JP2003040413A - 吊り下げ搬送装置 - Google Patents

吊り下げ搬送装置

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JP2003040413A
JP2003040413A JP2001233131A JP2001233131A JP2003040413A JP 2003040413 A JP2003040413 A JP 2003040413A JP 2001233131 A JP2001233131 A JP 2001233131A JP 2001233131 A JP2001233131 A JP 2001233131A JP 2003040413 A JP2003040413 A JP 2003040413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送用走行体に吊り下げられたハンガーに対
する被搬送物の積み卸し作業等を容易に行える、構成の
簡単な吊り下げ搬送装置を提供すること。 【解決手段】 搬送用走行体1の走行経路中に設けられ
たハンガー積み卸し場4には、搬送用走行体1を前後移
動させる駆動手段5と、前記ハンガー3を支持して、当
該ハンガー3の被係合部23が前記フック19aより上
になる上昇位置と下降作業位置との間で昇降移動させる
ハンガー移載用昇降手段6とが配設され、前記ハンガー
積み卸し場4の入口側には、前記駆動手段5で駆動され
る位置まで搬送用走行体1を送り込む送り込み手段7が
配設され、前記ハンガー積み卸し場4の出口側には、前
記駆動手段5で送り出される搬送用走行体1を引き継い
で引き出す引き出し手段8が配設された構成となってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイドレールに案
内される搬送用走行体に被搬送物支持用ハンガーを吊り
下げて搬送する搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような搬送装置に於いて、前記搬
送用走行体の走行経路(吊り下げられたハンガーの移動
経路)がハンガーに対する被搬送物の積み卸し作業場レ
ベルより高い場合、当該ハンガーを吊り下げた搬送用走
行体自体の走行経路を被搬送物の積み卸し作業場レベル
まで下げるか又は、搬送用走行体から切り離したハンガ
ーのみを被搬送物の積み卸し作業場レベルまで下げて被
搬送物の積み卸しを行い、このあと再びハンガーを上げ
て搬送用走行体に吊り下げる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハンガーを吊り下げた
搬送用走行体自体の走行経路を被搬送物の積み卸し作業
場レベルまで下げる構成では、その前後に相当長さの下
り勾配部及び上り勾配部が必要となり、総経路長さが長
くなってしまうので、搬送用走行体から切り離したハン
ガーのみを被搬送物の積み卸し作業場レベルとの間で昇
降させる構成を採用することになるが、定位置で停止し
た搬送用走行体に対するハンガーの脱着の為に複雑な機
構の手段が必要となり、コスト高になるばかりでなく、
サイクルタイムが長くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る吊り下げ搬送装置を提供するこ
とを目的とするものであって、その手段を後述する実施
形態の参照符号を付して示すと、ガイドレール2に案内
される搬送用走行体1に、前後方向向きの吊下げ用フッ
ク19aを設け、このフック19aに被搬送物支持用ハ
ンガー3を吊り下げて搬送する搬送装置であって、前記
搬送用走行体1の走行経路中に設けられたハンガー積み
卸し場4には、搬送用走行体1を前後移動させる駆動手
段5と、前記ハンガー3を支持して、当該ハンガー3の
被係合部23が前記フック19aより上になる上昇位置
ULと下降作業位置DLとの間で昇降移動させるハンガ
ー移載用昇降手段6とが配設され、前記ハンガー積み卸
