JP2003041223A - 特に非極性表面用の感圧接着剤 - Google Patents

特に非極性表面用の感圧接着剤

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JP2003041223A
JP2003041223A JP2002172422A JP2002172422A JP2003041223A JP 2003041223 A JP2003041223 A JP 2003041223A JP 2002172422 A JP2002172422 A JP 2002172422A JP 2002172422 A JP2002172422 A JP 2002172422A JP 2003041223 A JP2003041223 A JP 2003041223A
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block
pressure
sensitive adhesive
adhesive
polymer
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JP2002172422A
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English (en)
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Marc Husemann
マルク・フゼマン
Stephan Zoellner
シユテフアン・ツエルナー
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Tesa SE
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    • C09J153/00Adhesives based on block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F293/00Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule
    • C08F293/005Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule using free radical "living" or "controlled" polymerisation, e.g. using a complexing agent

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 種々な基質に対しすぐれた接着強度を示し、
良好な粘着力を有する、特に非極性表面用の感圧接着剤
の提供。 【解決手段】 ブロック共重合体が基になった感圧接着
剤であって、前記ブロック共重合体は、3連続重合体ブ
ロックで構成されている単位を少なくとも1単位有し、
前記3連続重合体ブロックは、重合体ブロックP(A)
とP(B) [ここで、 − P(A)は、少なくとも2種類の単量体A1、A2
を含有する成分Aから入手可能なホモ重合体または共重
合体ブロックを表し、ここで、この重合体ブロックP
(A)は−80℃から0℃の軟化温度を示し、 − 前記成分Aの単量体の少なくとも一方(A1)は、
一般式 CH2=CH(RI)(COORII) (I) で表されるアクリル酸誘導体もしくはメタアクリル酸誘
導体であり、 (A2)は、一般式 CH2=CH(RIII)(COORIV) (II) で表されるアクリレート化単量体であり、 − P(B)は、少なくとも1種の単量体B1を含有す
る成分Bから入手可能なホモ重合体または共重合体ブロ
ックを表し、ここで、この重合体ブロックP(B)は2
0℃から175℃の軟化温度を示す。] の群から交互に選択されたブロックである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ブロック共重合体[このブロッ
ク共重合体は、少なくとも、中央の重合体ブロックP
(B)とこの中央の重合体ブロックP(B)を取り囲む
2つの重合体ブロックP(A)で構成されている単位P
(A)−P(B)−P(A)または中央の重合体ブロッ
クP(A)とこの中央の重合体ブロックP(A)を取り
囲む2つの重合体ブロックP(B)で構成されている単
位P(B)−P(A)−P(B)を含んで成る]が基に
なった感圧接着剤、この接着剤の使用およびこれらの製
造方法に関する。
【0002】本産業では、感圧接着剤を製造する時に無
溶媒被覆技術を用いて行うホットメルト方法(hotm
elt processes)の重要性が増大してきて
いる。一般に、環境規制および費用の増大によってその
ような接着剤を開発する方法の方向に向かっている。S
IS(スチレン−イソプレン−スチレン共重合体)系の
他に、アクリル系重合体(acrylic polym
ers)を溶融状態で重合体膜として支持体材料に塗布
することが益々行われるようになってきている。更に、
特殊な用途では、気体を放出する度合が非常に低いこと
を特徴とする感圧接着テープが求められている。これは
恐らくはホットメルト方法を用いることでのみ確保可能
である、と言うのは、溶液を用いて塗布された通常の被
膜は少量であっても必ず残存溶媒を含有するからであ
る。
【0003】ホットメルト方法に切り替わってきている
結果として今日まで用いられていた架橋機構の数種は不
要になってきている。例えば、金属のキレート化合物ま
たは多官能ポリイソシアネート(これらは溶媒が基にな
った系で非常に普及している)を用いた熱架橋方法はも
はや利用することができなくなるであろう。その結果と
して、今日では、ポリアクリレート系感圧接着剤に紫外
光(UV)または電子ビーム(EB)を照射して架橋さ
せることが強力に推し進められており、電子ビーム照射
による架橋は電子ビーム硬化(EBC)として知られて
いる。
【0004】更に、再取り付け可能(repositi
onable)な感圧接着テープの要求も増大してきて
いる。このようなテープはいろいろな基質に付着させた
時に引き剥がし力増加(peel increase)
を示さない、即ちそれを数日間または数週間接着させた
後でも接着強度には変化がなく、テープを基質から残留
物なしに引き剥がすことができる。その場合、極性基
質、例えば鋼などに対する接着強度を下げかつ再取り付
け性を確保する目的で非極性樹脂を添加することが最も
一般的である。そのような方法を用いた時の望まれない
副作用は、前記樹脂がしばしば感圧接着剤の中を移行す
ることにある。
【0005】より最近の方法では感圧接着剤に微細粒子
を使用している。この場合には熱にさらされると膨張し
て基質からより容易に引き剥がせるようにする熱膨張性
微細粒子が用いられる[米国特許第5,441,810
A号]。接着剤を引き剥がす前に温度を上昇させる必
要があることが欠点である。
【0006】微細球粒子を用いるさらなる例が米国特許
