JP2003043883A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2003043883A
JP2003043883A JP2001225545A JP2001225545A JP2003043883A JP 2003043883 A JP2003043883 A JP 2003043883A JP 2001225545 A JP2001225545 A JP 2001225545A JP 2001225545 A JP2001225545 A JP 2001225545A JP 2003043883 A JP2003043883 A JP 2003043883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
image
vibrating
cleaning member
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001225545A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Otsuka
圭三 大柄
Atsushi Asai
淳 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001225545A priority Critical patent/JP2003043883A/ja
Priority to US10/201,990 priority patent/US6801747B2/en
Priority to DE60233777T priority patent/DE60233777D1/de
Priority to EP02016634A priority patent/EP1280022B1/en
Publication of JP2003043883A publication Critical patent/JP2003043883A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなコストアップを伴なうことなく、クリ
ーニングブレードに対して凝集し成長した残留トナーを
除去するのに十分な振動を与えることができ、且つクリ
ーニングブレードに振動が入力されたときの残留トナー
のすり抜けを防止できること。 【解決手段】 感光体ドラム11の付着物を除去するク
リーニング装置17において、感光体ドラム11に当接
して付着物を除去するクリーニングブレード43と、前
記クリーニングブレード43と別体に設けられ前記クリ
ーニングブレード43を振動させる加振手段51と、前
記加振手段51の動作を制御する制御回路55と、を有
し、前記クリーニングブレード43を振動させる加振手
段51が前記感光体ドラム11の停止時に動作すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等において像担持体表面を清掃するク
リーニング装置及びこれを備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像形成装置におけるクリーニング装置において、像担持
体を清掃するクリーニング部材としてクリーニングブレ
ードを有するものが知られている。
【0003】例えば電子写真方式の画像形成装置におい
ては、帯電プロセス、露光プロセス、現像プロセスの各
画像形成プロセスを経て感光体ドラム(像担持体)上に
トナー像を形成し、このトナー像を転写プロセスによっ
て感光体ドラム上から転写材(例えば紙)上に転写され
る。この転写プロセスにおいて、感光体ドラム上のトナ
ー像を構成するトナーは、そのすべてが転写されるわけ
ではなく、少量のトナーが感光体ドラム表面に残る。こ
のようにして感光体ドラム表面に残ったトナー(以下
「残留トナー」という。)は、上述のクリーニングブレ
ードによって除去される。
【0004】図9に示すように、クリーニングブレード
61のエッジ61aを感光体ドラム11表面に当接さ
せ、これにより感光体ドラム11表面に付着している残
留トナーを掻き取るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例によると、以下のような問題があった。
【0006】図9に示すように、感光体ドラム11に当
接されているクリーニングブレード61のエッジ61a
近傍には、感光体ドラム11表面から掻き取った残留ト
ナーが凝集している。通常、凝集した残留トナーは、あ
る程度の大きさでクリーニング装置のクリーニング容器
(不図示)に落下するため問題になることはない。
【0007】ところが、近年の画像形成装置の高速化に
より感光体ドラム11の周速度(プロセススピード)が
上昇した影響と環境条件とによっては、凝集した残留ト
ナーが落下せず成長を続け、クリーニングブレード61
のエッジ61aのニップNをすり抜けてしまう現象が発
生することが判明した。問題とは、こうしてすり抜けた
残留トナーは、次の画像形成時に後続の転写材(シート
材)に筋状に転写されるため画像不良となってしまうと
いう問題である。
【0008】クリーニングブレードのクリーニング性向
上の手段としては、特開平6−4014号公報、特開平
11−174922号公報に提案されているように、ク
リーニングブレードに圧電素子による振動を印加する方
法がある。しかし、この方法は、耐久によって劣化する
クリーニングブレードに圧電素子を付けているため、劣
化したクリーニングブレードの交換時に圧電素子も同時
に交換されてしまい、コストアップになる。また、凝集
し、成長した残留トナーを除去するのに十分な振動を与
