電子装置は第1〜第N駆動信号のパルス幅T1及
びT2に応答して固有のレベルを変える。ここで、第1
〜第N負荷は電子装置の機能及び構成により異なる。
【0046】電子装置が映像ディスプレイ装置である場
合を例にとると、映像ディスプレイ装置が液晶表示装置
である場合、第1〜第N負荷の各々は液晶表示装置のラ
ンプに該当し、映像ディスプレイ装置がプラズマ表示装
置である場合、第1〜第N負荷の各々はプラズマ表示装
置の電極に該当し、映像ディスプレイ装置が陰極線管で
ある場合、第1〜第N負荷の各々は陰極線管の偏向ヨー
ク(DY:Deflection Yoke)の水平ま
たは垂直コイルに該当する。また、電子装置が水平出力
トランスである場合、第1〜第N負荷の各々は水平出力
トランスの2次側に該当する。
【0047】図4は、本実施形態にかかる制御電圧発生
装置の三角波発生部10の回路図である。
【0048】三角波発生部10は、第1抵抗R1と、第
2抵抗R2と、第3抵抗R3と、第4抵抗R4と、第1
キャパシタC1と、第2キャパシタC2と、演算増幅器
80と、を含んで構成される。
【0049】第1抵抗R1は、所定電圧Vrefと接続
される一側と、演算増幅器80の正の入力端子+と接続
される他側と、を有する。第2抵抗R2は、第1抵抗R
1の他側と、基準電位である接地との間に接続される。
演算増幅器80は、第1抵抗R1の他側と接続される正
の入力端子+と、出力端子OUTn+1を通じて出力さ
れる三角波信号62と接続される負の入力端子−と、出
力端子と、を有する。第3抵抗R3は、演算増幅器80
の出力端子と、負の入力端子−との間に接続される。第
4抵抗R4は、演算増幅器80の出力端子と、正の入力
端子+との間に接続される。第1キャパシタC1及び第
2キャパシタC2は、演算増幅器80の負の入力端子−
と、基準電位である接地との間に並列に接続される。
【0050】ここで、三角波信号62の周波数をユーザ
ーが意図した通りに外部から精度よく調整できるよう
に、第4抵抗R4を可変抵抗で具現することも可能であ
る。
【0051】以下に、本実施形態にかかる第1〜第N駆
動信号発生部(図1のSG1〜SGN)の各々の構成及
び動作について説明する。
【0052】図5は、本実施形態にかかる制御電圧発生
装置の第1駆動信号発生部SG1の回路図である
【0053】第1駆動信号発生部SG1は、雑音除去部
90と、第1比較器92と、を含んで構成される。雑音
除去部90は、入力端子IN2を通じて入力した入力信
号60から雑音を除去し、雑音が除去された結果を第1
比較器92の負の入力端子−に出力する。第1比較器9
2は、負の入力端子−に入力された雑音が除去された信
号と、入力端子IN3を通じて正の入力端子+に入力さ
れた三角波信号62とを比較し、比較した結果を第1駆
動信号として出力端子OUT1を通じて出力する。
【0054】雑音除去部90は、第5抵抗R5と、第3
キャパシタC3と、第4キャパシタC4と、を含んで構
成される。第5抵抗R5は、入力端子IN2を通じて入
力される入力信号60と接続される一側と、雑音が除去
された信号と接続される他側と、を有する。第3キャパ
シタC3は、第5抵抗R5の一側と、基準電位となる接
地との間に接続される。第4キャパシタC4は、第5抵
抗R5の他側と、基準電位となる接地との間に接続され
る。前述のような構成を有する雑音除去部90は、π型
ローパスフィルターに該当する。
【0055】第1駆動信号発生部SG1は、他の実施形
態として、第1比較器92だけを含んで構成されるよう
にすることもできる。このとき、第1比較器92は、入
力端子IN2を通じて負の入力端子−に入力した入力信
号60と、入力端子IN3を通じて正の入力端子+に入
力した三角波信号62とを比較し、比較した結果を第1
駆動信号として出力端子OUT1を通じて出力する。
【0056】図6は、本実施形態にかかる制御電圧発生
装置の第n駆動信号発生部の、N=n=2の場合におけ
る、回路図である。
【0057】第n駆動信号発生部は、N=n=2の場
合、第2比較器100だけを含んで構成される。第2比
較器100は、入力端子IN4を通じて正の入力端子+
に入力した入力信号60と、入力端子IN5を通じて負
の入力端子−に入力した三角波信号62とを比較し、比
較した結果を第n駆動信号として出力端子OUTnを通
じて出力する。
【0058】第n駆動信号発生部は、N=n=2の場
合、他の実施形態として、図6で入力信号60を入力端
子IN4を通じて入力する代わりに、図5の雑音除去部
90により雑音が除去された信号を入力端子IN4を通
じて入力するように構成することもできる。すなわち、