し場4の入口側には、前記駆動手段5で駆動される位置
まで搬送用走行体1を送り込む送り込み手段7が配設さ
れ、前記ハンガー積み卸し場4の出口側には、前記駆動
手段5で送り出される搬送用走行体1を引き継いで引き
出す引き出し手段8が配設された構成となっている。
【0005】上記構成の本発明を実施するについて、前
記ハンガー移載用昇降手段6は、ハンガー3の底部を支
持して昇降する昇降体50とその昇降駆動手段51とか
ら構成し、前記上昇位置ULまで上げられたハンガー3
の上端部を左右両側から挟む振れ止め手段52を併設し
ておくことが出来る。
【0006】又、前記ハンガー3の被係合部23は、前
後一対の縦杆部24a, 24bと当該各縦杆部24a,
24bから左右両側に突出する横杆部25a, 25bと
から構成し、前後搬送用走行体1 の吊下げ用フック19
a, 19bは、前記前後一対の縦杆部24a, 24bに
対応して前後一対配設し、各フック19a, 19bは、
前記縦杆部24a, 24bと前後方向に相対嵌合する左
右方向位置決め用部材22と、前記横杆部25a, 25
bを各別に支持する左右一対のV形受け部材20とから
構成することが出来る。
【0007】更に、前記搬送用走行体1には、走行方向
と平行な被動用摩擦面38aを設け、前記駆動手段5、
送り込み手段7、及び引き出し手段8は、前記被動用摩
擦面38aに圧接して回転する摩擦駆動輪33を有する
ものとすることが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1に於いて、1はガイド
レール2で構成された走行経路上を走行する搬送用走行
体であって、被搬送物が搭載されるハンガー3を吊り下
げている。4はハンガー積み卸し場であって、搬送用走
行体1を前後移動させる駆動手段5とハンガー移載用昇
降手段6とが配設され、前記ハンガー積み卸し場4の入
口側には、前記駆動手段5で駆動される位置まで搬送用
走行体1を送り込む送り込み手段7が配設され、前記ハ
ンガー積み卸し場4の出口側には、前記駆動手段5で送
り出される搬送用走行体1を引き継いで引き出す引き出
し手段8が配設されている。又、搬送用走行体1の走行
経路には、適当間隔おきに搬送用走行体推進手段9A,
9Bが併設されている。
【0009】搬送用走行体1は、図2〜図4に示すよう
に、ガイドレール2に係合する前後一対のトロリー10
a, 10bでロードバー11の前後両端を吊り下げたも
ので、ロードバー11の前後両端には搬送用走行体1ど
うしを連結する連結手段12a, 12bが設けられてい
る。前端連結手段12aは、ロードバー11の前端上側
に左右水平支軸13により略水平姿勢から上方へ揺動可
能に軸支されて前方に延出する可動片14の下側に、左
右両端側ほど後方に湾曲し且つ左右両端が後方に折曲し
た円弧形係合片15を付設すると共に、可動片14の上
側に左右一側方に突出するカム従動ローラー16を突設
し、図5に示すように、支軸13には可動片14を略水
平姿勢に保持する捩じりバネ17を嵌装したものであ
る。後端連結手段12bは、ロードバー11の後端上側
に垂直支軸で軸支されたローラー18から構成されてい
る。
【0010】しかして、搬送用走行体1が直前の搬送用
走行体1に接近したとき、前端連結手段12aの可動片
14が直前の搬送用走行体1の後端連結手段12b(ロ
ーラー18)との当接により捩じりバネ17に抗して押
し上げられてローラー18が円弧形係合片15の内側に
自動的に嵌合するように、可動片14の先端は楔形に形
成されている。このように前後の搬送用走行体1どうし
が連結手段12a, 12bで連結されることにより、前
側の搬送用走行体1の後端連結手段12bのローラー1
8で後ろ側の搬送用走行体1をその前端連結手段12a
の円弧形係合片15を介して牽引することが出来る。
又、前後の搬送用走行体1どうしが連結手段12a, 1
2bで連結されている状態で後ろ側の搬送用走行体1の
ロードバー11の前端突曲面11aにより前側の搬送用
走行体1のロードバー11の後端突曲面11bを後押し
