JP2003043491A - 液晶装置、その製造装置及び製造方法 - Google Patents

液晶装置、その製造装置及び製造方法

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JP2003043491A
JP2003043491A JP2001233546A JP2001233546A JP2003043491A JP 2003043491 A JP2003043491 A JP 2003043491A JP 2001233546 A JP2001233546 A JP 2001233546A JP 2001233546 A JP2001233546 A JP 2001233546A JP 2003043491 A JP2003043491 A JP 2003043491A
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Japan
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rubbing
liquid crystal
roll
temperature
crystal device
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JP2001233546A
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Masayuki Yazaki
正幸 矢崎
Kenichi Yamada
健一 山田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラビング密度を一定にして配向規制力にムラ
が生じることを防止する。 【解決手段】 ラビング処理時におけるラビングロール
112のラビングロール温度Trに応じてラビング条件
を可変制御するコントローラ124を設ける。コントロ
ーラ124は、所望のラビング密度RSに応じて、ロー
ル回転数f、ロール押し込み量M、及び環境温度Tを所
定の固定値に制御する。さらに、コントローラ124
は、各ラビング位置Xにおけるラビングロール温度Tr
に応じて送り速度Vを可変制御することにより、ラビン
グロール温度Trが摩擦熱の発生及び滞留等によって変
化した場合にも、配向膜に対して均一なラビング密度R
Sでラビング処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラビング密度を一
定にして配向規制力を均一化した液晶装置、その製造装
置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ライトバルブ等の液晶装置は、ガラ
ス基板、石英基板等の2枚の基板間に液晶を封入して構
成される。液晶ライトバルブでは、一方の基板に、例え
ば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、T
FTと称す)をマトリクス状に配置し、他方の基板に対
向電極を配置して、両基板間に封止した液晶層の光学特
性を画像信号に変換させることで、画像表示を可能にす
る。
【0003】TFTを配置したTFT基板と、TFT基
板に対向配置される対向基板とは、別々に製造される。
両基板は、パネル組立工程において高精度に貼り合わさ
れた後、液晶が封入される。
【0004】パネル組立工程においては、先ず、各基板
工程において夫々製造されたTFT基板と対向基板との
対向面、即ち、対向基板及びTFT基板の液晶層と接す
る面上に配向膜が形成され、次いでラビング処理が行わ
れる。次に、一方の基板上の端辺に接着剤となるシール
部が形成される。TFT基板と対向基板とをシール部を
用いて貼り合わせ、アライメントを施しながら圧着硬化
させる。シール部の一部には切り欠きが設けられてお
り、この切り欠きを介して液晶を封入する。
【0005】配向膜を形成してラビング処理を施すこと
で、電圧無印加時の液晶分子の配列が決定される。配向
膜は、例えばポリイミドを約数十ナノメーターの厚さで
塗布することにより形成される。液晶層に対向する両基
板の面上に配向膜を形成することで、液晶分子を基板面
に沿って配向処理することができる。ラビング処理は、
形成された配向膜に異方性を発現させるものであり、配
向膜に一定方向のラビング処理を施すことで、液晶分子
の配列を規定することができる。
【0006】図14はラビング装置を示す模式図であ
る。
【0007】ステージ110上に液晶基板101が載置
されている。ステージ110は、水平方向に移動して基
板101を搬送する。ステージ110の搬送路の上方に
はラビングロール112が配設されている。ラビングロ
ール112は周面にレーヨンのラビング布103が取り
付けられている。ラビングロール112を回転させなが
らステージ110を搬送させて、ラビングロール112
の回転及びステージ110の搬送によって、ラビング布