第2比較器100は、入力端子IN4を通じて正の入力
端子+に入力した雑音が除去された信号と、入力端子I
N5を通じて負の入力端子−に入力した三角波信号62
とを比較し、比較した結果を第n駆動信号として出力端
子OUTnを通じて出力する。
【0059】一方、本実施形態にかかる制御電圧発生装
置の第n駆動信号発生部の、2≦n≦Nの場合における
構成及び動作は、以下の通りとなる。
【0060】第2〜第N駆動信号発生部SG2〜SGN
は、入力信号60を反転した結果と三角波信号62とを
比較して第2〜第N駆動信号を発生させる。ここで発生
される第2〜第N駆動信号は、相異なるN−1個のタイ
ミングにおいて発生される。すなわち、第2〜第N駆動
信号を時間をずらして発生させることにより、第2〜第
N駆動信号に互いに位相差を与えるのである。このた
め、第2〜第N駆動信号発生部SG2〜SGNは、入力
信号60を反転させるのにかかる時間が相異なるように
各々構成される。
【0061】図7は、本実施形態にかかる制御電圧発生
装置の第n駆動信号発生部SGnの、2≦n≦Nの場合
における、回路図である。
【0062】第n駆動信号発生部SGnに入力される信
号は、入力端子IN6を通じて入力される信号と、入力
端子IN7を通じて入力される三角波信号62である。
入力端子IN6を通じて入力される信号は、雑音除去部
90で雑音が除去された入力信号60である。また、他
の実施形態として、入力端子IN6を通じて入力される
信号は、入力信号60とすることもできる。
【0063】第n駆動信号発生部は、インバータ130
と、第3比較器132と、を含んで構成される。インバ
ータ130は、入力端子IN6を通じて入力した雑音除
去部90で雑音が除去された信号を反転し、反転された
結果を第3比較器132の負の入力端子−に出力する。
このとき、インバータ130は、雑音が除去された信号
を反転する役割だけではなく、バッファリングの役割を
も果たす。すなわち、インバータ130は、入力端子I
N6を通じて入力した雑音が除去された信号を駆動しな
がら反転させる。第3比較器132は、負の入力端子−
に入力したインバータ130で反転された結果と、入力
端子IN7を通じて正の入力端子+に入力した三角波信
号62とを比較し、比較した結果を第n駆動信号として
出力端子OUTnを通じて出力する。
【0064】インバータ130は、第6抵抗R6と、第
7抵抗R7と、第8抵抗R8と、第9抵抗R9と、反転
器140と、を含んで構成される。第6抵抗R6は、入
力端子IN6を通じて入力される雑音が除去された信号
または入力信号60と接続される一側と、反転器140
の負の入力端子−と接続される他側と、を有する。第7
抵抗R7は、所定電圧Vrefと接続される一側と、反
転器140の正の入力端子+と接続される他側と、を有
する。第8抵抗R82は、第7抵抗R7の他側と、基準
電位である接地との間に接続される。反転器140は、
第7抵抗R7の他側と接続される正の入力端子+と、第
6抵抗R6の他側と接続される負の入力端子−と、を有
する。第9抵抗R9は、反転器140の出力端子と、負
の入力端子−との間に接続される。
【0065】以下に、本実施形態にかかる制御電圧発生
装置の第1〜第NバッファB1〜BNの構成及び動作に
ついて説明する。
【0066】第1バッファB1は、第1駆動信号発生部
SG1で発生された第1駆動信号を入力してバッファリ
ングし、バッファリングされた結果を出力端子OUT1
を通じて出力する。また、第nバッファ(2≦n≦N)
は、第n駆動信号発生部で発生された第n駆動信号を入
力してバッファリングし、バッファリングされた結果を
出力端子OUTnを通じて出力する。ここで、第1〜第
NバッファB1〜BNから出力されるバッファリングさ
れた結果は、電子装置の第1〜第N負荷(図示せず)に
各々制御電圧として供給される。
【0067】第1または第nバッファは、第1または第
n駆動信号と接続されるベースと、制御電圧と接続され
るコレクタと、基準電位となる接地と接続されるエミッ
タを有するバイポーラトランジスター(図示せず)と、
を含んで構成される。
【0068】このとき、第1〜第NバッファB1〜BN
の各々と第1〜第N負荷(図示せず)の各々との間に、
増幅器(図示せず)及びキャパシタ(図示せず)をさら
に設けることもできる。ここで、増幅器は、バッファリ
ングされた結果を増幅し、増幅された結果をキャパシタ
に出力する。また、キャパシタは、サージを防止する役
割を果たし、増幅器と負荷との間に並列に接続される。
