JP2002350678A - 多芯光ファイバ固定具 - Google Patents

多芯光ファイバ固定具

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JP2002350678A
JP2002350678A JP2001162942A JP2001162942A JP2002350678A JP 2002350678 A JP2002350678 A JP 2002350678A JP 2001162942 A JP2001162942 A JP 2001162942A JP 2001162942 A JP2001162942 A JP 2001162942A JP 2002350678 A JP2002350678 A JP 2002350678A
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ferrule
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optical
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Yoshihiro Kobayashi
善宏 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバ2の取り付かない不要な部分の面積
を小さくすることが出来、それによって研磨時間が短く
出来うることと、光部品業界において要求されている小
型化を実現することが出来る。 【解決手段】軸方向に光ファイバ2を収納するための複
数の貫通孔1bを有するフェルール1に光ファイバ2を
固定してなる多芯光ファイバ固定具10において、フェ
ルール1先端面1aの貫通孔1bの配列と後端部1dか
ら外部にでた光ファイバ2の配列が異なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光通信等に使用さ
れる、光ファイバを接着固定した多芯光ファイバ固定具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信などの光信号処理に用いら
れる光ファイバを固定するための光ファイバ固定具は、
光ファイバ同士を接続するために用いられる光コネクタ
もしくは、半導体レーザと光ファイバ等から構成される
半導体レーザモジュール等に用いられている。
【0003】この中で、図5示す様に従来の光ファイバ
固定具10では、光フェルール1に多芯の光ファイバ2
が接着剤3により固定されており、光フェルール1は矩
形断面形状をなし、先端面の光ファイバの配列は多芯リ
ボンファイバの形状である一直線状に配置されていた。
【0004】そして、光ファイバ2の先端面2a間には
光ファイバのコアとほぼ同じ屈折率を有する屈折率整合
剤を介在させて、光ファイバ固定具10同士の結合を行
っていた。
【0005】また、屈折率整合剤を使用しない結合方法
についての検討もなされており、光ファイバ固定具10
の先端面1aに、コアに近い屈折率を有する樹脂膜を設
けて該樹脂膜を介して光ファイバ固定具10同士を接続
する方法が開示されている(特開平4−34403号公
報参照)。
【0006】また、他の従来例としてファイバ固定具1
0は、光ファイバ2を固定可能なフェルール1と、この
フェルール1に接着剤3で固定される光ファイバ2とか
らなり、この光ファイバ2の先端部2aはフェルール1
の先端面1aより突出しており、この先端面1aの光フ
ァイバ2の先端部2aの周囲には光ファイバ2より硬度
の低い低硬度部材が設けられており、そしてその研磨時
に、光ファイバ2の先端部2aより低硬度部材の方が削
られ易いので、低硬度部材は光ファイバ3の端面よりも
突出しないようにしたものもある。
【0007】しかも光ファイバ2の先端部は研磨時に生
じた周辺部のダレにより略球面形状を呈しており、これ
により一対の光ファイバ固定具10同士のPC結合が行
われていた(特開平6−222247号公報参照)。
【0008】上記いずれの従来例においても、矩形断面
の光フェルール1に横一列となった貫通孔が形成されて
いた。
【0009】また、上記従来例以外に、図6示すように
光ファイバ2を固定する部分を貫通孔ではなくV字型の