第5,746,625 A号に示されている。この場合
も又、再取り付け可能な感圧接着剤およびそのような添
加剤が添加されている相当するテープが製造されてい
る。
【0007】米国特許第4,166,152 A号、米
国特許第4,495,318 A号および米国特許第
4,598,112 A号にも同様に接着剤として「再
使用」可能な粘着性粒子が記述されている。
【0008】微細球粒子を含有させた接着剤全部に共通
の欠点は、それらをホットメルト感圧接着剤として用い
るのは不可能である点にある。ホットメルト方法では押
出し加工手順で接着剤および粒子に高いせん断力がかか
ることから、結果として、粒子が加工中に壊れてしま
う。
【0009】EP 0 707 604 A1では、ポ
リエチレン/ブチレンである巨大単量体(macrom
onomers)をアクリレートとの共重合で用いてい
る。その結果としてガラス転移温度が低い相が生成する
ことで接着剤が非極性表面の上を流れることから、PE
およびPPに対する高い接着強度が確保される。追加的
に、そのような接着剤は低い極性を有することから少な
くとも極性基質に対して示す引き剥がし力増加が低いと
述べられている。この記述された重合方法の1つの欠点
は転化率が劣る点にある。その上、そのような感圧接着
剤は架橋を必要とする、と言うのは、架橋させないと感
圧接着テープの粘着力があまりにも低くなってしまうか
らである。その上、そのようなポリアクリレートをホッ
トメルトとして加工するのは非常に困難である、と言う
のは、残存する単量体の分率が高いと濃縮工程に否定的
な影響が生じかつそれが接着テープ内を移行すると長期
の技術的特性に悪影響が生じ得るからである。
【0010】米国特許第5,614,586 A号およ
び米国特許第5,674,275A号には、エトキシル
化(ethoxylated)共重合用単量体から調製
可能な粘着性ヒドロゲルが記述されている。製造された
材料は再取り付け可能であるが、感圧接着剤ではない。
【0011】米国特許第5,314,962A号にはA
−B−Aブロック共重合体が接着剤用弾性重合体として
記述されており、これは、粘着力形成特徴(cohes
ion−forming feature)としてAド
メインの生成を示す。しかしながら、そのように選択さ
れた共重合用単量体が用いられている結果として所望の
再取り付け可能な感圧接着剤を製造するのは不可能であ
る。
【0012】EP 0 921 170 A1には、樹
脂を添加して変性されたA−B−Aブロック共重合体が
記述されている。この場合にも再び選択された共重合用
単量体および添加された樹脂が原因で良好な再取り付け
可能な感圧接着剤を達成するのは不可能である。
【0013】EP 0 408 429 A1およびE
P 0 408 420 A1にもA−B−Aブロック
共重合体が記述されているが、しかしながら、それらの
合成はリビングアニオン重合で行われた。しかしなが
ら、そのような重合体にはアクリル酸部分が存在しない
ことから感圧接着剤として用いるには適さない、と言う
のは、中央のブロックが示す内部粘着力(intern
al cohesion)はあまりにも低いからであ
る。アニオン重合であることから、追加的に、容易に脱
プロトン化を受ける(readily deproto
nated)共重合用単量体、例えばヒドロキシル官能
化(hydroxyl−functionalize
d)もしくはエトキシ官能化アクリレートまたはメタア
クリレートなどを用いるのも不可能である。
【0014】米国特許第6,069,205 A号で
は、ジブロックおよびトリブロック共重合体を原子移動
重合で製造して接着剤として用いている。また、このよ
うな方法も感圧接着剤の製造で用いるには適さない、と
言うのは、このような方法では重金属化合物が比較的多
い触媒量で用いられており、それを抽出方法による厄介
な操作で除去する必要があるからである。
【0015】EP 1 008 640 A1にアクリ
レート中央ブロックを含んで成るスチレンブロック共重
合体が記述されてはいるが、前記中央ブロックは普通の
アクリル酸C2からC14アルキルから構成されたブロッ
クである。共重合用単量体が限定されていることから、
そのような方法もまた再取り付け可能な感圧接着剤の製
造で用いるのは不可能である。その上、そのような重合
体を生成させる時にもまた金属塩が用いられており(米
国特許第6,069,205A号と同様に)、それを感
圧接着テープ用途で用いるには前記金属塩を除去する必
要があり、再び厄介な操作を必要とする。
【0016】本発明の目的は、従来技術の欠点を持たな
いか或は欠点の度合が僅かのみである、改良された、従
って未架橋状態でも被覆可能で、いろいろな基質に対し
て一貫した接着強度を示し、ホットメルト接着剤として
加工可能でありかつ良好な粘着力を示す感圧接着剤を提
供することにある。
【0017】驚くべきことに、本目的は主請求項に示す
如き本発明の感圧接着剤を用いて達成される。副請求項
は本感圧接着剤の改良態様、その製造方法およびその使
用に関する。
【0018】従って、本発明は、ブロック共重合体が基
になった感圧接着剤を提供し、ここで、前記ブロック共
重合体は、3連続重合体ブロック(three suc
cessive polymer blocks)で構
成されている単位を少なくとも1単位有し、前記3連続
重合体ブロックは、重合体ブロックP(A)とP(B)
[ここで、− P(A)は、少なくとも2種類の単量体
A1、A2を含有する成分Aから入手可能なホモ重合体
または共重合体ブロックを表し、ここで、この重合体ブ
ロックP(A)は−80℃から0℃の軟化温度を示し、
− 前記成分Aの単量体の少なくとも一方(A1)は、
一般式 CH2=CH(RI)(COORII) (I) (式中、RI=HまたはCH3であり、そしてRIIは、置
換されているか或は置換されていない炭素原子数が1か
ら20の脂肪族の線状、分岐状もしくは環状飽和もしく
は不飽和アルキル基である)で表されるアクリル酸誘導
体もしくはメタアクリル酸誘導体であり、− 前記成分
Aの単量体の少なくともさらなる一方(A2)は、一般
式 CH2=CH(RIII)(COORIV) (II) (式中、RIII=HまたはCH3であり、そしてRIVは、
グリコール単位を少なくとも2単位有するオリゴマー状
またはポリマー状のグリコールである)で表されるアク
リレート化単量体(acrylated monome
r)であり、 − P(B)は、少なくとも1種の単量体B1を含有す
る成分Bから入手可能なホモ重合体または共重合体ブロ
ックを表し、ここで、この重合体ブロックP(B)は2
0℃から175℃の軟化温度を示し、そして − 前記重合体ブロックP(A)と前記重合体ブロック
P(B)は均一には混和しない]の群から交互に選択さ
れたブロックである。
【0019】従って、本発明の感圧接着剤のブロック共
重合体は、少なくとも、中央の重合体ブロックP(A)
とこの中央の重合体ブロックP(A)を取り囲む2つの