103で基板全面を擦ってラビングを行う。
【0008】ラビング処理によって配向膜に付与される
液晶の配向規制力は、ラビング密度の影響を受ける。ラ
ビング密度が高い場合には強い配向規制力が得られ、ラ
ビング密度が低い場合には配向規制力は弱くなる。
【0009】ラビング密度RSは下記(1)式によって
与えられる。
【0010】 ラビング密度RS=NM(2πRf/V−1) …(1) なお、N:擦り回数、M:ロール押し込み量、R:ロー
ル径、f:ロール回転数、V:送り速度(ステージ速
度)である。
【0011】従って、N:擦り回転数が多いほど、M:
ロール押し込み量が大きいほど、R:ロール径が大きい
ほど、f:ロール回転数が多いほど、V:送り速度(ス
テージ速度)が小さいほどラビング密度は高くなる。こ
れらのパラメータN,M,R,f,Vは所望のラビング
密度に対応して設定され、ラビング処理は、上記各パラ
メータが一定の条件下で行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)式に従って、N,M,R,f,Vを厳密に制御し
た場合であっても、各基板の配向規制力にムラが生じて
しまうという問題があった。この配向規制力のムラの原
因として、ラビング処理時にラビングロール(ラビング
布)と液晶基板(配向膜)との間で発生する摩擦熱が考
えられる。すなわち、ラビング密度は、ラビングロール
や液晶基板の温度によっても変化し、摩擦熱によってこ
れらの温度が高くなるほどラビング密度が高くなる。
【0013】このような摩擦熱に起因してラビング密度
にムラが生じる場合としては、以下の場合が考えられ
る。
【0014】例えば、丸形のマザーガラス基板上に配列
された複数の液晶基板上の配向膜に対してラビング処理
を行う場合、基板に対するラビングロールの接触位置
(以下、ラビング位置と称す)によって、基板に対する
ラビングロールの接触面積が変化する。このような場
合、ラビング位置に応じて摩擦熱の放熱状態が変化し、
ラビング密度にばらつきが生じる。同様に、例えば、角
形の基板を斜め擦りする場合においても、ラビング位置
に応じて摩擦熱の放熱状態が変化し、ラビング密度にば
らつきが生じる。
【0015】また、角形の基板を辺方向にラビング処理
する場合においても、ラビング処理開始時と終了時(ラ
ビング処理開始位置と終了位置)とでは、ラビングロー
ルに滞留される摩擦熱の熱量が異なるため、ラビング密
度にばらつきが生じる。
【0016】さらに、複数の基板を連続してラビング処
理する場合、処理枚数が進むにつれてラビングロールに
滞留される摩擦熱の熱量が増加するため、各基板間のラ
ビング密度にもばらつきが生じる。
【0017】そして、ラビング密度のばらつきは、液晶
のチルトのばらつきを発生させ、表示品質のばらつきを
発生させる。例えば、ラビング密度が低いと、液晶分子
は高チルトとなってムラや流動配向等が発生し、逆に、
ラビング密度が高いと、液晶チルトは低チルトとなって
リバースドメインが発生する。また、チルトのばらつき
は、液晶装置の透過率やコントラスト、TV特性にも影
響する。
【0018】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ラビング密度を一定にして配向規制力にムラが生じ
ることを防止することのできる液晶装置、その製造装置
及び製造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液晶装置の
製造装置は、ステージ上に載置された液晶基板上に形成
された配向膜を擦ってラビング処理を行うためのラビン
グ布が取り付けられたラビングロールと、ラビング処理
時における上記液晶基板或いは上記ラビングロール少な
くとも一方の温度変化に応じてラビング条件を可変制御
するラビング制御手段と、を具備したことを特徴とす
る。
【0020】このような構成によれば、ラビング制御手
段によって、ラビング処理時における液晶基板或いはラ
ビングロール少なくとも一方の温度変化に応じてラビン
グ条件が可変制御される。ラビング条件の可変制御によ
って液晶基板全域のラビング密度を均一に制御すること
ができる。
【0021】上記ラビング制御手段は、予め計測され
た、ラビング処理の進行とともに変化する上記ラビング
ロールの温度情報に基づいて上記ラビング条件を可変制
御することを特徴とする。
【0022】このような構成によれば、ラビング制御手
段によって、予め計測された、ラビング処理の進行とと
もに変化するラビングロールの温度情報に基づいてラビ
ング条件が可変制御される。ラビング条件の可変制御に
よって液晶基板全域のラビング密度を均一に制御するこ
とができる。
【0023】上記ラビング制御手段は、予め計測され
た、ラビング処理の直後位置での上記液晶基板の温度分
布情報に基づいて上記ラビング条件を可変制御すること
を特徴とする。
【0024】このような構成によれば、ラビング制御手
