JP2003039338A - 遠隔操作用ラチェット付きレンチ - Google Patents

遠隔操作用ラチェット付きレンチ

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JP2003039338A
JP2003039338A JP2001223825A JP2001223825A JP2003039338A JP 2003039338 A JP2003039338 A JP 2003039338A JP 2001223825 A JP2001223825 A JP 2001223825A JP 2001223825 A JP2001223825 A JP 2001223825A JP 2003039338 A JP2003039338 A JP 2003039338A
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JP
Japan
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wire
ratchet
wrench
handle
handle base
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JP2001223825A
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English (en)
Inventor
Fumiyoshi Nejikane
文義 祢次金
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線状のスペースがない場所、極めて狭い場
所或いは入り組んだ場所等に配設されるボルト、ナット
等を締め付け或いは緩める。 【解決手段】 ハンドル基部(1)には左右一対のハン
ドル杆(7)(9)を開閉自在に取り付け、各ハンドル
杆には回動アーム(11)(13)の一端(11a)
(13a)をそれぞれ回動自在に取り付け、該回動アー
ムの他端(11b)(13b)間にはワイヤ支持体(2
3)を連結することにより左右のハンドル杆を開閉した
ときに該ワイヤ支持体が直線往復運動を行なうようにな
し、該ハンドル基部には可撓性を有するワイヤ管(2
5)の一端を取り付け、可撓性を有するワイヤ(27)
の一端(27a)を該ワイヤ支持体に固定し、該ワイヤ
をハンドル基部とワイヤ管とに挿通させ、該ワイヤの他
端(27b)を嵌合部(29)を備えたラチェット付き
レンチ(31)に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は遠隔操作用ラチェッ
ト付きレンチに関するものである。本発明の遠隔操作用
ラチェット付きレンチは、長い操作杆を備えた遠隔操作
用ラチェット付きレンチでさえも使用することができな
いような直線状のスペースがない場所、極めて狭い場所
或いは入り組んだ場所等に配設されるボルト、ナット等
を締め付け或いは緩める際に使用されるものである。本
発明の遠隔操作用ラチェット付きレンチは、例えば事故
により損傷若しくは変形した自動車のボンネット、ド
ア、トランク等(以下単に「ボンネット等」という。)
の交換作業、鈑金作業等におけるボンネット等の取付作
業時にボンネット等を閉じた状態でボンネット等のヒン
ジの取付ボルトをボディの外側から締め付ける際に使用
される。このようにボンネット等を閉じた状態でボンネ
ット等のヒンジの取付ボルトをボディの外側から遠隔操
作用ラチェット付きレンチにより締め付けるようにすれ
ば、ボンネット等とボディとの位置関係を目視しつつヒ
ンジの取付ボルトを締め付けることができる。 【0002】 【従来の技術】遠隔操作用ラチェット付きレンチとして
は、図4に示す如きものが既に知られている。この遠隔
操作用ラチェット付きレンチ(以下「従来の遠隔操作用
ラチェット付きレンチ」という。)は、長い操作杆51
の先端にボルト、ナット等の嵌合部53を備えたラチェ
ット付きレンチ55を回動自在に取り付けてなるもので
ある。 【0003】従来の遠隔操作用ラチェット付きレンチ
は、嵌合部53にボルト、ナット等を嵌合した状態で操
作杆51を前後動させるのである。しかるときは、ラチ
ェット付きレンチ55はボルト、ナット等を所定の方向
に回転させることより、該ボルト、ナット等を締め付け
或いは緩めるのである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の遠隔
操作用ラチェット付きレンチでは、直線状のスペースが
ない場所、極めて狭い場所或いは入り組んだ場所等に配
設されるボルト、ナット等を締め付け或いは緩めること
ができない場合がある。例えば、従来の遠隔操作用ラチ
