JP2003038354A - コーヒー沸かし器 - Google Patents

コーヒー沸かし器

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JP2003038354A
JP2003038354A JP2001236039A JP2001236039A JP2003038354A JP 2003038354 A JP2003038354 A JP 2003038354A JP 2001236039 A JP2001236039 A JP 2001236039A JP 2001236039 A JP2001236039 A JP 2001236039A JP 2003038354 A JP2003038354 A JP 2003038354A
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Japan
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temperature
heating
water
heating means
water pipe
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JP2001236039A
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Terumi Torikai
照美 鳥飼
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーヒー粉末に湯をかけてコーヒーを抽出す
るものにおいて、前記湯を生成する水管に水垢等の付着
により、水管または加熱手段の温度異常を報知し、水管
の洗浄を知らしめるコーヒー湯沸し器に関する。 【解決手段】 水容器12と、水容器から水管15に導
入した水を加熱する加熱手段14と、加熱手段の温度を
検知する第1の温度検知手段20と、第1の温度検知手
段の検知温度により前記加熱手段への通電を制御しコー
ヒー液抽出の温度制御を行う加熱制御手段21と、加熱
手段または加熱手段の水管の温度を検知する第2の温度
検知手段18と、第2の温度検知手段の検知温度が設定
温度以上になると、その情報を知らせる報知手段19を
備えている。そして、水管15が水垢により狭まり、通
常よりも温度が上昇したとき報知手段19により水管の
洗浄時期を知らしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー粉に加熱
手段により生成された湯を散湯することにより、コーヒ
ー液を抽出するコーヒー沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコーヒー沸かし器は、図6に示す
ように水容器1から水管3を介して導入した水をヒータ
ー等の加熱手段2により熱的に結合された水管3を通過
させることで湯を沸かし、そして昇湯パイプ4等の給湯
路を通り散湯口5からカップ7のコーヒー粉に散湯す
る。そして、コーヒーをカップ7に抽出終了後、水容器
1からの水の流入が無くなると、水管3での水との熱交
換が行われなくなるので、水管3と加熱手段2等の温度
が上昇しサーモスタット6等が設定温度になると通電を
終了する構成になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では水管3内の水が加熱されて熱湯となり沸騰
による蒸気の力で昇湯パイプ4へ送られるが、水容器1
からの水が無くなると水管3内では残った水の蒸発が起
こり、特にミネラル含有の多い水では、ミネラル等が水
垢となり水管3内に付着していき、次第に水管3内が狭
まり水の流れが悪くなることがあった。
【0004】これにより、加熱手段2と水管3の熱交換
バランスが崩れてしまい、水管3の異常加熱を誘発し
て、特に水が出て行く水管3の出口側において水を沸か
すよりも蒸発が多くなることでコーヒー抽出に不具合が
発生したり、水管3と昇湯パイプ4を連結するシリコン
ゴム等の接続チューブ8が高温になることで熱劣化を招
く危険を有していた。
【0005】本発明は、従来の課題を解決するものであ
り、水垢等の付着により水管等の温度が上昇してコーヒ
ー抽出やチューブ等に異常を生じさせる前に、異常を報
知することにより、水管等の洗浄等による手入れの時期
を把握して不具合無く使用できるようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために本発明のコーヒー沸かし器は、加熱手段の温度
を検知してコーヒー抽出の温度制御を行う第1の温度検
知手段と別に、加熱手段または加熱手段の水路である水
管の温度を検知する第2の温度検知手段を設け、第2の
温度検知手段の検知温度が設定温度以上になると、報知
手段により異常情報を報知するように構成したものであ
る。
【0007】これによって、水管内に水垢が付着して特