溝11とし、上蓋12を被せて接着剤3を用いて光ファ
イバを2固定し、しかも外周1eが矩形断面ではなく円
形断面の光ファイバ固定具10が提案された(特開平6
−167637号公報参照)。
【0010】この円形断面の光ファイバ固定具において
も、光ファイバの先端面の配列は多芯リボンファイバの
形状である横一列状であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ファイバ
固定具10においては、多芯リボンファイバが8芯、1
6芯と芯数の増加に伴い、矩形断面である図4に示すよ
うな光フェルール1では横方向に細長い矩形断面になっ
てしまう。そのため光フェルール1に光ファイバ2を接
着固定後の研磨時において、先端面形状が細長い不安定
形状のために、研磨治具を用いたとしても全ての芯数を
均一に研磨することは困難となり、各光ファイバの先端
面の高さがまちまちとなり、多芯を一括にPC接続する
ことが困難という問題が生じていた。
【0012】また、図6示すように円形断面では光ファ
イバの取り付かない不要な部分が大きくなりすぎていた
ために、研磨時間が長くなるということと、小型化を要
求される光部品業界において、小型化できない要因とな
っていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記に鑑みて本発明は、
軸方向に光ファイバを収納するための複数の貫通孔を有
するフェルールに多芯の光ファイバを固定してなる多芯
光ファイバ固定具において、フェルール先端面の貫通孔
の配列と後端部における光ファイバの配列が異なること
を特徴とする。
【0014】また、上記多芯の光ファイバを挟み込むこ
とによりフェルールの先端面と後端部との光ファイバの
配列を修正する手段を有することを特徴とする。
【0015】更に、上記フェルール先端面における貫通
孔の配列を円弧状、多角形状、V字状、十字状、U字
状、S字状、L字状のうちいずれかに設定したことを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図によっ
て説明する。
【0017】図1(a)は本発明の実施形態を示す光フ
ァイバ固定具10の斜視図であり、図1(b)はその断
面図である。軸方向に光ファイバ2を収納するための複
数の貫通孔1bを有するフェルール1に光ファイバ2を
固定してなる多芯光ファイバ固定具10において、フェ
ルール1先端面1aの貫通孔1bの配列がV字状となっ
ており、後端部1dから外部にでた光ファイバ2の配列
がリボンファイバの状態での横一列となり、フェルール
1の先端面1aの貫通孔1bの配列と後端部1dから外
部にでた光ファイバ2の配列が異なる。
【0018】また、後端部1dからでた光ファイバ2は
保護ブーツ6にて補強され、光ファイバ2に横方向の引
っ張り荷重がかかっても破断させない役目を果たしてい
る。
【0019】多芯光ファイバ2は該光ファイバ固定具1
0内部にて支持部材4と押さえ部材5により挟み込まれ
ることにより先端面1aと後端部1dとの多芯光ファイ
バ2の配列を修正することができる。
【0020】これにより、光ファイバに作用する曲げ応
力を緩和させることが出来る。
【0021】フェルール1の材質としては、液晶ポリ
マ、エポキシ樹脂、PBT、PBS、PET等のプラス
チック材料、ジルコニア、アルミナ、窒化珪素、炭化珪
素、窒化アルミニウム、コージュライト、ムライト等を
主成分とする結晶粒子を有するセラミックス、あるいは
ほう珪酸ガラス、結晶化ガラス等のガラス材料、ステン
レス、銅合金にニッケルメッキを施した等の金属材料等
の様々な材料を用いることが出来る。
【0022】これら材料の中でも、アルミナ、ジルコニ
ア等の酸化物セラミックスをプレス成形、射出成形等で
予め成形後、所定温度にて焼成した後、研削もしくは研
磨加工にて外周1eの表面を仕上げて、貫通孔1bをレ
ーザ加工もしくはワイヤ研磨加工にて仕上げた光フェル
ール1を用いることがフェルール1の長期的な信頼性上
特に望ましい。なお、セラミックスは焼成が必要である
が、レーザ加工もしくはワイヤ研磨加工は焼成後に行う
ことが望ましい。
【0023】そして本発明では貫通孔1bの中心と、こ
れに隣接する他の貫通孔1bの中心との位置精度を1.
