JP2003040560A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JP2003040560A
JP2003040560A JP2001222171A JP2001222171A JP2003040560A JP 2003040560 A JP2003040560 A JP 2003040560A JP 2001222171 A JP2001222171 A JP 2001222171A JP 2001222171 A JP2001222171 A JP 2001222171A JP 2003040560 A JP2003040560 A JP 2003040560A
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elevator
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closing door
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Kikuo Yamazaki
喜久男 山▲崎▼
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Sebon KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二分された建物の内部に用いられて好適で、
設置スペース、設置コスト、メンテナンスコストの点で
有利なエレベータを提供する。 【解決手段】 ホームエレベータ14は上下に延在する
ように設けられた昇降路20と、昇降路20内に昇降可
能に配設された籠22と、籠22を昇降路20内で昇降
させる駆動手段と、各階に設けられた籠呼出用操作盤
と、各階に設けられ昇降路用開閉扉28により開閉され
る昇降路用昇降口30と、昇降路用昇降口30に対応し
て設けられ籠用開閉扉32により開閉される籠用昇降口
と、籠22の内部に配設された昇降用操作盤と、籠22
の内部に人がいるかどうかを検知して検知信号を出力す
る検知手段と、籠22の昇降と昇降路用開閉扉28及び
籠用開閉扉32の開閉を籠呼出用操作盤及び昇降用操作
盤の操作に基づいて行わせるとともに、前記検知信号を
入力する制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの昇降口を有す
るエレベータに関する。
【0002】建物に用いられる人昇降用のエレベータ
は、一般に、籠内に1つの昇降口が設けられ、建物の各
階にも昇降路に沿ってそれぞれ1つの昇降口が設けられ
ている。そのため、内部が二分された建物にエレベータ
を設置するような場合、二分された建物の内部毎にエレ
ベータを設置せざるを得ない。例えば、同一の建物の半
部にA百貨店が、残りの半部にB百貨店が店舗を出して
いるような場合、一方の百貨店が休みで、他方の百貨店
のみが営業を行うような場合、あるいは、営業時間の違
いにより一方の百貨店の方が先に閉店になるような場
合、双方の百貨店の境の部分にシャッタが下ろされ、二
分される。したがって、同一の建物に2つの百貨店が店
舗を出すような場合に、それぞれ百貨店毎にエレベータ
を設置する必要があった。
【0003】しかしながら、百貨店毎にエレベータを設
置する場合には、それぞれの店舗にエレベータの設置ス
ペースを確保する必要があり、売場面積が減少する問題
が生じる。また、設置コストの点で、メンテナンスコス
トの点で、それぞれコストが掛かり過ぎる。このような
事情はオフィルビルのみに限らず、例えば、集合住宅を
構成する各住戸が複数階を有しエレベータを設置した方
が望ましい場合、上記と同様な問題が生じる。すなわ
ち、各住戸毎にエレベータを設置するのでは、居住空間
が狭められると共に、設置コスト、メンテナンスコスト
が掛かり過ぎる。本発明は前記事情に鑑み案出されたも
のであって、本発明の目的は、二分された建物の内部に
用いられて好適で、設置スペース、設置コスト、メンテ
ナンスコストの点で有利なエレベータを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、複数階を有する建物内で上下に延在するよ
うに設けられた昇降路と、前記昇降路内に昇降可能に配
設された籠と、前記籠を昇降路内で昇降させる駆動手段
と、各階に設けられた籠呼出用操作盤と、各階に設けら
れ昇降路用開閉扉により開閉される昇降路用昇降口と、
前記昇降口に対応して設けられ籠用開閉扉により開閉さ
れる籠用昇降口と、籠の内部に配設された昇降用操作盤
と、籠の昇降と昇降路用開閉扉及び籠用開閉扉の開閉を
籠呼出用操作盤及び昇降用操作盤の操作に基づいて行わ
せる制御手段を備えたエレベータであって、前記籠用昇
降口は、籠内の互いに離れた箇所に少なくとも2つ設け