に出口側の水管および加熱手段が通常よりも高い加熱状
態が発生しても、その旨を報知することで適切な時期に
クエン酸等の洗浄剤にて水路の洗浄を行うことができる
ので、不具合なく良好な状態で機器を使用することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、水容器
と、前記水容器から水路に導入した水を加熱する加熱手
段と、前記加熱手段の温度を検知する第1の温度検知手
段と、前記第1の温度検知手段の検知温度により前記加
熱手段への通電を制御してコーヒー液抽出の温度制御を
行う加熱制御手段と、加熱手段または加熱手段の水路の
温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第2の温度
検知手段の検知温度が設定温度以上になると、その情報
を知らせる報知手段を備えてなるものである。
【0009】この構成により、水路内に水垢等が付着し
て水路が狭まり、加熱手段と水路の熱交換のバランスに
狂いが生じて加熱手段や水路の特に出口側の温度が通常
よりも高くなった場合に、報知手段によりその旨を報知
するので、洗浄などの手入れを適切な時期に行うことが
でき、不具合を生じることなく機器を使用することがで
きる。また、報知により適切な時期に水路の洗浄を行う
ことで、水路の温度が必要以上に上がらなくなるので、
従来の技術でいう接続チューブの高温による熱劣化を防
止することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成で、情報を報知する報知手段を温度により色等が
変わる感温材料で構成することにより、マイコン等の複
雑な回路構成を必要としない簡単な構成で、水路の温度
が通常よりも上昇したことを報知することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、水容器と、前記
水容器から水路に導入した水を加熱する加熱手段と、前
記加熱手段の温度を検知する第1の温度検知手段と、前
記第1の温度検知手段の検知温度により前記加熱手段へ
の通電を制御してコーヒー液抽出の温度制御を行う加熱
制御手段と、加熱手段または加熱手段の水路の温度を検
知する第2の温度検知手段を備え、前記加熱制御手段は
第2の温度検知手段の検知温度が設定温度以上になる
と、加熱手段への通電を終了または加熱手段の出力を低
下させるものである。
【0012】この構成により、加熱手段や水路の温度が
水路の狭まり等により温度が異常に高くなった場合に強
制的に通電を終了または加熱手段の出力を下げられるの
で、確実に水路の加熱異常による高温を避けられ、従来
技術でいう接続チューブの高温による熱劣化を防止する
ことができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の構成で、加熱手段への通電を終了または加熱手段の出
力を低下させる加熱制御手段は、解除動作により復帰可
能に構成したことにより、水路の洗浄をするとともに、
加熱手段への通電を終了または加熱手段の出力を低下さ
せている状態の加熱制御手段の動作を解除しなければな
らなく、洗浄などの手入れをせずに水路が狭まった状態
での使用を確実に防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0015】(実施例1)図1は、本発明の請求項1に
対応する発明の一実施例のコーヒー沸かし器を示す概略
縦断面図である。
【0016】11はコーヒー沸かし器の本体で、水容器
12を設置している。前記水容器12の底には、逆止弁
13を設け、かつ電気ヒーター等による加熱手段14と
熱的(熱伝導を受ける)に結合された水路である水管1
5が接続され、更に昇湯パイプ16等と接続チューブ1
7で連結されている。水管15の出口側または前記出口
側における加熱手段14に熱伝導を受けるように、第1
の温度検知手段20より設定温度の高い第2の温度検知
手段18が報知手段19と電気的に接続されて設置して
ある。前記第1の温度検知手段20は、加熱手段14と
熱的に結合して設置され、加熱手段14の温度を検知す
る。21は加熱制御手段で、第1の温度検知手段20の
検知温度により加熱手段14への通電を制御しコーヒー
液抽出の温度制御を行う。昇湯パイプ16の先端には、
散湯口22がコーヒー液抽出を行うバスケット23の上
に設けられており、バスケット23の下側には抽出され
たコーヒーを蓄えるガラス容器24が加熱手段14と熱
的に結合している保温プレート25の上に着脱自在に載
せられるように構成されている。
【0017】以上のように構成されたコーヒー沸かし器
について、以下その動作と作用を説明する。水容器12
に注入した水は、逆止弁13を通過して加熱手段14の
水管15に流入する。加熱手段14により加熱された水
管15内の水は沸騰して湯となり、その蒸気圧で水管1
5から接続チューブ17を介して昇湯パイプ16を昇
