JP2003039643A - インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置

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JP2003039643A JP2001235341A JP2001235341A JP2003039643A JP 2003039643 A JP2003039643 A JP 2003039643A JP 2001235341 A JP2001235341 A JP 2001235341A JP 2001235341 A JP2001235341 A JP 2001235341A JP 2003039643 A JP2003039643 A JP 2003039643A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット式記録ヘッドの内部へのイン
クの浸入を防止する。 【解決手段】 圧力発生素子を含む素子ユニットがヘッ
ドケース42に装着されている。ヘッドケース42は、
圧力発生素子を収容し、その先端部がキャリッジの底面
から外方に突出する本体部45と、本体部45から延出
し、キャリッジの内側に配置される延出部46と、を有
する。延出部46には、記録ヘッドをキャリッジに取り
付ける際に位置決めするためにキャリッジの内側に設け
られた位置決め部材に係合する係合部52、53と、キ
ャリッジに取り付けられた記録ヘッドの係合部52、5
3と位置決め部材とを伝わって移動してきたインクを堰
き止めるために延出部46の延出方向に沿って係合部5
2、53から延在するインク返し面とが形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録ヘッド及びこの記録ヘッドを備えたインクジェット
式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置の代表例とし
て、インクジェットプリンタがあげられる。このインク
ジェットプリンタは、複数のノズル開口からインク滴を
吐出するインクジェット式記録ヘッドを備えており、こ
の記録ヘッドから吐出されたインク滴を印刷媒体、例え
ば記録紙上に着弾させることで、画像や文字等の印刷デ
ータを記録するように構成されている。
【0003】インクジェットプリンタは、キャリッジモ
ータにより駆動されるタイミングベルトを介して往復移
動されるキャリッジを備えており、このキャリッジに記
録ヘッドが取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のイ
ンクジェットプリンタにおいては、長期間にわたって印
刷を繰り返して行うと、飛散したインクミストなどによ
り、記録ヘッドのノズル開口形成領域を越えてその周囲
にまで次第にインクが付着してしまう。このようにして
周囲に拡がったインクは、記録ヘッドの内部にまで浸入
してしまう場合がある。
【0005】また、たとえ記録ヘッドにインクがミスト
として付着しなくても、記録ヘッドとキャリッジとの係
合部分に存在する僅かな間隙や両者の接触部に形成され
るコーナー部において毛細管力が発生するために、ワイ
ピング等の際にキャリッジに付着したインクが、これら
の間隙やコーナー部における毛細管力によって記録ヘッ
ドの上部まで吸い上げられ、これにより、記録ヘッド内
部へインクが浸入する場合がある。キャリッジはワイピ
ングによるインク付着を頻繁に受けるため、インクミス
トのヘッド付着よりもインクの吸い上げの機会がはるか
に大きい。
【0006】記録ヘッドの内部には回路基板やテープキ
ャリアパッケージ等の電気系統が存在するため、インク
が記録ヘッドの内部に浸入すると電気系統にショート等
の不具合が起こり、圧電振動子の動作不良が引き起こさ
れる可能性がある。
【0007】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たものであり、内部へのインクの浸入を防止することが
できるインクジェット式記録ヘッド及び同記録ヘッドを
備えたインクジェット式記録装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、インクジェット式記録装置のキャリッジ