段によって、予め計測された、ラビング処理の直後位置
での液晶基板の温度分布情報に基づいてラビング条件が
可変制御される。ラビング条件の可変制御によって液晶
基板全域のラビング密度を均一に制御することができ
る。
【0025】上記ラビングロールの温度を検出する温度
検出手段を具備し、上記ラビング制御手段は、上記温度
検出手段で検出した温度に基づいて上記ラビング条件を
フィードバック制御することを特徴とする。
【0026】このような構成によれば、温度検出手段に
よって、ラビングロールの温度が検出され、ラビング制
御手段によって、検出された温度に基づくフィードバッ
ク制御によるラビング条件の可変制御が行われる。ラビ
ング条件の可変制御によって液晶基板全域のラビング密
度を均一に制御することができる。
【0027】上記ラビング処理の直後位置での上記液晶
基板の温度を検出する温度検出手段を具備し、上記ラビ
ング制御手段は、上記温度検出手段で検出した温度に基
づいて上記ラビング条件をフィードバック制御すること
を特徴とする。
【0028】このような構成によれば、温度検出手段に
よって、ラビング処理の直後位置での液晶基板の温度が
検出され、ラビング制御手段によって、検出された温度
に基づくフィードバック制御によるラビング条件の可変
制御が行われる。ラビング条件の可変制御によって液晶
基板全域のラビング密度を均一に制御することができ
る。
【0029】上記温度検出手段は、放射温度計であるこ
とを特徴とする。
【0030】このような構成によれば、放射温度計によ
って、ラビングロールの温度、或いは、ラビング処理の
直後位置での液晶基板の温度を検出することができる。
【0031】上記温度検出手段は、赤外カメラであるこ
とを特徴とする。
【0032】このような構成によれば、赤外カメラによ
って、ラビングロールの温度、或いは、ラビング処理の
直後位置での液晶基板の温度を検出することができる。
【0033】上記ラビング条件は、上記ステージと上記
ラビングロールとの相対速度である送り速度、上記液晶
基板と上記ラビングロールとの相対距離であるロール押
し込み量、上記ラビングロールの回転速度、或いは、環
境温度の少なくとも何れか1つを可変制御することによ
り可変制御されることを特徴とする。
【0034】このような構成によれば、送り速度、ロー
ル押し込み量、ロール回転速度、或いは、環境温度の少
なくとも何れか1つを可変制御することによって、ラビ
ング条件の可変制御が行われる。ラビング条件の可変制
御によって液晶基板全域のラビング密度を均一に制御す
ることができる。
【0035】本発明に係る液晶装置の製造方法は、ラビ
ング布が取り付けられたラビングロールによって、ステ
ージ上に載置された液晶基板上に形成された配向膜を擦
って行うラビング処理時に、上記液晶基板或いは上記ラ
ビングロールの少なくとも一方の温度変化に応じてラビ
ング条件を可変制御する手順を具備したことを特徴とす
る。
【0036】このような構成によれば、ラビング処理時
に、液晶基板或いはラビングロールの少なくとも一方の
温度変化に応じてラビング条件を可変制御することによ
り、液晶基板全域のラビング密度を均一に制御すること
ができる。
【0037】本発明に係る液晶装置は、上記液晶装置の
製造装置によって配向膜がラビング処理されて製造され
たことを特徴とする。
【0038】このような構成によれば、ラビング密度が
均一であるので、配向規制力が一様であり、チルトムラ
やリバースドメインが防止される。
【0039】本発明に係る液晶装置は、上記液晶装置の
製造方法によって配向膜がラビング処理されて製造され
たことを特徴とする。
【0040】このような構成によれば、ラビング密度が
均一であるので、配向規制力が一様であり、チルトムラ
やリバースドメインが防止される。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図11は本発明の第1の
実施の形態に係わり、図1は液晶装置の製造装置を示す
説明図、図2は液晶装置の画素領域を構成する複数の画
素における各種素子、配線等の等価回路である。図3は
TFT基板等の素子基板をその上に形成された各構成要
素と共に対向基板側から見た平面図であり、図4は素子
基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封入する組立工
程終了後の液晶装置を、図3のH−H’線の位置で切断
して示す断面図である。図5は液晶装置を詳細に示す断
面図である。図6はパネル組立工程を示すフローチャー
トである。図7はロール回転数、ロール押し込み量、及
び環境温度が一定条件下においてラビング密度を一定に
維持するためのラビングロール温度と送り速度との関係
を示す図表である。図8はマザーガラス基板にラビング
処理を行った際のラビング位置とラビングロール温度と
の関係の実験結果の一例を示す図表、コントローラに格
納された各ラビング位置での送り速度情報を示すマップ
である。図10はロール押し込み量、送り速度、及び環