【0069】以上、本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において、各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり、それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、本発明にかかる位相
差を有する制御電圧発生装置及び方法は、電子装置の第
1〜第N負荷(図示せず)に供給される制御電圧を互い
に位相差を有するように発生させるので、過度な電流が
第1〜第N負荷に流入するのを防止することができる。
その結果、電子装置の余分な電力の消費を防止すること
ができ、また、電子装置に雑音が発生したり、あるいは
電子装置が誤動作を起こすことを未然に防止することが
できる。さらに、同一の位相を有する制御電圧が負荷に
供給される時に引き起こされるサージ現象を防止するこ
ともできるので、電子装置の寿命を延ばすと共に、信頼
性を向上させる効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる位相差を有する制御電圧発
生装置のブロック図である。
【図2】図1に示された制御電圧発生装置の各部に入出
力される信号の波形図である。
【図3】図1に示された制御電圧発生装置で行われる、
本実施形態にかかる制御電圧発生方法のフローチャート
である。
【図4】本実施形態にかかる制御電圧発生装置の三角波
発生部の回路図である。
【図5】本実施形態にかかる制御電圧発生装置の第1駆
動信号発生部の回路図である。
【図6】本実施形態にかかる制御電圧発生装置の第n駆
動信号発生部の、N=n=2の場合における、回路図で
ある。
【図7】本実施形態にかかる制御電圧発生装置の第n駆
動信号発生部の回路図である。
【符号の説明】
8 平滑化部 10 三角波発生部 SG1〜SGN 第1〜第N駆動信号発生部 B1〜BN 第1〜第Nバッファ 60 入力信号 62 三角波信号 80 演算増幅器 90 雑音除去部 92 第1比較器 100 第2比較器 130 インバータ 132 第3比較器 140 反転器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H410 BB05 CC02 DD02 DD05 EA38 EB01 EB09 EB37 FF03 FF05 HH02 LL03 LL06 LL15 5H730 AA02 AA16 AA20 AS11 AS15 BB21 BB42 BB82 BB88 BB89 DD32 FF02 FG01 FG05 FG16 XC09 XX04 XX15

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1〜第N(ここで、Nは2以上の正
    数)負荷を有する電子装置に含まれ、前記第1〜第N負
    荷に制御電圧を供給することにより、前記電子装置の固
    有の機能を制御する情報の固有のレベルを変える、制御
    電圧発生装置において、 三角波信号を発生させて、前記三角波信号を出力する三
    角波発生部と、 入力信号、及び、前記三角波発生部から出力された前記
    三角波信号を入力して、第1駆動信号を出力する第1駆
    動信号発生部と、 2≦n≦Nの場合において、入力信号、及び、前記三角
    波発生部から出力された前記三角波信号を入力して、第
    n駆動信号を出力する第n駆動信号発生部と、 を含むことを特徴とする、位相差を有する制御電圧発生
    装置。
  2. 【請求項2】 前記入力信号は、前記電子装置の固有の
    機能を制御する情報の固有のレベルを変える際の度合い
    に関する情報を保有すること、を特徴とする請求項1に
    記載の位相差を有する制御電圧発生装置。
  3. 【請求項3】 前記三角波発生部は、 所定電圧と接続される一側を有する第1抵抗と、 前記第1抵抗の他側と基準電位との間に接続される第2
    抵抗と、 前記第1抵抗の他側と接続される正の入力端子と、前記
    三角波信号を出力する出力端子と接続される負の入力端
    子と、出力端子と、を有する演算増幅器と、 前記演算増幅器の出力端子と前記演算増幅器の負の入力
    端子との間に接続される第3抵抗と、 前記演算増幅器の出力端子と前記演算増幅器の正の入力
    端子との間に接続される第4抵抗と、 前記演算増幅器の負の入力端子と前記基準電位との間に
    並列に接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタ
    と、 を具備して構成されることを特徴とする、請求項1に記
    載の位相差を有する制御電圧発生装置。