ェット付きレンチにおいては、自動車のボンネット等の
交換作業、鈑金作業等におけるボンネット等の取付作業
時にボンネット等を閉じた状態でボンネット等のヒンジ
の取付ボルトをボディの外側から締め付けるようなこと
は全く不可能である。 【0005】本発明は、従来の遠隔操作用ラチェット付
きレンチにおける上述の如き問題を解決し、長い操作杆
を備えた従来の遠隔操作用ラチェット付きレンチでさえ
も使用することができないような直線状のスペースがな
い場所、極めて狭い場所或いは入り組んだ場所等に配設
されるボルト、ナット等を締め付け或いは緩めることが
できる新規な遠隔操作用ラチェット付きレンチを提供し
ようとしてなされたものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の遠隔操作用ラチェット付きレンチを
提供する。 【0007】ハンドル基部には左右一対のハンドル杆を
開閉自在に取り付け、各ハンドル杆には回動アームの一
端をそれぞれ回動自在に取り付け、該回動アームの他端
間にはワイヤ支持体を連結することにより左右のハンド
ル杆を開閉したときに該ワイヤ支持体が直線往復運動を
行なうようになし、該ハンドル基部には可撓性を有する
ワイヤ管の一端を取り付け、可撓性を有するワイヤの一
端を該ワイヤ支持体に固定し、該ワイヤをハンドル基部
とワイヤ管とに挿通させ、該ワイヤの他端をボルト、ナ
ット等の嵌合部を備えたラチェット付きレンチに連結し
たことを特徴とする遠隔操作用ラチェット付きレンチ。 【0008】 【作用】本発明の遠隔操作用ラチェット付きレンチを使
用する際には、ラチェット付きレンチの嵌合部にボル
ト、ナット等を嵌合し、ワイヤ管又はハンドル基部を適
宜の固定手段により位置固定した状態で左右一対のハン
ドル杆を開閉すればよい。しかるときは、ワイヤ支持体
が直線往復運動を行なう。従って、一端をワイヤ支持体
に固定したワイヤは直線往復運動を行なう。ワイヤの直
線往復運動に伴い、ラチェット付きレンチは前後方向に
繰り返し回動し、嵌合部に嵌合されたボルト、ナット等
を締め付け或いは緩める。即ち、左右一対のハンドル杆
を閉じるときにワイヤがラチェット付きレンチから引か
れ、左右一対のハンドル杆を開くときにワイヤが元の位
置に戻されるのであるが、ワイヤがラチェット付きレン
チから引かれるときにワイヤはボルト、ナット等を締め
付け或いは緩める方向にラチェット付きレンチを回動さ
せ、ワイヤが元の位置に戻されるときにワイヤはラチェ
ット付きレンチを押して元の位置に戻す。 【0009】ワイヤとワイヤ管は共に可撓性を有するた
め、ワイヤとワイヤ管とを曲げた状態で遠隔操作用ラチ
ェット付きレンチを使用することが可能である。従っ
て、遠隔操作用ラチェット付きレンチは、直線状のスペ
ースがない場所、極めて狭い場所或いは入り組んだ場所
等に配設されるボルト、ナット等を締め付け或いは緩め
る際に使用することができる。例えば事故により損傷若
しくは変形した自動車のボンネット等の交換作業、鈑金
作業等におけるボンネット等の取付作業時にボンネット
等を閉じた状態でボンネット等のヒンジの取付ボルトを
ボディの外側から締め付けることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。ハンドル基部1には枢軸3、5
を介して左右一対のハンドル杆7、9を開閉自在に取り
付ける。各ハンドル杆7、9には回動アーム11、13
の一端11a、13aをそれぞれ枢軸15、17を介し
て回動自在に取り付ける。回動アーム11、13の他端
11b、13b間には枢軸19、21を介してワイヤ支
持体23を連結する。以上により、左右のハンドル杆
7、9を開閉したときにワイヤ支持体23が直線往復運
動を行なうようになす。 【0011】ハンドル基部1には可撓性を有するワイヤ
管25の一端25aを着脱自在に取り付ける。ワイヤ管
25の外径は一例として約5mmとする。可撓性を有す
るワイヤ27の一端27aをワイヤ支持体23に着脱自
在に固定する。該ワイヤ27をハンドル基部1とワイヤ
管25とに挿通させ、該ワイヤ27の他端27bをボル
ト、ナット等の嵌合部29を備えたラチェット付きレン
チ31に枢軸33を介して該ラチェット付きレンチ31
が回動自在になるように取り付ける。 【0012】符号34に示すものはワイヤ管25又はハ
ンドル基部1を位置固定するための固定手段である。 【0013】ワイヤ27はワイヤ支持体23、ハンドル
基部1及びラチェット付きレンチから取り外すことがで
きるため、用途に応じて長さの異なるワイヤ27を取り
付けることができる。 【0014】次に、ラチェット付きレンチ31の一例に
ついて説明する。ラチェット付きレンチ31は適宜の軸
受手段(図示せず。)を介してラチェット35を回転自
在に配設している。該ラチェット35の中心には前記嵌