に取り付けられるインクジェット式記録ヘッドにおい
て、ノズル開口からインク滴を吐出させるためにインク
を加圧する圧力発生素子を含む素子ユニットと、前記素
子ユニットが装着されるヘッドケースと、を備え、前記
ヘッドケースは、前記圧力発生素子を収容する本体部で
あって、その先端部が前記キャリッジの底面から外方に
突出する本体部と、前記本体部から延出する延出部であ
って、前記キャリッジの内側に配置される延出部と、を
有し、前記延出部には、前記インクジェット式記録ヘッ
ドを前記キャリッジに取り付ける際に前記インクジェッ
ト式記録ヘッドを前記キャリッジに対して位置決めする
ために前記キャリッジの内側に設けられた位置決め部材
に係合する係合部と、前記キャリッジに取り付けられた
前記インクジェット式記録ヘッドの前記係合部と前記位
置決め部材とを伝わって移動してきたインクを堰き止め
るために前記延出部の延出方向に沿って前記係合部から
延在するインク返し面とが形成されていることを特徴と
する。
【0009】また、好ましくは、前記係合部は、前記位
置決め部材を構成する位置決め用ボス及び位置決め用カ
ムのそれぞれに係合するボス用係合部及びカム用係合部
を含み、前記ボス用係合部及び前記カム用係合部のそれ
ぞれの端部から前記インク返し面が延在している。
【0010】また、好ましくは、前記インク返し面は、
前記ボス用係合部及び前記カム用係合部のそれぞれの端
部から延在すると共に前記端部同士の間にも連続して形
成されている。
【0011】上記課題を解決するために、本発明による
インクジェット式記録装置は、ノズル開口からインク滴
を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記インク
ジェット式記録ヘッドが取り付けられたキャリッジと、
を備え、前記キャリッジは、前記インクジェット式記録
ヘッドを前記キャリッジに取り付ける際に前記インクジ
ェット式記録ヘッドを前記キャリッジに対して位置決め
するために前記キャリッジの内側に設けられた位置決め
部材を有し、前記インクジェット式記録ヘッドは、前記
ノズル開口からインク滴を吐出させるためにインクを加
圧する圧力発生素子を含む素子ユニットと、前記素子ユ
ニットが装着されるヘッドケースと、を有し、前記ヘッ
ドケースは、前記圧力発生素子を収容する本体部であっ
て、その先端部が前記キャリッジの底面から外方に突出
する本体部と、前記本体部から延出する延出部であっ
て、前記キャリッジの内側に配置された延出部と、を有
し、前記延出部には、前記インクジェット式記録ヘッド
を前記キャリッジの内側に取り付ける際に前記位置決め
部材に係合する係合部と、前記係合部と前記位置決め部
材とを伝わって移動してきたインクを堰き止めるために
前記延出部の延出方向に沿って前記係合部から延在する
インク返し面とが形成されていることを特徴とする。
【0012】また、好ましくは、前記位置決め部材は、
位置決め用ボス及び位置決め用カムを含み、前記係合部
は、前記位置決め用ボス及び前記位置決め用カムのそれ
ぞれに係合するボス用係合部及びカム用係合部を含み、
前記ボス用係合部及び前記カム用係合部のそれぞれの端
部から前記インク返し面が延在している。
【0013】また、好ましくは、前記インク返し面は、
前記ボス用係合部及び前記カム用係合部のそれぞれの端
部から延在すると共に前記端部同士の間にも連続して形
成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
インクジェット式記録ヘッド及び同記録ヘッドを備えた
インクジェット式記録装置について図面を参照して説明
する。
【0015】図1は、本実施形態によるインクジェット
式記録装置の概略構成を示しており、図1中符号1はキ
ャリッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ
2により駆動されるタイミングベルト3を介して、ガイ
ド部材4に案内されてプラテン5の軸方向に往復移動さ
れるように構成されている。
【0016】キャリッジ1には後述するインクジェット
式記録ヘッドが搭載されており、この記録ヘッドのノズ
ル形成面側の先端部がキャリッジ1の底面から記録用紙
6に向かって突出している。また、キャリッジ1には、
インクを供給するインクカートリッジ7が着脱可能に装
着されている。