り、散湯口22からバスケット23内のコーヒー粉上に
注がれる。バスケット23のコーヒー粉から抽出された
コーヒーはガラス容器24に蓄えられる。
【0018】そして、水容器12の水が無くなると加熱
手段14の温度が上昇を始め、第1の温度検知手段20
により設定温度を超えたことが計測されると、その信号
が入力された加熱制御手段21により加熱手段14へ通
電の制御を行い、加熱手段14の加熱出力を低下、また
は加熱手段14への通電を終了させる。このように通常
のコーヒー抽出状態では、第2の温度検知手段18の設
定温度に達しないように設定されている。
【0019】さらに、上記のようにしてコーヒー抽出を
行っている際に、特にミネラル分の多い水を使用した時
は、水質中のミネラル分等が蒸発時に水管15内へ水垢
として付着してゆき、長い間に次第に水管15を塞いで
いく現象が発生する。特に、この現象は水管15の出口
側で顕著であり、狭まった水管15へは少量の水しか流
れ込まなくなり、空焚きに近い状態で加熱手段14によ
り加熱されてしまうので、その殆どが水蒸気となってコ
ーヒー抽出が不具合になる。また、加熱手段14と水管
15の熱交換のバランスが崩れた状態がさらに進むと、
出口側の水管15および加熱手段14の温度がさらに上
昇し、接続チューブ17等が熱劣化を起こす問題が発生
することになる。
【0020】然るに本実施例では、水管15の出口側の
加熱手段14または水管15に接して設けた第2の温度
検知手段18が、加熱手段14または水管15の温度異
常を検知し、そして前記温度異常を入力された加熱制御
手段21からの出力で報知手段19が温度異常を報知す
るのである。従って、報知手段19により水路の洗浄時
期である旨を音または光等で報知され、コーヒー液の抽
出に不具合が発生する前に水路の洗浄を行うことができ
るので、接続チューブ17等の熱劣化が発生せず、そし
てコーヒー液の抽出に不具合を生じることもなくコーヒ
ー沸かし器を長く安定して使用することができる。
【0021】以上のように本実施例によれば、加熱手段
により湯を生成する水路に水垢等の付着によりコーヒー
液抽出に不具合が生じる前に水路の洗浄が行え、良好な
状態でコーヒー液の抽出ができる。また、水垢等の付着
により水路が狭くなることでコーヒー液抽出に不具合が
発生する前に、加熱手段、水管とその隣接する部分の高
熱による劣化を抑えることができる。
【0022】なお、本実施例ではミネラル分の多い水を
使用した時に、水質中のミネラル分等が蒸発時に水管1
5内へ水垢として付着し水管15を塞いでいく現象を説
明したが、一般的にも水道水には種々の成分が含まれて
おるので特にミネラル分が多くなくても長期間の使用に
おいても水垢は水管15内へ徐々に溜まるもので、この
ような場合にも本実施例は適用できるものである。
【0023】また、報知手段19は加熱手段14または
水管15の出口側の温度異常を知らせる専用の報知手段
としたが、コーヒー抽出終了の報知手段(図示せず)に
より、異常報知を兼ねさせても同様な効果が得られ、か
つ構成を簡単にできる。
【0024】また、報知手段19に報知する情報は、前
記の異常報知に限定するものではなく、報知手段19ま
たは加熱制御手段21に計時手段(図示せず)を組み込
めば、コーヒー抽出終了時までの時間情報なども表示す
ることができる。
【0025】(実施例2)図2は、本発明の請求項2に
対応する発明の一実施例におけるコーヒー沸かし器を示
す要部縦断面図である。本実施例は、報知手段を感温材
料で構成した点が実施例1の発明と異なるだけで、これ
以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同じ符
号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説
明する。
【0026】本実施例では、コーヒー抽出の温度制御を
するための温度制御手段21に検知温度の信号を送る第
1の温度検知手段20は、加熱手段14と熱的に接して
設けている。31は水管15の出口側に設けた温度によ
り色が変化する感温材料で、本体11には感温材料31
が確認できるように確認窓32を設置している。
【0027】上記実施例において、実施例1で説明した
と同じようにしてコーヒーの抽出が行なわれるものであ
る。そして、加熱手段14の水管15の出口側が水垢等
により塞がれて狭くなり、水管15または加熱手段14
の出口側が通常の温度状態よりも高温になると、通常の
コーヒー抽出状態では変化しない感温材料31が温度に
より変色し、それが確認窓32に表示される。そして、
使用者は時々、確認窓32を覗くことで水管15の洗浄
が必要であることを知り、水管15の洗浄を行うのであ
る。
【0028】従って、報知手段の制御回路等の複雑な構
成を用いることなく、容易に水管15の洗浄時期を知っ
て洗浄することができ、かつその構成を実施例1におけ
るものより簡単にできる。 また、感温材料34の変色