重合体ブロックP(B)で構成されている単位P(B)
−P(A)−P(B)を含んで成り、そして/または、
これとは逆の構成単位、即ち、少なくとも、中央の重合
体ブロックP(B)とこの中央の重合体ブロックP
(B)を取り囲む2つの重合体ブロックP(A)で構成
されている単位P(A)−P(B)−P(A)を含んで
成る[これらに上述した重合体ブロックP(A)および
P(B)に関する条件を当てる]。
【0020】本発明の感圧接着剤のブロック共重合体
は、非常に幅広く多様な構造で調製可能でありかつ有利
に使用可能である。明らかに、重合体ブロックP(A)
およびP(B)の線状もしくは分岐状鎖{これは例えば
一般構造[P(A)−P(B)]nに相当する}、P
(A)とP(B)の星状重合体{これは例えば一般構造
[[P(A)−P(B)]nmXまたは[[P(B)−
P(A)]nmXまたは[[P(A)−P(B)]nm
X[P(A)−P(B)]pqまたは一般構造[[P
(A)−P(B)]nmXLpまたは[[P(B)−P
(A)]nmXLp(ここで、Lは異なる基を表し得
る)に相当する}が参考になり得る。ここに挙げた構造
は単に例を意図したものであり、いかなる限定をも意味
するものでない。このような構造は、また、重合体ブロ
ックP(A)およびP(B)の全部がこの上に述べた定
義を本質的に満足させるが指数n、m、pおよびqが単
に個々の単位が複数存在することを意味するのみで化学
的同定も構造的同定も意味しない「非対称的」構造の全
部を包含する。Lに関して、これは例えばポリ(メタ)
アクリレートなどを表す基であることが好ましいが、こ
れは本質的にブロック構造を持たない。それにはまた成
分AまたはBのホモ重合体も含まれる。
【0021】本発明の感圧接着剤の1つのさらなる進展
では、官能基を含む少なくとも1種のビニル化合物を成
分Aのさらなる単量体A3として用いる。
【0022】重合体ブロックP(A)を合成する時の成
分Aが下記の組成を有するのが特に有利である: − 単量体A1に相当するアクリル酸誘導体および/ま
たはメタアクリル酸誘導体を25から97重量%、 − 単量体A2に相当するオリゴマー状もしくはポリマ
ー状のグリコールを3から50重量%、 − 単量体A3に相当するビニル化合物を0から25重
量%。
【0023】非常に有利な手順において成分Aで選択す
る単量体は、ブロックP(A)−が単独でか或は成分A
−のさらなる単量体と組み合わされた状態で示すガラス
転移温度を0℃未満にまで下げるアクリル系および/ま
たはビニル単量体である。
【0024】RI=HまたはCH3でありそして基RII
置換されているか或は置換されていない炭素原子数が4
から14、好適には4から9の脂肪族の線状、分岐状も
しくは環状飽和もしくは不飽和アルキル基から成る群か
ら選択される前記一般式(I)で記述される1種以上の
化合物を単量体A1として用いるのが好適である。
【0025】単量体A1の好適な例はアクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸n−ペンチル、アクリル酸n−ヘキシ
ル、アクリル酸n−ヘプチル、アクリル酸n−オクチ
ル、アクリル酸n−ノニルおよびそれらの分岐状異性
体、例えばアクリル酸2−エチルヘキシルなどである。
更に、上述したアクリル酸エステルに相当するメタアク
リル酸エステルもとりわけ単量体A1の好適な例であ
る。追加的に、単量体A1として用いるに卓越した化合
物はアクリル酸イソブチル、アクリル酸イソオクチルお
よびアクリル酸イソボルニルである。
【0026】アクリレート化および/またはメタアクリ
レート化ポリエチレンおよび/またはポリプロピレング
リコールおよび/またはそれらの誘導体を単量体A2と
して用いるのが非常に好適である。このような単量体は
グリコール単位を少なくとも2単位含有する。ポリエチ
レングリコールのアクリル酸エステル、ポリエチレング
リコールのメタアクリル酸エステル、ポリプロピレング
リコールのアクリル酸エステルおよび/またはポリプロ
ピレングリコールのメタアクリル酸エステルの使用が好
適である。ここで挙げることができる非常に好適な市販
例は下記の商標:Bisomer PPA 6(商
標)、Bisomer PPA 5(商標)、Biso
mer PEA 6(商標)[全部BP Chemic
als AG]を有する製品であり、仕様に関しては下
記の表を参照のこと。 商標名 仕様 Bisomer PPA6 ポリプロピレングリコール(6モル)アクリレート Bisomer PPA5 ポリプロピレングリコール(5モル)アクリレート Bisomer PEA6 ポリエチレングリコール(6モル)アクリレート ブロックP(A)を合成する時の単量体A3として、同
様に、ブロックP(A)[単量体A2および/またはA
3と組み合わされた状態を包含]のガラス転移温度を0
℃未満にまで下げる単量体を用いるのが好適である。こ
の上に述べた意味でビニル化合物は重合し得るビニログ
(vinylogous)二重結合を含むあらゆる単量
体であり、特に二重結合が重合に適するように官能基で
活性化されている単量体である。この意味で、また、
(メタ)アクリレートをビニル単量体の群に分類分けす
ることも可能である。
【0027】本発明の非常に有利な1つの態様では、成
分Aの単量体の少なくとも1つ、特に単量体A3の少な
くとも1つを、これがブロック共重合体の架橋反応、特
に熱または放射線−化学架橋、非常に特別には紫外線ま
たは電子ビーム照射で誘発および/または補助される架
橋で利用され得る官能基を1つ以上含むように選択す
る。
【0028】それらは、特に有利には、一般式 CH2=CH(RV)(COORVI) (III) [式中、RV=HまたはCH3である]で表されて不飽和
アルキル基を基RVI中に含有する(メタ)アクリル酸誘
導体であってもよい。RVIに好適な基は、C−C二重結
合を少なくとも1つ含む炭素原子数が3から14のアル
キル基である。二重結合により変性されたアクリレート
では特にアクリル酸アリルおよびアクリル化シンナメー
ト(acrylatedcinnamates)が有利
である。
【0029】本発明の感圧接着剤の有利な1つの変形で
は、また、基−ORVIが接着剤を架橋させる別の官能基
を表すか或は接着剤を架橋させるさらなるおよび/また
は異なる官能基を1つ以上含んで成る一般式(III)
で表されるアクリル系単量体を用いることも可能であ
る。
【0030】その上、また非常に有利には、(ラジカ
ル)重合中に反応を起こさないさらなる二重結合を有す
るビニル化合物を単量体A3として用いることも可能で
ある。特に好適な例はイソプレンおよびブタジエンであ
る。
【0031】単量体A3の好適な例には、更に、酢酸ビ
ニル、アクリルアミド、少なくとも1つの二重結合によ
り官能化されている(functionalized)
光開始剤、アクリル酸テトラヒドロフリル、ヒドロキシ
官能化(メタ)アクリレート、カルボキシル官能化(メ
タ)アクリレート、アミンもしくはアミド官能化(メ
タ)アクリレート、およびまたビニルエステル、ビニル
