JP2003038371A - 水栓器具及びその設置構造 - Google Patents
水栓器具及びその設置構造Info
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- JP2003038371A JP2003038371A JP2001227074A JP2001227074A JP2003038371A JP 2003038371 A JP2003038371 A JP 2003038371A JP 2001227074 A JP2001227074 A JP 2001227074A JP 2001227074 A JP2001227074 A JP 2001227074A JP 2003038371 A JP2003038371 A JP 2003038371A
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- faucet
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Abstract
グルレバー式水栓器具を設置できるようにし、良好な操
作性を確保する。 【解決手段】水栓器具1は胴体2が洗面器等10の設置
面11に対し前方へ傾斜するように形成され、操作レバ
ー3が先端へ向かって下方へ傾斜するように構成され
る。吐水管4は、胴体2の背面側から立ち上がり、ほぼ
水平に折れ曲がるよう形成され、立ち上がり部4aの軸
線を中心として回動可能に構成される。設置面12に設
置する際、胴体2の正面が洗面器等10の正面と一致す
るよう設定する。これにより操作レバー3と吐水管4と
が上下に重なることがなくなり、操作レバー3の操作性
が良好となり、吐水管4から吐出される水が直接操作レ
バー3にかかるのが防止される。水栓器具1は、左右い
ずれの設置面11,11にも設置することが可能であ
る。
Description
(本明細書では両者を合わせて洗面器等と言う)の上面
に取り付けられる水栓器具に関し、詳しくは、水栓器具
が操作レバーが一つである所謂シングルレバー式水栓器
具であり、水栓器具の設置面が、洗面器等の上面奥側の
左右隅部に形成されている場合を対象とするものであ
る。
いて、水栓器具の設置面が、上面奥側の左右隅部に形成
される場合がある。この洗面器等の左右いずれかの隅部
へ水栓器具を設置する場合、従来は、水栓器具が中央か
ら離れているために、洗面器等の正面側に対し適当角度
だけ回動させて、水栓器具の正面が、洗面器等の中央部
を向くように設定している。
水栓器具が、胴体頭部に一つの操作レバーを設けたシン
グルレバー式であり、且つ、胴体基部の背面側から立ち
上がり操作レバーの上方へ伸びるよう形成された吐水管
を有するタイプである場合、これを前記のように洗面器
等の左右隅部へ設置すると、次のような不具合が生じ
る。水栓器具は、胴体正面が洗面器等の中央部を向くよ
う設定されているが、吐水管も同様に洗面器等の中央部
を向けたとき、最も使用し易い状態であると考えられ
る。つまり、一般的な使用態様においては、吐水管の真
下に操作レバーが存在する。そのため、操作レバーが水
栓器具の使用時の邪魔になったり、あるいは、吐水管か
ら吐出された水が直に操作レバーに当たることがあっ
た。
左右いずれかへ偏らせ、吐水管が操作レバーの直上を通
らないように構成して、吐水管と操作レバーとの干渉を
改善した水栓器具も提案されている。しかし、この水栓
器具は左右非対称なため、洗面器等の右隅用と左隅用と
の二種類を用意しなくてはならないという問題を有して
いる。
るため、本発明が採用する水栓器具の設置構造の特徴と
するところは、洗面器等の上面における奥側の左右隅部
に形成した設置面のいずれか一方に水栓器具を設けるに
あたり、胴体の正面が洗面器等の正面と一致するように
設定し、吐水管の吐水口が、洗面器等の鉢部の中央部付
近に面するように設定したことである。かかる設置構造
により、水栓器具の吐水管は洗面器等の中央部を向き、
操作レバーは正面を向くことになるから、両者の干渉を
回避することができる。
隅部に設置するのに適した水栓器具を提供するものであ
り、その特徴とするところは、胴体が設置面に対して前
方へ傾斜するように形成され、胴体基部の背面側から立
ち上がって横方向に折れ曲がり、立ち上がり部の軸線を
中心として回動可能に構成された吐水管が設けられ、胴
体頭部に一つの操作レバーが設けられ、該操作レバーは
先端が下方へ向かって傾斜するように構成されているこ
とにある。かかる構成の水栓器具は、操作レバーの先端
を下方へ傾斜させたので、吐水管との干渉が少ない。そ
れ故、この水栓器具は、洗面器等の上面奥側隅部に形成
した左右いずれの設置面に設置しても、操作レバーの操
作性が向上する。
具に適用した実施形態を、図面に基づき説明する。図1
に示すように、本発明に係る水栓器具1は、胴体2が、
洗面器等10の設置面11に対し、前方へ傾斜するよう
に形成され、胴体2の頭部に設けられる操作レバー3
が、先端へ向かって下方へ傾斜するように構成されてい
るところを特色とする。操作レバー3は、図1(A)に
矢印で示す如く、上下方向に回動させることによって、
吐水・止水の切替や吐水量の調節ができるようなされた
ものである。そして例えば、同図(A)に示す下限位置
を、止水位置とするように設定される。吐水管4は、胴
体2の背面側から立ち上がり、ほぼ水平に折れ曲がるよ
う形成されたものであり、立ち上がり部4aの軸線を中
心として回動可能に構成されている。すなわち水平部4
bが、水平面内を回動可能となっている。なお水平部4
bの先端側には、吐水部4cが設けられている。
ように、洗面器等10の上面奥側における左右隅部に形
成した設置面12,12のいずれか一方に設置される。
その際、本発明では、図示するとおり、胴体2の正面
