JP2003322748A - 光ファイバ位置決めユニット及び光ファイバアレイ - Google Patents

光ファイバ位置決めユニット及び光ファイバアレイ

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JP2003322748A
JP2003322748A JP2002133010A JP2002133010A JP2003322748A JP 2003322748 A JP2003322748 A JP 2003322748A JP 2002133010 A JP2002133010 A JP 2002133010A JP 2002133010 A JP2002133010 A JP 2002133010A JP 2003322748 A JP2003322748 A JP 2003322748A
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subunit
optical fiber
positioning
fixing
holes
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Tomohiko Ueda
知彦 上田
Toshifumi Hosoya
俊史 細谷
Yukihiro Yokomachi
之裕 横町
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易であり且つ製造コストの低減を図
ることのできる高精度の光ファイバアレイを提供するこ
と。 【解決手段】 本発明の光ファイバアレイ10は、それ
ぞれが光ファイバ12の一端に設けられた素線部分14
の先端部を受け入れて位置決めし固定する複数の位置決
め穴24を高精度に有する第1サブユニット20と、第
1サブユニットに隣接配置される第2サブユニット22
であって、光ファイバ12の残りの素線部分と該素線部
分に隣接する被覆部分16とを受け入れて固定する、位
置決め穴と同数の固定穴44を有する第2サブユニット
22とを備えている。また、位置決め穴と対応の固定穴
との間に、前記素線部分の動きを許容する動作許容部4
8cが形成されるていることを特徴とする。これによ
り、光ファィバを第2サブユニットに固定した後、位置
決め穴に一括挿入することが容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の光ファイ
バを配列してなる光ファイバアレイ及びその製造方法、
並びに光ファイバアレイを製造するために用いられる光
ファイバ位置決めユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】複数本の光ファイバを一次元又は二次元
に配列して構成された光ファイバアレイは従来から種々
の型式がある。例えば、一次元配列型の光ファイバアレ
イとしては、特開平8−286078号公報や特開平9
−243850号公報、特開2000−155239号
公報等に記載されたものが知られている。また、二次元
配列型の光ファイバアレイとしては、特開平10−26
8145号公報や特開2001−30759号公報等に
記載のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の光ファイバアレイには次のような問題点
がある。
【0004】まず、上記公報に記載の一次元配列型の光
ファイバアレイについてはいずれも、V溝プレートのV
溝に光ファイバを載せて接着剤を滴下し、更にその上方
からカバープレートにより光ファイバをV溝に押さえ付
けることで製造される。しかし、この方法では、光ファ
イバを高精度に位置決めするためにはV溝プレートにV
溝を高精度に形成する必要があるが、V溝プレートは石
英等のガラス、シリコン、インバール材等の金属からな
り、その全体を加工することは手間とコストがかかる。
また、この方法で二次元配列型の光ファイバアレイを製
造しようとした場合、多数のV溝プレートと光ファイバ
とを積層しながら組み立てていく必要があり、作業性が
悪く、積層時に精度が低下してしまう。
【0005】一方、二次元配列型の光ファイバアレイの
製造方法は上記特開平10−268145号公報には明
示されておらず、当該公報に記載のものは複雑な構成で
あるので、効率よく製造することは困難と考えられる。
特開2001−30759号公報には前述したV溝プレ
ートを用いた方法のみが示されている。従って、上記公
