JP2003044083A - 音データ再生装置 - Google Patents

音データ再生装置

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JP2003044083A
JP2003044083A JP2001229812A JP2001229812A JP2003044083A JP 2003044083 A JP2003044083 A JP 2003044083A JP 2001229812 A JP2001229812 A JP 2001229812A JP 2001229812 A JP2001229812 A JP 2001229812A JP 2003044083 A JP2003044083 A JP 2003044083A
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reproducing device
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Application number
JP2001229812A
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English (en)
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Manabu Otsu
學 大津
Mikio Otsuki
幹雄 大槻
Norihiko Nakamura
徳彦 中村
Fujiro Komata
藤郎 小俣
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、デジタル処理された音デー
タを再生する音データ再生装置に係り、詳しくは、音の
種類毎に音データを分離して出力するようにした音デー
タ再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の課題は、記録媒体に格納された
音楽データから音の種類毎に音データを再生する音デー
タ再生装置であって、音の種類毎に周波数帯域を対応さ
せて音種類情報を管理する音種類管理手段と、上記記録
媒体から読み取った音データの音声認識を行なう音声認
識手段と、上記音種類管理手段で管理される音種類情報
に基づいて、上記音声認識手段によって認識された音デ
ータの周波数から音の種類を分析する分析手段と、上記
分析手段による分析結果に基づいて、音の種類毎に音デ
ータを再生して異なる出力ユニットから出力させる音出
力手段とを有する音データ再生装置によって達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル処理され
た音データを再生する音データ再生装置に係り、詳しく
は、音の種類毎に音データを分離して出力するようにし
た音データ再生装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音楽が収録されたCD−ROMか
らの再生方法は、一般には、ユーザーが選曲した音楽を
再生して出力する。また、今日の技術の発達によって、
シンセサイザーで記録された音楽の場合、異なる楽器音
(音色)毎に別のトラックで記録することによって、ユ
ーザーが所望する楽器のみの旋律を再生することができ
るようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来における再生方法において、ユーザーが所望する音色
のみを抽出して再生する技術は、シンセサイザー等の特
殊な音合成装置によって記録された音楽に限定されてお
り、一般に広く普及し販売されているCD−ROMに記
録された音楽から所望の音色のみの旋律を再生すること
ができない。
【0004】そこで、本発明の課題は、音の種類毎に音
データを分離して出力するようにした音データ再生装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、記録媒体に格納された音楽データから音
の種類毎に音データを再生する音データ再生装置であっ
て、音の種類毎に周波数帯域を対応させて音種類情報を
管理する音種類管理手段と、上記記録媒体から読み取っ
た音データの音声認識を行なう音声認識手段と、上記音
種類管理手段で管理される音種類情報に基づいて、上記
音声認識手段によって認識された音データの周波数から
音の種類を分析する分析手段と、上記分析手段による分
析結果に基づいて、音の種類毎に音データを再生して異
なる出力ユニットから出力させる音出力手段とを有する
ように構成される。
【0006】本発明において、ユーザーは、所望する音
色による演奏部分のみを抽出できると共に、ユーザーが
所望するスピーカーに出力させることができる。