エーテル、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、
α位に芳香環系を含むビニル化合物およびα位に複素環
系を含むビニル化合物、特に酢酸ビニル、ビニルホルム
アミド、ビニルピリジン、エチルビニルエーテル、塩化
ビニル、塩化ビニリデンおよびアクリロニトリルが含ま
れる。
【0032】また有利には、アクリル酸ヒドロキシエチ
ル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタアクリル酸ヒ
ドロキシエチル、メタアクリル酸ヒドロキシプロピル、
アクリル酸、メタアクリル酸、アリルアルコール、無水
マレイン酸、無水イタコン酸、イタコン酸、アクリル酸
ベンゾイン、アクリル化ベンゾフェノン、アクリルアミ
ドおよびメタアクリル酸グリセリジルを単量体A3とし
て用いることも可能である。
【0033】本発明の感圧接着剤の別の非常に有利な態
様では、熱エネルギーの影響下で架橋反応を起こし得る
架橋性官能基を導入する。これに関連してヒドロキシ
ル、カルボキシル、エポキシ、アミド、イソシアナトま
たはアミノ基が非常に好適である。
【0034】成分Bの単量体化合物を、好適には、重合
体ブロックP(B)と重合体ブロックP(A)が2相ド
メイン構造を形成し得るように選択する。成分Bとして
用いる化合物の有利な例はビニル芳香族、メタアクリル
酸メチル、メタアクリル酸シクロヘキシルおよびメタア
クリル酸イソボルニルである。特に成分Bの好適な例は
メタアクリル酸メチルおよびスチレンである。
【0035】そのようなブロック共重合体が5000か
ら600000g/モル、特に80000から4500
00g/モルの範囲の平均分子量Mn(数平均)を有す
るのが本発明にとって特に有利であることを見いだし
た。
【0036】重合体ブロックP(B)の分率は好適には
ブロック共重合体全体の10から60重量%、特に15
から40重量%の範囲である。
【0037】本発明は、追加的に、本発明の感圧接着剤
を製造する方法も提供し、この方法で、前記ブロック共
重合体はトリチオカーボネート制御ラジカル重合で製造
される。
【0038】しかしながら、本発明の感圧接着剤で用い
るブロック共重合体を製造する時、また、原則として、
成長制御(controlled−growth)ラジ
カル機構、例えばATRP(原子移動ラジカル重合)、
またはニトロキサイド/TEMPO制御重合、またはよ
り好適にはRAFT方法[迅速付加フラグメンテーショ
ン(rapid addition−fragment
ation)連鎖移動]などに従って進行する如何なる
重合も使用可能である。
【0039】このような重合は有機溶媒の存在下か或は
水の存在下か或は有機溶媒および/または水の混合物中
でか或はさもなければ溶媒無しに実施可能である。溶媒
の使用量をできるだけ少なくするのが好適である。重合
時間は転化率および温度に応じて6から72時間の範囲
である。
【0040】溶液重合の場合に用いる溶媒は、好適に
は、飽和カルボン酸のエステル(例えば酢酸エチル)、
脂肪族炭化水素(例えばn−ヘキサンまたはn−ヘプタ
ン)、ケトン(例えばアセトンまたはメチルエチルケト
ン)、特別な沸点を示すスピリット、芳香族溶媒(例え
ばトルエンまたはキシレン)、またはこのような溶媒の
混合物である。重合を水性媒体または有機溶媒と水性溶
媒の混合物中で行う場合には、乳化剤および重合用安定
剤を添加するのが好適である。用いる重合開始剤はラジ
カルを生成する慣用の化合物、例えば過酸化物、アゾ化
合物およびペルオキソ硫酸塩などである。また、開始剤
の混合物の使用も卓越して適する。
【0041】ラジカルを安定にする目的でタイプ(IV
a)または(IVb)のニトロキサイド:
【0042】
【化1】
【0043】[ここで、R1、R2、R3、R4、R5
6、R7およびR8は、互いに独立して、下記の化合物
または原子を表す: i)ハライド、例えば塩素、臭素またはヨウ素、 ii)飽和、不飽和および芳香族であってもよい炭素原
子数が1から20の線状、分岐状、環状および複素環式
炭化水素、 iii)エステル−COOR9、アルコキサイド−OR
10および/またはホスホネート−PO(OR112(こ
こで、R9、R10およびR11は群iiの基である)]を
用いる。
【0044】化合物(IVa)または(IVb)はまた
如何なる種類の重合体鎖に結合していてもよく、従っ
て、それらを本ブロック共重合体を構成させる為のマク
ロラジカル(macroradicals)またはマク
ロ調節剤(macroregulators)として用
いることも可能である。
【0045】重合を制御する調節剤として下記の種類の
化合物を用いるのがより好適である: ・ 2,2,5,5−テトラメチル−1−ピロリジニル
オキシル(PROXYL)、3−カルバモイル−PRO
XYL、2,2−ジメチル−4,5−シクロヘキシル−
PROXYL、3−オキソ−PROXYL、3−ヒドロ
キシルイミン−PROXYL、3−アミノメチル−PR
OXYL、3−メトキシ−PROXYL、3−t−ブチ
ル−PROXYL、3,4−ジ−t−ブチル−PROX
YL、 ・ 2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニル
オキシ(TEMPO)、4−ベンゾイルオキシ−TEM
PO、4−メトキシ−TEMPO、4−クロロ−TEM
PO、4−ヒドロキシ−TEMPO、4−オキソ−TE
MPO、4−アミノ−TEMPO、2,2,6,6−テ
トラエチル−1−ピペリジニルオキシル、2,2,6−
トリメチル−6−エチル−1−ピペリジニルオキシル、 ・ N−t−ブチル 1−フェニル−2−メチルプロピ
ルニトロキサイド、 ・ N−t−ブチル 1−(2−ナフチル)−2−メチ
ルプロピルニトロキサイド、 ・ N−t−ブチル 1−ジエチルホスホノ−2,2−
ジメチルプロピルニトロキサイド、 ・ N−t−ブチル−1−ジベンジルホスホノ−2,2
−ジメチルプロピルニトロキサイド、 ・ N−(1−フェニル−2−メチルプロピル) 1−
ジエチルホスホノ−1−メチルエチルニトロキサイド、 ・ ジ−t−ブチルニトロキサイド、 ・ ジフェニルニトロキサイド、 ・ t−ブチル t−アミルニトロキサイド。
【0046】さらなる制御重合方法として原子移動ラジ
カル重合(ATRP)を用い、このような重合では、好
適には、一官能性もしくは二官能性の第二級もしくは第
三級ハロゲン化物を開始剤として用いそしてこのような
ハロゲン化物1種または2種以上はCu、Ni、Fe、
Pd、Pt、Ru、Os、Rh、Co、Ir、Cu、A
gまたはAuの錯体を用いて引抜かれる(abstra
cted)[EP 0824 111 A1、EP 0
826 698 A1、EP 0 824110 A
1、EP 0 841 346 A1、EP 0 85
0 957A1]。更にATRPの種々な可能性が資料
である米国特許第5,945,491 A号、米国特許
第5,854,364 A号および米国特許第5,78