報に記載の二次元配列型光ファイバアレイも、製造効率
が悪く、且つ、精度が低いという問題がある。
【0006】ところで、二次元配列型光ファイバアレイ
は、マイクロマシンシステム(MicroElectro Mechanical
System:MEMS)技術を応用した機械式の三次元光ス
イッチの入力部又は出力部に用いられることが考えられ
ている。三次元光スイッチは、例えば特開2001−1
17025号公報等に記載されているものがある。これ
は、出力用の二次元配列型光ファイバアレイにおける一
つの光ファイバから出射された光を機械的に動作するミ
ラーにて反射させ、入力用の二次元配列型光ファイバア
レイの光ファイバのいずれかに選択的に伝送するという
ものである。かかる三次元光スイッチでは、光の確実な
空間伝送を達成するためには、光ファイバアレイにおけ
る光ファイバの端面の位置精度を極めて高くする必要が
ある。
【0007】しかしながら、上述したような従来の二次
元配列型光ファイバアレイでは、そのような高い位置精
度を得るためには、製造に手間がかかると共に、製造コ
ストも高くなるという問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、製造が容易であ
り且つ製造コストの低減を図ることのできる高精度の光
ファイバアレイ、並びに、そのような光ファイバアレイ
に用いられる光ファイバ位置決めユニットを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
光ファイバアレイを構成する光ファイバ位置決めユニッ
トに係るものであり、それぞれが光ファイバの一端に設
けられた素線部分の先端部を受け入れて位置決めし固定
する複数の位置決め穴を有する第1サブユニットと、第
1サブユニットに隣接配置される第2サブユニットであ
って、光ファイバの残りの素線部分と該素線部分に隣接
する被覆部分とを受け入れて固定する、位置決め穴と同
数の固定穴を有する前記第2サブユニットとを備えるも
のである。また、固定穴は、第1サブユニット側となる
方向に縮径されるテーパ部分を有し、テーパ部分の最大
径が被覆部分の外径よりも大きく、テーパ部分の最小径
が被覆部分の外径よりも小さく且つ素線部分の外径より
も大きくなっていることを特徴とする。更に、第1サブ
ユニット及び第2サブユニットが互いに隣接配置された
状態において、位置決め穴がそれぞれ対応の固定穴と連
通すると共に、位置決め穴と対応の固定穴との間に、素
線部分の動きを許容する動作許容部が形成されるように
なっていることを特徴としている。
【0010】ここで、本明細書において、「光ファイ
バ」と言った場合には、単心線型の光ファイバ心線を表
し、いわゆる光ファイバ素線(一次被覆のない裸光ファ
イバを含む)にポリアミド、ポリエステルエラストマ
ー、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂や、ウレタンアクリレ
ート、エポキシアクリレート等の紫外線硬化型樹脂の被
覆を施したものをいう。また、特に、光ファイバのうち
被覆のある部分を被覆部分、被覆が除去された部分を素
線部分と称する。また、本明細書において、「テーパ」
は、完全な円錐面のみならず、フレア状ないしは朝顔状
に湾曲した面等も含む意である。
【0011】上記構成の光ファイバ位置決めユニット
は、位置決め精度が特に重要となる第1サブユニット
と、精度は比較的低くてもよい第2サブユニットに分割
したものである。このため、第1サブユニットの位置決
め穴を短くすることができ、これによって加工が容易と
なり、しかも加工精度がより向上する。また、精度を出
すためには材料は高価なものとなるが、第2サブユニッ
トは廉価なプラスチック成型品から作ることができるの
で、光ファイバ位置決めユニット全体に高価な材料を使
う必要がなくなる。
【0012】かかる第1サブユニットと第2サブユニッ
トからなる構成において、請求項7に記載の光ファイバ
アレイを製造する場合、第2サブユニットの固定穴の全
てに光ファイバを接着剤で固定した後、一括して第1サ
ブユニットの位置決め穴に挿入することが簡便な方法で
あると考えられる。
【0013】この一括挿入の際、光ファイバの素線部分
と被覆部分の位置は第2サブユニットに対して一定であ
ることが望ましいが、本発明に係る発明では、固定穴に
前述の如きテーパ部分を有し、そこで被覆部分が停止す
るので、光ファイバの位置管理が容易となる。
【0014】また、第2サブユニットでの位置精度は比