【0007】また、ユーザーは、演奏に合せて所望する
映像をスピーカーと対応させて表示することができる。
【0008】更に、本発明は、ユーザーが指定した音色
の旋律を、ユーザーが所望する別の音色で出力させるよ
うに構成することもできる。
【0009】また、周波数帯域で特定可能な音を予め音
種類管理手段に設定しておくことによって、音楽に限ら
ず、種々の音が混在するような音データに対しても適応
可能であることは言うまでもない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の第一実施例に係る音デー
タ再生装置の構成を示す図である。図1において、音デ
ータ再生装置1000は、主に、データ再生装置100
0全体を制御するCPUチップと、所定時間に割り込み
を発生させるスケジュール管理手段と、映像を表示する
映像再生手段と、音データを再生する音声再生手段とで
構成される。
【0012】詳しくは、CPUチップは、プログラムを
起動してデータ再生装置1000全体を制御するCPU
(中央演算処理ユニット)11と、該プログラムが格納
されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random
Access Memory)等を有するメモリ12と、音声及び動
画を復号する音声・動画デコーダ13と、画像データを
記憶するVRAM(Video Random Access Memory)14
と、グラフィック処理を制御するグラフィックコントロ
ーラーと、サウンド処理を制御するサウンドコントロー
ラー16と、タイマー処理を行なうためのプログラムタ
イマー17と、時間を刻む時計マイコン18と、ユーザ
ーが操作するための操作部21と、デジタル処理された
音データが記録されたCDを読み取るCDデータ分析部
22と、映像再生手段によって再生される映像データを
入力するための外部入力部23と、音データ再生装置1
000の電源25のオンオフを切り換えるスイッチ24
と、音データ再生装置1000の主電源となる電源25
とで構成される。
【0013】スケジュール管理手段は、プログラムタイ
マー17と、時計マイコン18と、時計専用にパワーを
提供する2次電源26とで構成される。映像再生手段
は、VRAM14と、グラフィックコントローラー15
と、映像を表示するLCD(Liquid Crystal Display)
表示部LCD1とで構成される。LCD表示部LCD1
は、スピーカーSP1、SP2及びSP3のいずれか1
つと対応し、所定の映像を音楽が演奏されている間表示
する。映像は、外部入力部23から例えばコンパクト・
フラッシュ(C/F)、スマートメディア等によりメモ
リ12(図2に示す映像データ格納部52)に格納され
る。格納された映像が、音楽が演奏される際に読み出さ
れLCD表示部LCD1に表示されるようにすれば良
い。
【0014】音声再生手段は、サウンドコントローラー
16と、所定音色で音を出力する複数のスピーカーSP
1、SP2、SP3、...。便宜上、以下説明におい
て、音声再生手段は、3つのスピーカーSP1、SP2
及びSP3を有する構成とするが、スピーカーの個数を
制限するものではない。
【0015】図2は、音色を分離するための機能構成例
を示す図である。図2において、音色を分離するための
機能は、CD221に格納された音データを分析してメ
モリ12に提供するCDデータ分析部22と、提供され
た音データに基づいて音色を特定するプログラムを有す
るメモリ12とで実現される。
【0016】CDデータ分析部22は、CD221と、
デジタル信号圧縮・伸長部223とを有し、ドライバに
設定されたCD221から記録されている音データを読
み取ったデジタル信号を、デジタル信号圧縮・伸長部2
23で伸長してメモリ12へ該音データを提供する。
【0017】メモリ12は、音データの音声認識を行な
う音声認識部121と、音声認識部121で認識された
データをサンプリングしたサンプル音データに基づいて
音色を特定する音声分析プログラム123と、楽器毎に
周波数帯域を対応させた音声辞書125と、音データの
波形を編集及び分析して音を合成することによって再生
音データを制作する音声合成部127と、再生音データ
をMP3(Mpeg audiolayer 3)で圧縮してトラック毎
に格納するMP3デコーダコア129と、ユーザーが設
定した情報を格納するユーザー設定情報格納部51と、
映像データ格納部52とを有する。
【0018】メモリ12は、CDデータ分析部22によ
って音データが提供されると音声分析プログラム123
を起動して、CDのトラック毎に音データの楽器を特定
してMP3デコーダコア129に記録(録音)する。
【0019】音データが出力される際には、CPU11
の制御により、ユーザー設定情報格納部51に格納され
