JP2003043303A - 多芯光コネクタ - Google Patents

多芯光コネクタ

Info

Publication number
JP2003043303A
JP2003043303A JP2001228022A JP2001228022A JP2003043303A JP 2003043303 A JP2003043303 A JP 2003043303A JP 2001228022 A JP2001228022 A JP 2001228022A JP 2001228022 A JP2001228022 A JP 2001228022A JP 2003043303 A JP2003043303 A JP 2003043303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
core optical
optical connector
core
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001228022A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kobayashi
善宏 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001228022A priority Critical patent/JP2003043303A/ja
Publication of JP2003043303A publication Critical patent/JP2003043303A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】接続損失が小さく、PC結合可能な多芯光コネ
クタを提供する。 【解決手段】複数の貫通孔3を有する光ファイバ固定具
2と、上記貫通孔3に挿通保持された光ファイバ4とか
らなる多芯光コネクタ1であって、上記光ファイバ固定
具2はその先端部で各貫通孔3の開口部3aの周囲に突
出部を形成するとともに、該突出部表面と光ファイバ端
面とが略球面状をなしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信等に使用さ
れる光ファイバを挿通保持する多芯光コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ファイバ固定具の貫通孔に
多芯光ファイバを挿通保持してなる多芯光コネクタは、
光通信等の光信号処理に用いられ、一対の多芯光コネク
タ同士を各結合端面で接触させて光ファイバ同士を接続
する多芯光コネクタ、もしくは半導体レーザ、光ファイ
バ等から構成される半導体レーザモジュール等に用いら
れている。
【0003】かかる多芯光コネクタは、図6に示すよう
にエポキシ樹脂等からなり、その中心に複数の貫通孔1
3を有する光ファイバ固定具12と、該光ファイバ固定
具12の貫通孔13に接着剤を介して多芯光ファイバ1
4をその先端が突出するように挿通保持してなる。
【0004】この光ファイバ固定具12の端面における
貫通孔13の開口部付近には多芯光ファイバ14より硬
度の低い低硬度部材が設けられており、上記光ファイバ
固定具12の端面を研磨することによって、多芯光ファ
イバ14の先端より低硬度部材の方が削られ易いため、
多芯光ファイバ14が先端より突出し、研磨時に生じた
周辺部のダレにより略球面形状を呈する多芯光コネクタ
11を得ることができ、これにより光ファイバ同士のP
C(Physical Contact)結合が行われていた(特開平
6−222247号公報参照)。
【0005】また、図7に示すように光ファイバ固定具
22の端面と、該光ファイバ固定具22の貫通孔23に
挿通保持した多芯光ファイバ24の端面とを、一体的に
設けるとともに曲面状として、多芯光ファイバ24の先
端の角度誤差を防止し、接続損失の小さい多芯光コネク
タ21が提案されている(特開2001−100061
号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような従来の多芯光コネクタ11では、多芯光ファ
イバ14の先端を光ファイバ固定具12先端面に設けら
れた低硬度部材を研磨することで多芯光ファイバ14の
みを突出させているため、多芯光ファイバ14の各光フ
ァイバの先端を同一の長さに突出させることが困難であ
るという欠点を有していた。
【0007】また、多芯光ファイバ14のみが突出して
いるため、破損が生じやすく、多芯光コネクタ11同士
の接続を繰り返し行う際、多芯光ファイバ14の突出し
ている部分に傷がつきやすく、多芯光ファイバ14の先
端に塵埃が付着して、接続損失が増加するという欠点を
有していた。
【0008】さらに、図7に示すような多芯光コネクタ
21では、光ファイバ固定具22の端面及び多芯光ファ