較的に低くてもよいので、光ファイバを第2サブユニッ
トに固定した後に位置決め穴に挿入する際、光ファイバ
の素線部分に大きな湾曲が生じるおそれがある。しか
し、本発明では、第1サブユニット及び第2サブユニッ
トが互いに隣接配置された状態において、位置決め穴と
対応の固定穴との間に、素線部分の動きを許容する動作
許容部が形成されるので、素線部分に急激な曲げが生じ
ることはない。
【0015】動作許容部としては、固定穴の、テーパ部
分よりも第1サブユニット側となる部分を、テーパ部分
の最小径よりも大きな内径としたものが考えられる。
【0016】また、第2サブユニットの、第1サブユニ
ット側となる面に、固定穴の全てに連通する凹部を設
け、これを動作許容部としてもよい。
【0017】第1サブユニットを第2サブユニットに隣
接配置する手段としては、第2サブユニットの、第1サ
ブユニット側となる面に凹部を設けて、そこに第1サブ
ユニットを嵌合するようにしてもよい。かかる場合、凹
部の側面と第1サブユニットの側面との間に所定の間隙
を形成しておくと、光ファイバを第1サブユニットの位
置決め穴に一括挿入する際、第2サブユニットに対して
第1サブユニットの位置を調整することができ、第2サ
ブユニットに固着された光ファイバから第1サブユニッ
トに作用する力のバランスを採ることが可能となる。
【0018】光ファイバの挿入を容易化するためには、
位置決め穴の、第2サブユニット側となる開口部に、第
2サブユニット側に広がるテーパを形成することが好ま
しい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面は寸
法的に誇張して描いたものである。
【0020】図1及び図2は、本発明の好適な実施形態
に係る光ファイバアレイ10を示している。この光ファ
イバアレイ10は、例えばマイクロマシンシステム(M
EMS)技術を応用した機械式の三次元光スイッチ(図
示しない)において入力用又は出力用として用いられ得
るものであり、光ファイバ12の端面がm行n列のマト
リクス状(図示実施形態では8行8列)の2次元に配列
されている。また、以下の説明において寸法の具体的数
値を示した箇所があるが、これは光ファイバ12の先端
に形成された素線部分14の外径が125μm、被覆部
分16の外径が250μmである光ファイバ12の場合
を想定したものであり、適用される光ファイバ12の寸
法に応じて適宜変更され得るものである。
【0021】光ファイバアレイ10は、光ファイバ12
を8行8列で位置決めし保持する光ファイバ位置決めユ
ニット18を有している。このユニット18は、光ファ
イバ12の素線部分14を精密に位置決めし固定する第
1サブユニット20と、第1サブユニット20に隣接し
て配置され、主として光ファイバ12の被覆部分16を
固定する第2サブユニット22とから構成されている。
【0022】第1サブユニット20は、実質的に直方体
部材であり、光ファイバ12の素線部分14が挿入され
る複数本の位置決め穴24が貫通形成されている。位置
決め穴24は光ファイバ12と同数、すなわち本実施形
態では64本であり、第2サブユニット22が隣接配置
される側の第1サブユニット20の面26から、その面
26の反対側の面28にかけて直線状に延びている。こ
こで、面28の側を前側と定め、面28を前端面と称
し、面26を後端面と称することとする。図3に示すよ
うに、位置決め穴24は前後の端面28,26に対して
実質的に直交している。また、前端面28の正面から見
た場合、位置決め穴24は8行8列で正方マトリクス状
に配列されている。
【0023】位置決め穴24の内径は光ファイバ12の
素線部分14の外径よりも僅かに大きい値、126〜1
27μm程度とされている。また、この光ファイバアレ
イ10が三次元光スイッチに適用される場合、光を光フ
ァイバアレイ10に向かって或いは光ファイバアレイ1
0から数cm以上の空間を伝送させることがあり、光ビ
ーム径や、必要に応じて配置されるレンズの径を考慮す
ると、クロストーク防止という観点とも相俟って、位置
決め穴24のピッチは0.5mm以上とされることが好
ましく、本実施形態では1mmとしている。
【0024】更に、光ファイバ12の素線部分14は第
1サブユニット20の後端面26側の位置決め穴24の
開口部30から挿入されるが、その挿入作業を容易化す
るために、開口部30は、図3に明示する通り、後端面
側に拡径するテーパが付けられていることが好ましい。
本実施形態では、テーパ付き開口部30の最大径は30