たユーザー設定情報に基づいて、ユーザーが所望する楽
器に応じたトラックの再生音データがMP3デコーダコ
ア129から取り出され音声・動画デコーダ13で復号
され、サウンドコントローラーによってユーザーが所望
するスピーカーから該楽器によって演奏される音楽が出
力される。また、音楽の出力時に、映像データ格納部5
2から映像データが取り出され音声・動画デコーダ13
で復号されてVRAM14に格納される。格納された映
像データは、グラフィックコントローラー15によって
LCD表示部LCD1に表示される。
【0020】このような制御によって、ユーザーは、所
望する音色による演奏と、所望の映像の表示とを同時に
楽しむことができる。
【0021】次に、ユーザーが操作する操作部21につ
いて説明する。
【0022】図3は、操作部の例を示す図である。図3
において、操作部21は、画面を表示するLCD表示部
215と、表示された画面を制御するファンクション・
キー31と、モニター・ボタン32とを有する。ファン
クション・キー31は、5つのキーを有し、中央に位置
しFで示される円形のキー310は、LCD215に表
示される画面を切り換えるためのキーであって、上キー
311及び下キー312また左キー313及び右キー3
14は、表示された画面から所望の項目を選択するキー
である。キー310の押下によってLCD表示部215
に表示される画面は、例えば、分析設定画面40、CD
設定画面41、曲目設定画面42、スピーカー設定画面
43、音色設定画面44、報時設定画面45、時刻設定
画面46等がある。
【0023】電源25による電源投入後、LCD表示部
215には、初期画面として分析設定画面40が表示さ
れる。分析設定画面40は、例えば、ユーザーが予め所
望する音色(楽器)を設定するための「特定音色のみを
設定しますか。」と、演奏している全ての音色(楽器)
を分析するための「オールラウンドですか。」等の選択
項目を表示する。ユーザーは、上キー311及び下キー
312の押下によって、何れかを指定して選択する。
【0024】続けて、CD設定画面41がLCD表示部
215に表示される。CD設定画面41は、例えば、C
Dの設定内容として、ユーザーへCDをセットするよう
に促す「CDセットして下さい。」、セットされたCD
がCDデータ分析部22によって読み取り中であること
を示す「CD読み取り」、音声合成部127によって音
色が制作されMP3デコーダコア129へ格納中である
ことを示す「録音中」、MP3デコーダコア129へ格
納が完了したことを示す「録音完了」等が表示され、現
在の状態が●で示される。
【0025】「録音完了」状態となると、曲目設定画面
42がLCD表示部215に表示される。曲目設定画面
42には、例えば、「曲目を選んでください。」のメッ
セージと共に、CDから読み取った曲のリストが表示さ
れる。ユーザーは、ファンクション・キー31の操作に
よって所望の曲を選択する。
【0026】曲の選択後、スピーカー設定画面43がL
CD表示部215に表示される。スピーカー設定画面4
3には、例えば、「どのスピーカーより出力します
か。」のメッセージと共に、スピーカーの数だけ番号
が、例えば「スピーカー1」、「スピーカー2」及び
「スピーカー3」のように表示される。ユーザーは、ス
ピーカー番号に対応させてスピーカーの位置を設定す
る。例えば、「スピーカー1」を中央、「スピーカー
2」を左側、「スピーカー3」を右側に対応させるよう
にスピーカーの位置情報を設定する。
【0027】スピーカーの位置を設定後、音色設定画面
44がLCD表示部215に表示される。音色設定画面
44には、「音色を選択してください。」のメッセージ
と共に、スピーカー番号とその位置情報が表示される。
ユーザーは、スピーカー番号に対応させてそのスピーカ
ーから出力させる音色(楽器)を設定する。音声辞書1
25に登録されている楽器リストを表示させるように
し、ユーザーは、その楽器リストからファンクション・
キー31を押下することによって所望の楽器を選択する
ようにすれば良い。例えば、「スピーカー1」に「ピア
ノ」、「スピーカー2」に「ギター」、「スピーカー
3」に「チェロ」を対応させる。
【0028】音色の設定後、演奏をすぐに行なわない場
合、報時設定画面45がLCD表示部215に表示され
る。報時設定画面45にて、例えば、ユーザーは、所望
の時刻を必要に応じて複数設定しても良い。また、報時
設定画面45にて、設定した複数の時刻から有効となる
時刻を選択するようにしても良い。更に、以前に設定さ
れた時刻の削除又は新規に追加ができるようにしても良
い。
【0029】追加を行なう場合、時刻設定画面46がL
CD表示部215に表示される。例えば、「いつ演奏し
ますか。」のメッセージと共に、時刻設定画面46に表