境温度が一定条件下においてラビング密度を一定に維持
するためのラビングロール温度とロール回転数との関係
を示す図表である。図11はロール回転数、送り速度、
及び環境温度が一定条件下においてラビング密度を一定
に維持するためのラビングロール温度とロール押し込み
量との関係を示す図表である。
【0042】先ず、図2乃至図5を参照して、液晶パネ
ルの構造について説明する。液晶パネルは、図3及び図
4に示すように、TFT基板等の素子基板10と対向基
板20との間に液晶50を封入して構成される。素子基
板10上には画素を構成する画素電極等がマトリクス状
に配置されている。図2は画素を構成する素子基板10
上の素子の等価回路を示している。
【0043】図2に示すように、画素領域においては、
複数本の走査線3aと複数本のデータ線6aとが交差す
るように配線され、走査線3aとデータ線6aとで区画
された領域に画素電極がマトリクス状に配置される。そ
して、走査線3aとデータ線6aの各交差部分に対応し
てTFT30が設けられ、このTFT30に画素電極9
aが接続される。
【0044】TFT30は走査線3aのON信号によっ
てオンとなり、これにより、データ線6aに供給された
画像信号が画素電極9aに供給される。この画素電極9
aと対向基板20に設けられた対向電極21との間の電
圧が液晶50に印加される。また、画素電極9aと並列
に蓄積容量70が設けられており、蓄積容量70によっ
て、画素電極9aの電圧はソース電圧が印加された時間
よりも例えば3桁も長い時間の保持が可能となる。蓄積
容量70によって、電圧保持特性が改善され、コントラ
スト比の高い画像表示が可能となる。
【0045】図5は、一つの画素に着目した液晶パネル
の模式的断面図である。
【0046】ガラスや石英等の素子基板10には、LD
D構造をなすTFT30が設けられている。TFT30
は、チャネル領域1a、ソース領域1d、ドレイン領域
1eが形成された半導体層に絶縁膜2を介してゲート電
極をなす走査線3aが設けられてなる。TFT30上に
は第1層間絶縁膜4を介してデータ線6aが積層され、
データ線6aはコンタクトホール5を介してソース領域
1dに電気的に接続される。データ線6a上には第2層
間絶縁膜7を介して画素電極9aが積層され、画素電極
9aはコンタクトホール8を介してドレイン領域1eに
電気的に接続される。
【0047】走査線3a(ゲート電極)にON信号が供
給されることで、チャネル領域1aが導通状態となり、
ソース領域1dとドレイン領域1eとが接続されて、デ
ータ線6aに供給された画像信号が画素電極9aに与え
られる。
【0048】また、半導体層にはドレイン領域1eから
延びる蓄積容量電極1fが形成されている。蓄積容量電
極1fは、誘電体膜である絶縁膜2を介して容量線3b
が対向配置され、これにより蓄積容量70を構成してい
る。画素電極9a上にはポリイミド系の高分子樹脂から
なる配向膜16が積層され、図1の装置によって所定方
向にラビング処理されている。
【0049】一方、対向基板20には、TFTアレイ基
板のデータ線6a、走査線3a及びTFT30の形成領
域に対向する領域、即ち各画素の非表示領域において第
1遮光膜23が設けられている。この第1遮光膜23に
よって、対向基板20側からの入射光がTFT30のチ
ャネル領域1a、ソース領域1d及びドレイン領域1e
に入射することが防止される。第1遮光膜23上に、対
向電極(共通電極)21が基板20全面に亘って形成さ
れている。対向電極21上にポリイミド系の高分子樹脂
からなる配向膜22が積層され、図1の装置によって所
定方向にラビング処理されている。
【0050】そして、素子基板10と対向基板20との
間に液晶50が封入されている。これにより、TFT3
0は所定のタイミングでデータ線6aから供給される画
像信号を画素電極9aに書き込む。書き込まれた画素電
極9aと対向電極21との電位差に応じて液晶50の分
子集合の配向や秩序が変化して、光を変調し、階調表示
を可能にする。
【0051】図3及び図4に示すように、対向基板20
には表示領域を区画する額縁としての第2遮光膜42が
設けられている。第2遮光膜42は例えば第1遮光膜2
3と同一又は異なる遮光性材料によって形成されてい
る。
【0052】第2遮光膜42の外側の領域に液晶を封入
するシール材41が、素子基板10と対向基板20間に
形成されている。シール材41は対向基板20の輪郭形
状に略一致するように配置され、素子基板10と対向基
板20を相互に固着する。シール材41は、素子基板1
0の1辺の一部において欠落しており、貼り合わされた
素子基板10及び対向基板20相互の間隙には、液晶5
0を注入するための液晶注入口78が形成される。液晶
注入口78より液晶が注入された後、液晶注入口78を
封止材79で封止するようになっている。
【0053】素子基板10のシール材41の外側の領域
には、データ線駆動回路61及び実装端子62が素子基