られ、前記昇降路用昇降口は、前記籠用昇降口に対応し
た前記建物の各階の箇所に設けられ、前記昇降路用開閉
扉および籠用開閉扉は、操作された籠呼出用操作盤の箇
所の前記昇降路用開閉扉および籠用開閉扉を開いて籠内
に人が乗り込んだ際に、前記操作された籠呼出用操作盤
の箇所側に対応する昇降路用開閉扉および籠用開閉扉の
みが開閉できるように前記制御手段により制御されるこ
とを特徴とする。
【0005】本発明では、建物の2分された内部の境の
部分にエレベータが設置され、このエレベータを各内部
においてそれぞれ使用できるが、エレベータを通って内
部間を行き来できない。したがって、外部の人が浸入す
ることなく隣り合う建物の内部でエレベータを共通して
使用できる。そして、建物の2分された内部でエレベー
タを使用できるにも拘わらず、エレベータの設置用スペ
ースは、エレベータを各内部に個別に設置する場合に比
べて半分で済み、各内部のスペースが大幅に狭められる
不具合はない。また、設置コストやメンテナンスコスト
も、個別に設置する場合に比べて半分で済み、スペース
的な面のみならず、コストの面でも有利となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたタウン
ハウスの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はタウンハウスの地階の平面図、図2はタウンハウ
スの1階の平面図、図3はタウンハウスの2階の平面
図、図4はタウンハウスの屋上の平面図、図5はタウン
ハウスの横断面図、図6はタウンハウスの縦断面図を示
す。タウンハウスは、比較的狭い敷地を利用して建設さ
れた連棟式の接地型集合住宅であり、通常の戸建て住宅
の独立性と、集合住宅の屋外環境の良さを併せ持つとい
う利点を有している。タウンハウスは、各住戸の玄関が
2m以上の幅の通路(道路)に面していることなど、マ
ンションなどとは異なった制約はあるものの、複数の住
戸が隣接する壁の一部を共通させて横に連結された1棟
の建物として構成されており、連棟式であるため家屋が
独立した通常の戸建て住宅に比べて比較的安価であり、
したがって、戸建て住宅の願望を適える上で有利となっ
ている。タウンハウス12は、地下1階、地上2階の鉄
筋コンクリート総3階建ての3層構造に構築され、各住
戸はそれぞれ屋上を備えている。図1乃至図6は、タウ
ンハウス12を構成する複数の住戸のうちの4つの住戸
A、B、C、D部分を示している。
【0007】図1に示すように、各住戸A、B、C、D
の地下1階B1Fには、主寝室MBRや、洋室R1、ク
ロゼットCL、トイレなどが設けられ、符号DAは、上
方に開放された空間をなすドライエリアを示している。
また、図2に示すように、各住戸A、B、C、Dの1階
1Fには、玄関Eや、洋室R2、クロゼットCL、ユニ
ットバスUB、トイレなどが設けられている。また、図
3に示すように、各住戸A、B、C、Dの2階2Fに
は、リビングダイニングキッチンLDKなどが設けられ
ている。また、図4に示すように、各住戸A、B、C、
Dの屋上RFはルーフテラスとされている。そして、各
住戸A、B、C、Dの内部で、住戸Aと住戸Bの境の部
分と、住戸Cと住戸Dの境の部分には、地下階B1F、
1階1F、2階2F、屋上RFの各階間で人を搬送させ
るホームエレベータ14がそれぞれ設置され、また、各
住戸A、B、C、Dの外部には、地下階B1F、1階1
F、2階2F、屋上RFの間を連結する螺旋状の外階段
16がそれぞれ設けられている。住戸Aと住戸B(住戸
Cと住戸D)は、仕切り壁1202とホームエレベータ
14により仕切られている。
【0008】次に、ホームエレベータ14について説明
する。ホームエレベータ14は上下に延在するように設
けられた昇降路20と、昇降路20内に昇降可能に配設
された籠22と、籠22を昇降路20内で昇降させる駆
動手段24と、各階に設けられた籠呼出用操作盤26
(図7参照)と、各階に設けられ昇降路用開閉扉28に
より開閉される昇降路用昇降口30と、昇降路用昇降口
30に対応して設けられ籠用開閉扉32により開閉され
る籠用昇降口34と、籠22の内部に配設された昇降用
操作盤36(図7参照)と、籠22の内部に人が乗り込
んだか否か(人がいるか否か)を検知して検知信号を出
力する検知手段37(センサ)(図7参照)と、籠22
の昇降と昇降路用開閉扉28及び籠用開閉扉32の開閉
を籠呼出用操作盤26及び昇降用操作盤36の操作に基
づいて行わせるとともに、前記検知信号を入力する制御
手段38(図7参照)を備えている。前記検知手段37
は、人を検知することができればよく、例えば赤外線セ
ンサ、超音波センサ、重量センサなどを用いることがで
きる。前記昇降路20は断面が矩形のエレベータシャフ
トにより仕切られ、屋上では、雨に濡れることなくホー
ムエレベータ14に乗り降りできるようにハウス40が