示される「○月○日○時○分」の空欄(○印)に、ユー
ザーは、ファンクション・キー31を操作することによ
って昇降する数字から所望の数字を当てはめるようにし
て時刻を設定する。
【0030】図3に示される画面40から46は、一例
であって、これによって画面の構成を限定するものでは
ない。少なくとも上述されるユーザーによって設定され
る事項が、操作部21によって提供されれば良い。
【0031】図4は、音データ再生装置による一連の処
理を説明するフローチャート図である。図4より、音デ
ータ再生装置1000のCPUチップは、操作部21の
LCD表示部215に分析設定画面40を表示する。ユ
ーザーの設定を判断、つまり、「特定音色を設定します
か。」を選択したか否かを判断する(ステップS5
0)。ユーザーが「特定音色を設定しますか。」を選択
し、音色を特定した場合、その音色をメモリ12に格納
して、ステップS52へ進む。一方、ユーザーが「特定
音色を設定しますか。」を選択しなかった場合、ステッ
プS52へ進む。
【0032】LCD表示部215に「CDプレーヤーに
CDをセット下さい。」のメッセージと共に、CD設定
画面41を表示する(ステップS52)。ユーザーが、
CDプレーヤーにCDをセットすると、「CDの内容を
記録します。」等のメッセージによって状態をユーザー
へ通知する(ステップS53)。メモリ12の音声分析
プログラム123によって、データ−分析を開始する
(ステップS54)。CPUチップは、CDの読み取り
が完了したか否かを判断する(ステップS55)。完了
していない場合、ステップS52へ戻り、上記同様の処
理を繰り返す。一方、完了している場合、ステップS5
6へ進む。
【0033】「曲目を選んでください。」のメッセージ
と共に、曲目設定画面42をLCD表示部215に表示
する(ステップS56)。ユーザーが曲目設定画面42
で曲目を選択すると、「どのスピーカーより出力します
か。」のメッセージと共に、スピーカー設定画面43を
LCD表示部215に表示する(ステップS57)。ユ
ーザーがスピーカー設定画面43でスピーカーの位置を
設定すると、「音色を選択してください。」のメッセー
ジと共に、音色設定画面44をLCD表示部215に表
示する(ステップS58)。CPUチップは、ユーザー
による設定が完了したか否かを判断する(ステップS5
9)。設定が完了していない場合、ステップS56へ戻
り、上記同様の処理を繰り返す。
【0034】一方、設定が完了している場合、「今すぐ
演奏しますか。」をLCD表示部215に表示し、ユー
ザーの選択を判断する(ステップS60)。今すぐ演奏
する場合、ステップS70へ進む。一方、今すぐ演奏し
ない場合、報時設定画面45をLCD表示部215に表
示する(ステップS61)。更に、「いつ演奏します
か。」のメッセージと共に、時刻設定画面46をLCD
表示部215に表示し、ユーザーに時刻の設定を促す
(ステップS62)。ユーザーによって設定された時刻
をメモリ12に格納して設定を完了する(ステップS6
3)。
【0035】CPUチップは、「設定項目は完了です
か。」をLCD表示部215に表示して、ユーザーの選
択を判断する(ステップS64)。設定項目が完了して
いない場合、「もう一度、設定をやり直してくださ
い。」をLCD表示部215に表示して、ステップS5
6へ戻る。一方、設定項目が完了している場合、CPU
チップは、セット完了処理を行ない(ステップS6
7)、現在の時刻が設定時刻か否かを判断する(ステッ
プS68)。設定時刻でない場合、設定時刻と対応させ
て上記処理によってユーザーが設定した情報をメモリ1
2に格納して、一時的に保留する(ステップS69)。
一方、設定時刻の場合、ステップS70へ進む。
【0036】ステップS70において、CPUチップ
は、音声再生手段に対し音楽演奏の出力を指示し、ま
た、映像再生手段に対し所定の映像の表示を指示する。
音声再生手段のサウンドコントローラー16は、演奏開
始指示に応じて、メモリ12からユーザーが設定したス
ピーカーの位置情報を取得し、また、音声・動画デコー
ダ13からデジタル情報の合成データを取得して、十分
な情報をユーザーから取得できたか否かを判断する(ス
テップS71)。情報が十分でない場合、「設定指示が
ありません。」をLCD表示部125に表示して(ステ
ップS66)、ステップS57へ進む。一方、十分な情
報を取得できている場合、取得したデジタル情報の合成
データをアナログ変換して、出力すべきスピーカーから
所定の音色で演奏される音楽を出力させる。例えば、左
側のスピーカー(スピーカー2)からはギターで、右側
のスピーカー(スピーカー3)からはチェロで、中央の
スピーカー(スピーカー1)からはピアノで演奏される
音楽(旋律)が出力される。また、映像再生手段のLC
D表示部LCD1には、ユーザーが所望する映像が表示