0μm程度としている。
【0025】また、第1サブユニット20の前端面28
にはレンズアレイ、或いは、MEMSやPLC等の装置
が接合される場合があるため、第1サブユニット20の
材質は接合される装置や部材の材質と同等の線膨張係数
のものであることが好適である。具体的には、レンズア
レイが接合される場合には、第1サブユニット20は石
英等のガラスやシリコン、インバール材、ジルコニアの
ような低線膨張係数の材料から作られるとよい。
【0026】第2サブユニット22は、図1及び図2か
ら理解される通り、略直方体の部材から構成されてい
る。第2サブユニット22の中心軸線C1に直交する面
での断面は、第1サブユニット20の端面26,28よ
りも大きい。第2サブユニット22の前端面32の外周
部には、前方に突出するロの字状の突縁部34が一体的
に形成されている。この突縁部34により、第2サブユ
ニット22の前端面32の中央部には凹部36が画され
ることとなる。この凹部36は、正面から見た場合に、
第1サブユニット20の端面とほぼ同一の形状であり、
第1サブユニット20が嵌合されるようになっている。
凹部36に対する第1サブユニット20の嵌合関係は締
まり嵌めであってもよいが、凹部36の中心軸線C1に
直交する面において第1サブユニット20が第2サブユ
ニット22に対して僅かに移動することができる関係で
あることが好適である。すなわち、後述する製法上の理
由から、凹部34の縦寸法(側面38a,38b間の間
隔)及び横寸法(側面38c,38d間の間隔)は第1
サブユニット20の縦寸法(側面40a,40b間の間
隔)及び横寸法(側面40c,40d間の間隔)よりも
僅かに大きくされることが好ましい。
【0027】突縁部34に囲まれた第2サブユニット2
2の前端面32の中央部、すなわち凹部36の底面42
には、第1サブユニット20における位置決め穴24と
同じ配列で固定穴44が形成されている。これらの固定
穴44は第2サブユニット22の後端面46に向けて、
中心軸線C1と平行に貫通形成されている。
【0028】各固定穴44は、図3に明示するように、
光ファイバ12の素線部分14が配置される前側部分4
8と、被覆部分16が配置される後側部分50とを有し
ている。後側部分50は、被覆部分16の外径よりも大
きな内径(300〜350μm)を有する略円筒形状と
なっている。後側部分50の後端、すなわち固定穴44
の後端面46側の開口部52は、光ファイバ12の挿入
を容易とするために、後方ほど拡径されている。後側部
分50と前側部分48との間の境界部分54はテーパが
付けられ前方ほど縮径されており、最小径部(前側部分
48の後端)48aの内径は光ファイバ12の被覆部分
16の外径よりも小さく且つ素線部分14の外径よりも
大きくされている。具体的には、テーパ付き境界部分
(以下「テーパ部分」という)54の最小径部48aの
内径は126〜127μm程度とされている。
【0029】固定穴44の前側部分48は前後に区画さ
れており、その後部48bは内径が前記最小径部48a
の内径と同一の略円筒形状となっており、前部48c
は、後部48bから突出する光ファイバ12の素線部分
14の動きを許容する動作許容部であり、後部48bの
内径よりも大きな内径を有する略円筒形状となってい
る。前側部分48の前部48cの内径は、第1サブユニ
ット20と第2サブユニットとを組み合わせた場合に両
者間に生じるずれの量から定められる。すなわち、図3
に示すように、位置決め穴24の中心軸線C2と固定穴
44の中心軸線C3との間にずれΔaが生じた場合に、
前側部分48の前端と位置決め穴24の後端開口部30
との間に光ファイバ12の素線部分14が十分に挿通し
得る間隙が形成されるよう、前側部分48の前部48c
の内径が定められることが必要である。また、前側部分
48の前部48cの長さ(中心軸線C3に沿っての長
さ)は、後述するように、素線部分14に大きな曲げ応
力が生じないよう比較的長く設定することが好ましい。
例えば、次式で表される歪みεが0.5%以下、好まし
くは0.3%以下となるよう、長さを定めるとよい。
【0030】ε=r/R=3rδ/2L2 (r:光ファイバ素線部分の外径、R:素線部分に生じ
る湾曲部の曲率半径、δ:軸線C2,C3間の位置ず
れ、L:光ファイバの素線部分における曲がり部分の長
さ)
【0031】このように第2サブユニット22の固定穴
44の形状は比較的複雑な形状となる場合があるため、
第2サブユニット22の材料は、加工性に優れたエポキ