えるのが難しい等の欠点がある。また、特開平9−16
0455号に提案されているような、クリーニングブレ
ードに衝突振動を加える方法は、凝集し、成長した残留
トナーを除去するのに十分な振動を与えることが可能か
もしれないが、衝突振動が入力されたときのクリーニン
グブレードの挙動によっては残留トナーのすり抜けなど
の弊害が考えられる。
【0009】また、特開2000−112187では連
続画像形成が所定の枚数以上のときに、所定の枚数の画
像形成ごとに、感光体ドラムの回転を一時停止させるこ
とにより、クリーニング部材の形状が、感光体ドラムの
回転から停止の経過の際にわずかに変化することによ
り、感光体ドラムとクリーニング部材とのニップ部の形
状が変化する。これにより、感光体ドラムの回転を一旦
停止させることにより、ニップ部の形状が変化し、これ
により、ニップ部に固着されつつあるトナーをニップ部
から落下させることができる方法も考えられているが、
この方法では軽微の凝集した残留トナーの除去は可能で
あるが、完全とは言い難い。
【0010】また、プロセススピードが高速である機種
は本来長寿命が要求されるものであるため、長期間均一
に上記の凝集した残留トナーを除去する方法が適正画像
を維持するためにも要求される。また、適正画像を維持
する場合にも、加振手段の交換する際の作業負担及びそ
れに伴うコストアップを防止するため、加振手段の寿命
とクリーニング装置の寿命或いは画像形成装置の寿命と
の調整を図ることが更に有効とされる。
【0011】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、クリーニングブレードに対して凝集し成長した
残留トナーを除去するのに十分な振動を与えることがで
き、且つクリーニングブレードに振動が入力されたとき
の残留トナーのすり抜けを防止でき、また大きなコスト
アップを伴なうことなく、感光体ドラム上の残留トナー
を良好に除去することのできるクリーニング装置及びこ
れを備えた画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的なクリーニング装置の構成は、回転可
能なクリーニング対象物の付着物を除去するクリーニン
グ装置において、クリーニング対象物に当接して付着物
を除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材
と別体に設けられ前記クリーニング部材を振動させる加
振手段と、前記加振手段の動作を制御する制御手段と、
を有し、前記クリーニング部材を振動させる加振手段が
前記クリーニング対象物の停止時に動作することを特徴
とする。
【0013】また、上記目的を達成するための本発明の
代表的な画像形成装置の構成は、像担持体と、前記像担
持体上の転写残留トナーを除去するクリーニング装置
と、を有する画像形成装置において、前記クリーニング
装置は、前記像担持体に当接して転写残留トナーを除去
するクリーニング部材と、前記クリーニング部材と別体
に設けられ前記クリーニング部材を振動させる加振手段
と、を有し、更に前記像担持体の回転及び前記加振手段
の動作を制御する制御手段を有し、前記クリーニング部
材を振動させる加振手段が前記像担持体の停止時に動作
することを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、加振手段がクリーニン
グ部材と別体に設けられ、加振手段が像担持体の停止時
に動作するので、クリーニング部材に対して付着物を除
去するのに十分な振動を与えることができ、且つクリー
ニング部材に振動が入力されたときの付着物のすり抜け
を防止でき、また大きなコストアップを伴なうことな
く、像担持体上の付着物を良好に除去することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、各図面において同一
の符号を付したものは、同一の構成又は作用をなすもの
であり、これらについての重複説明は適宜省略した。
【0016】〔第1実施形態〕図面を参照して本発明の
第1実施形態に係るクリーニング装置を備えた画像形成
装置について詳しく説明する。
【0017】[画像形成装置]図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
レーザビームプリンタであり、同図はその概略構成を示
す縦断面である。なお、以下では、本発明に係るクリー
ニング装置17(後述)がクリーニング対象とするクリ
ーニング対象物が、感光体ドラム11である場合を例に
説明する。
【0018】同図に示すレーザビームプリンタ(以下
「画像形成装置」という。)は、プリンタ部(画像形成
部)1と、リーダ部(画像読取部)2とを備えている。
【0019】このうちプリンタ部1には、像担持体とし
てドラム型の電子写真感光体(以下「感光体ドラム」と
いう。)11が配設されており、感光体ドラム11の周
囲には、その回転方向(矢印方向)に沿ってほぼ順に、
一次帯電器(一次帯電手段)12、露光装置(露光手
段)13、現像器(現像手段)14、転写帯電器15、
分離帯電器16、クリーニング装置(クリーニング手
段)17が配設されている。また、転写材(例えば紙)
Pの搬送方向に沿ってその上流側から順に、給紙カセッ
ト18a,18b、給紙ローラ19a,19b、レジス
トローラ20、搬送ベルト21、定着ローラ22aと加
圧ローラ22bとを有する定着器(定着手段)22、そ
して、排出ローラ23が配設されている。
【0020】一方、リーダ部2には、プラテンガラス3
1、原稿押圧板32、光源33、反射ミラー34a,3
4b,34c、レンズ35、CCD(光電変換素子)3
6、画像処理部37等が配設されている。