出来るように構成されている。更に、前後の連結手段1
2a, 12bで直後の搬送用走行体1を牽引している状
態、又はロードバー11の前後両端突曲面11a, 11
bで直前の搬送用走行体1を後押ししている状態に於い
て、連結されている各搬送用走行体1間でロードバー1
1の端部どうしが上下に重なるように、ロードバー11
の前端下半部(又は上半部)を切欠凹入させると共にこ
の切欠凹入部11cに直前搬送用走行体1のロードバー
11の後端下半部(又は上半部)から後方に延出する延
出部11dが重なるように構成し、連結されている各搬
送用走行体1間でもロードバー11の左右両側面(後述
する被動用摩擦面38a, 38b)が連続するように構
成している。
【0011】搬送用走行体1のロードバー11の下側に
は、前後一対の吊下げ用フック19a, 19bが設けら
れている。各吊り下げ用フック19a, 19bは、左右
一対のV形受け部材20間に、前端から後方へ係合溝2
1が形成された左右方向位置決め用部材22を架設した
ものである。一方、搬送用走行体1に吊り下げられるハ
ンガー3は、搬送用走行体1側の吊り下げ用フック19
a, 19bに係合する被係合部23を備えている。この
被係合部23は、ハンガー3の上端フレーム3aから突
設され且つ各吊り下げ用フック19a, 19bの左右方
向位置決め用部材22の係合溝21に嵌合し得る前後一
対の縦杆部24a, 24bと、当該各縦杆部24a, 2
4bの上端から左右両側に突出し且つ各吊り下げ用フッ
ク19a, 19bの左右一対のV形受け部材20に上か
ら嵌合して支持される横杆部25a, 25bとから構成
されている。ハンガー3は被搬送物Wに対応して任意の
構成のものが使用されるが、この実施形態のものは、図
11、図12に示すように上端フレーム3aの下側に上
下複数段に荷台3b〜3dを架設したものである。
【0012】ハンガー積み卸し場4の駆動手段5は、ガ
イドレール2で構成される搬送用走行体1の走行経路中
の直線経路部に配設される搬送用走行体推進手段9A、
ハンガー積み卸し場4の前後に配設される送り込み手段
7、及び引き出し手段8と同一構造のもので、図4及び
図6に示すように、ガイドレール2の真上で当該ガイド
レール2に沿って架設され且つレール支持部材26を介
してガイドレール2を吊り下げている梁材27にガイド
レール2を跨ぐように取り付けられた門形アーム28
と、当該アーム28の一端に固着されたブラケット29
に垂直支軸30を介して水平揺動自在に軸支された可動
部材31と、当該可動部材31に垂直向きに支持された
モーター32と、当該モーター32の出力軸に取り付け
られた摩擦駆動輪33と、前記ブラケット29と可動部
材31との間に介装されて可動部材31の揺動範囲を規
制するストッパーボルト34と、当該ストッパーボルト
34に遊嵌されて可動部材31を搬送用走行体1の走行
経路側へ付勢するバネ35と、前記アーム28の他端に
取り付けられたブラケット36に垂直支軸で軸支されて
バックアップローラー37とから構成されている。
【0013】しかして、前記摩擦駆動輪33は、搬送用
走行体1のロードバー11の左右両側面で形成された走
行方向と平行な被動用摩擦面38a, 38bの一方に圧
接し、バックアップローラー37は、前記摩擦駆動輪3
3との間でロードバー11を挟む。従って、モーター3
2により摩擦駆動輪33を回転駆動することにより、搬
送用走行体1が所定の方向に推進され、ガイドレール2
に沿って走行することになる。
【0014】図1に示すように、ハンガー積み卸し場4
の直前の送り込み手段7とその直前の搬送用走行体推進
手段9Aとの間には、搬送用走行体1の連結解除手段3
9が配設されている。この連結解除手段39は、図7及
び図8に示すように、搬送用走行体1の前端連結手段1
2aの可動片14を、そのカム従動ローラー16を介し
て捩じりバネ17(図5参照)に抗して押し上げるカム
板40から成る。しかして、搬送用走行体1の前端連結
手段12aが連結解除手段39を通過するとき、当該前