イバ24の先端が複数の貫通孔23を中心とした曲面状
となっているため、各光ファイバの先端は球面状となっ
ていないことから、一対の多芯光コネクタ21を接続さ
せる際、多芯光ファイバ24をその後部からバネ力によ
って接続させても、各光ファイバは線接触となりPC接
続は実現されず、接続損失を十分に小さくすることがで
きないという欠点を有していた。
【0009】本発明は上述の欠点に鑑み案出されたもの
であり、その目的は一対の多芯光ファイバを高精度にP
C結合させる接続損失の小さな多芯光コネクタを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の多芯光コネクタ
は、複数の貫通孔を有する光ファイバ固定具と、上記貫
通孔に挿通保持された光ファイバとからなる多芯光コネ
クタであって、上記光ファイバ固定具はその先端部で各
貫通孔の開口部の周囲に突出部を形成するとともに、該
突出部表面と光ファイバ端面とが略球面状をなしている
ことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の多芯光コネクタは、上記光
ファイバ固定具の先端部が一対の傾斜面と、該傾斜面を
結ぶ曲面とから成るとともに、該曲面に上記貫通孔の開
口部が形成されていることを特徴とするものである。
【0012】さらに、本発明の多芯光コネクタは、上記
突出部表面及び光ファイバ端面は、曲率半径Rが0.5
〜30mmの略球面状をなしていることを特徴とするも
のである。
【0013】本発明の多芯光コネクタによれば、光ファ
イバ固定具の先端部に上記光ファイバ固定具はその先端
部で各貫通孔の開口部の周囲に突出部を形成するととも
に、該突出部表面と光ファイバ端面とが略球面状をなし
ていることから、一対の多芯光コネクタ同士を接続させ
る際、各多芯光ファイバの接触面を大きくして、接続損
失の小さなPC結合を実現することができる。また、本
発明の多芯光コネクタによれば、上記光ファイバ固定具
の先端部が一対の傾斜面と、該傾斜面を結ぶ曲面に上記
貫通孔の開口部が形成されていることから、多芯光ファ
イバの先端部に傷を付けることなく、接続損失の小さな
PC結合を実現することができる。
【0014】さらに、本発明の多芯光コネクタによれ
ば、突出部表面及び光ファイバ端面が曲率半径R0.5
〜30mmの略球面状としたことから、一対の多芯光コ
ネクタ同士を接続させる際、突出部表面にかかる押圧力
に対し、多芯光ファイバと該多芯光ファイバを貫通孔に
固定する接着剤との間のクリープ破壊を防止して、接合
面が平坦になるPC接続が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。
【0016】図1(a)は、本発明の多芯光コネクタの
一実施形態を示す斜視図であり、同図(b)は(a)の
X−X線断面図、同図(c)は(a)のY−Y線断面図
である。
【0017】図1に示すように、本発明の多芯光コネク
タ1は、多芯光ファイバ4を挿通保持する複数の貫通孔
3を有する光ファイバ固定具2と、上記貫通孔3に挿通
保持された多芯光ファイバ4とからなり、上記光ファイ
バ固定具2の先端部には一対の傾斜面6と、該傾斜面6
に連続する曲面を有し、該曲面の各貫通孔3の開口部3
aの周囲に突出部を有するべく複数のくぼみ7が形成さ
れ、突出部の表面及び多芯光ファイバ4端面は結合端面
5を形成している。
【0018】上記光ファイバ固定具2は、その中心部に
多芯光ファイバ4の被覆部4aを保持する第1貫通孔3
bと、これに連続し多芯光ファイバ4の光ファイバ素線
4bを保持する複数の孔からなる第2貫通孔3cが形成
されてなる。
【0019】また、上記光ファイバ固定具2は、ジルコ
ニア、アルミナ、窒化珪素、炭化珪素、ムライト等のセ
ラミックス、液晶ポリマ、エポキシ樹脂、PBT、PB
S、PET等のプラスチック材料や、ほう珪酸ガラス、
結晶化ガラス等のガラス材料、ステンレス、銅合金にニ
ッケルメッキを施した金属材料等からなり、特に、アル
ミナ、ジルコニア等の酸化物セラミックスからなること
がより好ましい。これらセラミックスは、耐久性が高く
多芯光コネクタ1同士を接続させる際の押圧力によって
も、その突出部の結合端面5の形状が保持され、高温高
湿条件においても形状の変化、材質の変化がなく長期間
の使用に供することができる。さらに、上記酸化物セラ
ミックスは、ヤング率が430GPa以下であることが
好ましく、多芯光コネクタ1同士を接続する際に突出部
5にかかる押圧力に対しても変形することなく、接続損
失の小さいPC結合が可能となり、さらに、3点曲げ強
度を300MPa以上としておくと、多芯光コネクタ1
の脱着時に必要以上の横荷重がかけられた際、もしくは
多芯光コネクタ1を誤って落下させてしまった際の破
断、破損を防止することができる。
【0020】さらに、上記光ファイバ固定具2は、図1
(a)に示すように、先端部に一対の傾斜面6と、該傾