される。例えば、LCD表示部LCD1が中央のスピー
カーと共に備えられる場合、中央に映像が表示される。
【0037】次に、各スピーカーに対応させて映像を表
示させる場合について説明する。各スピーカーに対応さ
せて映像を表示させることによって、例えば、ピアノの
演奏を出力する中央のスピーカー位置にピアノの映像
を、ギターの演奏を出力する左側のスピーカー位置にギ
ターの映像を、チェロの演奏を出力する右側のスピーカ
ー位置にチェロの静止画又は動画の映像を表示させるこ
とが可能となる。
【0038】図5は、本発明の第二実施例に係る音デー
タ再生装置の構成を示す図である。図5中、図1と同一
の構成部分には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。また、本発明の第二実施例に係る音データ再生装置
2000を実現するためのCDデータ分析部22及びメ
モリ12の機能構成は、第一実施例におけるCDデータ
分析部22及びメモリ12と同様である。また、音デー
タ再生装置2000における一連の処理も図4に示され
るフローチャートに従って実現される。
【0039】図5において、音データ再生装置2000
は、映像再生手段に、音声再生手段に備えられた複数の
スピーカーSP1、SP2、SP3、...の夫々に対
応した複数のLCD表示部LCD1、LCD2、LCD
3、...を有するように構成される。説明の便宜上、
スピーカーSP1、SP2及びSP3とし、夫々に対応
した複数のLCD表示部をLCD1、LCD2及びLC
D3とする。
【0040】第二実施例において、ユーザーは、外部入
力部23から所望の複数の映像データをメモリ12の映
像データ格納部52へ格納する。映像データは、例え
ば、C/F等のメディアから映像データ格納部52へ格
納される。この際、ユーザーは、映像データをどのスピ
ーカーに対応させたいかを設定できるようにすれば良
い。グラフィックコントローラー15は、CPU11か
らの指示に応じて、各LCD表示部LCD1、LCD2
及びLCD3へユーザーの設定に基づいて、所定の映像
が表示されるように制御する。
【0041】この第二実施例によって実現される室内イ
メージは、例えば、図6に示されるようになる。
【0042】図6は、室内イメージを示す図である。図
6において、例えば、中央にスピーカーSP1、左側に
スピーカーSP2、右側にスピーカーSP3が位置し、
また、中央にLCD表示部LCD1、左側にLCD表示
部LCD2、右側にLCD表示部LCD3が位置する場
合の例が示されている。そして、ユーザーが、例えば、
中央にバイオリン、左側にチェロ、右側にピアノを配置
させた臨場感を楽しみたい場合、ユーザー設定によっ
て、中央スピーカーSP1からバイオリンの旋律が、左
側スピーカーSP2からチェロの旋律が、右側スピーカ
ーSP3からピアノの旋律が出力され、かつ、中央LC
D表示部LCD1にはバイオリン奏者の映像が、左側L
CD表示部LCD2にチェロ奏者の映像が、右側LCD
表示部LCD3にピアノ奏者の映像が表示されるように
することができる。また、このユーザー設定において、
ユーザー自身がフルート等の別の楽器を演奏することに
よって、自分が実際に演奏しているかのような状況を演
じることができる。
【0043】図6では、全てのスピーカー及びLCD表
示部を一室に設けた場合を示しているが、別々の部屋に
スピーカー及びLCD表示部を配置しても良い。
【0044】上記第一及び第二実施例において、本発明
は、ユーザーが所望する音色による演奏部分のみを抽出
すると共に、ユーザーが所望するスピーカーに出力させ
ることができる。
【0045】また、本発明は、演奏に合せて所望する映
像をスピーカーと対応させて表示することができる。
【0046】更に、本発明において、ユーザーが指定し
た音色の旋律を、ユーザーが所望する別の音色で出力さ
せるようにしても良い。
【0047】また、本発明は、上記実施例において、音
楽に適用した例を説明したが、周波数帯域で特定可能な
音を予め設定しておくことによって、音楽に限らず、種
々の音が混在するような音データに対しても適応可能で
あることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明は、
記録媒体に格納された音楽データを、音声認識手段と音
の種類を予め定義した音種類管理手段とによって、音の
種類毎に対応する音データを抽出することができる。ま
た、音の種類毎に抽出された複数の音データは再生後、
異なる複数の出力ユニットから出力することができる。
更に、出力ユニットに対応する表示ユニットに所望の映
像を表示させることができる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る音データ再生装置の