端連結手段12aのカム従動ローラー16がカム板40
に乗り上げて可動片14が押し上げられるので、当該前
端連結手段12aが直前の搬送用走行体1の後端連結手
段12bと係合しているときは、当該後端連結手段12
bのローラー18から前端連結手段12aの円弧形係合
片15が上方へ離脱し、直前の搬送用走行体1との連結
が解除される。尚、カム板40は、可動片14を上方に
押し上げた状態で保持させるための一定長さの水平部4
0aを有するもので、前記梁材27にブラケット41を
介して取り付けられている。
【0015】搬送用走行体1の走行経路中の水平カーブ
経路部に配設される搬送用走行体推進手段9Bは、走行
する搬送用走行体1のロードバー11の中間部が水平カ
ーブ経路部の中心側へ変位するのに対応出来るように構
成されている。即ち、図9及び図10に示すように、前
記梁材27に取り付けられて水平カーブ経路部の中心側
へ延出垂下する倒立L形アーム42と、当該アーム42
の下端に固着されたブラケット43に垂直支軸44を介
して水平揺動自在に軸支された可動部材45と、当該可
動部材45に垂直向きに支持されたモーター46と、当
該モーター46の出力軸に取り付けられた摩擦駆動輪4
7と、前記ブラケット43と可動部材45との間に介装
されて可動部材45の揺動範囲を規制するストッパーボ
ルト48と、当該ストッパーボルト48に遊嵌されて可
動部材45を搬送用走行体1の走行経路側へ付勢するバ
ネ49とで構成されている。従って、搬送用走行体1の
ロードバー11の左右両被動用摩擦面38a, 38bの
内の一方にモーター46で駆動される摩擦駆動輪47が
バネ49の付勢力で圧接することにより、搬送用走行体
1が所定の方向に推進され、ガイドレール2に沿って走
行することになるが、ロードバー11が水平カーブ経路
部の中心側へ変位するのに伴って摩擦駆動輪47が垂直
支軸44の周りにバネ49に抗して揺動し得るので、搬
送用走行体1は水平カーブ経路部に沿って円滑に推進さ
れることになる。
【0016】ハンガー積み卸し場4のハンガー移載用昇
降手段6は、図11〜図15に示すように、ハンガー3
の底部、即ち、最下段の荷台3dの四隅を支持する支持
用ブラケット50aを備えた昇降体50と、当該昇降体
50を昇降駆動する昇降駆動手段51、及び振れ止め手
段52を備えている。昇降体50は、この昇降体50の
昇降経路を囲むフレーム53の四隅の支柱53aと係合
するガイドローラー54を四隅に備え、昇降駆動手段5
1により前記支柱53aに沿って昇降する。昇降駆動手
段51は、前記フレーム53の最上段に搭載されたもの
で、水平にされた1本の駆動軸55と、この駆動軸55
に連動連結されたモーター56と、前記駆動軸55に取
り付けられた4つのベルト巻き上げ繰り出し用ドラム5
7a〜57dと、各ドラム57a〜57dに一端が係止
されて巻装された4本のベルト58a〜58dとから構
成され、4本のベルト58a〜58dは、それぞれガイ
ドローラー59a〜59bを介して昇降体50の昇降経
路の四隅に垂下され、端部が昇降体50の四隅に結合さ
れている。
【0017】各ドラム57a〜57dに対するベルト5
8a〜58dの巻回方向等は、モーター56により駆動
軸55を介して4つのドラム57a〜57dを同一方向
に回転駆動することにより4本のベルト58a〜58d
が同一方向に同一速度で昇降するようになっている。し
かして、4本のベルト58a〜58dの巻き上げ繰り出
し操作により昇降体50を、図11及び図12にそれぞ
れ仮想線で示す下降作業位置DL(ハンガー3に対する
被搬送物Wの積み卸し作業位置)と図15に実線で示す
上昇位置UL、即ち、ハンガー3の被係合部23(横杆
部25a, 25b)が搬送用走行体1の吊り下げ用フッ
ク19a, 19b(V形受け部材20)に支持される支
持レベルSLより上で搬送用走行体1とハンガー3とを
水平に相対移動させてフック19a, 19bから被係合
部23を外すことの出来る上昇位置ULとの間で昇降さ
せることが出来る。