板10の一辺に沿って設けられており、この一辺に隣接
する2辺に沿って、走査線駆動回路63が設けられてい
る。素子基板10の残る一辺には、画面表示領域の両側
に設けられた走査線駆動回路63間を接続するための複
数の配線64が設けられている。また、対向基板20の
コーナー部の少なくとも1箇所においては、素子基板1
0と対向基板20との間を電気的に導通させるための導
通材65が設けられている。
【0054】次に、図6を参照してパネル組立工程につ
いて説明する。素子基板10(TFT基板)と対向基板
20は別々に製造される。ステップS1,S6で夫々用
意されたTFT基板及び対向基板に対して、次のステッ
プS2,S7では、配向膜16,22となるポリイミド
(PI)膜を形成する。次に、ステップS3,S8にお
いて、素子基板10表面の配向膜16及び対向基板20
表面の配向膜22に対してラビング処理を施す。
【0055】次に、ステップS4,S9において、洗浄
工程を行う。この洗浄工程は、ラビング処理によって生
じた塵埃を除去するためのものである。
【0056】洗浄工程が終了すると、ステップS5にお
いて、シール材41、及び導通材65(図3参照)を形
成する。次に、ステップS10で、素子基板10と対向
基板20とを貼り合わせ、ステップS11でアライメン
トを施しながら圧着し、シール材41を硬化させる。最
後にステップS12において、シール材41の一部に設
けた切り欠きから液晶を封入し、切り欠きを塞いで液晶
を封止する。
【0057】図1において、ステージ110は、上面に
基板101が配置されるようになっている。基板101
は、例えば、アレイ製造によって図5の素子基板10が
多数形成されているマザーガラス基板である。基板10
1は図6のステップS2における配向膜形成工程までが
終了したものである。ステージ110は、水平方向に移
動自在である。ステージ110の移動路、即ち、基板1
01の搬送路の上方には、ラビングロール112が設け
られている。
【0058】ラビングロール112は、円柱形状に構成
され、円中心を軸にして周方向に回動自在である。ラビ
ングロール112の周面には、例えばレーヨンで形成さ
れたラビング布103が取り付けられている。ラビング
布103の表面からは毛先104が伸びている。
【0059】ラビング時において、ラビングロール11
2は、ステージ110の進行方向(図1では紙面右方
向)の逆方向となるよう、図1中の時計方向に回転され
る。これにより、ステージ110上の基板101はラビ
ングロール112に対して水平方向に相対移動され、ラ
ビング布103は、基板101の表面全体を擦る。
【0060】ここで、ラビング時において、ラビングロ
ール112の温度(即ち、ラビングロール112の表面
温度、より具体的にはラビング布103の温度)Tr
は、摩擦熱の発生及び滞留によって、ラビング処理の進
行とともに各ラビング位置Xで図8に示すように変化す
るものとする。このラビングロール温度Trの変化は、
予め実験等により計測されるものである。
【0061】ラビング制御手段としてのコントローラ1
24は、駆動制御部125及び温度制御部126を介し
て、基板101上の配向膜に対するラビング条件を制御
するようになっている。ラビング条件は、ラビング密度
RSを制御するための各種パラメータで構成されるもの
あって、具体的には、送り速度(即ち、ステージ110
とラビングロール112との相対速度)V、ラビングロ
ール112のロール回転数f、ロール押し込み量M、環
境温度(室温)T等で構成されている。ロール押し込み
量Mとは、基板101とラビングロール112との相対
距離であって、毛先104が曲げられることなく基板1
01の表面に当接される相対距離をゼロ点として、上記
相対距離が小さくなる程増加するものである。
【0062】コントローラ124には、所望のラビング
密度RSに応じて設定された所定のロール回転数f(固
定値)、ロール押し込み量M(固定値)、環境温度T
(固定値)等の情報が格納されている。
【0063】さらに、コントローラ124には、所望の
ラビング密度RSに応じて設定された送り速度Vの情報
が格納されている。送り速度Vは、均一なラビング密度
RSを得るため、図9に示すように、順次ラビング処理
される各基板101及びそのラビング位置Xに応じて可
変に設定されるものである。
【0064】即ち、図7に示すように、ロール回転数
f、ロール押し込み量M、及び環境温度T等を所定の固
定値としてラビング処理を行う際に所望の均一なラビン
グ密度RSを得るためのラビングロール温度Trと送り
速度Vとの関係が実験等によって予め求められている。
そして、各基板101の各ラビング位置Xにおける送り
速度Vは、例えば、上記図7に示す関係と、図8等に示
す各基板101の各ラビング位置Xとラビングロール温
度Trとの関係とに基づいて算出され、図9に示すよう
にマップ化されてコントローラ124に格納されてい
る。
【0065】次に、このように構成された実施の形態の