設けられている。
【0009】前記籠22は、図1乃至図4、図6に示す
ように、前記昇降路20の断面よりも小さい断面で昇降
路20内に空きスペースが形成される大きさの直方体形
状に構成され、この空きスペースには後述する釣り合い
用重り2406が配設される。そして、籠22の対向す
る側面箇所に、言い換えると、籠22が住戸A、Bまた
は住戸C、Dに臨む箇所に前記籠用昇降口34、籠用開
閉扉32がそれぞれ設けられている。籠22は、籠用開
閉扉32が開き籠用昇降口34が開放された状態で、こ
の開放された籠用昇降口34を介してのみ籠22の内部
が外部に開放されるように構成され、言い換えると、籠
用開閉扉32が閉じて籠用昇降口34が閉まると、籠2
2の内部は閉塞された状態となるように構成されてい
る。前記各籠用開閉扉32は、籠22の上部に配設され
たモータ2210、このモータの動力により回動するチ
ェーン、チェーンに取着されたフックなどにより開閉さ
れるように構成され、このフックは籠用開閉扉32に臨
む昇降路用開閉扉28にも係合し、籠用開閉扉32に連
動して昇降路用開閉扉28も開閉するように構成されて
いる。
【0010】前記駆動手段24は、図6に示すように、
昇降路20の最上部の機械室2401に配設されたモー
タ2402、モータ2402により駆動されるウィンチ
2404、ウィンチ2404に巻回され一端が籠22に
連結され、他端が釣り合い用重り2406に連結された
ワイヤ2408により構成されている。なお、前記釣り
合い用重り2406は、図6に示すように、昇降路20
の空きスペースに配設され、籠22および釣り合い用重
り2406は、それぞれガイド手段2410により案内
されがたつくことなく上下に昇降されるように構成され
ている。
【0011】前記籠呼出用操作盤26は、各住戸A、
B、C、Dの昇降路20近傍箇所に設けられ、例えば、
籠呼出用操作盤26には、行きたい階のある方向(上
下)を操作入力するための表示ボタンが設けられてい
る。例えば、地下1階B1Fの籠呼出用操作盤26に
は、上方向の表示ボタンが設けられ、1階1Fおよび2
階2Fの籠呼出用操作盤26には、上方向と下方向の表
示ボタンがそれぞれ設けられ、屋上RFの籠呼出用操作
盤26には、下方向の表示ボタンが設けられている。前
記各籠呼出用操作盤26は、前記表示ボタンの操作に応
じて操作信号を発生して前記制御手段38に入力するよ
うに構成されている。前記昇降用操作盤36には、例え
ば、「B1」(地下1階)、「1」(1階)、「2」
(2階)、「R」(屋上)の全階の表示ボタンと、強制
的に開け閉めするための「開」、「閉」の表示ボタンが
設けられている。前記昇降用操作盤36は、前記表示ボ
タンの操作に応じて操作信号を発生して前記制御手段3
8に入力するように構成されている。
【0012】次に、図1乃至図7、および図8のフロー
チャートを参照してホームエレベータ14の動作につい
て説明する。まず、ホームエレベータ14の籠22が内
部に人がいない状態である階で停止した待機状態にある
ものとする。前記制御手段38は、前記各籠呼出用操作
盤26からの操作信号の入力を監視している(ステップ
S10)。前記制御手段38は、前記操作信号が入力さ
れると(ステップS10で"Y")、前記操作信号を入力
した籠呼出用操作盤26がある箇所(住戸AまたはB側
(住戸CまたはD側))を示す位置情報を記憶する(ス
テップS12)。そして、前記制御手段38は、駆動手
段24を制御することにより、呼出があった階に籠22
を移動させ(ステップS14)、前記位置情報を参照し
て前記操作された籠呼出用操作盤26の箇所側に対応す
る昇降路用開閉扉28と籠用開閉扉32のみを開くよう
にモータ2210を制御する(ステップS16)。
【0013】次いで、前記制御手段38は、前記検知手
段37の検知信号に基づいて所定時間以内に籠22の内
部に人が乗り込んできたか否かを判定する(ステップS
18)。ステップS18で"N"なら、すなわち籠22の
内部に人が乗り込まなかった場合には、前記操作された
籠呼出用操作盤26の箇所側に対応する昇降路用開閉扉
28と籠用開閉扉32を閉じてステップS10に移行
し、前記各籠呼出用操作盤26からの操作信号の入力を
待機する。ステップS18で"Y"なら、すなわち籠22
の内部に人が乗り込んだ場合には、制御手段38は、前
記操作された籠呼出用操作盤26の箇所側に対応しない
昇降路用開閉扉28および籠用開閉扉32の開放を禁止
する(ステップS20)。次いで、前記制御手段38
は、籠22内部に進入した人による前記昇降用操作盤3
6の表示ボタンの操作信号の入力を監視し(ステップS
22)、前記操作信号が入力すると(ステップS22
で"Y")、前記操作された籠呼出用操作盤26の箇所側
に対応する昇降路用開閉扉28と籠用開閉扉32を閉じ
るようにモータ2210を制御し、前記操作信号によっ