9,487 A号にも記述されている。
【0047】本発明のブロック共重合体の調製をまたア
ニオン重合で行うことも可能である。この場合に用いる
反応媒体には好適には不活性溶媒、例えば脂肪族および
環状脂肪族炭化水素、または芳香族炭化水素などが含ま
れる。リビング重合体は一般に構造P(B)−M[ここ
で、Mは元素周期律表のI族の金属、例えばリチウム、
ナトリウムまたはカリウムなどである]で表される。こ
のような重合体の分子量は開始剤と単量体の比率で決定
される。ブロック構造を構成する目的で、ブロックP
(A)用の単量体を添加した後にブロックP(B)用の
単量体1種または2種以上を添加することで重合体ブロ
ックP(B)−P(A)−P(B)が生成するようにす
る。別法として、適切な二官能化合物を用いてP(B)
−P(A)−Mをカップリングさせることも可能であ
る。このようにして、また、星状ブロック共重合体[P
(B)−P(A)]nXおよびまたブロック共重合体P
(A)−P(B)−P(A)を得ることも可能である。
適切な重合開始剤の例には、ここに挙げる重合開始剤が
決して不必要な限定を構成することを望むものでない
が、n−プロピルリチウム、n−ブチルリチウム、2−
ナフチルリチウム、シクロヘキシルリチウムおよびオク
チルリチウムが含まれる。
【0048】更に、また、二官能開始剤、例えば1,
1,4,4−テトラフェニル−1,4−ジリチオブタン
または1,1,4,4−テトラフェニル−1,4−ジリ
チオイソブタンなどを用いることも可能である。また、
共開始剤(coinitiators)を用いることも
可能である。適切な共開始剤の例には、ハロゲン化リチ
ウム、アルカリ金属のアルコキサイドおよびアルキルア
ルミニウム化合物が含まれる。
【0049】非常に好適な変法としてRAFT方法[可
逆付加フラグメンテーション(reversible
addition−fragmentaion)連鎖移
動]を実施する。このような方法は資料であるWO 9
8/01478 A1およびWO 99/31144
A1に詳述されている。ブロック共重合体を生成させる
時にはトリチオカーボネート[Macromolecu
les 2000、33、243−245]が特に有利
に適切であり、この場合には、1番目の段階で末端ブロ
ックBの単量体を重合させそして2番目の段階で中央ブ
ロックA用の単量体を重合させる。末端ブロックの重合
が終わった時点で反応を停止させそして再び開始させて
もよい。また、反応を中断しないで重合を連続的に実施
することも可能である。非常に有利な1つの変法では、
トリチオカーボネート(V):
【0050】
【化2】
【0051】を重合で用いる。
【0052】本発明の感圧接着剤の製造方法では、好適
には濃縮用押出し加工機(concentrative
extruder)を減圧下で用いて溶媒を除去す
る。これを例えば単軸押出し加工機または二軸押出し加
工機を用いて行ない、溶媒を優先的に留出させる。有利
には、同方向回転または反対方向回転様式で作動する二
軸押出し加工機を用いてもよい。
【0053】有利なさらなる進展では、本発明の感圧接
着剤に樹脂を50重量%以下、特に20から40重量%
添加する。用いる樹脂の例にはテルペン樹脂、テルペン
−フェノール樹脂、C5および/またはC9炭化水素樹
脂、ピネン樹脂、インデン樹脂および/またはロジンが
含まれ、これらは単独または互いに組み合わせて使用可
能である。原則として、相当するポリアクリレート中央
ブロックP(A)と混和し得る如何なる樹脂も使用可能
であるが、特に、脂肪族、芳香族およびアルキル芳香族
炭化水素樹脂、純粋な単量体が基になった炭化水素樹
脂、水素化炭化水素樹脂、官能化炭化水素樹脂および天
然樹脂の全部を挙げることができる。
【0054】好適な手順では、更に、添加剤、特に架橋
剤、老化抑制剤、光安定剤、オゾン保護剤、脂肪酸、可
塑剤、核形成剤、発泡剤(expandants)、促
進剤および/または充填材(例えばカーボンブラック、
TiO2、ガラスまたは他の材料の固体状もしくは中空
球)を添加することも可能である。
【0055】化学的架橋で用いるに適していて本感圧接
着剤と混和し得る適切な架橋剤には、好適には、金属の
キレート化合物、多官能イソシアネート、多官能アミン
または多官能アルコールが含まれる。更に、架橋を化学
放射線で誘発または促進させる場合には、また有利には
とりわけ多官能アクリレートを架橋剤として用いること
も可能である。
【0056】本感圧接着剤を紫外線で架橋させる場合に
は、架橋を促進および/または開始させる紫外光開始剤
を基質としてのブロック共重合体に添加する。使用が非
常に好ましい有用な光開始剤には、ベンゾインエーテ
ル、例えばベンゾインメチルエーテルおよびベンゾイン
イソプロピルエーテルなど、置換アセトフェノン、例え
ば2,2−ジエトキシ−2−フェニル−1−フェニルエ
タノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニル−1−フェ
ニルエタノン、ジメトキシヒドロキシアセトフェノンな
ど、置換アルファ−ケトール、例えば2−メトキシ−2
−ヒドロキシプロピオフェノンなど、芳香族スルホニル
クロライド、例えば2−ナフチルスルホニルクロライド
など、そして光活性オキシム、例えば1−フェニル−
1,2−プロパンジオン2−(O−エトキシカルボニ
ル)オキシムなどが含まれる。
【0057】本発明の方法が特に例えば接着テープを製
造する時に有利になるさらなる進展は、(ブレンドされ
或はブレンドされていない)感圧接着剤のさらなる加工
を溶融状態で行う場合に明白になり、この場合にはそれ
を特に支持体に塗布する。
【0058】これに関連して用いるに適した支持体材料
には、例えば、技術者に良く知られている慣用の材料、
例えばフィルム(ポリエステル、PET、PE、PP、
BOPP、PVC)、ウエブ(webs)、発泡体、織
物およびスクリムドフィルム(scrimmed fi
lms)など、そしてまた剥離紙(グラシン、HDP
E、LDPE)が含まれる。
【0059】本感圧接着剤を製造しかつさらなる処理を
行った後、有利には、これを架橋させる。好適には、慣
用の商業的高もしくは中圧の水銀ランプを例えば80か
ら240W/cmの出力で用いて、それを約200から
400nmの波長範囲の紫外線に短時間さらすか、或は
約70から140℃の温度範囲内の熱エネルギーを用い
るか或はイオン化放射線、例えば電子ビームによる硬化
などを用いて、架橋を起こさせる。
【0060】紫外線による架橋では、ランプの出力をベ
ルトの速度に適合させるか或は移動速度が遅い場合には
それが熱にさらされる度合を低くする目的で前記ベルト
を部分的に遮光するのが適切であり得る。露光時間は当
該放射線源のモデルおよび出力に依存する。
【0061】従って、本発明では、最後に、この上に記
述した如き感圧接着剤を感圧接着剤が与えられている接
着テープ、特に非極性表面に接着させる接着テープで用
いることも提供し、ここでは、本アクリル系(acry
lic)接着剤を好適には溶融状態で支持体の片面また