  4. 【請求項4】 前記第4抵抗は、可変抵抗であること、
    を特徴とする請求項3に記載の位相差を有する制御電圧
    発生装置。
  5. 【請求項5】 前記第1駆動信号発生部は、 雑音除去部により雑音が除去された前記入力信号、ある
    いは、前記入力信号を入力する負の入力端子と、前記三
    角波信号を入力する正の入力端子と、前記第1駆動信号
    を出力する出力端子と、を有する第1比較器を具備して
    構成されること、を特徴とする請求項1に記載の位相差
    を有する制御電圧発生装置。
  6. 【請求項6】 前記第1比較器は、 前記雑音が除去された入力信号あるいは前記入力信号
    と、前記三角波信号とを比較し、比較した結果を前記第
    1駆動信号として出力すること、 を特徴とする請求項5に記載の位相差を有する制御電圧
    発生装置。
  7. 【請求項7】 前記雑音除去部は、前記入力信号から雑
    音を除去し、雑音が除去された結果を出力すること、 を特徴とする請求項5に記載の位相差を有する制御電圧
    発生装置。
  8. 【請求項8】 前記雑音除去部は、 前記入力信号と接続される一側、及び、前記雑音が除去
    された結果を出力する他側を有する第5抵抗と、 前記第5抵抗の一側と基準電位との間に接続される第3
    キャパシタと、 前記第5抵抗の他側と前記基準電位との間に接続される
    第4キャパシタと、 を具備して構成されること、を特徴とする請求項5に記
    載の位相差を有する制御電圧発生装置。
  9. 【請求項9】 前記第n駆動信号発生部は、N=n=2
    の場合において、 前記雑音除去部により雑音が除去された入力信号、ある
    いは、前記入力信号を入力する正の入力端子と、前記三
    角波信号を入力する負の入力端子と、前記第n駆動信号
    を出力する出力端子と、を有する第2比較器を具備して
    構成されること、を特徴とする請求項1に記載の位相差
    を有する制御電圧発生装置。
  10. 【請求項10】 前記第2比較器は、 前記雑音が除去された入力信号あるいは前記入力信号
    と、前記三角波信号とを比較し、比較した結果を前記第
    n駆動信号として出力すること、 を特徴とする請求項9に記載の位相差を有する制御電圧
    発生装置。
  11. 【請求項11】前記第n駆動信号発生部は、 前記雑音除去部により雑音が除去された入力信号、ある
    いは、前記入力信号を反転し、反転された信号を出力す
    るインバータと、 前記反転された信号を入力する負の入力端子と、前記三
    角波信号を入力する正の入力端子と、前記第n駆動信号
    を出力する出力端子と、を有する第3比較器を具備して
    構成されること、を特徴とする請求項1に記載の位相差
    を有する制御電圧発生装置。
  12. 【請求項12】 前記第3比較器は、 前記反転された信号と、前記三角波信号とを比較し、比
    較した結果を前記第n駆動信号として出力すること、 を特徴とする請求項11に記載の位相差を有する制御電
    圧発生装置。
  13. 【請求項13】 前記制御電圧発生装置は、 前記電子装置の固有の機能を制御する情報の固有のレベ
    ルを変える際の度合いと比例する信号を入力して平滑化
    し、平滑化した結果を前記入力信号として出力する平滑
    化部、 をさらに含んで構成されること、を特徴とする請求項1
    に記載の位相差を有する制御電圧発生装置。
  14. 【請求項14】 前記平滑部に入力される信号は、 前記電子装置の固有の機能を制御する情報の固有のレベ
    ルを変える際の度合いと比例する幅を有するパルス幅変
    調信号、あるいは、 前記電子装置の固有の機能を制御する情報の固有のレベ
    ルを変える際の度合いに比例する振幅を有するアナログ
    信号であること、 を特徴とする請求項13に記載の位相差を有する制御電
    圧発生装置。
  15. 【請求項15】 前記入力信号が保有する、前記電子装
    置の固有の機能を制御する情報の固有のレベルを変える
    際の度合いに関する情報は、 パルス幅変調信号の幅の変化、あるいは、 アナログ信号の振幅の変化であること、 を特徴とする請求項1に記載の位相差を有する制御電圧
    発生装置。
  16. 【請求項16】 前記制御電圧発生装置は、 前記第1駆動信号をバッファリングして、バッファリン
    グされた結果を出力する第1バッファと、 2≦n≦Nの場合において、前記第n駆動信号をバッフ