作用について説明する。
【0066】ラビング処理時において、コントローラ1
24は、駆動制御部125を介してロール回転数fを所
定の固定値に制御するとともに、駆動制御部125を介
してラビングロール112の基板101に対する高さ位
置(相対距離)を制御することで押し込み量Mを所定の
固定値に制御する。また、コントローラ124は、温度
制御部126を介して環境温度Tを所定の固定値に制御
する。さらに、コントローラ124は、上記図9のマッ
プに基づき、駆動制御部125を介してステージ110
の移動速度を制御することで、ラビング位置Xに応じて
送り速度Vを可変制御する。これにより、各基板101
上に設けられた配向膜は、各基板101がラビング処理
される順序及び各基板101上での配設位置に関係な
く、均一なラビング密度RSでラビング処理される。
【0067】このように本実施の形態によれば、各ラビ
ング位置Xにおけるラビングロール温度Trに応じて送
り速度Vを可変制御することにより、ラビングロール温
度Trが摩擦熱の発生及び滞留等によって変化した場合
にも、配向膜に対して均一なラビング密度RSでラビン
グ処理を行うことができる。換言すれば、ラビングロー
ル温度Trに応じてラビング条件を可変制御することに
より、ラビングロール温度Trが変化した場合にも、均
一なラビング密度RSでラビング処理を行うことができ
る。
【0068】従って、配向規制力のムラを低減して液晶
のチルトのばらつきを低減することができ、液晶装置の
透過率やコントラスト、TV特性等のバラツキを低減し
て歩留まりの向上を図ることができる。
【0069】なお、上述の実施の形態では、送り速度V
を可変制御することによってラビング条件を可変制御
し、均一なラビング密度RSを得る一例について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のパ
ラメータを可変制御することによりラビング条件を可変
制御してもよい。例えば、送り速度V、ロール押し込み
量M、及び環境温度T等を所定の固定値としてラビング
処理を行う際に所望の均一なラビング密度RSを得るた
めのラビングロール温度Trとロール回転数fとの関係
を実験等によって求め(図10参照)、この関係に基づ
いて、各基板101の各ラビング位置Xにおけるロール
回転数fを可変制御してもよい。また、例えば、送り速
度V、ロール回転数f、及び環境温度T等を所定の固定
値としてラビング処理を行う際に所望の均一なラビング
密度RSを得るためのラビングロール温度Trとロール
押し込み量Mとの関係を実験等によって求め(図11参
照)、この関係に基づいて、各基板101の各ラビング
位置Xにおける押し込み量Mを可変制御してもよい。さ
らに、例えば、送り速度V、ロール回転数f、及びロー
ル押し込み量M等を所定の固定値としてラビング処理を
行う際に所望の均一なラビング密度RSを得るためのラ
ビングロール温度Trと環境温度Tとの関係を実験等に
よって求め、この関係に基づいて、各基板101の各ラ
ビング位置Xにおける環境温度Tを可変制御してもよ
い。
【0070】さらに、上記各パラメータV,f,M,T
の何れか2つ以上の組み合わせによってラビング条件を
可変制御してもよい。
【0071】また、上述の実施の形態においては、各ラ
ビング位置Xにおけるラビングロール温度Trに基づい
てラビング条件を可変制御する一例について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
ラビング処理された直後位置での基板温度Tpの分布を
予め実験等により求め、この基板温度Tpの分布に基づ
いてラビング条件を可変制御してもよい。
【0072】また、ロール押し込み量Mは、ステージ1
10のラビングロール112に対する高さ位置を制御す
ることにより設定されるものであってもよく、さらに、
送り速度Vは、ラビングロール112の移動速度を制御
することにより設定されるものであってもよい。
【0073】図12,13は本発明の第2の実施の形態
に係り、図12は液晶装置の製造装置を示す説明図、図
13は送り速度制御ルーチンのフローチャートである。
【0074】本実施の形態は、ラビングロール112の
表面温度(即ち、ラビング布103の温度)Trを測定
してラビング条件をフィードバック制御することによっ
て配向規制力のムラの発生をより確実に低減するもので
ある。なお、図12において、図1と同様の構成につい
ては同符号を付して説明を省略する。
【0075】図12に示すように、ラビングロール11
2には、ラビング処理時におけるラビングロール温度T
rを検出するための温度検出手段としての温度センサ1
32が対向配置されている。温度センサ132の検出信
号は、計測部131に入力されて所定の温度情報に変換
された後、コントローラ130に入力されるようになっ
ている。
【0076】温度センサ132としては、放射温度計や
赤外カメラ等が適用されることが望ましい。