合部29が設けられている。図示の事例における嵌合部
29は六角形状の透孔である。ラチェット35の近傍に
は爪37を軸39を介して回動自在に配設し、該爪37
の係止部37aをラチェット35の歯35aに噛み合わ
せることによりラチェット35が所定の一方向にのみ回
転するようになす。符号41に示すものは爪37の戻し
ばねである。 【0015】 【発明の効果】以上説明したように、本発明による遠隔
操作用ラチェット付きレンチにおいては、ワイヤとワイ
ヤ管は共に可撓性を有するため、ワイヤとワイヤ管とを
曲げた状態で遠隔操作用ラチェット付きレンチを使用す
ることが可能である。従って、遠隔操作用ラチェット付
きレンチは、直線状のスペースがない場所、極めて狭い
場所或いは入り組んだ場所等に配設されるボルト、ナッ
ト等を締め付け或いは緩める際に使用することができ
る。 【0016】即ち、本発明によれば、例えば事故により
損傷若しくは変形した自動車のボンネット等の交換作
業、鈑金作業等におけるボンネット等の取付作業時にボ
ンネット等を閉じた状態でボンネット等のヒンジの取付
ボルトをボディの外側から遠隔操作用ラチェット付きレ
ンチにより締め付けることができる。このようにボンネ
ット等を閉じた状態でボンネット等のヒンジの取付ボル
トをボディの外側から遠隔操作用ラチェット付きレンチ
により締め付けるようにすれば、ボンネット等とボディ
との位置関係を目視しつつヒンジの取付ボルトを締め付
けることができる。 【0017】因みに、従来のラチェット付きレンチにお
いてはボンネット等のヒンジの取付ボルトをボンネット
等を閉じた状態でボディの外側から締め付けることはで
きないため、ボンネット等を開いた状態で該ヒンジの取
付ボルトを締め付けた後、一旦ボンネット等を閉じて該
ボンネット等とボディとの位置関係をチェックし、当該
位置関係に不都合があるときにはボンネット等を再び開
いて該ヒンジの取付ボルトを締め直さなければならない
のである。これに対し、本発明によれば、ボンネット等
を閉じた状態でボンネット等とボディとの位置関係を目
視しつつ該ヒンジの取付ボルトを締めることができるた
め、ボンネット等の取付作業時におけるボンネット等の
位置調整を極めて容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による遠隔操作用ラチェット付きレンチ
の一例を示す平面図である。 【図2】同上遠隔操作用ラチェット付きレンチにおい
て、ワイヤとワイヤ管とを曲げた状態を示す平面図であ
る。 【図3】ラチェット付きレンチの一例を示す正面図であ
る。 【図4】従来の遠隔操作用ラチェット付きレンチを示す
平面図である。 【符号の説明】 1 ハンドル基部 3 枢軸 5 枢軸 7 ハンドル杆 9 ハンドル杆 11 回動アーム 11a 一端 11b 他端 13 回動アーム 13a 一端 13b 他端 15 枢軸 17 枢軸 19 枢軸 21 枢軸 23 ワイヤ支持体 25 ワイヤ管 25a 一端 27 ワイヤ 27a 一端 27b 他端 29 嵌合部 31 ラチェット付きレンチ 33 枢軸 34 固定手段 35 ラチェット 35a 歯 37 爪 37a 係止部 39 軸 41 戻しばね 51 操作杆 53 嵌合部 55 ラチェット付きレンチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハンドル基部には左右一対のハンドル杆
    を開閉自在に取り付け、各ハンドル杆には回動アームの
    一端をそれぞれ回動自在に取り付け、該回動アームの他
    端間にはワイヤ支持体を連結することにより左右のハン
    ドル杆を開閉したときに該ワイヤ支持体が直線往復運動
    を行なうようになし、該ハンドル基部には可撓性を有す
    るワイヤ管の一端を取り付け、可撓性を有するワイヤの
    一端を該ワイヤ支持体に固定し、該ワイヤをハンドル基
    部とワイヤ管とに挿通させ、該ワイヤの他端をボルト、
    ナット等の嵌合部を備えたラチェット付きレンチに連結
    したことを特徴とする遠隔操作用ラチェット付きレン
    チ。
JP2001223825A 2001-07-25 2001-07-25 遠隔操作用ラチェット付きレンチ Pending JP2003039338A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005116529A1 (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Nippon Oil Corporation 床暖房用ヒーターボード

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