【0017】この記録装置の非印刷領域であるホームポ
ジション(図1中、右側)にはキャップ部材8が配置され
ており、このキャップ部材8はキャリッジ1に搭載され
た記録ヘッドがホームポジションに移動した時に、記録
ヘッドのノズル形成面に押し当てられてノズル形成面と
の間に密閉空間を形成するように構成されている。そし
て、キャップ部材8の下方には、キャップ部材8により
形成された密閉空間に負圧を与えてクリーニング等を実
施するためのポンプユニット9が配置されている。
【0018】そして、キャップ部材8における印刷領域
側の近傍には、ゴムなどの弾性板を備えたワイピング手
段10が記録ヘッドの移動軌跡に対して例えば水平方向
に進退できるように配置されていて、キャリッジ1がキ
ャップ部材8側に往復移動するに際して、必要に応じて
記録ヘッドのノズル形成面を払拭することができるよう
に構成されている。
【0019】図2及び図3は、本実施形態によるインク
ジェット式記録ヘッド100をキャリッジ1に取り付け
た状態を示している。キャリッジ1は、前後左右の側壁
11と底板12とを有し、底板12には開口部13が形
成されている。この開口部13を介して、記録ヘッド1
00の先端部がキャリッジ1の内側から外側に向けて突
出している。
【0020】キャリッジ1の後部側壁11には電極14
が設けられており、インクカートリッジ7がキャリッジ
1に装着された際に、インクカートリッジ7に設けられ
た記憶手段の端子と電極14とが接続される。なお、キ
ャリッジ1の内部に設けられた板バネ15は、キャリッ
ジ1へのインクカートリッジ7の挿抜が円滑に行われる
ようにするために設けられている。
【0021】図4は、記録ヘッド100を取り付ける前
の状態のキャリッジ1を示しており、キャリッジ1の内
側底部には、記録ヘッド100をキャリッジ1に取り付
ける際に記録ヘッド100をキャリッジ1に対して位置
決めするための位置決め用ボス17及び位置決め用偏芯
カム18が設けられている。偏芯カム18は、図3に示
した操作レバー16によって回転操作される。
【0022】図5乃至図8は記録ヘッド100を示して
おり、この記録ヘッド100は基台30を備え、基台3
0には、複数のインクカートリッジ7を受け入れる複数
の区画31が形成されており、各区画31の底面にはフ
ィルタ32及びインク供給針33がはめ込まれる凹部3
4が形成されている。
【0023】基台30の下面側には、耐インク性を備え
たゴム等の弾性部材より成るシート部材35を間に挟ん
で回路基板36が取り付けられている。シート部材35
には、インク供給針33から流入したインクが流通する
貫通孔37が形成されている。回路基板36には、シー
ト部材35の貫通孔37に対応する位置に貫通孔38が
形成されており、さらに、コネクタ39、40が設けら
れている。
【0024】さらに、記録ヘッド100は、複数の圧電
振動子を含む圧電振動子ユニット41と、この圧電振動
子ユニット41が装着されるヘッドケース42とを有す
る。圧電振動子ユニット41から延びるテープキャリア
パッケージ43は、回路基板36に形成された細長の貫
通孔44に挿通されている。
【0025】ヘッドケース42は、圧電振動子ユニット
41を収納する本体部45と、本体部45の上部から延
出する延出部46とを備えている。ヘッドケース42に
は収容室47が形成されており、圧電振動子ユニット4
1が収容室47に収容されている。さらに、ヘッドケー
ス42には、回路基板36の貫通孔38に対応する位置
にインク流路48が形成されており、このインク流路4
8は、貫通孔38に挿入されてシート部材35の貫通孔
37に連通している。
【0026】ヘッドケース42の本体部45の先端側に
は、複数のノズル開口が形成されたノズルプレートを含
む流路ユニット49が配置されており、枠体50をネジ
51で固定することにより流路ユニット49が固定され
ている。
【0027】また、図8に示したように、ヘッドケース
42の延出部46の隅部には、キャリッジ1に設けられ
た位置決め用ボス17及び位置決め用偏芯カム18のそ
れぞれに係合するボス用係合部52及びカム用係合部5
3が形成されている。キャリッジ1に記録ヘッド100
を取り付ける際には、ボス用係合部52に位置決め用ボ
ス17を嵌め合わせると共にカム用係合部53に偏芯カ
ム18を係合させた状態で、操作レバー16(図3)を