【0077】次に、このように構成された実施の形態の
作用について説明する。
【0078】ラビング処理時において、コントローラ1
30は、駆動制御部125を介してロール回転数fを所
定の固定値に制御するとともに、駆動制御部125を介
してラビングロール112の基板101に対する高さ位
置(相対距離)を制御することで押し込み量Mを所定の
固定値に制御する。また、コントローラ130は、温度
制御部126を介して環境温度Tを所定の固定値に制御
する。
【0079】さらに、コントローラ130は、図13に
示す送り速度制御ルーチンのフローチャートに従って、
送り速度Vを可変制御する。コントローラ130は、ス
テップS21において、温度センサ132で検出された
ラビングロール温度Trを、計測部131を介して読み
込む。
【0080】続くステップS22において、コントロー
ラ130は、ラビングロール温度Trに基づき、例えば
図7に示すマップを参照して、所望の均一なラビング密
度RSを得るための送り速度Vを設定する。
【0081】続くステップS23において、コントロー
ラ130は、設定された送り速度Vに応じた駆動信号を
駆動制御部125に出力し、ステージ110の移動速度
を制御する。
【0082】そして、ステップS23からステップS2
4の処理に進むと、コントローラ130は、ラビング処
理が終了したか否かを調べ、ラビング処理が未だ終了さ
れていないと判定した場合には、ステップS21の処理
に戻り、送り速度制御ルーチンを繰り返し実行する。一
方、ステップS24において、ラビング処理が終了した
と判定した場合には、本送り速度制御ルーチンを終了す
る。
【0083】このような実施の形態によれば、ラビング
条件の制御をフィードバック制御により行うことによっ
て、上述の第1の実施の形態よりもより効果的に配向規
制力のムラの発生を低減することができる。
【0084】なお、本実施の形態では、送り速度Vをフ
ィードバック制御により可変制御することによってラビ
ング条件を可変制御する一例について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、ロール回
転数f、押し込み量M、或いは環境温度Tの何れかを同
様の方法でフィードバック制御することによってラビン
グ条件を可変制御してもよい。また、送り速度V、ロー
ル回転数f、押し込み量M、及び環境温度Tの何れか2
つ以上のフィードバック制御の組み合わせによってラビ
ング条件を可変制御してもよい。
【0085】また、上述の実施の形態においては、ラビ
ングロール温度Trに基づいてラビング条件を可変制御
する一例について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えば、温度センサ132に代えて、
ラビング処理された直後の基板温度Tpを検出する温度
検出手段としての温度センサ133を設け、基板温度T
pに基づいてラビング条件を可変制御してもよい。
【0086】また、ロール押し込み量Mは、ステージ1
10のラビングロール112に対する高さ位置を制御す
ることにより設定されるものであってもよく、さらに、
送り速度Vは、ラビングロール112の移動速度を制御
することにより設定されるものであってもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
ビング密度を一定にして配向規制力にムラが生じること
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液晶装置の製
造装置を示す説明図
【図2】液晶装置の画素領域を構成する複数の画素にお
ける各種素子、配線等の等価回路
【図3】TFT基板等の素子基板をその上に形成された
各構成要素と共に対向基板側から見た平面図
【図4】素子基板と対向基板とを貼り合わせて液晶を封
入する組立工程終了後の液晶装置を、図3のH−H’線
の位置で切断して示す断面図
【図5】液晶装置を詳細に示す断面図
【図6】パネル組立工程を示すフローチャート
【図7】ロール回転数、ロール押し込み量、及び環境温
度が一定条件下においてラビング密度を一定に維持する
ためのラビングロール温度と送り速度との関係を示す図
【図8】マザーガラス基板にラビング処理を行った際の
ラビング位置とラビングロール温度との関係の実験結果
の一例を示す図表
【図9】コントローラに格納された各ラビング位置での
送り速度情報を示すマップ
【図10】ロール押し込み量、送り速度、及び環境温度
が一定条件下においてラビング密度を一定に維持するた
めのラビングロール温度とロール回転数との関係を示す
図表
【図11】ロール回転数、送り速度、及び環境温度が一
定条件下においてラビング密度を一定に維持するための
ラビングロール温度とロール押し込み量との関係を示す
図表
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る液晶装置の
製造装置を示す説明図