シ樹脂、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニレ
ンサルファイド(PPS)、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)のようなプラスチック材料や金属が有効で
ある。プラスチック材料はそれ自体安価なものが多いた
め、光ファイバアレイ10の製造コスト低減にも寄与す
る。
【0032】なお、図1及び図2において、符号56
は、光ファイバ位置決めユニット18から露出する光フ
ァイバ12を保護するために、第2サブユニット22の
後部に脱着可能に嵌合されるブーツである。このブーツ
56は弾性材料、例えばゴムやエラストマーから作られ
る。また、ブーツ56の脱落を防止するために、第2サ
ブユニット22とブーツ56との間の接触部分には互い
に嵌合状態となる凹凸58が形成されることが好適であ
る。
【0033】次に、以上のような構成の光ファイバアレ
イ10を製造する方法について説明する。
【0034】まず、第1サブユニット20、第2サブユ
ニット22、ブーツ56、及び光ファイバ12を用意す
る。第1サブユニット20は、光ファイバアレイ10に
おいて光ファイバ12の端面位置を定める最も重要な部
品であるため、位置決め穴24を極めて高い精度で加工
する必要がある。本実施形態における第1サブユニット
20は、光ファイバ12の素線部分14を保持すること
ができる最小限の厚さを有すればよいので、位置決め穴
24の加工精度も出しやすいという利点がある。一方、
第2サブユニット22は、光ファイバ12の位置決めよ
りも確実な固定を主目的としたものであるので、安価な
プラスチック成形品から作ることができ、加工精度は第
1サブユニット20に比して低くてもよい。よって、第
2サブユニット22は容易に製造することができる。ま
た、光ファイバ12は、本実施形態では、テープ心線6
0の端部の被覆62を裂いて単心線としたものである。
各光ファイバ12の先端部分は、当該部分の被覆を除去
することで、素線部分14とされたものである。この素
線部分14の長さは、第2サブユニット22における固
定穴44の前側部分48の長さと、第1サブユニット2
0における位置決め穴24の長さの合計よりも長くして
ある。更に、光ファイバ12の素線部分14の先端に放
電を与えてエッジ処理を施し、先を丸めておくことが、
後述の穴44,24への挿入性を向上させるために好適
である。
【0035】光ファイバアレイ10の構成部品が用意さ
れたならば、第2サブユニット22の後方から、固定穴
44のそれぞれに光ファイバ12を挿入する。固定穴4
4の後側の開口部52はテーパ付きであり、十分に広い
径となっているので、挿入は容易に行うことができる。
光ファイバ12を固定穴44に挿入していくと、光ファ
イバ12の素線部分14は固定穴44の後側部分50か
らテーパ部分54を経て前側部分48へと進む。この
際、素線部分14の軸線が固定穴44の中心軸線C3と
ずれていても、素線部分14の先端は固定穴44のテー
パ部分54に接してそれにより案内されるので、円滑に
且つ確実に前側部分48に挿入される。
【0036】この後、光ファイバ12の被覆部分16も
固定穴44に入るが、被覆部分44の外径は固定穴36
のテーパ部分54の最大径よりも小さく且つ最小径より
も大きいので、被覆部分16の先端がテーパ部分54の
内面に突き当る。これによって、光ファイバ12の被覆
部分16は第2サブユニット22に対して軸線方向にお
いてほぼ一定の位置に配置される。この状態において
は、全ての光ファイバ12の特性が実質的に同様とな
り、或いはまたほぼ一律に発揮されることになる。ま
た、光ファイバ12の素線部分14の先端は第2サブユ
ニット22の前端面32から突出する。
【0037】次に、図3に示すように、第2サブユニッ
ト22の後方より、接着剤64を各固定穴44内に注入
する。接着剤64は固定穴44の後側部分50の内面と
光ファイバ12の被覆部分16との間に充填されるが、
テーパ部分54の内面に被覆部分16の先端が接してお
り、且つ、前側部分48の後部48bの内径が光ファイ
バ12の素線部分14の外径とほぼ同じであるので、接
着剤64は前側部分48の後部48bにて止まり、前部
48cへは流出しない。
【0038】一方、第1サブユニット20の位置決め穴
24にも接着剤を注入する。そして、この接着剤が硬化
する前に、第2サブユニット22に接着固定された光フ
ァイバ12の素線部分14をそれぞれ、第1サブユニッ