0μm以下とすることが望ましい。ここで位置精度を
1.0μm以下としたのは、1.0μm以下として用い
た場合に光ファイバの接合面の光屈折が大幅に減少する
ことにより接続損失を抑制できる為であり、1.0μm
を越える場合、損失が極端に大きくなり抑制は困難にな
るからである。
【0024】本発明でいう位置精度とは、貫通孔1bの
中心とそれに隣接する他の貫通孔1bの中心との距離に
設定した公差の幅であって、具体的には同一寸法のサン
プル20個以上について、隣り合う貫通孔1bの中心間
の距離を測定し、その最大値と最小値の差を言う。たと
えば、上記距離250μmの公差を±0.5μmとした
とき、つまり最大値250.5μm、最小値249.5
μmの範囲内にサンプル20個以上が全て公差内に収ま
っていれば位置精度1.0μmである。
【0025】位置精度を1.0μm以下とするために貫
通孔1bの加工方法は、レーザ光を用いることが特に望
ましい。
【0026】加工に用いるレーザの種類としては、特に
限定するものではなく、CO2レーザ、YAGレーザ、
ガラスレーザ、エキシマレーザ等の公知のレーザを用い
ることができ、使用する材料によって適宜レーザの種類
を選定することが出来る。例えばジルコニアセラミック
スの場合、加工パワーの大きさから、設備価格、扱い安
さの点からYAGレーザを用いることが望ましい。
【0027】以上のようにレーザ加工を行うことによっ
て貫通孔1bの配列を自由に形成することが容易とな
る。
【0028】図2(a)〜(i)に貫通孔1bを様々な
配列に形成したフェルール1の正面図を示す。いずれも
矩形状に成形、焼成された光ファイバ用多芯フェルール
41であり、図2(a)は円弧状、図2(b)(c)は
多角形状、図2(d)はV字状、図4(e)は十字状、
図2(f)はU字状、図2(g)はS字状、図2(h)
はL字状の配列でそれぞれ貫通孔1bが各々形成されて
いる。
【0029】ここで、フェルール1を矩形断面で示して
いるが、それにとらわれることなく円形断面はたはその
他の断面形状でも良い。
【0030】上記フェルール1の形状及び貫通孔1bの
配列は一例であるが、本発明のレーザ加工にて自由度を
持つ配列で貫通孔を加工できることから、従来の直線配
列に比べ、2次元的な配列によって最長幅が小さくなり
フェルール1の省スペース化が図れ、加工面積が小さく
なることから研磨などの加工時間の短縮や研磨部品の節
約ができる。また、多芯光ファイバ2を使用する際には
光ファイバ2同士の間隔に合わせた貫通孔1bの加工、
多芯光コネクタを使用する際には光コネクタの寸法に合
わせた貫通孔1bの加工ができるのでフェルール1の接
続に関連する部品への適合性が高くなり、組み込みやす
さ、誤挿入防止の効果がある。
【0031】ここで、後端部1dの光ファイバ2の配列
が直線状であるのは、多芯のリボンファイバの光ファイ
バ2が直線状に配列されて作られており、光ファイバ2
の反対端に取り付く光ファイバ固定具が通常は直線状に
配列されているので、光ファイバ固定具10からの後端
部から出た部分が直線状でなければ、光ファイバ2には
常時曲げ応力がかかり、長期間経過後の光ファイバ2の
破断につながる可能性があるからである。
【0032】更に、本発明によれば、貫通孔1bの加工
を焼成後に行うため、焼結体の共通化による焼成時間の
短縮及び工数削減が出来る。
【0033】本発明の光ファイバ固定具10はシングル
モ−ド、マルチモード共に適用出来る。
【0034】次に、本発明において、多芯の光ファイバ
2を挟み込んで配列を修正する手段である支持部材4及
び押さえ部材5について図3を用いて説明する。
【0035】図3に示すように支持部材4は、先端側4
aの光ファイバの配列がV字状になるような形状に補正
するもので、後端側4bは光リボンファイバ形状である
一直線上に配列するように、光リボンファバの配列を補
正するものである。先端側4aと後端側4bとは滑らか
な曲面で結ばれた面となっている。
【0036】また、押さえ部材5は、先端側5aはV字
状の溝を有して、後端側5bは光リボンファイバ形状で