時にその旨を報知する文字等を浮かび上がらせる構成に
することで更に多種の情報を報知することが可能にな
る。さらに、水管15は感温材料31を設置する分だけ
長くなっているので、接続チューブ17への熱伝導を軽
減できることになる。
【0029】(実施例3)図3は、本発明の請求項3に
対応する発明の一実施例におけるコーヒー沸かし器を示
す要部縦断面図である。本実施例は、加熱制御手段が水
管または加熱手段の異常温度を検知した第2の温度検知
手段により動作して加熱手段の通電終了または加熱手段
の出力を低下させる構成にした点が実施例1の発明と異
なるだけで、これ以外の同一構成および作用効果を奏す
る部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異な
る部分を中心に説明する。
【0030】第2の温度検知手段18aは、水管15の
出口側または前記出口側における加熱手段14に熱伝導
を受けるように設け、コーヒー液抽出終了温度を第1の
温度検知手段20が検知する前に、水垢の付着による水
管15または加熱手段14の温度上昇(通常の温度状態
より高温)を検知する。第1の温度検知手段20は、加
熱手段14への通電を制御しコーヒー液抽出の温度制御
する加熱制御手段21aと接続し、加熱手段14と熱的
に結合して設置されている。
【0031】加熱制御手段21aは、第1の温度検知手
段20より信号を得て加熱手段14を制御しコーヒー液
抽出の温度制御を行うとともに、水垢の付着による水管
15または加熱手段14の温度上昇を検知した第2の温
度検知手段18aの信号を得て加熱手段14の通電を終
了または加熱手段14の加熱出力を低下させる制御を行
う。なお、実施例1と同じように報知手段(図示せず)
を設け、第2の温度検知手段18aにより加熱制御手段
21aが作動した場合、報知手段が報知して水管15の
洗浄時期を知らしめるようにしても良い。
【0032】上記実施例において、実施例1で説明した
と同じようにしてコーヒーの抽出が行なわれるものであ
る。そして、加熱手段14の水管15の出口側が水垢等
により塞がれて狭くなり、水管15または加熱手段14
の出口側が通常の温度状態よりも高温になると、コーヒ
ー液抽出終了温度を第1の温度検知手段20が検知する
前に、第2の温度検知手段18aにより設定温度が検知
され、この信号を受けた加熱制御手段21aにより加熱
手段14への通電を終了または加熱手段14の出力の低
下を行うのである。
【0033】従って、水管15または加熱手段14の出
口側の異常な温度上昇に曝されて接続チューブ17等の
熱劣化するのを確実に抑制することができ、かつ不具合
無くコーヒー液を抽出することができる。
【0034】また、第2の温度検知手段18aにより加
熱制御手段21aが作動した場合、報知手段により報知
することで、洗浄時期を明示し洗浄を行い、更に安定し
たコーヒー抽出を行うことができる。
【0035】なお、本実施例では各温度検知手段にセン
サーを用いたが、図4に示すように、第1の温度検知手
段と温度制御手段をサーモスタット41および第2の温
度検知手段と温度制御手段をサ−モスタット42とする
ことで、制御回路等の複雑な構成を用いることなく、容
易に通電を制御することができる。
【0036】(実施例4)図5は、本発明の請求項4に
対応する発明の一実施例におけるコーヒー沸かし器を示
す要部縦断面図である。本実施例は、加熱手段への通電
を終了または加熱手段の出力を低下させる加熱制御手段
が、解除動作により復帰可能に構成した点が実施例3の
発明と異なるだけで、これ以外の同一構成および作用効
果を奏する部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略
し、異なる部分を中心に説明する。
【0037】第2の温度検知手段18aは、水管15の
出口側または前記出口側における加熱手段14に熱伝導
を受けるように設け、コーヒー液抽出終了温度を第1の
温度検知手段20が検知する前に、水垢の付着による水
管15または加熱手段14の温度上昇(通常の温度状態
より高温)を検知する。第1の温度検知手段20は、加
熱手段14への通電を制御しコーヒー液抽出の温度制御
をするための加熱制御手段51aに接続し、加熱手段1
4と熱的に結合して設置されている。
【0038】加熱制御手段51aは、サーモブレーカー
等で構成され、第1の温度検知手段20より信号を得て
加熱手段14を制御しコーヒー液抽出の温度制御を行う
とともに、水垢の付着による水管15または加熱手段1
4の温度上昇を検知した第2の温度検知手段18aの信
号を得て加熱手段14の通電を終了または加熱手段14
の加熱出力を低下させる制御を行い、かつ復帰手段52
により前記通電終了または加熱出力の低下状態に動作し
ているのを初期状態に復帰できるものである。復帰手段
52は、水容器12の下側に位置して本体11に外部よ
り手動で復帰操作ができるように設けている。
【0039】上記実施例において、実施例3で説明した