【0021】上述構成の画像形成装置は、プリンタ部1
において、感光体ドラム11が駆動手段(不図示)によ
って矢印方向に所定のプロセススピード(周速度)、本
実施形態では480mm/secで回転駆動され、その
表面が一次帯電器12によって所定の極性・電位に均一
に帯電される。一方、リーダ部2においては、プラテン
ガラス31上に載置されて原稿押圧板32によって押圧
された原稿(不図示)は、その画像面(下面)が光源3
3によって照射され、その反射光が反射ミラー34a,
34b,34cによって反射され、さらにレンズ35を
透過してCCD36に入力される。こうしてCCD36
に入力された光は、画像処理部37によって種々の周知
の画像処理が施された後、電気信号38に変換され、画
像情報として、プリンタ部1側の露光装置13に入力さ
れる。
【0022】露光装置13のレーザスキャナ13aは、
画像情報に応じて変調され、反射ミラー13bを介し
て、上述の露光後の感光体ドラム11表面を露光する。
この露光により、感光体ドラム11表面に静電潜像が形
成される。
【0023】この静電潜像は、現像器14によって現像
される。現像器14には、現像剤(トナー)が収納され
ており、このトナーは、現像スリーブ14aに現像バイ
アスを印加することにより、感光体ドラム11表面の静
電潜像に付着されて静電潜像をトナー像として現像す
る。
【0024】こうして感光体ドラム11上に形成された
トナー像は転写材Pに転写される。転写材Pは、給紙カ
セット18a又は給紙カセット18bから給紙ローラ1
9a又は給紙ローラ19bによって給紙され、レジスト
ローラ20によって感光体ドラム11上のトナー像とタ
イミングを合わせるようにして、感光体ドラム11と転
写帯電器15との間の転写部に供給される。感光体ドラ
ム11上のトナー像は、転写帯電器15に転写バイアス
を印加することで、転写材P上に転写される。
【0025】トナー像転写後の転写材Pは、分離帯電器
16によって感光体ドラム11表面から分離され、搬送
ベルト21によって定着器22に搬送され、ここで定着
ローラ22a、加圧ローラ22bによって加熱、加圧さ
れて表面にトナー像が定着された後、排出ローラ23に
よって画像形成装置本体外部に排出される。
【0026】一方、トナー像転写後の感光体ドラム11
は、転写時に転写材Pに転写されないで表面に残った残
留トナー(付着物)がクリーニング装置17によって除
去され、次の画像形成に供される。なお、クリーニング
装置17については後に詳述する。
【0027】なお、図1中には、原稿押圧板32の上部
には、プラテンガラス31上に自動的に原稿を供給し、
またプラテンガラス31上から自動的に原稿を排出する
自動原稿送り装置39を二点鎖線で示している。
【0028】[クリーニング装置]次に、図2を参照し
て、本発明に係るクリーニング装置17について詳述す
る。なお、図2は、感光体ドラム11の長手方向(軸方
向)に直角な方向の、クリーニング装置17の縦断面図
である。
【0029】クリーニング装置17は、フレーム(第1
のフレーム)41、フレーム(第2のフレーム)42、
クリーニングブレード(クリーニング部材)43、マグ
ネットローラ44、搬送スクリュー45、シート46、
ホルダ47、シャフト48,49、引っ張りバネ(付勢
手段)50、そして加振手段51を備えている。
【0030】このうちクリーニングブレード43は、板
状の弾性体によって形成されており、ホルダ47をフレ
ーム41にねじ止めすることにより、フレーム41とホ
ルダ47との間に挟持されるように保持されている。ク
リーニングブレード43は、その1つのエッジ43aを
感光体ドラム11表面に当接させている。当接方向は、
感光体ドラム11表面の移動方向(矢印方向)に対して
カウンタ方向である。フレーム41におけるクリーニン
グブレード43の裏面との接触面41a、及びホルダ4
7におけるクリーニングブレード43の端面との接触面
47aは、高精度に加工され、また高い位置精度で配置
されている。したがって、クリーニングブレード43
は、上述の接触面41a,47aにその一部を接触させ
た状態で、ホルダ47によって挟持することで、感光体
ドラム11に対して高い位置精度が実現できるようにな
っている。クリーニングブレード43を保持しているフ
レーム41は、加振手段51も保持している。
【0031】フレーム41は、フレーム42に対してシ
ャフト48を介して揺動自在に取り付けられている。本
実施形態では感光体ドラムの長手方向に揺動自在の構成
であるが、長手方向に揺動がされない構成にすることも
可能である。上述の引っ張りバネ50は、一方の端部が
フレーム42の一部に連結され、また、他方の端部がフ
レーム41の一部に取り付けられている。したがって、
フレーム41は、この引っ張りバネ50により、シャフ
ト48を中心にして同図中の反時計回りに付勢されてい
る。これにより、クリーニングブレード43のエッジ4
3aが適度な押圧力で感光体ドラム11表面に当接され
ている。
【0032】フレーム42は、感光体ドラム11から遠
い側において下方に延設され、また下部において感光体
ドラム11に向かって延設されている。フレーム42の
この部分によって、上述のマグネットローラ44及び搬
送スクリュー45が回転自在に支持されている。これら
マグネットローラ44、搬送スクリュー45は、駆動手
段(不図示)によって回転駆動されるようになってい
る。
【0033】マグネットローラ44は、クリーニングブ
レード43の下方に配置されていて、その表面に、クリ
ーニングブレード43によって掻き落とされた残留トナ
ーによるトナー層を形成している。このトナー層の厚さ
の規定はシート46及びシャフト49で行っている。マ