ある一直線上に配列するように、光リボンファバの配列
を補正するものである。上記支持部材4同様に先端側5
aと後端側5bとは滑らかな曲面で結ばれた面となって
いる。
【0037】本発明の支持部材4及び押さえ部材5は、
プラスチックス、金属、ガラス、セラミックス等様々な
材料を用いることが出来るが、形状が複雑なために、射
出成形で製作できうるプラスチックスを用いることが望
ましい。
【0038】支持部材4および押さえ部材5の先端側4
a、5aの形状はV字状にとらわれることなく、図2に
示すように円弧状、多角形状、十字状、U字状、S字
状、L字状等の様々な配列とすることが出来る。
【0039】いずれの場合も、先端側4a,5aの形状
はフェルール1の内周と貫通孔1bの配列を埋めるよう
な形状とすることが望ましい。
【0040】図4に支持部材4と押さえ部材5が光ファ
イバ2を挟み込んだ状態の先端部4a、5aの断面図を
示す。
【0041】図4(a)は本発明第一実施例を示し、支
持部材4と押さえ部材5に挟み込まれた光ファイバ2が
フェルール1の内周1fに接着剤3にて固定されてい
る。図4(b)〜(d)は図4(a)の形状を変化させ
たものである。次に図4(e)、(f)は貫通孔1bの
配列が円弧状、多角状であり、支持部材4が光ファイバ
2の内部に位置し、押さえ部材5が光ファイバ2の外部
を包みこむ構成となっている。
【0042】更に図4(g)は4つのリボンファイバが
支持部材4を中心として十字状に配列されており、押さ
え部材5が光ファイバ2を包み込む構成となっている。
【0043】ここでフェル−ル1の内周1fを円形断面
としているが、これに限ることなく、多角形状、楕円等
でも同一の効果を奏することが出来る。
【0044】このように、軸方向に光ファイバ2を収納
するための複数の貫通孔1bを有するフェルール1に光
ファイバ2を固定してなる多芯光ファイバ固定具10に
おいて、フェルール1先端面1aの貫通孔1bの配列と
後端部1dから外部にでた光ファイバ2の配列が異なる
ことにより、光ファイバ2の取り付かない不要な部分の
面積を小さくすることが出来、それによって研磨時間が
短く出来うることと、光部品業界において要求されてい
る小型化を実現することが出来る。
【0045】次に本発明の光ファイバ固定具の組み立て
方法について説明する。
【0046】まず支持部材4と押さえ部材5のV溝部分
に接着剤3を塗布し、先端部分の被覆2aを除去した多
芯光ファイバの被覆2aを挟み込んで、予め接着剤3を
内部に充填したフェルール1内部に挿入する。このと
き、被覆2aを除去した光ファイバの先端部がフェルー
ル先端部1aより飛び出している必要がある。
【0047】次にフェルール1を熱して接着剤を硬化さ
せる。その後、フェルール1の後端部1dに保護ブーツ
6を組み込み接着剤で固定する。
【0048】最後に、先端面1aを研磨仕上げして、フ
ェルール先端面1a及び光ファイバ2端面を仕上げる。
【0049】以上のように、本発明によれば、軸方向に
光ファイバ2を収納するための複数の貫通孔1bを有す
るフェルール1に光ファイバ2を固定してなる多芯光フ
ァイバ固定具10において、フェルール1先端面1aの
貫通孔1bの配列と後端部1dから外部にでた光ファイ
バ2の配列が異なることにより、光ファイバ2の取り付
かない不要な部分の面積を小さくすることが出来、それ
によって研磨時間が短く出来うることと、光部品業界に
おいて要求されている小型化を実現することが出来る。
【0050】本発明の光ファイバ固定具10は、光ファ
イバ同士を接続するために用いられる光コネクタもしく
は、半導体レーザと光ファイバ等から構成される半導体
レーザモジュール等に用いられている。
【0051】また、本発明の光ファイバ固定具10を用
いた多芯光コネクタは、高密度実装を要求される光伝送
装置間のバックパネルに用いられる。又、本発明の光フ
ァイバ固定具10を用いた半導体レーザモジュールはこ
れも同じく高密度実装を要求される光伝送装置に用いら
れる。
【0052】
【実施例】ここで、以下に示す方法で実験を行った。
【0053】フェルール1を円形断面形状として、図1