て指示された階に籠22を移動させるように駆動手段2
4を制御する(ステップS24)。前記制御手段38
は、指示された階に籠22が到着すると、前記操作され
た籠呼出用操作盤26の箇所側に対応する昇降路用開閉
扉28と籠用開閉扉32のみを開くようにモータ221
0を制御する(ステップS26)。
【0014】前記制御手段38は、前記検知手段37か
ら入力される検知信号に基づいて籠22内部に人を検知
するか否かを判定する(ステップS28)。前記制御手
段38は、籠22内部に人がいない(人が退出した)こ
とを検知すれば(ステップS28で"N")、前記操作さ
れた籠呼出用操作盤26の箇所側に対応する昇降路用開
閉扉28と籠用開閉扉32を閉じるようにモータ221
0を制御する(ステップS30)。そして、前記制御手
段38は、初期化を行い、前記位置情報をクリアすると
ともに、前記操作された籠呼出用操作盤26の箇所側に
対応しない昇降路用開閉扉28および籠用開閉扉32の
開放禁止を解除してステップS10に戻る。
【0015】本実施の形態によれば、住戸A(住戸C)
側の住人が籠呼出用操作盤26を操作し、ホームエレベ
ータ14を利用している場合には、住戸A(住戸C)側
の昇降路用開閉扉28と籠用開閉扉32のみが開閉で
き、住戸B(住戸D)側の昇降路用開閉扉28と籠用開
閉扉32は閉じた状態に保持される。同様に、住戸B
(住戸D)側の住人が籠呼出用操作盤26を操作し、ホ
ームエレベータ14を利用している場合には、住戸B
(住戸D)側の昇降路用開閉扉28と籠用開閉扉32の
みが開閉でき、住戸A(住戸C)側の昇降路用開閉扉2
8と籠用開閉扉32は閉じた状態に保持される。したが
って、ホームエレベータ14により各住戸A、B(住戸
C、D)において各階に移動できるとともに、ホームエ
レベータ14を通って住戸A、B(住戸C、D)間を移
動することはできない。したがって、隣り合う各住戸
A、B(住戸C、D)に隣人が入って生活を混乱させる
などの不具合はなく、隣り合う住戸A、B(住戸C、
D)で共通してホームエレベータ14を使用できる。
【0016】また、各住戸A、B(住戸C、D)でホー
ムエレベータ14を使用できるにも拘わらず、ホームエ
レベータ14の設置用スペースは、ホームエレベータ1
4を各住戸毎に個別に設置する場合に比べて半分で済
み、各住戸A、B、C、Dの居住空間が大幅に狭められ
る不具合はなく、また、設置コストやメンテナンスコス
トも、個別に設置する場合に比べて半分で済み、スペー
ス的な面のみならず、コストの面でも有利となる。本実
施の形態では、外階段16を各住戸A、B、C、Dの外
側に設けたので、階段とホームエレベータ14の双方を
備えているにも拘わらず、各住戸A、B、C、Dの居住
空間が狭められる不具合はなく、スペース的な面でさら
に有利となっている。
【0017】また、本実施の形態では、前記籠22の内
部に人がいる限り、前記操作された籠呼出用操作盤26
の箇所側に対応しない昇降路用開閉扉28と籠用開閉扉
32の開放を禁止している。したがって、籠22内部に
いる人が前記操作された籠呼出用操作盤26の箇所に対
応しない側の昇降路用開閉扉28と籠用開閉扉32から
間違って退出することを防止できる。
【0018】なお、本実施の形態では、各住戸A、B、
C、Dが、地下階B1F、1階1F、2階2F、屋上R
Fを有していた場合について説明したが、住戸A、B、
C、Dは、例えば、地下階1Fを有さずに1階1Fと2
階2Fのみを有していてもよく、要するに本発明は複数
階を有する建物に適用される。また、本実施の形態で
は、タウンハウスを構成する全ての住戸にホームエレベ
ータ14と外階段16が適用された場合について説明し
たが、本発明は、タウンハウスを構成する複数の住戸1
4のうちの少なくとも隣り合う2つの住戸に無論適用さ
れるものである。また、本発明はタウンハウスに限定さ
れず、通常のマンションなどにも無論適用される他、住
居以外に、例えば、百貨店などの店舗の入った建物や、
オフィスビル、研究施設などにも同様に適用される。な
お、本実施の形態では、建物の内部が二分されている境
の箇所にエレベータを設置した関係上、籠用昇降口34
が2つ設けられた場合について説明したが、建物の内部
が3つに仕切られた境の箇所や4つに仕切られた境の箇
所にエレベータを設置する場合には、前記籠用昇降口3
4の数も前記仕切られた内部空間に対応して、3つある
いは4つ設けられることになり、この場合にも、前記昇
降路用開閉扉28および籠用開閉扉32は、操作された
籠呼出用操作盤26の箇所の前記昇降路用開閉扉28お
よび籠用開閉扉32を開いて籠22内に人が乗り込んだ
際に、前記操作された籠呼出用操作盤26の箇所側に対
応する昇降路用開閉扉28および籠用開閉扉32のみが
開閉できるように前記制御手段38により制御される。
また、本実施の形態では、エレベータの断面形状が矩形