グネットローラ44は、感光体ドラム11の長手方向
(母線に沿った方向)にトナー層を接触させることで感
光体ドラム11表面にトナーを再コートする。これは、
再コートせずに残留トナーをクリーニングブレード43
によって掻き落とした場合の弊害、すなわち残留トナー
のある部分とない部分とでクリーニングブレード43と
感光体ドラム11との摩擦力が異なりクリーニングブレ
ード43に不要なビビリ(細かい振動)が発生するとい
う弊害を防止するためである。このように残留トナーを
感光体ドラム11の長手方向に再コートすることでクリ
ーニングブレード43と感光体ドラム11との摩擦力を
長手方向で安定させることができるため、クリーニング
ブレード43のビビリを防止できる。残留トナーは再コ
ートされたトナーとともにクリーニングブレード43に
よって掻き落とされ、マグネットローラ44で回収され
る。
【0034】マグネットローラ44の回転方向は、図2
に示すように感光体ドラム11に対して順方向であるこ
とが望ましいが、感光体ドラム11に対して逆方向であ
る場合にも同様の効果を得ることが可能である。
【0035】シート46はシャフト49に当接されてい
る。シート46は、マグネットローラ44に回収され、
トナー層を形成するのに余分な残留トナーを搬送スクリ
ュー45へ送る機能がある。搬送スクリュー45は残留
トナーを図示しないトナー回収容器へ搬送する。
【0036】[加振手段]図4に、本実施形態の加振手
段51の構成を示す。
【0037】加振手段51は、モータ52と、その出力
軸52aに取り付けられた錘53と、ケース54とを備
えている。モータ52は、制御手段としての制御回路5
5と接続された状態で、上述のケース54内に収納さ
れ、固定されている。さらに、内側にモータ52が固定
されたケース54は、図1に示すように、フレーム41
に固定されている。錘53は、その重心が出力軸52a
に対して一方に偏った状態で固定されているため、制御
回路55によってモータ52の出力軸52aが回転駆動
されると、モータ52から振動が発生する。この振動が
ケース54、フレーム41に伝播し、さらにクリーニン
グブレード43に伝播する。ケース54は、モータ52
にトナーが進入するのを防止する機能、及びモータ52
を拘束することでフレーム41へ振動を効率的に伝播す
る機能がある。なお、前記制御回路55は、感光体ドラ
ム11を回転駆動するためのドラムモータ56にも接続
されており、感光体ドラム11の回転を制御している。
【0038】上述構成の加振手段51は、クリーニング
ブレード43に対して凝集塊を除去するのに十分な振動
を与えることができる構成であれば、上述構成に限定さ
れるものではない。
【0039】また、加振手段51は、クリーニング装置
17のフレーム41の長手方向の中央に1個配置しても
効果があるが、この場合には、クリーニングブレード4
3の端部まで有効に振動を伝播するには大きな振動が必
要になる。このため、図5に示すように、加振手段51
をフレーム41の長手方向の両端部に配置するなど、複
数配置することで比較的小さな振動でクリーニングブレ
ード43にムラなく振動を伝播させることが可能にな
る。この場合には、加振手段51は、フレーム41の長
手方向の中心Lを基準に両端側に振り分けた位置に配置
してクリーニングブレード43の感光体ドラム11への
当接圧のバラツキが小さくなるようにすることが望まし
い。
【0040】[ブレードエッジ部]図3(a)、
(b)、(c)、(d)に、本実施形態における感光体
ドラム11表面とクリーニングブレード43のエッジ4
3aとの当接部(ニップ)Nの拡大図を示す。
【0041】感光体ドラム11に当接しているクリーニ
ングブレード43のエッジ43aには、図3(a)に示
すように、感光体ドラム11表面から掻き取った残留ト
ナーが凝集している。図3(b)に示すように、凝集し
た残留トナーが成長し続けると、クリーニングブレード
43のエッジ43aと感光体ドラム11表面との間のニ
ップNをすり抜けて、このトナーが転写材Pに付着して
画像不良となるおそれがある。このため、成長し凝集塊
となった残留トナーをクリーニングブレード43のエッ
ジ43aから除去することが必要となる。
【0042】そこで、加振手段51(図2参照)を動作
させてフレーム41を介してクリーニングブレード43
に振動を伝播させることにより(図3(c))、クリー
ニングブレード43のエッジ43aから、画像不良が発
生する前に残留トナーの凝集塊を除去するようにしてい
る(図3(d))。ところで、加振手段51を動作させ
ると、その振動がクリーニングブレード43を介して感
光体ドラム11にも伝播するため、画像形成中に行うこ
とは望ましくない。感光体ドラム11が回転中に加振手
段51を動作させると、クリーニングブレード43のエ
ッジ43aが振動により感光体ドラム11から部分的に
離間するため、感光体ドラム11上の転写残トナーがク
リーニングブレード43からすり抜け、画像不良が発生
する。従って、加振手段51を動作させるタイミングは
感光体ドラム11が完全に停止しているときである必要
がある。
【0043】画像形成装置が動作から停止段階に移行し
た時に、感光体ドラム11が完全に停止するまでには、
感光体ドラム11は慣性のためにしばらく回転を行う。
従って、感光体ドラム11を停止させる信号が発した時
間から感光体ドラム11が完全に停止する時間までは所
定の時間を要する。
【0044】そこで、本実施形態では加振手段51の動
作タイミングを以下に示す。
【0045】[加振手段の動作タイミング(シーケン
ス)]以下、加振手段51が動作するタイミングについ
て図6を用いて説明する。
【0046】例えば、朝一番に電源を投入すると、定着