ト20の後方から対応の位置決め穴24に挿入する。ま
た、第2サブユニット22の凹部36の底面42及び側
面38a〜38dにも接着剤を塗布する。全ての素線部
分14の先端が位置決め穴24に挿入されたならば、第
1サブユニット20と第2サブユニット22とを接近さ
せていき、光ファイバ12を位置決め穴24に一括挿入
すると共に、第2サブユニット22の凹部36に第1サ
ブユニット20を嵌合する。
【0039】この際、第2サブユニット22の前端面3
2(凹部36の底面42)から突出している光ファイバ
12の素線部分14の根本部と、第1サブユニット20
の位置決め穴24との間に位置ずれが生じていても、図
3に示すように、固定穴44の前側部分48における大
径の前部48cの存在により、素線部分14の根本部に
は滑らかな湾曲しか形成されず、そこに大きな曲げ応力
が生じることはない。これを、前側部分48の内径が全
て後部48bと同一であるとした図4の構成と比較する
と、生じる湾曲の大きさの違いが理解されよう。
【0040】また、第2サブユニット22の凹部36に
第1サブユニット20を嵌合する時、凹部36の側面3
8a〜38dと第1サブユニット20の側面40a〜4
0dとの間には間隙が形成されているので、第1サブユ
ニット20を凹部36の底面42上で上下左右にすり合
わせるとよい。このようなすり合わせを、例えば手動に
て行った場合、手に感じる負荷が最も小さくなるよう第
1サブユニット20を配置すれば、その状態において複
数の光ファイバ12から第1サブユニット20に作用す
る力が最もバランスのとれた位置となる。この場合、光
ファイバ12の素線部分14に生じる曲げ応力の平均値
が最小となる。
【0041】このように、前側部分48の前部48cの
内径が大きくこと、及び、第2サブユニット22の凹部
36の側面38a〜38dと第1サブユニット20の側
面40a〜40dとの間に間隙が形成されていることに
より、光ファイバ12の素線部分14の破断確率が大幅
に低減される。
【0042】接着剤が硬化して光ファイバ12の素線部
分14及び被覆部分16が第1サブユニット20及び第
2サブユニット22に対して固着され、第1サブユニッ
ト20と第2サブユニット22との間も接着されたなら
ば、光ファイバ12の端面と第1サブユニット20の前
端面28とが面一となるように、第1サブユニット20
の前端面28及び光ファイバ12の先端を研磨加工す
る。最後に、ブーツ56を取り付けることで、位置精度
の極めて高い光ファイバアレイ10が完成する。
【0043】なお、上述したように完成した光ファイバ
アレイ10内の光ファイバ12の歪みは小さいので、長
期に渡ってその信頼性は維持されるものとなる。
【0044】以上、本発明による好適な実施形態につい
て詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定され
ないことは言うまでもない。
【0045】例えば、上記実施形態では、固定穴44の
前側部分48の前部48cは略円筒形状となっている
が、図5に示すように、前方ほど拡径した略円錐形状で
あってもよい。また、固定穴44には、光ファイバ12
の素線部分14を支える部位があればよく、テーパ部分
54の前端の最縮径部48aに拡径された部分48cが
接続するような形態を採ることも可能である。
【0046】更にまた、最縮径部48aから前方(第1
サブユニット20側)の部分は固定穴44毎に個別に形
成されていなくともよく、図6に示すように、全ての固
定穴44に連通する凹部70としてもよい。このような
凹部70も、光ファイバ12の素線部分14の動作を拘
束しない動作許容部であるという点では、図3に示すよ
うな前側部分48の前部48cと同様である。
【0047】更に、動作許容部としては、図7に示すよ
うな、第1サブユニット20の後端面28に形成された
凹部72や、図8に示すような、第1サブユニット20
と第2サブユニット22との間に介在されたスペーサ7
4により形成された空間76等が考えられる。なお、図
8のスペーサ74は、第1サブユニット20と第2サブ
ユニット22とを囲繞してこれらサブユニット20,2
2を保持する外囲体76に一体形成されたものである。
【0048】また、第1サブユニット20は、直方体形
状の部材に丸穴を位置決め穴24として形成したもので
あるが、他の形状としてもよい。例えば図9に示すよう
に、互いに平行なV溝80が複数本、一面に形成された
ベースプレート82とその面を覆うカバープレート84