操作して偏芯カム18を回転操作する。すると、キャリ
ッジ1に対して記録ヘッド100が移動するので、記録
ヘッド100を所望の位置に合わせた後にキャリッジ1
に対して固定する。
【0028】このようにして記録ヘッド100をキャリ
ッジ1に取り付けると、位置決め用ボス17とボス用係
合部52との間に間隙ないしはコーナー部が形成され、
また、位置決め用偏芯カム18とカム用係合部53との
間にも間隙ないしコーナー部が形成される。従って、キ
ャリッジ1に付着したインクが、位置決め用ボス17や
位置決め用偏芯カム18等を伝わって吸い上げられる。
また、記録ヘッド100のノズル開口から吐出されたイ
ンクが延出部46に付着した場合も、前記の間隙の位置
まで拡がった場合、これらの間隙における毛細管現象に
よってインクが吸い上げられ、何ら対策を施さないと記
録ヘッド100の内部にインクが浸入してしまう可能性
がある。
【0029】そこで、本実施形態においては、ボス用係
合部52及びカム用係合部53のそれぞれの端部から延
出部46の延出方向に沿って延在するインク返し面5
4、55を形成することにより、前記の間隙やコーナー
部を通って移動してきたインクを堰き止めるようにして
いる。
【0030】さらに、インク返し面54とインク返し面
55との間にもインク返し面56を形成することによ
り、ボス用係合部52及びカム用係合部53のそれぞれ
の端部同士の間にインク返し面54、55、56を連続
して形成している。これにより、インクの堰き止め効果
を高めることができる。
【0031】以上述べたように本実施形態によれば、位
置決め用ボス17とボス用係合部52との間に形成され
た間隙やコーナー部及び位置決め用偏芯カム18とカム
用係合部53との間に形成された間隙やコーナー部を通
って移動してきたインクを、インク返し面54、55、
56によって堰き止めることができる。このため、記録
ヘッド100の内部へのインクの浸入が防止され、記録
ヘッド100の内部の回路基板36やテープキャリアパ
ッケージ43等の電気系統がインクの浸入により不具合
を生じることがなく、圧電振動子の動作不良を防止する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、キャ
リッジ側に設けられた位置決め部材と記録ヘッド側に設
けられた係合部との間に形成された間隙やコーナー部を
通って移動してきたインクをインク返し面によって堰き
止めることができるので、記録ヘッドの内部へのインク
の浸入が防止され、記録ヘッドの内部の電気系統がイン
クの浸入により不具合を生じることがなく、圧力発生素
子の動作不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるインクジェット式記
録装置の概略構成を示した斜視図。
【図2】図1に示したインクジェット式記録装置の記録
ヘッド及びキャリッジを示した断面図。
【図3】図2に示した記録ヘッド及びキャリッジの斜視
図。
【図4】図1に示したインクジェット式記録装置のキャ
リッジを示した斜視図。
【図5】図1に示したインクジェット式記録装置の記録
ヘッドを示した分解斜視図。
【図6】図1に示したインクジェット式記録装置の記録
ヘッドを示した斜視図。
【図7】図6に示した記録ヘッドを別の方向から見た場
合の斜視図。
【図8】図6に示した記録ヘッドをさらに別の方向から
見た場合の斜視図。
【符号の説明】
1 キャリッジ 7 インクカートリッジ 16 操作レバー 17 位置決め用ボス 18 位置決め用偏芯カム 30 基台 33 インク供給針 35 シート部材 36 回路基板 41 圧電振動子ユニット 42 ヘッドケース 43 テープキャリアパッケージ 45 ヘッドケースの本体部 46 ヘッドケースの延出部 47 ヘッドケースの収容室 49 流路ユニット 52 ボス用係合部 53 カム用係合部 54、55、56 インク返し面 100 インクジェット式記録ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット式記録装置のキャリッジに
    取り付けられるインクジェット式記録ヘッドにおいて、 ノズル開口からインク滴を吐出させるためにインクを加
    圧する圧力発生素子を含む素子ユニットと、 前記素子ユニットが装着されるヘッドケースと、を備