は両面に膜として付着させる。
【0062】
【実施例】以下に示す実施例の目的は本発明を説明する
ことにあり、決してそれに不必要な制限を受けることを
望むものでない。使用した市販化学品 物質 販売 化学組成 Vazo 67 DuPont 2,2’−アゾビス(2−エチルプロ ピオニトリル) Regalite Hercules 完全水素化炭化水素樹脂 R91 Mn=500g/モル、 多分散度=1.4 軟化範囲:85−91℃ Bisomer BP ポリプロピレングリコール(6モル) PPA6 Chemicals アクリレート Bisomer BP ポリエチレングリコール(6モル) PEA6 Chemicals アクリレート試験方法 せん断強度(試験TA) 幅が13mmの接着テープ片を清浄で滑らかな鋼表面に
付着させた。付着させた面積の寸法は20mmx13m
m(長さx幅)であった。その後、下記の手順を実施し
た:室温で1kgの重りを前記接着テープに固定しそし
てこの重りが落下するまでの時間を記録した。
【0063】この記録するせん断接着時間(shear
adhesion times)を各々分で記録し、
これは3回行った測定の平均に相当する。 180゜接着強度試験(試験TB1、TB2) ポリエステル層に付着させた幅が20mmのアクリル系
感圧接着剤片を今度は鋼(TB1)またはPE(TB
2)プレートに付着させた。2kgの重りを用いて前記
感圧接着剤片を前記基質の上に2回下方に押し付けた。
その後直ちに前記接着テープを前記基質から180゜の
角度で300mm/分の速度で引き剥がした。全ての測
定を制御された気候(controlled−clim
ate)条件下室温で実施した。結果をN/cmで報告
し、これは3回行った測定の平均である。 引き剥がし力増加(試験TC1、TC2) ポリエステル層に付着させた幅が20mmのアクリル系
感圧接着剤片を今度は鋼(TC1)またはPE(TC
2)プレートに付着させた。2kgの重りを用いて前記
感圧接着剤片を前記基質の上に2回下方に押し付けた。
72時間接着させた後、前記接着テープを前記基質から
180゜の角度で300mm/分の速度で引き剥がし
た。全ての測定を制御された気候条件下室温で実施し
た。結果をN/cmで報告し、これは3回行った測定の
平均である。 トリチオカーボネートの調製:調節剤としての下記のト
リチオカーボネート(V)の調製をMacromole
cules 2000、33、243−245およびS
ynth.Commun.1988、18、1531−
1536に従って行った。
【0064】
【化3】
【0065】重合手順 トリチオカーボネート官能化ポリスチレン(VI):5
00mlのSchlenk容器にスチレンを400ml
およびトリチオカーボネート(V)を3.47g(0.
01172モル)仕込んで、この容器に脱気を3回行っ
た後、重合をアルゴン下で実施した。120℃に加熱し
て反応を開始させそしてVazo 67(商標)(Du
Pont)を0.2g加え、撹拌を行いながら重合を4
8時間実施した。生成物を単離する為、このバッチ(b
atch)をRTに冷却し、重合体を1000mlのジ
クロロメタンに溶解させた後、激しく撹拌しながら7.
5リットルのメタノールから沈澱させた。この沈澱物を
フリットで濾別した後、GPCで分析した(Mn=22
400、Mw/Mn=1.51)。 トリチオカーボネート官能化ポリスチレン(VII):
750mlのSchlenk容器にスチレンを500m
lおよびトリチオカーボネート(V)を3.47g
(0.01172モル)仕込んで、この容器の脱気を3
回行った後、重合をアルゴン下で実施した。これを12
0℃に加熱して反応を開始させて48時間撹拌しながら
重合を行った。生成物を単離する為、このバッチをRT
に冷却し、重合体を1000mlのジクロロメタンに溶
解させた後、激しく撹拌しながら7.5リットルのメタ
ノールから沈澱させた。この沈澱物をフリットで濾別し
た後、GPCで分析した(Mn=29100、Mw/Mn
=1.26)。
【0066】実施例1:ラジカル重合用の慣用の反応槽
にトリチオカーボネート官能化ポリスチレン(VI)を
32g、アクリル酸2−エチルヘキシルを400g、B
isomerPPA 6(商標)(BP Chemic
als)を76g、アクリル酸を4gおよびVazo
67(商標)(DuPont)を0.12g仕込んだ。
アルゴンを20分間通しそして反応槽の脱気を2回行っ
た後、これを撹拌しながら70℃に加熱した。4時間
後、アセトン/イソプロパノール(97:3)を200
g用いて希釈を行い、5時間後、Vazo 67(商
標)を0.12g用いて再開始を実施し、そして24時
間後に重合を停止させた。
【0067】単離では、前記バッチをRTに冷却し、ブ
ロック共重合体を真空/乾燥キャビネットに入れて溶媒
混合物を除去した後、スロットダイスを用いてそれを溶
融状態で厚みが23μmのSaran下塗りPET支持
体に50g/m2の塗布率で被覆した。次に、この生成
物に方法TA、TB1、TB2、TC1およびTC2に
従う試験を行った。
【0068】実施例2 ラジカル重合用の慣用の反応槽にトリチオカーボネート
官能化ポリスチレン(VI)を32g、アクリル酸2−
エチルヘキシルを440g、BisomerPPA 6
(商標)(BP Chemicals)を36g、アク
リル酸を4gおよびVazo 67(商標)(DuPo
nt)を0.12g仕込んだ。アルゴンを20分間通し
そして反応槽の脱気を2回行った後、これを撹拌しなが
ら70℃に加熱した。4時間後、アセトン/イソプロパ
ノール(97:3)を200g用いて希釈を行い、5時
間後、Vazo 67(商標)を0.12g用いて再開
始を実施し、そして24時間後に重合を停止させた。
【0069】単離では、前記バッチをRTに冷却し、ブ
ロック共重合体を真空/乾燥キャビネットに入れて溶媒
混合物を除去した後、スロットダイスを用いてそれを溶
融状態で厚みが23μmのSaran下塗りPET支持
体に50g/m2の塗布率で被覆した。次に、この生成
物に方法TA、TB1、TB2、TC1およびTC2に
従う試験を行った。
【0070】実施例3:ラジカル重合用の慣用の反応槽
にトリチオカーボネート官能化ポリスチレン(VI)を
32g、アクリル酸2−エチルヘキシルを360g、B
isomerPPA 6(商標)(BP Chemic
als)を116g、アクリル酸を4gおよびVazo
67(商標)(DuPont)を0.12g仕込ん
だ。アルゴンを20分間通しそして反応槽の脱気を2回
行った後、これを撹拌しながら70℃に加熱した。4時
間後、アセトン/イソプロパノール(97:3)を20
0g用いて希釈を実施し、5時間後、Vazo 67
(商標)を0.12g用いて再開始を実施し、そして2
4時間後に重合を停止させた。
【0071】単離では、前記バッチをRTに冷却し、ブ
ロック共重合体を真空/乾燥キャビネットに入れて溶媒
混合物を除去した後、スロットダイスを用いてそれを溶
融状態で厚みが23μmのSaran下塗りPET支持