斜面6に連続する曲面を有し、該曲面に各貫通孔3の開
口部3aの周囲に複数の突出部を有するべく複数のくぼ
み7が形成されており、光ファイバ固定具2の端面とと
もに多芯光ファイバ4の各光ファイバ素線の端面を略球
面状にできることから、多芯光コネクタ1同士を接続損
失の小さいPC結合させることができる。また、上記光
ファイバ固定具2の先端部に予め一対の傾斜面6を形成
しておくことで、多芯光ファイバ4を挿通した後の結合
端面5の加工を容易とし、また多芯光ファイバ4端面と
光ファイバ固定具2の突出部表面を同時に研磨して結合
端面5を形成できることから、研磨量、研磨時間を大幅
に減少させることができる。
【0021】なお、上記くぼみ7は、図2(a)に示す
ように凹字状、図2(b)に示すようにV字状、又図2
(c)に示すようにU字状等様々な形状に形成すること
ができる。
【0022】さらに、上記光ファイバ固定具2の貫通孔
3には、多芯光ファイバ4が接着剤によって挿通保持さ
れており、光ファイバ固定具2の突出部と及びそれに一
体的に保持された多芯光ファイバ4の各光ファイバ素線
4bの端面とからなる結合端面5が略球面状をなすこと
が重要であり、一対の多芯光コネクタ1同士を接続させ
る際、各多芯光コネクタ1の後部からバネ力によって一
対の光ファイバ固定具2の結合端面5が弾性変形し光フ
ァイバコア部が隙間なく接続し、接合面が平坦になるP
C接続が可能となる。
【0023】また、上記結合端面5のなす略球面状は、
その曲率半径Rが0.5〜30mmとしておくことが好
ましく、一対の多芯光コネクタ1を接続する際、多芯光
コネクタ1にかかる押圧力に対して多芯光ファイバ4と
接着剤との間のクリープ破壊が生じることなく、接合面
が平坦になるPC接続が可能となり、接続損失の小さな
多芯光コネクタを得ることができる。上記曲率半径が
0.5mm未満となると、曲率半径が小さくなりすぎ
て、一対の多芯光コネクタ1同士を接合させる際、結合
端面5に圧縮応力が生じ、多芯光ファイバ4と貫通孔3
との間に多芯光ファイバ4を保持する接着剤によるせん
断応力が加わり、クリープ現象にて接着剤の内部破壊が
生じる危険性を有している。一方、上記曲率半径Rが3
0mmを超えると、結合端面5において弾性変形が充分
に行われず、接続損失が大きくなりやすい。さらには、
曲率半径Rを0.5〜15mmとしておくことがより好
ましい。
【0024】なお、結合端面5が、図3(a)に示すよ
うにゆるやかな曲面状をなすものや、同図(b)に示す
ように光ファイバ固定具2の突出部及び傾斜面6の境界
部に角部を有しても上述と同一の効果を奏することがで
きる。
【0025】また、上記光ファイバ固定具2の先端部
は、上述のように多芯光ファイバ4を挿通保持する貫通
孔3が一列に配列された形状に限定することはなく、図
4(a)に示すように複数列に配例されたもの、もしく
は同図(b)に示すように多角状に配列されたもの等、
様々な位置に貫通孔3を配置することが可能であり、光
ファイバ固定具2の先端部に各貫通孔3の開口部3aを
含む複数の突出部を有するものであれば上述と同様の効
果を奏するものである。
【0026】ここで、上記図1に示す本発明の多芯光コ
ネクタ1の製造方法を説明する。
【0027】先ず、光ファイバ固定具2として、セラミ
ックス等の所定材料をプレス成形、射出成形等によっ
て、予めその先端部に複数の窪みを有する成形体を得、
所定温度にて焼成すて複数のくぼみ7を有する光ファイ
バ固定具2を得る。
【0028】なお、この光ファイバ固定具2の先端部
は、図5(a)に示すような平面状の結合端面5を有し
ても、同図(b)に示すように略球面状の結合端面5を
有するものであってもよいが、後に施す研磨を考慮する
と、予め結合端面5を略球面状としておくことが望まし
い。
【0029】次に、得られた光ファイバ固定具2の各貫
通孔3に多芯光ファイバ4を接着剤を介して保持する。
【0030】しかる後、光ファイバ固定具2の結合端面
5及びそれに一体的に保持された多芯光ファイバ4の各
光ファイバ素線4bの端面を所定の曲率半径を有する球
面状に研磨する。
【0031】上記研磨は、ゴム板等の弾性体の上面に砥
粒の付着した研磨ペーパーを載置し、さらにその上面に
光ファイバ固定具2の突出部表面及び多芯光ファイバ4
の各光ファイバ素線4bの端面を押し当てることによっ
て、各くぼみ7の間に弾性体及び研磨ペーパーが入り込
み、研磨時にその長手方向がくぼみ7により遮断され、
くぼみ7の周辺がだれた形状に研磨されることによっ
て、容易に略球面状に研磨されることとなり、粗研磨、
中研磨、仕上げ研磨と砥粒の粒度を順次小さくしながら
研磨することによって仕上げ面を鏡面に仕上げ、光ファ
イバ固定具2の貫通孔3の開口部3a及び多芯光ファイ
バ4の各光ファイバ素線4bの端面が略球面状の結合端
面5を有する多芯光コネクタ1が製作される。
【0032】上述のようにして得られた多芯光コネクタ