構成を示す図である。
【図2】音色を分離するための機能構成例を示す図であ
る。
【図3】操作部の例を示す図である。
【図4】音データ再生装置による一連の処理を説明する
フローチャート図である。
【図5】本発明の第二実施例に係る音データ再生装置の
構成を示す図である。
【図6】室内イメージを示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリ 13 音声・動画デコーダ 14 VRAM 15 グラフィックコントローラー 16 サウンドコントローラー 22 CDデータ分析部 23 外部入力部 221 CD 223 デジタル信号圧縮・伸長部 121 音声認識部 123 音声分析プログラム 125 音声辞書 127 音声合成部 129 MP3デコーダコア 1000、2000 音データ再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 19/00 G10L 9/18 J G11B 20/10 321 3/00 551G A (72)発明者 中村 徳彦 東京都墨田区錦糸1丁目2番1号 リズム 時計工業株式会社内 (72)発明者 小俣 藤郎 東京都墨田区錦糸1丁目2番1号 リズム 時計工業株式会社内 Fターム(参考) 5D015 AA06 CC01 5D044 AB05 BC03 CC04 FG23 FG30 GK14 5D045 DA20 5D378 GG06 KK32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に格納された音楽データから音
    の種類毎に音データを再生する音データ再生装置であっ
    て、 音の種類毎に周波数帯域を対応させて音種類情報を管理
    する音種類管理手段と、 上記記録媒体から読み取った音データの音声認識を行な
    う音声認識手段と、 上記音種類管理手段で管理される音種類情報に基づい
    て、上記音声認識手段によって認識された音データの周
    波数から音の種類を分析する分析手段と、 上記分析手段による分析結果に基づいて、音の種類毎に
    音データを再生して異なる出力ユニットから出力させる
    音出力手段とを有する音データ再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音データ再生装置であっ
    て、 上記分析手段による分析結果に基づいて、音の種類毎に
    合成して制作した音データを格納する音格納手段とを有
    し、 上記音格納手段から音の種類毎に音データを取得するよ
    うにした音データ再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の音データ再生装置であっ
    て、 ユーザーが再生させたい音の種類を取得する音種類取得
    手段と、 上記音種類取得手段によって取得した所望の音の種類に
    応じた音データを上記音格納手段から取得するようにし
    た音データ再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項記載の音
    データ再生装置であって、 上記音種類取得手段は、ユーザーが、再生させたい音の
    種類を有する音データを出力させる出力ユニットの出力
    情報を取得するようにし、 上記音出力手段は、上記出力情報に基づいて、上記音出
    力手段と同期して音の種類に対応する音データを出力さ
    せるようにした音データ再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項記載の音
    データ再生装置であって、 ユーザーから表示させたい映像データを取得する映像取
    得手段を有し、 上記映像取得手段によって取得した映像データを上記出
    力ユニットに対応する表示ユニットに表示させるように
    した映像表示手段とを有するようにした音データ再生装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の音データ再生装置であっ
    て、 上記映像取得手段は、複数の映像データを取得するよう
    にし、 上記映像表示手段は、上記複数の映像データを複数の表
    示ユニットに夫々表示させるようにした音データ再生装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項記載の音
    データ再生装置であって、 ユーザーが所望する報時時刻を取得する時刻取得手段を
    有し、 上記報時時刻に、上記音出力手段を有効にするようにし
    た音データ再生装置。
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