体に50g/m2の塗布率で被覆した。次に、この生成
物に方法TA、TB1、TB2、TC1およびTC2に
従う試験を行った。
【0072】実施例4:ラジカル重合用の慣用の反応槽
にトリチオカーボネート官能化ポリスチレン(VII)
を32g、アクリル酸n−ブチルを340g、アクリル
酸を4g、Bisomer PPA 6(商標)(BP
Chemicals)を40g、およびアゾイソブチ
ロニトリル(AIBN)を0.12g仕込んだ。アルゴ
ンを20分間通しそして反応槽の脱気を2回行った後、
これを撹拌しながら60℃に加熱し、2時間後、Vaz
o 67(商標)を0.12g用いて再開始を実施し、
6時間後、アセトン/イソプロパノール(97:3)を
150g用いて希釈を実施し、そして24時間後に重合
を停止させた。単離では、前記バッチをRTに冷却し、
ブロック共重合体を真空/乾燥キャビネットに入れて溶
媒混合物を除去した後、スロットダイスを用いてそれを
溶融状態で厚みが23μmのSaran下塗りPET支
持体に50g/m2の塗布率で被覆した。次に、この生
成物に方法TA、TB1、TB2、TC1およびTC2
に従う試験を行った。
【0073】実施例5:ラジカル重合用の慣用の反応槽
にトリチオカーボネート官能化ポリスチレン(VII)
を32g、アクリル酸n−ブチルを340g、アクリル
酸を4g、Bisomer PEA 6(商標)(BP
Chemicals)を40g、およびアゾイソブチ
ロニトリル(AIBN)を0.12g仕込んだ。アルゴ
ンを20分間通しそして反応槽の脱気を2回行った後、
これを撹拌しながら60℃に加熱し、2時間後、Vaz
o 67(商標)を0.12g用いて再開始を実施し、
6時間後、アセトン/イソプロパノール(97:3)を
150g用いて希釈を実施し、そして24時間後に重合
を停止させた。単離では、前記バッチをRTに冷却し、
ブロック共重合体を真空/乾燥キャビネットに入れて溶
媒混合物を除去した後、スロットダイスを用いてそれを
溶融状態で厚みが23μmのSaran下塗りPET支
持体に50g/m2の塗布率で被覆した。次に、この生
成物に方法TA、TB1、TB2、TC1およびTC2
に従う試験を行った。
【0074】実施例6 実施例5の手順を繰り返した。被覆後、EBC装置を2
00kVの加速電圧で用いて前記感圧接着テープに10
kGyで照射を行い架橋を起こさせた。次に、その生成
物に方法TA、TB1、TB2、TC1およびTC2に
従って試験を行った。
【0075】実施例7:ラジカル重合用の慣用の反応槽
にトリチオカーボネート官能化ポリスチレン(VII)
を32g、アクリル酸n−ブチルを300g、アクリル
酸を4g、Bisomer PPA 6(商標)(BP
Chemicals)を80g、およびアゾイソブチ
ロニトリル(AIBN)を0.12g仕込んだ。アルゴ
ンを20分間通しそして反応槽の脱気を2回行った後、
これを撹拌しながら60℃に加熱し、2時間後、Vaz
o 67(商標)を0.12g用いて再開始を実施し、
6時間後、アセトン/イソプロパノール(97:3)を
150g用いて希釈を実施し、そして24時間後に重合
を停止させた。単離では、前記バッチをRTに冷却し、
ブロック共重合体を溶液の状態で厚みが23μmのSa
ran下塗りPET支持体に50g/m2の塗布率で被
覆した後、この見本を乾燥オーブンに入れて120℃で
10分間乾燥させた。次に、この生成物に方法TA、T
B1、TB2、TC1およびTC2に従う試験を行っ
た。
【0076】実施例8:ラジカル重合用の慣用の反応槽
にトリチオカーボネート(V)を1.8g、アクリル酸
2−エチルヘキシルを440g、Bisomer PP
A 6(商標)(BP Chemicals)を36
g、アクリル酸を4gおよびアセトンを250g仕込ん
で、この容器の脱気を3回行った後、重合をアルゴン下
で実施した。この反応混合物を80℃に加熱しかつVa
zo 67(商標)(DuPont)を0.2g添加す
ることで重合を開始させ、そして4時間の反応時間後、
Vazo 67(商標)(DuPont)を更に0.2
g加えることで開始を繰り返した。撹拌を行いながら4
8時間後に重合を停止させて重合体を室温に冷却した。
次に、これを真空乾燥キャビネットに入れて溶媒を除去
し、200gのトルエンと75gのスチレンで取り上げ
た後、通常の反応槽に入れて重合を再び開始させた。こ
の目的で、前記容器の脱気を再度3回行った後にそれを
アルゴンで満たした。これを115℃に加熱しかつVa
zo 67(商標)(DuPont)を0.1g添加す
ることで重合を開始させた。更に3時間および6時間
後、各場合ともVazo 67(商標)(DuPon
t)を0.1g用いて再開始を実施した。48時間の反
応時間後、室温に冷却することにより重合を停止させ
た。生成したブロック共重合体を溶液の状態で厚みが2
3μmのSaran下塗りPET支持体に50g/m2
の塗布率で被覆した後、この見本を乾燥オーブンに入れ
て120℃で10分間乾燥させた。次に、この生成物に
方法TA、TB1、TB2、TC1およびTC2に従う
試験を行った。結果 前記実施例1から8の技術的特性を下記の表に挙げる。
【0077】
【表1】
【0078】引き剥がし力増加:「直後」の値を基準に
して72時間後に増加したパーセント実施例1から3
は、Bisomer PPA 6(商標)を共重合用単
量体として異なる分率で含有し、溶融状態で被覆したポ
リスチレンブロック共重合体を示している。このような
接着剤はエトキシル化側鎖を有する結果として、全部、
鋼およびポリエチレンの両方に対して低い引き剥がし力
増加を示す。追加的に、このような接着剤は本発明に従
う組成を有する結果として高いせん断強度を示す。実施
例4から7は平均分子量(数平均)が比較的高いポリス
チレンブロック共重合体であり、これも同様にBiso
mer PPA 6(商標)またはPEA6(商標)を
異なる分率で含有している。実施例6には追加的に10
kGyのEBを用いた架橋を行い、その結果接着強度の
レベルは更に低下したが引き剥がし力の増加は悪化しな
かった。実施例7は、溶液の状態で塗布したブロック共
重合体もまた本発明に従う組成を有する結果として低い
引き剥がし力増加を示すことを実証している。実施例8
はP(A)−P(B)−P(A)型の逆ブロック共重合
体であり、これも同様に低い引き剥がし力増加を示す。
【0079】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
【0080】1. ブロック共重合体が基になった感圧
接着剤であって、前記ブロック共重合体が3連続重合体
ブロックで構成されている単位を少なくとも1単位有し
ていて前記3連続重合体ブロックが重合体ブロックP
(A)とP(B)[ここで、 − P(A)は、少なくとも2種類の単量体A1、A2
を含有する成分Aから入手可能なホモ重合体または共重
合体ブロックを表し、ここで、この重合体ブロックP
(A)は−80℃から0℃の軟化温度を示し、 − 前記成分Aの単量体の少なくとも一方(A1)は、