と同じようにしてコーヒーの抽出が行なわれるものであ
る。そして、加熱手段14の水管15の出口側が水垢等
により塞がれて狭くなり、水管15または加熱手段14
の出口側が通常の温度状態よりも高温になると、コーヒ
ー液抽出終了温度を第1の温度検知手段20が検知する
前に、第2の温度検知手段18aにより設定温度が検知
され、この信号を受けた加熱制御手段51aにより加熱
手段14への通電を終了または加熱手段14の出力の低
下を行うのである。
【0040】従って、水管15または加熱手段14の出
口側の異常な温度上昇に曝されて接続チューブ17等の
熱劣化するのを確実に抑制することができ、かつ不具合
無くコーヒー液を抽出することができる。
【0041】また、加熱制御手段51aであるサーモブ
レーカーは、リセット等による復帰手段52により初期
状態に復帰できるが、水管15の洗浄をしない限り復帰
手段52により初期状態に加熱制御手段51aを復帰さ
せて使用しても再度、加熱制御手段51aが動作して復
帰前に戻りコーヒー抽出を行えないから、水管15の洗
浄をしないで機器を使用することを確実に防止できる。
また、このように必ず復帰手段52を働かせる必要があ
るので、マイコン等を使用した複雑な制御回路を用いる
ことなく、水管15の塞がりがけを認識させることがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加熱手段
により湯を生成する水路に水垢等の付着によりコーヒー
液抽出に不具合が生じる前に水路の洗浄が行え、常に良
好な状態でコーヒーの抽出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるコーヒー沸かし器の
縦断面図
【図2】同実施例2におけるコーヒー沸かし器の要部縦
断面図
【図3】同実施例3におけるコーヒー沸かし器の要部縦
断面図
【図4】同実施例3におけるコーヒー沸かし器の他例の
要部縦断面図
【図5】同実施例4におけるコーヒー沸かし器の要部縦
断面図
【図6】従来のコーヒー沸かし器の縦断面図
【符号の説明】
12 水容器 14 加熱手段 15 水管(水路) 18、18a、42 第2の温度検知手段 19 報知手段 20、41 第1の温度検知手段 21、21a、51a 加熱制御手段 31 感温材料 32 確認窓 52 復帰手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水容器と、前記水容器から水路に導入し
    た水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の温度を検知
    する第1の温度検知手段と、前記第1の温度検知手段の
    検知温度により前記加熱手段への通電を制御してコーヒ
    ー液抽出の温度制御を行う加熱制御手段と、前記加熱手
    段または加熱手段の水路の温度を検知する第2の温度検
    知手段と、前記第2の温度検知手段の検知温度が設定温
    度以上になると、その情報を知らせる報知手段を備えて
    なるコーヒー沸かし器。
  2. 【請求項2】 報知手段は、温度により色等が変わる感
    温材料で構成してなる請求項1に記載のコーヒー沸かし
    器。
  3. 【請求項3】 水容器と、前記水容器から水路に導入し
    た水を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の温度を検知
    する第1の温度検知手段と、前記第1の温度検知手段の
    検知温度により前記加熱手段への通電を制御してコーヒ
    ー液抽出の温度制御を行う加熱制御手段と、前記加熱手
    段または加熱手段の水路の温度を検知する第2の温度検
    知手段を備え、前記加熱制御手段は第2の温度検知手段
    の検知温度が設定温度以上になると、加熱手段への通電
    を終了または加熱手段の出力を低下させてなるコーヒー
    沸かし器。
  4. 【請求項4】 加熱手段への通電を終了または加熱手段
    の出力を低下させる加熱制御手段は、解除動作により復
    帰可能に構成してなる請求項3に記載のコーヒー沸かし
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7326893B2 (en) 2003-05-20 2008-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. High frequency heating apparatus having steam generating function
JP2008503251A (ja) * 2004-06-16 2008-02-07 モノグラム システムズ 航空機での使用に適したコーヒーメーカ

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