【0018】振れ止め手段52は、上昇位置ULまで持
ち上げられたハンガー3の上端フレーム3aの左右両側
面を挟み付ける左右一対のシリンダー駆動のプッシャー
60a, 60bから構成されている。
【0019】以上のように構成された吊り下げ搬送装置
の搬送用走行体1は、図1に示すように、所要台数が前
後の連結手段12a, 12bによって連結された状態で
搬送用走行体推進手段9A, 9Bにより走行経路(ガイ
ドレール2)に沿って連続的に走行せしめられる。即
ち、各搬送用走行体推進手段9A, 9Bの摩擦駆動輪3
3, 47が連結された複数台の搬送用走行体1の全長に
わたって連続する被動用摩擦面38a又は38b(ロー
ドバー11の側面)に圧接して、連結された複数台の搬
送用走行体1の全体を摩擦駆動して走行させるが、前記
搬送用走行体推進手段9A, 9Bが連結された複数台の
搬送用走行体1の全長より若干短い間隔で配設されてい
るので、連結された複数台の搬送用走行体1の全体が連
続的に走行せしめられることになる。そして、連結され
た複数台の搬送用走行体1の先頭の搬送用走行体1がハ
ンガー積み卸し場4の直前所定位置、即ち、先頭の搬送
用走行体1が送り込み手段7と係合する位置に到着した
とき、当該送り込み手段7とその直前の搬送用走行体推
進手段9Aの摩擦駆動輪33が停止し、連結された複数
台の搬送用走行体1が当該位置で自動停止する。このと
き、先頭の搬送用走行体1とその直後の搬送用走行体1
との連結は連結解除手段39により自動的に解除されて
いる。
【0020】ハンガー積み卸し場4が空くと送り込み手
段7の摩擦駆動輪33が駆動され、直後の搬送用走行体
1とは既に切り離されている先頭の搬送用走行体1のみ
がハンガー積み卸し場4に送り込まれる。そしてこの搬
送用走行体1は、送り込み手段7から離れる直前にハン
ガー積み卸し場4の駆動手段5と係合し、引き続き当該
駆動手段5でハンガー積み卸し場4内へ引き込まれる。
しかして、駆動手段5の摩擦駆動輪33の停止により所
定位置でハンガーが停止すると、ハンガー移載用昇降手
段6が作動する。
【0021】このハンガー積み卸し場4に於いて、搬送
用走行体1に既に吊り下げられている空のハンガー3に
被搬送物Wを積み込む場合について説明すると、ハンガ
ー移載用昇降手段6の昇降駆動手段51を作動させて昇
降体50を上昇限まで上昇させ、図15Aに示すよう
に、搬送用走行体1の吊り下げ用フック19a, 19b
に被係合部23を介して吊り下げられているハンガー3
を、その最下段荷台3dを介して昇降体50により持ち
上げ、ハンガー3を支持レベルSLから上昇位置ULま
で上昇させる。この結果、図15Bに示すように、ハン
ガー3側の被係合部23の横杆部25a, 25bが搬送
用走行体1側の吊り下げ用フック19a,19bのV形
受け部材20から上方に離間するので、係る状態に於い
て振れ止め手段52の左右一対のプッシャー60a, 6
0bを前進移動させ、両プッシャー60a, 60bでハ
ンガー3の上端フレーム3aを左右両側から挟み付けて
ハンガー3の上端部を固定すると共に、駆動手段5の摩
擦駆動輪33を駆動し、搬送用走行体1を所定量だけ後
退移動させて図15Bに仮想線で示すように、ハンガー
3側の被係合部23に対し搬送用走行体1側の吊り下げ
用フック19a, 19bを後方へ離脱させる。この後、
振れ止め手段52の左右一対のプッシャー60a, 60
bを後退させてハンガー3の上端部の固定を解除し、昇
降駆動手段51を作動させて昇降体50を下降させ、支
持しているハンガー3を、図11及び図12に示す下降
作業位置DLまで下降させる。搬送用走行体1は、後退
位置でそのまま待機させておく。
【0022】下降作業位置DLに下ろされた空のハンガ
ー3に対し被搬送物Wの積み込み作業が完了すると、昇
降駆動手段51を作動させて昇降体50を上昇させ、実
ハンガー3を再度上昇位置ULまで上昇させると共に、
振れ止め手段52の左右一対のプッシャー60a, 60
bを前進移動させ、両プッシャー60a, 60bでハン