【図13】送り速度制御ルーチンのフローチャート
【図14】従来例を示す模式図
【符号の説明】
10…素子基板(液晶基板) 16…配向膜 20…対向基板(液晶基板) 22…配向膜 101…液晶基板 103…ラビング布 110…ステージ 112…ラビングロール 124…コントローラ(ラビング制御手段) 130…コントローラ(ラビング制御手段) 132…温度センサ(温度検出手段) 133…温度センサ(温度検出手段) RS…ラビング密度 T…環境温度 Tp…基板温度 Tr…ラビングロール温度 V…送り速度 f…ロール回転数 M…押し込み量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H090 JC18 JD17 LA04 MA04 MB02 MB03 MB05 MB13 MB14 3C058 AA06 AC02 BA01 BA08 BB02 BC01 BC02 CA01 CB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージ上に載置された液晶基板上に形
    成された配向膜を擦ってラビング処理を行うためのラビ
    ング布が取り付けられたラビングロールと、 ラビング処理時における上記液晶基板或いは上記ラビン
    グロール少なくとも一方の温度変化に応じてラビング条
    件を可変制御するラビング制御手段と、を具備したこと
    を特徴とする液晶装置の製造装置。
  2. 【請求項2】 上記ラビング制御手段は、予め計測され
    た、ラビング処理の進行とともに変化する上記ラビング
    ロールの温度情報に基づいて上記ラビング条件を可変制
    御することを特徴とする請求項1記載の液晶装置の製造
    装置。
  3. 【請求項3】 上記ラビング制御手段は、予め計測され
    た、ラビング処理の直後位置での上記液晶基板の温度分
    布情報に基づいて上記ラビング条件を可変制御すること
    を特徴とする請求項1記載の液晶装置の製造装置。
  4. 【請求項4】 上記ラビングロールの温度を検出する温
    度検出手段を具備し、上記ラビング制御手段は、上記温
    度検出手段で検出した温度に基づいて上記ラビング条件
    をフィードバック制御することを特徴とする請求項1記
    載の液晶装置の製造装置。
  5. 【請求項5】 上記ラビング処理の直後位置での上記液
    晶基板の温度を検出する温度検出手段を具備し、 上記ラビング制御手段は、上記温度検出手段で検出した
    温度に基づいて上記ラビング条件をフィードバック制御
    することを特徴とする請求項1記載の液晶装置の製造装
    置。
  6. 【請求項6】 上記温度検出手段は、放射温度計である
    ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の液晶装
    置の製造装置。
  7. 【請求項7】 上記温度検出手段は、赤外カメラである
    ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の液晶装
    置の製造装置。
  8. 【請求項8】 上記ラビング条件は、上記ステージと上
    記ラビングロールとの相対速度である送り速度、上記液
    晶基板と上記ラビングロールとの相対距離であるロール
    押し込み量、上記ラビングロールの回転速度、或いは、
    環境温度の少なくとも何れか1つを可変制御することに
    より可変制御されることを特徴とする請求項1乃至請求
    項7の何れか1つに記載の液晶装置の製造装置。
  9. 【請求項9】 ラビング布が取り付けられたラビングロ
    ールによって、ステージ上に載置された液晶基板上に形
    成された配向膜を擦って行うラビング処理時に、上記液
    晶基板或いは上記ラビングロールの少なくとも一方の温
    度変化に応じてラビング条件を可変制御する手順を具備
    したことを特徴とする液晶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項8の何れか1つに
    記載の液晶装置の製造装置によって配向膜がラビング処
    理されて製造されたことを特徴とする液晶装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の液晶装置の製造方法
    によって配向膜がラビング処理されて製造されたことを
    特徴とする液晶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010194705A (ja) * 2009-01-27 2010-09-09 Shin-Etsu Chemical Co Ltd 半導体用合成石英ガラス基板の加工方法

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