に示す先端部1aの光ファイバの配列がV字状の本発明
の光ファイバ固定具10と、比較例として図6示す先端
部1aの光ファイバの配列が一直線状の光ファイバ固定
具を作製し、その大きさを比較した。
【0054】多芯光ファイバは16芯として、各芯間は
250μmのリボンファイバを使用した。
【0055】本発明のサンプルは、先端部の光ファイバ
の配列がV字状で、孔列の角度が60°、孔から外周ま
での距離は0.5mm以上とした。また、比較例の従来
のサンプルは先端部の光ファイバの配列が一直線状で、
孔列の角度が180°、孔から外周までの距離は本発明
同様0.5mm以上とした。
【0056】その大きさの比較を表1に示す。
【0057】
【表1】
【0058】この結果より、従来の光ファイバ固定具1
0の外形が4.75mmであったのに対し、本発明の光
ファイバ固定具10は外径が2.75mmとなり、従来
の57.9%まで小型化することが出来た。
【0059】以上より、本発明によれば、軸方向に光フ
ァイバ2を収納するための複数の貫通孔1bを有するフ
ェルール1に光ファイバ2を固定してなる多芯光ファイ
バ固定具10において、フェルール1先端面1aの貫通
孔1bの配列と後端部1dから外部にでた光ファイバ2
の配列を異ならせることにより、光ファイバ2の取り付
かない不要な部分の面積を小さくすることが出来、それ
によって小型化を実現することが出来た。
【0060】
【発明の効果】このように、本発明によれば、軸方向に
光ファイバを収納するための複数の貫通孔を有するフェ
ルールに光ファイバを固定してなる多芯光ファイバ固定
具において、フェルール先端面の貫通孔の配列と後端部
から外部にでた光ファイバの配列が異なることにより、
光ファイバの取り付かない不要な部分の面積を小さくす
ることが出来、それによって研磨時間が短く出来うるこ
とと、光部品業界において要求されている小型化を実現
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の多芯光ファイバ用固定具を示
す斜視図であり、(b)はX−X断面図である。
【図2】(a)〜(i)は本発明の多芯光ファイバ用固
定具において、貫通孔の配列を示す正面図である。
【図3】本発明の支持部材と押さえ部材を示す斜視図で
ある。
【図4】(a)〜(g)は本発明の支持部材と押さえ部
材を示す断面図である。
【図5】従来の多芯光ファイバ固定具を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の多芯光ファイバ固定具を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 フェルール 1a 先端面 1b 貫通孔 1d 後端部 1e 外周 1f 内周 2 光ファイバ 2a 先端面 3 接着剤 4 支持部材 4a 先端側 4b 後端側 5 押さえ部材 5a 先端側 5b 後端側 10 光ファイバ固定具 11 溝 12 上蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向に光ファイバを収納するための複数
    の貫通孔を有するフェルールに多芯の光ファイバを固定
    してなる多芯光ファイバ固定具において、フェルール先
    端面の貫通孔の配列と後端部における光ファイバの配列
    が異なることを特徴とする多芯光ファイバ固定具。
  2. 【請求項2】上記多芯の光ファイバを挟み込むことによ
    りフェルールの先端面と後端部との光ファイバの配列を
    修正する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    多芯光ファイバ固定具。
  3. 【請求項3】上記フェルール先端面における貫通孔の配
    列を円弧状、多角形状、V字状、十字状、U字状、S字
    状、L字状のうちいずれかに設定したことを特徴とする
    請求項1記載の多芯光ファイバ固定具。
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