ガー3の上端部を固定する。係る状態で駆動手段5の摩
擦駆動輪33を駆動し、後退位置で待機していた搬送用
走行体1を元の定位置まで前進させ、ハンガー3側の被
係合部23の横杆部25a, 25bの下側に搬送用走行
体1側の吊り下げ用フック19a, 19bのV形受け部
材20を進入させる。このとき被係合部23の縦杆部2
4a, 24bが吊り下げ用フック19a, 19bの左右
方向位置決め用部材22に於ける係合溝21に嵌合する
ことにより、搬送用走行体1側の吊り下げ用フック19
a, 19bとハンガー3側の被係合部23との左右横方
向の位置ずれが解消する。この後、昇降駆動手段51を
作動させて昇降体50を下降させ、昇降体50で支持し
ているハンガー3を下降させることにより、当該ハンガ
ー3側の被係合部23の横杆部25a, 25bを搬送用
走行体1側の吊り下げ用フック19a, 19bのV形受
け部材20に上から下に嵌合させ、実ハンガー3を再び
搬送用走行体1に吊り下げる。
【0023】実ハンガー3が吊り下げられた搬送用走行
体1は、駆動手段5の摩擦駆動輪33の駆動によりハン
ガー積み卸し場4から送り出すことが出来るが、当該搬
送用走行体1は、駆動手段5から離れる直前に次の引き
出し手段8と係合するので、当該係合手段8の摩擦駆動
輪33を駆動しておくことにより、実ハンガー3が吊り
下げられた搬送用走行体1をハンガー積み卸し場4から
完全に搬出させることが出来る。
【0024】ハンガー積み卸し場4から搬出される実ハ
ンガー吊り下げ搬送用走行体1を1台づつ個別に走行さ
せるときは、引き出し手段8から下手に搬送用走行体1
の全長(ロードバー11の全長)より若干短い間隔で搬
送用走行体推進手段9A, 9Bを配設すれば良い。又、
実ハンガー吊り下げ搬送用走行体1を複数台(例えば、
空ハンガー吊り下げ搬送用走行体1の連結台数より少な
い台数)、前後の連結手段12a, 12bで連結して走
行させるときは、その連結された搬送用走行体1の全長
より若干短い間隔で搬送用走行体推進手段9A, 9Bを
配設すれば良い。この場合、引き出し手段8でハンガー
積み卸し場4から引き出された後、当該引き出し手段8
から外れた位置で搬送用走行体1が一旦停止し、次にハ
ンガー積み卸し場4から搬出されてくる実ハンガー吊り
下げ搬送用走行体1が引き出し手段8で送り出されると
き、当該搬送用走行体1の前端連結手段12aが、引き
出し手段8の下手で停止待機している搬送用走行体1の
後端連結手段12bと自動的に係合し、係る状態で、停
止待機していた搬送用走行体1を後押し駆動する。この
ようにして互いに連結されつつトコロテン式に引き出し
手段8から下手へ押し出される搬送用走行体1の連結台
数が所定の台数に達したとき、先頭の搬送用走行体1が
次の搬送用走行体推進手段9A, 9Bに係合し、当該搬
送用走行体推進手段9A, 9Bに引き継がれて推進され
る。
【0025】尚、ハンガー積み卸し場4の前後での搬送
用走行体1の推進方法は、上記実施形態の方法に限定さ
れない。例えば、搬送用走行体1の走行経路に沿って移
動するプッシャーで搬送用走行体1を推進させる方法で
も良いし、場合によっては、自走可能な搬送用走行体を
利用することも出来る。又、上記実施形態では、ハンガ
ー積み卸し場4に於いて搬送用走行体1から切り離して
下降位置DLまで下降させたハンガー3に被搬送物Wを
積み込み、このハンガー3を上昇させて再び元の搬送用
走行体1に吊り下げる作業を行ったが、作業内容はこれ
に限定されない。例えば、ハンガー3からの被搬送物W
の卸し作業を行い、空になったハンガー3を元の搬送用
走行体1に吊り下げて搬出させることも出来る。この
他、実ハンガー3又は空ハンガー3を搬送用走行体1か
ら卸し、空の搬送用走行体1のみを搬出させるハンガー
卸し作業(この場合、ハンガー3はハンガー積み卸し場
4の下降位置DLから適当な手段で搬出される)や、ハ
ンガー積み卸し場4の下降位置DLにある昇降体50に
適当な手段で実ハンガー3又は空ハンガー3を積み込