との対を積層したものを第1サブユニット20aとして
用いることができる。この場合、位置決め穴24aの断
面形状は三角形状となる。なお、カバープレート84を
廃し、ベースプレート82上にベースプレート82をカ
バープレートとして積層したものとしてもよい。
【0049】第2サブユニット20についても、図示し
ないが、一面に固定穴となる溝を形成したベースプレー
トと、その上を覆うカバープレートとからなる対を積層
したもの、又はベースプレートのみを積層したものであ
ってもよい。この場合、溝が前述の固定穴44と同等の
形状を有するよう形作られる必要がある。また、溝のピ
ッチを後端よりも前端の方が広くなるよう溝を湾曲して
形成すれば、そこに挿通される光ファイバのピッチを変
換することができる。これは、テープ心線60をより有
効に利用可能とするものである。
【0050】更に、第1サブユニット20や第2サブユ
ニット22の外形形状は直方体に限られず、円柱形状や
その他の形状であってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
ファイバアレイを構成する光ファイバ位置決めユニット
を第1サブユニットと第2サブユニットとから構成し、
第1サブユニットは光ファイバの端面の位置決め精度向
上を図るものとし、第2サブユニットは光ファイバの固
定強度を向上させるものとしている。
【0052】その結果、第1サブユニットについては、
光ファイバの素線部分を受け入れるに十分な長さの位置
決め穴を形成するだけでよく、加工が容易であり、その
精度も上げることが可能となる。よって、本発明により
得られる光ファイバアレイは、極めて高い精度が要求さ
れるMEMS技術を応用した空間伝送型三次元スイッチ
においても有効に適用され得るものとなる。
【0053】一方、第2サブユニットについては高い精
度は要求されないので、プラスチック材料等から作るこ
とができ、加工が容易である。しかも、プラスチック材
料は安価であるので、光ファイバアレイ全体として製造
コストを低減する効果がある。
【0054】また、本発明によれば、光ファイバの素線
部分に生ずる曲げ応力が小さなものとなり、素線部分の
破断確率を大幅に低減するものである。光ファイバ素線
部分の曲げ応力は、手作業により複数の光ファイバを第
1サブユニットの位置決め穴に一括挿入しようとした場
合に生じ易く、光ファイバの一括挿入は1本ずつの挿入
作業よりも容易である。従って、曲げ応力の低減という
効果は、優れた性能の光ファイバアレイの製造効率を向
上させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態に係る光ファイバアレ
イを示す一部断面斜視図である。
【図2】図1の光ファイバアレイの分解斜視図である。
【図3】図1の光ファイバアレイにおける第1サブユニ
ットと第2サブユニットを示す断面部分図である。
【図4】光ファイバの素線部分に生ずる湾曲部の状態を
図3のものと比較するための断面参考図である。
【図5】第2サブユニットの固定穴の変形例を示す断面
部分図である。
【図6】本発明の変形例を示す断面部分図である。
【図7】本発明の別の変形例を示す断面部分図である。
【図8】本発明の更に別の変形例を示す断面部分図であ
る。
【図9】第1ユニットの変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
10…光ファイバアレイ、12…光ファイバ、14…素
線部分、16…被覆部分、18…光ファイバ位置決めユ
ニット、20…第1サブユニット、22…第2サブユニ
ット、24…位置決め穴、30…テーパ付き開口部、3
6…凹部、44…固定穴、48…前側部分、48c…前
側部分の前部(動作許容部)、50…後側部分、54…
テーパ部分、56…ブーツ、60…テープ心線、70,
72…凹部(動作許容部)。
フロントページの続き (72)発明者 横町 之裕 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H036 JA01 LA00 NA01 QA12 QA19 2H046 AA03 AA05 AA42

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが光ファイバの一端に設けられ
    た素線部分の先端部を受け入れて位置決めし固定する複
    数の位置決め穴を有する第1サブユニットと、 前記第1サブユニットに隣接配置される第2サブユニッ