器の温度が所定の温度に達していないため、定着器の温
度が所定の温度に達するため、まず定着ローラ及び加圧
ローラを停止状態で加熱し、その後両ローラを空回転さ
せるのが通例である。両ローラを空回転させる際には感
光体ドラム11も同時に回転させることも通例である。
【0047】この構成にて加振手段51を動作させるタ
イミングは、感光体ドラム11の停止後にすることがタ
イミングを取りやすい点で有効である。もちろん、感光
体ドラム11が回転を行う前に加振手段51を動作させ
ることによる効果等に関してはかわることはない。
【0048】図6のタイミングチャートに示すように、
ドラムが回転中にドラムを停止させるドラム信号が発せ
られた後に、ドラムモータへの通電がストップする。そ
のため、感光体ドラム11は停止することになるが、感
光体ドラム11の慣性による回転が残存するため、通電
無から所定時間であるA秒後に停止することになる。な
お、所定時間Aの値だが、その値は感光体ドラム11の
トルク、プロセススピード等の影響を受けるために一概
には言えないが、約0.5秒〜2秒前後である。もちろ
んそれ以外の値を採用することは何ら効果等に影響を及
ぼすことはなく、可能である。
【0049】従って、上記の感光体ドラム11の慣性に
よる回転を考慮して、ドラム信号がONからOFFにな
った時間からB秒後(所定のタイミング)に加振手段5
1の動作を行うことにより感光体ドラム11の停止時に
加振手段51の動作が可能になる。
【0050】なお、図6中C秒は加振手段51の動作時
間であり、その値は任意である。本実施形態では約0.
7秒動作させることとする。
【0051】ここで、加振手段51が動作する、感光体
ドラム11停止後の所定のタイミングであるB秒の値
は、例えば(A秒+0.1秒〜1秒前後)とすることが
できる。ここで、0.1秒〜1秒のどの値をとるかは機
種により異なり、もちろんそれ以上の値を採用すること
は何ら効果等に影響を及ぼすことはなく、可能である。
【0052】なお、上述のクリーニングブレード43
は、長期使用に伴なう摩耗により、クリーニング性能が
次第に低下していく。したがって適宜な時期に交換が必
要となる。このときでも、上述のような本実施形態の構
成であれば、ホルダ47を外すだけで簡単にクリーニン
グブレード43のみを交換することができ、交換に要す
る部品代、及び交換工数を最小限に抑えられることに加
えて、フレーム41の接触面41aの面精度によってク
リーニングブレード43の取り付け面精度を保証できる
ため、安定性が増すように工夫されている。加振手段5
1による振動入力時のクリーニングブレード43の挙動
の再現性も増すためにも取り付けの状態が安定している
ことは重要である。
【0053】上述したように、クリーニングブレード4
3とは別体で設けた加振手段51によって感光体ドラム
11の停止時にクリーニングブレード43を振動させる
ことにより、大きなコストアップを伴なうことなく、ク
リーニング対象物である感光体ドラム11とクリーニン
グブレード43との当接部(ニップN)近傍に凝集した
トナー等の付着物を除去するのに十分な振動を与えるこ
とができると共に、クリーニングブレード43に振動が
入力されたときの前記付着物のすり抜けも防止すること
ができる。
【0054】また、本発明によれば、クリーニング不良
に起因して転写材が汚染されるような画像不良を有効に
防止することができる。
【0055】〔第2実施形態〕次に本発明の第2実施形
態に係るクリーニング装置を備えた画像形成装置につい
て詳しく説明する。なお、画像形成装置、クリーニング
装置、加振手段の概略構成は前述した第1実施形態と同
様である。
【0056】本実施形態では、画像形成動作を中断して
加振手段51を動作させる場合のシーケンスを示す。
【0057】ここで、画像形成動作の中断について説明
をする。連続画像形成が所定の枚数例えば1000枚以
上の連続画像形成の際に、所定の枚数、本実施形態では
例えば1000枚の画像形成ごとに、感光体ドラム11
の回転を一時停止させることにより、クリーニングブレ
ード43の形状が、感光体ドラム11の回転から停止の
経過の際にわずかに変化することにより、感光体ドラム
11とクリーニングブレードとのニップ部の形状が変化
する。これにより、感光体ドラム11の回転を一旦停止
させることにより、ニップ部の形状が変化し、これによ
り、ニップ部に固着されつつあるトナーをニップ部から
落下させることができる効果がある。しかし、更にクリ
ーニングブレード43のエッジ43aに凝集した残留ト
ナーを除去するために、本実施形態では上記画像形成動
作の中断の際に加振手段51を動作させるものである。
【0058】図7のタイミングチャートに示すように、
ドラムが回転中にドラムを停止及び中断させるドラム信
号が発せられた後に、ドラムモータへの通電がストップ
する。そのため、感光体ドラム11は停止することにな
るが、感光体ドラム11の慣性による回転が残存するた
め、所定時間であるA秒後に停止することになる。な
お、所定時間Aの値だが、その値は感光体ドラム11の
トルク、プロセススピード等の影響を受けるために一概
には言えないが、約0.5秒〜2秒前後である。もちろ
んそれ以外の値を採用することは何ら効果等に影響を及
ぼすことはなく、可能である。
【0059】従って、上記の感光体ドラム11の慣性に
よる回転を考慮して、ドラム信号がONからOFFにな
った時間からB秒後(所定のタイミング)に加振手段5
1の動作を行うことにより感光体ドラム11の停止時に
加振手段51の動作が可能になる。
【0060】なお、図7中C秒は加振手段51の動作時
間であり、その値は任意である。本実施形態では約0.