1は、略球面状の結合端面5を有し、一対の多芯光コネ
クタ1同士を接続させる際、各多芯光コネクタ1の後部
からバネ力によって結合端面5が弾性変形し、少なくと
も多芯光ファイバ4の各光ファイバ素線4bのコア部が
隙間なく接続でき、接合面が平坦になるPC接続が可能
となり接続損失を非常に小さくすることができる。
【0033】なお、本発明は上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれ
ば種々の変更は可能であり、上述の実施形態では同一の
多芯光コネクタ1同士を接続させていたが、本発明の多
芯光コネクタ1と、他の形態の多芯光コネクタを接続さ
せても接続損失を小さくすることができる。
【0034】
【実施例】ここで、本発明の実施例を説明する。
【0035】先ず、図1(a)に示すような多芯光コネ
クタ試料を得るため、ジルコニア粉末を射出成形にて、
その先端部に複数のくぼみ7を有する成形体を得、該成
形体を所定温度にて焼成した後、研磨加工にて仕上げ
る。
【0036】次いで、レーザ加工もしくはワイヤ研磨加
工によって貫通孔3を形成し、光ファイバ固定具2を得
る。
【0037】その後、上記貫通孔3に多芯光ファイバ4
を接着剤によって保持し、光ファイバ固定具の先端及び
多芯光ファイバの各光ファイバ素線の端面に研磨仕上げ
を行い、外径2.5mm、長さ4mm、くぼみの形状を
V字形、且つ幅が50μm、結合端面の曲率半径を15
mmとし、多芯光ファイバの芯数が4、各貫通孔間の距
離が250μmの多芯光コネクタ試料を作製した。
【0038】また、比較例として、図7に示すような多
芯光コネクタを同様にジルコニアにて作製し、外径2.
5mm、長さ4mm、結合端面の曲率半径を15mmと
し、多芯光ファイバの芯数が4、各貫通孔間の距離が2
50μmの多芯光コネクタ試料の比較例を作製した。
【0039】そして、各多芯光コネクタ試料をそれぞれ
10組作製し、接続損失値を測定した。
【0040】その結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】表1より明らかなように、従来の多芯光コ
ネクタの接続損失の平均値が0.919dB、ばらつき
が0.192dBと大きいことが判った。
【0043】これに対し、本発明の多芯光コネクタの接
続損失は、その平均値が0.340dB、ばらつきが
0.076dBとすることができ、平均値を従来の35
%程度にまで小さくすることができるとともに、ばらつ
きも従来の40%程度にまで小さくできることが判っ
た。
【0044】
【発明の効果】本発明の多芯光コネクタによれば、光フ
ァイバ固定具の先端部に上記光ファイバ固定具はその先
端部で各貫通孔の周囲に突出部を形成するとともに、該
突出部表面と光ファイバ端面とが略球面状をなしている
ことから、一対の多芯光コネクタ同士を接続させる際、
各多芯光ファイバの接触面を大きくして、接続損失の小
さなPC結合を実現することができる。また、本発明の
多芯光コネクタによれば、光ファイバ固定具の先端部が
一対の傾斜面と、該傾斜面に連続する曲面を有し、該曲
面の各貫通孔の周囲に突出部を有するべく複数のくぼみ
を形成したことから、多芯光ファイバの先端部に傷を付
けることなく、接続損失の小さなPC結合を実現するこ
とができる。
【0045】さらに、本発明の多芯光コネクタによれ
ば、突出部表面及び光ファイバ端面が曲率半径R0.5
〜30mmの略球面状としたことから、一対の多芯光コ
ネクタ同士を接続させる際、突出部表面にかかる押圧力
に対し、多芯光ファイバと該多芯光ファイバを貫通孔に
固定する接着剤との間のクリープ破壊を防止して、接合
面が平坦になるPC接続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の多芯光コネクタの一実施形態
を示す斜視図、(b)は同図(a)のX−X線における
断面図、(c)は同図(a)のY−Y線における断面図
である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の多芯光コネクタの結
合端面を示す部分断面図である。
【図3】(a)、(b)は本発明の多芯光コネクタの他
の実施形態を示す断面図である。
【図4】(a)、(b)は本発明の多芯光コネクタの他
の実施形態を示す平面図である。
【図5】(a)、(b)は本発明の多芯光コネクタの製
造過程における結合端面を示す部分断面図である。
【図6】従来の多芯光コネクタを示す斜視図である。
【図7】従来の多芯光コネクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1:多芯光コネクタ 2:光ファイバ固定具 3:貫通孔 4:多芯光ファイバ 5:結合端面 6:傾斜面 7:くぼみ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の貫通孔を有する光ファイバ固定具