一般式 CH2=CH(RI)(COORII) (I) (式中、RI=HまたはCH3であり、そしてRIIは、置
換されているか或は置換されていない炭素原子数が1か
ら20の脂肪族の線状、分岐状もしくは環状飽和もしく
は不飽和アルキル基である)で表されるアクリル酸誘導
体もしくはメタアクリル酸誘導体であり、 − 前記成分Aの単量体の少なくともさらなる一方(A
2)は、一般式 CH2=CH(RIII)(COORIV) (II) (式中、RIII=HまたはCH3であり、そしてRIVは、
グリコール単位を少なくとも2単位有するオリゴマー状
またはポリマー状のグリコールである)で表されるアク
リレート化単量体であり、 − P(B)は、少なくとも1種の単量体B1を含有す
る成分Bから入手可能なホモ重合体または共重合体ブロ
ックを表し、ここで、この重合体ブロックP(B)は2
0℃から175℃の軟化温度を示し、そして − 前記重合体ブロックP(A)と前記重合体ブロック
P(B)は均一には混和しない]の群から交互に選択さ
れたブロックである接着剤。
【0081】2. 官能基を含む少なくとも1種のビニ
ル化合物が成分Aの単量体A3として用いられている第
1項記載の接着剤。
【0082】3. 成分Aが下記の組成: − 単量体A1に相当するアクリル酸誘導体および/ま
たはメタアクリル酸誘導体を25から97重量%、 − 単量体A2に相当するオリゴマー状もしくはポリマ
ー状のグリコールを3から50重量%、 − 単量体A3に相当するビニル化合物を0から25重
量%、を有する前項の少なくとも1項記載の接着剤。
【0083】4. 前記単量体A1で選択した基RII
置換されているか或は置換されていない炭素原子数が4
から14の脂肪族の線状、分岐状もしくは環状飽和もし
くは不飽和アルキル基である前項の少なくとも1項記載
の接着剤。
【0084】5. ポリエチレングリコールのアクリル
酸エステル、ポリエチレングリコールのメタアクリル酸
エステル、ポリプロピレングリコールのアクリル酸エス
テルおよび/またはポリプロピレングリコールのメタア
クリル酸エステルが単量体A2として選択されている前
項の少なくとも1項記載の接着剤。
【0085】6. 成分Aの単量体の少なくとも一方が
前記ブロック共重合体の架橋反応、特に熱または放射線
−化学架橋、そして非常に特別には紫外線または電子ビ
ーム照射で誘発および/または補助される架橋で利用さ
れ得る官能基を1つ以上含むように選択された単量体で
ある前項の少なくとも1項記載の接着剤。
【0086】7. 成分Aの単量体の少なくとも一方が
ラジカル重合中に反応しない二重結合を少なくとも1つ
含むアクリル誘導体の群から選択された単量体である前
項の少なくとも1項記載の接着剤。
【0087】8. 成分Bが重合体ブロックP(B)が
共重合体ブロックP(A)と2相ドメイン構造を形成し
得るように選択された成分である前項の少なくとも1項
記載の接着剤。
【0088】9. 前記ブロック共重合体が5000か
ら600000g/モル、特に80000から4500
00g/モルの範囲の平均分子量(数平均)を有する前
項の少なくとも1項記載の接着剤。
【0089】10. 前記重合体ブロックP(B)の分
率がブロック共重合体全体の10から60重量%、特に
15から40重量%の範囲である前項の少なくとも1項
記載の接着剤。
【0090】11. 樹脂が50重量%以下、特に20
から40重量%添加されておりそして/または添加剤、
特に架橋剤、老化抑制剤、光安定剤、オゾン保護剤、脂
肪酸、可塑剤、核形成剤、発泡剤、促進剤および/また
は充填材が添加されている前項の少なくとも1項記載の
接着剤。
【0091】12. 前項の少なくとも1項記載の感圧
接着剤を接着剤が与えられている接着テープ、特に非極
性表面に接着させるための接着テープで用いる使用であ
って、前記接着剤を好適には溶融状態で支持体の片面も
しくは両面に膜として付着させる使用。
【0092】13. 前項の少なくとも1項記載の感圧
接着剤の製造方法であって、前記ブロック共重合体をト
リチオカーボネート制御したラジカル重合で生成させる
ことを含んで成る方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA10 AB01 4J040 DF021 DM001 JA09 JB09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック共重合体が基になった感圧接着
    剤であって、前記ブロック共重合体が3連続重合体ブロ
    ックで構成されている単位を少なくとも1単位有してい
    て前記3連続重合体ブロックが重合体ブロックP(A)
    とP(B)[ここで、 − P(A)は、少なくとも2種類の単量体A1、A2
    を含有する成分Aから入手可能なホモ重合体または共重
    合体ブロックを表し、ここで、この重合体ブロックP
    (A)は−80℃から0℃の軟化温度を示し、 − 前記成分Aの単量体の少なくとも一方(A1)は、
    一般式 CH2=CH(RI)(COORII) (I) (式中、RI=HまたはCH3であり、そしてRIIは、置
    換されていないか或は置換されている炭素原子数が1か
    ら20の脂肪族の線状、分岐状もしくは環状飽和もしく
    は不飽和アルキル基である)で表されるアクリル酸誘導
    体もしくはメタアクリル酸誘導体であり、 − 前記成分Aの単量体の少なくともさらなる一方(A
    2)は、一般式 CH2=CH(RIII)(COORIV) (II) (式中、RIII=HまたはCH3であり、そしてRIVは、
    グリコール単位を少なくとも2単位有するオリゴマー状
    またはポリマー状のグリコールである)で表されるアク
    リレート化単量体であり、 − P(B)は、少なくとも1種の単量体B1を含有す
    る成分Bから入手可能なホモ重合体または共重合体ブロ
    ックを表し、ここで、この重合体ブロックP(B)は2
    0℃から175℃の軟化温度を示し、そして − 前記重合体ブロックP(A)と前記重合体ブロック
    P(B)は均一には混和しない]の群から交互に選択さ
    れたブロックである接着剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感圧接着剤を接着剤が与
    えられている接着テープ、特に非極性表面に接着させる
    ための接着テープで用いる使用であって、前記接着剤を
    好適には溶融状態で支持体の片面もしくは両面に膜とし
    て付着させる使用。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の感圧接着剤の製造方法で
    あって、前記ブロック共重合体をトリチオカーボネート
    制御ラジカル重合で生成させることを含んで成る方法。
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