7秒動作させることとする。
【0061】ここで、加振手段51が動作する、感光体
ドラム11停止後の所定のタイミングであるB秒の値
は、例えば(A秒+0.1秒〜1秒前後)とすることが
できる。ここで、0.1秒〜1秒のどの値をとるかは機
種により異なり、もちろんそれ以上の値を採用すること
は何ら効果等に影響を及ぼすことはなく、可能である。
【0062】その後、加振手段51の動作終了後、D秒
後に画像形成動作を継続すべく、感光体ドラム11が再
回転する。ここで、D秒の値であるが、加振手段51の
動作終了と同時にドラムの回転信号をONさせること
は、加振手段51の振動による残留振動がある可能性が
あるため、所定の時間の間隔を有することが望ましい。
【0063】従って、その所定時間の間隔にあたるD秒
の値は0.1〜1秒前後であればよい。なお、0.1秒
〜1秒のどの値をとるかは機種により異なり、もちろん
それ以上の値を採用することは何ら効果等に影響を及ぼ
すことはなく、可能である。
【0064】〔第3実施形態〕次に本発明の第3実施形
態に係るクリーニング装置を備えた画像形成装置につい
て詳しく説明する。なお、画像形成装置、クリーニング
装置、加振手段の概略構成は前述した第1実施形態と同
様である。
【0065】本実施形態では、画像形成動作を中断して
コロナ帯電器(一次帯電器12)のワイヤーを清掃する
動作時に加振手段51を動作させる場合のシーケンスを
示す。
【0066】ここで、画像形成動作を中断してコロナ帯
電器のワイヤーを清掃する動作について説明をする。連
続画像形成が所定の枚数、例えば2000枚以上の連続
画像形成の際に、所定の枚数、本実施形態では例えば2
000枚の画像形成ごとに、コロナ帯電器のワイヤーを
清掃する必要が生ずる。所定枚数おきにコロナ帯電器の
ワイヤー清掃を行わない場合には、ワイヤーの汚れによ
り放電ムラを生ずることになり、その結果、感光体ドラ
ム11上の電位不均一や転写ムラ等の問題が生ずる。従
って、所定の枚数を連続が像形成する際には、一時画像
形成動作を中断して、かかるワイヤー清掃を行うことが
通例である。従って、本実施形態ではワイヤー清掃によ
る画像形成動作の中断を利用してクリーニングブレード
43のエッジ43aに凝集した残留トナーを除去するた
めに、加振手段51を動作させるものである。
【0067】図8のタイミングチャートに示すように、
ドラムが回転中にドラムを停止及び中断させるドラム信
号が発せられた後に、ドラムモータへの通電がストップ
する。そのため、感光体ドラム11は停止することにな
るが、感光体ドラム11の慣性による回転が残存するた
め、所定時間であるA秒後に停止することになる。な
お、所定時間Aの値だが、その値は感光体ドラム11の
トルク、プロセススピード等の影響を受けるために一概
には言えないが、約0.5秒〜2秒前後である。もちろ
んそれ以外の値を採用することは何ら効果等に影響を及
ぼすことはなく、可能である。
【0068】従って、上記の感光体ドラム11の慣性に
よる回転を考慮して、ドラム信号がONからOFFにな
った時間からB秒後(所定のタイミング)に加振手段5
1の動作を行うことにより感光体ドラム11の停止時に
加振手段51の動作が可能になる。
【0069】なお、図8中C秒は加振手段51の動作時
間であり、その値は任意である。本実施形態では約0.