    え、 前記ヘッドケースは、前記圧力発生素子を収容する本体
    部であって、その先端部が前記キャリッジの底面から外
    方に突出する本体部と、前記本体部から延出する延出部
    であって、前記キャリッジの内側に配置される延出部
    と、を有し、 前記延出部には、前記インクジェット式記録ヘッドを前
    記キャリッジに取り付ける際に前記インクジェット式記
    録ヘッドを前記キャリッジに対して位置決めするために
    前記キャリッジの内側に設けられた位置決め部材に係合
    する係合部と、前記キャリッジに取り付けられた前記イ
    ンクジェット式記録ヘッドの前記係合部と前記位置決め
    部材とを伝わって移動してきたインクを堰き止めるため
    に前記延出部の延出方向に沿って前記係合部から延在す
    るインク返し面とが形成されていることを特徴とするイ
    ンクジェット式記録ヘッド。
  2. 【請求項2】前記係合部は、前記位置決め部材を構成す
    る位置決め用ボス及び位置決め用カムのそれぞれに係合
    するボス用係合部及びカム用係合部を含み、前記ボス用
    係合部及び前記カム用係合部のそれぞれの端部から前記
    インク返し面が延在していることを特徴とする請求項1
    記載のインクジェット式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】前記インク返し面は、前記ボス用係合部及
    び前記カム用係合部のそれぞれの端部から延在すると共
    に前記端部同士の間にも連続して形成されていることを
    特徴とする請求項2記載のインクジェット式記録ヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】ノズル開口からインク滴を吐出するインク
    ジェット式記録ヘッドと、 前記インクジェット式記録ヘッドが取り付けられたキャ
    リッジと、を備え、 前記キャリッジは、前記インクジェット式記録ヘッドを
    前記キャリッジに取り付ける際に前記インクジェット式
    記録ヘッドを前記キャリッジに対して位置決めするため
    に前記キャリッジの内側に設けられた位置決め部材を有
    し、 前記インクジェット式記録ヘッドは、前記ノズル開口か
    らインク滴を吐出させるためにインクを加圧する圧力発
    生素子を含む素子ユニットと、前記素子ユニットが装着
    されるヘッドケースと、を有し、 前記ヘッドケースは、前記圧力発生素子を収容する本体
    部であって、その先端部が前記キャリッジの底面から外
    方に突出する本体部と、前記本体部から延出する延出部
    であって、前記キャリッジの内側に配置された延出部
    と、を有し、 前記延出部には、前記インクジェット式記録ヘッドを前
    記キャリッジの内側に取り付ける際に前記位置決め部材
    に係合する係合部と、前記係合部と前記位置決め部材と
    を伝わって移動してきたインクを堰き止めるために前記
    延出部の延出方向に沿って前記係合部から延在するイン
    ク返し面とが形成されていることを特徴とするインクジ
    ェット式記録装置。
  5. 【請求項5】前記位置決め部材は、位置決め用ボス及び
    位置決め用カムを含み、 前記係合部は、前記位置決め用ボス及び前記位置決め用
    カムのそれぞれに係合するボス用係合部及びカム用係合
    部を含み、前記ボス用係合部及び前記カム用係合部のそ
    れぞれの端部から前記インク返し面が延在していること
    を特徴とする請求項4記載のインクジェット式記録装
    置。
  6. 【請求項6】前記インク返し面は、前記ボス用係合部及
    び前記カム用係合部のそれぞれの端部から延在すると共
    に前記端部同士の間にも連続して形成されていることを
    特徴とする請求項5記載のインクジェット式記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0521073A (ja) * 1991-07-15 1993-01-29 Hitachi Maxell Ltd 無機非水電解液電池
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