み、このハンガー3を搬送用走行体1に吊り下げるハン
ガー積み込み作業等も行える。
【0026】
【発明の効果】本発明の吊り下げ搬送装置は以上のよう
に実施し且つ使用することができるものであって、係る
本発明の搬送装置によれば、ハンガー積み卸し場では搬
送用走行体から切り離したハンガーのみを下方の作業位
置との間で昇降させ、ハンガーを吊り下げた搬送用走行
体自体を作業位置まで下降させるものではないので、ハ
ンガー積み卸し場の前後の走行経路に勾配部を設置する
必要がなく、総経路長さを短くすることが出来る。しか
も、搬送用走行体に対するハンガーの脱着は、搬送用走
行体の前後移動と、ハンガー移載用昇降手段によるハン
ガーの昇降移動との組み合わせにより行わせるものであ
って、このハンガー積み卸し場の所定位置への搬送用走
行体の送り込みと当該ハンガー積み卸し場からの搬送用
走行体の送り出しに必要な搬送用走行体駆動手段をハン
ガーの脱着に利用することが出来、ハンガー移載用昇降
手段の昇降体上に支持したハンガーを前後移動させる手
段を搭載する場合と比較して、ハンガー積み卸し場の構
成が簡単になり、安価に実施すことが出来る。又、ハン
ガーは前後移動させないで済むので、当該ハンガーに搭
載されている被搬送物の荷崩れを生じさせる恐れも少な
く、ハンガーの積み卸し作業速度を早めてサイクルタイ
ムの短縮を図ることも可能である。
【0027】尚、請求項2に記載の構成によれば、ハン
ガー積み卸し場に必要なハンガー移載用昇降手段とし
て、ハンガー底部を支持して当該ハンガーを昇降させる
ことが出来るものであれば良く、しかも、上昇位置まで
上げられたハンガーの上端部を左右両側から挟む振れ止
め手段を備えているので、前記ハンガー移載用昇降手段
で持ち上げられたハンガーの上端にある被係合部と搬送
用走行体側の吊り下げ用フックとの係脱作用を安定的に
行わせることが出来る。
【0028】又、請求項3に記載の構成によれば、搬送
用走行体に吊り下げられるハンガーの位置を左右横方向
及び前後方向に関して正確に位置決めすることが出来、
しかも、ハンガーが左右横方向に揺れ難い状態で安定的
に吊り下げることが出来る。
【0029】更に、請求項4に記載の構成によれば、ハ
ンガー積み卸し場への搬送用走行体の送り込み、ハンガ
ー積み卸し場での搬送用走行体の前後移動、及び当該ハ
ンガー積み卸し場からの搬送用走行体の送り出しのため
の手段を、摩擦駆動輪を備えた同一構造の簡単なものと
することが出来、装置全体を安価に実施することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置全体のレイアウトを説明する模式図であ
る。
【図2】 搬送用走行体とこれに吊り下げられたハンガ
ーの一部を示す側面図である。
【図3】 前後のトロリーを除き、一部を切り欠いた搬
送用走行体の平面図である。
【図4】 搬送用走行体と駆動手段とを示す正面図であ
る。
【図5】 搬送用走行体の前端連結手段の詳細を示す一
部縦断側面図である。
【図6】 駆動手段を説明する平面図である。
【図7】 連結解除手段と搬送用走行体の要部を示す平
面図である。
【図8】 連結解除手段と搬送用走行体の要部を示す側
面図である。
【図9】 カーブ経路部に配設される搬送用走行体推進
手段を示す平面図である。
【図10】 図9のA矢視図である。
【図11】 ハンガー積み卸し場の側面図である。
【図12】 ハンガー積み卸し場の背面図である。
【図13】 ハンガー移載用昇降手段に於ける昇降駆動
手段の平面図である。
【図14】 ハンガー移載用昇降手段に於ける昇降体の
平面図である。
【図15】 A図はハンガー積み卸し場で上昇位置まで
ハンガーが持ち上げられた状態を示す要部の一部切り欠
き背面図であり、B図はハンガーが上昇位置まで持ち上
げられた状態を示す要部の側面図である。
【符号の説明】