7秒動作させることとする。
【0070】ここで、加振手段51が動作する、感光体
ドラム11停止後の所定のタイミングであるB秒の値
は、例えば(A秒+0.1秒〜1秒前後)とすることが
できる。ここで、0.1秒〜1秒のどの値をとるかは機
種により異なり、もちろんそれ以上の値を採用すること
は何ら効果等に影響を及ぼすことはなく、可能である。
【0071】その後、加振手段51の動作終了後、E秒
後にコロナ帯電器のワイヤー清掃の動作を行う。ここ
で、E秒の値であるが、加振手段51の動作終了と同時
にワイヤー清掃(ワイヤーの清掃手段)をONさせて
も、問題はなく0秒〜1秒前後であればよい。なお、0
秒〜1秒のどの値をとるかは機種により異なり、もちろ
んそれ以上の値を採用することは何ら効果等に影響を及
ぼすことはなく、可能である。
【0072】なお、本実施形態では感光体ドラム11の
回転終了後に加振手段51を動作させ、その後にワイヤ
ー清掃を行う手順を用いたが、ドラム回転終了後にワイ
ヤー清掃を行い、その後に加振手段51を動作させる手
順を用いても、効果等は同一であり、何ら問題は生じな
い。
【0073】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
モノクロ画像が形成可能な画像形成装置を例示して説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カラ
ー画像が形成可能な画像形成装置のクリーニング装置に
本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
【0074】また前述した実施形態では、画像形成装置
として複写機を例示したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばプリンタ、ファクシミリ装置、或
いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形
成装置や、転写材担持体としての転写搬送ベルトを使用
し、該転写搬送ベルトに担持されたシート等の転写材に
各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置、像
担持体に形成されたトン像を中間転写体に一旦転写して
担持し、該中間転写体に担持されたトナー像を転写材に
対して一括して転写する画像形成装置であっても良く、
該画像形成装置のクリーニング装置に本発明を適用する
ことにより同様の効果を得ることができる。
【0075】また前述した実施形態では、クリーニング
対象物として、画像形成装置における回転体である像担
持体(感光体ドラム)を例示し、該感光体ドラムの付着
物を除去するクリーニング装置に本発明を適用した場合
を例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、前記転写材担持体や前記中間転写体等のそ
の他のクリーニング対象物の付着物を除去するクリーニ
ング装置に本発明を適用しても同様の効果を得ることが
できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大きなコストアップを伴うことなく、クリーニング対象
物とクリーニング部材との当接部近傍に凝集した付着物
を振り落とすことができるので、前記付着物がクリーニ
ング部材をすり抜けるといったクリーニング不良を防止
することができる。
【0077】また、本発明によれば、クリーニング不良
に起因して転写材が汚染されるような画像不良を有効に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図である。
【図2】本発明に係るクリーニング装置の概略構成を示
す縦断面図である。
【図3】(a)〜(d)は、クリーニングブレードのエ
ッジの近傍に凝集したトナーを振動によって除去するよ
うすを説明する拡大図である。
【図4】加振手段を構成するモータ及びケースの斜視図
である。
【図5】フレームに2個の加振手段を取り付けた状態を
示す斜視図である。
【図6】第1実施形態における加振手段の動作シーケン
スである。
【図7】第2実施形態における加振手段の画像形成動作
の中断における動作シーケンスである。
【図8】第3実施形態における加振手段の画像形成動作
のワイヤー清掃による中断における動作シーケンスであ
る。
【図9】従来のクリーニングブレードのエッジの近傍に
トナーが凝集するようすを示す拡大図である。
【符号の説明】
A,B,C,D …時間 L …中心 N …ニップ P …転写材 1 …プリンタ部 2 …リーダ部 11 …感光体ドラム 12 …一次帯電器 13 …露光装置 13a …レーザスキャナ 13b …反射ミラー 14 …現像器 14a …現像スリーブ 15 …転写帯電器 16 …分離帯電器 17 …クリーニング装置 18a,18b …給紙カセット 19a,19b …給紙ローラ 20 …レジストローラ 21 …搬送ベルト 22 …定着器 22a …定着ローラ 22b …加圧ローラ 23 …排出ローラ 31 …プラテンガラス 32 …原稿押圧板 33 …光源 34a,34b,34c …反射ミラー 35 …レンズ 36 …CCD 37 …画像処理部 38 …電気信号 39 …自動原稿送り装置 41 …フレーム 41a …接触面 42 …フレーム 43 …クリーニングブレード 43a …エッジ 44 …マグネットローラ 45 …搬送スクリュー 46 …シート 47 …ホルダ 47a …接触面 48,49 …シャフト 50 …引っ張りバネ 51 …加振手段 52 …モータ 52a …出力軸 53 …錘 54 …ケース 55 …制御回路 56 …ドラムモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA34 DA38 ED03 ED24 ED27 EE02 2H134 GA01 GA02 GA05 GB02 HC00 HD06 HD16 HD18 JA02 JC02 KB01 KC03 KF02 KH01 2H200 GA23 GA34 GA44 GA56 GB12 GB14 GB22 GB35 HA12 HA28 HB03 JA02 LB02 LB39 PA01 PA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能なクリーニング対象物の付着物
    を除去するクリーニング装置において、 クリーニング対象物に当接して付着物を除去するクリー
    ニング部材と、 前記クリーニング部材と別体に設けられ前記クリーニン
    グ部材を振動させる加振手段と、 前記加振手段の動作を制御する制御手段と、 を有し、 前記クリーニング部材を振動させる加振手段が前記クリ
    ーニング対象物の停止時に動作することを特徴とするク
    リーニング装置。
  2. 【請求項2】 回転可能なクリーニング対象物の付着物
    を除去するクリーニング装置において、 クリーニング対象物に当接して付着物を除去するクリー
    ニング部材と、 前記クリーニング部材と別体に設けられ前記クリーニン
    グ部材を振動させる加振手段と、 前記加振手段の動作を制御する制御手段と、 を有し、 前記クリーニング部材を振動させる加振手段が前記クリ
    ーニング対象物の停止後の所定のタイミングで動作する
    ことを特徴とするクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング部材は、クリーニング
    対象物に当接した状態でクリーニング対象物の回転方向
    に相対する方向に移動可能に構成したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 像担持体と、前記像担持体上の転写残留
    トナーを除去するクリーニング装置と、を有する画像形