が、洗面器等10の正面と一致するよう設定する。これ
により、回動可能な吐水管4を、洗面器等10の中央部
へ向かせたときに、操作レバー3と吐水管4とが上下に
重なることがなくなる。それ故、通常の使用態様におい
て、操作レバー3の操作性が良好であり、吐水管4から
吐出される水が直接操作レバー3にかかるのが防止され
る。
く、操作レバー3の先端側が、洗面器等10における鉢
部12の上方に配置されるよう設定してある。これによ
り、鉢部12内空間を、操作レバー3の操作空間として
利用できるので、操作性の向上が図られている。
すように、洗面器等10における上面奥側の左右両隅部
に、水栓器具1の設置面11,11を有する場合、状況
に応じ、いずれの設置面11,11にも設置することが
可能である。この場合において、胴体2の正面が、洗面
器等10の正面と一致するように水栓器具1を設置する
のは、前述と同じである。
奥側の左右隅部に形成した設置面に水栓器具を設置する
にあたり、胴体の正面が、洗面器等の正面と一致するよ
うに設定したので、左右いずれの設置面に設置した場合
でも、通常の使用態様において洗面器等の中央部を向く
吐水管と、正面を向く操作レバーとが干渉することがな
くなる。よって、操作性の向上が得られ、吐水管から吐
出される水が操作レバーや胴体にかかるのが防止され
る。
うに形成し、操作レバーが先端に向かって下方へ傾斜す
るように構成することにより、水栓器具を、洗面器等の
隅部へ、胴体の正面が洗面器等の正面を向くように設定
して設置したときに、良好な操作性を確保することがで
きる。
のであって、図(A)は設置状況を示す一部断面した側
面図、図(B)は同状況の平面図である。
栓器具を設置した洗面器の斜視図である。
(A)は、水栓器具を洗面器の右隅側に設置した状況を
示す平面図、図(B)は、水栓器具を洗面器の左隅側に
設置した状況を示す平面図である。
4a…立ち上がり部 4b…水平部 4c…吐水部 10…洗面器(または手
洗器) 11…設置面 12…鉢部
Claims (2)
- 【請求項1】 洗面器等の上面における奥側の左右隅部
に形成した設置面のいずれか一方に水栓器具を設けるた
めの構造であって、胴体の正面が洗面器等の正面と一致
するように設定し、吐水管の吐水口が、洗面器等の鉢部
の中央部付近に面するように設定したことを特徴とする
水栓器具の設置構造。 - 【請求項2】 胴体が設置面に対して前方へ傾斜するよ
うに形成され、胴体基部の背面側から立ち上がって横方
向に折れ曲がり、立ち上がり部の軸線を中心として回動
可能に構成された吐水管が設けられ、胴体頭部に一つの
操作レバーが設けられ、該操作レバーは先端が下方へ向
かって傾斜するように構成されていることを特徴とする
水栓器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001227074A JP2003038371A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 水栓器具及びその設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001227074A JP2003038371A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 水栓器具及びその設置構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006235013A Division JP4621184B2 (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 水栓器具の設置構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003038371A true JP2003038371A (ja) | 2003-02-12 |
Family
ID=19059787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001227074A Pending JP2003038371A (ja) | 2001-07-27 | 2001-07-27 | 水栓器具及びその設置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003038371A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314836A (ja) * | 2006-08-31 | 2006-11-24 | Inax Corp | 水栓器具の設置構造 |
JP2008163572A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Kvk Corp | 水栓 |
-
2001
- 2001-07-27 JP JP2001227074A patent/JP2003038371A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006314836A (ja) * | 2006-08-31 | 2006-11-24 | Inax Corp | 水栓器具の設置構造 |
JP4621184B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2011-01-26 | 株式会社Inax | 水栓器具の設置構造 |
JP2008163572A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Kvk Corp | 水栓 |
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