    ァリングして、バッファリングされた結果を出力する第
    nバッファと、 をさらに含んで構成されること、を特徴とする請求項1
    に記載の位相差を有する制御電圧発生装置。
  17. 【請求項17】 前記第1バッファまたは前記第nバッ
    ファから出力されるバッファリングされた結果は、 前記電子装置の第1〜第N負荷に各々前記制御電圧とし
    て供給されること、を特徴とする請求項16に記載の位
    相差を有する制御電圧発生装置。
  18. 【請求項18】 前記第1バッファまたは前記第nバッ
    ファは、 前記第1駆動信号または前記第n駆動信号と接続される
    ベースと、前記制御電圧と接続されるコレクタと、基準
    電位と接続されるエミッタと、を有するバイポーラトラ
    ンジスターであること、 を特徴とする請求項16に記載の位相差を有する制御電
    圧発生装置。
  19. 【請求項19】 前記電子装置の固有の機能を制御する
    情報の固有のレベルは、 前記電子装置が映像ディスプレイ装置の場合、映像をデ
    ィスプレイする機能における映像の輝度レベルに該当
    し、 前記電子装置が水平出力トランスの場合、高電圧及び高
    電流を生じる機能における前記高電圧及び前記高電流の
    レベルに該当すること、 を特徴とする請求項1に記載の位相差を有する制御電圧
    発生装置。
  20. 【請求項20】 前記制御電圧を入力する前記電子装置
    の第1〜第N(ここで、Nは2以上の正数)負荷の各々
    は、 前記電子装置が映像ディスプレイ装置で液晶表示装置で
    ある場合、前記液晶表示装置のランプに該当し、 前記電子装置が映像ディスプレイ装置でプラズマ表示装
    置である場合、前記プラズマ表示装置の電極に該当し、 前記電子装置が映像ディスプレイ装置で陰極線管である
    場合、前記陰極線管の偏向ヨークの水平または垂直コイ
    ルに該当し、 前記電子装置が水平出力トランスである場合、前記水平
    出力トランスの2次側に該当すること、 を特徴とする請求項1に記載の位相差を有する制御電圧
    発生装置。
  21. 【請求項21】 第1〜第N(ここで、Nは2以上の正
    数)負荷を有する電子装置に含まれ、前記第1〜第N負
    荷に制御電圧を供給することにより、前記電子装置の固
    有の機能を制御する情報の固有のレベルを変える、制御
    電圧発生装置において、 三角波信号を発生させる段階と、 入力信号、及び、前記三角波信号を発生させる段階にて
    発生された前記三角波信号を入力して、互いに位相差を
    有する第1〜第N駆動信号を発生させる段階と、 を含むことを特徴とする位相差を有する制御電圧発生方
    法。
  22. 【請求項22】 前記入力信号は、前記電子装置の固有
    の機能を制御する情報の固有のレベルを変える際の度合
    いに関する情報を保有すること、を特徴とする請求項2
    1に記載の位相差を有する制御電圧発生方法。
  23. 【請求項23】 前記第1〜第N駆動信号を発生させる
    段階は、 前記入力信号と前記三角波信号とを比較して、第1駆動
    信号を発生させる段階と、 2≦n≦Nの場合において、相異なるN−1個のタイミ
    ングで、前記入力信号を反転させた信号と前記三角波信
    号とを比較して、第n駆動信号を発生させる段階と、 をさらに含むこと、を特徴とする請求項21に記載の位
    相差を有する制御電圧発生方法。
  24. 【請求項24】 前記第1〜第N駆動信号を発生させる
    段階は、 前記電子装置の固有の機能を制御する情報の固有のレベ
    ルを変える際の度合いと比例する信号を入力して平滑化
    し、平滑化した結果を前記入力信号として出力する平滑
    化段階、 をさらに含むこと、を特徴とする請求項21に記載の位
    相差を有する制御電圧発生方法。
  25. 【請求項25】 前記第1〜第N駆動信号を発生させる
    段階は、 前記第1駆動信号をバッファリングして、バッファリン
    グされた結果を前記電子装置の第1負荷に供給される制
    御電圧として出力する段階と、 2≦n≦Nの場合において、前記第n駆動信号をバッフ
    ァリングして、バッファリングされた結果を前記電子装
    置の第2〜第N負荷に供給される制御電圧として出力す
    る段階と、 をさらに含むこと、を特徴とする請求項21に記載の位
    相差を有する制御電圧発生方法。
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