    成装置において、 前記クリーニング装置は、前記像担持体に当接して転写
    残留トナーを除去するクリーニング部材と、前記クリー
    ニング部材と別体に設けられ前記クリーニング部材を振
    動させる加振手段と、を有し、 更に前記像担持体の回転及び前記加振手段の動作を制御
    する制御手段を有し、前記クリーニング部材を振動させ
    る加振手段が前記像担持体の停止時に動作することを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体と、前記像担持体上の転写残留
    トナーを除去するクリーニング装置と、を有する画像形
    成装置において、 前記クリーニング装置は、前記像担持体に当接して転写
    残留トナーを除去するクリーニング部材と、前記クリー
    ニング部材と別体に設けられ前記クリーニング部材を振
    動させる加振手段と、を有し、 更に前記像担持体の回転及び前記加振手段の動作を制御
    する制御手段を有し、 前記クリーニング部材を振動させる加振手段が前記像担
    持体の停止後の所定のタイミングで動作することを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、連続画像形成時の
    連続画像形成動作を中断する場合に、前記像担持体の停
    止後の所定のタイミングで前記加振手段が動作し、前記
    加振手段の停止後の所定のタイミングで連続画像形成動
    作を再開することを特徴とする請求項5に記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体の表面を一様に帯電する帯電手
    段、或いは像担持体の表面上に形成したトナー像を転写
    材に転写する転写手段、或いはトナー像が転写された転
    写材を前記像担持体から分離させるための分離手段、を
    清掃するための清掃手段を有し、 前記帯電手段、前記転写手段、前記分離手段のいずれか
    を清掃するために連続画像形成時の前記連続画像形成動
    作が中断され、該中断の期間に、前記加振手段の動作
    と、前記清掃手段の動作が行われることを特徴とする請
    求項5に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記クリーニング部材は、クリーニング
    対象物に当接した状態でクリーニング対象物の回転方向
    に相対する方向に移動可能に構成したことを特徴とする
    請求項4〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
JP2001225545A 2001-07-26 2001-07-26 クリーニング装置及び画像形成装置 Pending JP2003043883A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225545A JP2003043883A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 クリーニング装置及び画像形成装置
US10/201,990 US6801747B2 (en) 2001-07-26 2002-07-25 Cleaning apparatus and image forming apparatus
DE60233777T DE60233777D1 (de) 2001-07-26 2002-07-25 Reinigungsvorrichtung und Bilderzeugungsgerät
EP02016634A EP1280022B1 (en) 2001-07-26 2002-07-25 Cleaning apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225545A JP2003043883A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 クリーニング装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003043883A true JP2003043883A (ja) 2003-02-14

Family

ID=19058521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001225545A Pending JP2003043883A (ja) 2001-07-26 2001-07-26 クリーニング装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003043883A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242000A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242000A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP4552455B2 (ja) * 2004-02-26 2010-09-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3870045B2 (ja) 画像形成装置
US6907217B2 (en) Image forming device capable of suppressing distortion in output image
EP1280022B1 (en) Cleaning apparatus and image forming apparatus
JP4060809B2 (ja) 画像形成装置
JP2003043883A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP3673738B2 (ja) 画像形成装置
JP2004037479A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP3673737B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP3673720B2 (ja) クリーニング装置
JP3673736B2 (ja) 画像形成装置
JP2004118095A (ja) プロセス装置および画像形成装置
KR20070011746A (ko) 전사벨트방식 화상형성장치
JP2003248405A (ja) クリーニング装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2003255793A (ja) クリーニング装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP3597273B2 (ja) 画像形成装置
JP2001042736A (ja) 画像形成装置
JP2003043891A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2000187398A (ja) 画像形成装置
JP3673735B2 (ja) クリーニング装置
JP2004354733A (ja) 転写搬送装置及び画像形成装置
KR0160558B1 (ko) 전자사진 현상방식의 화상형성장치에서 접촉대전기의 오염을 방지하기 위한 대전 제어방법
JP2003241604A (ja) 画像形成装置
JPH07239601A (ja) 画像形成装置
JP2003043880A (ja) 画像形成装置
JP2003255746A (ja) 画像形成装置および画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705