1 搬送用走行体 2 ガイドレール 3 ハンガー 4 ハンガー積み卸し場 5 駆動手段 6 ハンガー移載用昇降手段 7 送り込み手段 8 引き出し手段 9A 搬送用走行体推進手段 9B 搬送用走行体推進手段 10a, 10b トロリー 11 ロードバー 12a, 12b 連結手段 19a, 19b 吊り下げ用フック 20 左右一対のV形受け部材 21 係合溝 22 左右方向位置決め用部材 23 被係合部 24a, 24b 縦杆部 25a, 25b 横杆部 32 モーター 33 摩擦駆動輪 37 バックアップローラー 38a, 38b 被動用摩擦面 39 連結解除手段 40 カム板 46 モーター 47 摩擦駆動輪 50 昇降体 51 昇降駆動手段 52 振れ止め手段 55 駆動軸 56 モーター 57a〜57d ベルト巻き上げ繰り出し用ドラム 58a〜58d 昇降体吊り下げベルト 60a, 60b プッシャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川戸 賢一郎 滋賀県蒲生郡日野町大字中在寺字上ノ平 1225 株式会社ダイフク滋賀事業所内 (72)発明者 山本 昌之 滋賀県蒲生郡日野町大字中在寺字上ノ平 1225 株式会社ダイフク滋賀事業所内 Fターム(参考) 3F015 AA06 FA01 GA01 3F034 HA06 HB04 HD04 HE03 3F080 AA01 BA01 BD04 CE00 CG10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレールに案内される搬送用走行体
    に、前後方向向きの吊下げ用フックを設け、このフック
    に被搬送物支持用ハンガーを吊り下げて搬送する搬送装
    置であって、前記搬送用走行体の走行経路中に設けられ
    たハンガー積み卸し場には、搬送用走行体を前後移動さ
    せる駆動手段と、前記ハンガーを支持して、当該ハンガ
    ーの被係合部が前記フックより上になる上昇位置と下降
    作業位置との間で昇降移動させるハンガー移載用昇降手
    段とが配設され、前記ハンガー積み卸し場の入口側に
    は、前記駆動手段で駆動される位置まで搬送用走行体を
    送り込む送り込み手段が配設され、前記ハンガー積み卸
    し場の出口側には、前記駆動手段で送り出される搬送用
    走行体を引き継いで引き出す引き出し手段が配設されて
    いる吊り下げ搬送装置。
  2. 【請求項2】前記ハンガー移載用昇降手段は、ハンガー
    底部を支持して昇降する昇降体とその昇降駆動手段とか
    ら成り、前記上昇位置まで上げられたハンガーの上端部
    を左右両側から挟む振れ止め手段が併設されている、請
    求項1に記載の吊り下げ搬送装置。
  3. 【請求項3】前記ハンガーの被係合部は、前後一対の縦
    杆部と当該各縦杆部から左右両側に突出する横杆部とか
    ら成り、前後搬送用走行体の吊下げ用フックは、前記前
    後一対の縦杆部に対応して前後一対配設され、各フック
    は、前記縦杆部と前後方向に相対嵌合する左右方向位置
    決め用部材と、前記横杆部を各別に支持する左右一対の
    V形受け部材とから成る、請求項1又は2に記載の吊り
    下げ搬送装置。
  4. 【請求項4】前記搬送用走行体には、走行方向と平行な
    被動用摩擦面が設けられ、前記駆動手段、送り込み手
    段、及び引き出し手段は、前記被動用摩擦面に圧接して
    回転する摩擦駆動輪を有する、請求項1〜3に記載の吊
    り下げ搬送装置。
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CN106865145A (zh) * 2017-04-21 2017-06-20 国营云南机器三厂烟机配件分厂 一种烟叶分选空中物流输送方法
CN107672998A (zh) * 2017-10-20 2018-02-09 中山市品诚光电实业有限公司 一种led灯具一体化生产包装测试模组

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