の場合について説明したが、エレベータの断面形状は、
円形や三角形、五角形、六角形など任意である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、二
分された建物の内部に用いられて好適で、設置スペー
ス、設置コスト、メンテナンスコストの点で有利なエレ
ベータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のエレベータが適用される
タウンハウスの地階の平面図である。
【図2】本発明の実施の形態のエレベータが適用される
タウンハウスの1階の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態のエレベータが適用される
タウンハウスの2階の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態のエレベータが適用される
タウンハウスの屋上の平面図である。
【図5】本発明の実施の形態のエレベータが適用される
タウンハウスの横断面図である。
【図6】本発明の実施の形態のエレベータが適用される
タウンハウスの縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態のエレベータの制御系を示
すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態のエレベータの動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
12 タウンハウス 14 ホームエレベータ 20 昇降路 22 籠 24 駆動手段 26 籠呼出用操作盤 28 昇降路用開閉扉 30 昇降路用昇降口 32 籠用開閉扉 34 籠用昇降口 36 昇降用操作盤 37 検知手段 38 制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階を有する建物内で上下に延在する
    ように設けられた昇降路と、前記昇降路内に昇降可能に
    配設された籠と、前記籠を昇降路内で昇降させる駆動手
    段と、各階に設けられた籠呼出用操作盤と、各階に設け
    られ昇降路用開閉扉により開閉される昇降路用昇降口
    と、前記昇降口に対応して設けられ籠用開閉扉により開
    閉される籠用昇降口と、籠の内部に配設された昇降用操
    作盤と、籠の昇降と昇降路用開閉扉及び籠用開閉扉の開
    閉を籠呼出用操作盤及び昇降用操作盤の操作に基づいて
    行わせる制御手段を備えたエレベータであって、 前記籠用昇降口は、籠内の互いに離れた箇所に少なくと
    も2つ設けられ、 前記昇降路用昇降口は、前記籠用昇降口に対応した前記
    建物の各階の箇所に設けられ、 前記昇降路用開閉扉および籠用開閉扉は、操作された籠
    呼出用操作盤の箇所の前記昇降路用開閉扉および籠用開
    閉扉を開いて籠内に人が乗り込んだ際に、前記操作され
    た籠呼出用操作盤の箇所側に対応する昇降路用開閉扉お
    よび籠用開閉扉のみが開閉できるように前記制御手段に
    より制御される、 ことを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】 前記籠内に人が乗り込んだか否かは、籠
    内に設けられたセンサにより検知されることを特徴とす
    る請求項1記載のエレベータ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段による制御は、前記籠に乗
    り込んだ人が籠から降りるまで継続して行なわれること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段による制御は、前記籠呼出
    用操作盤を操作した場合であっても、前記籠内へ人が乗
    り込まない際には解除されるように行なわれることを特
    徴とする請求項1記載のエレベータ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段による制御は、前記籠の内
    部に人がいる限り、前記操作された籠呼出用操作盤の箇
    所側に対応しない昇降路用開閉扉および籠用開閉扉の開
    放を禁止するように行なわれることを特徴とする請求項
    1記載のエレベータ。
  6. 【請求項6】 前記籠は、内部に閉塞された空間が画成
    されるように構成され、籠内外への出入りは前記籠用開
    閉扉が開放された昇降口を通ってのみ行えるように構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のエレベー
    タ。
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