    トであって、前記光ファイバの残りの素線部分と該素線
    部分に隣接する被覆部分とを受け入れて固定する、前記
    位置決め穴と同数の固定穴を有する前記第2サブユニッ
    トとを備え、 前記固定穴が、前記第1サブユニット側となる方向に縮
    径されるテーパ部分を有し、前記テーパ部分の最大径が
    前記被覆部分の外径よりも大きく、前記テーパ部分の最
    小径が前記被覆部分の外径よりも小さく且つ前記素線部
    分の外径よりも大きくなっており、 前記第1サブユニット及び前記第2サブユニットが互い
    に隣接配置された状態において、前記位置決め穴がそれ
    ぞれ対応の前記固定穴と連通すると共に、前記位置決め
    穴と対応の前記固定穴との間に、前記素線部分の動きを
    許容する動作許容部が形成されるようになっていること
    を特徴とする、光ファイバ位置決めユニット。
  2. 【請求項2】 前記動作許容部が、前記固定穴の、前記
    テーパ部分よりも前記第1サブユニット側となる部分で
    あって、前記テーパ部分の前記最小径よりも大きな内径
    を有しているものであることを特徴とする、請求項1に
    記載の光ファイバ位置決めユニット。
  3. 【請求項3】 前記動作許容部が、前記第2サブユニッ
    トの、前記第1サブユニット側となる面に設けられた凹
    部であって、前記固定穴の全てに連通するものであるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ位置決め
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記第2サブユニットの、前記第1サブ
    ユニット側となる面には、前記第1サブユニットが嵌合
    される凹部が形成されており、前記凹部の側面と前記第
    1サブユニットの側面との間に所定の間隙が形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の光ファイバ位置決めユニット。
  5. 【請求項5】 それぞれが光ファイバの一端に設けられ
    た素線部分の先端部を受け入れて位置決めし固定する複
    数の位置決め穴を有する第1サブユニットと、 前記第1サブユニットに隣接配置される第2サブユニッ
    トであって、前記光ファイバの残りの素線部分と該素線
    部分に隣接する被覆部分とを受け入れて固定する、前記
    位置決め穴と同数の固定穴を有する前記第2サブユニッ
    トとを備え、 前記第2サブユニットの、前記第1サブユニット側とな
    る面には、前記第1サブユニットが嵌合される凹部が形
    成されており、 前記凹部の側面と前記第1サブユニットの側面との間に
    所定の間隙が形成されており、 前記凹部に前記第1サブユニットが嵌合された状態にお
    いて、前記位置決め穴がそれぞれ対応の前記固定穴と連
    通するようになっていることを特徴とする光ファイバ位
    置決めユニット。
  6. 【請求項6】 前記位置決め穴の、前記第2サブユニッ
    ト側となる開口部に、前記第2サブユニット側に広がる
    テーパが形成されていることを特徴とする、請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の光ファイバ位置決めユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光
    ファイバ位置決めユニットにおける前記第1サブユニッ
    ト及び前記第2サブユニットを隣接配置し、互いに連通
    する前記位置決め穴と前記固定穴との対のそれぞれに光
    ファイバを挿入固定してなることを特徴とする、光ファ
    イバアレイ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006163087A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ接続部品
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JP2012247545A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチコアファイバ用ファンナウト部品

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