    と、上記貫通孔に挿通保持された光ファイバとからなる
    多芯光コネクタであって、上記光ファイバ固定具はその
    先端部で各貫通孔の開口部の周囲に突出部を有するとと
    もに、該突出部表面と光ファイバ端面とが同一径を有す
    る略球面状をなしていることを特徴とする多芯光コネク
    タ。
  2. 【請求項2】上記光ファイバ固定具の先端部が一対の傾
    斜面と、該傾斜面を結ぶ曲面とから成るとともに、該曲
    面に上記貫通孔の開口部が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の多芯光コネクタ。
  3. 【請求項3】上記突出部表面及び光ファイバ端面は、曲
    率半径Rが0.5〜30mmの略球面状をなしているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の多芯光コネク
    タ。
JP2001228022A 2001-07-27 2001-07-27 多芯光コネクタ Withdrawn JP2003043303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228022A JP2003043303A (ja) 2001-07-27 2001-07-27 多芯光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228022A JP2003043303A (ja) 2001-07-27 2001-07-27 多芯光コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003043303A true JP2003043303A (ja) 2003-02-13

Family

ID=19060592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001228022A Withdrawn JP2003043303A (ja) 2001-07-27 2001-07-27 多芯光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003043303A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10295757B2 (en) Fiber optic ferrule with smooth internal contours and method of terminating fiber with the ferrule
EP0249237A2 (en) Optical connector ferrule
JP2990139B2 (ja) 光コネクタおよびその製造方法
US20030142922A1 (en) Passive alignment of fiber optic array
WO2003104871A1 (ja) 光ファイバコネクタ用フェルール及び光ファイバコネクタ構造体、並びにフェルール接続用スリーブ
JP2003043303A (ja) 多芯光コネクタ
JP2002350684A (ja) 多芯光コネクタ
JP2003066279A (ja) 多芯光コネクタ
JP2003057495A (ja) 多芯光コネクタ及びその研磨方法
JP2000275478A (ja) V溝基板とその製造方法及び光ファイバーアレイ
JP2002072016A (ja) 光ファイバアレイおよび光部品
US20200049910A1 (en) Optical connecting device
JP2003107285A (ja) 多芯フェルールとその製造方法及びそれを用いた多芯光コネクタ
JP2002350678A (ja) 多芯光ファイバ固定具
JP2971316B2 (ja) 光コネクタ用フェルールの製造方法
JP2004325581A (ja) 多芯フェルールおよびこれを用いた多芯光コネクタ
JP3266443B2 (ja) 光コネクタ用フェルール
JP3748925B2 (ja) 光コネクタ
JPS5872112A (ja) 光コネクタの製造方法なよびに補強パイプ
JP2691102B2 (ja) 多心光コネクタ
JP2004325605A (ja) 光レセプタクル及びこれを用いた光モジュール
JP2001066461A (ja) 光コネクタ用割スリーブ
JP2000343391A (ja) 細孔研磨方法
JPH0915456A (ja) 多心光ファイバコードの固定方法
JPH09127355A (ja) 光コネクタ用スリーブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080314

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081009